JPH069105U - 基板型ノイズフィルタ - Google Patents

基板型ノイズフィルタ

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JPH069105U
JPH069105U JP4663492U JP4663492U JPH069105U JP H069105 U JPH069105 U JP H069105U JP 4663492 U JP4663492 U JP 4663492U JP 4663492 U JP4663492 U JP 4663492U JP H069105 U JPH069105 U JP H069105U
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JP
Japan
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board
noise filter
type noise
insulating
substrate
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JP4663492U
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進 松岡
孝哉 早川
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付け作業の工数が少なく、基板にしっか
りと固定できる基板型ノイズフィルタを得ることであ
る。 【構成】 本考案の基板型ノイズフィルタの脚付絶縁台
22は、板形脚部22aと絶縁端子台部22a−1とが
一体に構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ノイズフィルタに関し、特に、コイルを搭載した絶縁台及びコイル と接続される板端子を持つ絶縁端子板をプリント配線基板に搭載した基板型ノイ ズフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の基板型ノイズフィルタは、空調装置などの大型家電装置などに実装さ れる電子部品で、図3を参照して、許容設置面積を小さくするために、プリント 配線基板(以下基板と呼ぶ)11に絶縁台12、一対の絶縁端子板13及び複数 個の小型の回路素子14を搭載している。絶縁台12は略長方形の平坦部を備え ており、平坦部の四隅に縦長溝12−1を持つ角脚部12aがそれぞれ垂直に伸 びている。絶縁台12にはトロイダルコアに2本の巻線をそれぞれ巻回し4つの 巻線端部を持つトロイダルコモンモードチョークコイル(以下、コイルと呼ぶ) 15が搭載されている。一対の絶縁端子板13は基板11の両方の短辺の近傍に それぞれ取り付けられており、各絶縁端子板13にはラインやアースに接続する ための貫通孔を持つ3枚の板端子13aが短辺に沿って貫着される。板端子13 aの貫着される方の端部(下端部)は楔形突片(図示せず)になっている。複数 個の小型の回路素子14は、コンデンサ14a、14b、サージアブソーバ14 c等で基板11の中央部に装着されている。
【0003】 基板型ノイズフィルタの従来例の組み立て手順を述べる。まず、基板11に複 数個の小型の回路素子14をそれぞれ装着して各リード線の端部を基板11の裏 面で折り曲げる。一方、コイル15は4つの巻線端部をそれぞれ所定の長さだけ トロイダルコアの中心の軸方向に平行に引き延ばし、4つの巻線端部には予備半 田付けを予め施しておく。
【0004】 次に、コイル15を絶縁台12の上の1対の突片12bの間に位置決めして載 せる。予備半田付けされた巻線端部の各々は角脚部12aの縦長溝12−1の各 々に収納し、巻線端部は角脚部12aの下脚部12aの下端から突出させる。コ イル15はこの状態を保ちながら、基板11のはとめ孔(図示せず)に巻線端部 をそれぞれ挿通して基板11の裏面で折り曲げる。絶縁端子板13は板端子13 aの楔形突片を基板11のはとめに挿通して咬止される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の基板型ノイズフィルタは、コイルを絶縁台に搭載する取 り付け作業を行うには、基板1の裏面側でコイルの巻線端部を掴んで絶縁端子板 の楔形突片に取り付けている。この取り付け作業は、工数が多くかかるだけでな く、基板にしっかりと固定できないという欠点がある。
【0006】 そこで、本考案の技術的課題は、コイルの取り付け作業の工数が少なく、基板 にしっかりと固定できる基板型ノイズフィルタを得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、コイルを搭載した平坦部を持つ絶縁台を基板に搭載した基板 型ノイズフィルタにおいて、前記絶縁台は、脚部と板端子とを実装するための絶 縁端子台部とが一体に構成され、前記絶縁端子台部は、軒下部を形成するように 小脚を備え、該小脚によって前記基板上に取り付けられたことを特徴とする基板 型ノイズフィルタが得られる。
【0008】
【作用】
絶縁台は絶縁端子台部と一体に構成されているので、絶縁台は絶縁端子台部の 小脚で基板にしっかりと固定されて取り付けられる。しかも、コイルを絶縁台の 平坦部に搭載しコイルの巻線を絶縁端子台部の板端子に接続する場合、コイルの 巻線端部は平坦部の4隅から端子台部の小脚の軒下部で板端子に絡げて半田付け を行うことにより基板の上面で容易に作業を行える。
【0009】
【実施例】
本考案の一実施例による基板型ノイズフィルタを図面を用いて説明する。
【0010】 図1及び図2を参照して、この基板型ノイズフィルタは、プリント配線基板( 以下、基板と呼ぶ)21に脚付絶縁台22及び複数個の小型の回路素子14を搭 載している。従来例と異なる点は、脚付絶縁台22及びアース用板端子31であ る。
【0011】 脚付絶縁台22は略長方形の平坦部を備えている。平坦部は長辺側の4隅に縦 溝22−1を持ち、平坦部の短辺側の両側から板形脚部22aがそれぞれ垂直に 伸びている。平坦部の短辺側の中央に突片22bがそれぞれ設けられ、中央には コイル15の位置決め用突片22cが設けられている。
