JPH07100447A - クローズドシステム脱脂洗浄方法 - Google Patents

クローズドシステム脱脂洗浄方法

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JPH07100447A
JPH07100447A JP24774393A JP24774393A JPH07100447A JP H07100447 A JPH07100447 A JP H07100447A JP 24774393 A JP24774393 A JP 24774393A JP 24774393 A JP24774393 A JP 24774393A JP H07100447 A JPH07100447 A JP H07100447A
Authority
JP
Japan
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water
oil
cleaning
membrane
returned
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Pending
Application number
JP24774393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Yoshida
和男 吉田
Takeshi Douku
健 道工
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Publication of JPH07100447A publication Critical patent/JPH07100447A/ja
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 純水製造装置(1) から来る純水を用いて洗浄
工程で脱脂洗浄を行い、洗浄工程から出る排水を第１膜
式油水分離装置(5) で油水分離処理し、同装置(5) の膜
を通った透過水の一部を洗浄工程に戻すと共に、浮上分
離した油分を取り除き、上記透過水の残部を貯水タンク
(6) を経て限外濾過装置(7) へ送って限外濾過処理し、
限外濾過膜を通った透過水を純水製造装置(1) に戻すと
共に、同膜を通過しなかった濃縮水を第２膜式油水分離
装置(8) で油水分離処理し、同装置(8) の膜を通った透
過水を貯水タンク(6) に戻すと共に、浮上分離した油分
を取り除くことを特徴とするクローズドシステム脱脂洗
浄方法である。 【効果】 排水処理操作を簡便にし、設備をコンパクト
なものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、機械部品、電子部品
その他の脱脂洗浄を行うに当たり、洗浄液として純水を
用い、システムをクローズド化したクローズドシステム
脱脂洗浄方法に関する。
【０００２】
【従来技術および解決すべき課題】従来、機械部品、電
子部品その他の脱脂洗浄は、フロン、トリクロロエタン
等の有機溶剤からなる洗浄液、酸またはアルカリ系の洗
浄液等を用いて行われていた。
【０００３】しかしながら、有機溶剤からなる洗浄液を
用いる方法では、有機溶剤による環境破壊の問題がある
ので、その使用が制限されつつあり、これに代わる溶剤
の開発が待たれている。他方、酸またはアルカリ系の洗
浄液や、合成洗剤からなる洗浄液を用いる方法では、洗
浄排水の処理が欠かせず、排水の再生処理装置、再生で
きない排水の中和処理装置ならびに生物化学処理装置が
必要となり、さらに各装置に貯蔵タンクを設けなけねば
ならず、処理装置が大型化し、メンテナンスもそれだけ
繁雑となる嫌いがある。
【０００４】本発明の目的は、上記の点に鑑み、洗浄液
として純水を用い、システムをクローズド化することに
より、排水処理操作を簡便にし、設備をコンパクトなも
のとすることができるクローズドシステム脱脂洗浄方法
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明によるクローズ
ドシステム脱脂洗浄方法は、上記目的を達成すべく工夫
されたものであり、純水製造装置(1) から来る純水を用
いて洗浄工程で脱脂洗浄を行い、洗浄工程から出る排水
を第１膜式油水分離装置(5) で油水分離処理し、同装置
(5) の膜を通った透過水の一部を洗浄工程に戻すと共
に、浮上分離した油分を取り除き、上記透過水の残部を
貯水タンク(6) を経て限外濾過装置(7) へ送って限外濾
過処理し、限外濾過膜を通った透過水を純水製造装置
(1) に戻すと共に、同膜を通過しなかった濃縮水を第２
膜式油水分離装置(8) で油水分離処理し、同装置(8) の
膜を通った透過水を貯水タンク(6) に戻すと共に、浮上
分離した油分を取り除くことを特徴とするものである。
【０００６】
【実施例】図１は、この発明のクローズドシステム脱脂
洗浄方法を示すフローチャートである。
【０００７】図１において市水、工業用水等の原水は純
水製造装置(1) に送り、生産された純水は洗浄装置(9)
に送られる。
