JPH0694256A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

天井埋込型空気調和機

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Publication number
JPH0694256A
JPH0694256A JP5015337A JP1533793A JPH0694256A JP H0694256 A JPH0694256 A JP H0694256A JP 5015337 A JP5015337 A JP 5015337A JP 1533793 A JP1533793 A JP 1533793A JP H0694256 A JPH0694256 A JP H0694256A
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JP
Japan
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heat exchanger
air conditioner
mesh
fin heat
ceiling
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Pending
Application number
JP5015337A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamashita
浩幸 山下
Kenichi Suehiro
賢一 末広
Katsuhiro Kawabata
克宏 川端
Toshihiro Yamazaki
敏廣 山崎
Masashi Fukatsu
雅司 深津
Masakazu Hirai
政和 平居
Takumi Shitamae
拓己 下前
Takeshi Kawasaki
剛 川▲崎▼
Masato Higashimura
真人 東村
Mitsuru Matsui
満 松井
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクト化,低騒音化あるいはコストダウ
ンが容易な熱交換効率の高い天井埋込型空気調和機を提
供する。 【構成】 吸込口22(吹出口32)とクロスフローファ
ン23(ターボファン33)との間の吸込側空気通路24
(吹出側空気通路34)にメッシュフィン熱交換器25
(35)を上側を反ファン側に倒して斜めに配設する。メ
ッシュフィン熱交換器25(35)は斜めに配設されても
ドレイン落ちがないため、下面に沿って第2のドレイン
パンを必要としない。したがって、メッシュフィン熱交
換器25(35)をさらに傾斜させてコンパクト化が図れ
る。また、第2のドレインパンがなくなるので低騒音
化,コストダウンおよび高熱交換効率化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、天井埋込型空気調和
機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ターボファンを用いた天井埋込型
空気調和機(以下、ターボファン型天井埋込空気調和機
と言う)は図13に示すような構造を有している(特開平
3−39828号公報)。このターボファン型天井埋込
空気調和機においては、ターボファン1の吹出口2に対
向して熱交換器3を垂直に配置している。上記熱交換器
3は所謂クロスフィン熱交換器であり、複数列に平行に
配列されたクロスフィンコイルとこのクロスフィンコイ
ルに交差するように平行に配列されたリジッドな板状の
フィンから概略構成されている。したがって、このクロス
フィン熱交換器は設置形態の自由度に欠け、ターボファ
ン1の周囲にレーストラック状の単純な形態で配置され
る。
【0003】他の天井埋込型空気調和機として、図16
に示すようなクロスフローファンを用いた天井埋込型空
気調和機(以下、クロスフローファン型天井埋込空気調
和機と言う)がある。このクロスフローファン型天井埋込
空気調和機では、クロスフィン熱交換器11をクロスフ
ローファン12に対して平行に且つ上側を反クロスフロ
ーファン側に斜めに倒して配置して、天井埋込型空気調
和機の高さを低く押えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、上記タ
ーボファン型天井埋込空気調和機においては、上記クロ
スフィン熱交換器3は配置形態の自由度に欠けるために
レーストラック状の単純な形態でしか配置できない。し
たがって、所定の熱交換面積を確保するためには熱交換
器の高さを低くできない。また、2つのターボファンを
並設した2連式のターボファン型天井埋込空気調和機の
場合には、2つのターボファンの翼端からの距離を全周
に渡って大略一定に保つようにターボファンの周囲に沿
って熱交換器を配置できない。つまり、クロスフィン熱
交換器3を用いたターボファン型天井埋込空気調和機で
はコンパクト化や熱交換効率の向上が困難であるという
問題がある。
【0005】また、上記クロスフィン熱交換器3はター
