JP2000205601A - 空気調和機用室外ユニット - Google Patents

空気調和機用室外ユニット

Info

Publication number
JP2000205601A
JP2000205601A JP242099A JP242099A JP2000205601A JP 2000205601 A JP2000205601 A JP 2000205601A JP 242099 A JP242099 A JP 242099A JP 242099 A JP242099 A JP 242099A JP 2000205601 A JP2000205601 A JP 2000205601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
unit
outdoor unit
air conditioner
shaped heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP242099A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsushi Kishitani
哲志 岸谷
Makoto Nagai
誠 長井
Ryoji Sato
良次 佐藤
Hiroyasu Yoneyama
裕康 米山
Hideki Okuzono
秀樹 奥園
Takeshi Moriya
武 守屋
Shinichi Shimoide
新一 下出
Shigehisa Funabashi
茂久 船橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP242099A priority Critical patent/JP2000205601A/ja
Publication of JP2000205601A publication Critical patent/JP2000205601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機用室外ユニットにおいて、長さの
異なる複数の熱交換器を重ねてなる熱交換器組体を通過
する風の速度分布を均一化し、性能向上を図る。 【解決手段】 中央部にプロペラファン110を、前部
にプロペラファン110に対向して前面パネル102に
取り付けたベルマウス111を、背部にL字形状熱交換
器120内面に平板状熱交換器121を重ねてなる熱交
換器組体114を備え、L字形状熱交換器120はユニ
ットの背面及び一側面を形成し、プロペラファン110
回転軸を熱交換器組体114の通風面と垂直にした空気
調和機用室外ユニットにおいて、L字形熱交換器の側面
部120b及びそれに続く背面部120aの一部に対向
してL字形流路を形成するよう、さらに前方に曲がりベ
ルマウス111横を通り前面パネル102に達する隔壁
状風流れガイド115を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機用室外ユ
ニットに係り、特にユニット背面部を構成する、L字形
熱交換器と平板状熱交換器を重ね合わせてなる熱交換器
組体を通過する風の速度分布を均等化するように構成し
た室外ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、例えば特開平4−278
132号によれば、熱交換器を室外本体ユニット内の背
面に配置すると共に、この室外ユニット本体内の中央部
に軸流ファンとその外周部にベルマウスを有する送風機
室を配置し、この送風機室の周囲にその他の室を画成さ
せた空気調和機の室外ユニットにおいて、上記送風機室
の周囲の上記その他の室を画成する仕切板の形状を、熱
交換器の全周からベルマウス外周に向け先細りに収斂さ
せている。これによって熱交換器を通過した風流れガイ
ドは、先端部が収斂されている仕切り板に導かれて熱交
換器の前面からベルマウスへと滑らかに流れ、吹き出し
空気の乱れがなくなり、送風騒音を低減させることがで
きる空気調和機の室外ユニットが得られている。
【0003】また上記に加えて仕切り板の先細りに収斂
する傾斜部を、熱交換器と所定距離以上離して設けてい
る。これによって熱交換器を通過した風流れガイドがそ
のままの方向に所定距離流れてから仕切り板の傾斜部に
導かれて収斂されるので、熱交換器の出口での風流れガ
イドの乱れがなくなり、さらに送風騒音を低減させる空
気調和機の室外ユニットを得ることができる。吹出口
に、内装軸流ファンに対向して化粧板を配し、この化粧
板の軸流ファン側に補強体を備え、その補強体をガイド
板で覆ったり、軸流ファンの正面に配設したガイド板の
直下に、吹出風流れガイドを室外ユニット本体の据付け
面に沿って水平方向に吹出させる2次ガイド板を設けた
り、軸流ファンの駆動モータを、ガイド板の中央部に埋
設状態に配置したり、送風機室の空気吹出口に、吹出風
流れガイドに対する所定角度のひねりガイドをそれぞれ
の途中に有する駆動モータの放射状指示腕を取付けたり
したものが提案されている。これによって、内装熱交換
器を通る吹出風流れガイドの流れが滑らかになり、運転
時の騒音が低減され、電気品室及び圧縮機室の容積を増
大できるとともに、吹出風流れガイドのショートサイク
ルの防止や構造体として十分な強度を兼ね備えた風路構
成をもつ空気調和機の室外ユニットが得られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】空気調和機用室外ユニ
ットは、よく建物と建物の間に設置されているが、近年
の建物の高密集化により、建物と建物の間の面積はごく
限られたものになってきているので、空気調和機用室外
ユニットを設置する面積も限られてしまう。また建物と
建物の間には、空気調和機用室外ユニットだけを据え付
けてあれば良いわけでもなく、それ以外にも、生活用配
管や物置等を配置することも考えられるので、建物と建
物の間を有効に使用するため、また限られた面積に空気
調和機用室外ユニットをより多く設置するために、空気
調和機用室外ユニットをコンパクト化する必要がある。
【0005】前記従来技術で空気調和機用室外ユニット
の内装熱交換器を通る吹出風流れガイドの流れが滑らか
になり、運転時の騒音が低減され、電気品室及び圧縮機
室の容積を増大できるとともに吹出風流れガイドのショ
ートサイクルの防止や構造体として十分な強度を兼ね備
えた風路構成をもつ空気調和機の室外ユニットが得られ
ているが、前記理由で空気調和機用室外ユニットをコン
パクト化するために、室外ユニット内部の熱交換器の構
成を従来と異なるようにした場合新たな問題が発生す
る。
【0006】空気調和機用室外ユニットをコンパクト化
した場合、室外ユニット内部は、熱交換器、送風機、圧
縮機、電気箱等で従来よりも混み合ってしまう。限られ
た室外ユニット床板面積に前記熱交換器等の部品を配置
しようとすると、熱交換器は、従来ほとんど同じ長さの
複数列で構成していたが、単数列にする必要がある。こ
