JPH07108094B2 - 定電圧定周波数電源装置の並列運転制御方法 - Google Patents

定電圧定周波数電源装置の並列運転制御方法

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JPH07108094B2
JPH07108094B2 JP61267111A JP26711186A JPH07108094B2 JP H07108094 B2 JPH07108094 B2 JP H07108094B2 JP 61267111 A JP61267111 A JP 61267111A JP 26711186 A JP26711186 A JP 26711186A JP H07108094 B2 JPH07108094 B2 JP H07108094B2
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JP
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秀法 大久保
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、定電圧定周波数電源装置を並列運転する場
合に生ずる横流の有効分を抑制する定電圧定周波数電源
装置の並列運転制御方法に関する。
〔従来の技術〕
第2図は定電圧定周波数電源装置を並列運転する場合の
従来例を示した回路図であって、2台の定電圧定周波数
電源装置(以下ではCVCF装置と略記する)を並列運転す
る場合を表しているが、1号CVCF装置1と2号CVCF装置
2との回路構成は同じであるから、1号CVCF装置1の図
示は省略している。
符号2なる2号CVCF装置の主回路は、交流を入力してこ
れを直流に変換する整流器3と、この直流のリップル分
を吸収する平滑コンデンサ4と、平滑された直流を入力
して一定電圧で一定周波数の交流を出力するサイリスタ
インバータ5とで構成されており、このサイリスタイン
バータ5の出力交流電圧が計器用変圧器8で検出された
のち、負荷9へ変換された交流電力を与えるのである
が、他方の1号CVCF装置1もその出力を負荷9へ供給し
ており、この出力電流が変流器6で検出される。
またこの符号2なるCVCF装置が一定電圧で一定周波数の
交流を出力するとともに、1号CVCF装置1との並列運転
を安定に行うような制御は次のようになされている。す
なわち電圧設定器13で設定される電圧指令値と、計器用
変圧器8と電圧検出器12とで検出される電圧実際値との
偏差を電圧調節記14へ入力させることにより、この入力
偏差を零にするよう当該電圧調節記14から出力される制
御信号が、パルス分配器18を経てサイリスタインバータ
5へ与えられることにより、このサイリスタインバータ
5の出力電圧は、電圧設定器13からの電圧指令値どおり
の値を維持する。
1号CVCF装置1からの電流が変流器6から横流電流演算
器11へ、また2号CVCF装置2の出力電流が変流器7から
横流電流演算器11へ入力されているので、両CVCF装置間
を流れる横流が有効分と無効分とに分離して演算され
る。両CVCF装置1と2とが出力する交流の電圧に差異が
あるとき、両者間を無効分電流が流れ、これが横流電流
演算器11により演算されるので、この横流電流演算器11
から得られる無効分横流を電圧調節器14へ入力させるこ
とで、両CVCF装置間を流れる無効分横流電流を抑制す
る。
一方、2号CVCF装置2が出力する交流の周波数を基準値
に維持するために1次遅れフィルタ15、周波数調節器16
ならびに周波数発振器17が設けられており、1次遅れフ
ィルタ15と周波数調節器16の出力が零のときに、この周
波数調節器16で制御されている周波数発振器17が基準周
波数を発振するように調整されており、これがパルス分
配器18を経てサイリスタインバータ5へ与えられること
により、当該サイリスタインバータ5の出力周波数は基
準値を維持することができる。ここで例えば周波数調節
器16にドリフトを生じると、この出力がフィードバック
されて1次遅れフィルタ15へ入力されるので、このフィ
ードバックループにより、常時基準周波数を維持するよ
うに制御されることとなる。
第2図に示すように、この2号CVCF装置2が1号CVCF装
置1と並列運転するときに、両CVCF装置の発振周波数に
差があると、両者間を有効分横流電流が流れることにな
り、横流電流演算器11がこの有効分横流電流を検出し
て、これを周波数調節器16へ入力させるとともに周波数
発振器17へも入力させることにより、一定の有効分横流
電流が流れている状態で両CVCF装置が平衡し、この平衡
状態で並列運転しつつ負荷9へ電力を供給する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら両CVCF装置が出力する交流の基準周波数に
差があるとき、両者を平衡させる有効分横流電流の値は
基準周波数差に比例するので、この基準周波数のずれが
大となれば有効分横流電流が増大し、この有効分横流が
流入する方のCVCF装置は、その直流中間回路電圧が上昇
するので、この異常電圧により装置の耐圧がおびやかさ
れ、あるいは故障に至る不都合を生じる。
この発明は、定電圧定周波数電源装置の複数組を並列運
転するさいに、それぞれが出力する交流の基準周波数に
差異があっても、各定電圧定周波数電源装置の間を流れ
る有効分横流電流を所定値以内に抑制することができる
定電圧定周波数電源装置の並列運転制御方法を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、定電圧定周波数電源装置の複数組を並列に
