JPH07102674B2 - スクリーン印刷機のスキージ装置 - Google Patents

スクリーン印刷機のスキージ装置

Info

Publication number
JPH07102674B2
JPH07102674B2 JP4985789A JP4985789A JPH07102674B2 JP H07102674 B2 JPH07102674 B2 JP H07102674B2 JP 4985789 A JP4985789 A JP 4985789A JP 4985789 A JP4985789 A JP 4985789A JP H07102674 B2 JPH07102674 B2 JP H07102674B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
squeegee
guide
elevating
holder
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4985789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02230789A (ja
Inventor
鉄治 町田
師男 村田
猪佐雄 阿部
正胤 加藤
正実 加藤
Original Assignee
日立テクノエンジニアリング株式会社
株式会社住友金属セラミックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立テクノエンジニアリング株式会社, 株式会社住友金属セラミックス filed Critical 日立テクノエンジニアリング株式会社
Priority to JP4985789A priority Critical patent/JPH07102674B2/ja
Publication of JPH02230789A publication Critical patent/JPH02230789A/ja
Publication of JPH07102674B2 publication Critical patent/JPH07102674B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Screen Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスクリーン印刷機のスキージ装置に係り、特に
精細な電子回路を印刷する際の基板の表面の微小な凹凸
にスキージがよく追従して均一な膜厚の印刷を可能に
し、また印刷のひげやかすれの発生を防止するスクリー
ン印刷機のスキージ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭53−61419号公報に記載のよう
に、スキージを複数のブロツクに分けて構成し、基板の
表面の凸部にかかつた前記のブロツクのみが逃げ、その
他のブロツクはスクリーンの上を密着して摺動するよう
になつていた。またスキージの昇降は、空気シリンダま
たは油圧シリンダまたは電動で行つている。なお、この
種の装置としてカムと交差軸歯車を使用したものには例
えば特開昭57−201658号がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、精細な電子回路を基板に印刷する場
合、基板の凹凸または印刷済回路による微少な凹凸に対
するスキージ先端の逃げは、スキージを構成する材料の
弾性変形またはスキージを昇降するシリンダの内部のピ
ストンの摺動抵抗をともなう昇降により行われている。
いずれの場合もスキージ先端の押し下げ圧は局部的に変
動し、基板の凹凸に対して追従せず、印刷したインクの
膜圧は均等にならない。またスキージの昇降のガイドは
スキージホルダに取り付けられており、スキージが昇降
するときはガイドも一緒に昇降するため昇降する質量が
大きくなり、前記の凹凸に対する追従性をさらに悪くし
ている。さらにまたガイドが昇降するのでガイドの案内
は精度を高めることができず、印刷精度を高めることは
できなかつた。スキージの昇降速度については少なくと
も低速を得る速度制御をしていないことから、スキージ
が上昇するとスクリーンはスキージの押し下げ圧が急に
なくなることとなり、スクリーンは張りの弾力により振
れを起し、インクの飛び散りやスクリーンと印刷済の基
板との接触による不要なインクの附着やいわゆるひげの
発生やかすれの発生を起す問題があつた。
本発明の目的は、基板の上の微少な凹凸に対してスキー
ジが押し下げ圧の変動をともなわずによく追従して均等
な印刷膜厚を得ることが可能なスクリーン印刷機のスキ
ージ装置を提供することであり、他の目的は不要なイン
クの附着やひげやかすれの発生を防止することが可能な
スクリーン印刷機のスキージ装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、第一昇降手段はベローズ形状