れによって空調能力を確保するために熱交換器通過風量
を大幅に上げる必要がある。前記従来技術を用いたとし
ても、室外ユニットコンパクト化による風量増加に伴う
送風騒音の増加は、騒音公害や環境の面から考えても無
視することはできない。そこで、できるだけ騒音が問題
にならないように、風量を落として、それに見合う熱交
換器を構成すると、例えば、熱交換器上流側から数えて
1列目はユニット背面全体に配置するが、2列目はユニ
ット背面全体の半分に配置する、というように、熱交換
器上流側の熱交換器の長さと、それより下流側の熱交換
器の長さが異なってしまう場合が生じる。このような熱
交換器は通風抵抗が不均一なため、例え前記従来技術を
適用しても、熱交換器を通過する冷却風の速度は不均一
になり、熱交換器の性能は低下し、熱交換器の通風騒音
は増加してしまう。
【0007】本発明の目的は、空気調和機用室外ユニッ
ト内部の熱交換器において、熱交換器上流側の熱交換器
の長さと、それより下流側の熱交換器の長さが異な場合
に生じる、熱交換器の性能低下、および熱交換器の通風
騒音の増加を、熱交換器を通過する冷却風の速度を均一
にすることで、熱交換器の性能増加、および熱交換器の
通風騒音の低減可能とする空気調和機用室外ユニットを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の空気調和機用室外ユニットは、ユニ
ット中央部に軸流ファンを、ユニット前部に軸流ファン
に対向して前面パネルに取り付けられたベルマウスを、
ユニット背部にL字形状の熱交換器内面に平板状の熱交
換器を重ねてなる熱交換器組体を備え、L字形状の熱交
換器は、ユニットの背面及び一側面を形成し、平板状の
熱交換器はL字形状の熱交換器の背面部より横方向長さ
が短くかつ他側端を背面部の側端に合わせて該背面部に
重なり、軸流ファンの回転軸を熱交換器組体の通風面と
垂直にした空気調和機用室外ユニットにおいて、ユニッ
ト内でL字形熱交換器の側面部及びそれに続く背面部の
一部に対向してL字形風流路を形成するように、さらに
前方に曲がって軸流ファン、ベルマウスの横を通り前面
パネルに達する隔壁状の風流れガイドを設けたことを特
徴とする。
【0009】また、本発明の第2の空気調和機用室外ユ
ニットは、第1の空気調和機用室外ユニットと同様に、
軸流ファン、ベルマウス、L字形状の熱交換器内面に平
板状の熱交換器を重ねてなる熱交換器組体を備え、軸流
ファンの回転軸を熱交換器組体の通風面と垂直にしたユ
ニットであって、ユニット内でL字形熱交換器の側面部
及びそれに続く背面部の一部に対向してL字形風流路を
形成する隔壁部と、この隔壁部から続いて前方に曲がり
ベルマウスまで先細りして延びその先端をベルマウスの
外周円のうち隔壁部側の半円形状に沿わせるように成形
した延長部とからなる風流れガイドを設けたことを特徴
とする。
【0010】また、本発明の第3の空気調和機用室外ユ
ニットは、第1の空気調和機用室外ユニットと同様に、
軸流ファン、ベルマウス、L字形状の熱交換器内面に平
板状の熱交換器を重ねてなる熱交換器組体を備え、軸流
ファンの回転軸を熱交換器組体の通風面と垂直にしたユ
ニットであって、ユニット内でるL字形熱交換器の側面
部及びそれに続く背面部の一部に対向してL字形風流路
を形成する隔壁部及びこの隔壁部から続いて前方に曲が
りベルマウスまで先細りして延びる延長部からなる第1
の風流れガイドと、背面部の残りの一部の上辺、他の側
辺および下辺の3辺からベルマウスまで先細りして延び
る第2の風流れガイドとを設け、第1の風流れガイドの
延長部の先端及び第2の風流れガイドの先端をベルマウ
スの外周円に沿うように両風流れガイドは一体的に成形
されていることを特徴とする。
【0011】また、本発明の第4の空気調和機用室外ユ
ニットは、第1の空気調和機用室外ユニットと同様に、
軸流ファン、ベルマウス、L字形状の熱交換器内面に平
板状の熱交換器を重ねてなる熱交換器組体を備え、軸流
ファンの回転軸を熱交換器組体の通風面と垂直にしたユ
ニットであって、ユニット内でL字形熱交換器の側面
部、及びそれに続く背面部の一部で平板状熱交換器の重
ならない単列部分を覆うように、全面にわたり多くの風
通し穴をあけた抵抗板を配設したことを特徴とする。
【0012】また、本発明の第5の空気調和機用室外ユ
ニットは、ユニット中央部に軸流ファンを、ユニット前
部には軸流ファンに対向して前面パネルに取り付けられ
たベルマウスを、ユニット背部にはL字形状の熱交換器
内面に平板状の熱交換器を重ねてなる熱交換器組体を備
え、L字形状の熱交換器は、ユニットの背面及び一側面
を形成し記平板状の熱交換器はL字形状の熱交換器の背
面部より横方向長さが短くかつ他側端を背面部の側端に
合わせて該背面部に重なる空気調和機用室外ユニットに
おいて、軸流ファンを、その回転軸が後方から前方へ熱
交換器列数の多い側から少ない側に偏向して熱交換器組
体の通風面に対して傾斜するように配置したことを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。 <実施の形態1>図1は、本発明の実施の形態1となる
空気調和機用室外ユニットの内部構造を示す平面図、図
2は斜視図である。空気調和機用室外ユニット101
は、外枠が前面パネル102、一つの側面パネル10
3、天板105、床板106、背面及び他の側面を形成
するL字形の上流側熱交換器120、及び該熱交換器1
20の背面部の内側に重なる平板状の下流側熱交換器1
21から構成されている。以下、上流側熱交換器120
と下流側熱交換器121との組み合わせを熱交換器組体
114と呼ぶ。室外ユニット101内部は仕切板109
によって、送風系機械室107と圧縮機系機械室108
に分かれていて、送風系機械室107は内部の大部分を
占め、圧縮機系機械室108は外枠の一側面側で前から
後方にかけて先すぼみの三角柱状空間のみを占めてい
る。送風系機械室107内には、中央部にモータ112
付のプロペラファン110が設置され、背後部には熱交
換器114が設置され、前部にはプロペラファン110
前方に前面パネル102に取り付けられた先すぼみのベ
ルマウス111が設置されている。なお、モータ112
は床板106に取り付けられたモータ保持具113によ
り保持されている。
【0014】熱交換器組体114のうちの一方のL字形
熱交換器120は、外枠の背面及び他の側面を形成する
背面部120aと側面部120bとからなり、そして他
方の平板状熱交換器121は、熱交換器120の背面部
120aより横方向の長さが短く、かつ一端を熱交換器
120の背面部120aの一端と合わせてその内側に重
ね合わされている。そして室外ユニット101内に、本
実施例の特徴である隔壁状の風流れガイド115が、L
字形熱交換器120の側面部120b及びそれに続く背
面部120aの一部に対向してL字形風流路を形成する
ように、さらに前方に折れ曲がってプロペラファン11
0、ベルマウス111の横を通り前面パネル102に達
するように、設けられている。なお、風流れガイド11
