JPH07107643A - 電源ボックス - Google Patents

電源ボックス

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JPH07107643A
JPH07107643A JP5249045A JP24904593A JPH07107643A JP H07107643 A JPH07107643 A JP H07107643A JP 5249045 A JP5249045 A JP 5249045A JP 24904593 A JP24904593 A JP 24904593A JP H07107643 A JPH07107643 A JP H07107643A
Authority
JP
Japan
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terminal
case
claw
tip
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP5249045A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Tanabe
正敏 田辺
Hiroyuki Oshima
博之 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気部品の交換時、電源ボックス内に収納され
ている端子のメールタブから、電気部品の絶縁ポッド付
き平型接続端子、或いは平型接続端子単品を抜く際の、
その強い結束力による端子の抜け防止,変形防止を目的
とする。 【構成】メールタブ部を有する端子を電源ボックスの所
定の箇所に固着させるため、端子に位置合わせ用の爪部
を設けると共に、その爪部先端にふくらみを持たせてい
る。また電源ボックスにおいては、端子の位置合わせよ
うの爪部を挿入する箇所をボス部とし、ボス部の端子爪
部挿入部は貫通穴としている。この貫通穴の入口部は、
端子爪部先端のふくらみよりも狭くし、爪部が挿入完了
された位置では端子爪部先端のふくらみよりも広くして
いる。 【効果】端子の変形防止,脱落防止が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気部品および配線類
を収納する電源ボックスに関し、特に、ケースの電気部
品収納部の形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のポンプに使用される電源ボックス
は特開昭57−131887号に記載されているように、配線類
を収納する電源ボックス内での電気部品の結線方法は、
丸形接続端子をねじで固定すると共に、端子のメールタ
ブ部は電源電線接続用としてのみ使用していた。
【0003】電気部品の接続用としてのねじ止めにおい
ては、ドライバー等の工具による配線作業を行っていた
が、ねじの締め付け不足による導通不良や、輸送時の振
動によるねじの緩みにより導通不良、または、導通が不
十分なために、接触抵抗となり熱が発生し、最悪の場合
には発煙・発火に至るなどの安全性の問題があった。ま
た、端子の電源電線接続用としてのメールタブ部におい
ては、電源電線の平形接続端子とメールタブとの結束力
が強い為、電源電線の交換時など平形接続端子をメール
タブから引き抜く際の端子の変形防止が必要でケースに
端子をねじ止めするなど構造が複雑になるとともに作業
性が悪く高価となっていた。
【0004】更に、単相用ポンプと3相用ポンプにおい
ては、電気部品の構成が異なる為、それぞれに電源ボッ
クスを用意する事は、部品調達の面でも部品管理の面で
も無駄があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来のポンプの電気部品の結束方法、また端子の変形,
単相ポンプ用・3相ポンプ用に、それぞれ異なる電源ボ
ックスを用意する等の実状を鑑みてなされたもので、そ
の目的は、電源ボックス内での電気部品の配線方法を、
メールタブと絶縁ポッド付平型接続端子、或いは平形接
続端子単品の組合せによる結束状態の信頼性向上,電気
部品のメンテ時等のメールタブから平形接続端子を抜く
際の端子の変形防止を防止すること、また、単相用ポン
プと3相用ポンプの電源ボックスの共用化することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴と、樹脂製のケースとカバーで構成され
複数のメールタブ部を有する複数個の端子を具備した配
線類を収納する電源ボックスにおいて、前記端子の取付
部には先端部にふくらみを有した位置合わせ爪部を設
け、前記ケースに前記端子爪部先端のふくらみよりも狭
くし、前記爪部が挿入完了された位置では、端子爪部先
端のふくらみよりもひろくなった端子固定用の貫通孔を
設け、前記端子爪部先端のふくらみ部をケースの貫通穴
に圧入し、その圧入完了位置においては前記端子爪部先
端のふくらみが前記貫通穴の狭い部分にひっ掛かる構造
としたことにある。
【0007】また、配線類を収納する電源ボックスにお
いて、前記電源ボックスの単相用ポンプで使用するとき
に必要なコンデンサーを収納する収納部は、3相用ポン
プを使用する時に必要な3相ポンプ用電動機過負荷保護
装置を収納可能な構成とされ、かつ前記電動機過負荷保
護装置を固定する引掛け部を設けることにある。
【0008】
【作用】ポンプの電気部品を交換する際、端子のメール
タブ部から絶縁ポッド付平型接続端子、或いは平形接続
端子単品を抜く場合でも、端子爪部先端のふくらみ部が
電源ボックスボス部の貫通穴部で引掛かり、ストッパー
の役目をする為、端子の爪部がケースから外れて、端子
が変形する事は無い。
【0009】また、ケースとカバーは、単相ポンプ用と
3相ポンプに共用である為、各々にケースとカバーを用
意する必要は無い。
【0010】更に電源ボックスを3相用ポンプに使用す
