JPH0710411Y2 - 信号発生器 - Google Patents
信号発生器Info
- Publication number
- JPH0710411Y2 JPH0710411Y2 JP9701788U JP9701788U JPH0710411Y2 JP H0710411 Y2 JPH0710411 Y2 JP H0710411Y2 JP 9701788 U JP9701788 U JP 9701788U JP 9701788 U JP9701788 U JP 9701788U JP H0710411 Y2 JPH0710411 Y2 JP H0710411Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- generator
- register
- multiplier
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ この考案はデジタル的に任意の波形を発生する信号発生
器に関し、特にFFTアナライザに用いて好適な信号発生
器に関するものである。
器に関し、特にFFTアナライザに用いて好適な信号発生
器に関するものである。
＜従来技術＞ 第４図に任意の波形をデジタル的に発生させる信号発生
器の構成を示す。第４図において、発生させたい波形の
デジタルデータを順次発生させるデジタル波形発生部１
及びこの任意波形を所定の周波数だけシフトさせるため
の正弦波のデジタルデータを順次発生させる正弦波発生
部２の出力は乗算器３で乗算される。この乗算器３の出
力はDA変換部４に入力されてアナログ信号に変換され、
ローパスフィルタ５に入力されてスプリアス成分が除去
される。ローパスフィルタ５の出力はその性能を劣化さ
せないためにバッファ６を介してアッテネーション部７
に入力される。アッテネーション部７は例えば乗算型の
DA変換器またはリレーで構成され、アッテネーションデ
ータ発生部８のデジタル出力とバッファ６の出力を乗算
する。９はDCオフセットデータ発生部であり、出力信号
のDCオフセットを規定するデータを出力する。このDCオ
フセットデータ発生部９の出力はDA変換部10でアナログ
信号に変換されて増幅器11によりアッテネーション部７
の出力と加算されて出力信号として出力される。このよ
うな信号発生器では、その出力信号の波形はデジタル波
形発生部１の出力で、周波数は正弦波発生部２の出力周
波数で、大きさはアッテネーションデータ発生部８の出
力で、DCオフセットはDCオフセットデータ発生部９の出
力で決められる。これらは全てデジタル信号なので、任
意の信号を簡単に発生できるという特徴がある。
器の構成を示す。第４図において、発生させたい波形の
デジタルデータを順次発生させるデジタル波形発生部１
及びこの任意波形を所定の周波数だけシフトさせるため
の正弦波のデジタルデータを順次発生させる正弦波発生
部２の出力は乗算器３で乗算される。この乗算器３の出
力はDA変換部４に入力されてアナログ信号に変換され、
ローパスフィルタ５に入力されてスプリアス成分が除去
される。ローパスフィルタ５の出力はその性能を劣化さ
せないためにバッファ６を介してアッテネーション部７
に入力される。アッテネーション部７は例えば乗算型の
DA変換器またはリレーで構成され、アッテネーションデ
ータ発生部８のデジタル出力とバッファ６の出力を乗算
する。９はDCオフセットデータ発生部であり、出力信号
のDCオフセットを規定するデータを出力する。このDCオ
フセットデータ発生部９の出力はDA変換部10でアナログ
信号に変換されて増幅器11によりアッテネーション部７
の出力と加算されて出力信号として出力される。このよ
うな信号発生器では、その出力信号の波形はデジタル波
形発生部１の出力で、周波数は正弦波発生部２の出力周
波数で、大きさはアッテネーションデータ発生部８の出
力で、DCオフセットはDCオフセットデータ発生部９の出
力で決められる。これらは全てデジタル信号なので、任
意の信号を簡単に発生できるという特徴がある。
＜考案が解決すべき課題＞ しかしながら、この様な信号発生器は数百kHz程度の高
周波を低歪みで発生させようとするとバッファ６及び増
幅器11に高価な高速増幅器を用いなければならない。ま
た、アッテネーション部７として高価な高速かつ高精度
のDA変換器を用いなければならないために、装置が高価
になるという課題があった。
周波を低歪みで発生させようとするとバッファ６及び増
幅器11に高価な高速増幅器を用いなければならない。ま
た、アッテネーション部７として高価な高速かつ高精度
のDA変換器を用いなければならないために、装置が高価
になるという課題があった。
＜考案の目的＞ この考案の目的は、低価格でかつ広帯域の信号を発生出
