JPH0699096B2 - エレベーターの運転装置 - Google Patents

エレベーターの運転装置

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JPH0699096B2
JPH0699096B2 JP16438288A JP16438288A JPH0699096B2 JP H0699096 B2 JPH0699096 B2 JP H0699096B2 JP 16438288 A JP16438288 A JP 16438288A JP 16438288 A JP16438288 A JP 16438288A JP H0699096 B2 JPH0699096 B2 JP H0699096B2
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button
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JP16438288A
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久雄 沢村
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエレベーターの乗降車の誤りを防止する運転
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
エレベーターは,乗場に設置された乗場ボタンで運転方
向を指定してかごを呼び寄せ,かごが到着したらかごに
乗り込み,行先ボタンで行先階を指定してかごを運転す
るようになつている。
しかし,種々の条件が重なると,乗降誤りが生じること
がしばしばある。以下にその発生例を示す。
〈乗車時に運転方向の異なるかごに乗つてしまう例〉 (ア)多くの台数のエレベーターが並設されている場
合,自分の待つている位置から離れている乗場のドアが
開いたので,あわてて飛び乗つてしまつたとき。
(イ)複数台のエレベーターを群管理しているもので
は,かごが到着する直前に運転方向が突然反転すること
があり,乗客がそれに気付かずに乗つてしまつたとき。
(ウ)既に到着している出発間際のかごがあつたので,
運転方向を確認する余裕もなく駆け込み乗車をしたと
き。
〈降車時に自分の降りたい階と違う階で降りてしまう
例〉 (ア)乗場呼びで停止したのを,自分が指定したかご呼
びで停止したものと誤認して降りてしまつたとき。
(イ)他事に気を取られていたり,階数を誤認識してい
たりして,自分の降りる階で止まつたにもかかわらず降
りずに乗り過ごしてしまつたとき。
このような誤乗降車を防止するものとして,例えば実開
昭56-158464号公報に示されたものが提案されている。
これは,かごが停止し,かつかごの運転方向が反転した
ときに,乗場又はかご内に設置された報知器により視覚
報知又は聴覚報知して,乗客の注意を喚起しようとする
ものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のエレベーターの運転装置では,乗場
又はかご内の報知器により報知して乗客に確認させるよ
うにしているため,乗客が誤乗降車後に気が付いたとし
ても,気付くのが遅かつたり,すぐに気付いたとしても
他の乗客がかご内の戸閉ボタンにより戸を閉めて出発を
早めてしまうことが多く,一度誤乗降車すると,それを
復帰させることは困難であり,これらの不具合の防止を
すべて乗客の確認だけに頼つているという問題点があ
る。また,誤乗降車した乗客は,戸閉直前にかごを出入
りすることになり,戸に挾まれるなど,けがをする危険
もあるという問題点がある。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で,誤乗降車の防止を乗客の確認だけに頼ることをなく
すことができると共に,正しい乗降が完了する前に戸閉
発車するのを防止できるようにしたエレベーターの運転
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るエレベーターの運転装置は,乗客の乗車
が検出されかつそのかごの運転方向と乗場ボタンで指定
した運転方向が一致しないとき,又は乗客の降車が検出
された階床と乗客が行先ボタンで指定した行先階とが一
致しないとき,誤乗降車検出信号が発生してかごの戸開
放時間を延長すると共に,戸閉ボタンを不感とし,かつ
誤乗降車を報知するようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては,誤乗降車を検出すると戸開放時間
を延長し,戸閉ボタンを不感にし,かつ報知するように