る場合でもケースと一体型のストッパー部およびアーム
状の引掛け部を設けているため、電動機過負荷保護装置
が位置ずれを起こしたり脱落する事は無い。また、リレ
ーを固着する場合においても、電源ボックスと一体型の
爪部で固定する為、ねじや他の部品を使用することは無
い。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図15に
より説明する。
【0012】図1,図2は、圧力タンク1,モーター
2,ケーシング3,ケーシングカバー4,分離室5,電
源ボックス6,圧力スイッチ8等で構成されるポンプ7
である。
【0013】図3は、本発明の一実施例であるポンプ7
に使用される単相用電源ボックス11であり、単相用ポ
ンプに使用する場合のコンデンサー9,電動機過負荷保
護装置10を収納した状態である。また、図4は、3相
ポンプ用に使用される電源ボックス35である。難燃性
樹脂製のケース12(以下ケースという)と、難燃性樹
脂製のカバー13(以下カバーという)は、単相用と同
一部品であり、電動機過負荷保護装置14,リレー15
で構成している。
【0014】この電源ボックス内には、図5,図6のよ
うに、ポンプ7に設けられた圧力スイッチ8,モーター
2等を配線するための複数のメールタブ部16を有する
複数個の端子17が備えられている。
【0015】端子17には、ケース12の所定箇所に固
着するための位置合わせ用爪部18を有しており、その
先端は、図7及び図8のようにケース12の端子爪部挿
入用ボス部19に挿入後、容易に抜けないよう図7及び
図8のように、ケース12のボス部 19a,19bの
貫通穴20a,20bのアンダーカットの段差部分21
にひっかかるようにふくらみ部22を有している。この
端子17の爪部18先端のふくらみ部22寸法bは図8
のように爪部18幅寸法xの1.1倍以上,1.5倍以下
つまり1.1≦b<1.5とし、ケース12の貫通穴入口
部寸法cを爪部18先端のふくらみ部22幅寸法bより
も小さくし、つまりc<bとするとともに、爪部18幅
寸法x以上とし、挿入完了時の位置においてはその貫通
20の穴径dを、爪部18先端のふくらみ部22幅寸法
bよりも大きくし、つまりb<dとしている為、メール
タブ部16に接続されている絶縁ポッド36付平型接続
端子24、或いは平形接続端子24単品を引き抜く際、
図9のように、端子爪部先端のふくらみ部22(b寸法
部)がケース12のボス部19の貫通穴20のアンダー
カットの段差部分21に引っ掛かり、端子17の抜けや
変形を防止出来るのである。また、この電源ボックス6
のケース12の端子爪部を挿入する入口部23において
は、この爪部18が挿入し易いように0.5 以上の面取
りをしている。
【0016】部品の共用化においては、図10のごと
く、この電源ボックス6のケース12を、単相用ポンプ
で使用する場合のコンデンサー9を収納する箇所に、図
11のように3相用ポンプで使用する場合には、3相ポ
ンプ用電動機過負荷保護装置14を収納するが、ポンプ
輸送時、この電動機過負荷保護装置14が位置ずれや脱
落を起こさないよう、ケース12と一体型のストッパー
部25と、電動機過負荷保護装置14を上側から抑え付
けれるようにアーム状の引掛け部26を設けている。更
に、図12,図13のように、リレー15を固着させる
為、リレー15の左27a,右27bの双方に位置する
箇所にケース12と一体型の爪部28a,28bを設
け、この爪部28a,28bにリレー15をはめこむこ
とでリレー15は、ケース12の所定箇所に確実に固着
できる。
【0017】このように、部品の取付時、ねじを使用し
ないため、作業性が非常に良いのである。
【0018】尚、図3,図4にあるようにこのポンプ用
電源ボックス6においては、端子17に平形接続端子2
4以外の端子およびリード線が結線できるよう、プレス
ねじ部29を設け、プレスねじ部29には角座付端子用
ねじ30を備えているが、この角座付端子用ねじ30の
位置する箇所には、図12,図14にあるようにケース
12と一体型の、角座付端子用ねじ30の回転防止用の
リブ31を設けている。また、このリブ31は、強度を
持たせる為に、異極間との絶縁空間距離を確保した上
で、更にメールタブ部16の倒れ込みが起こった場合で
も導通しないように設けた、ケース12と一体型の壁状
のリブ32につなげると共に、更に強度を上げる為に、
袋状33にリブ34をつなげている。尚、この袋状につ
なげたリブ部34に水が侵入した場合でも導通しないよ
う、図14のように、水逃げ用としてリブ34の高さを
fのように一部変えている。
【0019】以上述べたところを総合して、本発明によ
るときは、電気部品の電気部品ケース内での結線作業に
おいては、メールタブと平型接続端子の組合せによる差
し込み方式であるため作業性が非常に良く信頼性も高
い。更に、電気部品交換時メールタブ部から平型接続端
子を抜く際も端子が変形することは無い。また、ケース
とカバー,端子の単相ポンプ用,3相ポンプ用の部品の
共用化,部品固定時のねじの低減など実用的効果に優れ
たものである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ポンプの電気部品結線
作業においては、メールタブと平型接続端子の組合せに
よる差し込み方式であるため作業性が非常に良く信頼性
も高い、電気部品の交換時、電源ボックス内に収納され
ている端子のメールタブから、電気部品の平型接続端子
を抜く際、その結束力が強くても端子は変形しない、電
源ボックスを構成するケース,カバーにおいて、単相ポ
ンプ用と3相ポンプ用が共用であり、各々に専用のケー
ス,カバーを用意する必要がないため、生産性,管理性
が良い、3相ポンプ用で使用する場合、電動機過負荷保
護装置,リレーをケースに固着させる際ねじを不要とす
る為、ねじに係わる資源を節約することができるととも