の筒体の内部に気体を供給または排出することより伸縮
する伸縮体となし、第二昇降手段はステツピングモータ
とボールねじからなり、昇降ブロツクを昇降可能とし、
昇降ブロツクには第一昇降手段を配設し、第一昇降手段
の伸縮体の先端にはスキージホルダを球状接手で連結
し、昇降ブロツクとスキージホルダを案内するガイドを
上部のフレームに固着し、スキージホルダは、ガイドに
設けた直線クロスローラガイドにより案内され、印刷終
了したスキージが上昇してスクリーンの面上を離れる瞬
間までの上昇区間は低速上昇を可能とするため、第一昇
降手段の気体の排出を調節弁で調節しながら排出する
か、またはステツピングモータを低速で駆動する。
〔作用〕 第一昇降手段の伸縮体は、ベローズ形状の筒体からなる
ので、筒体の内部に気体を供給することにより伸長し、
印刷時にスキージが基板の凹凸または印刷済回路による
微少な凹凸を有する面上をスクリーンを介して摺動する
とき、ベローズ形状の筒体は内部の気体の圧力の変動を
起さずにかつベローズ形状の拡がりまたは縮少を抵抗を
ともなわずに伸縮が可能であるので、スキージは基板の
凹凸に対し均等な押し下げ圧で追従する。
スキージを保持するスキージホルダは、上部に配設され
たフレームに固着されたホルダガイドに設けられた直線
クロスローラガイドによつて案内される構造としたの
で、基板の凹凸に追従して昇降する質量は小さくなり、
昇降にともなう摺動抵抗は極めて小さく、またフレーム
から案内するのでスキージホルダを精度よく案内するこ
とができる。
印刷終了したスキージがスクリーンの面上を離れるまで
の上昇区間においては、第一昇降手段の伸縮体の内部気
体を調節弁で制御しながら排出可能としたことにより、
スキージは低速で上昇し、スクリーンの振れの発生を防
止できる。また第二昇降手段の昇降の駆動にはステツピ
ングモータを用いているので、容易に低速駆動をするこ
とが可能で、スクリーンの振れの発生を防止できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を説明する。第1図はスキージ
装置の正面図で、テーブル1の上面の所定位置に基板2
が吸着により着脱可能に配置され、版枠3に所定張力を
もつて取り付けられたスクリーン4が基板2と間隔Aを
あけて配置される。スキージ5の先端5aはスクリーン4
と間隔Bをあけた位置に配置される。スキージ取付部6
は複数のボルト7によりスキージ5を固定し、中央部を
ピン8によりスキージホルダ9に枢着保持される。スキ
ージ取付部6の両端6aと6bは、スキージホルダ9の側端
部9aと9bに設けられた調整ボルト10により基板2とスキ
ージ先端5aとが平行となる位置に調整し保持される。ス
キージホルダ9の中央には球状接手11が嵌合し、球状接
手11は第一昇降手段12の伸縮体13の下端部13aにねじ止
めされ、スキージホルダ9の両側部9cと9dは、直線クロ
スローラガイドからなるホルダガイド14に案内されてい
る。伸縮体13の上端部13bは昇降ブロツク15にねじ止め
固定され、昇降ブロツク15の両側部15aと15bはブロツク
ガイド16によつて案内され、昇降ブロツク15の中央部に
はボールねじ17が嵌合するめねじ15cが固定される。ホ
ルダガイド14とブロツクガイド16はガイド板18に固定さ
れ、ガイド板18は第一昇降手段12に供給する気体の圧気
装置19と第二昇降手段20の駆動装置21を上部に配設した
フレーム22にねじ止めで固定される。ホルダガイド14と
ブロツクガイド16とは一体のものとしたガイド14′(第
3図参照)としてもよい。圧気装置19は、圧気部19aと
調節弁部19bと排気部19cと配管19dとからなり、配管19d
はフレキシブルホース19d′と昇降ブロツク15とを介し
て伸縮体13の上端と連結する。第二昇降手段20の駆動装
置21は、ステツピングモータ23と歯車変速機24とブレー
キ28とからなり、ボールねじ17を駆動する。
第2図はスキージ装置の側面図でフレーム22は、ロツド
25を介してスキージ摺動シリンダ26によりレール27に案
内されて移動する。
印刷にあたつては、圧気装置19により気体を所定の気圧
で供給して伸縮体13を寸法Cだけ伸長し、次にステツピ
ングモータ23を駆動してボールねじ17により昇降ブロツ
ク15を下降し、スキージ先端5aがスクリーン4を押し下
げながら基板2の上面に所定の押し下げ圧をもつて接触
する寸法Dを下降して、ブレーキ28で停止し保持する。
この状態では、伸縮体13の気体の弾性により、上記寸法
Cは寸法C′となりスキージ先端5aに寸法D′(D′=
C′+D)だけ下降してスクリーン4を介して基板2に
接触し、所定の押し下げ圧が与えられ、スキージ摺動シ
リンダ26が伸びてスキージ5を矢印Eの方向に移動して
印刷を行う。印刷中のスキージ先端5aは基板2の面の凹
凸に追従して微少な昇降を繰り返すが、その昇降の際に
は伸縮体13がベローズ状形状からなつているので、シリ
ンダとピストンの場合の摺動抵抗に相当するものはな
