JPH07101097B2 - 調理器 - Google Patents
調理器Info
- Publication number
- JPH07101097B2 JPH07101097B2 JP60294021A JP29402185A JPH07101097B2 JP H07101097 B2 JPH07101097 B2 JP H07101097B2 JP 60294021 A JP60294021 A JP 60294021A JP 29402185 A JP29402185 A JP 29402185A JP H07101097 B2 JPH07101097 B2 JP H07101097B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- output
- gas sensor
- weight
- cooking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、ガスセンサを備えた調理器に関する。
一般に、調理器たとえば電子レンジにあっては、食品か
ら放散するガスを検知するガスセンサを備え、このガス
センサの出力に応じて自動調理を行なうものがある。
ら放散するガスを検知するガスセンサを備え、このガス
センサの出力に応じて自動調理を行なうものがある。
ここで、ガスセンサを用いた自動調理の一例を第３図に
示す。
示す。
すなわち、カレー，ポタージュ，ごはん等の暖めを行な
う再加熱調理時、ガスセンサの出力を監視し、その出力
が設定値αに達するとそれまでに要した時間Toに定数β
を掛合わせ、その値β・Toを以後の加熱時間として設定
する。そして、β・To時間が経過すると、そこで調理を
終了する。
う再加熱調理時、ガスセンサの出力を監視し、その出力
が設定値αに達するとそれまでに要した時間Toに定数β
を掛合わせ、その値β・Toを以後の加熱時間として設定
する。そして、β・To時間が経過すると、そこで調理を
終了する。
ただし、ガスセンサの出力の変化は必ずしも第３図のよ
うにはならず、食品の種類や量によって異なる。このた
め、ガスセンサの出力が設定値αに達するまでの時間To
はまちまちであり、調理の終了タイミングに“ばらつ
き”が生じ、調理の出来具合に悪影響を及ぼすという問
題があった。
うにはならず、食品の種類や量によって異なる。このた
め、ガスセンサの出力が設定値αに達するまでの時間To
はまちまちであり、調理の終了タイミングに“ばらつ
き”が生じ、調理の出来具合に悪影響を及ぼすという問
題があった。
〔発明の目的〕 この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、食品の種類や量などに影響を
受けることなく、常に良好な出来具合の調理を行なうこ
とができる信頼性にすぐれた調理器を提供することにあ
る。
その目的とするところは、食品の種類や量などに影響を
受けることなく、常に良好な出来具合の調理を行なうこ
とができる信頼性にすぐれた調理器を提供することにあ
る。
この発明は、食品から放散するガスを検知するガスセン
サと、食品の重量を検知する重量センサと、この重量セ
ンサの検知重量に応じて食品に対する加熱時間を設定す
る手段と、調理時、前記ガスセンサの出力が設定値に達
すると、それまでに要した時間に基いて以後の加熱出力
を設定する手段とからなる調理器である。
サと、食品の重量を検知する重量センサと、この重量セ
ンサの検知重量に応じて食品に対する加熱時間を設定す
る手段と、調理時、前記ガスセンサの出力が設定値に達
すると、それまでに要した時間に基いて以後の加熱出力
を設定する手段とからなる調理器である。
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第１図において、１は加熱室で、この加熱室１内に食品
を載置するための棚板２を設ける。棚板２は支軸2aを有
しており、この支軸2aは加熱室１の底面を貫通して重量
センサ３に当接する。つまり、棚板２および食品の重量
が重量センサ３にかかるようにしてある。そして、重量
センサ３の出力を重量センサ回路４を介して制御部20に
供給する。
を載置するための棚板２を設ける。棚板２は支軸2aを有
しており、この支軸2aは加熱室１の底面を貫通して重量
センサ３に当接する。つまり、棚板２および食品の重量
が重量センサ３にかかるようにしてある。そして、重量
センサ３の出力を重量センサ回路４を介して制御部20に
供給する。
一方、加熱室１の側壁上部に高周波発生装置であるとこ
ろのマグネトロン５を取付け、このマグネトロン５のア
ンテナ5aを加熱室１内に導入する。そして、マグネトロ
ン５を高圧トランス６および制御スイッチ（リレー接
点）7aなどを介して商用交流電源８に接続する。
ろのマグネトロン５を取付け、このマグネトロン５のア
ンテナ5aを加熱室１内に導入する。そして、マグネトロ
ン５を高圧トランス６および制御スイッチ（リレー接
点）7aなどを介して商用交流電源８に接続する。
また、加熱室１において、反対側の側壁上部に排気口９
を形成し、この排気口９の外側にガスセンサ10を設け
る。そしてこのガスセンサ10の出力をガスセンサ回路11
を介して制御部20に供給する。
を形成し、この排気口９の外側にガスセンサ10を設け
る。そしてこのガスセンサ10の出力をガスセンサ回路11
を介して制御部20に供給する。
制御部20は、マイクロコンピュータおよびその周辺回路
などからなり、リレー７、操作部21、および表示部22な
どを外付け接続してある。
などからなり、リレー７、操作部21、および表示部22な
どを外付け接続してある。
つぎに、上記のような構成において第２図を参照しなが
ら動作を説明する。
ら動作を説明する。
加熱室１内の棚板２に食品を載置し、扉（図示しない）
を閉成する。そして、操作部21で再加熱調理を設定し、
かつ調理開始操作を行なう。すると、制御部20はリレー
７を動作させるとともに、重量センサ３で検知される食
品の重量を取込み、その重量に対応する加熱時間Tkを設
定する。
を閉成する。そして、操作部21で再加熱調理を設定し、
かつ調理開始操作を行なう。すると、制御部20はリレー
７を動作させるとともに、重量センサ３で検知される食
品の重量を取込み、その重量に対応する加熱時間Tkを設
定する。
リレー７が動作すると、制御スイッチ7aがオンし、マグ
ネトロン５が発振動作する。つまりマグネトロン５から
高周波電波が発せられ、棚板２上の食品が所定の出力で
誘電加熱される。
ネトロン５が発振動作する。つまりマグネトロン５から
高周波電波が発せられ、棚板２上の食品が所定の出力で
誘電加熱される。
こうして調理が始まると、そのうち食品からガスが放散
するようになる。このガスは排気口９を通り、ガスセン
