JPH07111800B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH07111800B2
JPH07111800B2 JP63159800A JP15980088A JPH07111800B2 JP H07111800 B2 JPH07111800 B2 JP H07111800B2 JP 63159800 A JP63159800 A JP 63159800A JP 15980088 A JP15980088 A JP 15980088A JP H07111800 B2 JPH07111800 B2 JP H07111800B2
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reel
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take
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chassis
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、VTR、デジタルオーデイオテープレコーダ
ー等の磁気記録再生装置のテープローデイング機構に関
するものである。
〔従来の技術〕
第6図〜第7図は例えば特開昭61−187155号公報にて示
された従来の磁気記録再生装置で、図において、1はシ
ヤーシ、2はこのシヤーシ1上に所定角度傾斜して設置
された回転ヘツドドラム、3、4は上記シヤーシ1上に
形成された案内溝、5、6はこれら案内溝3、4に係合
されてスライドする一対のガイドポスト部材で、7、8
はガイドポスト、9、10はスラントポールである。11、
12は上記シヤーシ1上に設置され、ローデイング状態の
上記一対のガイドポスト部材5、6の位置決めを行うス
トツパーである。13はシヤーシ1上に立設されたピン14
にて枢持されるテンシヨンアーム、15はこのテンシヨン
アーム14上に立設されたテンシヨンピン、16はシヤーシ
1上に立設されたピン17にて枢持されるピンチローラア
ーム、18はこのピンチローラアーム16上に枢持されてい
るピンチローラである。19はシヤーシ1上に設けられた
キヤプスタン軸で、上記ピンチローラ18と接触して回転
力を伝達することが出来る。
20はシヤーシ1上に位置決めされたテープカセツト、2
1、22はこのテープカセツト20に収納された供給リール
ハブと巻取リールハブで、23はこれらのリールハブに巻
装された磁気テープである。24、25はシヤーシ1上に枢
持された供給リール台と巻取リール台で、これらのリー
ル台は上記供給リールハブおよび巻取リールハブと回転
力伝達可能に係合されている。
26、27はシヤーシ1に立設されたピン28、29にて枢持さ
れる引出しアーム、30、31はスプリング等のリミツタ機
構により上記引出しアーム26、26と各々結合しているギ
ア、32は上記ギア30と結合し、プーリー33、ウオームギ
ア34を介してローデイングモーター(図示せず)の回転
力を減速伝達するギア列である。
35はシヤーシ1上をスライド可能に支持されたスライド
プレート、36、37はこのスライドプレート35に固着され
たラツクで、このラツク36はギア38を介して上記ギア30
とかみ合つており、ラツク37は上記ギア31と直接かみ合
つている。
26a、27aは上記引出しアーム26、27に形成された長穴
で、上記ガイドポスト部材5、6に立設されたピン39、
40がこの長穴26a、27aに係合している。
次にこの従来装置の動作を説明する。第7図はアンロー
デイング状態のシヤーシ1下部を示しているが、このア
ンローデイング状態においては、スライドプレート35が
図中最もA方向に寄つた位置にあり、引き出しアーム26
は時計回転方向へ、引き出しアーム27は反時計回転方向
へ回動した位置にある。ガイドポスト部材5、6はこれ
ら引出しアーム26、27と連結されているため、アンロー
デイング位置に配設されており、第6図に示すテープカ
セツト20の内側空間20aにガイドポスト7、8、スラン
トボール9、10が在る。
ローデイング動作に入ると、スライドプレート35が第7
図中B方向に移動し、引出しアーム26を反時計方向、引
出しアーム27を時計方向へ回動させる。これらの回動に
よりガイドポスト部材5、6はローデイング方向に移動
する。この時、供給リール台24または巻取リール台25の
いずれか一方のブレーキが解除される。今、たとえば供
給リール台24のブレーキが解除されたとすると、テープ
カセツト20内に収納された磁気テープ23は供給リールハ
ブ21から巻き出されていくことになる。このようにし
