JPH06946A - インキ転移機構のインキ冷却方法および装置 - Google Patents

インキ転移機構のインキ冷却方法および装置

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JPH06946A
JPH06946A JP18458992A JP18458992A JPH06946A JP H06946 A JPH06946 A JP H06946A JP 18458992 A JP18458992 A JP 18458992A JP 18458992 A JP18458992 A JP 18458992A JP H06946 A JPH06946 A JP H06946A
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JP
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ink
roll
ink transfer
transfer roll
plate cylinder
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Application number
JP18458992A
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English (en)
Inventor
Takashi Hibino
隆 日比野
Yasuyuki Isowa
保之 磯輪
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Isowa Corp
Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
Isowa Corp
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インキ転移機構に供給されたインキの温度上
昇を防止する。 【構成】 版胴44の上方に、インキ転移ロール50と
絞りロール52とを備えるインキ転移機構48が配設さ
れる。両ロール50,52の間に画成されたインキ貯留
部Aに、インキ供給装置54を介して低粘度で高度に速
乾性のインキを非循環的に供給するようになっている。
インキ転移ロール50の中空部50aに、水が充填され
ている。該水により、両ロール50,52間での摩擦熱
の発生が抑制され、両ロール50,52およびインキ貯
留部Aのインキの温度上昇が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インキ転移機構のイ
ンキ冷却方法および装置に関し、更に詳細には、例えば
インキ転移ロールと絞りロールとの周速差に起因して発
生する摩擦熱を抑制し、両ロールの間に非循環的に供給
される低粘度で高度の速乾性を有するグリコール系イン
キの粘度変化および印刷むらを防止することのできるイ
ンキ冷却方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】段ボールシートに印刷を行なう方法として
は、所謂プリスロ印刷とフレキソ印刷とが一般に知られ
ている。前者のプリスロ印刷は、粘度の高いグリコール
系インキを使用し、該インキを多くのゴムロールにより
練って均一にしてから、版胴に装着した印版に転移させ
ることを内容としている。このプリスロ印刷は、印刷の
仕上りに光沢があると共に、インキは循環させないので
インキ消費量が少なくて済む利点がある。しかしその反
面として、印刷後の乾燥にかなりの時間を要し、またイ
ンキ転移のためのロールが多段化して機構が複雑化する
欠点を内在している。
【0003】後者のフレキソ印刷は、流動性に富む低粘
度の水性インキを使用するものであって、インキ乾燥が
速いため印刷後にダイカッタ等の次工程へ直ちに送るこ
とができ、インキ転移機構を極めて簡単になし得る等の
利点を有している。その反面、プリスロ印刷に比べると
光沢がなく、またインキを常に循環させるシステムを採
用しているので、色替えの際は多量の水でロールおよび
循環系を洗浄する必要がある。このためインキの損失を
生ずると共に、洗浄廃液の処理設備が必要となってコス
ト高となる欠点を有している。このようにプリスロ印刷
とフレキソ印刷とは、その使用するインキの性状に応じ
て、殆ど相反し合う長所と短所とを夫々有している。そ
して段ボールシートの印刷に関しては、フレキソ印刷の
