JPH069068A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH069068A
JPH069068A JP18997092A JP18997092A JPH069068A JP H069068 A JPH069068 A JP H069068A JP 18997092 A JP18997092 A JP 18997092A JP 18997092 A JP18997092 A JP 18997092A JP H069068 A JPH069068 A JP H069068A
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Japan
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tray
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sheet
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JP18997092A
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English (en)
Inventor
Takeo Tsunemi
常見  健夫
Ikuko Naruse
郁子 成瀬
Makoto Tanaka
田中  誠
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シート材の適正な位置に画像形成がなされるよ
うにする。 【構成】装置本体1の給紙トレイ12上にシート材Pを
積載する。シート材搬送方向K1に対してほぼ直角な左
右方向(矢印K2方向)に移動自在な左右の側面ガイド
23,23を配設する。両ガイドは連動機構によって連
結されていて、一方を内側に移動すると他方も同様に内
側に移動する。各側面ガイド23の内側のガイド面23
cによって、シート材Pの側端を外側から軽く押して、
シート材Pの左右方向の位置決めをする。各ガイド面2
3cの直近内側にシート材検知手段26を配設し、側面
ガイド23とともに移動させる。シート材Pに対し、各
ガイド面23cが有効にその位置を規制しているとき
は、シート材検知手段26がシート材Pを検知する。こ
のときは、シート材Pは、原稿、感光ドラム等に対し適
正な位置に配置されたことになり、このときに限り、給
紙を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成対象となるシ
ート材を搬送するためのシート材搬送装置を備えた画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
〈従来の技術1〉従来、電子写真方式や静電記録方式等
によって像担持体上にトナー像を形成し、このトナー像
を転写電界によってシート材上に転写することにより画
像を得る画像形成装置が種々提案されている。図7はこ
のような画像形成装置の一例の概要を示す断面図であ
る。
【0003】画像形成装置の装置本体1のほぼ中央に
は、像担持体としての感光ドラム2が矢印R1方向の回
転自在に支持されている。この感光ドラム2の周囲に
は、その回転方向に沿って順に、一次帯電器3、短焦点
光学素子アレイ5、現像装置6、転写装置7、クリーナ
9が配設されている。そして一次帯電器3で感光ドラム
2の表面を均一に帯電した後、往復移動する原稿台10
上にセットされた原稿を光源ランプ11で照明し、その
反射光を、短焦点光学素子アレイ5を介して感光ドラム
2の表面に照射し、静電潜像を形成する。さらに、この
静電潜像に、現像装置6によってトナー(現像剤)を付
着させ、トナー像を形成する。
【0004】一方、給紙トレイ12上にセットされたシ
ート材Pは給紙ローラ対13,15によって給送され、
レジストレーション機構16でタイミングを合わせレジ
ストローラ対17,19を介して転写部へと送られる。
転写部において、感光ドラム2上のトナー像がシート材
Pの表面に転写される。トナー像が転写されたシート材
Pは、その後、ガイド部材20に沿って搬送された後、
定着ローラ対21でトナー像が定着され排紙ローラ対2
2を経て装置本体1から排出される。
【0005】上述の画像形成装置において、シート材P
の大きさは装置本体1内を通過可能であれば任意のもの