接続して運転する場合に、定電圧定周波数電源装置の横
流を検出し、有効分横流電流が相手側の装置へ流入する
場合には、これが所定値以上にならないように調節する
信号をこちら側の定電圧定周波数電源装置の周波数調節
回路へ優先的に入力させてその出力周波数を低下させる
ことで、相手側へ流入する有効分横流電流を所定値以下
に抑制しようとするものである。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示す回路図であり、この第1
図に基づいて本発明の内容を以下に記載する。
第1図において、符号10なる1号CVCF装置と、符号20な
る2号CVCF装置とが相互に並列接続されて負荷9に交流
電力を供給する場合を図示しているが、1号CVCF装置10
の回路構成は、2号CVCF装置20の構成と全く同じである
ので、その図示ならびに動作説明は省略する。
2号CVCF装置20は、有効横流設定器21と、有効横流調節
器22とを備えており、有効横流調節器22には有効横流設
定器21によって設定される値と横流電流演算器11から出
力される有効分横流との偏差が入力される。また、この
他の第2図に示した従来例のCVCF装置2と同様の機能を
有するものには同一の符号を付して説明を省略する。
1号CVCF装置10と2号CVCF装置20との並列運転中に、2
号CVCF装置20が出力する交流の方が1号CVCF装置10のそ
れよりも高くなり、この周波数差異により有効分横流電
流が流れたとき、横流電流検出器11から出力される有効
分横流の値があらかじめ有効横流設定器21に設定された
値を上回ったときには、有効分横流の値と有効横流設定
値との偏差に基づいた有効横流調節器22の出力を周波数
調節器16の出力に優先させ、サイリスタインバータ5の
出力周波数を低下させて、相手方すなわち1号CVCF装置
10へ横流電流を流し込まないように動作する。
〔発明の効果〕
この発明によれば、直流中間回路を介して電源側変換器
と負荷側変換器とを接続することで構成され、一定電圧
・一定周波数の交流を出力するように構成された定電圧
定周波数電源装置の複数組を並列に接続して運転する際
に、各電源装置が出力する交流の周波数に差異があり、
いずれかの周波数が高すぎ、この周波数偏差によって有
効分横流が所定値以上になった場合には、有効横流調節
手段の出力によって、周波数調節手段の出力に優先し当
該電源装置が出力する交流の周波数を低下させるように
して、相手側の電源装置へ横流電流を流入させないよう
にし、相互の出力周波数に差異があっても、一定値以上
の横流を流すことなく、安定な並列運転をすることがで
きる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図は定電圧
定周波数電源装置を並列運転する場合の従来例を示した
回路図である。 1,10……1号CVCF装置、2,20……2号CVCF装置、3……
整流器、4……平滑コンデンサ、5……サイリスタイン
バータ、6,7……変流器、8……計器用変圧器、9……
負荷、11……横流電流演算器、12……電圧検出器、14…
…電圧調節器、15……1次遅れフィルタ、16……周波数
調節器、17……周波数発振器、18……パルス分配器、21
……有効横流設定器、22……有効横流調節器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源側変換器の直流側と負荷側変換器の直
    流側とを直流中間回路を介して接続し、電源側変換器へ
    交流を入力させるとき、負荷側変換器から出力する交流
    の電圧と周波数を電圧調節手段と周波数調節手段とによ
    りそれぞれ所定値に制御するようにしている定電圧定周
    波数電源装置の複数組を並列運転する際に、各定電圧定
    周波数電源装置に流れる横流無効分と有効分とを検出
    し、この横流無効分は当該定電圧定周波数電源装置の前
    記電圧調節手段へ入力させ、横流有効分は前記周波数調
    節手段へ入力させるようにしている定電圧定周波数電源
    装置の並列運転制御方法において、 前記横流有効分があらかじめ定めた有効横流設定値を越
    えた場合には、前記周波数調節手段の調節動作のうち、
    横流有効分と有効横流設定値との偏差に基づいて交流の
    周波数を降下させるための調節動作を優先させることを
    特徴とする定電圧定周波数電源装置の並列運転制御方
    法。
JP61267111A 1986-11-10 1986-11-10 定電圧定周波数電源装置の並列運転制御方法 Expired - Lifetime JPH07108094B2 (ja)

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JP2708648B2 (ja) * 1991-04-22 1998-02-04 三菱電機株式会社 並列運転制御装置
JP2674402B2 (ja) * 1991-12-27 1997-11-12 三菱電機株式会社 交流出力変換器の並列運転制御装置
JP3019570B2 (ja) * 1992-01-08 2000-03-13 富士電機株式会社 Cvcfインバータの制御方法

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JPS6022223A (ja) * 1983-07-19 1985-02-04 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 太陽電池を用いた交流電源システム

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