JPH0711870B2 - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JPH0711870B2
JPH0711870B2 JP16577985A JP16577985A JPH0711870B2 JP H0711870 B2 JPH0711870 B2 JP H0711870B2 JP 16577985 A JP16577985 A JP 16577985A JP 16577985 A JP16577985 A JP 16577985A JP H0711870 B2 JPH0711870 B2 JP H0711870B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は光ディスク装置等の光学的情報記録再生装置に
係り、特に追記形光ディスクにおける記録ピットによる
トラックずれ検出信号の振幅変動と、クロストラック方
式を採用したアクセス系におけるグループ信号劣化とを
防ぐのに好適な光学的情報記録再生装置に関する。
〔発明の背景〕
案内溝をあらかじめ記録円板上に設けておき、この案内
溝に沿って情報を記録再生する装置が特開昭54−130102
に記載されている。この装置において、案内溝の光ビー
ムの追跡は案内溝からの反射回折パターンを二分割の光
検出器で検出し、その差動出力をトラックずれ検出信号
として光ビームをの移動できる例えばガルバノミラーや
レンズアクチュエータにフィードバックすることにより
行なう。この方法はプッシュープル(Push−Pull)法と
して良く知られているが、記録膜を熱的に孔をあけて情
報の記録あるいは再生を行なう場合、再生時にトラック
ずれ検出信号の中に再生した情報信号が混在し、情報信
号の周波数帯域に比らべトラックずれ検出回路の周波数
帯域は2桁程度低いので情報信号成分は平均化された形
となり、その結果としてトラックずれ検出信号振幅が低
下することになる。こうなるとトラック追跡が不安定に
なるので、これを防ぐ方法として特願昭56−138583に記
載の様にピークホールド回路を用いて記録した孔による
トラックずれ検出信号の低下を防ぐものがある。しか
し、近年高密度化のために記録ピット間隔を小さくする
傾向があり、この場合には情報信号が光学的な周波数特
性をもつ様になるので、ピークホールド回路を用いても
周波数特性により情報信号のレベル低下が発生し、トラ
ックずれ検出信号が低下してしまうという問題がある。
またアクセス方式として光ヘッドを移動させながら通過
する案内溝の本数をかぞえてトラック追跡を行なってい
くクロストラックカウント方式がある。詳しくは特願昭
56−187869号に記載されているが、この場合でも情報信
号が光学的な周波数特性をもつと光ヘッド移動時の案内
溝レベルが変動し、トラックカウントミスを生ずる。特
に特願昭59−133156号に記載されている溝間記録とよば
れる案内溝間に情報を記録して行く場合には情報信号の
周波数劣化により案内溝間のレベルが他の案内溝近くま
で変動することも考えられ、大幅なトラックカウントミ
スが発生してしまうという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、トラックずれ検出回路の中において混
在してくる情報信号の周波数特性による低下分を補正す
るためにエンファシス回路を設け、トラックずれ検出信
号の低下ならびにクロストラックカウント時の案内溝レ
ベル変動をなくすることができ、安定に情報の記録およ
びは再生ができる光学的情報記録再生装置を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
本発明の光学的情報記録再生装置においては、レーザ光
により熱的に情報を記録する追記形光ディスクを用いる
場合には混在してくる情報信号の周波数特性によってト
ラックずれ検出信号およびクロストラックカウント時の
案内溝レベルの変動を防ぐために、周波数特性を補正す
るエンファシス回路を設けることを特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の第1の実施例を第1図により説明する。
レーザ光源1から出射した光はカップリングレンズ2,偏
光プリズム3,1/4波長板4,ガルバノミラー5を通り、絞
り込みレンズ6で1μm程度の微小スポットとしてディ
スク7上に絞り込まれる。ディスク7上にはあらかじめ
案内溝71が形成されており、スポットは案内溝71の溝上
あるいは溝間に位置し、情報の記録再生を行なう。ディ
スク7は追記形光ディスクであり、高出力のレーザ光に
よって記録膜に孔があけられて情報が記録される。ディ
スク7で反射した光は絞り込みレンズ6,ガルバノミラー
5,1/4波長板4を通り、偏光プリズム3で光路を分離さ