サ10に当たって外部に排出される。しかして、制御部20
はガスセンサ10の出力を監視しており、ガスセンサ10の
出力が設定値αに達するとそれまでの経過時間Ta（また
はTb）に基づいて下式の演算を行ない、以後の加熱出力
を設定する。
するようになる。このガスは排気口９を通り、ガスセン
サ10に当たって外部に排出される。しかして、制御部20
はガスセンサ10の出力を監視しており、ガスセンサ10の
出力が設定値αに達するとそれまでの経過時間Ta（また
はTb）に基づいて下式の演算を行ない、以後の加熱出力
を設定する。
食品の種類がＡ群（カレー，ポタージュ等）の場合、 β＝（Tk/Ta）−１の演算を行ない、演算結果βに基づ
いて第２図に示すβａゾーンの加熱出力を設定する。
いて第２図に示すβａゾーンの加熱出力を設定する。
食品の種類がＢ群（ごはん等）の場合、 β＝（Tk/Tb）−１の演算を行ない、演算結果βに基づ
いて第２図に示すβｂゾーンの加熱出力を設定する。
いて第２図に示すβｂゾーンの加熱出力を設定する。
すなわち、食品の種類がＡ群出あれば、強めの加熱出力
を設定する。また、食品の種類がＢ群であれば、弱めの
加熱出力を設定する。
を設定する。また、食品の種類がＢ群であれば、弱めの
加熱出力を設定する。
なお、上記演算結果βによって加熱時間Tkを表わすと、
下式のようになる。
下式のようになる。
Tk＝Ta＋β・Ta＝Ta・（１＋β） しかして、予め設定した加熱時間Tkが経過すると、制御
部20はリレー７の動作を停止する。リレー７の動作が停
止すると、制御スイッチ7aがオフし、マグネトロン５の
発振動作が停止する。つまり、調理の終了となる。
部20はリレー７の動作を停止する。リレー７の動作が停
止すると、制御スイッチ7aがオフし、マグネトロン５の
発振動作が停止する。つまり、調理の終了となる。
このように、食品の重量に応じて加熱時間Tkを予め設定
しておき、調理時、ガスセンサ10の出力が設定値αに達
するとそれまでに要した時間Ta（またはTb）に基づいて
以後の加熱出力を設定するようにしたので、食品の種類
や量に影響を受けることなく、常に良好な出来具合の調
理を行なうことができる。
しておき、調理時、ガスセンサ10の出力が設定値αに達
するとそれまでに要した時間Ta（またはTb）に基づいて
以後の加熱出力を設定するようにしたので、食品の種類
や量に影響を受けることなく、常に良好な出来具合の調
理を行なうことができる。
なお、上記実施例では、演算結果βに基づく加熱出力の
設定を強めと弱めの二段階としたが、実際にはβの値に
応じて数段階に設定されていることは勿論である。その
他、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
設定を強めと弱めの二段階としたが、実際にはβの値に
応じて数段階に設定されていることは勿論である。その
他、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
以上述べたようにこの発明によれば、食品の種類や量な
どに影響を受けることなく、常に良好な出来具合の調理
を行なうことができる信頼性にすぐれた調理器を提供で
きる。
どに影響を受けることなく、常に良好な出来具合の調理
を行なうことができる信頼性にすぐれた調理器を提供で
きる。
第１図はこの発明の一実施例の全体的な構成を示す図、
第２図は同実施例におけるガスセンサの出力の変化を示
す図、第３図は従来の電子レンジにおけるガスセンサを
用いた自動調理の一例を説明するための図である。 １……加熱室、３……重量センサ、10……ガスセンサ、
20……制御部。
第２図は同実施例におけるガスセンサの出力の変化を示
す図、第３図は従来の電子レンジにおけるガスセンサを
用いた自動調理の一例を説明するための図である。 １……加熱室、３……重量センサ、10……ガスセンサ、
20……制御部。
Claims (1)
- 【請求項１】食品から放散するガスを検知するガスセン
サと、食品の重量を検知する重量センサと、この重量セ
ンサの検知重量に応じて食品に対する加熱時間を設定す
る手段と、調理時、前記ガスセンサの出力が設定値に達
すると、それまでに要した時間に基いて以後の加熱出力
を設定する手段とを具備したことを特徴とする調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60294021A JPH07101097B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60294021A JPH07101097B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62155446A JPS62155446A (ja) | 1987-07-10 |
| JPH07101097B2 true JPH07101097B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=17802230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60294021A Expired - Lifetime JPH07101097B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101097B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0820079B2 (ja) * | 1987-07-13 | 1996-03-04 | 松下電器産業株式会社 | 加熱装置 |
| JPH04356620A (ja) * | 1991-06-03 | 1992-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
| JP2692443B2 (ja) * | 1991-09-17 | 1997-12-17 | タイガー魔法瓶株式会社 | 高周波加熱装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60196521A (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-05 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60294021A patent/JPH07101097B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62155446A (ja) | 1987-07-10 |
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