来る信号発生器を提供することにある。
来る信号発生器を提供することにある。
＜課題を解決する為の手段＞ 前記課題を解決する為に本考案では、最初のステップで
所定の波形のデジタルデータを発生するデジタル波形発
生部、出力信号の大きさを決めるデータを発生するアッ
テネーションデータ発生部、正弦波のデジタルデータを
発生する正弦波発生部の出力の内２つをマルチプレクサ
で選択して乗算器で乗算してその結果を第１のレジスタ
に格納し、次のステップでこの第１のレジスタの出力と
デジタル波形発生部、アッテネーションデータ発生部、
正弦波発生部の出力の内最初のステップで選択されなか
った出力とを乗算器で乗算してその結果を第２のレジス
タに格納し、この第２のレジスタの出力をDA変換器でア
ナログ信号に変換するようにしたものである。
所定の波形のデジタルデータを発生するデジタル波形発
生部、出力信号の大きさを決めるデータを発生するアッ
テネーションデータ発生部、正弦波のデジタルデータを
発生する正弦波発生部の出力の内２つをマルチプレクサ
で選択して乗算器で乗算してその結果を第１のレジスタ
に格納し、次のステップでこの第１のレジスタの出力と
デジタル波形発生部、アッテネーションデータ発生部、
正弦波発生部の出力の内最初のステップで選択されなか
った出力とを乗算器で乗算してその結果を第２のレジス
タに格納し、この第２のレジスタの出力をDA変換器でア
ナログ信号に変換するようにしたものである。
＜実施例＞ 第１図に本考案に係る信号発生器の一実施例を示す。な
お、第４図と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略
する。第１図において、20はマルチプレクサであり、デ
ジタル波形発生部１及びアッテネーションデータ発生部
８の出力が入力され、これらの出力を選択して乗算器３
に出力する。21は第１のレジスタであり、乗算器３の出
力が入力される。22はマルチプレクサであり、第１のレ
ジスタ21及び正弦波発生部２の出力が入力され、これら
の出力を選択して乗算器３に出力する。23は第２のレジ
スタであり、乗算器３の出力が入力される。第２のレジ
スタ23の出力はDA変換部４でアナログ信号に変換され、
ローパスフィルタ５でスプリアス成分が除去されて増幅
器11を介して出力される。24はバッファであり、クロッ
クが入力される。またその反転出力は第１のレジスタ21
のクロック端子に、非反転出力は第２のレジスタ23のク
ロック端子及びマルチプレクサ20、22のデータセレクト
端子に入力される。
お、第４図と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略
する。第１図において、20はマルチプレクサであり、デ
ジタル波形発生部１及びアッテネーションデータ発生部
８の出力が入力され、これらの出力を選択して乗算器３
に出力する。21は第１のレジスタであり、乗算器３の出
力が入力される。22はマルチプレクサであり、第１のレ
ジスタ21及び正弦波発生部２の出力が入力され、これら
の出力を選択して乗算器３に出力する。23は第２のレジ
スタであり、乗算器３の出力が入力される。第２のレジ
スタ23の出力はDA変換部４でアナログ信号に変換され、
ローパスフィルタ５でスプリアス成分が除去されて増幅
器11を介して出力される。24はバッファであり、クロッ
クが入力される。またその反転出力は第１のレジスタ21
のクロック端子に、非反転出力は第２のレジスタ23のク
ロック端子及びマルチプレクサ20、22のデータセレクト
端子に入力される。
次にこの実施例の動作を第２図タイムチャートに基づい
て説明する。第２図において、（Ａ）〜（Ｉ）はそれぞ
れデジタル波形発生部１の出力、アッテネーションデー
タ発生部８の出力、マルチプレクサ20の出力、正弦波発
生部２の出力、第１のレジスタ21の出力、マルチプレク
サ22の出力、乗算器３の出力、第２のレジスタ23の出
力、バッファ24に入力されるクロックを表わす。また、
Ｄ、Ｓ、Ａはそれぞれデジタル波形発生部１、正弦波発
生部２、アッテネーションデータ発生部８の出力であ
り、添字は発生する順番を示す。時刻T1でD1、S1、A1に
更新され、マルチプレクサ20は（Ｃ）に示すように最初
に出力D1を選択し、また（Ｆ）に示すようにマルチプレ
クサ22はS1を選択する。これら選択された出力は乗算器
３に入力され、（Ｇ）に示すように時刻T2で乗算結果D1
×S1が出力される。この乗算結果は（Ｅ）に示すように
時刻T3で第１のレジスタ21に格納され、（Ｆ）に示すよ
うにマルチプレクサ22はこの第１のレジスタ21を選択す
る。同時に（Ｃ）に示すようにマルチプレクサ20はA1を
選択する。次に、（Ｇ）に示すように時刻T4で乗算器３
によりD1×S1×A1が演算され、時刻T5でその結果が第２
