JPH0710622A - 廃石材使用の化粧石板の製造方法 - Google Patents

廃石材使用の化粧石板の製造方法

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JPH0710622A
JPH0710622A JP15933493A JP15933493A JPH0710622A JP H0710622 A JPH0710622 A JP H0710622A JP 15933493 A JP15933493 A JP 15933493A JP 15933493 A JP15933493 A JP 15933493A JP H0710622 A JPH0710622 A JP H0710622A
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JP
Japan
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layer
filler
sand
concrete
stone material
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Application number
JP15933493A
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English (en)
Inventor
Takemasa Iijima
剛正 飯島
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面に廃石材を使用して立体観のある化粧石
板を製造する方法を提供することを目的とする。 【構成】 水平に配置した型枠1の上面に丸みを付けた
廃石材4を表面となる側を型枠1の面に接して配置し、
配置された廃石材4間の目地部分にその深さの半分程度
まで充填材2を上側から注入し、廃石材4及び充填材2
の上側に生コンクリートを流入してコンクリート層5を
形成し、コンクリートが硬化後型枠1から取り出し表面
の目地部分の充填材2を洗浄除去する。なお、充填材2
として、型枠1側から砂層2aと寒天層2b又は砂層2
aとろう層2cよりなるもの、或いはろう層2cのみか
らなるものがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石板の裁断屑や破砕屑を
使用した化粧石板、特に表面に露出する石の表面に丸み
を持たせた化粧石板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃石材を使用して化粧石板を製造
する場合、石質の綺麗な石材を選択し、その裁断屑や破
砕屑を粒状又は塊状に破砕し、コンクリートの骨材とし
てコンクリート塊を製造し、このコンクリート塊を切断
したコンクリート板を研磨して綺麗な骨材の石面を磨き
出して化粧石板としていた。
【0003】このような化粧石板は現在は建築用材とし
て広く使用されており、需要も一般化して来ている。
【0004】しかし、このような化粧石板は建築用材と
しては手頃ではあるが、屋外用に使用する場合には、平
面的に過ぎるので、表面に丸みのある自然石を露出させ
て立体観を出した化粧石板が望まれている。
【0005】このために、上向きの水平面で未硬化のコ
ンクリート表面に角部に丸みを付けた廃石材を配置して
半ば埋め込んでゆく方法が採られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この作業は硬
化前のコンクリート表面で行うため、作業がやり難く、
広い面積の場合は極めて困難であった。
【0007】本発明は上述の問題を解決して、生コンク
リートの流し込み前の作業のやり易い状態で、かつ廃石
材の配置デザインを考慮しながら化粧石板を製造する方
法を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、自然石を表面に露出させた化粧石板の製造におい
て、裁断や破砕等で出来た板状廃石材4を回転ドラム等
で攪拌研磨して角部に丸みを付ける第一工程と、水平に
配置した型枠1の上面に丸みを付けた前記廃石材4を表
面となる側を前記型枠1の面に接して配置する第二工程
と、前記廃石材4間の目地部分にその深さの半分程度ま
で充填材2を上側から注入する第三工程と、更に前記廃
石材4及び前記充填材2の上側に生コンクリートを流入
してコンクリート層5を形成させる第四工程と、この生
コンクリートが硬化した後に型枠1から取り出し、表面
の目地部分に付着している充填材2を洗浄除去する第五
工程からなるものである。
【0009】なお、充填材2として砂及び液状寒天を使
用した二層とし、型枠1側には砂を充填して砂層2aと
し、この砂層2aの上に生コンクリートを砂層2aに接
触させない隔離層として液状の寒天を薄く流して寒天層
2bを形成させ、寒天層2bが硬化後に生コンクリート
を流入するものである。
【0010】又、充填材2として砂及び液状ろうを使用
した二層とし、型枠1側には砂を充填して砂層2aと
し、この砂層2aの上に生コンクリートを砂層2aに接
触させない隔離層として液状ろうを薄く流してろう層2
cを形成させ、ろう層2cが硬化後に生コンクリートを
流入するものである。
【0011】更に、充填材2として液状ろうのみを使用
したろう層2cとし、このろう層2cの硬化後に生コン
クリートを流入するものである。
【0012】
【作用】充填材2として砂層2aの上に液状の寒天又は
液状のろうを流し込んで薄い寒天層2b又はろう層2c
を形成させた二重層とすることにより、後工程で生コン
クリートを流し込んでも生コンクリートは砂層2aには
接触せず、最終工程で充填材2を洗浄除去する場合に充
填材2は完全に除去され、かつ目地部分に見えるコンク
リート層5の表面は艶のある綺麗な表面が出来る。
【0013】又、液状ろうのみを使用したろう層2cの
場合は充填材2の充填作業が簡素化されコストダウンと
もなる。
【0014】
【実施例】図1は製造過程の状態の断面で、(イ)は型
枠上に廃石材を並べた第二工程の状態の断面図、(ロ)