長所が着目され、プリスロ印刷からフレキソ印刷への転
換が広く行なわれるに至っている。
【0004】ところで最近の業界は、多品種かつ少量の
段ボールシートを加工する小ロット対応に迫られてお
り、その傾向は年を追って顕著なものとなっている。こ
れを印刷機に関して考察すると、多種・少量の段ボール
シートの印刷に対応するために、限られた時間内で色替
えを行なう必要があることを意味する。しかるに前記小
ロットの印刷に伴う頻繁なオーダ変更の要請に対して
は、先にフレキソ印刷の短所で述べた如く、色替えに時
間を要する対応が不充分である。また、洗浄廃液を処理
する問題も内在している。このような小ロットの印刷に
対しては、色替え時間が短いことから、本来はプリスロ
印刷がこれに適している。しかしプリスロ印刷は、それ
自体として前述した諸欠点を有しているものであり、小
ロットの印刷に対応し得るという利点とても、これらの
欠点を補填し得るものではなかった。
【0005】すなわち、色替え時間が短縮されて小ロッ
ト印刷への対応が充分可能で、しかも印刷後は後工程に
直結し得る機能を備えた印刷機に対するユーザーの旺盛
な潜在的需要がある訳であるが、未だ実現されていない
のが実情である。このような、謂わばプリスロおよびフ
レキソ印刷の各長所を備えた印刷機を実用化するために
は、前記の仕様を満たすに適したインキの開発がキーポ
イントとなる(これは、先に述べた両タイプの印刷機が
夫々使用されるインキの性状に依存していたのと同様で
ある)。この点に関して出願人は、前述のユーザーサイ
ドでの潜在需要に応えるべくインキメーカーとタイアッ
プし、インキ自体の改良から根本的に取り組んだ結果、
フレキソインキに近い低粘度と速乾性とを有するグリコ
ール系のインキを開発するのに成功した。
【0006】しかし、この新開発に係るインキを種々試
験した結果、在来のプリスロ印刷機では、該インキの特
性を最大限に引出し得ないことが判明した。またフレキ
ソ印刷機で該インキを使用し得なくはないが、このイン
キは本来のフレキソインキ程に低粘度かつ速乾性という
訳ではないので、インキを循環させる必要はない。従っ
てフレキソ印刷機に特有のインキ循環機構を設ける意味
がなく、また色替えに際しても、洗浄時間を要して小ロ
ット対応が図られず、インキの無駄を生ずることにな
る。既に述べた如く夫々の型式の印刷機は、高粘度のグ
リコール系インキおよび低粘度の水性インキの各特性を
発揮させる構造を採用している訳であるから、これは当
然のことでもある。
【0007】そこで、ユーザーに段ボールシート用印刷
機を提供している出願人は、この新開発に係るインキの
特性を最大限に引出し得る新たな構想に係る印刷機につ
き、発明「段ボールシート用印刷機」として出願した。先
の出願に係る印刷機は、印版にインキを転移するインキ
転移ロールと、該ロールに運転中は常に接触してインキ
量の絞り調節を行なう絞りロールと、該絞りロールに付
着するインキを掻き取り除去するスクレーパとを備えて
いる。この構成に係る印刷機によれば、色替えに際し、
インキ転移ロールと絞りロールとの長手方向における接
触領域に画成したインキ貯留部に残留する前オーダのイ
ンキは、絞りロールにスクレーパを接触させるだけで、
短時間で簡単に除去することができる。従って、印刷オ
ーダの変更等に伴うインキ替えを迅速に行なうことがで
き、しかも後工程に直結することができて、鮮明で美し
い印刷を段ボールシートに施すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記印刷機では、イン
キ転移ロールに対して絞りロールを所要の速度差をもっ
て回転させることにより、インキ転移ロールの表面にお
ける余剰インキの絞り調節を行なうよう構成されてい
る。この場合において、前述したフレキソ印刷機の如
く、インキ転移ロールと絞りロールとの間に大量のイン
キを循環供給する型式では、両ロールの速度差に起因す
る摩擦熱の発生を抑制することができる。しかるに、新
規に開発したグリコール系インキを使用する印刷機で
は、インキ転移ロールと絞りロールとの間に必要量のみ
のインキを非循環的に供給するので、印刷運転時のイン
キ消費量は少なくて済むが、両ロールの速度差に起因す
る摩擦熱の発生を抑制することができなくなっていた。
このため、両ロールの間に供給されるインキの温度が上
昇してその粘度が変化し、これに伴ってインキ転移ロー
ルへのインキの転移量が変化して印刷むらを生ずるとい
う欠点が派生している。また、長時間に亘って機械を運