ボファン1の周囲を取り巻いて配置されているので、ク
ロスフィン熱交換器3のフィンはターボファン1の回転
中心を中心として略放射状に配列されている。したがっ
て、ターボファン1の吹出口2から回転方向(すなわ
ち、ターボファン1の外周に対する接線方向)に吹き出
された空気は上記フィンの面に当たることになり、空気
抵抗が大きくなるという問題もある。
【0006】また、上記ターボファン型天井埋込型空気
調和機は、図14に示すように、ターボファン1の回転に
連れて中心部に吸い込まれた空気は羽根車4の吹出口2
から熱交換器3に向かって吹き出され、熱交換器3を通
過した後に側壁5によって下向きに急激に方向を転じて
室内に吹き出されるような構造になっている。したがっ
て、空気抵抗が大きくなって騒音上昇や能力低下を招く
という問題がある。
【0007】さらに、上記羽根車4から吹き出された空
気の流速は、図15に示すように上側では大きく下側で
は小さい流速分布を有している。したがって、熱交換器
3による熱交換量が熱交換器3の上側と下側とで異なる
ことになり、熱交換器3内の冷媒パスに偏流が生じて熱
交換効率が低下するという問題もある。
【0008】また、上記クロスフローファン型天井埋込
空気調和機においては、図16に示すように、クロスフ
ィン熱交換器11の最下端の下方にはドレインパン13
が配設されて、フィン14を伝って流れ落ちるドレイン
を受けるようになっている。しかしながら、上記フィン
14に直交して空気通路を横切って配列されたクロスフ
ィンコイル15の表面に付着したドレインは、吸込口1
6に設けられたエアフィルタ17目掛けて落下すること
になる。そこで、クロスフィン熱交換器11の下面側に
クロスフィン熱交換器11に沿って簀の子状の第2のド
レインパン18を設けて、クロスフィンコイル15から
落下するドレインを受けるようにしている。
【0009】その結果、図16に示すようなクロスフロ
ーファン型天井埋込空気調和機においては、第2のドレ
インパン取り付け用の空間が必要であると同時にコスト
アップを招くという問題がある。さらに、上記第2のド
レインパン18は空気通路を横切って配列されているの
で空気抵抗が増し、風量ダウンおよび騒音アップを招く
という問題もある。さらに、熱交換器11の有効面積減
少及び風量ダウンのために熱交換効率が低下し、熱交換
器11の面積増大を招く。したがって、思うようにコン
パクト化が図れないという問題もある。
【0010】そこで、この発明の目的は、コンパクト
化,低騒音化あるいはコストダウンが容易に可能な熱交
換効率の高い天井埋込型空気調和機を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、吸込口とファンとの間の吸
込側空気通路あるいはファンと吹出口との間の吹出側空
気通路に熱交換器を設けて成る天井埋込型空気調和機で
あって、上記熱交換器は、面状に配列された伝熱管の外
面に網目状のメッシュフィンを固着して成るメッシュフ
ィン熱交換器であることを特徴としている。
【0012】また、請求項2に係る発明は、図1に例示
するように、請求項1に係る発明の天井埋込型空気調和
機であって、上記メッシュフィン熱交換器25,35は
上側を反ファン側に斜めに倒して配設されたことを特徴
としている。
【0013】また、請求項3に係る発明は、図10乃至図
12に例示するように、請求項2に係る発明の天井埋込
型空気調和機であって、上記ファンはターボファン33
であり、上記メッシュフィン熱交換器72は、面状に配列
された伝熱管65の外面に固着された矩形のメッシュフ
ィン68の両端辺69,69同士を接続して成した筒状
のメッシュフィン熱交換部材71の一側辺70側に襞を
設けて上記一側辺70の平均口径が他側辺の口径よりも
狭くなるように形成されて、上記ターボファン33を取
り囲んで配設されたことを特徴としている。
【0014】また、請求項4に係る発明は、図6に例示
するように、請求項1に係る発明の天井埋込型空気調和
機であって、上記ファンはターボファン33であり、上記
メッシュフィン熱交換器47は、上記ターボファン33
と吹出口32との間の吹出側空気通路34に在って上記
吹出側空気通路34と吹出口32とを連通する通路40
の入口を塞ぐように配設されたことを特徴としている。
【0015】また、請求項5に係る発明は、図5に例示
するように、請求項1に係る発明の天井埋込型空気調和
機であって、上記ファンはクロスフローファン23であ
り、上記メッシュフィン熱交換器46は、吸込口22と
上記クロスフローファン23との間の吸込側空気通路2
4に在って上記クロスフローファン23の側面を垂直方
向に取り巻いて配設されたことを特徴としている。
【0016】
【作用】請求項1に係る発明では、天井埋込型空気調和
機における吸込口とファンとの間の吸込側空気通路ある
いはファンと吹出口との間の吹出側空気通路にはメッシ
ュフィン熱交換器が設けられている。このメッシュフィ
ン熱交換器は、面状に配列された伝熱管の外面に網目状
のメッシュフィンが固着されて形成されているのでフレ