を使用し得る。ところが、例えば縦送りで最大A3サイ
ズのプリントが可能な画像形成装置にA4サイズのシー
ト材Pを縦に搬送し、かつ原稿サイズがA4より大き
かったり、A4以下の原稿でも所定の位置からずらし
て置いたり、原稿と接する面が白く、本来、原稿に密
着させて使用すべき圧板を少し浮かせたり、完全に開い
たりしてプリント動作をさせた場合等は、次のような問
題が生じる。
【0006】第1の問題として、例えば、A4の原稿を
置いて圧板を完全に開いてプリント動作を行った場合に
は中央のA4横幅より外側の部分全体にトナーが現像さ
れてしまう。このときの感光ドラム2の現像状態とシー
ト材Pとの位置関係を模式的に示したのが図8である。
図8の感光ドラム2上の斜線部は全体にトナーが現像さ
れてしまった部分で中央の白い部分Aは原稿に対応して
現像されている。この場合、Aの部分とシート材Pの位
置は対応しているのでプリントされ、最終的に得られる
画像には何ら問題はなく、斜線部のトナーはクリーナ9
によって除去される。ところが、この斜線部のトナーは
まったく有効に使われず浪費されることになり、結果的
にトナーのランニングコストに基づくプリントコストの
上昇をもたらしてしまう。
【0007】また、第2の問題として、別の例を示せ
ば、前述と同様中央基準でシート材Pを搬送すべき場合
は図9に示すように、給紙トレイ12上の側面ガイド2
3をシートサイズに合わせて左右方向(シート材Pの給
紙方向に対して直角の方向)に移動させて所定の位置に
セットすべきであるが、所定位置にセットされない場
合、図10のような問題が生ずる。すなわち、シート材
Pが中央からずれて搬送されるために、得られる画像の
一部(図中斜線部)は真黒であり、さらに原稿に対応し
た領域のうちA″の領域は画像がシート材Pに転写され
ない。
【0008】従来、前記第1の問題点に対しては、例え
ば次のような対策がとられている。図11に示すように
装置本体1内の感光ドラム2の周囲の、一次帯電器3と
現像装置6との間にLEDアレイ25を配設し、給紙ト
レイ12上の側面ガイド23の開口幅より外側に対応す
るLEDアレイ25の一部を点灯させることによって、
感光ドラム2のシート材Pの外側に当たる部分は、現像
を行わないようにするものである。その結果、無駄なト
ナーの消費を抑制することができる。 〈従来の技術2〉従来、手差し給紙機構を備え、かつ、
U字形反転経路を備えたシート給紙装置が知られている
が、該シート給紙装置は、図24に示すような構成とな
っている。小型複写機等の画像形成装置の装置本体50
に配設されたシート給紙装置Sはシート材Pを収納する
カセット51及び画像形成部52を備えており、該カセ
ット51はシート材Pを積載する中板53、該中板53
を上方に付勢するばね55及びシート材Pを1枚ずつ分
離する分離爪56により構成されている。また、該カセ
ット51の上部にはシート材Pを給送する欠円状の給紙
ローラ57が配設されており、該ローラ57の下流には
シート材Pを前記画像形成部52へ搬送するシート給紙
装置Sが配置されている。さらに該シート給紙装置S
は、U字形反転経路59を構成する内側ガイド59a、
外側ガイド59bを有しており、該外側ガイド59bを
有する外側ガイド部材69は、U字形反転経路59での
紙づまり処理が容易に行えるように、軸60により開閉
自在に支持されている。また、該反転経路59の下流に
は搬送ローラ対61及び搬送ガイド62が配設されてお
り、該ガイド下流にはシート材Pを前記画像形成部52
へ同期搬送するレジストローラ対63が配設されてい
る。また、U字形反転経路59を通って給紙されるのと
は別に手差し給紙口65が形成され、手差し給紙口65
へシート材Pを挿入するべく手差しガイド66が設けら
れている。
【0009】そして、図示しないスタートキーが押され
ると、給紙ローラ57が回転を開始して、カセット51
からシート材Pを給送し、分離爪56により、最上位の
シート材Pのみが分離され、反転経路59を通り、搬送
ローラ対61へ搬送される。さらにシート材Pは搬送ロ
ーラ対61によって、搬送ガイド62を通ってレジスト
ローラ対63へ搬送され、該ローラ対63により画像形
成部52の画像と同期して搬送され、該画像形成部52
により画像を形成される。同様に、手差し給紙口65か
ら差し入れられたシート材Pは搬送ガイド67を通り、
不図示のセンサによってシート材Pの存在を認識され、
ローラ対61が回転を開始し、前述と同様にローラ対6
