JPH069768U - プラズマ切断機における集塵装置 - Google Patents

プラズマ切断機における集塵装置

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Publication number
JPH069768U
JPH069768U JP5059392U JP5059392U JPH069768U JP H069768 U JPH069768 U JP H069768U JP 5059392 U JP5059392 U JP 5059392U JP 5059392 U JP5059392 U JP 5059392U JP H069768 U JPH069768 U JP H069768U
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JP
Japan
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dust
duct
cutting machine
plasma cutting
struts
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Pending
Application number
JP5059392U
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English (en)
Inventor
幸生 藤本
幸宏 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd, Mitsui E&S Holdings Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 定盤の端部の近傍で板材をプラズマ切断す
るときには、発生する粉塵がダクトの外方に漏れること
になるが、吹出ノズルより圧縮空気を噴出して集塵ダク
トに向かう流を積極的に発生させて粉塵を捕捉する。 【構 成】 複数個のストラット8を平列に配置した定
盤7上に板材6を載置して本体2に取付けられたプラズ
マトーチ3により、該板材を切断するようにしたプラズ
マ切断機において、前記定盤7の中央部に集塵ダクト10
を配置し、前記本体2に前記ストラット8間でその端部
に空気を噴出する吹出ノズル11を配置し、ストラット8
の端部より集塵ダクト10方向に流れる空気流を形成する
ようにしたプラズマ切断機における集塵装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプラズマ切断機における集塵装置、より詳しくは、鋼板等の金属板材 をプラズマ切断機により切断する場合に発生する粉塵を捕集するようにしたプラ ズマ切断機における集塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、プラズマ切断機により鋼板等の金属板材を切断した場合には粉塵が発 生するため、これを捕集するため集塵装置が設けられる。特に、造船用鋼板の如 き大型鋼板の切断においては、この鋼板を複数個のストラットを平行に配置した 定盤上に載置し、この定盤のほぼ中央部に集塵ダクトを配置して粉塵を捕集する ことが行われている。
【0003】 具体的には図1及び図2を参照して従来技術を説明すると、プラズマ切断機1 の本体2にはプラズマトーチ3及びマーキングトーチ4が設けられ、そしてこの 本体2はレール5に沿って走行するようになっている。 被切断材料である鋼板6を載置する定盤7は下板上に複数枚のストラット8を 平列に植立して構成され、この各ストラット8と鋼板6とによりダクト9が形成 されるようになっている。対向して延長されているストラット8の間には集塵ダ クト10が設けられ、図示しない吸引装置によって吸引されている。そして本体2 に支持されたプラズマトーチ3により鋼板6を切断するが、この際に発生した粉 塵Dはストラット8の間に形成されるダクト9を通って集塵ダクト10内に吸引し 捕集されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このようなプラズマ切断機における集塵装置においては、中央部に 設けられた集塵ダクト10から粉塵Dを吸引捕集するようになっているため、鋼板 6をストラット8の端部8aで切断する場合に発生する粉塵D' はダクト9の吸 引力が弱いために充分に捕集することができず、ダクト9の端部から外部へ拡散 放出されることとなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、この従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、複 数個のストラットを平列に配置した定盤上に板材を載置し、本体に取付けられた プラズマトーチにより、該板材を切断するようにしたプラズマ切断機において、 前記定盤の中央部に集塵ダクトを配置し、前記本体に前記ストラット間でその端 部に空気を噴出する吹出ノズルを配置し、ストラットの端部より集塵ダクト方向 に流れる空気流を形成するようにしたプラズマ切断機における集塵装置を提供す るものである。
【0006】 吹出ノズルはプラズマトーチが作動状態になった時、例えば切断位置に下降し た時に圧縮空気を噴出するように遮断弁を開閉すると良い。また、粉塵がダクト より放出され易いストラットの端部の近傍にプラズマトーチが移動した際に圧縮 空気を噴出するようにすることも可能である。 被切断物である金属板材は鋼板が最も多いが、他の板材であっても適用するこ とができる。
【0007】
【作 用】
かかる構成によるプラズマ切断機における集塵装置によれば、ストラットを植 立した定盤と鋼板とで形成されるダクト内の中央部に設けられた集塵ダクトより 粉塵が吸引され、捕集されるが、そのダクト端部における粉塵は吹出ノズルから 噴出する空気によりストラットの端部側から中央部に送られて集塵ダクトに吸引 されることになるので、粉塵が外部に放出、拡散されることはない。
【0008】 そして噴出ノズルからの空気の噴出は、好ましくはプラズマトーチと連動する ように構成されている。具体的にはプラズマトーチが下降して切断位置に達した ときリミットスイッチ等の位置検出手段によりその位置を検知し、信号を電磁弁 等の遮断弁に与えてこれを開放して空気を噴出するため圧力空気の無駄な使用を 防止することができる。
【0009】
【実 施 例】
