JPH05100723A - 工作機械の工具長補正方式 - Google Patents

工作機械の工具長補正方式

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JPH05100723A
JPH05100723A JP26221091A JP26221091A JPH05100723A JP H05100723 A JPH05100723 A JP H05100723A JP 26221091 A JP26221091 A JP 26221091A JP 26221091 A JP26221091 A JP 26221091A JP H05100723 A JPH05100723 A JP H05100723A
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JP26221091A
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Takao Sasaki
隆夫 佐々木
Toshiaki Otsuki
俊明 大槻
Seiji Ishii
清次 石井
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリヘッドを備えた工作機械で直線補間
を行った場合に加工経路が直線となるように制御して、
加工精度の改善を図った工作機械の工具長補正方式を提
供することを目的とする。 【構成】 ロータリヘッドの傾きを制御するための回転
軸の角度に応じて分配周期毎に工具長補正ベクトル
(V)を算出し、算出された工具長補正ベクトル(V)
に基づき工具長を補正する。また、工具先端経路である
指令経路の分配パルスベクトル(ΔU)を直線補間によ
って算出し、上記回転軸の角度に応じて分配周期毎の工
具長補正ベクトル(V)の変化量ベクトル(ΔV)を算
出し、算出された指令経路の分配パルスベクトル(Δ
U)と変化量ベクトル(ΔV)とから、工具長補正がさ
れた後である、工具基準位置の分配パルスベクトル(Δ
P)を算出する。これによって、移動曲線L4に沿って
工具基準位置が移動すると、工具先端の実際の加工経路
は直線L3のように指令通りになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械の工具長補正方
式に関し、特に少なくとも1軸の回転軸を持つロータリ
ヘッドを備えた工作機械において工具回転軸がZ軸に対
し任意に傾斜しているときに工具長を補正する工作機械
の工具長補正方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、数値制御工作機械では、複雑な型
等を加工するために工具を保持するヘッドが回転できる
ようになったロータリヘッドを有するものがある。こう
したロータリヘッドを有する工作機械において、工具回
転軸がZ軸に対し任意に傾斜しているときには、工具長
補正量がその傾斜角の大きさに応じて変化するため、傾
斜角の大きさに応じた工具長補正ベクトルを求めて工具
長補正を行うようにした工具補正方式が、例えば、特開
平3−109606号にて公知である。
【0003】図4は上記補正方式が適用される工作機械
のロータリヘッドの概観図である。図中、ロータリヘッ
ド1はY軸に平行なB軸3を中心として回転できるよう
になっており、また、Z軸に平行なC軸4を中心として
回転できるようにもなっている。C軸4の先端には工具
5が設けられている。工具オフセット量が零の位置に相
当するロータリヘッド1上の工具基準位置をGとし、工
具5の先端位置をHとする。
【0004】図5は、上記工具基準位置Gおよび工具先
端位置Hの、加工ブロック内での移動の軌跡を示す図で
ある。以下、図4および図5を参照して説明する。上記
工具補正方式においては、加工ブロックの終点毎に工具
長補正ベクトルVを算出し、その算出された工具長補正
ベクトルVによって工具長補正を行って加工ブロック内
の始点S及び終点Eでの工具基準位置GS ,GE を算出
する。そして、特に直線補間の場合には、そうして算出
