JPH0710218Y2 - オ−プンショ−ケ−ス - Google Patents

オ−プンショ−ケ−ス

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JPH0710218Y2
JPH0710218Y2 JP1990401186U JP40118690U JPH0710218Y2 JP H0710218 Y2 JPH0710218 Y2 JP H0710218Y2 JP 1990401186 U JP1990401186 U JP 1990401186U JP 40118690 U JP40118690 U JP 40118690U JP H0710218 Y2 JPH0710218 Y2 JP H0710218Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
bumper
wall
front wall
projecting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990401186U
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English (en)
Other versions
JPH03129876U (ja
Inventor
隆司 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、商品貯蔵室の前面開口
部に気流カーテンを形成したオープンショーケースに関
し、特に開口部下方の前壁前面に設けたバンパーとパネ
ルの取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オープンショーケースの前壁前面にバン
パーとその下方にパネルを取り付ける従来技術としては
米国特許第3,218,822号がある。これの明細書
及び図面によると、前壁(ベースウォール)50前方に
はバンパー(ロワーレール)62と、その下方にパネル
(エアーインレットチャンバー)54が取り付けられて
おり、特にパネル54はバンパー62の下壁に形成した
切り起こしの裏側に前方からビス止めされ、バンパー6
2の取り付けビスを被っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の技術によれ
ば、パネル54にてバンパー62の取り付けビスを隠
し、更にパネル54の上端面を隠せるものの、パネル5
4をビス止めの際にパネル54は後方へ逃げようとする
ので、固定しにくい。バンパー62に上から加わる作用
力に対しては、パネル54は引き離される状態となるの
で、パネル54がバンパー62を下方から支える補強効
果もあまり期待できない。
【0004】更に、切り起こしの端面も露出しているの
で、これに客の衣服が引っ掛かる危惧もあると共に、バ
ンパー62に降りかかった水滴は切り起こしからそのま
まビスに至るので、水によって止めビスが腐食してしま
う問題もあった。
【0005】本考案は、係る課題を解決し、バンパーや
パネルの取り付け及び交換が容易に出来、外観上も美観
が良く、更にバンパーの補強と止めビスの防錆効果のあ
る構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、商品貯蔵室の
前面開口部に気流カーテンを形成し、開口部の下方に設
けた前壁前面にパネルとこのパネルの上端部にバンパー
を横に長く延在せしめたオープンショーケースにおい
て、このバンパーは前方へ張り出した張り出し部と、張
り出し部の下壁に下方に突出して折曲形成した突部と、
張り出し部の下壁後端から下側に延び前壁にビス止めさ
れた固定部とを有し、パネルは下部を前壁に固定し、上
端部を前方に折り曲げてバンパーの突部後方の張り出し
部下壁に重ねてビス止めして固定部を被ったものであ
る。
【0007】
【作用】本考案によれば、バンパーは固定部をビス止め
しただけであってもパネルの上端がバンパーの張り出し
部の下壁に重なっている関係上、パネルがバンパーの下
方から支えて補強板として作用する。パネルを折り曲げ
た先端はバンパーの突部後方に隠れるので、パネルの端
面が前方に露出せず、バンパーに降りかかった水滴も突
部先端から下方に落下する。
【0008】
【実施例】次に図面において実施例を説明する。図1は
本考案の実施例に係るオープンショーケースの要部断面
図で、オープンショーケース1は棚5を配置した商品貯
蔵室2の前面開口3には上部から下部に向けて冷気若し
くは暖気が流れる気流カーテンが気流循環装置にて形成
されている。6はショーケース1の左右側板4間に渡っ
て前面開口3下方に設けた前壁で、商品貯蔵室2の下部
の一部を被っている。
【0009】7は前壁6の前面上部に設けたバンパー
で、前壁6の左右の略全長に渡る長さを有し、前方へ立
体的に張り出した張り出し部8と、この張り出し部8の
下壁前端部を下方に突出させて折曲形成した突部22
と、これの後方に位置して張り出し部8の下壁後端から
下側へ延びた固定部9とを一体的に形成しており、固定
部9を複数個のビス10で前壁6に前方から固定してい
る。
【0010】11は下部をビス12で前壁6の下部に固
定し、上端部に前方に折り曲げて前記突部22と固定部
9間の張り出し部8の下壁に重なる突出部分を形成し、
該突出部分をビス13にて突部22後方の張り出し部8
の下面へ固定したパネルで、固定部9を前方から被って
おり、前壁6の左右の略全長に渡る長さを有している。
これによってパネル11の前方に向いた上端面はバンパ
ー7の突部22に隠されることになり、前方から見えな
くなる。
【0011】パネル11は、また、それ自体の強度を増
すためと外観美を作るために、上端部と下部間に凹部1
4が形成された凹凸形状をなしており、更に凹部14は
前壁6に面接触して前方からの衝撃に対する強度を増
し、変形しにくいようにしている。この凹部14下方に
形成された凸部25の上面及び下面は前方に低く傾斜し
ており、特に下面26の後端は下方に折曲されて前壁6
前面に当接している。
【0012】この構成によってパネル11はバンパー7
の下面と結合されるので、両者は一体となって強度を増
し、特にバンパー7にかかる下方への荷重はパネル11
で受け、バンパー7のみによって荷重を受ける場合に比
して強くなる。このためにバンパー7の取り付けは固定
部9をビス10で止めるだけでも十分となる。
【0013】また、ショーケース1の前方へ張り出した
バンパー7の止めビス10が客の衣服に引っ掛かること
もなく、また、そのような引っ掛かりを防止するための
形状の複雑さや特別なビス被覆構造も必要でなくなる。
【0014】更にまた、パネル11の上端の止めビス1
