JPH07109817A - 床構造 - Google Patents

床構造

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Publication number
JPH07109817A
JPH07109817A JP28057793A JP28057793A JPH07109817A JP H07109817 A JPH07109817 A JP H07109817A JP 28057793 A JP28057793 A JP 28057793A JP 28057793 A JP28057793 A JP 28057793A JP H07109817 A JPH07109817 A JP H07109817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finishing material
finishing
cushioning
base
cushioning material
Prior art date
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Pending
Application number
JP28057793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Abe
正紀 阿部
Kenji Inaba
健司 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 緩衝材を有する仕上材を釘止めでき、緩衝効
果を損ねることなく、施工を容易とする。 【構成】 仕上材6は緩衝材9を一層以上有する積層材
料から成り、緩衝材9の最下層よりも下側で釘12を打
ち込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集合住宅,階上体育
館,学校教室,事務所等の階下への音の伝播の防止が要
求される環境下において好適な床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床構造に使用される仕上材100
としては、図7や図8に示すように、最下層に緩衝材1
01を設けたり、中間に緩衝材101を設けたものが知
られている。これら仕上材100の側周縁には凸部(雄
実)102と凹部(雌実)103とが形成され、これら
が凹凸嵌合され、嵌合前に凸部102の個所から釘10
3を斜めに打ち込んで仕上材100を床下地に取付ける
ようになっている。釘103を打ち込んだ後に凹凸嵌合
させるので釘103は隠れて外からは見えなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の緩衝材101を
有する仕上材100を釘103で床下地に取付けると、
釘103が緩衝材101を貫通してしまうので、所定の
緩衝効果が得られないという不都合があった。このよう
な仕上材100を釘103を用いずに接着剤で床下地に
貼着する方法も考えられるが、接着剤が固まる前に仕上
材100の反り等のアバレを防止することが難しく、接
着剤が硬化するまで仕上材100の上に重量物をのせて
おく等して一定時間圧締する必要が生ずる。
【0004】そこで、この発明は、緩衝材を有する仕上
材を釘止めでき、緩衝効果を損ねることなく、施工が容
易な床構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、木質系の仕上材の側周縁に凸部と凹部
が形成され、仕上材同士の突き合わせ個所が凹凸嵌合
し、仕上材の凸部に釘を打ち込んで床下地上に取付けた
後に他方の仕上材の凹部を釘が打ち込まれた凸部に嵌合
させた床構造において、仕上材は緩衝材を一層以上有す
る積層材料から成り、緩衝材の最下層よりも下側で釘を
打ち込むものである。
【0006】
【作用】床下地上に仕上材を釘止めしても、緩衝材が圧
締されてその緩衝効果を損ねることがなくなる。接着剤
による貼着ではなく、釘止めであるため施工の効率が良
い。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
【0008】図1に示す第1の実施例では、下地パネル
1が受け材2上に乗り、受け材2は支持脚3でコンクリ
ートスラブ等の床基盤4上に支持されている。支持脚3
は、上端に受け金具31を有する支持ボルト32を備
え、この支持ボルト32の下端はクッションゴム33に
設けたナット部材34にねじ込まれる。ナット部材34
に支持ボルト32をねじ込むことにより下地パネル1の
高さを調節できる。下地パネル1同士の突き合わせ個所
には目地部緩衝材5を設けてある。このようにして床基
盤4上から所定の高さに支持脚3で支持された下地パネ
ル1上には木質系の仕上材6を取付けてある。ここで、
床下地は、下地パネル1,受け材2,支持脚3から構成
される。
【0009】仕上材6は、図2に示すようにその側周縁
に凸部7と凹部8とが形成してあり、間に緩衝材9を有
する積層構造になっている。仕上材6の最上層は、突き
板貼り化粧合板10から成り、緩衝材9は発泡体から成
り、最下層は台板合板11から成る。突き板貼り化粧合
板10の厚さは3mmとし、緩衝材9の厚さは1mmとし、
台板合板11の厚さは9mmとした。凸部7と凹部8は台
板合板11に形成してある。このように構成された積層
材料から成る仕上材6を床下地、この実施例では下地パ
ネル1上に取付けるには、釘12を凸部7の基端部から
斜めに打ち込む。釘12を打ち込んだ後にこの凸部7に
他の仕上材6の凹部8を嵌合させる。
【0010】なお、図2に示す仕上材6において、突き
板貼り化粧合板10の厚さを3mmとし、発泡体から成る
緩衝材9の厚さを2mmとし、台板合板の厚さを9mmと
し、より緩衝効果を持たせることも可能である。また、
緩衝材9を二層以上設けることも可能である。緩衝材9
と突き板貼り化粧合板10及び台板合板11とは接着剤
を用いて貼り合わせる。また、突き板貼り化粧合板10
と緩衝材9との厚みの比は小さい程緩衝効果は良い。
【0011】図3に示すこの発明の他の実施例は、下地
パネル1上に捨張材13を設け、この捨張材13上に仕
上材6を取付けた例を示すものである。この実施例では
下地パネル1と捨張材13とで床下地を構成している。
【0012】図4に示す仕上材6は、釘12が打ち込ま
れる凸部7の個所に小凹部8Aを形成し、凸部7と嵌合
する凹部8の個所に小凸部7Aを形成したものであり、
小凸部7Aは小凹部8Aに嵌合する。このような仕上材
6では釘12は斜めに打ち込まずに垂直に床下地に打ち
込むことが可能である。
【0013】図5に示す仕上材6は、図4に示す仕上材
6と同様に小凹部8Aと小凸部7Aを形成したものであ
り、その形状を異にするものである。この仕上材6にお
いても釘12は垂直に凸部7に打ち込むことが可能であ
る。
【0014】図6に示すグラフは、JIS A 141
8に基づいて軽量床衝撃源(タッピングマシン)を用い
た遮音性能の測定結果を示すものである。このときの下
地構造としては図1に示すようなものを採用し、コンク
リートスラブ(床基盤4)の厚みを150mmとした。図
中符号Aは仕上材として突き板貼り化粧合板のみからな
る厚さ12mmのものを用い、符号Bは図8に示すような
厚さ12mmの仕上材を用いたものを示す。符号Cは図2
に示すこの発明の実施例で使用した仕上材を用い、突き
板貼り化粧合板10の厚さを3mm、緩衝材9の厚さを1
mm、台板合板11の厚さを9mmとし、全体の厚さを13
mmとしたものを示す。さらに符号Dで示すものは符号C
で示す仕上材と同様の構造であるが、緩衝材9の厚みを
2mmとし、全体の厚さを14mmとした仕上材を使用した
例を示す。また、符号A〜Dに示す例における仕上材は
全て釘止めを施した。
【0015】床下地は、前述した下地パネル1を支持脚
2で支持するものの他に在来の大引根太構造であっても
よいし、下地パネル1と床基盤4との間にゴム,発泡樹
脂等の緩衝材を介在させたものであってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、仕
上材は緩衝材を一層以上有する積層材料から成り、緩衝
材の最下層よりも下側で釘を打ち込むので、緩衝材が圧
締されることなく、緩衝効果を損ねることがない。ま
た、釘打ちで仕上材を床下地に取付けていくので、接着
剤のように施工に手間がかかることがなく、容易かつ迅
速に施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す正面図。
【図2】図1で使用される仕上材の正面図。
【図3】他の実施例を示す斜視図。
【図4】仕上材の他の例を示す正面図。
【図5】仕上材のさらに別の例を示す正面図。
【図6】遮音性能の測定結果を示すグラフ。
【図7】従来例を示す仕上材の正面図。
【図8】他の従来例を示す仕上材の正面図。
【符号の説明】
6 仕上材 7 凸部 8 凹部 9 緩衝材 12 釘