に、組立,分解が容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポンプの上面図。
【図2】ポンプの正面図。
【図3】本発明になる単相用電源ボックスの展開上面
図。
【図4】本発明になる3相用電源ボックスの展開上面
図。
【図5】メールタブ部を有する端子の正面図。
【図6】メールタブ部を有する端子に平型接続端子を挿
入する時の部分断面図。
【図7】ケースにメールタブ部を有する端子を装着し平
型接続端子を挿入した部分断面図。
【図8】メールタブ部を有する端子と端子爪部を挿入す
るケースのボス部の嵌合寸法を示した部分断面図。
【図9】メールタブ部を有する端子をケースのボス部貫
通穴に挿入した部分断面図。
【図10】ケースにコンデンサーを装着した部分断面
図。
【図11】ケースに3相用電動機過負荷保護装置を装着
した部分断面図。
【図12】ケースのリレー装着部の部分断面図。
【図13】ケースのリレー固定用爪部にリレーを装着さ
せた部分断面図。
【図14】ケースのリブ高さを示す部分断面図。
【符号の説明】
1…圧力タンク、2…モーター、3…ケーシング、4…
ケーシングカバー、5…分離室、6…ポンプ用電源ボッ
クス、7…ポンプ、8…圧力スイッチ、9…コンデンサ
ー、10…電動機過負荷保護装置、11…単相用電源ボ
ックス、12…難燃性樹脂製ケース、13…難燃性樹脂
製カバー、14…3相用電動機過負荷保護装置、15…
リレー、16…端子のメールタブ部、17…端子、18
…ケースと位置合わせをするための端子の爪部、19…
ケースの端子爪部挿入用ボス部、20…ボス部の貫通
穴、20a,20b…ボス部、21…ケースのアンダー
カットの段差部、22…端子爪部先端のふくらみ部、2
3…ボス部貫通穴の入口部、24…平型接続端子、25
…ケースの3相電動機過負荷保護装置の位置ずれ防止用
ストッパー部、26…アーム状の押え部、27a…リレ
ーの左側、 27b…リレーの右側、28a…リレー装
着用爪部の左側、28a…リレー装着用爪部の右側、2
9…端子のプレスねじ部、30…角座付端子用ねじ、3
1…角座付端子用ねじの回転防止用リブ、32…壁状の
リブ、33…リブで囲まれた袋形状部、34…壁状のリ
ブ及び回転防止用リブよりも低い水逃げ用リブ、35…
3相ポンプ用電源ボックス、36…平型接続端子用絶縁
ポッド。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂製のケースとカバーで構成され複数の
    メールタブ部を有する複数個の端子を具備した配線類を
    収納する電源ボックスにおいて、 前記端子の取付部には先端部にふくらみを有した位置合
    わせ爪部を設け、前記ケースに前記端子爪部先端のふく
    らみよりも狭くし、前記爪部が挿入完了された位置で
    は、端子爪部先端のふくらみよりもひろくなった端子固
    定用の貫通孔を設け、前記端子爪部先端のふくらみ部を
    ケースの貫通穴に圧入し、その圧入完了位置においては
    前記端子爪部先端のふくらみが前記貫通穴の狭い部分に
    ひっ掛かる構造としたことを特徴とする電源ボックス。
  2. 【請求項2】配線類を収納する電源ボックスにおいて、 前記電源ボックスの単相用ポンプで使用するときに必要
    なコンデンサーを収納する収納部は、3相用ポンプで使
    用する時に必要な、3相ポンプ用電動機過負荷保護装置
    を収納可能な構成とされ、かつ前記電動機過負荷保護装
    置を固定する引掛け部を設けたことを特徴としている電
    源ボックス。
JP5249045A 1993-10-05 1993-10-05 電源ボックス Pending JPH07107643A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5249045A JPH07107643A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 電源ボックス

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JP5249045A JPH07107643A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 電源ボックス

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JPH07107643A true JPH07107643A (ja) 1995-04-21

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ID=17187196

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JP5249045A Pending JPH07107643A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 電源ボックス

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JP (1) JPH07107643A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008529469A (ja) * 2005-01-27 2008-07-31 クーパー テクノロジーズ カンパニー 切り替え可能なヒューズ付き配電ブロック

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008529469A (ja) * 2005-01-27 2008-07-31 クーパー テクノロジーズ カンパニー 切り替え可能なヒューズ付き配電ブロック

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