JPH0691466B2 - A/d変換器 - Google Patents

A/d変換器

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JPH0691466B2
JPH0691466B2 JP60171023A JP17102385A JPH0691466B2 JP H0691466 B2 JPH0691466 B2 JP H0691466B2 JP 60171023 A JP60171023 A JP 60171023A JP 17102385 A JP17102385 A JP 17102385A JP H0691466 B2 JPH0691466 B2 JP H0691466B2
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幸雄 赤沢
力 脇本
邦康 河原田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高速、高精度を実現することが可能なA/D変
換器に関する。
〔従来技術〕
第3図に従来の並列形A/D変換器の原理的構成を示す。
ディジタル出力Nビットの例では、2N−1個の比較器で
なる比較器群1に基準電圧VRT、VRBの電位差を基準抵抗
Rの抵抗群2で分割した基準電圧を加え、アナログ入力
電圧Ainのレベルを検出する。2N−1個の比較器のう
ち、電圧Ainより低い比較電圧のものの出力は「1」と
なり、電圧Ainより高い比較電圧のものの出力は「0」
となる。
アンド回路群3のアンド回路では、2N−1個の比較器の
うち、出力「1」のものと出力「0」のものの切り替わ
りを検出したもののみ出力「1」を発生し、他は出力
「0」を発生する。このアンド回路は、イクスクリュー
シブオア(以下、EX−ORと称する。)で同機能を実現す
る例もある。符号化回路4は、アンド回路出力の「1」
に対応してディジタル出力Dn〜D1を出力する。
このような並列形A/D変換器において、従来の符号化回
路4は、次の表1にディジタル出力4ビットの例で示す
ような自然2進コードを発生せしめる回路が用いらいて
きた。
この表1において、b1〜b4はディジタル出力である。ま
た、a1〜a15はアンド回路の出力端子であり、正常動作
時にはこのうちどれか1つが出力「1」か、或いは全て
が出力「0」の状態をとる。本符号化回路4では、アン
ド回路の出力「1」に対応して、b1〜b4は自然2進コー
ドとなるよう、具体的な回路では、a1〜a15のアンド回
路出力に対して、b4出力はa8〜a15の出力のオア、b3
力はa4〜a7、a12〜a15の出力のオア、b2出力はa2、a3
a6、a7、a10、a11、a14、a15の出力のオア、b1出力は
a1、a3、a5、a7、a9、a11、a13、a15の出力のオアをと
ることにより、ディジタル出力を得ている。
しかしながら、変換速度が100MHzを超えるような超高速
A/D変換器の符号化回路にこのようなコード化手法を用
いる場合には、次のような問題がある。
超高速動作では、配線による信号伝播の遅延差、クロッ
ク信号の遅延差、或いはゆらぎ等により、比較器の動作
が不揃いとなり、アナログ入力に対応する出力「1」と
出力「0」との切り替わり点が本来1箇所のみのもの
が、複数生じることがある。このことは、アンド回路の
出力が同時に複数の「1」を生じることを意味し、本来
の出力コードに対して誤った出力コード(コードの飛
び)を発生することになる。
例えば、表1で本来a7の出力のみが「1」となるべきと
ころ、同時にa9の出力も「1」になった場合を想定する
と、b4〜b1は「0111」となるべきが、「1111」となり、
a15の出力と誤ってしまう。また、本来a6のみが「1」
となるところをa8が同時に「1」となると「0110」が
「1110」とa14に誤ってしまう。これが、精度劣化の大
きな要因となる。
このような問題を改善する従来の一手法として、次の表
2に示すグレイコード(交番2進コード)と呼ばれる符
号化手法がある。
この符号化手法においては、自然2進コードと同様に
a7、a9が同時に「1」を発生した場合を想定すると、g4
〜g1は「0100」となるべきが「1101」となり、a9の出力
と誤る。a6とa8の同時発生に対しても「0101」が「110
1」となり、a9の出力と誤る。いずれも、前記した表1
に比較してコードの飛びが大幅に改善されることがわか
る。
しかしながら、本手法は、出力コードを自然2進コード
に変換するためには、第4図に示すような縦続接続のEX
−OR回路51〜53が必要であり、下位ビットが設定するま
で時間を要し、高速化に対して制約となる。また、グレ
イコードのままでディジタル処理が可能な場合であって
も、次にD/A変換を行う場合にはやはりコード変換回路
を介さないとD/A変換器の構成が複雑となる欠点があ
る。
〔発明の目的〕
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、その
目的はビット誤りの減少化を図り、同時に符号化の高速
化を達成したA/D変換器を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明は、アナログ電圧信号を入力する比較器群と、該
比較器群の個々の比較器に異なった基準電圧を与える抵
抗群と、上記比較器群の異なる出力を出す隣接する比較
器を検出するための論理回路群と、該論理回路群の出力
を受けて自然2進コードのデジタル信号を出力する符号
化回路とからなる並列型のA/D変換器において、上記符
号化回路を、自然2進コードおよびグレイコードの両者
と異なる疑似グレイコードを発生する疑似グレイコード
発生部と、該疑似グレイコード発生部で発生した疑似グ
レイーコードを自然2進コードに変換するコード変換部
とから構成し、該コード変換部が、最上位の第nビット
を除く他のビットについて第kビット目の出力と第k+
1ビット目の出力との排他的論理和を第kビット目の本
出力としてこれを自然2進コードとし、上記最上位の第
nビットのみはそのまま自然2進コードと同一とするコ
ード変換を行なうようにしたものである。
〔実施例〕
本発明では、符号化回路を自然2進コードおよびグレイ