のレジスタ23に格納される。この動作を繰り返す事によ
り、増幅器11の出力に所望の波形の信号を得ることが出
来る。
て説明する。第２図において、（Ａ）〜（Ｉ）はそれぞ
れデジタル波形発生部１の出力、アッテネーションデー
タ発生部８の出力、マルチプレクサ20の出力、正弦波発
生部２の出力、第１のレジスタ21の出力、マルチプレク
サ22の出力、乗算器３の出力、第２のレジスタ23の出
力、バッファ24に入力されるクロックを表わす。また、
Ｄ、Ｓ、Ａはそれぞれデジタル波形発生部１、正弦波発
生部２、アッテネーションデータ発生部８の出力であ
り、添字は発生する順番を示す。時刻T1でD1、S1、A1に
更新され、マルチプレクサ20は（Ｃ）に示すように最初
に出力D1を選択し、また（Ｆ）に示すようにマルチプレ
クサ22はS1を選択する。これら選択された出力は乗算器
３に入力され、（Ｇ）に示すように時刻T2で乗算結果D1
×S1が出力される。この乗算結果は（Ｅ）に示すように
時刻T3で第１のレジスタ21に格納され、（Ｆ）に示すよ
うにマルチプレクサ22はこの第１のレジスタ21を選択す
る。同時に（Ｃ）に示すようにマルチプレクサ20はA1を
選択する。次に、（Ｇ）に示すように時刻T4で乗算器３
によりD1×S1×A1が演算され、時刻T5でその結果が第２
のレジスタ23に格納される。この動作を繰り返す事によ
り、増幅器11の出力に所望の波形の信号を得ることが出
来る。
第３図に本考案の他の実施例を示す。この実施例はDCオ
フセットを追加したものである。なお、第１図と同じ要
素には同一符号を付し、説明を省略する。第３図におい
て、25は加算器であり、乗算器３及びDCオフセットデー
タ発生部９の出力が入力され、これらが加算される。加
算器25の出力は第２のレジスタ23に入力される。すなわ
ち、第２のレジスタ23に格納されるべきデータにDCオフ
セットデータ発生部９の出力を加算して第２のレジスタ
23に格納するようにしている。乗算器３及びDCオフセッ
トデータ発生部９の出力はデジタルデータなので、加算
器25はデジタル加算器であり、安価に構成する事が出来
る。
フセットを追加したものである。なお、第１図と同じ要
素には同一符号を付し、説明を省略する。第３図におい
て、25は加算器であり、乗算器３及びDCオフセットデー
タ発生部９の出力が入力され、これらが加算される。加
算器25の出力は第２のレジスタ23に入力される。すなわ
ち、第２のレジスタ23に格納されるべきデータにDCオフ
セットデータ発生部９の出力を加算して第２のレジスタ
23に格納するようにしている。乗算器３及びDCオフセッ
トデータ発生部９の出力はデジタルデータなので、加算
器25はデジタル加算器であり、安価に構成する事が出来
る。
なお、これらの実施例では精度を良くするためにデジタ
ル波形発生部１の出力と正弦波発生部２の出力を乗算
し、その結果にアッテネーションデータ発生部８の出力
を乗算するように構成したが、必ずしもこの順番で乗算
する必要はない。マルチプレクサ20、22に入力するデー
タ及び選択する順番を変えて乗算の順番を変えてもよ
い。
ル波形発生部１の出力と正弦波発生部２の出力を乗算
し、その結果にアッテネーションデータ発生部８の出力
を乗算するように構成したが、必ずしもこの順番で乗算
する必要はない。マルチプレクサ20、22に入力するデー
タ及び選択する順番を変えて乗算の順番を変えてもよ
い。
＜考案の効果＞ 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように、この
考案では１つの乗算器を用い、波形データ、アッテネー
ションデータ、周波数シフトのための正弦波データの３
つのデータを２回の乗算で演算するようにした。その
為、高価な高速増幅器及びアッテネーション部を用いる
必要がないので安価に構成する事が出来、かつ歪みが少
なくなるという効果がある。なお、乗算器はデジタル乗
算器なので、高速のものが安価に入手できる。
考案では１つの乗算器を用い、波形データ、アッテネー
ションデータ、周波数シフトのための正弦波データの３
つのデータを２回の乗算で演算するようにした。その
為、高価な高速増幅器及びアッテネーション部を用いる
必要がないので安価に構成する事が出来、かつ歪みが少
なくなるという効果がある。なお、乗算器はデジタル乗
算器なので、高速のものが安価に入手できる。
また、デジタル演算でアッテネーションを行うようにし
たので高精度で設定する事が出来、かつアナログ部の非
直線性を補正してフラットネスを改善する事も出来る。
たので高精度で設定する事が出来、かつアナログ部の非
直線性を補正してフラットネスを改善する事も出来る。
第１図は本考案に係る信号発生器の一実施例を示すブロ
ック図、第２図はその動作を説明する為のタイムチャー