された2つの工具基準位置GS ,G E 間を工具基準位置
Gが直線L1に沿って移動するように工具の移動制御が
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記工具の移
動制御のように、2つの工具基準位置GS ,GE 間を工
具基準位置Gが直線L1に沿って移動した場合、実際の
加工経路となる工具先端位置Hの移動軌跡は図5の曲線
L2のようになる。本来、指令された工具経路は、加工
ブロック内の始点S及び終点Eでの工具先端位置HS
E 間を結ぶ直線L3にもかかわらず、実際の工具先端
経路は、ロータリヘッドの始点S、終点E間での回転に
伴い、曲線L2のようになってしまう。なお、図5に示
した曲線L2の曲率は実際よりも少し大きく表現してあ
る。
【0006】従って、指令通りの加工が行われず、ロー
タリヘッドが加工ブロック内の始点Sと終点Eとの間で
大きく回転する場合には加工精度が悪化するという問題
点があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ロータリヘッドを備えた工作機械で直線補間
を行なった場合に加工経路が直線となるように制御し
て、加工精度の改善を図った工作機械の工具長補正方式
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、少なくとも1軸の回転軸を持つロータリ
ヘッドを備えた工作機械の工具長補正方式において、ロ
ータリヘッドの傾きを制御するための回転軸の角度に応
じて分配周期毎に工具長補正ベクトル(V)を算出し、
前記算出された工具長補正ベクトル(V)に基づき工具
長を補正することを特徴とする工作機械の工具長補正方
式が、提供される。
【0009】また、少なくとも1軸の回転軸を持つロー
タリヘッドを備えた工作機械の工具長補正方式におい
て、工具先端経路である指令経路の分配パルスベクトル
(ΔU)を直線補間によって算出し、前記回転軸の角度
に応じて、分配周期毎の工具長補正ベクトル(V)の変
化量ベクトル(ΔV)を算出し、前記算出された分配パ
ルスベクトル(ΔU)と前記算出された変化量ベクトル
(ΔV)とから、工具長補正がされた後である、工具基
準位置の分配パルスベクトル(ΔP)を算出することを
特徴とする工作機械の工具長補正方式が、提供される。
【0010】
【作用】ロータリヘッドの傾きを制御するための回転軸
の角度に応じて分配周期毎に工具長補正ベクトル(V)
を算出し、算出された工具長補正ベクトル(V)に基づ
き工具長を補正する。
【0011】また、工具先端経路である指令経路の分配
パルスベクトル(ΔU)を直線補間によって算出し、前
記回転軸の角度に応じて分配周期毎の工具長補正ベクト
ル(V)の変化量ベクトル(ΔV)を算出し、前記算出
された指令経路の分配パルスベクトル(ΔU)と前記算
出された変化量ベクトル(ΔV)とから、工具長補正が
された後である、工具基準位置の分配パルスベクトル
(ΔP)を算出する。
【0012】これによって、ロータリヘッドを備えた工
作機械で直線補間を行なった場合に、実際の加工経路を
直線とすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明が適用される5軸制御の数値制御
装置(CNC)のハードウェアのブロック図である。図
において、10は数値制御装置(CNC)である。プロ
セッサ(CPU)11は数値制御装置10全体の制御の
中心となるプロセッサであり、バス21を介して、RO
M12に格納されたシステムプログラムを読み出し、こ
のシステムプログラムに従って、数値制御装置10全体
の制御を実行する。RAM13には一時的な計算デー
タ、表示データ等が格納される。RAM13にはSRA
Mが使用される。不揮発性メモリ14には工具径補正
量、ピッチ誤差補正量、加工プログラム及びパラメータ
等が格納される。不揮発性メモリ14は、バッテリ(図
示せず)でバックアップされたCMOSからなり、数値
制御装置10の電源がオフされても、それらのデータは
そのまま保持される。
【0014】インタフェース(INT)15は外部機器
用のインタフェースであり、紙テープリーダ、紙テープ