て、ローデイング動作にて一対のガイドポスト部材5、
6が磁気テープ23を引き出すと、テンシヨンアーム13と
ピンチローラアーム16も回動を始め、第6図に示すよう
なローデイング状態となる。
ローデイング状態では、ピンチローラ18はキヤプスタン
軸19と共に磁気テープ23をはさみ込んでおり、このキヤ
プスタン軸19の回転により磁気テープ23が走行し、記録
または再生動作となる。
次に、記録または再生動作が終了して、テープカセツト
20を装置より取り出す過程を説明する。キヤプスタン軸
19の回転が停止すると、スライドプレート35が第7図中
A方向に移動する。この移動により一対のガイドポスト
部材5、6がアンローデイング方向へ移動するが、この
時、供給リール台24が図中反時計方向に回転してローデ
イング状態にある磁気テープ23を巻き取る動作を行う。
この動作は、リール回転モーター(図示せず)の回転駆
動力により、供給リール台24を回転させるものである
が、この供給リール台24による巻き取り動作があるため
に、アンローデイング動作中は磁気テープがたるむこと
なくテープカセツト20内に収納することが出来ることに
なる。そして、第7図に示すようなアンローデイング状
態に達してからテープカセツト20がシヤーシ1より取り
出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の記録再生装置は以上のように構成されているが、
アンローデイング時の磁気テープ23巻き取りのための供
給リール台24または巻取リール台25の回転がリール回転
モータによつているため、このモーターへの駆動回路の
故障またはこのモーターから上記リール台24、25への駆
動伝達系の故障により、上記リール台24、25が回転しな
い状態で一対のガイドポスト部材5、6がアンローデイ
ング方向へ移動してしまうことが生じる恐れがある。こ
のような時は、ローデイング状態にある磁気テープ23が
テープカセツト20内に収納されない状態でテープカセツ
ト20がシヤーシ1より取り出されてしまうため、テープ
カセツト1の蓋体にて磁気テープ23がはさまれたり、ま
た、シヤーシ1上に取り残された磁気テープ23がガイド
ピン類に引つ掛るなどの現象のため、磁気テープ23が損
傷を受けるという不具合があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、アンローデイング動作にて、ガイドポスト部
材がアンローデイング方向に移動する時、リール回転モ
ーターからの回転力が得られなくても、供給リール台ま
たは巻取リール台が磁気テープを巻き取る方向に回転
し、磁気テープが確実にテープカセツトに回収される磁
気記録再生装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る磁気記録再生装置は、リール回転モータ
ーにより供給リール台または巻取リール台を駆動する第
一の磁気テープ巻取駆動手段に加えて、一対のガイドポ
スト部材のアンローディング方向への移動により動作す
るリール回転駆動体が、上記供給リール台または巻取リ
ール台に設けられたリール係合部に係合することにより
磁気テープを巻き取る第二の磁気テープ巻取駆動手段を
設け、アンローディング動作時には、ガイドポスト部材
の移動力により上記リール台を回転させるようにしたも
のである。
〔作用〕
この発明における磁気記録再生装置は、アンローディン
グ時において、通常はリール回転モーターから成る第1
の磁気テープ巻き取り、上記リール回転モータによる駆
動系に不具合が生じた時、第二の磁気テープ巻取駆動手
段、すなわち、ガイドポスト部材の移動によりリール台
が回転して磁気テープがテープカセット内に回収され
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図〜第5図において、1はシヤーシ、2は回転ヘツドド
ラム、3、4は上記シヤーシ1上に形成された案内溝、
5、6はこれら案内溝3、4に係合されてスライドする
一対のガイドポスト部材で、7、8はガイドポスト、
9、10はスラントボールである。11、12は上記シヤーシ
1上に設置され、上記ガイドポスト部材と当接するスト
ツパー、13はシヤーシ1に立設されたピン14にて枢持さ
れるテンシヨンアーム、15はこのテンシヨンアーム13上
に立設されたテンシヨンピン、16はシヤーシ1上に立設
されたピン17にて枢持されたピンチローラアーム、18は
ピンチローラーである。19はキヤプスタン軸、39は引出
しガイドピンである。
20はシヤーシ1上に設置されたテープカセツト、21、22
はこのテープカセツト20に収納された供給リールハブと
巻取リールハブ、23は磁気テープである。24、25はシヤ