キシブル性を有しており、且つ傾斜させてもドレイン落
ちしない。したがって、上記メッシュフィン熱交換器は
設置形態に大きな自由度を有し、夫々の目的に応じた設
置形態を取ることによって、天井埋込型空気調和機のコ
ンパクト化,低騒音化,コストダウンあるいは高熱交換効
率化が図られる。
【0017】また、請求項2に係る発明では、上記メッ
シュフィン熱交換器25,35は、上側を反ファン側に
斜めに倒して配設されている。したがって、全体の高さ
を押えつつ所望の熱交換面積を得ることができ、機内の
空気流を滑らかにして低騒音化および熱交換効率の向上
が図られる。その際に、上記メッシュフィン熱交換器2
5,35はドレイン落ちしないので第2のドレインパン
を必要とせず、不必要な騒音増加や熱交換効率の低下が
生じない。
【0018】また、請求項3に係る発明では、上側を反
ターボファン33側に斜めに倒して配設可能なメッシュ
フィン熱交換器72は、面状に配列された伝熱管65の
外面に固着された矩形のメッシュフィン68の両端辺6
9,69同士を接続して成した筒状のメッシュフィン熱
交換部材71の一側辺70側に襞を設けて、上記一側辺
70の平均口径を他側辺の口径よりも狭くすることによ
って形成される。こうして、上記天井埋込型空気調和機
のコンパクト化,低騒音化,コストダウンあるいは高熱交
換効率化を図ることができるメッシュフィン熱交換器7
2が簡単に形成されて、上記ターボファン33を取り囲
んで配設される。
【0019】また、請求項4に係る発明では、ターボフ
ァン33と吹出口32との間の吹出側空気通路34に上
記吹出側空気通路34と吹出口32とを連通する通路4
0の入り口を塞ぐように配設されたメッシュフィン熱交
換器47によって熱交換された後の空気は、ケーシング
の側壁に触れることなく上記通路40を介して吹出口3
2から室内に吹き出される。こうして、上記ケーシング
内に結露することが防止されるために断熱材が不必要と
なり、コストダウンおよびコンパクト化が図られる。
【0020】また、請求項5に係る発明では、クロスフ
ローファン23の回転によって吸入口22から取り込ま
れた室内空気は、上記吸込口22とクロスフローファン
23との間の吸込側空気通路24に在って上記クロスフ
ローファン23の側面を垂直方向に取り巻いて配設され
たメッシュフィン熱交換器46内を通過して上記クロス
フローファン23に至る。その結果、上記クロスフロー
ファン23の回転によって生ずる空気流の流線のメッシ
ュフィン熱交換器46に対する角度の位置間差が小さく
なって、エネルギー損失の低下が図られる。
【0021】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。この発明は、天井埋込型空気調和機用の熱交
換器として網目状のフィンを用いたメッシュフィン熱交
換器を用いることによって、天井埋込型空気調和機のコ
ンパクト化,低騒音化,高効率化あるいはコストダウン等
を図るものである。
【0022】図1は本実施例に係る天井埋込型空気調和
機における縦断面図である。尚、図1(a)はこの発明を
クロスフローファン型天井埋込空気調和機に適用した例
であり、図1(b)はこの発明をターボファン型天井埋込
空気調和機に適用した例である。
【0023】上記クロスフローファン型天井埋込空気調
和機においては、図1(a)に示すように、空気調和機本
体21の一側における下面に設けられた吸込口22と空
気調和機本体21内の他側に長手方向に配設されたクロ
スフローファン23との間の吸込側空気通路24に、板
状のメッシュフィン熱交換器25をクロスフローファン
23に対して平行に且つ上側を反クロスフローファン側
に倒して斜めに配設する。尚、26はメッシュフィン熱
交換器25を伝って流れ落ちるドレインを受けるドレイ
ンパンであり、28はメッシュフィン熱交換器25にお
けるUベントの箇所から落下するドレインを受けるドレ
インパンであり、27は吹出口である。
【0024】一方、上記ターボファン型天井埋込空気調
和機においては、図1(b)に示すように、空気調和機本
体31の周辺部における下面に設けられた吹出口32と
空気調和機本体31内の中央部に設けられて垂直方向に
回転軸を有するターボファン33との間の吹出側空気通
路34に、メッシュフィン熱交換器35を上側を反ター
ボファン側に斜めに倒してターボファン33を取り囲ん
で配設する。尚、36はドレインパンであり、37は吸
込口である。
【0025】ここで、上記メッシュフィン熱交換器につ
いて説明する。上記メッシュフィン熱交換器は、図2に
示すように、等間隔に配列された伝熱管42,42,…の
外面に沿って網目状に形成されたメッシュフィン41を
固着して形成されている。このように、メッシュフィン
熱交換器におけるメッシュフィン41は網目状に形成さ
れているので、上述のクロスフィン熱交換器の場合にお
けるリジッドなフィンとは異なってフレキシブル性を有
している。図2は、上記メッシュフィン熱交換器を逆U
字形断面に変形した例を示している。
【0026】図3は熱交換器におけるドレイン落ち限界
を示す。図3における曲線Aはメッシュフィン熱交換器