3へ搬送される。 〈従来の技術3〉プリンタ、複写機、ファクシミリ等の
画像形成装置の装置本体には通常、同装置本体内へ給紙
するシート材を積載するための給紙トレイと、装置本体
内から排紙されるシート材を積載するための排紙トレイ
が備えられる。
【0010】この給紙トレイと排紙トレイは、その画像
形成装置において、使用可能とする最大サイズのシート
材を積載することができるサイズを有している。
【0011】また、この給紙トレイと排紙トレイは通
常、装置本体の対向する側面に取り付けられている。
【0012】図36は、装置本体101の対向する側面
101A,101Bに、給紙トレイ102と排紙トレイ
103とを備えた従来の画像形成装置(プリンタ)を示
す。
【0013】この画像形成装置において、給紙トレイ1
02及び排紙トレイ103は、画像形成装置本体101
に対し、支軸(連結ピン)105,106を介してそれ
ぞれ装着されている。これは、画像形成装置を不使用の
際に、給紙トレイ102及び排紙トレイ103を装置本
体101に対して折り畳んで格納したり、装置本体10
1から取り外したりして、画像形成装置の収納スペース
を小さくするためである。
【0014】給紙トレイ102及び排紙トレイ103
は、支軸105,106を中心として上方に回動させれ
ば、同図の二点鎖線で図示するように装置本体101に
対して折り畳むことができる。例示の場合には、トレイ
102,103を中央部で折り曲げ可能とする軸(連結
ピン)107,109が設けられている。
【0015】また、給紙トレイ102及び排紙トレイ1
03は、支軸105,106を引き抜くと、装置本体1
01から取り外すことができる。この場合、装置本体1
01から取り外した給紙トレイ102及び排紙トレイ1
03は、装置本体101内に形成された収納部等に収納
する。
【0016】なお、図36は、給紙トレイ102及び排
紙トレイ103が装置本体101の側面101A,10
1Bに所定状態に設置された使用体勢にある画像形成装
置を示している。
【0017】給紙トレイ102上に積載されたシート材
(不図示)は、その最下紙から順に1枚ずつ給紙ローラ
対110により装置本体101内に給送される。給紙ロ
ーラ対110により給送されたシート材はその先端が回
転停止しているレジストローラ対111のニップに入り
込むまで送られる。
【0018】次に、レジストローラ対111が時計方向
に回転する感光体ドラム112上のトナー像とのタイミ
ングをとって回転し、シート材を感光体ドラム112と
転写帯電器113との間に搬送する。ここでシート材上
面に、転写帯電器113により感光体ドラム112上の
トナー像が転写される。
【0019】トナー像転写後のシート材は反時計方向に
回転する搬送ベルト115によって定着ローラ対116
に送られる。この定着ローラ対116によりシート材上
面のトナー像は加熱、加圧されてシート材上面に定着さ
れる。
【0020】定着処理を終えたシート材は定着ローラ対
116により機外の排紙トレイ103上に排紙される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
〈第1の発明の課題〉しかしながら、上述の従来の技術
1によると、以下のような欠点があった。すなわち、前
述の第2の問題点として図10に図示する現象が発生し
てしまうことに関してはシート材Pの位置を正しくセッ
トしなければ簡単には解決されるものではない。
【0022】また、前述の第1の問題点の対策としてL
EDアレイ25等を用いて感光ドラム2の、シート材P
の外側に対応する部分を露光して現像させないようにす
る方法でも、次〜のような欠点がある。すなわち、
側面ガイド23をA3横幅の位置にセットしてある場
合には不要な部分にトナーが現像されることはないもの
の、図12に示すように、シート材Pの位置を正しくセ
ットしていないと、得られる画像の一部(Bの部分)は
真白であり、さらに原稿に対応した領域のうちA″の領
域はシート材Pに転写されない。
【0023】また、側面ガイド23の位置がA4横幅
より広く、かつA3横幅より狭い位置にセットしてある
場合で、さらにシート材Pが所定の位置にセットしてあ
れば、図13に示すように、画像上は何ら問題はないも
のの、斜線で図示した領域は全く有効に使われずトナー
の浪費である。またこのとき、感光ドラム2上のトナー
のシート材Pの転写のための電界形成手段がコロナ放電