ーシ1上に枢持された供給リール台と巻取リール台で、
これらのリール台24、25は上記供給リールハブ21、巻取
リールハブ22と回転力伝達可能に係合されている。第5
図はこの供給リール台24と供給リールハブ21との関係を
詳細に示しており、40はシヤーシ1に立設されたピン、
24はこのピン40にて枢持される供給リール台、41はこの
ピン40に直接挿入されている第1回転体、41aは供給リ
ールハブ21と直接に係合しているリール爪部、41bはフ
ランジ部で、このフランジ部41bにはフエルト等から成
る摺動部材42が固着されている。43は上記第1回転体41
にて回転自在に支持されている第2回転体で、外周部に
はギア43aが形成されている。44は上記第1回転体41の
底面41cと上記第2回転体43との間に取付けられた圧縮
コイルばねで、第2回転体43は第1回転体41との間に一
定のトルクのみ伝達するリミツタ機構を構成している。
なお、第5図は供給リール台24の構成のみを示したもの
であるが、巻取リール台25もこれと同じ構成となつてい
るので説明を省略する。
第1図に戻り、45はシヤーシ1に立設されたピン46にて
枢持された首振りアームで、このピン46には同軸上にギ
ア47が挿入されており、上記首振りアーム45の他端部に
枢持されたギア48とかみ合つている。このギア48は供給
リール台24の第2回転体43または巻取リール台25の第2
回転体49とかみ合う関係にある。一方、上記ギア47は同
軸状にプーリー47aが形成されており、ベルト50を介し
てリール回転モーター51から駆動力を得ることかでき
る。以上、リール回転モーター51による供給リール台ま
たは巻取リール台の駆動系を第一の磁気テープ巻取駆動
手段と呼ぶ。即ち、リール回転モーター51が回転するこ
とにより、その回転方向に応じた方向に首振りアーム45
が回動し、供給リール台24または巻取リール台25に回転
力を伝えることが出来る。
52はシヤーシ1上のピン53にて枢持されるカムギア、52
aはこのカムギア52に形成される溝部、54はシヤーシ1
上のピン55にて枢持されるアーム、56はこのアーム54に
立設されたピンで、このピン55は上記溝部52aに係合し
ている。35はシヤーシ1に立設されたピン57、58、59に
て、第1図中矢印A、B方向に移動可能に支持されたス
ライドプレートで、上記アーム54と一部にて連結してい
るため、このアーム54がピン55を中心に揺動することに
より、上記スライドプレート35は矢印A、B方向に移動
する。30、31は上記ピン57、58にて各々枢持されるギア
で、上記スライドプレート35上にて図中矢印A、B方向
に一定の初荷重を与えられて摺動自在に支持されたラツ
ク36、37と各々かみ合つている。60、61は上記ギア30、
31に各々固着された第1アーム、62、63はピン64、65を
介して上記第1アーム60、61と連結された第2アーム
で、この第2アーム62、63の端部は、上記ガイドポスト
部材5、6に各々立設されたピン66、67に枢持されてい
る。そして、上記第1アーム60と第2アーム62により、
ガイドポスト部材の駆動伝達部68が構成され、上記第1
アーム61と第2アーム63により、ガイドポスト部材の駆
動伝達部69が構成されている。
70は上記ピン64にて枢持されたリール回動駆動体で、第
3図にて説明すると、71はこのリール回転駆動体70と上
記第1アーム60の間に設けられ、両者の脚角度を拡開す
る方向に常時付勢しているねじりばね、70aは上記リー
ル回動駆動体70に形成された歯部で、この歯部70aは長
手方向(図中CD方向)にて、片側は傾斜、もう片側
は垂直の歯形形状を有している。70bは透孔、72はこの
透孔70bに挿入されたストツパ部材で、このストツパ部
材72の係合部72aはシヤーシ1に立設されたピン73と係
合しており、第3図のようなローデイング状態では、上
記ストツパ部材72はリール回動駆動体70を図中反時計方
向に回動するのを阻止する作用をしている。
74は上記供給側リール台24の第2回動体43に固着された
リール係合部で、これには一方は傾斜状に、他方は垂直
状の歯部74aが形成されており、上記リール回動駆動体7
0の歯部70aと係合可能な配置となつている。以上、リー
ル回動駆動体70、リール係合部74から構成される駆動系
を第二の磁気テープ巻取駆動手段と呼ぶ。
次に動作について説明する。第1図はローデイング状態
のシヤーシ1下部を、第2図はローデイング状態のシヤ
ーシ1上部を示しており、カムギア52の回動によりスラ
イドプレート35は図中最もA方向に寄つた位置にある。
スライドプレート35に支持されたラツク36、37とギア3
