JPH07110020B2 - デイジタル電話の転送方法 - Google Patents

デイジタル電話の転送方法

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JPH07110020B2
JPH07110020B2 JP29892186A JP29892186A JPH07110020B2 JP H07110020 B2 JPH07110020 B2 JP H07110020B2 JP 29892186 A JP29892186 A JP 29892186A JP 29892186 A JP29892186 A JP 29892186A JP H07110020 B2 JPH07110020 B2 JP H07110020B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はディジタル加入者系におけるディジタル電話
の転送方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、アナログ電話網において、転送電話を実現した例
としては、以下に示す方法があった。
宅内装置に2本の電話回線を収容し、一方の電話回
線へ着信がある場合、他方の電話回線を用いて、宅内装
置にあらかじめ登録しておいた転送先電話番号へ自動発
信し、転送する方法。
あらかじめ電話機から交換機に転送要求と転送先電
話番号を登録しておき、交換機において、その電話番号
への着信がある場合に、通常とは異なる音色のリンガ音
で着信を知らせ、一定時間応答がない場合、先に登録さ
れた転送番号へ交換機が自動的に転送する方法。
があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記のような従来の転送方法では、転送先の電
話番号が登録時に固定化され、すべての着信が同じよう
に転送されるので、第14図(a)〜(d)に示すよう
な、 ・相手によって転送先を振り分ける。(第14図(a)) ・転送する相手を限定する。(第14図(b)) ・電話の着信をメモ等の別の情報にかえて転送する。
(第14図(c)) ・転送して良いかを転送先に確認してから転送する。
(第14図(d)) などの、高度な転送を行うことができなかった。
また、転送するとき、上記のの場合では、宅内装置ま
での加入者線における伝送損失が加算され、上記のの
場合でも着信交換機までの伝送損失が加算されるので、
かけてきた電話と転送先の電話との伝送距離が長いと、
電話が聞こえにくくなるという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、複数の情報チャネルと信号チャネルとを設定でき
るディジタル網において、音声または情報を転送するデ
ィジタル電話の転送方法を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の第1の発明に係るディジタル電話の転送方法
は、第14図(a)および(b)に示す転送方法に関する
もので、転送先の電話番号および電話転送動作に関わる
電話番号を記録しておく第1および第2のメモリと電話
番号の記録動作および電話転送動作を指定するキーと、
1つの情報チャネルの情報信号をたの情報チャネルの情
報信号へのせかえる切替スイッチと、電話機と網との接
続制御信号の授受、第1および第2のメモリへの電話番
号の記録と読み出し、キーの状態把握、切替スイッチの
切替制御を行う制御回路とを備えたディジタル電話機を
用いて、着信があったとき、制御回路の動作により、網
より送られる発呼者の電話番号と第2のメモリ内の転送
に関わる電話番号とを照合し、この照合の結果に応じて
着信した情報チャネルとは別の情報チャネルを用いて、
第1のメモリ内にあらかじめ記録しておいた転送先の電
話番号へ自動発信し、切替スイッチを動作させて着信の
あった情報チャネルと自動発信した情報チャネルとを接
続するものである。
この発明の第2の発明に係るディジタル電話の転送方法
は、第14図(c)に示す転送方法に関するもので、転送
先の電話番号およびメモ情報を記録しておく第1および
第3のメモリと、電話番号の記録動作および電話転送動
作を指定するキーと、電話機と網との接続制御信号の授
受、第1のメモリへの電話番号の記録と読み出し、キー
の状態把握、切替スイッチの切替制御を行う制御回路と
を備えたディジタル電話を用いて、着信があったとき、
制御回路の動作により、第1のメモリ内にあらかじめ記
録しておいた転送先の電話番号へ信号チャネルのユーザ
間データ領域に発呼者の電話番号または発呼者の電話番
号と第3のメモリ内に記憶されたメモ情報を入れて自動
発信して転送先の電話機より発呼者の電話番号または発
呼者の電話番号とメモ情報を報知するものである。
この発明の第3の発明に係るディジタル電話の転送方法
は、第14図(d)に示す転送方法に関するもので、転送
先の電話番号およびメモ情報を記録しておく第1および
第3のメモリと、電話番号の記録動作および電話転送動
作を指定するキーと、1つの情報チャネルの情報信号を