5は、L字形熱交換器の側面部120bとの間に風流路
を形成するために、ガイド始端を側面部120bの端部
またはその近傍につながるように構成してもよいし、あ
るいは全面パネル102につながるように構成してもよ
い。
【0015】熱交換器を通過する風116は、プロペラ
ファン110の軸方向流れと径方向流れによって構成さ
れる。熱交換器の通風抵抗が一様ならば、熱交換器を通
過する風の速度分布は均一になり、熱交換器の性能を損
なうことはないが、図1に示すように、上流側熱交換器
120と下流側熱交換器121の長さが異なるので、両
熱交換器を組み合わせた熱交換器組体114の通風抵抗
は、熱交換器列数が少ない部分が通風抵抗は小さく、熱
交換器列数が多い部分が通風抵抗は大きく、全面が一様
にはならず、熱交換器組体114を通過する風の速度分
布は、列数の少ない部分が風速が大きく、列数の多い部
分が風速は小さく、と不均一になり、熱交換器組体11
4の性能を著しく損ない、熱交換器組体114の通風騒
音も増加する。そこで風流れガイド115を、図1に示
すように、熱交換器列数の少ない部分に対して設けるこ
とにより、プロペラファン110の径方向流れを抑え、
この部分の風速を小さくし(風量小)、かつ、風流れガ
イド115によって熱交換器列数の多い部分の風速を大
きくする(風量大)ことによって、熱交換器組体の速度
分布を均一化し、熱交換器組体の性能を向上させ、熱交
換器組体の通風騒音も低減させる。なお、この種の風流
れガイドは、L字形熱交換器と平板状熱交換器とを重ね
た熱交換器組体に限らず、部分的に熱交換器の列数が異
なる熱交換器組体に、当然ながら適用できる。
【0016】<実施の形態2>図3は本発明の実施の形
態2となる空気調和機用室外ユニットの構成図である。
図1に示す室外ユニットにおいて仕切板109を除去
し、ユニット内空間を1つにしたものである。この場合
においても、熱交換器列数の少ない部分に対して図1に
示す風流れガイド115を設けると、熱交換器組体にお
ける風の速度分布均一化による熱交換器組体の性能の向
上および通風騒音の低減が図れる。なお、上流側熱交換
器120及び下流側熱交換器121それぞれに、一方の
側(図で右側)に鎖線で示す側面部を設け、これら側面
部が他方の側面部120bより短い場合にも、図3に示
すような風流れガイド115を設けるとよい。
【0017】<実施の形態3>図4は本発明の実施の形
態3となる空気調和機用室外ユニットの構成を示す図で
ある。この室外ユニットは、実施の形態1の室外ユニッ
ト(図1)とは、仕切り板109を除去したことと、風
流れガイド115の形状が異なることを除いて、同じ構
成である。すなわち、室外ユニットの外枠が、前面パネ
ル102、側面パネル103、天板105、床板10
6、L字形熱交換器120と平板状熱交換器121から
なる熱交換器組体114等から構成されている。室外ユ
ニット内には、中央部にモータ112付のプロペラファ
ン110が、背後部には熱交換器114が設置され、前
部には前面パネル102に取り付けられた先すぼみのベ
ルマウス111が設置されている。 熱交換器組体11
4のうちの一方のL字形熱交換器120は、外枠の背面
及び他の側面を形成する背面部120aと側面部120
bとからなり、他方の平板状熱交換器121は、熱交換
器120の背面部114aより横方向の長さが短く、か
つ一端を熱交換器120の背面部120aの一端と合わ
せてその内側に重ね合わされている。
【0018】この室外ユニットは図3に示す室外ユニッ
トにおける風流れガイド115の折れ曲がり部を丸く滑
らかに形成したものである。風流れガイド115の折れ
曲がり角に丸み(R)を設けることにより、風流れガイ
ド115に沿う流れを滑らかにし、熱交換器組体におけ
る風の速度分布均一化による熱交換器組体の性能の向上
および通風騒音の低減と共に、風流れガイド115から
発生する風きり音や流体騒音を低減することができる。
【0019】<実施の形態4>図5は本発明の実施の形
態4となる空気調和機用室外ユニットの構成を示す図で
ある。この室外ユニットは、図4に示す実施の形態3の
室外ユニットにおいて図示の風流れガイド115とは形
状の異なる風流れガイドを採用したものである。この風
流れガイド115は、実施の形態3と同様に、隔壁部と
してL字形熱交換器120の側面部120b及びそれに
続く背面部120aの一部に対向してL字形風流路を形
成する。そして風流れガイド115は、さらに延長部と
して前方に折れ曲がってその先端がベルマウス111近
くまで延長するとともに、延長部の先端をベルマウス1
11の外周円の半円形状に沿わせるように、成形された
ものであり、この点が図3に示す風流れガイドと相違す
る。
【0020】図1〜4に示す風流れガイドでは、風流れ
ガイドに沿う流れが前面パネルに衝突するが、図5に示
す実施の形態4における風流れガイドによれば、更に滑
らかな風の流れとなり、熱交換器組体における風の速度
分布均一化による熱交換器組体の性能の向上および通風
騒音の低減と共に、図1〜4に示すものより更に風流れ
ガイドから発生する風きり音や流体騒音を低減すること
ができる。
【0021】<実施の形態5>図6は本発明の実施の形
態5となる空気調和機用室外ユニットの構成を示す図で
ある。この室外ユニットは、図5に示す風流れガイド1
15とは形状の異なる風流れガイドを用いたものであ
る。この風流れガイド115は、隔壁部としてL字形熱
交換器120の側面部120b及びそれに続く背面部1
20aの一部に対向してL字形風流路を形成し、さらに
延長部として前方に折れ曲がりベルマウス111の外周
の横半分(図6で左半周)に向けて縦断面が円弧曲面状
で先細りになっている。
【0022】このように風流れガイドがベルマウス11
1の外周に向けて略半円筒状で先細りになっており、そ
の内面は滑らかな曲面であるので、熱交換器組体におけ
る風の速度分布均一化による熱交換器組体性能の向上お
よび通風騒音の低減と共に、図5に示す風流れガイド1
15より更に風流れガイドから発生する風きり音や流体
騒音を低減することができる。
【0023】<実施の形態6>図7は本発明の実施の形
態6となる空気調和機用室外ユニットの構成を示す図で
ある。この室外ユニットと図6に示すものとの違いは風
流れガイド115の形状である。実施の形態6における
風流れガイド115は、前述の実施の形態5の風流れガ
イドの部位で、ベルマウス111の外周に向けて先細り
になっている面の天板105側のエッジと床板106側
のエッジをそれぞれ垂直に、天板および床板まで引き伸
ばすことで構成する。
【0024】これによって、風流れガイドのベルマウス
111の外周に向けて先細りになっている面の裏側12
2に風の流れが入り込むことがなくなり、熱交換器組体
における風の速度分布均一化による熱交換器組体性能の
向上および通風騒音の低減と共に、図6に示すものより
更に風流れガイドから発生する風きり音や流体騒音を低
減することができる。またユニット天板と床板の間に風