転すると、両ロールの温度上昇により特に絞りロールが
ゴム等の軟質材料の場合には、該ゴムが劣化する可能性
も含んでおり、これらを如何にして解決するか、が新た
な解決課題となっていた。
【0009】
【発明の目的】この発明は、低粘度で高度に速乾性のイ
ンキを非循環的に供給して印刷を行なう際に内在してい
る前記の課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、インキ転移ロールと絞りロールおよ
びインキ転移機構に供給されたインキの温度上昇を抑制
し、絞りロールの劣化およびインキ粘度の変化や印刷む
らを生ずるのを未然に防止することのできるインキ冷却
方法および装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を達成するため本発明は、版胴に対し近接・
離間自在に配設され、その近接時には該版胴に装着した
印版に接触して回転するインキ転移ロールと、このイン
キ転移ロールに運転中は常に接触し、インキ量の絞り調
節を行なうインキ量調節部材とを備え、これらインキ転
移ロールとインキ量調節部材との間に画成されるインキ
貯留部に、低粘度で高度に速乾性のインキを非循環的に
供給するようにしたインキ転移機構において、前記イン
キ転移ロールの内部に冷却媒体としての液体を充填し、
この液体により該インキ転移ロールでの発熱を抑制する
ことにより、インキ転移ロールおよび前記インキ貯留部
でのインキの温度上昇を抑えるようにしたことを特徴と
する。
【0011】また前述の課題を克服し、所期の目的を好
適に達成するため本願の別の発明は、版胴に対し近接・
離間自在に配設され、その近接時には該版胴に装着した
印版に接触して回転するインキ転移ロールと、このイン
キ転移ロールに運転中は常に接触して回転し、インキ量
の絞り調節を行なう絞りロールとを備え、これらインキ
転移ロールと絞りロールとの間に画成されるインキ貯留
部に、低粘度で高度に速乾性のインキを非循環的に供給
するようにしたインキ転移機構において、前記インキ転
移ロールおよび絞りロールの内部に冷却媒体としての液
体を充填し、この液体により両ロールでの発熱を抑制す
ることにより、両ロールおよび前記インキ貯留部でのイ
ンキの温度上昇を抑えるようにしたことを特徴とする。
【0012】また前述の課題を克服し、所期の目的を好
適に達成するため本願の更に別の発明は、版胴に対し近
接・離間自在に配設され、その近接時には該版胴に装着
した印版に接触して回転すると共に、内部に冷却媒体と
しての液体が充填される中空部が画成されたインキ転移
ロールと、このインキ転移ロールに運転中は常に接触
し、インキ量の絞り調節を行なうインキ量調節部材と、
前記インキ転移ロールとインキ量調節部材との間に画成
されるインキ貯留部に、低粘度で高度に速乾性のインキ
を非循環的に供給するインキ供給装置とから構成したこ
とを特徴とする。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係るインキ転移機構のインキ
冷却方法および装置につき、好適な実施例を挙げて、添
付図面を参照しながら以下説明する。
【0014】
【本願の第1の発明に係る方法が実施される第1実施例
について】図1は、本願の第1の発明に係るインキ冷却
方法が実施される第1実施例のインキ転移機構を備えた
印刷機の概略側面図であり、また図2は、インキ転移ロ
ールの縦断正面図である。図示の印刷機40は、印版4
2が着脱自在に装着される版胴44と、段ボールシート
43のパスラインを挟む下方に対向配置した圧胴46と
を備えていて、これら版胴44および圧胴46は相互に
反対方向への回転がなされる。
【0015】前記版胴44の上方には、印版42にイン
キを転移させるインキ転移機構48が配設されている。
このインキ転移機構48は、供給されたインキを印版4
2に直接転移させるインキ転移ロール50と、該ロール
50に圧接されてインキ量の絞り調整を行なう絞りロー
ル52と、絞りロール52の回転軸を中心としてインキ
転移ロール50を所要の角度範囲で変位させ得る揺動機
構53とから基本的に構成されている。そして該揺動機
構53を選択的に作動させることにより、インキ転移ロ
ール50を、前記印版42に接触させてインキを該印
版42に転移させるインキ転移位置と、前記印版42
から離間してインキ転移不能状態とするインキ洗浄位置
とに変位させ得るものである。すなわちインキ転移ロー
ル50は、前記版胴44に対し近接・離間自在に配設さ