0、31とのかみ合いにより、第1アーム60は反時計方向
に、第1アーム61は時計方向に回動された状態になつて
おり、第2アーム62、63との連結作用により、ガイドポ
スト部材の駆動伝達部68、69は各々ガイドポスト部材
5、6をローデイング方向に押し付ける方向に作用して
いる。そして、この押し付け作用は、ガイドポスト部材
5、6がシヤーシ1に固着されたストツパ11、12に当接
することにより位置決めがなされている。また、上記ラ
ツク36、37はスライドプレート35上にて矢印A、B方向
に一定の初荷重を与えられた状態にて支持される構造と
なつているため、上記ガイドポスト部材5、6は上記ス
トツパー11、12に一定の荷重を与える状態にて位置決め
がなされている。
磁気テープ23はテープカセツト20内の供給リールハブ21
から出てテンシヨンピン15、ガイドポスト7、スラント
ポール9、回転ヘツドドラム2、スラントポール10、ガ
イドポスト8、キヤプスタン軸19、引出しガイドピン39
を経て再びテープカセツト20内の巻取リールハブ22に戻
る経路にてテープパス系が構成されている。
再生または記録状態になると、キヤプスタン軸19が回転
し、磁気テープ23を回転ヘツドドラム2より引き出す方
向に駆動させる。また、同時にリール回転モーター51が
回転し、ギア47を第1図にて時計方向へ回転させる。ギ
ア47はギア48とかみ合つて回転を伝達する一方、ギア47
とアーム45の間には一定の回転トルクを伝えるリミツタ
機構が設けられているため、アーム45を時計方向に回動
させ、ギア48が巻取リール台25の第2回動体49のギア部
とかみ合うこととなる。このようにして、リール回転モ
ーター51の回転力は巻取リール台25に伝達され、磁気テ
ープ23を巻き取つていくことが出来る。
また、第1図〜第3図に示したローデイング状態では、
リール回動駆動体70は、第3図に示すように、ねじりば
ね71によりピン64の回りを反時計方向に回動するよう付
勢されているが、ストツパ部材72が透孔70bとピン73の
間で位置決めをしてしまい、第3図のような位置関係に
保たれることになる。即ち、リール回動駆動体70の歯部
70aは第2回転体43に固着されたリール係合部74と接触
していないため、供給リール台24は自由に回転すること
が出来る。
次に、記録または再生動作が終了すると、キヤプスタン
軸19の回転が停止し、カムギア52の回転によりスライド
プレート35が第1図中矢印B方向に移動する。ギア30、
31とラツク36、37とのかみ合いにより第1アーム60は時
計方向に、第1アーム61は反時計方向に回動する。そし
て、ガイドポスト部材の駆動伝達部68、69がアンローデ
イング方向に動作して、ガイドポスト部材5、6をアン
ローデイング方向へ移動させる。これと同時に、リール
回転モーター51が記録・再生時と逆方向に回転すること
により、アーム45が反時計方向に回動され、ギア48が供
給リール台24の第2回転体43とかみ合い、この供給リー
ル台24を反時計方向、即ち供給リール台24にて磁気テー
プ23を巻き取る方向に回転させる。
一方、ガイドポスト部材の駆動伝達部68のアンローデイ
ング方向への動作により、リール回動駆動体70を第3図
にて矢印C方向へ駆動させる。リール回動駆動体70はピ
ン64のまわりに反時計方向に付勢されているため、透孔
70bはピン73を中心として円弧状を描いて移動し、やが
てリール回動駆動体70の歯部70aが第2回転体43のリー
ル係合部74とかみ合い、この第2回転体43を図中反時計
方向へ回転させるように作用する。ところで、上記リー
ル回動駆動体70がリール係合部74に接する前に、すでに
リール回転モーター51により、第2回転体43は反時計方
向に回転駆動されている。したがつて、第2回転体43に
は、リール回転モーター51からの駆動と、リール回動駆
動体70による駆動とが両方作用することになる。上記2
つの駆動源の中で、第2回転体43を速く回転させる方の
駆動源により、この第2回転体43が回転させることにな
る。たとえば、リール回転モーター51による回転駆動の
方が速いとすれば、リール回動駆動体70がリール係合部
74に係合した後は、このリール係合部74の傾斜側の歯部
により、リール回動駆動体70の傾斜側の歯部が持ち上げ
られるような係合関係、即ち、ラチエツトのような作用
となる。
このようにして、リール回転モーター51からの駆動に異
常が無いときは、リール回転モーター51の駆動力により
第2回転体43が回転し、圧縮コイルばね44、摺動部材42
から成るリミツタ機構を介して供給リール台24が回転駆
動され、磁気テープ23を巻き取ることになる。
次に、上記リール回転モーター51への駆動回路の故障が
