JPH0698439B2 - リベッター - Google Patents

リベッター

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JPH0698439B2
JPH0698439B2 JP41226290A JP41226290A JPH0698439B2 JP H0698439 B2 JPH0698439 B2 JP H0698439B2 JP 41226290 A JP41226290 A JP 41226290A JP 41226290 A JP41226290 A JP 41226290A JP H0698439 B2 JPH0698439 B2 JP H0698439B2
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clutch
shaft
clutch mechanism
fitted
power shaft
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彰 鎌田
優 森
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Lobtex Co Ltd
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Priority to ES91107655T priority patent/ES2100901T3/es
Priority to DE69124284T priority patent/DE69124284T2/de
Priority to AT91107655T priority patent/ATE148013T1/de
Priority to EP91107655A priority patent/EP0456269B1/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/02Riveting procedures
    • B21J15/04Riveting hollow rivets mechanically
    • B21J15/048Setting self-drilling hollow rivets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リベッタ―の改良に関
し、さらに詳しくは、ブラインドリベットを締着する板
材に該リベットの挿入孔を設ける穿孔機能を備えたリベ
ッタ―に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリベッタ―は、電動リベッタ―、
エア―リベッタ―、ハンドリベッタ―を含めて、その構
成の複雑性、簡単性或は操作の難易性に関係なく、リベ
ッティング作業に際しては、例えば電動リベッタ―の場
合は、先づ、板材に電気ドリル等によりリベット挿入孔
を開設し、然る後に、リベッタ―に装填したリベットを
該孔に挿入して所期のリベッティング作業を行なうよう
に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
リベッタ―の場合は、電気ドリル等の穿孔具による板材
への開孔作業とリベッタ―によるリベッティング作業と
いった2種類の工具による2つの作業が必要であるた
め、作業性が悪く、能率的にリベッティング作業を行な
い得ない問題があり、この問題は足場の悪い高所等にお
ける作業時には一層増大され、2種の工具の取替え時に
工具を落下したりする危険性があり、不測の事故を誘発
するといった問題がある。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するために、
未だ公知ではないが、先に、先端側をジョ―機構に連結
すると共に、後方側に螺杆部を設け、且つ中間部適所に
軸線方向を横切って回り止めピンを貫設し、該ピンの両
端を突出させて構成したシャフトと、該シャフトの後端
側に螺合したロ―リングナットと、該ロ―リングナット
と回転動力シャフトを係脱自在に連結するクラッチ機構
と、上記シャフトに被嵌して該シャフトの上記回り止め
ピンの両端突出部を挿入する軸線方向に沿う2条の長孔