したため,誤乗降車が生じたことが知らされ,誤乗車し
たときは降車,誤降車したときは乗車する余裕が与えら
れる。
〔実施例〕
第1図〜第4図はこの発明の一実施例を示す図で,第1
図は全体構成図,第2図は制御装置及び誤乗降車検出装
置部分の要部ブロツク回路図,第3図は誤乗車防止動作
のフローチヤート,第4図は誤降車防止動作のフローチ
ヤートである。
第1図中,(1)は乗場呼び信号を送出する乗場ボタ
ン,(2)はエレベーターを制御(後述する誤乗降車処
理手段を含む)する制御装置,(3)はエレベーターの
かご,(4)はかご内操作盤で,制御装置(2)に行先
階のかご呼び信号を送出する行先ボタン(4a),戸を閉
めるとき操作する戸閉ボタン(4b),戸を開くとき操作
する戸開ボタン(4c)及びリセツトボタン(4d)を有し
ている。(5)は制御装置(2)の指令により動作して
戸を開閉させる戸開閉装置,(6)は制御装置(2)の
指令によりかご(3)内に案内放送をするスピーカから
なる報知器,(7)はかご(3)への乗客の乗降を検出
する乗降車検出器,(8)は制御装置(2)と乗降車検
出器(7)の信号により誤乗降車を検出する誤乗降車検
出装置,(9)は制御装置(2)の指令により乗場に案
内放送をするスピーカからなる報知器である。
第2図中,(10)は制御装置(2)及び誤乗降車検出装
置(8)を構成するマイクロコンピユータ(以下マイコ
ンという)で,CPU(10A),メモリ(10B),入力装置
(10C)及び出力装置(10D)を有し,入力装置(10C)
には乗場ボタン(1),かご内操作盤(4)及び乗降車
検出器(7)が接続され,出力装置(10D)には戸開閉
装置(5)及び報知器(6),(9)が接続されてい
る。
次に,この実施例の動作を第3図及び第4図を参照して
説明する。これら動作のプログラムはマイコン(10)の
メモリ(10A)に記憶されている。
第3図は誤乗車防止動作である。
ステツプ(21)でかご(3)が停止して戸開すると,乗
客はかご(3)に乗り込む。ステツプ(22)で乗降車検
出器(7)の出力により乗客が乗車したかを判断し,乗
車が検出されるとステツプ(23)で乗場ボタン(1)か
らの入力により,停止階の乗場呼びが登録されているか
を判断する。乗場呼びが登録されていれば,ステツプ
(24)でその乗場呼びの方向を調べ,上り呼びが登録さ
れていればステツプ(25)でかご(3)の運転方向を調
べ,上り方向であればステツプ(26)で戸開閉装置
(5)に指令を送り,かご(3)は戸閉して発車する。
また,ステツプ(24)で下り呼びが登録されていると判
断されるとステツプ(27)へ進み,かご(3)の運転方
向を調べ,下り方向であればステツプ(26)へ進んで,
かご(3)は発車する。すなわち,停止階の乗場呼びの
方向とかご(3)の運転方向が一致すれば,誤乗車はな
いものとしてかご(3)は発車する。
しかし,ステツプ(24)で上り呼びが登録されていると
判断され,ステツプ(25)で下り方向運転と判断された
とき,及びステツプ(24)で下り呼びが登録されている
と判断され,ステツプ(27)で上り方向運転と判断され
たとき,すなわち停止階の乗場呼びの方向とかご(3)
の運転方向が一致していないと,誤乗車検出信号が発生
する。また,ステツプ(23)で乗場呼びがないときも,
誤乗車検出信号が発生する。これで,誤乗車処理手段を
構成するステツプ(28)へ進み,戸開閉装置(5)に指
令して戸開放時間を通常よりも延長する。また,報知器
(6)により,例えば「ただ今乗車された方は運転方向
を確認してください。確認が終わりましたらリセツトボ
タンを押していただくと早く発車いたします」と放送す
る。同時に,戸閉ボタン(4b)はその機能が殺される。
このようにして,戸開放時間が延長されて,誤乗車客が
降車するのに十分な時間が確保され,かつ放送が行われ
ることにより,誤乗車客は誤乗車に気付き降車すること
ができる。なお,誤乗車検出信号が出ている間は,上記
のように戸閉ボタン(4b)は不感にされているので,誤
乗車客がいるのを気付かない他の乗客が戸閉ボタン(4
b)を押しても戸閉しない。したがつて,ステツプ(2
9)で誤乗車客は安全に降車することができる。
ステツプ(30)で誤乗車検出信号が出てから一定時間経
過すると,誤乗車検出信号は解除され,ステツプ(26)
でかご(3)は戸閉発車する。また,かご(3)内の他
の乗客は,誤乗車客がいないことを確認したら,リセツ
トボタン(4d)を押せば,上記一定時間を待たずに,ス
テツプ(26)でかご(3)は戸閉発車する。
第4図は誤降車防止動作である。
ステツプ(31)でかご(3)が停止して戸開すると,ス
テツプ(32)で乗客が降車したかを判断し,降車が検出