れ、近接時には該版胴44に装着した印版42に接触し
て回転可能となっている。このインキ転移ロール50の
表面には、微細な窪みを所要のパターンで凹設したアニ
ロックスが形成され、これら微細窪みは、一定量のイン
キを溜めると共にロール回転時のインキ飛散を防止する
べく機能している。
【0016】前記インキ転移ロール50は、図2に示す
如く中空に形成され、その中空部50aに所定量の冷却
水を充填させ得るようになっている。該転移ロール50
の一方の側面には、図3(a)に示す如く、中空部50a
に連通する冷却水の供給口50bが穿設され、また他方
の側面には、図3(b)に示す如く、中空部50aに連通
する冷却水の排出口50cが穿設されている。更に、供
給口50bに隣設して空気抜き口50dが穿設され、中
空部50aへの冷却水の供給を円滑に行ない得るよう構
成してある。なお各口50b,50c,50dは、図示し
ない栓を介して閉塞し得るようになっている。
【0017】前記インキ転移ロール50に隣接して配設
される絞りロール52は、インキ転移ロール50と運転
中は常に接触すると共に、該ロール50より低速で回転
して、インキ転移ロール50の表面における余剰インキ
の絞り調整を行なうべく機能する。そして両ロール5
0,52の周速差に起因して、その長手方向接触領域に
は摩擦熱を生ずるが、この熱はインキ転移ロール50の
中空部50aに充填した冷却水により抑制される。なお
絞りロール52は、ゴム等の柔軟な材質のものが使用さ
れ、その硬度はロールの長短に応じ、例えばショアー硬
度50〜75度の範囲内で適宜選択される。
【0018】前記インキ転移ロール50および絞りロー
ル52を備えるインキ転移機構48には、絞りロール5
2の回転軸を中心として、前記インキ転移ロール50を
所要角度範囲で変位させ得る揺動機構53が設けられて
いる。すなわち、図示しない機枠に回転自在に配設した
絞りロール52の両軸端部に、支持ブラケット62,6
2(一方のみを図示)が回転自在に枢支され、該支持ブラ
ケット62,62間にインキ転移ロール50が回転自在
に枢支されている。支持ブラケット62におけるインキ
転移ロール50が枢支される側の上端部に、保持部材6
4が配設されると共に、機枠に回転自在に枢支した切換
え軸66に偏心的に配設した対応の偏心輪68が、各保
持部材64に回転自在に枢支してある。また切換え軸6
6は、図示しないモータにより回転駆動される。従っ
て、モータを付勢して偏心輪68,68を所定中心角で
回動させることにより、インキ転移ロール50を、印
版42に接触させてインキの転移を行なうインキ転移位
置と、印版42から離間してインキの転移を不能とす
るインキ洗浄位置とを選択し得るものである。また両方
のロール50,52に異なる回転を与える機構について
は、それ自体は公知であるので説明は省略する。
【0019】前記インキ転移ロール50および絞りロー
ル52の上方には、両ロール50,52を圧接させた際
に、これら両ロールの長手方向の接触領域にインキ貯留
部Aを画成し得るようになっている。そしてこのインキ
貯留部Aにインキまたは洗浄液を選択的に供給する供給
装置54が、前記両ロール50,52の上方に配設され
ている。なお、印刷時のインキの供給量が少な過ぎる
と、印刷面にカスレや抜けを生ずる。そこでこの供給装
置54は、インキ供給量を印刷物の図柄に合わせて、必
要個所に重点的にインキを供給し得るようになってい
る。すなわち、図1に示す如く、前記両ロール50,5
2と水平に設けたガイドレール56に、所定量のインキ
が貯留されるヘッド58がロール50,52の軸方向に
走行可能に載架され、このヘッド58から延出させたイ
ンキ供給管60は、その開口部を前記インキ貯留部Aに
臨ませている。従ってこの供給管60からのインキは、
インキ転移ロール50と絞りロール52との間に供給さ
れ、そのロール軸方向に貯留される。但しこの印刷機4
0に使用されるインキは、先に述べた如く、出願人によ
り新たに開発された低粘度かつ高度に速乾性のグリコー
ル系インキであって、フレキソ印刷機の如く循環させて
はいない。
【0020】また前記供給装置54には、洗浄液供給管
(図示せず)が配設され、該洗浄液供給管の開口部はイン
キ貯留部Aに臨んでいる。この洗浄液供給管は、ヘッド
58をガイドレール56に沿って走行させる駆動手段の
近傍に配置した洗浄液タンクにパイプ(何れも図示せず)
を介して接続されており、該タンクに貯留された洗浄液