パンチャー、紙テープリーダ・パンチャー等の外部機器
(TR)31が接続される。紙テープリーダからは加工
プログラムが読み込まれ、また、数値制御装置10内で
編集された加工プログラムを紙テープパンチャーに出力
することができる。
【0015】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)16は数値制御装置10に内蔵され、ラダー形
式で作成されたシーケンスプログラムで機械を制御す
る。すなわち、加工プログラムで指令された、M機能、
S機能及びT機能に従って、これらをシーケンスプログ
ラムで機械側で必要な信号に変換し、I/Oユニット1
7から機械側に出力する。この出力信号は機械側のマグ
ネット等を駆動し、油圧バルブ、空圧バルブ及び電気ア
クチュエイタ等を作動させる。また、機械側のリミット
スイッチ及び機械操作盤のスイッチ等の信号を受けて、
必要な処理をして、プロセッサ11に渡す。
【0016】各軸の現在位置、アラーム、パラメータ、
画像データ等の画像信号はCRT/MDIユニット25
の表示装置に送られ、表示装置に表示される。インタフ
ェース(INT)19はCRT/MDIユニット25内
のキーボードからのデータを受けて、プロセッサ11に
渡す。
【0017】インタフェース(INT)20は手動パル
ス発生器32に接続され、手動パルス発生器32からの
パルスを受ける。手動パルス発生器32は機械操作盤に
実装され、手動で機械稼働部を精密に位置決めするのに
使用される。
【0018】軸制御回路41〜45はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ51〜55に出力する。サーボアンプ51〜55はこ
の移動指令を受けて、各軸(X,Y,Z,B,C軸)の
サーボモータ61〜65を駆動する。サーボモータ61
〜65には位置検出用のパルスコーダが内蔵されてお
り、このパルスコーダから位置信号がパルス列として各
軸制御回路41〜45にフィードバックされる。場合に
よっては、位置検出器として、リニアスケールが使用さ
れる。また、このパルス列をF/V(周波数/速度)変
換することにより、速度信号を生成することができる。
図ではこれらの位置信号のフィードバックライン及び速
度フィードバックは省略してある。
【0019】スピンドル制御回路71はスピンドル回転
指令及びスピンドルのオリエンテーション等の指令を受
けて、スピンドルアンプ72にスピンドル速度信号を出
力する。スピンドルアンプ72はこのスピンドル速度信
号を受けて、スピンドルモータ73を指令された回転速
度で回転させる。また、オリエンテーション指令によっ
て、所定の位置にスピンドルを位置決めする。
【0020】スピンドルモータ73には歯車あるいはベ
ルトでポジションコーダ82が結合されている。従っ
て、ポジションコーダ82はスピンドル73に同期して
回転し、帰還パルスを出力し、その帰還パルスはインタ
フェース81を経由して、プロセッサ11によって、読
み取られる。この帰還パルスは他の軸をスピンドルモー
タ73に同期して移動させ、精密なタッピング加工等を
可能にする。
【0021】図3は、以上のように構成される数値制御
装置で実行される工具長補正方式の処理プログラムのフ
ローチャートである。本プログラムはROM12に格納
されていて、分配周期(例えば8msec)毎にプロセ
ッサ11で実行される。図中Sに続く数字はステップ番
号を表す。
【0022】図3の説明に先立って、図1を用いて、本
発明における工具移動制御の様子を説明する。ロータリ
ヘッドが加工ブロック内の始点Sと終点Eとの間で回転
しても、実際の工具先端の移動が、ブロック内の始点S
及び終点Eでの工具先端位置HS ,H E 間を結ぶ直線L
3に沿って行われるようにするために、工具基準位置G
の加工ブロック内の移動を、曲線L4に沿って行うよう
にする。この曲線L4は、加工ブロック内の始点S及び
終点Eでの工具基準位置であるGS ,GE 間を結ぶ曲線
であり、工具基準位置GS に、分配周期毎に算出した工
具基準位置の分配パルスベクトルΔPを順次加算するこ