他の情報チャネルの情報信号へのせかえる切替スイッチ
と、電話機と網との接続制御信号の授受、第1のメモリ
への電話番号の記録と読み出し、キーの状態把握、切替
スイッチの切替制御を行う制御回路とを備えたディジタ
ル電話機を用いて、着信があったとき、制御回路の動作
により、第1のメモリ内にあらかじめ記録しておいた転
送先の電話番号へ信号チャネルのユーザ間データ領域に
発呼者の電話番号または電話番号と第3のメモリ内に記
憶されたメモ情報を入れて自動発信して転送先の電話機
より発呼者の電話番号または発呼者の電話番号とメモ情
報を報知したのち、転送先の電話機の操作によって送出
される信号チャネルのユーザ間データ領域に入れられた
転送要求信号または転送不要信号により情報チャネルを
用いた発信または着信の切断を行うものである。
〔作用〕
この発明の第1の発明においては、着信があったとき、
制御回路の動作により、網より送られる発呼者の電話番
号と第2のメモリ内の転送に関わる電話番号とが照合さ
れ、この照合の結果に応じて着信した情報チャネルとは
別の情報チャネルを用いて、第1のメモリ内にあらかじ
め記録しておいた転送先の電話番号へ自動発信される。
この後、転送先が応答したとき、制御回路は切替スイッ
チを動作させて着信のあった情報チャネルと自動発信し
た情報チャネルとを接続する。
この発明の第2の発明においては、着信があったとき、
制御回路の動作により、第1のメモリ内にあらかじめ記
録しておいた転送先の電話番号へ信号チャネルのユーザ
間データ領域に発呼者の電話番号または発呼者の電話番
号と第3のメモリ内に記載されたメモ情報を入れて自動
発信が行われ、転送先の電話機より発呼者の電話番号ま
たは発呼者の電話番号とメモ情報が報知される。
この発明の第3の発明において、制御回路の動作によ
り、第1のメモリ内にあらかじめ記録しておいた転送先
の電話番号へ信号チャネルのユーザ間データ領域に発呼
者の電話番号または発呼者の電話番号と第3のメモリ内
に記憶されたメモ情報を入れて自動発信が行われ、転送
先の電話機より発呼者の電話番号または発呼者の電話番
号とメモ情報が放置される。この後、転送先の電話機の
操作によって送出される信号チャネルのユーザ間データ
領域に入れられた転送要求信号または転送不要信号によ
り制御回路は情報チャネルを用いた発信または着信の切
断を行う。
〔実施例〕
この発明の各実施例において、ディジタル加入者線は、
それぞれB1チャネル,B2チャネルと称される2つの情報
チャネルおよびこれらの情報チャネルB1,B2とは独立に
Dチャネルと称される信号チャネルを有するとともに、
信号チャネルの接続制御信号には、ユーザ間データ領域
があり、エンド−エンドで情報を送れるようになってい
るものとする。
このようなディジタル網は、CCITTにおいて国際標準化
が進められている共通チャネル形ユーザ・網インタフェ
ース(CCITT勧告I.400系)を利用すれば実現できる。す
なわち、このなかの基本ユーザ網インタフェースの例で
は、そのチャネル構成としては2つの情報チャネル(64
kb/s)と1つの信号チャネル(16kb/s)とからなり、後
者の信号チャネルにおいて、呼制御情報メッセージ構成
のユーザ間データを利用すれば、エンド−エンドの情報
転送を行うことができる。
まず、着信してきた相手に応じて、転送先を任意に設定
できる第1の発明の実施例について説明する。これは網
から送られる発呼者番号を元に、電話機内にあらかじめ
登録された電話番号との照合を行うことにより、呼毎に
転送先を自由に設定できるようにしたものである。
第1図はこの発明の第1の発明のディジタル電話の転送
方法で用いるディジタル電話機の一実施例の構成を示す
図である。
この図において、1は送話器・受話器を含むハンドセッ
ト、2は通話回路、3はダイヤル、4はコーデックで、
ディジタル化された音声信号をアナログ信号に変換した
り逆にアナログの音声信号をディジタル化する。5はイ
ンタフェース回路で、フレーム組み立て/分解回路や同
期抽出回路およびドライバ/レシーバ回路等で構成さ
れ、網接続説明信号の送受信やディジタル化された情報
信号の送受信を行う。6は電話番号の記録動作を指定す
るキーとしての登録/終了キーで、転送先電話番号を登
録する場合および登録を終了する場合に用いる。7は電
話転送動作を指定するキーとしての転送モードスイッチ
で、着信時に通常動作させるか転送モードで動作させる
かを選択する場合に用いる。8は選択スイッチで、イン
タフェース回路5からの情報チャネルB1とコーデック4
とを接続・切断するものである。9は選択スイッチで、
インタフェース回路5からの情報チャネルB2とコーデッ
ク4とを接続・切断するものである。10は切替スイッチ
で、B1チャネルの受信信号をB2チャネルの送信路に接続
しB2チャネルの受信信号をB1チャネルの送信路に接続す
る。11はリンガを生成するリンガ回路、12はリンガ音を
発生するサウンダ、13は制御回路で、インタフェース回
路5を介して網との接続制御、転送制御等を行う。14は
キースイッチインターフェース回路で、ダイヤル3,登録
/終了キー6,転送モードスイッチ7と制御回路13とを接