く、伸縮は抵抗をともなわずにかつ気体の圧力変動もな
く、従つてスキージ先端5aの押し下げ圧も変動しない。
さらにスキージホルダ9の昇降の案内は、摺動抵抗の極
めて小さい直線クロスローラガイドからなるホルダガイ
ド14によつて行われ、案内する側のホルダガイド14の質
量はフレーム22に取り付けられているので精度を保持し
た強固な取り付けとなつており、昇降するスキージホル
ダ9の質量も小さくすることができ、スキージ先端5aの
基板2の凹凸に対する追従性の改善と押し下げ圧の均等
化が可能である。
スキージ先端5aがスクリーン4の上を摺動して位置Fの
印刷終了点に達したことを検知器29が検知してスキージ
摺動シリンダ26の伸長を停止すると調節弁部19bが排気
状態となり、伸縮体13の内部の気体をゆつくりと排気
し、スキージ先端5aは寸法Gの区間を上昇し、その後は
排気部19cを開くとともに第二昇降手段20により急速上
昇させる。スキージ先端5aはスクリーン4と離れる瞬間
まではゆつくりと上昇するので、スクリーン4は張りの
弾性による振れは起すことがない。寸法Gの区間の上昇
は、第二昇降手段20のステツピングモータ23を低速で駆
動してもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、基板の上の凹凸に追従するスキージの
昇降は、昇降する部分の質量が小さく、昇降抵抗は極め
て小さく、スキージ先端の押し下げ圧の変動がなく行な
うことが可能となり、印刷したインクの膜厚は均等とな
る。また印刷終了後のスクリーンの戻りの上昇はゆつく
りと行われるので、スクリーンの振れは発生せず、印刷
したインクのひげやかすれの発生を防止できる。さらに
またスキージ先端の押し下げ圧に変動がないことから、
スクリーンとスキージ先端との間には衝撃も発生せず、
長寿命化がはかれる。スキージの案内については、ガイ
ドを上部のフレームに固定したことにより強固に固定で
きるので、精度も高くまた稼動中の遊びの発生も小さく
かつ精度を長期間維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の正面図、第2図は第1図の
側面図、第3図は第1図のホルダガイドとブロツクガイ
ドを一体とした場合の正面図である。 1……テーブル、2……基板、3……版枠、4……スク
リーン、5……スキージ、8……ピン、9……スキージ
ホルダ、11……球状接手、12……第一昇降手段、13……
伸縮体、14……ホルダガイド、15……昇降ブロツク、16
……ブロツクガイド、17……ボールねじ、18……ガイド
板、19……圧気装置、20……第二昇降手段、21……駆動
装置、22……フレーム、23……ステツピングモータ、24
……歯車変速機、25……ロツド、26……スキージ摺動シ
リンダ、27……レール、28……ブレーキ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 正胤 愛知県名古屋市緑区鳴海町字伝治山3番地 鳴海製陶株式会社内 (72)発明者 加藤 正実 愛知県名古屋市緑区鳴海町字伝治山3番地 鳴海製陶株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−141739(JP,A) 特公 昭53−32429(JP,B2) 特公 昭50−29554(JP,B2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子回路を基板に印刷するスクリーン印刷
    機のスキージ装置において、 スキージを保持するスキージホルダと、該スキージホル
    ダを昇降させる第一昇降手段と、該第一昇降手段を支持
    する昇降ブロックと、該昇降ブロックを昇降させる第二
    昇降手段と、前記スキージホルダの昇降を案内するホル
    ダガイドと、前記昇降ブロックの昇降を案内するブロッ
    クガイドとを備え、 前記第一昇降手段は内部に気体が給排気されることで伸
    縮する伸縮体からなることを特徴とするスクリーン印刷
    機のスキージ装置。
  2. 【請求項2】上記特許請求の範囲第1項記載のスクリー
    ン印刷機のスキージ装置において、 ホルダガイドとブロックガイドはそれぞれ直線クロスロ
    ーラガイドよりなることを特徴とするスクリーン印刷機
    のスキージ装置。
  3. 【請求項3】上記特許請求の範囲第1項記載のスクリー
    ン印刷機のスキージ装置において、 第二昇降手段はステッピングモータを備えていることを
    特徴とするスクリーン印刷機のスキージ装置。
