JPH0794268A - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

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Publication number
JPH0794268A
JPH0794268A JP23839493A JP23839493A JPH0794268A JP H0794268 A JPH0794268 A JP H0794268A JP 23839493 A JP23839493 A JP 23839493A JP 23839493 A JP23839493 A JP 23839493A JP H0794268 A JPH0794268 A JP H0794268A
Authority
JP
Japan
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inverter unit
signal
intermittent operation
circuit
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP23839493A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifumi Yamamoto
昭文 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiwa Electric Corp
Original Assignee
Nichiwa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加熱容器の構成壁に渦電流を誘導発生させ
てこれを発熱させるインバータユニット(A) と、該イン
バータユニット(A) の出力を設定する火力設定器(11)と
を具備する電磁調理器において、被加熱容器に収容した
食材の焦げ付きを防止し得るようにすること。 【構成】 インバータユニット(A) の運転動作を停止さ
せるためのOFF信号を間欠的に出力する間欠運転制御
装置(12)と、該間欠運転制御装置(12)にこれを作動させ
るための間欠運転信号又は停止させる継続運転信号を択
一的に印加する切替スイッチとを設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食材を収容した被加熱
容器を器具本体上に載置し、この被加熱容器の底部に渦
電流を誘導発生させて被加熱容器自体を発熱させること
により、前記食材を加熱調理する形式のいわゆる電磁調
理器、特に、前記食材の焦げ付き防止を図り得るように
した電磁調理器に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその課題】鍋やフライパン等の被加熱容
器に誘導させた渦電流で該容器を加熱する電磁調理器と
して、電磁調理用の電磁ユニット、いわゆる、インバー
タユニットを利用したものがある。このものは、図1に
示すように、大略、インバータユニット(A) をケーシン
グ(K) 内に内蔵したものであり、ケーシング(K) の天板
に前記インバータユニット(A) の出力部(A1)に対応させ
た被加熱容器の載置域(P) を配設し、ケーシング(K) の
前板に前記出力部(A1)から発生する火力を調節するため
の火力設定器(11)のツマミ(21)を設けた構成である。
【0003】このものでは、食材を収容した金属製の鍋
を、載置域(P) に載置した後、電磁調理器を作動させ
る。すると、出力部(A1)の電磁誘導作用により鍋底に渦
電流が発生すると共に、該渦電流に基づくジュール熱で
前記食材が加熱調理される。そして、ツマミ(21)を回動
操作して火力設定器(11)の設定値を変更すると、これに
応じて出力部(A1)に供給される電流の周波数が変化し、
これにより、鍋に生じるジュール熱の大きさが変化して
火力が調節される。
【0004】ところが、このものでは、煮物やカレー等
を調理する場合、当該料理が焦げ付き易いという問題が
ある。これは、上記従来のものでは、食材の加熱動作が
継続的に進行して鍋底の構成壁が常に高温状態に維持さ
れるからである。前記種類の調理では、食材の加熱が長
時間継続的に行われることから、鍋底の構成壁に上記し
たジュール熱が常時発生せしめられる。即ち、上記従来
のものでは、鍋底の構成壁が常時高温状態に維持される
のである。すると、高温状態に維持された上記鍋底の構
成壁に食材が継続的に接触することとなり、この状態が
続くと食材が焦げ付くのである。
【0005】本発明は、このような、『被加熱容器の構