流れガイドという柱ができ、室外ユニットの強度も向上
する。
【0025】<実施の形態7>図8は本発明の実施の形
態7となる空気調和機用室外ユニットの構成を示す図で
ある。この室外ユニットは、図6に示す第1の風流れガ
イドとしての風流れガイド115に加えて、熱交換器列
数の多い側の熱交換器側端面123から、ベルマウス1
11の外周の残り半分に向けて略半円筒状で先細りして
延びる別の風流れガイド124と、風流れガイド115
及び124それぞれの上端エッジ間の開口をふさぐガイ
ド上板125と、風流れガイド115及び124それぞ
れの下端エッジ間の開口をふさぐガイド下板126とを
設けてなる先細り筒状の風流れガイドを、有している。
ここで風流れガイド124、ガイド上板125、ガイド
下板126は第2の風流れガイドを構成している。
【0026】これによって熱交換器組体から流れ込む風
は全て、風流れガイドに沿って滑らかに流れ込み、熱交
換器組体における風の速度分布均一化による熱交換器組
体の性能の向上および通風騒音の低減と共に、図7に示
すものより更に風流れガイドから発生する風きり音や流
体騒音を低減することができる。
【0027】<実施の形態8>図9は本発明の実施の形
態8となる空気調和機用室外ユニットの構成を示す図で
ある。この室内ユニットは、図7に示す実施の形態6の
室外ユニットにおいて、ベルマウス111外周の半分を
カバーする風流れガイド115に加えて、ベルマウス1
11外周の残りの半分をカバーするもう一つの風流れガ
イド124を設けたものである。風流れガイド115と
124の組み合わせは図8に示す風流れガイドと同類と
いえる。風流れガイド124は、熱交換器組体114の
部位で熱交換器列数の多い側の側端面123からベルマ
ウス111の外周の残りの半分へと先細りして延び、こ
の先細りになっている面の天板105側のエッジと床板
106側のエッジをそれぞれ垂直に、天板および床板ま
で引き伸ばすことで構成する。
【0028】これによって、風流れガイドのベルマウス
の外周に向けて先細りになっている面の裏側122に風
の流れが入り込むことがなくなり、熱交換器組体におけ
る風の速度分布均一化による熱交換器組体性能の向上お
よび通風騒音の低減と共に、図7に示す室外ユニットよ
り、風流れガイドから発生する風きり音や流体騒音を低
減することができる。またユニット天板と床板の間に風
流れガイドという柱ができ、ユニット強度も向上する。
【0029】<実施の形態9>図10は本発明の実施の
形態9となる空気調和機用室外ユニットの構成を示す図
である。この室内ユニットは、熱交換器列数の少ない側
の熱交換器端面117から設けられている風流れガイド
115と、熱交換器列数の多い側の熱交換器端面から設
けられているもう一つの風流れガイド124とを一体に
し、熱交換器側からベルマウス111外周に向けて先細
りに引き伸ばすことで構成する。すなわち、風流れガイ
ド115(第1の風流れガイド)は、隔壁としてL字形
熱交換器120の側面部120b及びそれに続く背面部
120aの一部に対向してL字形風流路を形成し、さら
に前方に折れ曲がって延長しベルマウス111の外周の
横1/4周分に向けて縦断面が円弧曲面状で先細りにな
っている。もう一つの風流れガイド124(第2の風流
れガイド)は、熱交換器組114の熱交換器列数の多い
側での上辺、側辺及び下辺の3辺からベルマウス111
の外周の残り3/4周分に向けて縦断面が円弧曲面状で
先細りになって形成されており、かつ風流れガイド11
5の先細り延長部分と滑らかにつながっている。
【0030】これによって、熱交換器組体114からユ
ニット内部に流れ込む風は全て、風流れガイド(11
5、124)に沿って滑らかに流れ込み、かつ先細りに
引き伸ばされた面は滑らかでエッジが無いため、熱交換
器組体における風の速度分布均一化による熱交換器性能
の向上および通風騒音の低減と共に、図8に示すエッジ
のある風流れガイドより更に風流れガイドから発生する
風きり音や流体騒音を低減することができる。
【0031】<実施の形態10>図11は、本発明の実
施の形態10となる空気調和機用室外ユニットの断面図
である。空気調和機用室外ユニット101は、外枠が前
面パネル102、一つの側面パネル103、天板10
5、床板106、背面及び他の側面を形成するL字形熱
交換器120、及び該熱交換器120の背面部の内側に
重なる平板状の熱交換器121から構成されている。室
外ユニット101内部は仕切板109によって、送風系
機械室107と圧縮機系機械室108に分かれていて、
送風系機械室107内には、中央部にモータ112付の
プロペラファン110が設置され、背後部には熱交換器
120及び121からなる熱交換器組体114が設置さ
れ、前部にはプロペラファン110前方に前面パネル1
02に取り付けられた先すぼみのベルマウス111が設
置されている。 熱交換器組体114のうちの一方のL
字形熱交換器120は、外枠の背面及び他の側面を形成
する背面部120aと側面部120bとからなり、そし
て他方の平板状熱交換器121は、熱交換器120の背
面部120aより横方向の長さが短く、かつ一端を熱交
換器120の背面部120aの一端と合わせてその内側
に重ね合わされている。
【0032】そして本実施の形態の特徴となる抵抗板2
01が、L字形熱交換器120の側面部120bとそれ
に続く背面部120aの一部(熱交換器列数の少ない単
列部分)を覆ってユニット内部に設置されている。この
抵抗板201は、板面に多くの通風穴を有している。抵
抗板の通風抵抗は、熱交換器列数の少ない熱交換器(単
列部分)と抵抗板の通風抵抗の和と、列数の多い熱交換
器(複数列部分)の通風抵抗を等しくなるように構成す
る。これにより、熱交換器組体全体の通風抵抗が均一に
なり、熱交換器組体を通過する風の速度分布が一様にな
るので、熱交換器組体の性能を向上させることができ
る。
【0033】図12は抵抗板201の斜視図である。抵
抗板201は、図11に示すように配設し、熱交換器列
数の少ない熱交換器と抵抗板の通風抵抗の和と、熱交換
器列数の多い熱交換器の通風抵抗を等しくなるように抵
抗調節穴204を開けて抵抗を付けることで構成する。
抵抗板201は、該抵抗板の隅、辺に設けた、固定用ネ
ジ穴205をもつ取付け片により、熱交換器に取り付け
られる。抵抗調節穴の形状は円形206、三角形20
7、四角形208、五角形209、六角形210、また
は八角形211とし、要求されている抵抗値になるよう
にいずれかの形状を選択し、大きさおよび抵抗調節穴の
個数も決定する。
【0034】図13は図12に示す本発明の抵抗板の抵
抗調節穴が調節可能な場合を示した図である。抵抗板2
01は要求されている抵抗値になるように形状を選択
し、大きさおよび抵抗調節穴204の個数も決定する
が、汎用性を持たせるために抵抗調節穴の形状、大き
さ、個数をあらかじめ決定しておき、要求されている抵
抗値となるように抵抗調節穴に設けたシャッター213
で調節可能とまるように構成する。シャッターはB部詳
