JPS634826A - 共沸蒸留装置 - Google Patents
共沸蒸留装置Info
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- JPS634826A JPS634826A JP14700586A JP14700586A JPS634826A JP S634826 A JPS634826 A JP S634826A JP 14700586 A JP14700586 A JP 14700586A JP 14700586 A JP14700586 A JP 14700586A JP S634826 A JPS634826 A JP S634826A
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Links
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は有機化合物の水を除去するための共沸蒸留装置
に関する。
に関する。
有機化合物中の水分を除去する方法としては、物理的吸
着によって水を除去する方法や化学的反応によって水を
除去する方法等が知られているが、工業的には共沸蒸留
法が最も一般的である。
着によって水を除去する方法や化学的反応によって水を
除去する方法等が知られているが、工業的には共沸蒸留
法が最も一般的である。
ところで、従来の共沸蒸留法では、共沸蒸留物に第３成
分を添加して共沸蒸留物から水を抽出し、共沸蒸留物を
より水分の少ない有機化合物−水組成物に変え、この組
成物を更に共沸蒸留にかけて残存する水を共沸蒸留物と
して除去する方法が採用されていた。
分を添加して共沸蒸留物から水を抽出し、共沸蒸留物を
より水分の少ない有機化合物−水組成物に変え、この組
成物を更に共沸蒸留にかけて残存する水を共沸蒸留物と
して除去する方法が採用されていた。
たとえば、ビニルピリジンの脱水は第２図に示すように
して行なわれていた。
して行なわれていた。
含水のビニルピリジンが第１共沸蒸留器１１に供給され
、共沸蒸留物はコンデンサ１２で冷却された後にデカン
タ１３に導かれる。次いで第３成分としての数％の苛性
ソーダ水溶液、またはＫｃｌ。
、共沸蒸留物はコンデンサ１２で冷却された後にデカン
タ１３に導かれる。次いで第３成分としての数％の苛性
ソーダ水溶液、またはＫｃｌ。
ＣａＣｌ２等の水溶液が管路１４を経てデカンタ１３に
供給されると、共沸混合物中の水分が苛性ソーダ水溶液
に抽出されて、ビニルピリジンは上層に、苛性ソーダ水
溶液は下層に分液する。
供給されると、共沸混合物中の水分が苛性ソーダ水溶液
に抽出されて、ビニルピリジンは上層に、苛性ソーダ水
溶液は下層に分液する。
上層のビニルピリジンは管路１５によって第２共沸蒸留
器１６に送られ、残存する水はビニルピリジンとの共沸
物として除去されると共に、はぼ無水のビニルピリジン
１７が得られる。
器１６に送られ、残存する水はビニルピリジンとの共沸
物として除去されると共に、はぼ無水のビニルピリジン
１７が得られる。
−方、抽出した水によって希釈された苛性ソーダ水溶層
は、濃縮器１８で濃縮された後に、再び管路１４を経て
デカンタ１３に供給され、第２共沸蒸留器１６で除去さ
れたビニルピリジン−水共沸物と、第１共沸蒸留器１１
からのビニルピリジン−水共沸物とからの水抽出に再び
使用される。
は、濃縮器１８で濃縮された後に、再び管路１４を経て
デカンタ１３に供給され、第２共沸蒸留器１６で除去さ
れたビニルピリジン−水共沸物と、第１共沸蒸留器１１
からのビニルピリジン−水共沸物とからの水抽出に再び
使用される。
しかしながら、かかる従来の共沸蒸留器では、第３成分
による共沸蒸留物からの水抽出が行なわれるので、この
水抽出によって希釈された第３成分水溶液の濃縮工程が
当然必要となり、大量エネルギー消費を回避できない欠
点があった。
による共沸蒸留物からの水抽出が行なわれるので、この
水抽出によって希釈された第３成分水溶液の濃縮工程が
当然必要となり、大量エネルギー消費を回避できない欠
点があった。
本発明は上記従来の欠点にかんがみ、エネルギー消費を
著しく削減した共沸蒸留装置を提供することを目的とす
るものである。
著しく削減した共沸蒸留装置を提供することを目的とす
るものである。
上記目的を達成する本発明の共沸蒸留装置は、有機化合
物と水との共沸混合物を得るための第１共沸蒸留器と、
該共沸蒸留物を前記有機化合物と水に分離するための膜
分離装置と、該膜分離装置において得られた前記有機化
合物中に残存する水を共沸蒸留物として除去するための
第２共沸蒸留器とからなることを特徴とするものである
。
物と水との共沸混合物を得るための第１共沸蒸留器と、
該共沸蒸留物を前記有機化合物と水に分離するための膜
分離装置と、該膜分離装置において得られた前記有機化