を対設して成る筒状の軸受フレ―ムと、該軸受フレ―ム
にワンウエイクラッチを介在させて被嵌し、該ワンウエ
イクラッチにより該軸受フレームを一方向にのみ回転可
能に嵌着構成して成る筒状のメインフレ―ムとから構成
されており、且つ上記回転動力シャフトの先端側に所要
深さの有底孔を設けて回転シャフトの後退とクラッチ機
構の切離を可能に構成すると共に、上記メインフレーム
の先端側内周面にストッパーを突設して、シャフトの進
退作動により回り止めピンと該ストッパーを離脱、係合
可能に構成したことを特徴とするリベッターを開発、出
願(特願平2ー185582号)して、上記の問題点を
解決することに成功した。
【0005】然るに、その後の試験過程において、上記
の発明の場合は、該リベッターの組立て時、或は保守点
検時に、シャフトに対する回り止めピンの挿通角度位置
を間違い易く、これを間違えると、該回り止めピンの突
出端部と上記ストッパーとの係合が不可能になってシャ
フトの後退作動を行ない得ないため、リベット打ちを達
成できないといった重大な問題があることを確認した。
【0006】また、上記の回り止めピンは細径であるた
め衝撃に弱く、ストッパーとの衝接係合時に欠損し易
く、この場合もリベット打ちを達成できない問題がある
ことを確認した。
【0007】本発明は、上記の問題を解決することを課
題として研究開発されたもので、上記の発明にいくつか
の改良を加えることにより、上記の問題点を一挙に解決
できるリベッタ―を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、上
記の目的を達成する手段として、本発明では、先端側を
ジョ―機構に連結すると共に、後方側に螺杆部を設け、
且つ中間部適所に軸線方向を横切って回り止めピンを貫
設し、該ピンの両端を突出させて構成したシャフトと、
該シャフトの後端側に螺合したロ―リングナットと、該
ロ―リングナットと回転動力シャフトを係脱自在に連結
する後方側のクラッチ機構と、上記シャフトに被嵌して
該シャフトの上記回り止めピンの両端突出部を挿入する
軸線方向に沿う2条の長孔を対設して成る筒状の軸受フ
レ―ムと、該軸受フレ―ムに被嵌した前方側のクラッチ
機構と、該前方側のクラッチ機構をを介在させて軸受フ
レームに被嵌した筒状のメインフレームとから構成され
ており、上記前方側のクラッチ機構は、軸受フレームに
対設した上記2条の長孔と合致し且つ上記回り止めピン
の両端突出部を挿入する軸線方向に沿う2条の長孔を備
えると共に、後方に向ってバネ付勢されている前方クラ
ッチと、メインフレームと同回転するようにメインフレ
ームに一体的に嵌着された後方クラッチとから構成され
ており、上記回転動力シャフトの先端側に所要深さの有
底孔を設けて回転シャフトの後退と後方側のクラッチ機
構の切離を可能に構成すると共に、該回転シャフトの正
逆回転により前方側のクラッチ機構の前方クラッチと後
方クラッチを係脱可能に構成したリベッタ―を開発し、
採用した。
【0009】また、本発明では、上記のように構成した
リベッターにおいて、回転動力シャフトの先端面に一体
的に形設したクラッチと、ロ―リングナットの後面に設
けた前後に可動な可動クラッチにより後方側のクラッチ
機構を構成したリベッター、及び前方側のクラッチ機構
の後方クラッチは、その後側に直接的または間接的配設
されたバネ部材により前方に向かって直接的または間接
的バネ付勢されて構成されているリベッターを夫々開発
し、採用した。
【0010】
【作用】上記のように構成したリベッタ―において、図
1及び図14に示すようにジョ―機構3のジョ―20が
開かれた状態にある時に、先端にドリル刃41を備えた
ブラインドリベット40を該ジョ―20に挿入した後、
メインフレ―ム8が回転しないように手で固定(メイン
フレーム8に一体的に嵌着された前方側のクラッチ機構
11の後方クラッチ36も固定される)し、この状態で
回転動力シャフト5をモータによって僅かに正回転させ
ることにより、後方側のクラッチ機構6を介してローリ
ングナット2を正回転させることにより、前方側のクラ
ッチ機構11の前方クラッチ35と後方クラッチ36は
噛み合い、軸受フレーム7に設けた長孔30、30、回
り止めピン14を介してシャフト1を後退させるので、