は、圧縮空気により供給管に圧送されるようになってい
る。すなわち、供給装置54は、その印刷運転時には前
記ガイドレール56に沿って水平方向に走行し、インキ
供給管60を介して前述のインキ貯留部Aに必要量のイ
ンキを供給する。また段ボールシートにおける印刷オー
ダの変更等に伴う色替えに際しては、前記インキ貯留部
Aに洗浄液供給管を介して、洗浄液を供給するよう構成
されている。
【0021】前記支持ブラケット62には、図1に示す
如く、支持部材70を介してエアシリンダ72が倒立配
置され、該エアシリンダ72のピストンロッド72aに
板状の堰部材74が配設されている。この堰部材74
は、図1に示す如く、印刷運転時にエアシリンダ72の
付勢により下降される。そして該堰部材74を、インキ
転移ロール50と絞りロール52の軸方向端部に密着さ
せることによって、両ロール50,52の間に画成され
るインキ貯留部Aを閉成し、前記供給装置54から供給
されるインキや洗浄液を該貯留部Aに貯留し得るように
なっている。またインキ洗浄に際しては、堰部材74は
エアシリンダ72の逆付勢により上昇して前記インキ貯
留部Aを開放し、該貯留部Aに残留しているインキを洗
い流した洗浄廃液を長手方向の両端部から排出し得るよ
う構成される。なおインキ転移ロール50および絞りロ
ール52の軸方向両端部に近接して、その下方に樋部材
76が夫々配設され、前記堰部材74,74の開放動作
によりインキ貯留部Aから流出するインキ洗浄液をこの
樋部材76,76で受けて、後述するインキパン78に
回収するようになっている。
【0022】前記絞りロール52に近接した略接線位置
には、オーダ変更等による色替えに際し、インキの洗浄
除去を行なうための長尺のブレード状板体からなるスク
レーパ80が配設されている。このスクレーパ80は、
絞りロール52の回転方向に対し逆らう方向に、その先
端を接線方向に沿って指向させており、適宜のモータ8
2により正逆回転されてロール表面に接離自在となって
いる。そしてインキの洗浄に際しては、インキ転移機構
48に関連して設けた前記揺動機構53を作動させ、絞
りロール52の回転軸を中心として前記インキ転移ロー
ル50を、反時計方向に変位させることにより、印版4
2から離間するインキ洗浄位置に臨ませる。次いで、モ
ータ82を付勢してスクレーパ80を、絞りロール52
に接触させることにより、該ロール52に転移している
インキが掻き上げ除去される。この除去されたインキ
は、スクレーパ80の下方に設けたインキパン78に回
収される。またインキパン78には、廃液タンク(図示
せず)に連通する廃液管84が接続され、該インキパン
78に回収された廃液は所要部位に設けた廃液タンクに
排出される。
【0023】前記スクレーパ80は、ゴム等の柔軟な材
料を材質とする前記絞りロール52の硬度より低い硬度
の材料(例えば硬度の低いゴム板等)が好適に使用され、
該スクレーパ80を絞りロール52に接触してインキを
掻き取る際に、絞りロール52が損傷するのを防止する
よう設定される。また図示例のスクレーパ80は、その
先端を絞りロール52の回転方向に対し逆らう方向に指
向させてあるが、逆に該スクレーパ80を、絞りロール
52の回転方向に対し順方向に指向させた状態で、該ロ
ール52の表面に対し接離自在に構成してもよい。更
に、スクレーパ80を絞りロール52に対して接触およ
び離間させる手段として、エアシリンダ等のリニアアク
チュエータも使用可能である。
【0024】
【第1実施例の作用について】次に、第1実施例に係る
印刷機の作用につき説明する。印刷の準備作業として、
先ず前記インキ転移ロール50の中空部50aに、供給
口50bを介して所定量の冷却水を注入する。また前記
揺動機構53を作動させ、絞りロール52の回転軸を中
心としてインキ転移ロール50を時計方向に変位させ
る。これにより図1に示すように、インキ転移機構4
8のインキ転移ロール50は印版42に接触させられ
る。またスクレーパ80は、絞りロール52から離間
している。更に、両ロール50,52の軸方向の両端
部に設けた堰部材74,74は下降位置にあって、前記
インキ貯留部Aにおける長手方向の両端部を閉成してい
る。そして回転中のインキ転移ロール50と絞りロール
52との間に、前記ヘッド58から延出する供給管60
を介してインキが供給される。該インキは、両ロール5
0,52の軸端に臨む堰部材74,74に規制された状態
で貯留される。なおインキ転移ロール50に対して絞り
ロール52が僅かに低速で回転し、インキ転移ロール5