細図に示すように、スライド式シャッター214、また
は段付スライド式シャッター215、または蛇腹式シャ
ッター216で構成する。また抵抗調節レバー211で
抵抗調節穴に設けたシャッターを1列毎に抵抗調節可能
としたり、抵抗調節穴に設けたシャッターをを1個ずつ
抵抗調節可能とすることで構成する。
【0035】<実施の形態11>図14は本発明の抵抗
調節可能な抵抗板201を熱交換器下流側217全面に
設けた場合を示した図である。抵抗板に汎用性を持たせ
るために熱交換器下流側全面に設けることで構成する。
【0036】<実施の形態12>図15は本発明の抵抗
調節可能な抵抗板201を熱交換器上流側218全面に
設けた場合を示した図である。抵抗板に汎用性を持たせ
るために熱交換器上流側全面に設けることで構成する。
図16は図14、15に示す熱交換器組体の上流側また
は下流側全面を覆う抵抗調節可能な抵抗板201を示す
図である。この抵抗板201は、熱交換器列数の多い側
219の抵抗調節穴は全開にし、列数の少ない側220
の抵抗調節穴はシャッター213を調節して、列数の少
ない側の抵抗を列数の多い側の抵抗と等しくなるよう構
成する。通風抵抗は調節可能なので全てシャッターを全
開にしておけば、熱交換器列数が一定の空気調和機用室
外ユニットにも対応できる。
【0037】図17は熱交換器組体の一部内面に配設し
た本発明の抵抗網301を示す図である。抵抗網301
は、熱交換器列数の多い側と、列数の少ない側の境界の
熱交換器端面202から、列数の少ない側の端面203
に向かって、かつ熱交換器形状に沿って配設している。
すなわち抵抗網301は、熱交換器組体のうち熱交換器
列数の少ない部分を覆う。抵抗網の効果は、抵抗板と同
様で、熱交換器組体全体の通風抵抗が均一になり、熱交
換器組体を通過する風の速度分布が一様になるので、熱
交換器組体の性能を向上させることができる。C部拡大
図には抵抗網の網目形状を示す。抵抗網は、その網目形
状を円形303、三角形304、四角形305、五角形
306、六角形307、または八角形308のいずれか
で構成する。
【0038】<実施の形態13>図18は本発明の実施
の形態13となる空気調和機用室外ユニットの断面図で
ある。この室外ユニットは、その外面に抵抗網301を
熱交換器組体114の保護網と兼用するように配置され
ている。この場合、熱交換器組体の通風抵抗を均一化す
るために、熱交換器列数の少ない側220には目の細か
い抵抗網を設けるか、列数の多い側に用いる目の粗い抵
抗網を複数重ねて構成する。
【0039】<実施の形態14>図19は本発明の実施
の形態14となる空気調和機用室外ユニットの断面図で
ある。この室外ユニットは、プロペラファンを熱交換器
組体の通風面に対して斜めに配置したものである。室外
ユニットの外枠は、前述の各実施の形態と同様に、前面
パネル102、一つの側面パネル103、天板105、
床板106、背面及び他の側面を形成するL字形熱交換
器120、及び該熱交換器120の背面部の内側に重な
る平板状の熱交換器121から構成されており、室外ユ
ニット101内部は仕切板109によって、送風系機械
室107と圧縮機系機械室108に分かれている。送風
系機械室107の中央部では、プロペラファン110
は、その回転軸が後方から前方へ熱交換器列数の多い側
から少ない側に偏向して、熱交換器組体の通風面に対し
て傾斜するように、設置されている。それに伴い、プロ
ペラファン110前方にあるベルマウス111も、その
軸心をプロペラファン110の軸方向に合わせ、かつ形
状を斜め用に変更して前面パネル102に取り付けられ
る。
【0040】これにより、プロペラファン回りの風の流
れ402が熱交換器列数の多い側に移り、熱交換器組体
114を通過する風の速度分布が一様の方向に向かうの
で、熱交換器組体の性能を向上させることができる。
【0041】図20は本発明の熱交換器である。D部拡
大図およびE部拡大図に示すごとく、熱交換器列数の多
い側219で、横方向に延びて並行する伝熱管に交差し
て取り付けられたフィンとフィンの間隔502(フィン
ピッチ)を大きくし列数の多い側の通風抵抗を、列数の
少ない側の通風抵抗と等しくなるように構成する。これ
によって、熱交換器組体全体の通風抵抗が均一になり、
熱交換器を通過する風302の速度分布が一様になるの
で、熱交換器の性能を向上させることができる。この熱
交換器は、前述の各実施の形態1〜14の空気調和機用
室外ユニットに適用する。
【0042】<実施の形態16>図21は本発明の実施
の形態16となる空気調和機用室外ユニットの断面図で
ある。この室外ユニットは、図19に示すように斜めに
配置したプロペラファンと、図20に示すようにフィン
間隔を変えた熱交換器組体を組み合わせたものである。
両発明を組み合わせることにより、熱交換器組体全体の
通風抵抗が均一になり、熱交換器組体を通過する風の速
度分布が一様になるので、熱交換器組体の性能を向上さ
せることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、空気調和機用室外ユニ
ットを、ユニット中央部に軸流ファンを、前部に軸流フ
ァンに対向して前面パネルに取り付けたベルマウスを、
背部にはL字形状熱交換器に平板状熱交換器を重ねてな
る熱交換器組体を備え、L字形状の熱交換器は、ユニッ
トの背面及び一側面を形成し平板状熱交換器はL字形状
の熱交換器の背面部に他端を合わせて部分的に重なり、
軸流ファンの回転軸を熱交換器組体の通風面と垂直にし
た空気調和器用室外ユニットにおいて、ユニット内でL
字形熱交換器の側面部及びそれに続く背面部の一部に対
向してL字形流路を形成するように、さらに前方に曲が
って延長してベルマウスの横を通り前面パネルに達する
隔壁状の風流れガイドを設けたものとしたので、熱交換
器組体のうち単列部分であるL字形状熱交換器の側面部
及び背面部の一部を通過する風を、風流れガイドにより
減速して、L字形状熱交換器の背面部と平板状熱交換器
が重なる2重部分を通過する風の速度に近づけることに
より、熱交換器組体を通過する風速分布の均一化を図
れ、熱交換器組体の性能を向上させると共に、通風騒音
を低減することできる効果がある。
【0044】また、上記風流れガイドの延長部分の先端
をベルマウスの外周円に沿うように成形することによ
り、あるいはさらに熱交換器組体の上辺、他の側辺、下
辺からベルマウスの外周円まで延びる別の流れガイドを
加えることにより、あるいはL字形状熱交換器の側面部
及び背面部の一部を多くの通風穴のあいた抵抗板で覆う
ことにより、上記の効果を得ることができる。また軸流
ファンをその回転軸が後方から前方へ熱交換器列数の多
い側から少ない側に偏向して熱交換器組体の通風面に対
して傾斜するように配置することにより、上記効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1となる空気調和機用室外
ユニットの構成を示す平面図。
【図2】実施の形態1の空気調和機用室外ユニットの構