図2に示すようにブラインドリベット40はジョ―20
により咬持される。
【0011】次に、メインフレ―ム8から手を離してジ
ョ―20に咬持されたブラインドリベット40のドリル
刃41の先端を所用の板材42に押し当てゝ回転動力シ
ャフトを正回転させると、板材42はドリル刃41によ
り穿孔され、同時に該孔にブラインドリベット40は挿
入される(図示せず)。
【0012】この状態において、メインフレ―ム8を回
転しないように手で固定して回転動力シャフト5を正回
転させると、前方側のクラッチ機構11の前方クラッチ
35とメインフレーム8と共に固定されている後方クラ
ッチ36は、図3及び図10に示すように、リベット4
0をセットするときには係合しているため、この場合
は、軸受フレ―ム7の回転は拘束され、したがって前記
した伝達手段を介してシャフト1を図3に示すように後
退させてリベッティング作業を終了する。
【0013】リベッティング作業の終了後に、メインフ
レ―ム8を回転しないように手で固定し、この状態で回
転動力シャフト5を逆回転させると、回り止めピン14
が前進し、前方クラッチ35に設けた長孔35bの先端
まで来ると、該ピン14は、前方クラッチ35を後方に
向ってバネ付勢しているスプリングS1に抗して該前方
クラッチ35を前方に押動し、図11に示すように前方
側のクラッチ機構11の係合を離脱させた状態になり、
この時点で拘束が解かれて、メインフレーム8、後方ク
ラッチ36、リヤカバー10以外は自由に空転し始め
る。
【0014】また、切断されたリベットシャフトは、回
り止めピン14の回転の拘束が解かれる直前に、ジョ―
20による咬持力が解かれた時点で排出される。
【0015】次に、本発明における後方側のクラッチ機
構6の動作を説明する。
【0016】上記のようにしてリベッティング作業を終
了した後、さらにメインフレ―ム8を固定したまゝ回転
動力シャフト5を正回転し続けると、シャフト1は図3
に示す位置からさらに後退し、その後端が回転動力シャ
フト5の有底孔24の奥部に嵌入してある鋼球26に衝
き当って該動力シャフトを後退させ、図4〜図7に示す
ように(特に図4、図5に示すように)動力シャフト5
側のクラッチ29と可動クラッチ28及びロ―リングナ
ット2との間に間隙を形成して両クラッチ28、29の
係合関係が切れ、動力シャフト5のトルクは可動クラッ
チ28側に伝達されなくなり、ロ―リングナット2は回
転しなくなってシャフト1の後退動作は停止する。
【0017】次に、両クラッチ28、29が図8の位置
状態にあるときに、メインフレ―ム8を固定したまゝ動
力シャフト5を逆回転させると、両クラッチ28、29
のAの部分が咬み合って係合し、動力シャフト5の回転
がロ―リングナット2に伝達され、シャフト1を図に向
って左方向に前進させて、図1に示す初期の位置に復動
させ、かくしてリベッティング作業のワンサイクル動作
を完了するものである。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て、電動リベッタ―について説明すれば、この実施例に
係る電動リベッタ―は、大別して、シャフト1と、ロ―
リングナット2と、ジョ―機構3と、ヘッドフレ―ム4
と、回転動力シャフト5と、該ロ―リングナット2と動
力シャフト5を係脱自在に連結する後方側のクラッチ機
構6と、異形円筒状の軸受フレ―ム7と、円筒状のメイ
ンフレ―ム8と、フロントカバ―9と、リヤ―カバ―1
0と、前方側のクラッチ機構11とから構成されてい
る。
【0019】而して、上記シャフト1は、先端側にジョ
―機構3の1部のジョ―部材を収容するための有底孔
(凹孔)12を設けると共に、後方側に螺杆部13を設
け、且つ略中間部に軸線方向と直交して回り止めピン1
4を貫設し、その両端を突出させると共に、後端にプッ
シュロッド15を突設して構成されている。
【0020】ロ―リングナット2は、上記シャフト1の
螺杆部13の後端部に螺合されており、該ナットの後端
部にフランジ16を設けて、該フランジ16に、後述す
る後方側のクラッチ機構6の可動クラッチを僅かに進退
可能に取付けた連結ピン17と可動クラッチ押圧用スプ
リング18が夫々設けてある。
【0021】ジョ―機構3は、周知の各ジョ―部材、即
ち、ジョ―ケ―ス19内に収容されたジヨ―20、ジョ