は目地部分に充填材を注入した第三工程の断面図、
(ハ)は生コンクリートを流し込んだ第四工程の断面
図、(ニ)は第五工程の製品の断面図である。
【0015】この製造方法の第一工程は原料石塊から切
り出した石板を所定寸法に裁断した残りの廃石材をドラ
ム等に入れて回転させ、石相互間の摩擦により角部に丸
みを付ける工程である。この工程は本出願人が別途出願
した廃石材の利用方法で提案済のものである。
【0016】第二工程では図1(イ)示のように型枠1
で化粧面とする面を上向きにして置き、この面の上に第
一工程で丸みを付けた廃石材4を製品として表面になる
面を型枠面に向けて配置する。この場合、廃石材4の形
状を考慮して、かつ目地部分が成るべく狭くなるように
配置することが好ましい。
【0017】第三工程では図1(ロ)示のように第二工
程で配置した廃石材4の間の目地部分に先ず砂を廃石材
4の厚さの半分位迄充填して砂層2aを形成させ、この
砂層2aの上に隔離層として液状寒天を流し込んで寒天
層2bを形成させるか、又は液状ろうを流し込んでろう
層2cを形成させる。
【0018】第四工程では図1(ハ)示のように寒天層
2b又はろう層2cが硬化後に生コンクリートを流し込
んでコンクリート層5を形成させる。
【0019】第五工程ではこのコンクリートが硬化後に
型枠1から取り出した化粧石板の表面の充填材2を圧力
放水等で除去洗浄して図1(ニ)示のようにコンクリー
トの表面に廃石材4が半ば突出して露出した状態の化粧
石板となる。
【0020】なお、上述の充填材2は砂層2aと寒天層
2b又はろう層2cの二重層よりなるが、第三工程で液
状ろうのみで充填材2を形成するようにしても良いこと
は勿論である。
【0021】上述の化粧石板の応用例として、廃石材4
は一般に硬質石材を使用しているものが多いため大型の
ものとしては擁壁用のL字形部材の外側垂直面に適用が
可能であり、小形のものとしては公園等の屋外で使用す
るコ字形の腰掛けの上面に適用が可能であり、更に敷石
等にも使用が可能である。
【0022】
【発明の効果】上述のように、充填材2として砂を使用
する場合には、砂と生コンクリートとの間に薄い隔離層
として寒天層2b又はろう層2cを形成しているので、
第五工程での洗浄時に充填材2が完全に、かつ容易に洗
浄除去が出来る。
【0023】又、生コンクリートは平滑に形成されてい
る隔離層に接しているので、充填材2を洗浄除去した後
の目地表面は光沢のある綺麗な面となっている。
【0024】充填材2として液状ろうのみを使用した場
合は、充填材注入の工数が削減されると共に、砂より高
価なろうも回収して再使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】製造過程の状態の断面で、(イ)は型枠上に廃
石材を並べた第二工程の状態の断面図、(ロ)は目地部
分に充填材を注入した第三工程の断面図、(ハ)は生コ
ンクリートを流し込んだ第四工程の断面図、(ニ)は第
五工程の製品の断面図である。
【符号の説明】
1 型枠 2 充填材 2a 砂層 2b 寒天層 2c ろう層 4 廃石材 5 コンクリート層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自然石を表面に露出させた化粧石板の製
    造において、裁断や破砕等で出来た板状廃石材を回転ド
    ラム等で攪拌研磨して角部に丸みを付ける第一工程と、
    水平に配置した型枠の上面に丸みを付けた前記廃石材を
    表面となる側を前記型枠面に接して配置する第二工程
    と、前記廃石材間の目地部分にその深さの半分程度まで
    充填材を上側から注入する第三工程と、更に前記廃石材
    及び前記充填材の上側に生コンクリートを流入してコン
    クリート層を形成させる第四工程と、このコンクリート
    層が硬化した後に型枠から取り出し、表面の目地部分に
    付着している充填材を洗浄除去する第五工程からなるこ
    とを特徴とする廃石材使用の化粧石板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記充填材として砂及び液状寒天を使用
    した二層とし、型枠側には砂を充填して砂層を形成し、
    この砂層の上に前記生コンクリートを砂層に接触させな
    い隔離層として液状の寒天を薄く流して寒天層を形成さ
    せ、寒天層が硬化後に生コンクリートを流入することを
    特徴とする請求項1の廃石材使用の化粧石板の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記充填材として砂及び液状ろうを使用
    した二層とし、型枠側には砂を充填して砂層を形成し、
    この砂層の上に前記生コンクリートを砂層に接触させな
    い隔離層として液状ろうを薄く流してろう層を形成さ
    せ、ろう層が硬化後に生コンクリートを流入することを
    特徴とする請求項1の廃石材使用の化粧石板の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記充填材として液状ろうのみを使用し
    たろう層を形成し、このろう層が硬化後に生コンクリー
    トを流入することを特徴とする請求項1の廃石材使用の
    化粧石板の製造方法。
JP15933493A 1993-06-29 1993-06-29 廃石材使用の化粧石板の製造方法 Pending JPH0710622A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101249282B1 (ko) * 2005-07-29 2013-04-01 페더럴-모걸 코오포레이숀 푸시로드 가이드를 갖춘 매니폴드 개스킷

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101249282B1 (ko) * 2005-07-29 2013-04-01 페더럴-모걸 코오포레이숀 푸시로드 가이드를 갖춘 매니폴드 개스킷

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