器ではなく、転写ローラ等の場合、斜線部のトナーは転
写ローラに転写されてしまい、結果的に次のプリント時
にシート材Pの裏面にトナーが付着し、シート材Pが汚
れることになってしまう。
【0024】また、としてと同様に側面ガイド23
の位置がA4横幅より広く、かつA3横幅より狭い位置
にセットしてある場合で、さらにシート材Pが所定の位
置にセットされていないときには、図14に示すよう
に、得られる画像の一部は真黒であり、さらに原稿に対
応した領域のうち、A″の領域は転写されない。
【0025】そこで、第1の発明は、側面ガイドに伴っ
て移動するシート材検知手段がシート材を検知したとき
に限り、給紙を行うことにより、上述の問題を解決する
ようにした画像形成装置を提供することを目的とするも
のである。 〈第2の発明の課題〉また、第2の発明によると、以下
のような問題点があった。
【0026】通常の紙送りは、カセット51が用いられ
るが、カセット給紙の際、手差しガイド66は不用であ
る。折り畳んで収納しても邪魔になったり、汚れてしま
う可能性がある。また、取り外しておくと、紛失の原因
にもなる。逆に、カセット給紙では搬送不可能なシート
サイズの場合は手差しガイド66のみが必要であり、U
字形反転経路59は不用となる。
【0027】しかし、上記の手差しガイド66及びU字
形反転経路59は、2通りの給紙、すなわち、手差し給
紙及びカセット給紙を行うためには双方とも備えていな
ければならず、どちらか片方だけでは非常に不便である
という欠点があった。
【0028】そこで、第2の発明は、切換え部材を選択
的に切り換えて使用することにより、選択部材を2通り
の給紙に利用できるようにした画像形成装置を提供する
ことを目的とするものである。 〈第3の発明の課題〉さらに、第3の発明によると、所
定の場所に収納する際に、給紙トレイ102及び排紙ト
レイ103をそれぞれ折り畳んだり、取り外したりしな
ければならない。このため、画像形成装置の使用頻度が
少ない使用者や給紙枚数の少ない使用者等にとって、画
像形成装置の取り扱いが非常に面倒なものとなってい
た。また、給紙トレイ102及び排紙トレイ103を折
り畳む場合、画像形成装置を収納場所まで運ぶ途中で、
給紙トレイ102及び排紙トレイ103を破損してしま
うおそれもあった。
【0029】加えて、給紙トレイ102及び排紙トレイ
103は画像形成装置で使用される最大サイズのシート
材を積載できるサイズを有しており、その給紙トレイ1
02及び排紙トレイ103のサイズの装置本体101の
サイズに加えたサイズが使用時における画像形成装置の
占有面積となる。このため、画像形成装置を設置するに
は最大サイズのシート材を使用ない場合でも常に最大サ
イズのシート材を使用する場合の設置スペースを必要と
するという問題があった。
【0030】そして、使用するシート材が最大サイズの
ものではない場合でも最大サイズのシート材のサイズを
有している給紙トレイ102及び排紙トレイ103に積
載されるので、特に排紙トレイ103に積載されたシー
ト材の取り出しに手間がかかる問題もあった。これは、
通常、給紙トレイ102及び、排紙トレイ103は、図
示のように画像形成装置本体101に対して若干傾斜し
た状態で取り付けられる。このために、排紙トレイ10
3上に排紙されたシート材はトレイ基端側に寄せられて
積載されることになり、最大サイズのシート材ではない
場合、トレイ先端よりも深い位置に位置するためであ
る。
【0031】そこで、第3の発明は、給紙トレイ及び排
紙トレイの画像形成装置本体内への収納を容易に行い、
かつ、使用するシート材サイズに応じて前記給紙トレイ
及び排紙トレイの占有面積を変えることができる画像形
成装置を提供することを目的とするものである。
【0032】
【課題を解決するための手段】
〈第1の発明の手段〉第1発明は、給紙トレイ(12)
上に、シート材(P)の搬送方向(K1)に対して交差
方向に移動可能な側面ガイド(23)を配設し、該側面
ガイド(23)のガイド面(23c)によって、シート
材(P)の側端を外側から規制してシート材(P)の左
右方向の位置決めを行うシート給紙装置を備えた画像形
成装置において、前記側面ガイド(23)のガイド面
(23c)に、該側面ガイド(23)とともに移動可能
で、かつシート材(P)の側端近傍を検知可能なシート
材検知手段(26)を配設し、該シート材検知手段(2
6)が前記側面ガイド(23)に規制されたシート材