―プッシャ―21、ジョ―プッシャ―スプリング22か
ら構成されており、その中のジョ―プッシャ―21とジ
ョ―プッシャ―スプリング22は上記シャフト1の有底
孔12内に収容され、且つジョ―ケ―ス19は回り止め
リング23を介してシャフト1の先端部外周に止着され
ている。
【0022】ヘッドフレ―ム4は、ジョ―機構3とシャ
フト1の先端部に被嵌されており、その後端部を後述す
る軸受フレ―ム7の先端部に嵌着してある。
【0023】回転動力シャフト5は、先端側にシャフト
1の後退を可能にするための所要深さの有底孔(凹孔)
24を設けると共に、この実施例では、その底部にOリ
ング25を介して鋼球26を嵌着し、該鋼球26に後退
するシャフト1のプッシュロッド15が衝き当って該動
力シャフト5を後退させ、クラッチ機構6の係合を切離
するように構成されており、且つ有底孔24の開口部の
フランジ27の前面に次に述べる後方側のクラッチ機構
6の他方のクラッチが一体に形設されている。
【0024】後方側のクラッチ機構6は、ロ―リングナ
ット2の後端フランジ16の後面に、連結ピン17と押
圧用スプリング18を介して僅かに前後に動き得るよう
に取付けられた可動クラッチ28と、該可動クラッチ2
8と係脱する、動力シャフト5における有底孔24の開
口部のフランジ27の前面に一体に形設された動力シャ
フト側のクラッチ29とから構成されている。
【0025】軸受フレ―ム7は、前半部の小径フレ―ム
部7aと中間部の中径フレ―ム部7bと後方部の大径フ
レ―ム部7cとを連設して形成した異形円筒状体から構
成されており、その小径フレ―ム部7aの略中間部に、
図1に向って上下に位置して軸線方向の2条の長孔3
0、30が対設してある。
【0026】而して、この小径フレ―ム部7aを前記シ
ャフト1に被嵌して、長孔30、30にシャフト1の回
り止めピン14の両突出端部を嵌挿させ、且つ該小径フ
レ―ム部7aの先端部をヘッドフレ―ム4の後端部に嵌
着すると共に、その後端部をロ―リングナット2の細径
部に被嵌してあり、また、中径フレ―ム部7bの内側に
は、スラストベアリング31、ロ―リングナット2の後
端フランジ16及び後方側のクラッチ機構6等が配設さ
れ、大径フレ―ム部7cの内側には、動力軸受32の前
半部分、軌道リング33、スペ―サ―34等が配設され
ている。
【0027】メインフレ―ム8は、上記軸受フレ―ム7
の大径フレ―ム7cから中径フレ―ム部7b及び小径フ
レ―ム部7aの後半部分に亘って、該軸受フレ―ム7に
被嵌した円筒体で構成されており、フロントカバ―9
は、ヘッドフレ―ム4側から挿嵌されて、その基端部を
メインフレ―ム8の先端部に螺着してあり、さらに、リ
ヤ―カバ―10は、回転動力シャフト5の後端から挿嵌
されて、その先端部をメインフレ―ム8の後端部に螺着
してある。
【0028】前方側のクラッチ機構11は、軸受フレー
ム7の小径フレーム7aに被嵌した円筒形の前方クラッ
チ35と後方クラッチ36とから構成されており、該前
方クラッチ35は、後端に係合歯35aを備えると共
に、軸受フレーム7に対設した前記2条の長孔30、3
0と合致する軸線方向に沿う2条の長孔35b、35b
を備えており、この長孔35b、35bに上記回り止め
ピン14の両突出端部を嵌挿すると共に、該クラッチ3
5の前端面とヘッドフレーム4の後端面との間にリター
ニングスプリングS1 を圧入介在させて、常態において
該クラッチ35を後方に向ってバネ付勢し、且つ該クラ
ッチ35の外周はメインフレーム8の前方部とフロント
カバー9の後方部で被嵌されている。
【0029】また、上記後方クラッチ36は、前端に上
記前方クラッチ35の係合歯35aと係脱する係合歯3
6aを備えると共に、メインフレーム8に圧入嵌着され
て、メインフレーム8と一緒に固定され、回転されるよ
うに構成されており、このように構成された前方側のク
ラッチ機構11により、作用の項で述べた操作手順にし
たがって、ジョー20によるブラインドリベット40の
咬持作動、ドリル刃41による板材42の穿孔作動、リ
ベッティング作動及び該クラッチ機構11の係合関係の
離脱による、フロントカバー9、メインフレーム8、メ
インフレーム8と一体的に嵌着されている前方側クラッ
チ機構11の後方クラッチ36及びリヤカバー10以外