成を示す部分斜視図。
【図3】本発明の実施の形態2となる空気調和機用室外
ユニットの構成を示す図。
【図4】本発明の実施の形態3となる空気調和機用室外
ユニットの構成を示す図。
【図5】本発明の実施の形態4となる空気調和機用室外
ユニットの構成を示す図。
【図6】本発明の実施の形態5となる空気調和機用室外
ユニットの構成を示す図。
【図7】本発明の実施の形態6となる空気調和機用室外
ユニットの構成を示す図。
【図8】本発明の実施の形態7となる空気調和機用室外
ユニットの構成を示す図。
【図9】本発明の実施の形態8となる空気調和機用室外
ユニットの構成を示す図。
【図10】本発明の実施の形態9となる空気調和機用室
外ユニットの構成を示す図。
【図11】本発明の実施の形態10となる空気調和機用
室外ユニットの構成を示す図。
【図12】実施の形態10の室外ユニットに用いる抵抗
板の形状を示す斜視図。
【図13】実施の形態10の室外ユニットに用いる別の
抵抗板の構造を示す斜視図。
【図14】本発明の実施の形態11となる空気調和機用
室外ユニットの構成を示す図。
【図15】本発明の実施の形態12となる空気調和機用
室外ユニットの構成を示す図。
【図16】実施の形態11、12の室外ユニットに用い
る抵抗板の形状を示す斜視図。
【図17】実施の形態10の室外ユニットに用いる抵抗
網を示す図。
【図18】本発明の実施の形態13となる空気調和機用
室外ユニットの構成を示す図。
【図19】本発明の実施の形態14となる空気調和機用
室外ユニットの構成を示す図。
【図20】フィンとフィンの間隔が異なる2種類の熱交
換器を重ねて組み合わせた熱交換器組体を示す図。
【図21】本発明の実施の形態15となる空気調和機用
室外ユニットの構成を示す図。
【符号の説明】
101 空気調和機用室外ユニット 102 前面パネル 103 側面パネル 105 天板 106 床板 107 送風系機械室 108 圧縮機系機械室 109 仕切板 110 プロペラファン 111 ベルマウス 112 モータ 115 流れガイド 116 熱交換器を通過する風 120 上流側熱交換器 120a 背面部 120b 側面部 121 下流側熱交換器 124 風流れガイド 125 ガイド上板 126 ガイド下板 201 抵抗板 204 抵抗調節穴 212 抵抗調節レバー 213 シャッター 214 スライド式シャッター 215 段付スライド式シャッター 216 蛇腹式シャッター 301 抵抗網 401 プロペラファン回転軸 501 フィン 502 フィンとフィンの間隔(フィンピッチ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 良次 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所空調システム事業部内 (72)発明者 米山 裕康 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所空調システム事業部内 (72)発明者 奥園 秀樹 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所空調システム事業部内 (72)発明者 守屋 武 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所空調システム事業部内 (72)発明者 下出 新一 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 船橋 茂久 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3L054 BA03 BA05 BB01 BB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット中央部に軸流ファンを、ユニッ
    ト前部に前記軸流ファンに対向して前面パネルに取り付
    けられたベルマウスを、ユニット背部にL字形状の熱交
    換器内面に平板状の熱交換器を重ねてなる熱交換器組体
    を備え、前記L字形状の熱交換器は、ユニットの背面及
    び一側面を形成し、前記平板状の熱交換器は前記L字形
    状の熱交換器の背面部より横方向長さが短くかつ他側端
    を前記背面部の側端に合わせて該背面部に重なり、前記
    軸流ファンの回転軸を前記熱交換器組体の通風面と垂直
    にした空気調和機用室外ユニットにおいて、 ユニット内で前記L字形熱交換器の側面部及びそれに続
    く背面部の一部に対向してL字形風流路を形成するよう
    に、さらに前方に曲がって前記軸流ファン、前記ベルマ
    ウスの横を通り前記前面パネルに達する隔壁状の風流れ
    ガイドを設けたことを特徴とする空気調和機用室外ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 ユニット中央部に軸流ファンを、ユニッ
    ト前部に前記軸流ファンに対向して前面パネルに取り付
    けられたベルマウスを、ユニット背部にL字形状の熱交
    換器内面に平板状の熱交換器を重ねてなる熱交換器組体
    を備え、前記L字形状の熱交換器は、ユニットの背面及
    び一側面を形成し、前記平板状の熱交換器は前記L字形
    状の熱交換器の背面部より横方向長さが短くかつ他側端
    を前記背面部の側端に合わせて該背面部に重なり、前記
    軸流ファンの回転軸を前記熱交換器組体の通風面と垂直
    にした空気調和機用室外ユニットにおいて、 ユニット内で前記L字形熱交換器の側面部及びそれに続
    く背面部の一部に対向してL字形風流路を形成する隔壁
    部と、該隔壁部から続いて前方に曲がり前記ベルマウス
    まで先細りして延びその先端を前記ベルマウスの外周円
    のうち前記隔壁部側の半円形状に沿わせるように成形し
    た延長部とからなる風流れガイドを設けたことを特徴と
    する空気調和機用室外ユニット。
  3. 【請求項3】 ユニット中央部に軸流ファンを、ユニッ
    ト前部に前記軸流ファンに対向して前面パネルに取り付
    けられたベルマウスを、ユニット背部にL字形状の熱交
    換器内面に平板状の熱交換器を重ねてなる熱交換器組体
    を備え、前記L字形状の熱交換器は、ユニットの背面及
    び一側面を形成し、前記平板状の熱交換器は前記L字形
    状の熱交換器の背面部より横方向長さが短くかつ他側端
    を前記背面部の側端に合わせて該背面部に重なり、前記
    軸流ファンの回転軸を前記熱交換器組体の通風面と垂直
    にした空気調和機用室外ユニットにおいて、 ユニット内でる前記L字形熱交換器の側面部及びそれに
    続く背面部の一部に対向してL字形風流路を形成する隔
    壁部及び該隔壁部から続いて前方に曲がり前記ベルマウ
    スまで先細りして延びる延長部からなる第1の風流れガ
    イドと、前記背面部の残りの一部の上辺、他の側辺およ