れて信号検出系に導かれる信号検出系では、ビームスプ
リッタ8により反射側の焦点ずれ検出系と透過例のトラ
ックずれ検出系に分離される。焦点ずれ検出系は凸レン
ズ9,ナイフエッジ10,光検出器11から構成されているが
本発明と直接関係ないので説明は省略する。トラックず
れ検出系は回転対象な凸レンズ12と二分割光検出器13か
ら構成されており、二分割光検出器13の二つの信号の和
動信号は情報信号検出用となり、またその差動出力はト
ラックずれ検出信号としてトラックずれ検出回路14,駆
動回路15(位相補償回路も含む)へ導かれ、ガルバノミ
ラー5を起動することによりトラック追跡を行なう。
次に第2図を用いてトラックずれ検出回路14の一例につ
いて説明する。二分割光検出器13の素子131からの出力
に対する回路141と素子132からの出力に対する回路142
は全く同じであるから、ここでは回路141の場合につい
て説明する。素子131からの出力は抵抗21で電流−電圧
変換された後、低域増幅器22とコンデンサ23で直流分
(DC)カットし、帰還抵抗24をもつ高域増幅器25へ印加
される。高域増幅器25の出力はエンファシス回路26,ピ
ークホールド回路27を通って処理された後、低域増幅器
22からの出力とともに加算器28で加算されて、実効的に
高帯域をもつ直流(DC)増幅器として働く。さらに回路
141と回路142の出力は差動増幅器29で差動されることに
よりトラックずれ検出信号となる。第3図を用いてエン
ファンシス回路,ピークホールド回路の効果について説
明する。(a)はディスク7上の光スポットと案内溝71
の関係を表わし、(b)は溝間に情報を記録した場合の
回路141,142での波形、(c)は差動増幅器29の出力に
関する波形を示している。さらに波形において左側
(I)は混在してくる情報信号に周波数特性による信号
劣化がない場合、右側(II)は周波数特性による信号劣
化がある場合である。まず(I)の場合にはエンファシ
ス回路は必要とせず、ピークホールド回路が必要とな
る。ピークホールド回路がない場合には破線を如くの波
形となるので(b)では案内溝レベルが変動し、(c)
ではトラックずれ検出信号振幅が低下することになる。
しかし特願昭56−138583に記載のピークホールド回路が
あると上述した問題点は解決できる。ところが(II)の
ように周波数特性による劣化があると、ピークホールド
回路があっても破線で示す如く案内溝レベルの変動,ト
ラックずれ検出信号振幅の低下が発生する。本発明では
この問題点を解決するためにエンファシス回路を設け
る。エンファシス回路の構成としては第4図に示す様な
(a)位相進み回路,(b)余弦等化回路が利用でき
る。特に(b)では光ディスクの内外周による周波数特
性が大きく異なるので、それを補正するためにトラック
番地を用いて内外周の利得を変えてエンファシス量の最
適化を行なうことができる。第5図に光ヘッドの光学的
な周波数特性とエンファシス回路の周波数特性の関係を
示す。情報信号の周波数(例えば、2−7変調方式を採
用する場合にはビット周波数をfbとすればfb/1.5〜fb/
6)において生じている低下の度合に応じてエンファシ
ス回路のゲインおよび立ち上げ周波数(この例ではfo/
6)を設定する。この様なエンフ1ァシス回路を用いる
と第3図(II)において情報信号の周波数特性による振
幅低下を補正であるで、太実線で示す様に案内溝レベル
の変動,トラックずれ検出信号振幅低下を防ぐことがで
き、安定なトラック追跡を行なうことができる。
第6図に特願昭57−125702号に記載のディスクの傾きに
よりトラックずれ検出信号内に発生するオフセットを案
内溝中に設けた鏡面部により補正する鏡面オフセット方
式に本発明を採用した場合を示す。基本的な構成は第2
図と同じであるが、トラックずれ検出信号中に表われる
ディスク傾きの情報を示む鏡面部のレベルは高域増幅器
側のピークホールド回路後の出力を利用して回路141,14
2側の双方の出力を差動増幅器30で差動して検出する。
その後情報信号から作った鏡面部を検出するタイミング
信号を用いてサンプルホールド回路31で鏡面部レベルの
みを検出していき、トラックずれ検出信号用の差動増幅
器29からの出力とサンプルホールド回路31からの出力を
ゲイン調整したのち差動増幅器32で作動し、ディスク傾
きによるオフセットを補正したトラックずれ検出信号を
得ることになる。
第7図に特願昭56−187869号に記載のクロストラックカ
ウント方式に本発明を採用した場合を示す。この場合も
基本的な構成は第2図と同じであるが方向弁別用に用い
る案内溝レベル信号は回路141,142の出力を加算器33で
加算したものを利用する。この信号は第3図で説明した
ように混在する情報信号に周波数特性による低下がある
と案内溝レベル信号が変動し、特に溝間記録の時はその