以下図1乃至図4に基づき本考案によるプラズマ切断機における集塵装置の一 実施例を説明する。 図1はプラズマ切断機1の正面図であって、プラズマ切断機1の本体2の両端 には吹出ノズル11が、またプラズマトーチ3にはリミットスイッチ等の位置検出 器12が夫々取付けられている。この吹出ノズル11には遮断弁13(電磁弁)を介し て空気供給管14の一端が接続され、この空気供給管14の他端は、例えば工場エア ー供給装置等の空気供給源15に接続されている。
【0010】 そして遮断弁13には、図3に示すようにプラズマトーチ3に設けられた位置検 出器12からの信号Sが導かれ、この信号Sにより制御装置16を介して開閉するよ うになっている。具体的にはプラズマトーチ3が下降し、所定の作動位置に達す るとリミットスイッチ等の位置検出器12が作動し信号Sを発する。この信号Sに より遮断弁13は開放され、吹出ノズル11からダクト9の内方に内に圧力空気aを 噴出するようになっている。
【0011】 本体2には更に集塵ダクト10を開閉するためのガイド18が設けられている。詳 述すれば、図4及び図5に示されるように、集塵ダクト10の側面にはその長さ方 向に複数の開閉ダンパー20が設けられている。この開閉ダンパー20はヒンジ21に より矢印u〜d方向に回動可能な如く取付けられるとともに、ローラ22を有する アーム23が設けられている。
【0012】 本体2に設けられたガイド18は天井18aと、これの両端より下方に折れ曲がっ て案内壁18b, 18cが形成され、この案内壁18b, 18cの間隔は拡大部L1 と狭 隘部L2 とが形成されるように配置される。そしてこの案内壁16b, 16cの拡大 部L1 にローラ22が達したとき、開閉ダンパー20はd方向に回動して閉じる。 そして狭隘部L2 にローラ22が達すると、開閉ダンパー20はu方向へ回動して 開放されるようになっている。この開閉ダンパー20の開放により定盤7上のダク ト9と集塵ダクト10は連通するようになっている。
【0013】 かかる構成によりプラズマ切断機1において集塵装置において、今、ストラッ ト8上に載置された鋼板6を切断しようとする場合には、操作装置でプラズマト ーチ3を下降させて切断位置に降ろす。するとこのプラズマトーチ3の位置を検 出器12がこれを検知して信号Sを制御装置16に伝え、この制御装置16の操作信号 によって電磁弁からなる開閉弁13に供給してこれを開放する。
【0014】 そして吹出ノズル11から圧力空気aをダクト9内に噴出する。勿論、このとき ガイド18の狭隘部L2 がローラ22に接し、開閉ダンパー20を開放し、ダクト9と 集塵ダクト10内は連通するようになっている。 したがって、ダクト9内に発生した粉塵Dはダクト9から集塵ダクト10内に積 極的に移送されるのである。そして鋼板6の切断箇所が次のダクト9'に移動する と吹出ノズル11もこのダクト9'に移動し、かつこのダクト9'に位置する開閉ダン パーも開放する。このようにして鋼板6の切断作業が終了すると、プラズマトー チ3が上昇するため信号Sの発信が停止され、遮断弁13は閉塞されるため圧縮空 気aの供給は停止されるのである。このように、プラズマトーチ3の位置、即ち 作動状態を感知して吹出ノズル11より圧縮空気aを吹出すことによって、消費さ れる圧縮空気の量を最小限にすることができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案によるプラズマ切断機における集塵装置は、複数個のストラットを平列 に配置した定盤上に鋼板を載置し、本体に取付けられたプラズマトーチにより、 該鋼板を切断するようにしたプラズマ切断機において、前記定盤の中央部に集塵 ダクトを配置し、前記本体に前記ストラット間でその端部に空気を噴出する吹出 ノズルを配置し、ストラットの端部より集塵ダクト方向に流れる空気を流を形成 するように構成されている。
【0016】 従って、鋼板とストラットで形成されるダクトの端部へ圧力空気を供給して粉 塵を集塵ダクト側へ移送するため粉塵の外部への拡散は防止される。 空気握力空気の供給もプラズマトーチと連動して供給されるようにしたため圧力 空気の有効利用がなされるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるプラズマ切断機における集塵装置
の一実施例のプラズマ切断機の正面図である。
【図2】定盤のストラット上に切断される板材が支持さ
れている状態を示す側面図である。
【図3】圧縮空気の供給系統図である。
【図4】集塵ダクトの正面図である。
【図5】集塵ダクトの平面図である。
【符号の説明】
1 プラズマ切断機 2 本体 3 プラズマトー
チ 4 マーキングトーチ 6 鋼板 7 定盤 8
ストラット 9 ダクト 10 集塵ダクト 11 吹出ノズル
12 リミットスイッチ 13 遮断弁(電磁弁) 14 空気供給管 15 空気
供給源 16 ガイド 17 開閉ダンパー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のストラットを平列に配置した定
    盤上に金属板材を載置して本体に取付けられたプラズマ
    トーチにより、該金属板材を切断するようにしたプラズ
    マ切断機において、前記定盤の中央部に集塵ダクトを配
    置し、前記本体に前記ストラット間でその端部に空気を
    噴出する吹出ノズルを配置し、ストラットの端部より集
    塵ダクト方向に流れる空気流を形成するようにしたプラ
    ズマ切断機における集塵装置。
JP5059392U 1992-07-20 1992-07-20 プラズマ切断機における集塵装置 Pending JPH069768U (ja)

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JP5059392U JPH069768U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 プラズマ切断機における集塵装置

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JPH069768U true JPH069768U (ja) 1994-02-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010240744A (ja) * 2004-05-27 2010-10-28 Komatsu Sanki Kk 切断機
JP2013248696A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Zhong-Ren Chen 直吸式負圧金属削り集塵台

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Effective date: 19970826