を伝熱管42が縦方向(垂直方向)になるように配置した
場合におけるドレイン落ちが生ずる時点での熱交換器の
傾斜角θおよび風速を表す。以下同様に、曲線Bはメッ
シュフィン熱交換器を伝熱管42が横方向(水平方向)に
なるように配置した場合の傾斜角/風速曲線であり、曲
線Cはクロスフィン熱交換器の場合の傾斜角/風速曲線
である。いずれの曲線の場合も斜線領域が使用可能範囲
である。図3から明らかなように、メッシュフィン熱交
換器の場合にはクロスフィン熱交換器に比べてドレイン
落ち限界が傾斜角の大きい方に広がっており、ドレイン
落ちに対して強い。特に風速が2.0m/s以下の場合に
は、傾斜角が90度(すなわち、水平配置)であってもド
レイン落ちしない。尚、図3は、熱交換器が実際の使用
状態により近い状態(表面に油等が付着した状態)に在る
場合での測定値である。したがって、油等が付着してい
ない熱交換器の場合には、さらにドレイン落ちはしにく
い。
【0027】図1において、上述のように、メッシュフ
ィン熱交換器25,35は風速4.0m/s以下では傾斜角
θが60度程度まではドレイン落ちはしない。したがっ
て、メッシュフィン熱交換器25,35直下に第2のド
レインパンを設ける必要はないのである。この第2のド
レインパンが必要ないということは、以下のような効果
を齎す。
【0028】図1(a)に示すクロスフローファン型天井
埋込空気調和機の場合には、吸込側空気通路24内にお
けるメッシュフィン熱交換器25直下には第2のドレイ
パン設置用の空間を必要とはしないので、図16に示す
従来のクロスフローファン型空気調和機よりもメッシュ
フィン熱交換器25の傾斜角を更に大きくして空気調和
機本体21の薄型化を図ることができる。また、上記吸
込側空気通路24内に空気の流れを妨げるものがなくな
る為に空気抵抗が減少する。したがって、熱交換効率が
増加して熱交換面積を減少でき、更なるコンパクト化が
可能となる。さらに、風量を増加して低騒音化を図るこ
ともできる。また、上記メッシュフィン熱交換器25の
通過風速分布が向上するので、さらに熱交換効率のアッ
プ,低騒音化およびコンパクト化が可能となる。
【0029】図1(b)に示すターボファン型天井埋込空
気調和機の場合にも、メッシュフィン熱交換器のドレイ
ン落ち限界の傾斜角が大きいことを利用してメッシュフ
ィン熱交換器35を斜めに配置して、空気調和機本体3
1の薄型化を図ることができる。その際に、第2のドレ
インパンが不必要であるために、空気抵抗の増加による
騒音アップおよび熱交換器の通過風速分布低下による熱
交換効率ダウン等がない。
【0030】また、図1(b)に示すターボファン型天井
埋込空気調和機の場合には、以下のような効果をも奏す
る。すなわち、上述のようにメッシュフィン熱交換器3
5の上側を反ターボファン側に斜めに倒してターボファ
ン33を取り囲んで配設することによって、図15に示
すターボファンの吹き出し特性(上側程流速が大きい)に
即した配置を取ることができる。その結果、メッシュフ
ィン熱交換器35における熱交換量が上側と下側とで均
一となって、メッシュフィン熱交換器35内の冷媒パス
に偏流が生ずることがなく、熱交換特性を十分に引き出
せるのである。尚、その際に、メッシュフィン熱交換器
35をその伝熱管が垂直方向になるように配置すること
によって各冷媒パスの流れを更に均一にできる。
【0031】さらに、上記メッシュフィン熱交換器35
の上側を反ターボファン側に斜めに倒して配設すること
によって、ターボファン33翼端とメッシュフィン熱交
換器35との間に大きな空間が生ずる。そこで、ターボ
ファン33の外径を大きくして、ファン能力を向上させ
て低騒音化を図ることもできる。加えて、上記ターボフ
ァン33から吹き出された空気が上側を反ターボファン
側に斜めに倒して配設されたメッシュフィン熱交換器3
5で熱交換されながら滑らかに方向を転ずることがで
き、空気抵抗を小さくして更なる騒音低下や能力低下防
止を図ることもできる。
【0032】また、上記メッシュフィン熱交換器35に
は空気の流れを遮る幅広板状のフィンがないので、ター
ボファン33の吹出口から回転方向に吹き出された空気
はフィンに邪魔されることなくメッシュフィン熱交換器
35内を通過でき、熱交換器による流速抵抗の増大が防
止される。
【0033】図4は、上記メッシュフィン熱交換器の熱
交換面積を増加させて天井埋込型空気調和機の更なるコ
ンパクト化あるいは空気調和能力の増加を図った実施例
を示す。尚、以下の各実施例においては、図1と同じ部
品には図1と同じ番号を付して説明を省略する。図4
(a),図4(b)および図4(c)のいずれにおいても、メッシ
ュフィン熱交換器43,44,45を“へ"字状断面に屈
曲させることによって熱交換面積を稼いでいる。したが
って、図1に示す天井埋込型空気調和機と同じ製品寸法
に仕上げるとすれば、熱交換能力を高めることができ
る。逆に、図1に示す天井埋込型空気調和機と同じ熱交
換能力に仕上げるとすれば、メッシュフィン熱交換器4
3,44,45の投影面積を小さくしてコンパクト化を図