されると,ステツプ(33)で行先ボタン(4a)からの入
力により,停止階のかご呼びが登録されているかを判断
し,かご呼びが登録されていれば,ステツプ(34)でか
ご(3)は戸閉発車する。ステツプ(32)で降車を検出
しないときは,ステツプ(35)で停止階のかご呼びが登
録されているかを判断し,かご呼びが登録されていれば
誤降車検出信号が発生する。また,ステツプ(33)で停
止階のかご呼びが登録されていないときも,誤降車検出
信号が発生する。すなわち,乗客の降車階がかご呼び登
録階と一致していればかご(3)は発車するが,一致し
ていなければ誤降車検出信号が発生する。これで,誤降
車処理手段を構成するステツプ(36)へ進み,戸開放時
間が延長され,かつ戸閉ボタン(4b)は不感となる。そ
して,報知器(9)(又は報知器(6))により,例え
ば「ただ今降車された方は降車階を確認してください。
確認が終わりましたらリセツトボタンを押していただく
と早く発車します」又は「ただ今5階に着きました。御
用の方はお降りください。降車される方がなければ,リ
セツトボタンを押していただくと早く発車します」と放
送する。これで,誤降車客が再乗車させたり,降車が遅
れていた客を降車させたりすることができる。
以下,誤乗車の場合と同様に,ステツプ(37)で誤降車
客の乗車,ステツプ(38)で誤降車検出信号のリセツト
が行われる。
〔発明の効果〕
以上説明したとおりこの発明では,乗客の乗車が検出さ
れかつそのかごの運転方向と乗場ボタンで指定した運転
方向が一致しないとき,又は乗客の降車が検出された階
床と乗客が行先ボタンで指定した行先階が一致しないと
き,かごの戸開放時間を延長すると共に,戸閉ボタンを
不感とし,かつ誤乗降車を報知するようにしたので,誤
乗降車を乗客の確認だけに頼ることをなくすことができ
ると共に,正しい乗降が完了する前に戸閉発車するのを
防止でき,利用客に親切かつ安全なものとすることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明によるエレベーターの運転装
置の一実施例を示す図で,第1図は全体構成図,第2図
は制御装置及び誤乗降車検出装置部分の要部ブロツク回
路図,第3図は誤乗車防止動作のフローチヤート,第4
図は誤降車防止動作のフローチヤートである。 図中,(1)は乗場ボタン,(2)は誤乗降車処理手段
(制御装置),(3)はかご,(4b)は戸閉ボタン,
(6)は報知器,(7)は乗降車検出器,(8)は誤乗
降車検出装置,(9)は報知器,(10)はマイクロコン
ピユータである。 なお,図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗場ボタンで運転方向を指定してかごを呼
    び寄せ,上記かご内の行先ボタンで行先階を指定して上
    記かごを運転すると共に,戸が開いているとき上記かご
    内で戸閉ボタンが操作されると上記戸を閉めるようにし
    たエレベーターにおいて,乗客が上記かご内に乗車した
    こと及び上記かご内から降車したことを検出する乗降車
    検出器と,指令された事項を報知する報知器とを設け,
    上記乗降車検出器が上記乗客の乗車を検出し,かつ上記
    かごの運転方向と上記乗場ボタンで指定した運転方向と
    が一致しないとき,又は上記乗降車検出器が上記乗客の
    降車を検出した階と上記乗客が行先ボタンで指定した階
    とが一致しないとき誤乗降車検出信号を発生する誤乗降
    車検出装置と,上記誤乗降車検出信号が発生すると上記
    かごの戸開放時間を延長すると共に上記戸閉ボタンを不
    感とし,上記誤乗降車の報知を上記報知器に指令する誤
    乗降車処理手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
    ーの運転装置。
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JP4601181B2 (ja) * 2001-01-22 2010-12-22 三菱電機株式会社 エレベータの案内放送装置
JP4858198B2 (ja) * 2007-01-31 2012-01-18 Tdk株式会社 端子台及びこれを備えた回路基板
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JP6924422B2 (ja) * 2019-11-05 2021-08-25 フジテック株式会社 エレベータのカゴの制御装置、及びエレベータの制御装置

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