とによって得られる。この分配パルスベクトルΔPの算
出方法を図3に戻って説明する。
【0023】先ず、ステップS1の実行の前に、加工ブ
ロックを読み込むことにより下記値を設定する。 工具先端における指令開始位置S=(SX ,SY
Z ,SB ,SC ) 工具先端における指令終了位置E=(EX ,EY
Z ,EB ,EC ) 曲線L4上の分配周期毎の工具基準位置P=(PX ,P
Y ,PZ ,B,C) 以上の3位置において、カッコ内の第1項〜第3項は
X,Y,Z軸の座標値を表し、第4項、第5項はB,C
軸の回転位置を表す。以下のベクトルにおいては、各項
は上記と同様の各軸でのベクトル成分を表す。 位置Pでの工具基準位置の分配パルスベクトルΔP(工
具長補正後に相当)=(ΔPX ,ΔPY ,ΔPZ ,Δ
B,ΔC) 分配周期毎の指令経路上Qでの工具先端位置の分配パル
スベクトルΔU=(ΔUX ,ΔUY ,ΔUZ ,ΔB,Δ
C) 位置Qでの工具長補正ベクトルV=(VX ,VY
Z ,0,0) 位置Qでの工具長補正ベクトルVの変化量ΔV=(ΔV
X ,ΔVY ,ΔVZ ,0,0) 工具長補正ベクトルfi(B,C)=Vi (i=X,
Y,Z) すなわち、 VX =hsin Bsin C VY =−hsin BCOS C VZ =hCOS B (hは工具オフセット量。VX ,VY ,VZ の算出につ
いては特開平3−109606号に詳述あり。) 指令速度F 分配周期ΔT 以上の値に基づいて以下のステップを実行する。 〔S1〕位置Qでの工具先端位置の分配パルスベクトル
ΔUを下記のようにして算出する。ΔUは工具長補正ベ
クトルVを含まない各軸の工具長分配パルスベクトルに
相当する。
【0024】まず、加工経路上の工具移動速度が指令速
度Fになることから下記式が成り立つ。 ΔUX 2 +ΔUY 2 +ΔUZ 2 =(FΔT)2 ・・・(1) また、指令経路が直線になる、すなわち、直線補間であ
ることから下記式が成り立つ。 ΔUX :ΔUY :ΔUZ =(EX −SX ):(EY −SY ):(EZ −SZ ) ・・・(2) 上記(1),(2)式より、ΔUX ,ΔUY ,ΔUZ
求める。
【0025】〔S2〕回転軸の分配パルスΔB,ΔCを
次式から求める。 ΔUi :ΔB:ΔC=(Ei −Si ):(EB −SB ):(EC −SC ) ただし、iはX,Y,Zのうち、|EX −SX |,|E
Y −SY |,|EZ −S Z |が最大値となるもののサフ
ィックスと同じものを選ぶようにする。〔S3〕工具長
補正ベクトルVの変化量ΔVを、ステップS2で求めた
ΔB,ΔCを用い、下記式に基づき算出する。 ΔVi =fi(B+ΔB,C+ΔC)−fi(B,C)(i=X,Y,Z) 〔S4〕ステップS1で求めたΔUおよびステップS3
で求めたΔVを用いて、下記式に基づき、位置Pでの工
具基準位置の分配パルスベクトルΔPを求める。 ΔP=ΔU+ΔV 以上の各値の関係は図1に示される。すなわち、位置Q
の次の分配周期T後の直線L3上の位置をQaとする
と、工具先端位置の分配パルスベクトルΔUは、Q,Q
a間の線として表せる。また、工具長補正ベクトルV
は、位置Qと位置Pとを結ぶ線をして表せる。ここで、
Qaから工具長補正ベクトルVに平行かつ同一絶対値の
ベクトルVを描き、その端点をPbとすると、位置Pと
端点Pbとを結ぶ線は、工具先端位置の分配パルスベク
トルΔUと平行かつ同一絶対値のベクトルΔUとなる。
【0026】一方、分配周期の今回での工具長補正ベク
トルVをQ,P間の線として表すとすると、分配周期の
次回での工具長補正ベクトル(V+ΔV)がQa,Pa
間の線として表すことができる。位置Paは、位置Pの
次の分配周期T後の直線L4上の位置である。そのた
め、Pb,Pa間の線が工具長補正ベクトルVの変化量
ΔVに相当し、従って、ΔUとΔVとの和である、位置
Pでの工具基準位置の分配パルスベクトルΔPは、P,
Pa間の線に相当することになる。
【0027】すなわち、工具基準位置の分配パルスベク
トルΔPは、移動制御対象となる工具基準位置に対する
分配周期毎の分配パルスベクトルであり、GS 点を始点