続する。15はディジタル電話機の各回路に必要な電源を
供給する電源回路、16は第2のメモリで、かかってきた
電話が転送すべき電話がどうかを照合するための電話番
号を記録するものである。17は転送先の電話番号を記録
する第1のメモリ、18は発信した電話番号のモニタや着
信時の発呼者の電話番号等を表示するための表示器、19
は前記表示器18を駆動する表示器駆動回路である。
まず、電話番号の登録動作を第2図のフローチャートを
参照して説明する。ここでは、1つの転送先に対して、
転送をすべき3つの電話番号を登録するものとして説明
する。
電話機の空状態において、操作者が登録/終了キー6を
押下すると(ステップ(1))、制御回路13はローカル
モードとなり、まず、転送先電話番号入力待ち状態とな
る(ステップ(2))。
次に操作者が例えば、「0468591111」へ電話を転送する
として、これをダイヤル3により入力する(ステップ
(3))。制御回路13は入力された番号を表示器駆動回
路19に送り表示器18に表示する(ステップ(4))。
さらに、操作者が入力終了として登録/終了キー6を押
下する(ステップ(5))と、制御回路13は入力された
電話番号を、メモリ17に記録する(ステップ(6))。
さらに、制御回路13は転送する着信呼の電話番号入力待
ち状態となる(ステップ(7))。
次に操作者が電話番号「0468591111」へ転送を行うべき
電話番号の1つ目として、例えば、「035092222」をダ
イヤル3により入力する(ステップ(8))。このと
き、制御回路13は入力された番号をその都度表示器駆動
回路19に送り表示器18に表示する(ステップ(9))。
次に操作者が1つ目の電話番号の登録終了として登録/
終了キー6を押下すれば(ステップ(10))、制御回路
13はダイヤル入力があったか否かを判断し(ステップ
(11))、この場合、ダイヤル入力があったので、入力
された番号をメモリ16の1番目に対応するアドレス16−
1に記録し(ステップ(12))、その後再び、転送する
着信呼の電話番号入力待ち状態となる(ステップ
(7))。
そして、さらに、上記ステップ(8)〜ステップ(12)
の動作を繰り返すことにより、メモリ16の2番目、3番
目に対応するアドレス16−2,16−3に、例えば、「0350
93333」、「035094444」を登録することができる。
これらの登録後、制御回路13は、再び、転送する着信呼
の電話番号入力待ち状態(ステップ(7))になってお
り、ここで、操作者がダイヤル3の代りに登録/終了キ
ー6を押下すると(ステップ(10))、ステップ(11)
においてダイヤル入力がなかったことが判断され、空状
態へと移行する。このときのメモリ16、メモリ17の記録
状況は第3図に示すようになっている。
この後、操作者が転送モードステップ7を「転送」にす
ることにより、以後の着信動作において、制御回路13は
転送の動作を行う。
次に、電話機が「転送」モードに設定されているときの
着信動作を第4図のフローチャートを参照して説明す
る。
はじめに、登録されている相手からの着信動作を説明す
る。
ここでは、例えば「035093333」の電話機(説明の便宜
上「X」さんの電話機とする)から着信があったものと
する。
着信があった場合、網からは着信信号,発呼者の電話番
号およびどちらの情報チャネルを用いるかを示すチャネ
ル識別子がDチャネルによって送られる。ここでは、
「X」さんからの着信として、着信信号、電話番号「03
5093333」、チャネル識別子「B1」が送られたものとす
る(ステップ(21))。これらの信号はインタフェース
回路5を介し、Dチャネル信号として制御回路13に伝送
される。
制御回路13は、これらの信号を受信して解析する。ま
ず、着信信号があるのでこの電話機に着信がかかってい
ることが分る。次に、制御回路13は、転送モードスイッ
チ7の状態を調べる(ステップ(22))。ここでは、
「転送」モードに設定されているため、制御回路13は、
網からの発呼者番号と、メモリ16のアドレス16−1から
順に記録されている電話番号との比較を行う(ステップ
(23))。ここでは、上記の登録動作で記録されたよう
に、アドレス16−2に「035093333」が登録されてお
り、網からの発呼者番号と一致する。このため、制御回
路13は、まず、通常と異なるリンガ音でリンガ回路11を
制御してサウンダ12から出力し(ステップ(24))、さ
らに、メモリ17から記録された転送先電話番号(ここで
は、例えば「0468591111」)を読み出す(ステップ(2
5))。そして、網に対して、信号チャネルを用いて発
信信号,メモリ17から読み出した電話番号,チャネル要
求信号を送出したのち(ステップ(26))、チャネル使
用許可を待つ(ステップ(27))。
なお、ここで「X」さんからの接続制御信号と転送先と
の接続制御信号にはそれぞれ異なる番号の呼番号が割り
付けられ、制御回路13および網はどちらの接続制御信号
から容易を識別できる。また、第4図においては説明の
明確化のため転送先との信号には○印を付してある。
網はこれらの信号を受信すると、チャネルが空いている