ることができる。
【0034】図5は、更なるコンパクト化を図ることが
できる天井埋込型空気調和機の実施例を示す。本実施例
における上記メッシュフィン熱交換器は、図5に示すよ
うにクロスフローファン23の側面を垂直方向に取り巻
くように配置されている。こうすることによって、クロ
スフローファン23の回転によって生ずる空気流の流線
におけるメッシュフィン熱交換器46に対する角度の位
置間差が小さくなる。したがって、メッシュフィン熱交
換器46通過時の圧力損失が小さくなりエネルギー損失
が小さくなる。つまり、上記クロスフローファン23の
性能低下が小さくなるのである。
【0035】また、上述のように、クロスフローファン
23の側面を垂直方向に取り巻くようにメッシュフィン
熱交換器46を配置することによって、メッシュフィン
熱交換器46の投影面積を大幅に小さくできる。したが
って、図1(a)に示すクロスフローファン型天井埋込空
気調和機に対して、幅方向に約20%コンパクト化を図
ることができる。
【0036】図6は、さらに異なる実施例におけるター
ボファン型天井埋込空気調和機の断面図である。本実施
例におけるメッシュフィン熱交換器47は、図6に示す
ように逆U字断面に湾曲されてターボファン33の周囲
を取り巻くように配置されている。そして、上記ターボ
ファン33の回転によって吸込口37から吸い込まれて
ターボファン33の翼端から吹き出された空気はメッシ
ュフィン熱交換器47の上側面に至る。メッシュフィン
熱交換器47を通過する際に熱交換されて下側面から吹
き出された空気は、逆U字断面における開口部を通過
し、2つのドレインパン36,38の間で形成されて吹
出側空気通路34と吹出口32とを連通する通路40を
通過して吹出口32に向かう。
【0037】その際に、上記逆U断面を有するメッシュ
フィン熱交換器47の外側の端部は空気調和機本体31
の側壁39の最下部に位置し、ドレインパン38内に挿
入されて側壁39に直接触れないようなっている。つま
り、メッシュフィン熱交換器47によって熱交換された
後の空気は、側壁39に触れることなく吹出口32から
室内に吹き出されるのである。その結果、本実施例にお
いては側壁39の内側に結露することがない。したがっ
て、図1(b)および図4(c)において熱交換器本体31の
側壁の内側に破線で示したように断熱材を張り巡らす必
要がなく、コストダウンおよびコンパクト化を図ること
ができる。
【0038】図7は、さらに異なる実施例におけるター
ボファン型天井埋込空気調和機の横断面図である。上記
ターボファン型天井埋込空気調和機においては、図7に
示すように略正方形の函体を成す空気調和機本体31の
中に円形のターボファン33を納めて形成されている。
したがって、空気調和機本体31の四隅51にはかなり
広い空隙が存在する。そこで、本実施例においては、メ
ッシュフィン熱交換器52,53,54を単にターボファ
ン33の周囲に円形または矩形の単純な形に張り巡らす
のではなく、メッシュフィン熱交換器52,53,54が
有するフレキシブル性を利用して、空気調和機本体31
の四隅51の空隙において湾曲させて襞を形成するので
ある。
【0039】こうすることによって、上記メッシュフィ
ン熱交換器52,53,54の熱交換面積を稼いで、熱交
換量を高めるのである。尚、図7(a),図7(b)及び図7
(c)は、上記各四隅51の空隙おいてメッシュフィン熱交
換器52,53,54を湾曲させる際の種々の湾曲のさせ
方の例を示す。
【0040】次に、上記ターボファン型天井埋込空気調
和機用のメッシュフィン熱交換器であって、その特性を
よく引き出しつつ簡単な加工によって容易に形成可能な
メッシュフィン熱交換器の実施例について説明する。
【0041】図2に示すような構造を有して平板状を成
すメッシュフィン熱交換部材から、図1(b)に示すよう
に上側を反ターボファン側に斜めに倒してターボファン
を取り囲んで配設できるメッシュフィン熱交換器を形成
するための1番簡単な方法は次のような方法である。す
なわち、図8に示される展開図を構成する台形のメッシ
ュフィン熱交換部材55を4ピース形成する。そして、こ
の別ピースとして形成された各メッシュフィン熱交換部
材55の斜辺同士を接続して逆四角錘のメッシュフィン
熱交換器を形成するのである。
【0042】ところが、この場合には、別ピースとして
形成された各台形のメッシュフィン熱交換部材55を組
み立てねばならず、1番簡単な方法とは言えメッシュフ
ィン熱交換器の形成が面倒である。また、逆四角錘状に
形成されたメッシュフィン熱交換器の四隅とターボファ
ン外周との間の距離が離れ、且つ、図8に示すように各
メッシュフィン熱交換部材55の各斜辺部領域(イ)には
伝熱管50が配置されないために、四隅における熱交換
効率が低下してしまう。
【0043】また、上側を反ターボファン側に斜めに倒
して、上記ターボファンの翼端と等間隔を保ってこのタ
ーボファンの周囲を取り囲んで逆円錐状に配設できるメ
ッシュフィン熱交換器を形成する方法として、次のよう
な方法がある。すなわち、図9(a)に示すように、メッ