成壁に渦電流を誘導発生させてこれを発熱させるインバ
ータユニット(A) と、該インバータユニット(A) の出力
を設定する火力設定器(11)とを具備する電磁調理器』に
おいて、被加熱容器に収容した食材の焦げ付きを防止し
得るようにすることをその課題とする。
【0006】
【技術的手段】上記課題を解決するために講じた本発明
の技術的手段は、『インバータユニット(A) の運転動作
を停止させるためのOFF信号を間欠的に出力する間欠
運転制御装置(12)と、該間欠運転制御装置(12)を作動さ
せるための間欠運転信号又は停止させる継続運転信号を
択一的に印加する切替スイッチとを設けた』ことであ
る。
【0007】
【作用】本発明の上記技術的手段は、次のように作用す
る。インバータユニット(A) を作動させると、既述従来
のものと同様に、該インバータユニット(A) の継続運転
が実行される。即ち、火力設定器(11)の設定値に応じた
火力が得られるようにインバータユニット(A) の運転動
作が継続するのである。
【0008】このとき、切替スイッチを操作することに
より、間欠運転信号が間欠運転制御装置(12)に印加され
ると、この間欠運転制御装置(12)から、インバータユニ
ット(A) を停止させるOFF信号が間欠的に出力され
る。すると、インバータユニット(A) は、所定時間の停
止動作と所定時間の運転動作とを繰り返すこととなり、
被加熱容器の底部が間欠的に発熱せしめられる。そし
て、前記インバータユニット(A) の停止時においては、
被加熱容器の構成壁に蓄えられた熱が該被加熱容器内の
食材全体に熱拡散されることとなるので、該被加熱容器
の底部が高温状態に維持されることはない。
【0009】尚、上記インバータユニット(A) の間欠動
作をしているときに切替スイッチが切り替えられて該ス
イッチからの継続運転信号が間欠運転制御装置(12)に印
加されると、該間欠運転制御装置(12)からOFF信号が
出力しなくなり、インバータユニット(A) が継続運転状
態に復帰する。
【0010】
【効果】本発明は、上記構成であるから、次の特有の効
果を有する。切替スイッチを操作することにより、間欠
運転を開始させたときには、被加熱容器の底部が高温状
態に維持されないことから、食材が焦げ付くことはな
い。又、間欠運転動作時においても、継続運転動作時と
同様に火力設定器(11)の設定値に応じてインバータユニ
ット(A) が制御され所望の火力が得られるので、この設
定値を適宜な値に設定することによって、種々の食材の
調理だけでなく、食材を調理した後の保温も行える。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図2から図4に基づい
て説明する。図3に示すように、ケーシング(K) の前面
の操作パネルには、運転スイッチ(22)及び停止スイッチ
(23)と、間欠運転制御装置(12)に間欠運転信号及び継続
運転信号を入力するための保温・煮物スイッチ(24)と、
火力調節用のツマミ(21)とが配設されており、前記運転
スイッチ(22)、停止スイッチ(23)、保温・煮物スイッチ
(24)は、図2に示すように、マイクロコンピュータ(M)
の入力部に接続されている。又、既述従来例と同様に、
インバータユニット(A) に接続された火力設定器(11)
は、可変抵抗器で構成されており、前記ツマミ(21)で、
前記可変抵抗器の抵抗値を変化させることにより、イン
バータユニット(A) の出力部(A1)の出力が無段階に調節
されるようになっている。
【0012】前記マイクロコンピュータ(M) には、図2
に示すように、2つの出力部が設けられている。一方の
出力部は、第1トランジスタ(32)に接続されており、該
第1トランジスタ(32)のコレクタ回路にはインバータユ
ニット(A) の電源ケーブル上に設けられたa接点(36)駆
動用の第1リレー(33)に接続されている。
【0013】他方の出力部は、間欠運転制御装置(12)に
接続されている。この間欠運転制御装置(12)は、発振回
路(31)と、これに接続されるモノマルチバイブレータ回
路(4) (以下、MM回路という)と、これに接続される
第2トランジスタ(34)と、該第2トランジスタ(34)のコ
レクタ回路に挿入され且つ前記電源ケーブル上に設けら
れたb接点(37)を駆動するための第2リレー(35)とから
構成されている。そして、前記MM回路(4) には、これ
の時間制御を行うために、可変抵抗器(41a) とコンデン
サ(41b) とからなる積分回路(41)が外付けされており、
前記可変抵抗器(41a) は、操作パネル裏面に設けられた
ツマミ(25)によって、その抵抗値を変化させることが可
能である。そして、この抵抗値の変化に応じて、MM回