かどうかを調べ、ここではB1チャネルのみ使用されてい
てB2チャネルを空いているため、B2チャネル使用許可信
号を送出するとともに、受信した電話番号「046859111
1」対して接続動作を行う。一方制御回路13はB2チャネ
ル使用許可信号を受信して、B2チャネルを使用しても良
いことが分かる(ステップ(28))。この後、応答を待
ち(ステップ(29))、転送先「0468591111」の電話機
でオフフックされると、転送先の電話から応答信号が送
出される。この応答信号は網を経由して、制御回路13へ
伝達される(ステップ(30))。この時点でこの電話機
と転送先の電話機とがB2チャネルを通して通話状態とな
る。このため、制御回路13は転送先の電話機が応答した
ことを知り、まず、リンガ回路11を制御してリンガ音を
停止し(ステップ(31))、切替スイッチ10を接続して
(ステップ(32))B1チャネルとB2チャネルとを接続す
るとともに、選択スイッチ8および9を通話回路2等か
らの音声信号が重畳しないように開放状態にする。さら
に、網に対しては、B1チャネルに対する応答信号を送出
する(スイッチ(33))。
一方、網に送出された応答信号は網を介して「X」さん
の電話機へ伝達される。この時点でこの電話機と「X」
さんとはB1チャネルを通して通話状態となる。このた
め、「X」さんからの通話信号はインターフェース回路
5,B1チャネル,切替スイッチ10,B2チャネル,インター
フェース回路5を通して転送先の電話機へ、逆に、転送
先からの通話信号は、インターフェース回路5,B2チャネ
ル,切替スイッチ10,B1チャネル,インターフェース回
路5を通して相互に授受される。このため、「X」さん
と転送先とで通話が可能となる(ステップ(34))。こ
こで、音声信号は切替スイッチ10によって折り返される
形となるが、インターフェース回路5内の同期抽出回路
により同一位相で折り返され、また、ディジタル信号の
波形劣化がレシーバやドライバによって成形されるので
符号誤りなく授受できいる。また、ディジタル信号のま
ま折り返すため、アナログのように音量が減衰すること
なく転送できる。
この後、通話が終了し、例えば、「X」さんがオンフッ
クすると、「X」さんの電話機から切断信号が送出され
る。この切断信号は網を介して制御回路13に対してB1チ
ャネルに対する切断信号として伝達され(ステップ(3
5))、制御回路13は通話が終了したことを検知する。
そして、制御回路13は切替スイッチ10を開放し(ステッ
プ(36))、網に対してB1チャネルに対する切断確認信
号を送出する(ステップ(37))とともに、B2チャネル
に対する切断信号を送出して(ステップ(38))、切断
確認信号を待つ(ステップ(39))。網はこのB2チャネ
ルに対する切断信号を受信すると、転送先の電話機へ切
断信号を中継するとともに、制御回路13に対し切断確認
信号を送出する。制御回路13はこの切断確認信号を受信
すると(ステップ(40))空状態へ復帰する。
なお、転送先の電話機で通常と異なるリンガ音が鳴動し
ている間に、転送元の操作者がオフフックすれば、制御
回路13は転送先への転送動作を中止し、通常の着信動作
とと同様に網に応答信号を送出して「X」さんと通話状
態となる。以上の説明では、切替スイッチ10、選択スイ
ッチ8および9の動作、ならびにリンガ音の停止は、転
送先が応答した後に行う場合について説明したが、これ
の動作のタイミングは不変のものではなく、電話機のマ
ンマシンインターフェースの設計上必要であれば自由に
設定することができる。
次に、登録されていない相手(転送しなくて良い相手)
からの着信動作を同様に第1図を参照して説明する。
操作者が転送モードスイッチ7を「転送」モードにした
状態で、例えば「Y」さん(電話番号は例えば「022233
5555」とする)から電話がかかってきたとする。
網からは、上述したように、着信信号,発呼者の電話番
号「0222335555」およびチャネル識別子B1が送られてく
る(ステップ(21))。制御回路13はこれらの信号を受
信して解析する。まず、着信信号があるのでこの電話機
に着信がかかっていることが分かる。次に、制御回路13
は、転送モードスイッチ7の状態を調べる(ステップ
(22))。ここでは、「転送」モードに設定されている
ため、制御回路13は、まず網からの発呼者番号と、メモ
リ16のアドレス16−1から順に記録されている電話番号
との比較を行う(ステップ(23))。ここでは、メモリ
16には、「035092222」、「035093333」、「03509444
4」が記録されているため、発呼者番号「0222335555」
と同じものは記録されていない。このため制御回路13
は、通常の着信動作を同様にリンガ回路11を制御してリ
ンガ音を発生し(ステップ(41))、表示器駆動回路19
を制御して表示器18に発呼者番号「0222335555」を表示
する(ステップ(42))。この後、制御回路13はチャネ
ル識別子に対応する選択スイッチ8または9を接続して
(ステップ(43))、転送元の操作者のオフフックを待