生じたり、このモーターから供給リール台24への駆動伝
達系の負荷が重くなつたりして、首振りアーム45のギア
48から第2回転体43へ十分なトルクが伝達できない場合
を想定する。この場合、リール回転モーター51により第
2回転体43は回転駆動されないが、アンローデイング動
作により、リール回動駆動体70が第3図にて矢印C方向
へ移動し、やがて、この歯部70aが第2回転体43のリー
ル係合部74とかみ合い、この第2回転体を図中反時計方
向へ回転させるように作用する。今、リール回転モータ
ー51により第2回転体43は回転駆動されていないので、
第4図に示すように上記リール回転駆動体70により、こ
の第2回転体43を強制的に回転させることとなる。そし
て、圧縮コイルばね44、摺動部材42から成るリミツタ機
構を介して、供給リール台24を回動させ、磁気テープ23
をアンローデイング位置まで巻き取ることになる。
なお上記一実施例では、ガイドポスト部材5を駆動させ
る第1アーム60にリール回動駆動体70を設けたが、これ
は、ガイドポスト部材5の駆動伝達系のいずれの部分に
設けてもよい。例えば、スライドプレート35に設けて、
このスライドプレート35のアンローデイング方向の移動
により供給リール台24を駆動させてもよい。
また、上記一実施例では、アンローデイング動作により
供給リール台24を回転させたが、巻取リール台25を回転
駆動させ、巻取リール台25にて磁気テープ23を巻き取る
ようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、リール巻取モーター
による第一の磁気テープ巻取駆動手段の他に、ガイドポ
スト部材の移動により供給リール台または巻取リール台
を巻き取りの方向に駆動する第二の磁気テープ巻取駆動
手段を設けたので、アンローデイング時に、リール回転
モーターの駆動回路、またはリール台への駆動伝達系へ
の不具合が生じても、磁気テープをテープカセツトに強
制的に回収することができ、ガイドポストのみが移動し
て磁気テープが回収されずに残つてしまうという不具合
の生じない安全性の高いものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置を
示す平面図(下面側)、第2図はその平面図(上面
側)、第3図、第4図は動作説明のための第1図の要部
平面図、第5図は第1図のV−V線における断面図、第
6図は従来の磁気記録再生装置を示す平面図(上面
側)、第7図は従来の磁気記録再生装置を示す平面図
(下面側)である。 図中、1はシヤーシ、2は回転ヘツドドラム、5、6は
ガイドポスト部材、20はテープカセツト、21は供給リー
ルハブ、22は巻取リールハブ、23は磁気テープ、24は供
給リール台、25は巻取リール台、41は第1回転体、43は
第2回転体、68、69はガイドポスト部材の駆動伝達部、
70はリール回転駆動体、74はリール係合体である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセットの内部空間に配置された一
    対のガイドポスト部材にて磁気テープをローディング方
    向に引き出し、シャーシ上に配置された回転ヘッドドラ
    ムに所定角度巻き付け、上記テープカセット内に内蔵さ
    れた供給リールハブから巻取リールハブに上記磁気テー
    プを走行させる磁気記録再生装置において、 リール回転モーターにより、供給リール台または巻取リ
    ール台を駆動する第一の磁気テープ巻取駆動手段と、上
    記一対のガイドポスト部材に係合されたリール回転駆動
    体が、上記供給リール台または巻取リール台に設けられ
    たリール係合部に係合することにより上記磁気テープを
    巻き取る第二のテープ巻取駆動手段とを備え、アンロー
    ディング時において、通常は上記第一の磁気テープ巻取
    駆動手段により上記磁気テープを巻き取り、上記リール
    回転モーターによる駆動系に不具合が生じた時、上記第
    二の磁気テープ巻取駆動手段により上記磁気テープを巻
    き取るように構成したことを特徴とした磁気記録再生装
    置。
JP63159800A 1988-06-27 1988-06-27 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH07111800B2 (ja)

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JPH029050A JPH029050A (ja) 1990-01-12
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