の各部材の自由回転作動が行なわれるのである。
【0030】また、上記後方クラッチ36の後端は、軸
受フレーム7における小径フレーム部7aと中径フレー
ム部7bとの段部との間に、波ワッシャーから成るバネ
部材S2 が圧入されているが、このバネ部材S2 は、図
1〜図3に示すようにリベット製作時の誤差によって、
軸受フレーム7における中径フレーム部7bと大径フレ
ーム部7cとの段部とメインフレーム8との間に空隙部
Bを生じているような場合に、該バネ部材S2 のバネ付
勢力により、軸受フレーム7とメインフレーム8を相対
的に反撥移動させてガタツキを防止すると共に、前方側
のクラッチ機構11の前方クラッチ35と後方クラッチ
36との係合及び離脱を円滑、確実に行なって、既述し
た諸作動を支障なく達成するうえに役立つものである。
【0031】上記のようにして電動リベッタ―を構成し
たものであって、図1〜図3において、37はニ―ドル
ベアリング、38は動力軸受け用スプリング、39はノ
―ズピ―ス、40は先端にドリル刃41を一体的に備え
たブラインドリベット、42は被リベッティング板材を
示しており、動力シャフト5には正逆回転モ―タ及びス
イッチ機構等を備えたハンドルを着脱可能に取付けるも
のである。(図示せず)。
【0032】上記のように構成した実施例の電動リベッ
タ―は、作用の項で詳述したように操作されることによ
り作動して、所期のドリリング作業とリベッティング作
業を単一の電動リベッタ―のみにより達成できるので、
リベッティング作業を著しく能率的且つ経済的に達成で
きるものである。また、前方側のクラッチ機構11の前
方クラッチ35と後方クラッチ36の係脱可能な配置構
成により、リベッティング作業完了後に、回転動力シャ
フト5の逆回転によってシャフト1、ジョ―機構3が所
定の位置まで復動した後は、これらの部材はロ―リング
ナット2と共に空廻りの状態になって、フロントカバー
9、メインフレーム8及びリヤーカバー10を回転させ
ることがないので、動力シャフト5の回転モ―タの停止
タイミングが遅れても、メインフレーム8等を固持して
いる作業員の手に強いショックを与える危険を確実に防
止し得ると共に、リベッティング作業を円滑に反復継続
して達成できる利点がある。
【0033】さらに、前方側のクラッチ機構11は、そ
の構成が堅牢であるため、前方クラッチ35と後方クラ
ッチ36が反復繰返して係合、離脱しても損傷すること
がなく、既述した従来技術に較べて格段に長期の使用に
耐え得ると共に、組立ミスの発生もない利点がある。
【0034】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、エア―モ―タ―を使用したエア―リベッタ―にも
適用可能であって、要するに本発明の目的を達成でき、
且つ本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の設計変
更が可能であることは当然である。
【0035】
【発明の効果】本発明は、前記の構成に係り、前記のよ
うに操作して使用するものであるから、次のような優れ
た効果を有する。(1) ブラインドリベッティング作
業に際して、従来の各種リベッタ―のように、先づドリ
ル工具を用いて被リベッティング板材に穿孔した後に、
リベッタ―を用いてリベッティング作業を行なうといっ
た、2種類の工具を使用して2種類の作業を行なう必要
が全くなく、本リベッタ―のみにより穿孔作業とリベッ
ティング作業を連続的に達成できるので、極めて経済的
且つ能率的であり、また、高所での作業時における安全
性にも優れており、さらに、既存の電気ドリル等の工具
の正逆回転モ―タを利用し、該工具に取着けて使用する
アタッチメントタイプに構成したので、一層安価に提供
できる。(2) 前方側のクラッチ機構の係合関係を、
ジョ―機構及びシャフトを元位置に復動させた際に解除
できるように構成したので、復動時には、これらの部材
はロ―リングナットと共に空廻りの状態になり、したが
って動力シャフトの回転モ―タの停止タイミングが遅れ
ても、既述した理由による作業員に加わる危険を確実に
防止し得ると共に、リベッティング作業を円滑に反復継
続して達成できる。(3) 前方側のクラッチ機構11