ち(ステップ(44))、操作者がオフフックすれば(ス
テップ(45))、網へ応答信号を送出し(ステップ(4
6))、通話状態となる(ステップ(47))。
すなわち、以上のように動作することにより、呼に応じ
た転送を行うことができる。
なお、以上の転送動作においては、3つの電話番号から
の着信呼を1箇所に転送する例を示したが、メモリ16お
よびメモリ17を複数個備え、それらを選択する手段を設
け、かかってきた電話番号に対応するメモリ16のアドレ
ス16−nに記録された転送先電話番号に転送することに
より、第14図(a)に示すようにかかってきた電話に応
じて様々な転送先へ転送することができる。
また、転送先番号登録動作において、ステップ(5),
(6),(7)の動作の後、転送すべき着信呼の電話番
号を入力せず、ステップ(10)で登録/終了キー6を押
下した場合に、制御回路13によりすべての着信呼をステ
ップ(3)で入力した転送先へ転送するように構成する
ことができるほか、着信呼の電話番号を入力し、転送先
を入力しない場合に、第14図(b)に示すように特定の
相手からの着信を転送せずに転送元への着信どまりとす
るように構成することもできる。
また、転送を行っている最中に転送元へ電話をかけてき
た人(説明では「X」や「Y」)が、電話を切断してし
まうような場合もあるが、その場合には、転送元の制御
回路13にかけてきた人の電話機から切断信号が送られる
ので、制御回路13は転送動作は中止し、かかってきた電
話および転送先との切断動作を行って、空状態へ復帰す
るため問題を生じることはない。
次に、第14図(c)に示したように電話で着信した呼
を、簡単なメモ情報等の通話に代る代替通信による転送
を行う場合の第2の発明の実施例を説明する。
第5図はこの発明の第2の発明のディジタル電話の転送
方法で用いるディジタル電話機の一実施例の構成を示す
図である。
この図において、1〜12、14〜15、17〜19は第1図のも
のと同様である。20は制御回路で、インタフェース回路
5を介して網との接続制御、転送先の電話番号のメモリ
17への記録、着信時のリンガ回路11の制御、表示器駆動
回路19の制御、選択スイッチ8,9の制御等を行う。22は
メモ情報を記録する第3のメモリで、メモ情報内には、
転送情報を表わすメモとして例えば「テンソウ」が記録
されているものとする。このメモを蓄積する方法として
は、 ディジタイザ等により手書き入力する方法、 フルキーボード等を用いて任意のメモを蓄積する方
法、 あらかじめROMに固定メモを蓄積する方法等が考え
られるが、ここでは、のROM内の固定メモで構成する
ものとする。なお、この発明においては、メモの作成方
法は重要ではない。
まず、制御回路20の転送先電話番号のメモリ17への登録
動作を第6図のフローチャートを参照して説明する。
電話機の空状態において、操作者が登録/終了キー6を
押下すると(ステップ(51))、制御回路20はローカル
モードとなり、転送先電話番号入力待ち状態となる(ス
テップ(52))。次に操作者が例えば、「0468591111」
へ転送するとして、これをダイヤル3により入力する
(ステップ(53))。このとき、制御回路20は入力され
た番号をその都度表示器駆動回路19に送り表示器18に表
示する(ステップ(54))。さらに操作者が入力終了と
して登録/終了キー6を押下すると(ステップ(5
5))、制御回路20は入力された電話番号を、メモリ17
に記録し(ステップ(56))、空状態へ移行する。
この後、操作者が転送モードスイッチ7を「転送」モー
ドにすることにより、以後の着信動作において、制御回
路20は転送の動作を行う。
次に、転送先へメモ情報にどこからかかってきたか(発
呼者番号)を付加して転送する動作を第7図のフローチ
ャートを参照して説明する。
ここでは、「X」さんから着信があったとすると、ま
ず、網から着信信号および「X」さんの電話番号(例え
ば「035092222」)が送られる。この着信信号には、B1
チャネルを使用するものとして説明する。着信信号はイ
ンタフェース回路5を介して制御回路20へ伝達される
(ステップ(61))。制御回路20は、この着信信号を解
析し、この電話機に着信がかかっていることを識別す
る。さらに制御回路20は、転送モードスイッチ7の状態
を読み込む(ステップ(62))。ここでは、「転送」モ
ードに設定されているが、制御回路20は転送元の電話機
では応答せず、「X」さんからの着信に対して切断信号
を送り呼を切断する(ステップ(63))。次いで制御回
路20は、メモリ17から記録された電話番号、また、メモ
リ22からメモ情報を読み出し(ステップ(64),(6
5)、インタフェース回路5を介して網に情報チャネル
を用いないことを示す(すなわち信号チャネルによる発
信であることを示す)発信信号およびメモリ6から読み
出した電話番号「0468591111」、さらに、ユーザ間デー
タ領域に、転送の情報であること、メモリ22から読み出
したメモ情報および網から送られてきた発呼者番号(こ
こでは「X」さんの「03592222」)を入れて送出し(ス
テップ(66))、切断信号を待つ(ステップ(67))。