【0012】 板形脚部22aは一対の案山子形のライン用板端子23を装着する絶縁端子台 部22a−1を備えている。絶縁端子台部22a−1には一対の細長孔22a− 1aが設けられており、この孔は一対のライン用板端子23を挿入するための孔 である。絶縁端子台部22a−1は下部に小脚22a−1cを備え、小脚22a −1cによってはめ込み或いは接着により基板21に取り付けられている。小脚 22a−1cは側部が軒下部22a−1bとして形成されている。軒下部22a −1bは、絶縁端子台部22a−1の下方両角を方形に切り欠いて形成されてい る。ライン用板端子23は、先端に一本足23a、側部に片腕23bを備えてい る。
【0013】 本考案の一実施例による基板型ノイズフィルタの組み立て手順を述べる。まず 、基板21に複数個の小型の回路素子14をそれぞれ装着して各リード線の端部 を基板21の裏面で折り曲げる。また、アース用板端子31は、板形脚部22a の近傍で基板21の隅に直に圧挿する。
【0014】 一方、コイル15は4つの巻線端部をそれぞれ所定の長さだけトロイダルコア の中心の軸方向に平行に引き延ばし、4つの巻線端部には予備半田付けを予め施 しておく。
【0015】 次に、コイル15を脚付絶縁台22の平坦部の1対の突片22bの間で位置決 め用突片22cに合うように位置決めして載せる。予備半田付けされた巻線端部 の各々は縦溝22−1を介して下方に導出する。コイル15は、巻線端部をそれ ぞれ板形脚部22aの内面に接しながら、軒下部22a−1bの角で折り曲げる 。
【0016】 その後、ライン用板端子23の驅幹を細長孔22a−1aにそれぞれ挿入する 。この場合、ライン用板端子23の一本足23aが基板21のはとめに挿通され ると同時に、ライン用板端子23の側部の片腕23bは基板21上の軒下部22 a−1bに突き出て現れる。軒下部22a−1bでは片腕23bの先端に上述し たコイル15の巻線端部をそれぞれ絡げてから片腕23bの先端に半田付けする 。また、ライン用板端子23の一本足23aはその先端が基板21の下に突き出 ているから、その先端を僅かに曲げる。
【0017】 最後に、基板21裏面に浸漬半田付けを施すことにより、本考案の基板型ノイ ズフィルタが得られる。
【0018】 上述した脚付絶縁台22は、平坦部が絶縁端子台部22a−1と一体であるか ら、従来の絶縁端子台部と別個のものより少ない樹脂量で成形でき、従来よりも 安価な基板型ノイズフィルタが得られる。
【0019】
【考案の効果】
以上示したように、本考案によれば、脚付絶縁台を絶縁端子台部と一体に構成 しているから、従来の絶縁端子台部と別個のものより少ない樹脂量で成形でき、 従来よりも安価な基板型ノイズフィルタが得られる。しかも、絶縁端子台部は小 脚で基板に取り付けられ、絶縁端子台部の軒下部でライン用板端子の先端にコイ ルの巻線端部を絡げて半田付けで接続作業を行うことができるため、コイルを脚 付絶縁台にしっかりと係止できる。その上、従来のコイルの巻線調節用の基板上 のはとめが不要となるばかりか、基板のコイル用配線の電流容量を考慮する必要 が無くなったため、従来より、設計及び製造が容易になった。
【0020】 従って、従来より従来よりも安価で取り付け作業の工数が少なく、基板にしっ かりと固定できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による基板型ノイズフィルタ
の斜視図である。
【図2】図1の要部の分解斜視図である。
【図3】基板型ノイズフィルタの従来例の斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 基板 12 絶縁台 12−1 縦長溝 12a 角脚部 13 絶縁端子板 14 複数個の小型の回路素子 15 コイル 21 基板 22 脚付絶縁台 22a 板形脚部 22a−1 絶縁端子台部 22a−1b 軒下部 22a−1c 小脚 22b 板形脚部 23 ライン用板端子 31 アース用板端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを搭載した平坦部を持つ絶縁台を
    基板に搭載した基板型ノイズフィルタにおいて、前記絶
    縁台は、脚部と板端子とを実装するための絶縁端子台部
    とが一体に構成され、前記絶縁端子台部は、軒下部を形
    成するように小脚を備え、該小脚によって前記基板上に
    取り付けられたことを特徴とする基板型ノイズフィル
    タ。
JP1992046634U 1992-07-03 1992-07-03 基板型ノイズフィルタ Expired - Lifetime JP2575302Y2 (ja)

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JPH069105U true JPH069105U (ja) 1994-02-04
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Cited By (3)

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JP2012164833A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Nec Tokin Corp 表面実装型コイル
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JP2014036191A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 基板を備える電気機器および基板内蔵コネクタ

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JP2575302Y2 (ja) 1998-06-25

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