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木質系の仕上材の側周縁に凸部と凹部が
    形成され、仕上材同士の突き合わせ個所が凹凸嵌合し、
    仕上材の凸部に釘を打ち込んで床下地上に取付けた後に
    他方の仕上材の凹部を釘が打ち込まれた凸部に嵌合させ
    た床構造において、 仕上材は緩衝材を一層以上有する積層材料から成り、 緩衝材の最下層よりも下側で釘を打ち込むことを特徴と
    する床構造。
  2. 【請求項2】 前記床下地は、多数の下地パネルを支持
    脚で支持したものから成ることを特徴とする請求項1記
    載の床構造。
  3. 【請求項3】 支持脚の基端にクッションゴムを設けた
    ことを特徴とする請求項2記載の床構造。
  4. 【請求項4】 前記床下地は、多数の下地パネルを緩衝
    材で支持したものから成ることを特徴とする請求項1記
    載の床構造。
JP28057793A 1993-10-14 1993-10-14 床構造 Pending JPH07109817A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28057793A JPH07109817A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 床構造

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JP28057793A JPH07109817A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 床構造

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JPH07109817A true JPH07109817A (ja) 1995-04-25

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ID=17626978

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JP28057793A Pending JPH07109817A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 床構造

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JP (1) JPH07109817A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015203203A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 株式会社ノダ 床材
JP2019152050A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 大建工業株式会社 二重床用の接合木質複合材と該複合材を用いた二重床構造

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JP2015203203A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 株式会社ノダ 床材
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