路(4) から出力される「H」信号の発振保持時間(T
1 )の長さ(図5参照)が調節される。尚、MM回路
(4) の「H」信号の発振保持時間(T1 )の最大値や発
振回路(31)の「H」信号の発振周期(T) は、これらの回
路が具備するコンデンサの容量や抵抗器の抵抗値によっ
て決定されるものであり、この実施例では、MM回路
(4) の「H」信号の最大保持時間と、発振回路(31)の
「H」信号の発振周期(T) は、共に6秒になるように前
記各部が所定の値に設定されている。
【0014】上記マイクロコンピュータ(M) には、図4
に示すフローチャートに対応する制御プログラムが格納
されており、以下、運転動作をこのフローチャートに従
って説明する。食材を収容した被加熱容器をケーシング
(K) の天板の載置域(P) に載置した後、運転スイッチ(2
2)が押されると、第1トランジスタ(32)に「H」信号が
印加される。この「H」信号はマイクロコンピュータ
(M) 内のラッチ回路によりラッチされるので、前記第1
トランジスタ(32)のコレクタ回路に挿入された第1リレ
ー(33)は付勢状態に維持され、そのa接点(36)は「O
N」状態に維持される。これにより、インバータユニッ
ト(A) が作動状態となりツマミ(21)による火力設定器(1
1)の設定値に応じた出力がインバータユニット(A) の出
力部(A1)から発生して、被加熱容器が発熱せしめられて
これに収容した食材が加熱される。
【0015】このとき、ステップ(50)で保温・煮物スイ
ッチ(24)が押されたことが確認できると、「H」信号が
発振回路(31)に印加される。すると、図5のタイムチャ
ートに示すように、発振回路(31)からは、「H」信号が
所定周期(T=6秒)で出力されることとなり(同図の
Q参照)、この発振回路(31)から「H」信号が印加され
たと同時に、MM回路(4) は、T1 秒間保持した状態で
出力する(同図のQ1参照)。即ち、MM回路(4) はT1
秒間「H」状態を維持する出力Q1 を6秒周期で出力
するので、T1 秒間の「H」信号と、(T−T1 =6−
1 )秒間の「L」信号とを交互に出力することとな
る。このMM回路(4) からの一連の出力信号は、第2ト
ランジスタ(34)に印加されているので、第2リレー(35)
のb接点(37)をT1 秒間、開にした後、(6−T1 )秒
間、閉じることとなり、これに応じて、インバータユニ
ット(A) の停止動作と運転動作とが繰り返される。ここ
で、MM回路(4) の発振保持時間(T1 )の長さは、当
該回路に具備させた可変抵抗器(41a) の抵抗値をツマミ
(25)によって調節することが可能であることから、イン
バータユニット(A) の停止時間が長くなれば運転時間が
短くなりこれとは逆に停止時間が短くなれば運転時間が
長くなる反比例の関係でもって、インバータユニット
(A) の停止時間と運転時間は制御されることとなる。従
って、この実施例では、可変抵抗器(41a) によってMM
回路(4) の抵抗値を変化させることにより、該可変抵抗
器(41a) の操作用のツマミ(25)を目盛り(図示せず)の
最小値にセットした状態では1秒運転−5秒停止、ツマ
ミ(25)を目盛りの中間値にセットした状態では3秒運転
−3秒停止、ツマミ(25)を目盛りの最大値にセットした
状態では5秒運転−1秒停止等になるように運転時間と
停止時間との総和が6秒になる関係でインバータユニッ
ト(A) の間欠運転を制御することが可能である。尚、こ
の間欠運転におけるインバータユニット(A) の運転状態
でも、火力設定器(11)の設定値に応じた火力が出力部(A
1)から発生しているのは言うまでもない。
【0016】上記間欠運転中に、再び、保温・煮物スイ
ッチ(24)が押されたことがステップ(52)で確認できる
と、発振回路(31)に「L」信号が入力され、これに応じ
て、発振回路(31)・MM回路(4) ・第2トランジスタ(3
4)に「L」信号が印加されて、第2リレー(35)が消勢さ
れる。これにより、b接点(37)が「ON」となって、イ
ンバータユニット(A) が通常の運転状態に復帰する。
【0017】更に再び、保温・煮物スイッチ(24)が押さ
れると、上記したインバータユニット(A) の間欠運転が
実行され、以下上記した一連の動作が繰り返される。つ
まり、インバータユニット(A) の通常運転時に、保温・
煮物スイッチ(24)が押されるとインバータユニット(A)
の間欠運転が実行され、再び、保温・煮物スイッチ(24)
が押されるとインバータユニット(A) が通常運転に復帰
するのである。
【0018】以上のことから、上記した保温・煮物スイ