コードの両者と異なる疑似グレイコードを発生する疑似
グレイコード発生部と、該疑似グレイコード発生部で発
生した疑似グレイ−コードを自然2進コードに変換する
コード変換部とから構成する。
そして、そのコード変換部で、疑似グレイコードCn、C
n-1、・・・・、C1を自然2進コードbn、bn-1、・・・
・、b1に対して、Cn=bn、Ck+Ck+1=bk(但し、k≦n
−1)となるようにコード変換することが最も特徴とす
るところであり、従来のようにグレイコードgn、gn-1
・・・、g1において、gn=bn、gk=bk+bk+1となるよう
にコード変換するのと異なる。
次の表3は本発明の一実施例の符号化手法を説明する表
であり、この表3に示す符号化は、疑似グレイコード発
生部によって行なわれる。
この表3において、C4〜C1はディジタル出力、a1〜a15
はアンド回路の出力端子である。従来回路と同様に本来
a7のみが出力「1」となるところをa9が同時に「1」と
なった場合を想定すると、C4〜C1が「0101」となるべき
ところが「1111」となり、a8と誤る。また、a6、a8が同
時に「1」となった場合も、「0100」となるべきところ
が「1111」となってa8と誤る。従って、グレイコードと
同様、本コードでも自然2進コードに比較してコードの
飛びが大幅に改善できることがわかる。
第1図は本実施例での疑似グレイコード(上記表3のコ
ード)を自然2進コードに変換ために使用するコード変
換部の回路を示す図である。この回路では、EX−OR回路
61〜63を1段介在させるのみで、自然2進コードが得ら
れることから、高速動作の大きな制約とはならない。
次の表4はディジタル出力を5ビットとする場合の別の
実施例の符号化手法を示すものである。この表4に示す
符号化も疑似グレーコード発生部によって行なわれる。
ディジタル出力はC5〜C1、アンド回路の出力端子はa1
a31である。
この表4において、ディジタル出力C2、C1については、
自然2進コードそのままを用いている。従って、この表
4により得られた疑似グレイコードを自然2進コードに
変換するコード変換部の回路は、第2図に示すように、
C2、C1について71、72に示すようなEX−OR回路を介さな
い構成となる。これは、ディジタル出力の下位ビットは
アナログ入力の変化に対するコードの飛びに与える影響
が小さいことから、高速化や素子数低減化を図る上で自
然2進コードをそのまま用いることが有効な場合がある
からである。しかし、このような構成についても、本発
明の態様に含まれることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、ディジタル出力コードの
飛びに対して自然2進コードに比較して大幅な改善が可
能となり、しかも速度特性を損なうことなく自然2進コ
ードに変換できるので、100MHzを超える超高速の変換速
度のA/D変換器に適用して、精度向上の効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の符号化手法によるディジタ
ル出力を自然2進コードに変換する回路図、第2図は別
の実施例の符号化手法によるディジタル出力を自然2進
コードに変換する回路図、第3図は一般的な並列形A/D
変換器の構成を示す回路図、第4図は従来の符号化手法
によるディジタル出力を自然2進コードに変換する回路
図である。 1…比較器群、2…基準抵抗群、3…アンド回路群、4
…符号化回路、51〜53、61〜63、71、72…EX−OR回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河原田 邦康 神奈川県厚木市森の里若宮3番1号 日本 電信電話株式会社厚木電気通信研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−68931(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ電圧信号を入力する比較器群と、
    該比較器群の個々の比較器に異なった基準電圧を与える
    抵抗群と、上記比較器群の異なる出力を出す隣接する比
    較器を検出するための論理回路群と、該論理回路群の出
    力を受けて自然2進コードのデジタル信号を出力する符
    号化回路とからなる並列型のA/D変換器において、 上記符号化回路を、自然2進コードおよびグレイコード
    の両者と異なる疑似グレイコードを発生する疑似グレイ
    コード発生部と、該疑似グレイコード発生部で発生した
    疑似グレイーコードを自然2進コードに変換するコード
    変換部とから構成し、 該コード変換部が、最上位の第nビットを除く他のビッ
    トについて第kビット目の出力と第k+1ビット目の出
    力との排他的論理和を第kビット目の本出力としてこれ
    を自然2進コードとし、上記最上位の第nビットのみは
    そのまま自然2進コードと同一とするコード変換を行な
    うようにしたことを特徴とするA/D変換器。
  2. 【請求項2】上記コード変換部が、上記kビットまでの
    うち下位m個のビットについては1位上位ビットとの排
    他的論理和を施さずにそのまま自然2進コードと同一と
    するコード変換を行なうようにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のA/D変換器。
JP60171023A 1985-08-05 1985-08-05 A/d変換器 Expired - Lifetime JPH0691466B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH03104419A (ja) * 1989-09-19 1991-05-01 Yokogawa Electric Corp アナログ・ディジタル変換器
US5633636A (en) * 1995-10-02 1997-05-27 Analog Devices, Inc. Half-gray digital encoding method and circuitry

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