3はバンパー7の止めビスにも作用するので、ビス止め
箇所もバンパー7とパネル11とを前壁6に別個に止め
る場合に比して少なくなる。
【0015】15は上補助パネルであり、その上端は後
方に折曲して前壁6の上面に至り、そこから前方に少許
張り出して傾斜降下し、下端部は後斜め上方に折曲され
た後、下方に折曲されて前壁6前面に当接して当接部2
3が構成されている。バンパー7の上面は前方に低く少
許傾斜しており、上面の後端は下方に折曲されて、この
折曲部分及び上面後部が上補助パネル15の下端部に入
り込むことにより、前壁6間に上補助パネル15の当接
部23を挟持している。
【0016】17はハンドレールであり、前壁6の上面
を被って前壁6上面との間に上補助パネル15の上端を
挟持するように設けられ、後端部は前壁6の後面に延び
てそこにビス16にて止められている。
【0017】18は前壁6の下端部にビス21で固定し
たレースウエイで、前壁6の左右の略全長に渡り、この
上に配管や必要に応じて電気部品を配置する。
【0018】19は下補強パネルであり、前壁6下部に
おいてバンパー8と同様の作用をなすものであり、その
下端部はビス20にてレースウエイ18の前端部に固定
されており、上部に前方に向かって低く傾斜した上面2
4を有し、この上面24の後端は上方に折曲されてお
り、この折曲部分がパネル11の下面26後端の折曲部
分に重合しビス12にて前壁6前面に共締めされてい
る。即ち、このビス12はパネル11の下面26と下補
強パネル19の上面24によって構成される斜め下方に
開放した凹溝27内に位置し、これによって客の目から
ビス12は隠され、外観の向上が図られている。
【0019】この下補強パネル19は前記配管等のカバ
ーの役目を果たすが、場合によってはパネル11と一体
に形成しても良い。
【0020】以上の構成において、上補助パネル15の
前面、バンパー7の上面、パネル11の凸部25上面及
び下補強パネル19の上面24は、いずれも前方に向か
って低く傾斜している。従って、これらに降りかかった
水滴は円滑に下方に落下する。また、バンパー7に降り
かかった水滴は突部22にて水切りがなされ、パネル1
1に降りかかった水滴は凸部25の下面前端で水切りが
なされるので、これらの水分がビス13や12に至ら
ず、従って、ビス13、12の腐食による錆を抑制でき
る。
【0021】
【考案の効果】上記本考案によれば、次の効果を生じ
る。
【0022】バンパーの張り出し部の下壁にパネルの
上端部を重ねてビス止めしている関係上、バンパーとパ
ネルとが一体的となってバンパーの張り出し部をパネル
で下方から支える事ができるので、バンパーの補強が十
分となる。
【0023】パネルによってバンパーの固定部が被わ
れ、更にバンパーとパネルとの結合部もバンパーの下面
である関係上、ビスが顧客から見えることがなく外観上
見映えがよい上、顧客の衣服がこれらのビスに引っ掛か
ることもなくなる。
【0024】パネル上端部を前方に折り曲げた端面は
バンパーの突部後方に位置して隠されるので、このパネ
ル端面が顧客から見えず、見映えがよく、且つこの端面
が顧客の衣服に引っ掛かることもない。
【0025】パネルやバンパーを交換する場合には、
ビスを取り外すだけで、パネル及びバンパーを容易に取
り外すことができるために、ショーケースを複数台並設
した場合にもその交換が簡単迅速に行える。
【0026】バンパーに降りかかった水滴は突部先端
にて水切りされるので、その後方のビス12には至ら
ず、従ってビス12の腐食(錆)を抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】オープンショーケースの前壁部の縦断側面図で
ある。
【図2】オープンショーケースの正面斜視図である。
【符号の説明】
6 前壁 7 バンパー 8 張り出し部 9 固定部 10 ビス 11 パネル 13 ビス 22 突部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品貯蔵室の前面開口部に気流カーテンを
    形成し、前記開口部の下方に設けた前壁前面にパネルと
    該パネルの上端部にバンパーを横に長く延在せしめたオ
    ープンショーケースにおいて、前記バンパーは前方へ張
    り出した張り出し部と、該張り出し部の下壁に下方に突
    出して折曲形成した突部と、前記張り出し部の下壁後端
    から下側に延び前記前壁にビス止めされた固定部とを有
    し、前記パネルは下部を前記前壁に固定し、上端部を前
    方に折り曲げて前記突部後方の張り出し部下壁に重ねて
    ビス止めして前記固定部を被ったことを特徴とするオー
    プンショーケース。
JP1990401186U 1990-12-20 1990-12-20 オ−プンショ−ケ−ス Expired - Lifetime JPH0710218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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JP1990401186U JPH0710218Y2 (ja) 1990-12-20 1990-12-20 オ−プンショ−ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03129876U JPH03129876U (ja) 1991-12-26
JPH0710218Y2 true JPH0710218Y2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=31699948

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JP1990401186U Expired - Lifetime JPH0710218Y2 (ja) 1990-12-20 1990-12-20 オ−プンショ−ケ−ス

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5124230Y2 (ja) * 1971-10-07 1976-06-21
JPS6039739Y2 (ja) * 1977-10-14 1985-11-28 サンデン株式会社 オ−プンシヨ−ケ−スの前面下部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03129876U (ja) 1991-12-26

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