【０００８】洗浄装置(9) は前洗浄槽(3) と本洗浄槽
(2) とを備えており、純水製造装置(1) からの純水は本
洗浄槽(2) に入る。前洗浄槽(3) には本洗浄槽(2) から
洗浄水がオーバーフローにより供給される。
【０００９】被洗浄物が洗浄装置(9) において前洗浄つ
いで本洗浄に付されると、洗浄排水は前洗浄槽(3) から
排水ポンプ(4) により第１膜式油分離装置(5) に送ら
れ、油水分離処理される。同分離装置(5) の膜を通った
透過水の一部は洗浄工程の前洗浄槽(3) に戻される。ま
た、第１膜式油水分離装置(5) において浮上分離した油
分は自動的に同装置から取り除かれ、回収処理される。
これにより、前洗浄槽(3) の洗浄液の油分濃度が低く保
たれ、純水の供給量を減らすことができる。
【００１０】第１膜膜式油水分離装置(5) から出る透過
水の残部（この量は本洗浄槽(2) から前洗浄層(3) へオ
ーバーフローする洗浄用純水の量に相当する）は、貯水
タンク(6) に送られる。貯水タンク(6) に溜まった排水
は限外濾過送水ポンプ(10)により限外濾過装置(7) に送
られ、限外濾過処理される。そして、限外濾過膜を通っ
た透過水は純水製造装置(1) に戻され、同膜を通過しな
かった濃縮水は第２膜式油水分離装置(8) へ送られ、油
水分離処理される。
【００１１】第２膜式分離装置(8) の膜を通った透過水
は貯水タンク(6) に戻される。また、第２膜式油水分離
装置(8) において浮上分離した油分は自動的に同装置か
ら取り除かれ、回収処理される。
【００１２】クローズドシステム系外への排水は純水製
造装置(1) から濃縮水として排水される。
【００１３】
【発明の効果】この発明によるクローズドシステム脱脂
洗浄方法は、以上の如く構成されているので、次のよう
な効果を発揮する。
【００１４】・洗浄液として純水を使用するため、中
和処理装置や生物処理装置などの大型装置が必要でな
い。
【００１５】・油分の分離回収を簡単に行うことがで
きる。
【００１６】・洗浄液として純水を使用するため、排
水の再生が従来方式に比べ簡単に行うことができ、回収
効率が高い。
【００１７】・廃水処理装置として膜式油水分離装置
と限外濾過装置を設けるだけでよく、化学洗浄剤を用い
た洗浄装置における排水処理設備に比し、小型でコンパ
クトな設備でよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明のクローズドシステム脱脂洗浄方法を
示すフローチャートである。
【符号の説明】 １：純水製造装置 ５：第１膜式油水分離装置 ６：貯水タンク ７：限外濾過装置 ８：第２膜式油水分離装置 ９：洗浄装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 純水製造装置(1) から来る純水を用いて
    洗浄工程で脱脂洗浄を行い、洗浄工程から出る排水を第
    １膜式油水分離装置(5) で油水分離処理し、同装置(5)
    の膜を通った透過水の一部を洗浄工程に戻すと共に、浮
    上分離した油分を取り除き、上記透過水の残部を貯水タ
    ンク(6) を経て限外濾過装置(7) へ送って限外濾過処理
    し、限外濾過膜を通った透過水を純水製造装置(1) に戻
    すと共に、同膜を通過しなかった濃縮水を第２膜式油水
    分離装置(8) で油水分離処理し、同装置(8) の膜を通っ
    た透過水を貯水タンク(6) に戻すと共に、浮上分離した
    油分を取り除くことを特徴とするクローズドシステム脱
    脂洗浄方法。
JP24774393A 1993-10-04 1993-10-04 クローズドシステム脱脂洗浄方法 Pending JPH07100447A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100693029B1 (ko) * 2002-07-11 2007-03-12 동 석 강 유화유 폐수의 유수분리장치 및 방법
CN103058402A (zh) * 2012-11-19 2013-04-24 浙江省海洋开发研究院 一种含油废水处理装置及其处理方法
JP2013252478A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Swing Corp 油分含有排水の処理方法及び処理装置

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JPH04317790A (ja) * 1991-04-17 1992-11-09 Sumitomo Bakelite Co Ltd 純水製造方法
JPH05116A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Matsushita Electric Works Ltd 厨房収納装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960903