(P)を検知したときに限り、前記給紙トレイ(12)
からの給紙を可能とした、ことを特徴とする。 〈第2の発明の手段〉第2発明は、少なくとも2系統の
給紙手段を有し、一方の給紙手段のシート材搬送経路
(59)と他方の給紙手段のシート材挿入口(65)と
が近接して設けられたシート材給紙装置を備えた画像形
成装置において、前記シート材搬送経路(59)の一部
を形成する第1ポジションと、前記シート材挿入口(6
5)から給紙するシート材(P)をガイドする第2ポジ
ションと、の間を選択的に移動可能な切換え部材(6
9)を有する、ことを特徴とする。 〈第3の発明の手段〉第3発明は、装置本体(101)
の、相互に対抗する側面(101A,101B)に、そ
れぞれ給紙トレイ(102)と排紙トレイ(103)と
を配置してなる画像形成装置において、前記装置本体
(101)に、前記給紙トレイ(102)と前記排紙ト
レイ(103)とを収納可能な収納部(119)を設
け、該収納部(119)に対して前記給紙トレイ(10
2)と前記排紙トレイ(103)とを出入り自在に装着
するとともに、該給紙トレイ(102)と排紙トレイ
(103)との間にそれぞれの収納動作を連動させ、ま
たは引き出し動作を連動させる連動機構(122)を介
装してなる、ことを特徴とする。
【0033】また、前記給紙トレイ(102)と前記排
紙トレイ(103)との少なくとも一方に係脱する仮固
定部材(141)を配設し、該仮固定部材(141)に
よって前記給紙トレイ(102)と前記排紙トレイ(1
03)との少なくとも一方をシート材サイズに対応した
位置に仮固定する、こともできる。
【0034】
【作用】
〈第1の発明の作用〉本発明によれば、シート材検知手
段(26)は、側面ガイド(23)のガイド面(23
c)の直近に取り付けられ、側面ガイド(23)に伴っ
て移動する。したがって、シート材(P)の側端近傍を
検知対象とするシート材検知手段(26)が給紙トレイ
(12)上のシート材(P)を検知するときは、シート
材(P)の側端の直近に側面ガイド(23)が配置され
ていることになり、したがって、シート材(P)は、給
紙に際し、この側面ガイド(23)のガイド面(23
c)によって、所定の位置に規制され、位置ズレ等のな
い良好な画像がシート材(P)上に形成される。 〈第2の発明の作用〉本発明によれば、2系統の搬送手
段は、選択的に使用され、同時に使用されることはない
から、1つの切り換え部材(69)を、2つの搬送手段
のそれぞれシート材搬送路(59)とガイド手段とに兼
用することができる。 〈第3の発明の作用〉第3の発明は、給紙トレイ(10
2)及び排紙トレイ(103)を装置本体(101)内
の収納部(119)に収納することができる。そして、
この際、給紙トレイ(102)及び排紙トレイ(10
3)のいずれか一方のトレイを収納部(119)に収納
するようにすると、この収納動作に他方のトレイが連動
して収納部(119)に収納される。また、一方のトレ
イを収納部(119)から引き出すと、その引出し動作
に他方のトレイが連動して収納部(119)から引き出
される。したがって、給紙トレイ(102)及び排紙ト
レイ(103)の収納及び引出しがワンタッチ操作で行
える。
【0035】また、給紙トレイ(102)及び排紙トレ
イ(103)のいずれか一方を伸縮移動(収納部に収納
する方向の移動をいう。)させると、その伸縮動作に他
方のトレイが連動して伸縮移動する。そして、一方のト
レイを、使用するシート材サイズに対応する位置におい
て仮固定部材(141)により仮固定すると、他方のト
レイも使用するシート材(P)サイズ位置で仮固定され
る。これにより、画像形成装置の占有面積を使用するシ
ート材(P)サイズに応じて変えることができ、小さな
サイズのシート材(P)を使用するときには、画像形成
装置を小さなスペースに設置することが可能となる。さ
らに、小さなサイズのシート材(P)を使用する場合で
も給紙トレイ(102)及び排紙トレイ(103)がそ
のシート材サイズに応じたサイズになっているので、シ
ート材(P)の取り出し等が容易である。
【0036】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであって、何等構成を限定するものでは
ない。
【0037】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例について