ト、第３図は他の実施例を示すブロック図、第４図は従
来の信号発生器のブロック図である。 １…テジタル波形発生部、２…正弦波発生部、３…乗算
器、４…DA変換部、５…ローパスフィルタ、８…アッテ
ネーションデータ発生部、20,22…マルチプレクサ、21
…第１のレジスタ、23…第２のレジスタ、25…加算器。
ック図、第２図はその動作を説明する為のタイムチャー
ト、第３図は他の実施例を示すブロック図、第４図は従
来の信号発生器のブロック図である。 １…テジタル波形発生部、２…正弦波発生部、３…乗算
器、４…DA変換部、５…ローパスフィルタ、８…アッテ
ネーションデータ発生部、20,22…マルチプレクサ、21
…第１のレジスタ、23…第２のレジスタ、25…加算器。
Claims (1)
- 【請求項１】所定の波形のデジタルデータを発生するデ
ジタル波形発生部と、出力信号の大きさを決めるデータ
を発生するアッテネーションデータ発生部と、正弦波の
デジタルデータを発生する正弦波発生部と、乗算器と、
この乗算器の出力を保持する第１及び第２のレジスタ
と、前記デジタル波形発生部、アッテネーションデータ
発生部、正弦波発生部、第１のレジスタの出力のうち２
つの出力を選択して前記乗算器に入力するマルチプレク
サと、前記第２のレジスタの出力をアナログ信号に変換
するDA変換器とを有し、最初に前記マルチプレクサによ
り前記デジタル波形発生部、アッテネーションデータ発
生部、正弦波発生部の出力の内２つを選択して前記乗算
器に入力して乗算してその結果を前記第１のレジスタに
格納し、次に前記マルチプレクサにより前記第１のレジ
スタの出力と前記デジタル波形発生部、アッテネーショ
ンデータ発生部、正弦波発生部の出力の内選択されなか
った出力とを前記乗算器に入力して乗算し、その結果を
前記第２のレジスタに格納するようにした事を特徴とす
る信号発生器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9701788U JPH0710411Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 信号発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9701788U JPH0710411Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 信号発生器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0246220U JPH0246220U (ja) | 1990-03-29 |
| JPH0710411Y2 true JPH0710411Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31322200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9701788U Expired - Lifetime JPH0710411Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 信号発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710411Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009219057A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Tektronix Internatl Sales Gmbh | 増幅回路 |
-
1988
- 1988-07-22 JP JP9701788U patent/JPH0710411Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009219057A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Tektronix Internatl Sales Gmbh | 増幅回路 |
| JP4706045B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2011-06-22 | テクトロニクス・インターナショナル・セールス・ゲーエムベーハー | Ａ級増幅回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0246220U (ja) | 1990-03-29 |
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