合物中に残存する水を共沸蒸留物として除去するための
第２共沸蒸留器とからなることを特徴とするものである
。
以下、本発明を図面に示した実施例にもとづき説明する
。第１図は本発明の実施例を示し、含水有機化合物が第
１共沸蒸留器１に供給されて共沸蒸留に付される。第１
共沸蒸留器ｌは特に限定されるものではなく、従来使用
されているものを使用することができる。共沸蒸留物は
管路２を経てコンデンサ３に送され、凝縮した共沸蒸留
物は膜分離装置４、たとえばパーベーバレション分離装
置に供給される。
。第１図は本発明の実施例を示し、含水有機化合物が第
１共沸蒸留器１に供給されて共沸蒸留に付される。第１
共沸蒸留器ｌは特に限定されるものではなく、従来使用
されているものを使用することができる。共沸蒸留物は
管路２を経てコンデンサ３に送され、凝縮した共沸蒸留
物は膜分離装置４、たとえばパーベーバレション分離装
置に供給される。
そして、分離膜を透過した水は管路５から排出され、−
方、大部分め水分が除された有機化合物は管路６を経て
第２共沸蒸留器７に送られる。
方、大部分め水分が除された有機化合物は管路６を経て
第２共沸蒸留器７に送られる。
なお、膜分離装置４は、パーベーパレーション分離装置
に限定されるものではなく、有機化合物−水共沸蒸留物
を有機化合物と水とに分離できるものであれば、いかな
る装置であっても使用することができ、たとえば逆浸透
膜、限外濾過膜、ガス分離膜またはメンブレン蒸留によ
る分離装置を挙げることができる。
に限定されるものではなく、有機化合物−水共沸蒸留物
を有機化合物と水とに分離できるものであれば、いかな
る装置であっても使用することができ、たとえば逆浸透
膜、限外濾過膜、ガス分離膜またはメンブレン蒸留によ
る分離装置を挙げることができる。
第２共沸蒸留器７においては、前記第１共沸蒸留器ｌと
同様に共沸蒸留が行なわれ、有機化合物に残存する水は
有機化合物との共沸蒸留物として除去され、管路８を経
て膜分離装置４に循環され、第１共沸燕留器１からの共
沸蒸留物と共に再び膜による水除去操作にかけられる。
同様に共沸蒸留が行なわれ、有機化合物に残存する水は
有機化合物との共沸蒸留物として除去され、管路８を経
て膜分離装置４に循環され、第１共沸燕留器１からの共
沸蒸留物と共に再び膜による水除去操作にかけられる。
第２共沸蒸留器７において、共沸蒸留物が除去された後
に、実質的に無水の有機化合物９が得られる。
に、実質的に無水の有機化合物９が得られる。
なお、かかる本発明の共沸蒸留器において共沸蒸留に共
される有機化合物は、共に共沸蒸留可能な種類であれば
、いかなる種類であっても良く、特に限定されず、たと
えばエタノール、イソプロパツール等を挙げることがで
きる。
される有機化合物は、共に共沸蒸留可能な種類であれば
、いかなる種類であっても良く、特に限定されず、たと
えばエタノール、イソプロパツール等を挙げることがで
きる。
以上述べたように従来の共沸蒸留装置では、第１共沸蒸
留器で得られる共沸蒸留物から水を抽出して共沸蒸留物
の組成を変えるために第３成分を添加していた。
留器で得られる共沸蒸留物から水を抽出して共沸蒸留物
の組成を変えるために第３成分を添加していた。
この結果、第３成分の希釈された水溶液を濃縮し循環使
用するために多大のエネルギーを消費していた。
用するために多大のエネルギーを消費していた。
しかるに本発明によれば、第１共沸蒸留器からの共沸蒸
留物から膜分離装置によって水を除、去するので、従来
の第３成分の濃縮工程が全く不要となり、消費エネルギ
ー量を大巾に削減することができる。
留物から膜分離装置によって水を除、去するので、従来
の第３成分の濃縮工程が全く不要となり、消費エネルギ
ー量を大巾に削減することができる。
また、第３成分の種類によっては、有機化合物中に第３
成分が混入する可能性もあったが、本発明によれば、か
かるトラブルも完全に解消することができる。
成分が混入する可能性もあったが、本発明によれば、か
かるトラブルも完全に解消することができる。
第１図は本発明の実施例を示す配置図、第２図は従来の
共沸蒸留装置を示す配置図である。 １．１１・・・第１共沸蒸留器、４・・・膜分離装置、
７．１６・・・第２共沸蒸留器、１３・・・デカンタ、
１８・・・濃縮器。
共沸蒸留装置を示す配置図である。 １．１１・・・第１共沸蒸留器、４・・・膜分離装置、
７．１６・・・第２共沸蒸留器、１３・・・デカンタ、
１８・・・濃縮器。
Claims (1)
- 有機化合物と水との共沸蒸留物を得るための第１共沸蒸
留器と、該共沸蒸留物を前記有機化合物と水に分離する
ための膜分離装置と、該膜分離装置において得られた前
記有機化合物中に残存する水を共沸蒸留物として除去す
るための第２共沸蒸留器とからなることを特徴とする共