説明する。 〈第1の発明の実施例1〉図1は、第1の発明を、図7
において図示する画像形成装置に適用した例を示す上面
図である。なお、図7に示すものと同じ構成、同じ作用
のものについては同じ符号を付して、その説明は省略す
る。図1に図示する給紙トレイ12には、左右方向(矢
印K2方向)移動可能な左右の側面ガイド23,23が
配設されている。両側面ガイド23,23は、不図示の
連動機構によって連結されていて、一方を内側に移動さ
せると他方も同じ距離だけ内側に移動し、また一方を外
側に移動すると同様に他方も同じだけ外側に移動するよ
うになっている。また、各側面ガイド23の内側には、
シート材Pの側端に当接してシート材Pの左右方向(シ
ート材の搬送方向K1に対して直角方向)の位置決めを
行うガイド面23cが形成されている。したがって、両
者の間にシート材Pをセットして、一方の側面ガイド2
3のガイド面23cによってシート材Pの一方の側端を
軽く押すことによって、他方の側面ガイド23のガイド
面23cは、シート材Pの他方の側端を押すことがで
き、両者によってシート材Pをはさみ込むときは、シー
ト材Pは自動的に搬送方向の中心(給紙トレイ12の左
右方向の中心)にセットされるようになっている。
【0038】左右の側面ガイド23,23のガイド面2
3c,23cの前側(搬送方向矢印K1側)の直近内側
には、シート材検知手段26が取り付けられている。図
1において、シート材検知手段26として、公知のもの
が種々あるが本実施例ではフォトインタラプタを用いて
いる。図2を用いて説明すると、検知レバー27は中心
部分をピン29で回転自在に側面ガイド23によって支
持されている。検知レバー27は、シート材Pによっ
て、その下端部27aが押されると図中時計方向(矢印
R2方向)に回転し、上端部27bが側面ガイド23に
固定されたフォトインタラプタ30の光路を遮ってシー
ト材Pの有無を検知する。なお、フォトインタラプタ3
0のかわりにマイクロスイッチを用いても良い。
【0039】上述のシート材検知手段26を用い、検知
レバー27がフォトインタラプタ30の光路を遮らない
場合、すなわちシート材Pを検知しない場合は給紙と画
像形成プロセスを停止させる一方、検知レバー27がフ
ォトインタラプタ30の光路を遮った場合には、左右の
側面ガイド23,23を介してシート材Pが所定の位置
セットされたとみなし、給紙トレイ12からの給紙や画
像形成プロセスを可能とする。これにより、給紙トレイ
12から給紙できるシート材Pは、給紙トレイ12上の
所定位置にセットされたものに限られ、このシート材P
は、感光ドラム2をはじめとする他の部材に対しても、
適正な位置にセットされていることとなり、したがって
原稿の画像が良好に転写され、また、不要なトナーが付
着されることはない。 〈第1の発明の実施例2〉図3は第2の実施例の特徴を
よく表わす図面であり、装置本体1の給紙側から見たも
のである。シート材検知手段26は、LED31とフォ
トセンサ32とによって構成し、これらLED31とフ
ォトセンサ32とを左右の側面ガイド23,23のそれ
ぞれの内側に固定する。各LED31とフォトセンサ3
2とは、給紙トレイ12上のシート材Pを挟んでその上
下に配置し、両者の間に形成した光路をシート材Pが遮
るか、遮らないかによって、シート材Pの有無を検知す
る。なお、給紙トレイ12の、LED31の光路に対応
する位置には、透孔が形成されているものとする。
【0040】本実施例においては、LED31とフォト
センサ32とを用いてシート材検知を行い、転写電界形
成手段として転写ローラを用いた画像形成装置に応用し
た。
【0041】本実施例においても、前記シート材検知手
段26がシート材Pを検知しない場合は、給紙と画像形
成プロセスをさせないようにすることにより、常にシー
ト材Pを給紙トレイ12上の所定の位置に置くことがで
きるので、感光ドラム2からシート材Pへトナー像を転
写させる転写部の所定の位置にシート材Pを給紙・搬送
することが可能であった。さらに、シート材領域外を側
面ガイド23の開口領域に合わせて感光ドラム2上にL
EDアレイで光をあてることによりトナーを現像しない
ようにしたので、転写ローラ汚れを防ぐことができた。
また、シート材検知は非接触でできるので薄紙に対して
も使用可能であった。 〈第1の発明の実施例3〉実施例1、実施例2において
は、シート材Pを搬送路の中心に送るいわゆる中央給紙