    び下辺の3辺から前記ベルマウスまで先細りして延びる
    第2の風流れガイドとを設け、前記第1の風流れガイド
    の延長部の先端及び前記第2の風流れガイドの先端を前
    記ベルマウスの外周円に沿うように両風流れガイドは一
    体的に成形されていることを特徴とする空気調和機用室
    外ユニット。
  4. 【請求項4】 ユニット中央部に軸流ファンを、ユニッ
    ト前部に前記軸流ファンに対向して前面パネルに取り付
    けられたベルマウスを、ユニット背部にL字形状の熱交
    換器内面に平板状の熱交換器を重ねてなる熱交換器組体
    を備え、前記L字形状の熱交換器は、ユニットの背面及
    び一側面を形成し、前記平板状の熱交換器は前記L字形
    状の熱交換器の背面部より横方向長さが短くかつ他側端
    を前記背面部の側端に合わせて該背面部に重なり、前記
    軸流ファンの回転軸を前記熱交換器組体の通風面と垂直
    にした空気調和機用室外ユニットにおいて、 ユニット内で前記L字形熱交換器の側面部、及びそれに
    続く背面部の一部で前記平板状熱交換器の重ならない単
    列部分を覆うように、全面にわたり多くの風通し穴をあ
    けた抵抗板を配設したことを特徴とする空気調和機用室
    外ユニット。
  5. 【請求項5】 ユニット中央部に軸流ファンを、ユニッ
    ト前部には前記軸流ファンに対向して前面パネルに取り
    付けられたベルマウスを、ユニット背部にはL字形状の
    熱交換器内面に平板状の熱交換器を重ねてなる熱交換器
    組体を備え、前記L字形状の熱交換器は、ユニットの背
    面及び一側面を形成し、前記平板状の熱交換器は前記L
    字形状の熱交換器の背面部より横方向長さが短くかつ他
    側端を前記背面部の側端に合わせて該背面部に重なる空
    気調和機用室外ユニットにおいて、 前記軸流ファンを、その回転軸が後方から前方へ熱交換
    器列数の多い側から少ない側に偏向して熱交換器組体の
    通風面に対して傾斜するように配置したことを特徴とす
    る空気調和機用室外ユニット。
JP242099A 1999-01-08 1999-01-08 空気調和機用室外ユニット Pending JP2000205601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP242099A JP2000205601A (ja) 1999-01-08 1999-01-08 空気調和機用室外ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP242099A JP2000205601A (ja) 1999-01-08 1999-01-08 空気調和機用室外ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000205601A true JP2000205601A (ja) 2000-07-28

Family

ID=11528770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP242099A Pending JP2000205601A (ja) 1999-01-08 1999-01-08 空気調和機用室外ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000205601A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002089884A (ja) * 2000-09-20 2002-03-27 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機
JP2006077585A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Mitsubishi Electric Corp 送風機および空調機
JP2008128553A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の室外機
CN100408938C (zh) * 2004-03-29 2008-08-06 三洋电机株式会社 空调冷冻装置的室外单元
CN100408942C (zh) * 2004-03-29 2008-08-06 三洋电机株式会社 空调冷冻装置及空调冷冻装置的控制方法
JP2009204291A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Daikin Ind Ltd 冷凍装置の熱源ユニット
JP2009204290A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Daikin Ind Ltd 冷凍装置の熱源ユニット
JP2010127590A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外機及びこの室外機を備えた空気調和機
WO2015045114A1 (ja) * 2013-09-27 2015-04-02 三菱電機株式会社 ヒートポンプ給湯機
JPWO2013094082A1 (ja) * 2011-12-19 2015-04-27 三菱電機株式会社 室外機及びこの室外機を備えた冷凍サイクル装置
WO2015059832A1 (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 三菱電機株式会社 熱交換器及びその熱交換器を用いた冷凍サイクル装置
JP2016164468A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 三菱重工業株式会社 空気調和機用室外機
JP2017040389A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 日立アプライアンス株式会社 ヒートポンプ応用機器の熱交換装置
JP2017053510A (ja) * 2015-09-08 2017-03-16 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機の室外機
JP2021025727A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の熱源ユニット
CN115682114A (zh) * 2022-11-08 2023-02-03 珠海格力电器股份有限公司 一种空调器

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002089884A (ja) * 2000-09-20 2002-03-27 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機