沸蒸留装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14700586A JPS634826A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 共沸蒸留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14700586A JPS634826A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 共沸蒸留装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS634826A true JPS634826A (ja) | 1988-01-09 |
Family
ID=15420406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14700586A Pending JPS634826A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 共沸蒸留装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS634826A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06145083A (ja) * | 1992-11-02 | 1994-05-24 | Nippon Gosei Arco-Le Kk | 無水エタノールの製造方法 |
| EP0793997A1 (de) * | 1996-03-04 | 1997-09-10 | Ciba SC Holding AG | Verfahren und Apparatur zur Trennung von Flüssigkeitsgemischen |
| JP2016030233A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | オルガノ株式会社 | 有機溶剤精製システム及び方法 |
| JP6682053B1 (ja) * | 2018-10-25 | 2020-04-15 | 木村化工機株式会社 | 溶剤回収システム |
| WO2020085432A1 (ja) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | 木村化工機株式会社 | 溶剤回収システム |
| WO2020084803A1 (ja) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | 木村化工機株式会社 | 溶剤回収システム |
-
1986
- 1986-06-25 JP JP14700586A patent/JPS634826A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06145083A (ja) * | 1992-11-02 | 1994-05-24 | Nippon Gosei Arco-Le Kk | 無水エタノールの製造方法 |
| EP0793997A1 (de) * | 1996-03-04 | 1997-09-10 | Ciba SC Holding AG | Verfahren und Apparatur zur Trennung von Flüssigkeitsgemischen |
| JP2016030233A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | オルガノ株式会社 | 有機溶剤精製システム及び方法 |
| CN106132516A (zh) * | 2014-07-29 | 2016-11-16 | 奥加诺株式会社 | 有机溶剂纯化***和方法 |
| CN106132516B (zh) * | 2014-07-29 | 2021-09-24 | 奥加诺株式会社 | 有机溶剂纯化***和方法 |
| JP6682053B1 (ja) * | 2018-10-25 | 2020-04-15 | 木村化工機株式会社 | 溶剤回収システム |
| WO2020085432A1 (ja) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | 木村化工機株式会社 | 溶剤回収システム |
| WO2020084803A1 (ja) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | 木村化工機株式会社 | 溶剤回収システム |
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