0における表面の余剰インキの絞り調節がなされる。
【0025】これにより版胴44に装着した印版42の
表面には、図1に示す如く、インキ転移ロール50を介
して、適正量のインキが転移される。この状態の下で、
図示しない上流側のストッカより、段ボールシート43
を1枚づつ版胴44と圧胴46との間に供給することに
より、該シート43には所要の印刷が施される。インキ
は速乾性であるから、印刷後は直ちに後工程のダイカッ
タやフォルダグルア等に送り込むことができる。またイ
ンキはインキ転移ロール50と絞りロール52の間全体
に行き渡っているので、印刷時に幅方向の色ムラを生ず
ることがなく、従ってオペレータは印刷状態を常に監視
する必要がない。
【0026】前述した印刷運転に際し、インキ貯留部
Aに供給されるインキ量が少ない(必要量のみ供給され
る)点と、インキ転移ロール50と絞りロール52と
の周速差に起因して、両ロール間の長手方向接触領域に
摩擦熱を生ずる。しかるにインキ転移ロール50の内部
には冷却水が充填しているので、該冷却水によりインキ
転移ロール50が冷却され、当該ロール外周面も常に冷
却状態に保持されている。従って、両ロール間における
前記摩擦熱の発生は有効に抑制され、インキ転移ロール
50または絞りロール52がゴム等の軟質材料の場合、
表面の劣化が防止し得ると共に、インキ貯留部Aに供給
されるインキ温度の上昇が抑えられ、インキ粘度の変化
や印刷むらの発生を未然に防止することができる。
【0027】
【第1の発明に係る方法が実施される第2実施例につい
て】図4は、第1の発明に係る方法が実施される第2実
施例に係るインキ転移機構の要部を概略側面で示すもの
であって、インキ転移ロール50の表面におけるインキ
量を調節する手段として、前記絞りロール52に代えて
スクレーパ状の調節板68を使用してある。すなわち、
前記中空部50aに冷却水が充填されているインキ転移
ロール50に近接して、長尺板体からなるスクレーパ状
の調節板86が転移ロール50の回転方向に対して順方
向に、その先端を接線方向に沿って指向させている。こ
の調節板86はモータ88に接続され、該モータ88の
正逆付勢により、その先端とロール表面との間隔(当接
圧)を調節自在に構成されて、インキ転移ロール50の
表面におけるインキ量を調節するべく機能する。またイ
ンキ転移ロール50と調節板86との間に、その長手方
向に沿ってインキ貯留部Aが画成され、前記インキ供給
装置54を介してインキが供給されるようになってい
る。
【0028】このように構成した第2実施例に係るイン
キ転移機構48においては、印刷運転に際して、インキ
量の調節を行なう調節板86とインキ転移ロール50と
が摺接することにより、その長手方向の接触領域に摩擦
熱を生ずる。しかしこの熱は、インキ転移ロール50の
表面が中空部50aに充填されている水により冷却保持
されていることにより抑制され、これにより、調節板8
6がゴム等の軟質材料の場合、その表面の劣化を有効に
防止し得ると共に、インキ貯留部Aに供給されたインキ
の温度上昇を防止することができる。従って、インキ粘
度の変化に伴って生ずる印刷むらを未然に防止すること
ができ、段ボールシートに常に良好な段刷を施すことが
可能となる。
【0029】
【第1の発明に係る方法が実施される第3実施例につい
て】図5は、第1の発明に係る方法が実施される第3実
施例に係るインキ転移機構の要部を概略正面で示すもの
であって、中空に形成されたインキ転移ロール50の両
軸端に、中空部50aに連通する中空回転軸90,91
が形成されている。そして両中空回転軸90,91は、
前記支持ブラケット62,62に配設した軸受92,93
を介して回転自在に枢支してある。また、一方の回転軸
90の支持ブラケット62から外方に突出する開放端部
には、ロータリジョイント94を介して冷却水供給管9
5が液密に接続され、他方の回転軸91の支持ブラケッ
ト62から外方に突出する開放端部には、ロータリジョ
イント96を介して冷却水排出管97が液密に接続され
ている。そして冷却水供給管95および冷却水排出管9
7からなる管路系には、図示しない冷却水供給源から冷
却水が循環供給され、インキ転移ロール50の中空部5
0aを冷却水で充填するようになっている。
【0030】すなわち第3実施例においては、印刷機の
運転に際して前記インキ転移機構48におけるインキ転
移ロール50の中空部50aには、その回転時において
前記管路系を介して冷却水が循環供給される。ところで