シュフィン熱交換器の伝熱管56を円錐の展開図におけ
る母線の位置に放射状に配置する。そして、円弧状に形
成された1枚のメッシュフィン57を上記放射状に配置
された伝熱管56,56,…の外面に沿って固着してメッ
シュフィン熱交換部材64を形成する。次に、こうして
形成されたメッシュフィン熱交換部材64の両端辺5
8,58を接続して逆円錐状のメッシュフィン熱交換器
を形成する。
【0044】このメッシュフィン熱交換器の場合には、
その横断面は円形になっているためにターボファンの全
外周を等間隔で取り囲んで配置可能である。ところが、
個々の伝熱管56,56,…は放射状に配置されているの
に対して、その外面に沿って固着されるメッシュフィン
57は1枚のメッシュフィン材を円弧状に切り出して形
成されているので、次のような欠点がある。
【0045】すなわち、図9(b)に示すように、上記メ
ッシュフィン57の網目59が菱形を成しているとする
と、図9(a)における伝熱管56aにおける網目の配列方
向と伝熱管56bにおける網目の配列方向とが拡大図
(ロ),(ハ)に示すように異なることになる。上記伝熱管
56aの場合には、拡大図(ロ)に示すように網目60を
構成する菱形の長対角線61の方向が伝熱管56aの方
向になっている。これに対して、伝熱管56bの場合に
は、拡大図(ハ)に示すように網目62を構成する菱形の
短対角線63の方向が伝熱管56bの方向になってい
る。その結果、伝熱管56aにおけるメッシュフィン5
7との接触密度は伝熱管56bにおけるメッシュフィン
57との接触密度に比較して小さくなり、メッシュフィ
ン熱交換器における各伝熱管56からメッシュフィン2
7への熱伝達率が場所によって異なることになる。
【0046】さらに、上述のように、メッシュフィン5
7は1枚のメッシュフィン材を円弧状に切り出して形成
するので歩留りが悪く、コストアップを招くという欠点
がある。
【0047】そこで、本実施例においては、図10に示す
ように長方形に形成された1枚のメッシュフィン熱交換
部材71から、上側を反ターボファン側に斜めに倒して
ターボファンの周囲を等間隔で取り囲んで逆円錐状に配
設できるメッシュフィン熱交換器を形成するのである。
上記1枚のメッシュフィン熱交換部材71は次のような
構成になっている。すなわち、1枚のメッシュフィン6
8に固着された伝熱管65は複数のブロック65aに分
割されており、個々のブロック65aにおける伝熱管6
5の一端は流入管66に接続され他端は流出管67に接
続されている。尚、図10に示すメッシュフィン熱交換
部材71においては、伝熱管65は長方形のメッシュフ
ィン68の端辺69に平行に配列している。
【0048】図11は、本実施例におけるメッシュフィ
ン熱交換器の斜視図である。図11に示すメッシュフィ
ン熱交換器72を形成するには、図10に示すような長
方形のメッシュフィン熱交換部材71の両端辺69,6
9を接続して円筒状に成し、一方の側辺70側に襞を形
成して側辺70の平均半径を小さくして略逆円錐形に変
形する。その際に、上記襞の屈曲量を調節することによ
って、上記円錐形の傾斜(すなわち、メッシュフィン熱
交換器72の傾斜)の度合を調節するのである。
【0049】このように、本実施例によれば、容易に形
成可能な長方形のメッシュフィン熱交換部材71に対し
て曲げ加工を施すだけの簡単な方法によって、略逆円錐
形を有するメッシュフィン熱交換器72を安価に形成で
きる。また、こうして形成された上記メッシュフィン熱
交換器72は略逆円錐形を有するので、円形断面を有す
るターボファンの全外周を等間隔で取り囲んで効率良く
熱交換を実施でき、図12に示すように上側を反ターボ
ファン側に斜めに倒して図15に示すようなターボファ
ンの吹き出し特性に即した配置を取ることができる。
【0050】また、本実施例におけるメッシュフィン熱
交換器72においては、長方形のメッシュフィン熱交換
部材71の一側辺70側に襞を形成することによって逆
円錐状に形成しているので、逆円錐状を形成するための
熱交換面積ロスがなく熱交換量の低下を防止できる。ま
た、総ての伝熱管65に対する網目の配列方向が同じで
あるから各伝熱管65からメッシュフィン68への熱伝
達率は場所によって異なることがない。さらに、伝熱管
65は垂直方向に配列されているので、垂直方向に熱交
換量分布が生じても各冷媒パスに偏流が生じない。
【0051】本実施例においては、図11に示すような
略逆円錐形のメッシュフィン熱交換器72を形成してい
るが、この発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、上述した2連式のターボファン型天井埋込空気調和
機の場合には、先ず図10に示すメッシュフィン熱交換
部材71の両側辺69,69を接続した後に中央部を縊
れさせて“8"字状にし、並設された2つのターボファ
ンの全外周に沿った形状にする。そうした後に、一方の
側辺に襞を設けて必要な傾斜を付ければよいのである。
【0052】この発明におけるメッシュフィン熱交換器
の配置形態は上記各実施例に限定されるものではない。