として分配周期毎に分配パルスベクトルΔPに従って工
具基準位置を移動すると、その軌跡は曲線L4のように
なる。従って、工具の先端位置は、指令経路通りに直線
L3に沿って移動することとなる。
【0028】上記の説明では、ロータリヘッドを制御し
て工具を傾斜させることで説明したが、これ以外にテー
ブルを傾斜させ、相対的に工具をワーク面に対し傾斜さ
せるようにしてもよい。この場合はテーブルを制御する
軸の現在位置から工具長の補正ベクトルや分配パルスベ
クトルΔPを計算することになる。
【0029】また、工具の傾斜を制御する軸を2軸とし
たが、1軸によって工具の傾斜を制御する場合にも同じ
ように本発明を適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ロータ
リヘッドの傾きを制御するための回転軸の角度に応じて
分配周期毎に工具長補正ベクトル(V)を算出し、算出
された工具長補正ベクトル(V)に基づき工具長を補正
する。また、工具先端経路である指令経路の分配パルス
ベクトル(ΔU)および分配周期毎の工具長補正ベクト
ル(V)の変化量ベクトル(ΔV)を算出し、これらか
ら、工具基準位置の分配パルスベクトル(ΔP)を算出
する。このため、ロータリヘッドを備えた工作機械で直
線補間を行った場合に、実際の加工経路を直線とするこ
とができ、加工精度の改善が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における工具基準位置および工具先端位
置の移動の軌跡を示す図である。
【図2】本発明が適用される5軸制御の数値制御装置
(CNC)のハードウェアのブロック図である。
【図3】数値制御装置で実行される工具長補正方式の処
理プログラムのフローチャートである。
【図4】工作機械のロータリヘッドの概観図である。
【図5】従来の工具基準位置および工具先端位置の移動
の軌跡を示す図である。
【符号の説明】
S 加工ブロック内の始点Sでの工具基準位置 HS 加工ブロック内の始点Sでの工具先端位置 GE 加工ブロック内の終点Eでの工具基準位置 HE 加工ブロック内の終点Eでの工具先端位置 P 分配周期毎の工具基準位置 Q 分配周期毎の工具先端位置 L3 工具先端位置HS ,HE 間を結ぶ直線 L4 工具基準位置GS ,GE 間を結ぶ曲線 ΔP 工具基準位置の分配パルスベクトル ΔU 工具先端経路である指令経路の分配パルスベクト
ル ΔV 分配周期毎の工具長補正ベクトル(V)の変化量
ベクトル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1軸の回転軸を持つロータリ
    ヘッドを備えた工作機械の工具長補正方式において、 ロータリヘッドの傾きを制御するための回転軸の角度に
    応じて分配周期毎に工具長補正ベクトル(V)を算出
    し、 前記算出された工具長補正ベクトル(V)に基づき工具
    長を補正することを特徴とする工作機械の工具長補正方
    式。
  2. 【請求項2】 少なくとも1軸の回転軸を持つロータリ
    ヘッドを備えた工作機械の工具長補正方式において、 工具先端経路である指令経路の分配パルスベクトル(Δ
    U)を直線補間によって算出し、 前記回転軸の角度に応じて、分配周期毎の工具長補正ベ
    クトル(V)の変化量ベクトル(ΔV)を算出し、 前記算出された分配パルスベクトル(ΔU)と前記算出
    された変化量ベクトル(ΔV)とから、工具長補正がさ
    れた後である、工具基準位置の分配パルスベクトル(Δ
    P)を算出することを特徴とする工作機械の工具長補正
    方式。
  3. 【請求項3】 前記工具基準位置の分配パルスベクトル
    (ΔP)は、前記算出された指令経路の分配パルスベク
    トル(ΔU)と前記算出された変化量ベクトル(ΔV)
    との和であることを特徴とする請求項2記載の工作機械
    の工具長補正方式。
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Effective date: 20020806