第8図にこのとき送出される信号の構成例を示す。第8
図に示されるように、各情報要素には、その長さが示さ
れるので、受信側では容易にユーザ間データの内容を識
別できる。
網は、これらの発信信号、電話番号およびユーザ間デー
タを受信すると、送られてきた転送先の電話番号「0468
591111」への接続処理を行い、転送先の電話機に対し
て、着信信号、転送元の電話番号,ユーザ間データを送
る。
以下、動作を第9図のフローチャートを参照して説明
し、転送先の要請要素にはダッシュを付して説明する。
転送先の制御回路20′では、これらの着信信号,転送先
の電話番号,ユーザ間データを受信すると(ステップ
(71))、ユーザ間データの有無,ユーザ間データ有の
場合の転送情報の有無の判別を行う(ステップ(72),
(73))。この場合、ユーザ間データに転送情報が含ま
れているため、この着信はデータを受信するのみである
ことが分かり、この着信に対して切断信号を送る(ステ
ップ(74))。網は、切断信号を転送元の制御回路20へ
送り、制御回路20はこの切断信号を受信して(ステップ
(68))空状態となる。
さらに、制御回路20′は切断信号を送出した後、ユーザ
間データに転送情報が含まれているため、通常の着信と
は異なるリンガ音でリンガ回路11′を制御してサウンダ
12′を鳴動させ(ステップ(75))、さらに表示器駆動
回路19′を制御して表示器18′に転送元の電話番号,ユ
ーザ間データで送られたメモ情報(「テンソウ」)およ
び電話番号(「035092222」)を一定時間表示する(ス
テップ(76))(なお、この一定時間の計測は、制御回
路20′のタイマルーチン等で容易に実現できる)。第10
図はこの表示例を示す図である。このように、転送先の
操作者には、転送元の電話番号と、かかってきた電話番
号が表示により放置されるので、「035092222」から着
信があったことが分かる。そして、タイマルーチンで一
定時間の計測が行われたのち(ステップ(77))、リン
ガ音を停止し表示を消去する(ステップ(78))。
このため、転送先の操作者は、「035092222」に電話を
するか、無視するかを選択できる。
次に、第14図(d)に示したように着信呼を転送して良
いか、転送元と転送先との間で確認をとった後、転送す
る第3の発明の実施例を説明する。
第11図はこの発明の第3の発明のディジタル電話の転送
方法で用いるディジタル電話機の一実施例の構成を示す
図である。
この図において、1〜12、14〜15、17〜19は第1図のも
のと同様である。21は制御回路で、インタフェース回路
5を介した網との接続制御、転送先電話番号のメモリ17
への記録、着信時のリンガ回路11の制御、表示器駆動回
路19の制御、選択スイッチ8,9等の制御等を行う。
制御回路21の転送電話番号のメモリ17への登録動作は上
記の第2の発明の実施例と同様であり、メモリ17には、
例えば「0468591111」が登録されているものとする。
この後、操作者が転送モードスイッチ7を「転送」モー
ドにすることにより、以後の着信動作において、制御回
路21は転送の動作を行う。
次に、転送先の電話から転送元の電話機に対してかかっ
てきた電話を転送するかしないかを指定して転送する場
合の動作を第12図のフローチャートを参照して説明す
る。
「X」さん(例えば「035092222」)から着信があり、
転送情報,メモ情報(「テンソウ」),「X」さんの発
呼者番号を転送先(「0468591111」)へ伝達するまでの
ステップ(81)〜(86)は、上記の第2の発明の実施例
におけうステップ(61)〜(67)とほぼ同様である。た
だし、第2の発明の実施例では、音声信号を転送しない
ので転送先へ転送情報を送った後、ステップ(63)で
「X」さんの電話機に対して切断信号を送出したが、こ
の実施例では転送先との確認をとった後、音声信号の転
送を行う場合もあるので「X」さんの電話機へは切断信
号を送出しないという動作のみが異なっている。
一方、転送先の動作を第13図のフローチャートを参照し
て説明すると、転送先の制御回路21′では、着信信号、
転送元の電話番号、ユーザ間データを受信すると(ステ
ップ(91))、ユーザ間データの有無、転送の情報の有
無の判別を行い(ステップ(92),(93))次いで、通
常の着信とは異なるリンガ音でサウンダ12′を鳴動させ
(ステップ(94))、さらに表示器駆動回路19′を制御
して表示器18′に転送元の電話番号,ユーザ間データで
送られたメモ情報(「テンソウ」),電話番号(「0350
92222」)を表示したのち(ステップ(95))、ダイヤ
ル入力待ちとなる(96)。このため、転送先の操作者に
は、転送元の電話番号と、かかってきた電話番号が表示
により報知されるので、「035092222」かた着信があっ
たことが分かる。ここで、操作者がこの電話(「X」さ
んから転送元にかかった電話)を例えば、転送したけれ
ばダイヤル「1」を、転送したくなければダイヤル
「2」を押下することとする。
まず、転送する場合について説明する。
転送先の操作者がダイヤル「1」を押下する(ステップ