要は、必要とする熱交換能力,製品寸法あるいは騒音レ
ベル等を満たすように配置形態を設定すればよいのであ
る。また、上記各実施例においては、クロスフローファ
ン型天井埋込空気調和機あるいはターボファン型天井埋
込空気調和機を例に説明しているが、他の形式の天井埋
込型空気調和機に適応しても何等差し支えない。
【0053】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明の天井埋込型空気調和機は、網目状のフィンを有
するメッシュフィン熱交換器を設けているので、熱交換
器はフレキシブル性を有し且つ傾斜させてもドレイン落
ちすることがなく熱交換器の配置形態に自由度がある。
したがって、コンパクト化,低騒音化あるいはコストダ
ウン等に最適なメッシュフィン熱交換器の配置形態を設
定することができる。すなわち、この発明によれば、コ
ンパクト化,低騒音化,コストダウンあるいは高熱交換効
率化が容易に可能な天井埋込型空気調和機を提供でき
る。
【0054】また、請求項2に係る発明の天井埋込型空
気調和機は、上記メッシュフィン熱交換器の上側を反フ
ァン側に斜めに倒して配設しているので、必要な熱交換
面積を確保しつつ薄型化を図ることができる。また、そ
の際に、上記メッシュフィン熱交換器はドレイン落ちし
ないので第2のドレインパンを設ける必要がなく、コン
パクト化,高熱交換効率化および低騒音化の妨げとなる
ものがない。
【0055】また、請求項3に係る発明の天井埋込型空
気調和機は、メッシュフィン熱交換器を、面状に配列さ
れた伝熱管の外面に固着された矩形のメッシュフィンの
両端辺同士を接続して成した筒状のメッシュフィン熱交
換部材の一側辺側に襞を設けて上記一側辺の平均口径が
他側辺の口径よりも狭くなるように形成したので、容易
に作成可能な矩形のメッシュフィン熱交換部材を用いて
簡単な曲げ加工によって斜めに配設可能なメッシュフィ
ン熱交換器を形成できる。したがって、この発明によれ
ば、コンパクト化,低騒音化および高熱交換効率化を図
ることが可能な天井埋込型空気調和機を更に安価に提供
できる。
【0056】その際に、上記メッシュフィン熱交換器は
熱交換効率の良い矩形のメッシュフィン熱交換部材で形
成してターボファンの全外周に沿って等間隔に配設可能
なので、より効率の良い天井埋込型空気調和機を提供で
きる。
【0057】また、請求項4に係る発明の天井埋込型空
気調和機は、ターボファンと吹出口との間の吹出側空気
通路に在って上記吹出口空気通路と吹出口とを連通する
通路の入り口を塞ぐようにメッシュフィン熱交換器を配
設したので、上記メッシュフィン熱交換器によって熱交
換された後の空気はケーシングに触れることなく吹出口
に吹き出される。したがって、上記ケーシング内に結露
することがない。すなわち、この発明によれば、上記ケ
ーシング内に断熱材を張り巡らす必要がなく、更なるコ
ストダウンおよびコンパクト化を図ることができる。
【0058】また、請求項5に係る発明の天井埋込型空
気調和機は、吸込口とクロスフローファンとの間の吸込
側空気通路における上記クロスフローファンの側面を垂
直方向に取り巻いてメッシュフィン熱交換器を配設した
ので、上記クロスフローファンの回転によって生ずる空
気流の流線におけるメッシュフィン熱交換器に対する角
度の位置間差を小さくできる。したがって、この発明に
よれば、メッシュフィン熱交換器通過時の圧力損失を小
さくして更なる熱交換効率の向上を図り、併せて更なる
コンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の天井埋込型空気調和機の実施例にお
ける縦断面図である。
【図2】メッシュフィン熱交換器の外観図である。
【図3】メッシュフィン熱交換器およびクロスフィン熱
交換器におけるドレイン落ち限界を示す図である。
【図4】図1とは異なる実施例における天井埋込型空気
調和機の縦断面図である。
【図5】図1および図4とは異なる実施例における天井
埋込型空気調和機の縦断面図である。
【図6】図1,図4および図5とは異なる実施例におけ
る天井埋込型空気調和機の縦断面図である。
【図7】図1,図4,図5および図6とは異なる実施例に
おける天井埋込型空気調和機の横断面図である。
【図8】図1に示すターボファン型天井埋込空気調和機
のメッシュフィン熱交換器の展開図の一例を示す図であ
る。
【図9】図8とは異なる展開図である。
【図10】図1,図4,図5,図6および図7とは異なる
実施例におけるメッシュフィン熱交換器を形成するため
のメッシュフィン熱交換部材を示す図である。
【図11】図10に示すメッシュフィン熱交換部材を用
いて形成されるメッシュフィン熱交換器の一例を示す斜
視図である。
【図12】図11に示すメッシュフィン熱交換器が設置
されたターボファン型天井埋込空気調和機の断面図であ
る。
【図13】従来のターボファン型天井埋込空気調和機の
縦断面図である。
【図14】図13に示すターボファン型天井埋込空気調
和機における空気の流れを示す図である。
【図15】ターボファン型天井埋込空気調和機における