ッチ(24)と、この出力を判断して間欠運転制御装置(12)
の発振回路(31)に「H」信号又は「L」信号を出力する
マイクロコンピュータ(M) 内の機能部(ステップ(50)〜
ステップ(53))とが、既述技術的手段の項に記載の切替
スイッチに相当する。尚、運転動作中に、停止スイッチ
(23)が押されれば、インバータユニット(A)は直ちに停
止し(ステップ(56)(58)参照)、又、間欠運転以外の他
の運転モードが選択された場合には、当該モードが直ち
に実行される(ステップ(55)(57)参照)。
【0019】又、保温・煮物スイッチ(24)を押した後、
運転スイッチ(22)を「ON」にすることによってもイン
バータユニット(A) の間欠運転は実行される(図4のフ
ローチャートのステップ(54)参照)。更に、インバータ
ユニット(A) の間欠運転状態で停止スイッチ(23)を押し
た後運転スイッチ(22)を押しても、インバータユニット
(A) は通常運転に復帰する(図4のフローチャートのス
テップ(56)参照)。
【0020】更に加えて、上記実施例では、MM回路
(4) の「H」信号の最大保持時間と、発振回路(31)の
「H」信号発振周期(T) は、6秒になるように設定した
が、それ以外の時間に設定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】実施例の説明図
【図3】操作パネルの説明図
【図4】マイクロコンピュータ(M) に格納した制御プロ
グラムに対応するフローチャート図
【図5】発振回路(31)及びモノマルチバイブレータ回路
(4) のタイムチャート図
【符号の説明】
(11)・・・火力設定器 (12)・・・間欠運転制御装置 (A) ・・・インバータユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱容器の構成壁に渦電流を誘導発生
    させてこれを発熱させるインバータユニット(A) と、該
    インバータユニット(A) の出力を設定する火力設定器(1
    1)とを具備する電磁調理器において、インバータユニッ
    ト(A) の運転動作を停止させるためのOFF信号を間欠
    的に出力する間欠運転制御装置(12)と、該間欠運転制御
    装置(12)を作動させるための間欠運転信号又は停止させ
    る継続運転信号を択一的に印加する切替スイッチとを設
    けた電磁調理器。
JP23839493A 1993-09-24 1993-09-24 電磁調理器 Pending JPH0794268A (ja)

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JP23839493A JPH0794268A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 電磁調理器

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JP23839493A JPH0794268A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 電磁調理器

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JPH0794268A true JPH0794268A (ja) 1995-04-07

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ID=17029551

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JP23839493A Pending JPH0794268A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 電磁調理器

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JP (1) JPH0794268A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015053255A (ja) * 2012-10-15 2015-03-19 アイリスオーヤマ株式会社 電磁調理器

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JP2015053255A (ja) * 2012-10-15 2015-03-19 アイリスオーヤマ株式会社 電磁調理器

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