前述した如く図示のインキ転移機構48では、インキ転
移ロール50と絞りロール52との間に周速差が与えら
れると共に、両ロール間に供給されるインキ量は必要最
小限に設定されているから、これら要素の相乗に起因し
て該ロール間の長手方向接触領域には摩擦熱が生ずる。
しかし前記インキ転移ロール50の中空部50aを満た
した冷却水は、該ロール50の冷却を行なっており、当
該ロール外周面も常に冷却状態に保持されている。従っ
て、両ロール間における前記摩擦熱の発生は有効に抑制
され、インキ貯留部Aに供給されるインキが温度上昇す
ることはなく、インキ粘度の変化や印刷むらの発生を未
然に防止し得る。
【0031】
【本願の第2の発明に係る方法が実施される実施例につ
いて】図6は、本願の第2の発明に係るインキ冷却方法
が実施される実施例に係るインキ転移機構の要部を概略
側面で示すものであって、該機構の基本構成は、図1に
示す実施例と同一である。但し、インキ転移ロール50
および絞りロール52の内部に冷却水が夫々充填される
ようになっている。すなわち絞りロール52は、中空に
形成したロール本体52aの外周に、ゴム系材質の円筒
体98が被覆されて構成され、該円筒体98がインキ転
移ロール50に接触するようになっている。絞りロール
52の本体52aは、前述したインキ転移ロール50と
同一の構造を有し、冷却水供給口(図示せず)を介して中
空部52bに所定量の冷却水を注入し得るよう構成され
ている。
【0032】すなわちこの実施例においては、前記イン
キ転移機構48におけるインキ転移ロール50の中空部
50aおよび絞りロール52における本体50aの中空
部50bを満たした冷却水は、両ロール50,52の外
周面を常に冷却状態に保持している。従って、印刷機の
運転に際して両ロール50,52の周速差に起因する摩
擦熱の発生を抑制することができ、インキ貯留部Aに供
給されるインキ温度の上昇を防止し得る。この結果とし
て、インキ粘度の変化や印刷むらの発生を未然に防止
し、段ボールシート43への印刷の刷上がり状態を常に
良好に保ち得るものである。
【0033】なお、インキ転移ロール50および絞りロ
ール52を、図5に示す構造とし、各中空部50a,5
2bに冷却水を循環供給するよう構成してもよい。
【0034】なお変形例として、絞りロールの中空部に
のみ冷却水を充填させた状態で、印刷運転を行なうよう
にしてもよい。また実施例では、冷却媒体としての液体
として水を使用する場合につき説明したが、本願はこれ
に限定されるものでなく、例えば不凍液や油等であって
もよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るインキ
転移機構のインキ冷却方法および装置によれば、インキ
転移機構におけるインキ転移ロールの内部に冷却液体を
充填することにより、印刷運転に際してインキ転移ロー
ルとインキ量調節部材との間に生ずる摩擦熱の発生を抑
制し、該ロールと調節部材およびインキ貯留部に非循環
的に供給される低粘度でかつ高い速乾性を有するインキ
の温度上昇を防止することができる。これにより、ロー
ルや調節部材の劣化を防止し得ると共に、インキの粘度
変化その他印刷むらの発生を有効に防止することがで
き、段ボールシートへの印刷の刷上がり状態を常に良好
に保ち得るものである。
【0036】また、インキ転移ロールおよび絞りロール
の内部に冷却液体を夫々充填することにより、両ロール
の周速差に起因する摩擦熱の発生を抑制し、両ロールお
よびインキの温度上昇に起因する粘度変化その他印刷む
らを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1の発明に係るインキ冷却方法が実施
される第1実施例のインキ転移機構を備えた印刷機の概
略側面図である。
【図2】図1に示すインキ転移ロールの縦断正面図であ
る。
【図3】図2に示すインキ転移ロールにおける左右の側
面図である。
【図4】第1の発明に係るインキ冷却方法が実施される
第2実施例のインキ転移機構を示す要部概略側面図であ
る。
【図5】第1の発明に係るインキ冷却方法が実施される
第3実施例のインキ転移機構を一部切欠いて示す概略正
面図である。
【図6】本願の第2の発明に係るインキ冷却方法が実施
されるインキ転移機構の要部概略側面図である。
【符号の説明】
42 印版 44 版胴 50 インキ転移ロール 52 絞りロール 54 インキ供給装置 86 調節板 A インキ貯留部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴(44)に対し近接・離間自在に配設さ