変動が大きくなり、クロストラックカウントミスが発生
するなどの問題が発生する。しかし、周波数特性による
情報信号の低下を本発明のエンファシス回路を採用する
ことにより案内溝レベル信号が安定になるので、安定な
クロストラックカウント方式によるアクセスが可能とな
る。
以上の説明はトラックずれ検出回路の増幅器として低域
増幅器と高域増幅器を2個用いて低域増幅器の遮断周波
数fc1と高域増幅器の低域遮断周波数fc2を同一として見
かけ上高帯域のDC増幅器して使用した場合について行な
ったが、もちろん高帯域の直流(DC)増幅器1個を使用
しても効果は同じであることは言うまでもない。また、
トラックずれ検出方式についてもPush−Pull法について
説明したが他の方式(例えば3−スポット法)でも効果
は同じであり、記録/再生装置,再生専用装置でも同等
である。なお、3−スポット法を採用した再生専用装置
においては高域増幅器とエンファシス回路,ピークホー
ルド回路を組合せる構成で良い。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、トラックずれ検出信
号に混在してくる情報信号の周波数特性による信号低下
をエンファシス回路を用いて信号低下を補正することに
より安定なトラック追跡および光ヘッドのアクセスが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を説明する図、第2図は
トラックずれ検出回路を説明する図、第3図はエンファ
シス回路の効果を説明する図、第4図はエンファシス回
路の構成例を説明する図、第5図は光ヘッドとエンファ
シス回路の周波数特性の関係を説明する図、第6図は本
発明の第2の実施例を説明する図、第7図は本発明の第
3の実施例を説明する図である。 13……二分割光検出器、14……トラックずれ検出回路、
26……エンファシス回路、27……ピークホールド回路、
29……作動増幅器、31……サンプルホールド回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源と、上記レーザ光源から出射し
    た光束をディスク上に導く光学手段と、上記ディスクか
    ら反射される光束を検出する検出手段と、上記検出手段
    からの出力に基づいて上記ディスク上のトラックを追跡
    しながら、上記ディスクに情報の記録又は再生を行なう
    光学的情報記録再生装置において、上記検出手段の出力
    に基づいて、トラックずれ検出信号を処理するトラック
    ずれ検出回路は、上記検出手段からの出力の周波数特性
    の低下を補正するエンファシス回路と、上記エンファシ
    ス回路からの出力信号のエンベロープを検出するピーク
    ホールド回路とを有することを特徴とする光学的情報記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】上記トラックずれ検出回路は、低域増幅器
    と、高域増幅器とを有し、上記高域増幅器の出力を上記
    エンファシス回路及び上記ピークホールド回路で処理し
    て得られた出力と、上記低域増幅器とから得られた出力
    とを加算する手段を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の光学的情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】上記エンファシス回路は、位相を進ませる
    回路であることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項に記載の光学的情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】上記エンファシス回路は、余弦等価回路で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載の光学的情報記録再生装置。
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DE19863618137 DE3618137A1 (de) 1985-05-31 1986-05-30 Bildplatten-zugriffsverfahren und bildplattenspeicher
US07/240,487 US4866687A (en) 1985-05-31 1988-09-06 Optical disc access method and optical disk storage using coarse and fine actuators

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