JP4599695B2 (ja) * 2000-09-20 2010-12-15 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室外機
CN100408942C (zh) * 2004-03-29 2008-08-06 三洋电机株式会社 空调冷冻装置及空调冷冻装置的控制方法
CN100408938C (zh) * 2004-03-29 2008-08-06 三洋电机株式会社 空调冷冻装置的室外单元
JP4690682B2 (ja) * 2004-09-07 2011-06-01 三菱電機株式会社 空調機
JP2006077585A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Mitsubishi Electric Corp 送風機および空調機
JP2008128553A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の室外機
JP2009204291A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Daikin Ind Ltd 冷凍装置の熱源ユニット
JP2009204290A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Daikin Ind Ltd 冷凍装置の熱源ユニット
JP2010127590A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外機及びこの室外機を備えた空気調和機
JPWO2013094082A1 (ja) * 2011-12-19 2015-04-27 三菱電機株式会社 室外機及びこの室外機を備えた冷凍サイクル装置
JPWO2015045114A1 (ja) * 2013-09-27 2017-03-02 三菱電機株式会社 ヒートポンプ給湯機
WO2015045114A1 (ja) * 2013-09-27 2015-04-02 三菱電機株式会社 ヒートポンプ給湯機
GB2533069A (en) * 2013-09-27 2016-06-08 Mitsubishi Electric Corp Heat pump water heater
GB2533069B (en) * 2013-09-27 2019-08-21 Mitsubishi Electric Corp Heat pump water heater
WO2015059832A1 (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 三菱電機株式会社 熱交換器及びその熱交換器を用いた冷凍サイクル装置
JPWO2015059832A1 (ja) * 2013-10-25 2017-03-09 三菱電機株式会社 熱交換器及びその熱交換器を用いた冷凍サイクル装置
US10101091B2 (en) 2013-10-25 2018-10-16 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger and refrigeration cycle apparatus using the same heat exchanger
CN105659039A (zh) * 2013-10-25 2016-06-08 三菱电机株式会社 换热器和使用该换热器的制冷循环装置
JP2016164468A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 三菱重工業株式会社 空気調和機用室外機
JP2017040389A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 日立アプライアンス株式会社 ヒートポンプ応用機器の熱交換装置
JP2017053510A (ja) * 2015-09-08 2017-03-16 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機の室外機
JP2021025727A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の熱源ユニット
CN115682114A (zh) * 2022-11-08 2023-02-03 珠海格力电器股份有限公司 一种空调器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102582026B1 (ko) 송풍장치 및 이를 포함하는 공기조화기의 실외기
JP2000205601A (ja) 空気調和機用室外ユニット
US6481237B2 (en) Ceiling-embedded cassette type air conditioner having an improved fluid channel
US9759441B2 (en) Air-conditioning apparatus
RU2620308C2 (ru) Диффузор, вентилятор с таким диффузором, а также устройство с такими вентиляторами
EP1775524A1 (en) Air conditioner
US20200378628A1 (en) Fan unit, and outdoor unit of air conditioner comprising fan unit
WO2014091521A1 (ja) 空気調和機の室外ユニット
US20070217906A1 (en) Fan inlet flow distributor
US20090100858A1 (en) Air conditioner
JP3612622B2 (ja) 空気調和機用室内機
JP2004156885A (ja) 空調用室内ユニットおよび天井埋込型空気調和機
JP6139669B2 (ja) 空気調和機
JPH0571768A (ja) 空気調和機の室外ユニツト
JP5293684B2 (ja) 空気調和機の室内機
US20170003038A1 (en) Air-conditioning indoor machine
EP3141827A1 (en) Air-conditioning unit
JP2001124359A (ja) 空気調和機
KR20240021305A (ko) 에어덕트 어셈블리 및 이를 구비하는 공기 조절 설비
JPH11153342A (ja) 通風部の気流制御構造
CN107614981B (zh) 制冷循环装置用室外单元以及制冷循环装置
JP2707861B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP7280063B2 (ja) 吹出ボックス装置
JPWO2018131077A1 (ja) 空気調和機の室外機
JPH07225035A (ja) 空気調和機の室外ユニット