の場合であったが、ここでは図4に示すように、搬送路
端部にシート材側端を合わせて給紙する方法である。
【0042】この場合、一方の側面ガイド23aは固定
されており、他方の側面ガイド23bのみが移動可能と
なっている。各側面ガイド23a,23bの内側には、
それぞれシート材Pの側端をガイドするガイド面23
c、23dが形成されている。本実施例においても各側
面ガイド23a,23bのそれぞれに固定されたシート
材検知手段26a,26bを設け、前記シート材検知手
段26a,26bの少なくとも一方がシート材Pを検知
しない場合は給紙と画像形成プロセスをさせないように
することにより、常にシート材Pを給紙トレイ12上の
所定の位置に置くことができるので、感光ドラム2から
シート材Pへトナー像を転写させる転写部の所定の位置
にシート材Pを給紙・搬送することが可能であった。 〈第1の発明の実施例4〉本発明は、1つ以上のカセッ
ト及び手差しトレイを有する画像形成装置において、手
差しトレイから給紙させる場合にも有効に適用可能であ
る。一例として図5に示すような多色画像形成装置につ
いて説明する。
【0043】多色画像形成装置は、図5に示すように、
回転自在に軸支され矢印方向に回転する像担持体、すな
わち、感光ドラム2が配置され、その外周部に画像形成
手段が配置される。画像形成手段は任意の手段とし得る
が、本例では、感光ドラム2を均一に帯電する一次帯電
器3と、色分解された光像またはこれに相当する光像を
照射し、感光ドラム2上に静電潜像を形成する、例えば
レーザビーム露光装置等からなる露光手段33と、感光
ドラム2上の静電潜像を現像して可視化する回転式現像
装置6とを具備する。
【0044】回転式現像装置6は、イエロー色現像剤、
マゼンタ色現像剤、シアン色現像剤、ブラック色現像剤
の4色の現像剤を各別に収納する4個の現像器6Y,6
M,6C,6BKと、これら4個の現像器6Y,6M,
6C,6BKを保持しかつ回転自在に軸支された略円柱
形状の筐体6dとからなっている。回転式現像装置6
は、筐体6dの回転によって所望の現像器を感光ドラム
2の外周面と対向する位置に搬送し、感光ドラム2上の
静電潜像の現像を行って4色分のフルカラー現像が可能
に構成されている。
【0045】感光ドラム2上の可視画像、すなわちトナ
ー像は、転写装置7のシート材担持体7aに担持されて
搬送されるシート材P上に転写される。本例において、
シート材担持体7は回転自在に軸支された転写ドラムと
され、該転写ドラム7aは、図6を参照すると明らかな
ように、両端に配置されたシリンダ7b,7cと、該両
シリンダ7b,7cを連結する連結部材7dとを有し、
シリンダ7b,7cの外周面開口域にシート材担持部材
としてシート材担持シート7eが張設されている。該シ
ート材担持シート7eは、通常、例えばポリエチレンテ
レフタレートやポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム等の
フィルム状の誘電体シートが使用される。転写ドラム7
の連結部材7dは、給紙装置から送給されたシート材P
を把持するシート材グリッパ7fを有する。さらに転写
ドラム7aの内側及び外側には、図5のように転写帯電
器7g並びに除電手段を構成する内側除電帯電器35及
び外側除電帯電器36,37が配置されている。
【0046】上述したごとき構成の多色電子写真複写装
置によるフルカラー画像の形成工程を簡単に説明する
と、以下のようである。
【0047】感光ドラム2に一次帯電器3により均一な
帯電を行い、露光手段33にて画像情報に応じた光像E
を照射し、感光ドラム2上に静電潜像を形成する。該静
電潜像は回転式現像装置6により現像されて可視化され
る。つまり、感光ドラム2上に樹脂を基材とした例えば
平均粒径8〜10μmのトナーによるトナー像が得られ
る。
【0048】一方、シート材Pはレジストローラ対19
により感光ドラム2上のトナー像と同期して給紙ガイド
39を通じて転写ドラム7aへと送られ、グリッパ7f
などによりその先端部を把持され、転写ドラム7aの図
中矢印R3方向への回転に伴い同方向へ搬送される。
【0049】次いで、感光ドラム2と当接する画像転写
領域において、転写ドラム7aのシート材担持シート、
すなわち誘電体シート7eの背面から転写帯電器7gに
よってトナーと逆極性のコロナ放電を受けることによ
り、感光ドラム2上のトナー像がシート材P上に転写さ
れる。