(97))と、ダイヤルの識別が行われたのち(ステップ
(98))、転送先電話機の制御回路21′は網に切断信号
およびユーザ間データで転送要求信号(例えば信号
「1」)を送る(ステップ(99))。これらの切断信号
および信号「1」は転送元の電話機との呼接続上の一連
の信号であり、網はこの切断信号と信号「1」を転送元
の電話機へ送る。転送元の電話機の制御回路21は、この
切断信号と信号「1」を受信する(ステップ(87))
と、ユーザ間データの有無が判別したのち(ステップ
(88))、信号「1」が転送要求信号であることが分か
る(ステップ(89))ので、転送先で転送を要求してい
ることが分かる。このため、制御回路21は上記の第1の
実施例と同様にして、B2チャネルを用いて転送先へ発信
し、転送先が応答すると、切替スイッチ10を制御して転
送を行う。この動作により、「X」さんと転送先との通
話が可能となる。
次に、転送をしない場合について説明する。転送先の操
作者がダイヤル「2」を押下すると(ステップ(8
7))、ダイヤルの識別が行われたのち(ステップ9
8))、転送先電話機の制御回路21′は網に切断信号お
よびユーザ間データで転送不要信号(例えば信号
「2」)を送る(ステップ(100))。網はこの切断信
号と信号「2」を転送元の電話機へ送る。転送元の電話
機の制御回路21は、この切断信号「2」を受信すると
(ステップ(87))、ユーザ間データの有無が判別した
のち(ステップ(88))、信号「2」が転送不要信号で
あることが分かる(ステップ(89))ので、転送先で転
送を要求していないことが分かる。このため、制御回路
21は、「X」さんからの着信を切断する(ステップ(9
0))。
以上の動作により転送するかしないかを任意に指定する
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の第1の発明は、転送先
の電話番号および電話転送動作に関わる電話番号を記録
しておく第1および第2のメモリと、電話番号の記録動
作および電話転送動作を指定するキーと、1つの情報チ
ャネルの情報信号を他の情報チャネルへのせかえる切替
スイッチと、電話機と網との接続制御信号の授受、第1
および第2のメモリへの電話番号の記録と読み出し、キ
ーの状態把握、切替スイッチの切替制御を行う制御回路
とを備えたディジタル電話機を用いて、着信があったと
き、制御回路の動作により、網より送られる発呼者の電
話番号と第2のメモリ内の転送に関わる電話番号とを照
合し、この照合の結果に応じて着信した情報チャネルと
は別の情報チャネルを用いて、第1のメモリ内にあらか
じめ記録しておいた転送先の電話番号へ自動発信し、転
送先が応答したとき、切替スイッチを動作させて着信の
あった情報チャネルと自動発信した情報チャネルとを接
続するので、相手によって転送先を振り分けることがで
きるほか、転送する相手を限定することができるという
効果がある。
また、この発明の第2の発明は、転送先の電話番号およ
びメモ情報を記録しておく第1および第3のメモリと、
電話番号の記録動作および電話転送動作を指定するキー
と、電話機と網との接続制御信号の授受、第1のメモリ
への電話番号の記録と読み出し、キーの把握状態、切替
スイッチの切替制御を行う制御回路とを備えたディジタ
ル電話機を用いて、着信があったとき、制御回路の動作
により、第1のメモリ内にあらかじめ記録しておいた転
送先の電話番号へ信号チャネルのユーザ間データ領域に
発呼者の電話番号または発呼者の電話番号と第3のメモ
リ内に記憶されたメモ情報を入れて自動発信して転送先
の電話機より発呼者の電話番号または発呼者の電話番号
とメモ情報を報知するので、電話の着信をメモ等の別の
情報にかえて転送することができるという効果がある。
また、この発明の第3の発明は、転送先の電話番号およ
びメモ情報を記録しておく第1および第3のメモリと、
電話番号の記録動作および電話転送動作を指定するキー
と、1つの情報チャネルの情報信号を他の情報チャネル
へのせかえる切替スイッチと、電話機と網との接続制御
信号の授受、第1のメモリへの電話番号の記録と読み出
し、キーの状態把握、切替スイッチの切替制御を行う制
御回路とを備えたディジタル電話機を用いて、着信があ
ったとき、制御回路の動作により、第1のメモリ内にあ
らかじめ記録しておいた転送先の電話番号へ信号チャネ
ルのユーザ間データ領域に発呼者の電話番号または発呼
者の電話番号と第3のメモリ内に記憶されたメモ情報を
入れて自動発信して転送先の電話機より発呼者の電話番
号または発呼者の電話番号とメモ情報を報知したのち、
転送先の電話機の操作によって送出される信号チャネル
のユーザ間データ領域に入れられた転送要求信号または
転送不要信号により情報チャネルを用いた発信または着
信の切断を行うので、転送して良いかを転送先に確認し
てから転送することができるという効果がある。
さらに、上記のいずれにおいても、音声をディジタル化
したまま転送するので、音声の品質劣化がなくなるとい
う効果がある。本発明の実施例(第1図,第5図および
第1図)では、いずれも着信した情報チャネルと自動発