ターボファンの吹き出し流の流速分布を示す図である。
【図16】従来のクロスフローファン型天井埋込空気調
和機の縦断面図である。
【符号の説明】
21,31…空気調和機本体、 22,37…吸込
口、23…クロスフローファン、25,35,43,44,
45,46,47,52,53,54,72…メッシュフィン
熱交換器、 26,28,36,38…ドレインパン、27,32…吹出
口、 33…ターボファン、41,68…
メッシュフィン、 42,65…伝熱管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 克宏 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 山崎 敏廣 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 深津 雅司 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 平居 政和 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 下前 拓己 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 川▲崎▼ 剛 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 東村 真人 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 松井 満 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口とファンとの間の吸込側空気通路
    あるいはファンと吹出口との間の吹出側空気通路に熱交
    換器を配設して成る天井埋込型空気調和機であって、 上記熱交換器は、面状に配列された伝熱管の外面に網目
    状のメッシュフィンを固着して成るメッシュフィン熱交
    換器であることを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の天井埋込型空気調和機
    であって、 上記メッシュフィン熱交換器(25,35)は、上側を反
    ファン側に斜めに倒して配設されたことを特徴とする天
    井埋込型空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の天井埋込型空気調和機
    であって、 上記ファンはターボファン(33)であり、 上記メッシュフィン熱交換器(72)は、面状に配列され
    た伝熱管(65)の外面に固着された矩形のメッシュフィ
    ン(68)の両端辺(69,69)同士を接続して成した筒
    状のメッシュフィン熱交換部材(71)の一側辺(70)側
    に襞を設けて上記一側辺(70)の平均口径が他側辺の口
    径よりも狭くなるように形成されて、上記ターボファン
    (33)を取り囲んで配設されたことを特徴とする天井埋
    込型空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の天井埋込型空気調和機
    であって、 上記ファンはターボファン(33)であり、 上記メッシュフィン熱交換器(47)は、上記ターボファ
    ン(33)と吹出口(32)との間の吹出側空気通路(34)
    に在って上記吹出側空気通路(34)と吹出口(32)と
    を連通する通路(40)の入口を塞ぐように配設されたこ
    とを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の天井埋込型空気調和機
    であって、 上記ファンはクロスフローファン(23)であり、 上記メッシュフィン熱交換器(46)は、吸込口(22)と
    上記クロスフローファン(23)との間の吸込側空気通路
    (24)に在って上記クロスフローファン(23)の側面を
    垂直方向に取り巻いて配設されたことを特徴とする天井
    埋込型空気調和機。
JP5015337A 1992-07-31 1993-02-02 天井埋込型空気調和機 Pending JPH0694256A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7155926B2 (en) * 2004-01-28 2007-01-02 Lg Electronics Inc. Refrigerator having cross flow fan
KR100833851B1 (ko) * 2002-03-07 2008-06-02 엘지전자 주식회사 천장형 공기조화기
WO2019026430A1 (ja) * 2017-07-31 2019-02-07 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の室内ユニット

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