JP4985789A 1989-03-03 1989-03-03 スクリーン印刷機のスキージ装置 Expired - Lifetime JPH07102674B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4985789A JPH07102674B2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 スクリーン印刷機のスキージ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4985789A JPH07102674B2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 スクリーン印刷機のスキージ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02230789A JPH02230789A (ja) 1990-09-13
JPH07102674B2 true JPH07102674B2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=12842724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4985789A Expired - Lifetime JPH07102674B2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 スクリーン印刷機のスキージ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07102674B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4909393B2 (ja) * 2009-09-07 2012-04-04 ヤマハ発動機株式会社 スクリーン印刷装置
CN103786426B (zh) * 2014-01-20 2015-10-28 中国电子科技集团公司第四十八研究所 适用于太阳能电池丝网印刷机的刮刀自适应机构及太阳能电池丝网印刷机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02230789A (ja) 1990-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2511162B2 (ja) スクリ―ン印刷機
JP3066383B1 (ja) クリ―ムはんだ印刷装置及びその印刷方法
US5440980A (en) Squeegee for screen printing machine
JP2018001518A (ja) スクリーン印刷機およびスクリーン印刷方法
JP4175086B2 (ja) 検査用ウエハ支持装置及び検査用ウエハ支持方法
JPS6213344A (ja) 往復運動スキ−ジ装置を設けたシルクスクリ−ンプリンタ
JPH07102674B2 (ja) スクリーン印刷機のスキージ装置
JP4657804B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP4409754B2 (ja) スクリーン印刷機
JP5247088B2 (ja) スクリーン印刷用スキージ
JP2809053B2 (ja) スクリーン印刷機
JP2517653B2 (ja) スクリ―ン印刷機のスキ―ジ昇降装置
JP2001096717A (ja) スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法
JP2020138360A (ja) マスク印刷機、粘性流体印刷方法
JP3623986B2 (ja) スクリーン印刷機
JPH07205397A (ja) クリームはんだ印刷装置
CN111591018B (zh) 一种丝印机及凸面丝网印刷方法
CN218103674U (zh) 一种pcb板固定结构以及具有该结构的双面印刷机
JP3304076B2 (ja) チップ部品の実装方法
JP4201921B2 (ja) 印刷機
JPH066922Y2 (ja) スクリーン印刷機
JPH11285819A (ja) 自動機用ハンダ付けヘッド
JPH09207310A (ja) ワークテーブルレス式スクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法並びに印刷シート材に対するスクリーン印刷乾燥方法
JP3422221B2 (ja) クリーム半田のスクリーン印刷装置
JP3313322B2 (ja) スクリーン印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071108

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081108

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081108

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091108

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091108