信する情報チャネルとの接続をディジタル信号のまま行
う、すなわち切替スイッチをインタフェース回路とコー
デックとの間に挿入する方法について説明したが、経済
性や音声の品質劣化を無視すれば、従来のアナログ電話
網で行われているのと同様に、アナログ信号で行う方法
も無論可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の発明のディジタル電話の転送
方法で用いるディジタル電話機の一実施例の構成を示す
図、第2図は電話番号の登録動作を説明するためのフロ
ーチャート、第3図はメモリ内の記録状況を示す図、第
4図は第1の発明の動作を説明するためのフローチャー
ト、第5図は第2の発明で用いるディジタル電話機の一
実施例の構成を示す図、第6図は電話番号の登録動作を
説明するためのフローチャート、第7図は第2の発明の
動作を説明するためのフローチャート、第8図は信号の
構成例を示す図、第9図は第2の発明の動作を説明する
ためのフローチャート、第10図は表示器の表示例を示す
図、第11図は第3の発明で用いるディジタル電話機の一
実施例の構成を示す図、第12図,第13図は第3の発明の
動作を説明するためのフローチャート、第14図(a)〜
(d)は従来不可能であった転送を説明するための図で
ある。 図中、1はハンドセット、2は通話回路、3はダイヤ
ル、4はコーデック、5はインタフェース回路、6は登
録/終了キー、7は転送モードスイッチ、8,9は選択ス
イッチ、10は切替スイッチ、11はリンガ回路、12,12′
はサウンダ、13,20,20′,21,21′は制御回路、14はキー
スイッチインタフェース回路、15は電源回路、16は第2
のメモリ、17は第1のメモリ、18,18′は表示器、19,1
9′は表示器駆動回路、22は第3のメモリである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声等を授受するための複数の情報チャネ
    ルと、接続制御情報の授受や発呼者の電話番号を着信し
    た電話機へ伝達するための信号チャネルとを有するディ
    ジタル網において、転送先の電話番号および電話転送動
    作に関わる電話番号を記録しておく第1および第2のメ
    モリと、電話番号の記録動作および電話転送動作を指定
    するキーと、1つの情報チャネルの情報信号を他の情報
    チャネルの情報信号へのせかえる切替スイッチと、電話
    機と網との接続制御信号の授受、前記第1および第2の
    メモリへの電話番号の記録と読み出し、前記キーの状態
    把握、前記切替スイッチの切替制御を行う制御回路とを
    備えたディジタル電話機を用いて、着信があったとき、
    前記制御回路の動作により、網より送られる発呼者の電
    話番号と前記第2のメモリ内の転送に関わる電話番号と
    を照合し、この照合の結果に応じて着信した情報チャネ
    ルとは別の情報チャネルを用いて、前記第1のメモリ内
    にあらかじめ記録しておいた前記転送先の電話番号へ自
    動発信し、前記切替スイッチを動作させて着信のあった
    情報チャネルと自動発信した情報チャネルとを接続する
    ことを特徴とするディジタル電話の転送方法。
  2. 【請求項2】前記照合の結果が一致したときに転送動作
    を行うことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    のディジタル電話の転送方法。
  3. 【請求項3】前記照合の結果が一致しないときに転送動
    作を行うことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載のディジタル電話の転送方法。
  4. 【請求項4】音声等を授受するための複数の情報チャネ
    ルと、ユーザ間データ領域を備え、接続制御情報の授受
    や発呼者の電話番号を着信した電話機へ伝達するための
    信号チャネルとを有するディジタル網において、転送先
    の電話番号およびメモ情報を記録しておく第1および第
    3のメモリと、電話番号の記録動作および電話転送動作
    を指定するキーと、電話機と網との接続制御信号の授
    受、前記第1のメモリへの電話番号の記録と読み出し、
    前記キーの状態把握、前記切替スイッチの切替制御を行
    う制御回路とを備えたディジタル電話機を用いて、着信
    があったとき、前記制御回路の動作により、前記第1の
    メモリ内にあらかじめ記録しておいた前記転送先の電話
    番号へ前記信号チャネルの前記ユーザ間データ領域に前
    記発呼者の電話番号または前記発呼者の電話番号と前記
    第3のメモリ内に記憶された前記メモ情報を入れて自動
    発信して前記転送先の電話機より前記発呼者の電話番号
    または前記発呼者の電話番号と前記メモ情報を報知する
    ことを特徴とするディジタル電話の転送方法。
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