    れ、その近接時には該版胴(44)に装着した印版(42)に接
    触して回転するインキ転移ロール(50)と、このインキ転
    移ロール(50)に運転中は常に接触し、インキ量の絞り調
    節を行なうインキ量調節部材(52,86)とを備え、これら
    インキ転移ロール(50)とインキ量調節部材(52,86)との
    間に画成されるインキ貯留部(A)に、低粘度で高度に速
    乾性のインキを非循環的に供給するようにしたインキ転
    移機構において、 前記インキ転移ロール(50)の内部に冷却媒体としての液
    体を充填し、 この液体により該インキ転移ロール(50)での発熱を抑制
    することにより、インキ転移ロール(50)および前記イン
    キ貯留部(A)でのインキの温度上昇を抑えるようにした
    ことを特徴とするインキ転移機構のインキ冷却方法。
  2. 【請求項2】 前記インキ量調節部材(52)は、絞りロー
    ルである請求項1記載のインキ転移機構のインキ冷却方
    法。
  3. 【請求項3】 前記インキ量調節部材(86)は、スクレー
    パ状の調節板である請求項1記載のインキ転移機構のイ
    ンキ冷却方法。
  4. 【請求項4】 版胴(44)に対し近接・離間自在に配設さ
    れ、その近接時には該版胴(44)に装着した印版(42)に接
    触して回転するインキ転移ロール(50)と、このインキ転
    移ロール(50)に運転中は常に接触して回転し、インキ量
    の絞り調節を行なう絞りロール(52)とを備え、これらイ
    ンキ転移ロール(50)と絞りロール(52)との間に画成され
    るインキ貯留部(A)に、低粘度で高度に速乾性のインキ
    を非循環的に供給するようにしたインキ転移機構におい
    て、 前記インキ転移ロール(50)および絞りロール(52)の内部
    に冷却媒体としての液体を充填し、 この液体により両ロール(50,52)での発熱を抑制するこ
    とにより、両ロール(50,52)および前記インキ貯留部(A)
    でのインキの温度上昇を抑えるようにしたことを特徴と
    するインキ転移機構のインキ冷却方法。
  5. 【請求項5】 版胴(44)に対し近接・離間自在に配設さ
    れ、その近接時には該版胴(44)に装着した印版(42)に接
    触して回転すると共に、内部に冷却媒体としての液体が
    充填される中空部(50a)が画成されたインキ転移ロール
    (50)と、 このインキ転移ロール(50)に運転中は常に接触し、イン
    キ量の絞り調節を行なうインキ量調節部材(52,86)と、 前記インキ転移ロール(50)とインキ量調節部材(52,86)
    との間に画成されるインキ貯留部(A)に、低粘度で高度
    に速乾性のインキを非循環的に供給するインキ供給装置
    (54)とから構成したことを特徴とするインキ転移機構の
    インキ冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記インキ量調節部材(52)は、絞りロー
    ルである請求項5記載のインキ転移機構のインキ冷却装
    置。
  7. 【請求項7】 前記絞りロール(52)の内部に中空部(52
    b)を画成し、該中空部(52b)に冷却媒体としての液体を
    充填した請求項6記載のインキ転移機構のインキ冷却装
    置。
  8. 【請求項8】 前記インキ量調節部材(86)は、スクレー
    パ状の調節板である請求項5記載のインキ転移機構のイ
    ンキ冷却装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010511545A (ja) * 2006-12-06 2010-04-15 アドバンスト レーベル システムズ,インコーポレイティド ラベルを貼付する装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010511545A (ja) * 2006-12-06 2010-04-15 アドバンスト レーベル システムズ,インコーポレイティド ラベルを貼付する装置及び方法

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