は、その構成が堅牢であるため、前方クラッチ35と後
方クラッチ36が反復繰返して係合、離脱しても損傷す
ることがなく、既述した従来技術に較べて格段に長期の
使用に耐え得ると共に、組立ミスの発生もない利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】リベッター全体の縦断正面図、
【図2】ブラインドリベットを咬持させた状態の縦断正
面図、
【図3】リベッティング作業終了時の縦断正面図、
【図4】後方側のクラッチ機構の係合関係の離脱開始状
態を示す要部の1部省略正面図、
【図5】図4の要部の1部省略縦断正面図、
【図6】後方側のクラッチ機構の係合関係が離脱した状
態を示す要部の1部省略正面図、
【図7】図6の要部の1部省略縦断正面図、
【図8】後方側のクラッチ機構が係合する直前の状態を
示す要部の1部省略正面図、
【図9】図8の要部の1部省略正面図、
【図10】リベッティング時における前方側のクラッチ
機構の係合状態を示す1部省略正面図、
【図11】リベットシャフト排出直後における前方側の
クラッチ機構の離脱開始状態を示す1部省略正面図、
【図12】前方側のクラッチ機構の離脱状態が図11の
状態からさらに進行した状態を示す1部省略正面図、
【図13】前方側のクラッチ機構の離脱状態が図12の
状態からさらに進行した状態を示す1部省略正面図、
【図14】前方側のクラッチ機構が完全に離脱した状態
を示す1部省略正面図である。
【符号の説明】
1…シャフト、 2…ロ―リングナット、 3…ジョ―機構、 5…回転動力シャフト、 6…後方側のクラッチ機構、 7…軸受フレ―ム、 8…メインフレ―ム、 11…前方側のクラッチ機構、 13…螺杆部、 14…回り止めピン、 24…有底孔、 30…長孔、 35…前方クラッチ、 35b…長孔、 36…後方クラッチ、 S1…リターニングスプリング。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側をジョ―機構に連結すると共
    に、後方側に螺杆部を設け、且つ中間部適所に軸線方向
    を横切って回り止めピンを貫設し、該ピンの両端を突出
    させて構成したシャフトと、該シャフトの後端側に螺合
    したロ―リングナットと、該ロ―リングナットと回転動
    力シャフトを係脱自在に連結する後方側のクラッチ機構
    と、上記シャフトに被嵌して該シャフトの上記回り止め
    ピンの両端突出部を挿入する軸線方向に沿う2条の長孔
    を対設して成る筒状の軸受フレ―ムと、該軸受フレ―ム
    に被嵌した前方側のクラッチ機構と、該前方側のクラッ
    チ機構を介在させて軸受フレームに被嵌した筒状のメイ
    ンフレームとから構成されており、上記前方側のクラッ
    チ機構は、軸受フレームに対設した上記2条の長孔と合
    致し且つ上記回り止めピンの両端突出部を挿入する軸線
    方向に沿う2条の長孔を備えると共に、後方に向ってバ
    ネ付勢されている前方クラッチと、メインフレームと同
    回転するようにメインフレームに一体的に嵌着された後
    方クラッチとから構成されており、上記回転動力シャフ
    トの先端側に所要深さの有底孔を設けて回転シャフトの
    後退と後方側のクラッチ機構の切離を可能に構成すると
    共に、該回転動力シャフトの正逆回転により前方側のク
    ラッチ機構の前方クラッチと後方クラッチを係脱可能に
    構成したことを特徴とするリベッタ―。
  2. 【請求項2】 回転動力シャフトの先端面に一体的に
    形設したクラッチと、ロ―リングナットの後面に設けた
    前後に可動な可動クラッチにより後方側のクラッチ機構
    を構成したことを特徴とする請求項1に記載のリベッタ
    ―。
  3. 【請求項3】 前方側のクラッチ機構の後方クラッチ
    は、その後側に直接的または間接的に配設されたバネ部
    材により前方に向って直接的または間接的にバネ付勢さ
    れて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    リベッター。
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