【0050】シート材Pは各色のトナー像の全ての転写
工程が行われた後、除電帯電器35,36,37により
除電を受けつつ分離爪40の作用により転写ドラム7a
から剥離され、搬送ベルト41により定着器42に搬送
される。そして定着器42にて熱によるトナー像の定着
を受けて永久画像とされた後、複写機の機外に排出され
る。
【0051】他方、感光ドラム2は、表面の残留トナー
をクリーナ9で清掃された後再度画像形成プロセスに供
せられる。また転写ドラム7aの誘電体シート7e表面
も同様にファーブラシ等よりなるクリーニング装置45
及びクリーニング補助手段46により清掃された後、再
度画像形成プロセスに供せられる。
【0052】以上説明した多色画像形成装置の手差しト
レイ(給紙トレイ)12に本発明は適用可能である。す
なわち、実施例1において図1を参照して述べたよう
に、手差しトレイ12上のシート材Pをガイドし、可動
な側面ガイド23のシート材P側に、側面ガイド23に
固定されたシート材検知手段26を設けたものである。
このシート材検知手段26がシート材Pを検知しない場
合は給紙と画像形成プロセスをさせないようにすること
により、常にシート材Pを給紙トレイ12上の所定の位
置に置くことができるので、感光ドラム2からシート材
Pへトナー像を転写させる転写部品の所定の位置にシー
ト材Pを給紙・搬送することが可能であった。
【0053】特に、本実施例のように、4色の画像を重
ねることにより多色画像を得ようとする場合に、画像形
成幅よりもシート材幅の方が小さいと、シート材担持シ
ート7e上に4色のトナー像が転写されてしまうので、
トナーが無駄であるだけでなく、シート材担持シート7
eの清掃が困難となる。その結果、それ以降の画像形成
時に紙裏が汚れたりするなどの問題が生じるが、本発明
を適用することによって、防止できる。
【0054】また、シート材検知手段26としては、図
2をもとに説明したフォトインタラプタ30やマイクロ
スイッチを用いてもよいし、実施例2で述べたようにL
ED31とフォトセンサ32を図3のように配設して用
いてもよい。 〈第2の発明の実施例1〉図15、図16に第2の発明
の実施例1を図示する。
【0055】図15の実施例の断面図に示したように、
シート材搬送経路としてのU字形反転経路59を備えた
画像形成装置等において、給紙ローラ57によって送ら
れたシート材Pは外側ガイド部材(切換え部材)69の
外側ガイド59bと内側ガイド59aとの間を外側ガイ
ド部材69に突き当たりながら搬送され、搬送ローラ対
61へ進んでいく。一方、手差し給紙口(シート材挿入
口)65から差し入れられたシート材Pは搬送ローラ対
61に突き当たる。給紙口65と搬送ローラ対61の間
に設けられた不図示のセンサによって手差し給紙口65
からシート材Pが挿入されたことを検知して搬送ローラ
対61が回転を始める。これによって、シート材Pは画
像形成部52へレジストローラ対63を経て送られてい
く。
【0056】通常、U字形反転経路59を通る紙搬送
時、ここにシート材Pが詰まった際のジャム処理は、図
16に示すような角度まで外側ガイド部材69を開け
る。これによって、U字形反転経路59に挟まれたジャ
ム紙を引き出すことができる。ガイド突起69aが本体
側の支持部59cの一部にひっかかり、ある角度以上は
開かないようになっている。
【0057】手差しガイドから紙を挿入する場合には、
矢印Aの方向に、外側ガイド部材69を引き下げること
で、ガイド突起69aは支持部59cの溝を通り抜け、
図17に示す位置(第1ポジション)へ移動することが
できる。ほぼ平面状に構成された外側ガイド部材69の
背面が手差し給紙口65の入口へセットされ、手差しす
るべくシート材Pのガイドとなる。この際、外側ガイド
部材69は、ばね75によって付勢され、水平状態を安
定して維持するようになっている。
【0058】仮に、図17の状態から、再びカセット5
1からUターン給紙を行う際には、再び下方に外側ガイ
ド部材69を引き、ヒンジ70が長穴71の下側に移動
し、ガイド突起69aが支持部59cの溝へ入り込み、
外側ガイド部材69を図15に示した位置(第1ポジシ
ョン)に復帰する。
【0059】このように、必要に応じて、外側ガイド部
材69の位置を選択的に第1ポジションと第2ポジショ
ンとの間で移動させることにより、手差し部へ新たなガ
イドを設けずとも、手差し給紙口65よりの給紙の際
の、ガイドを外側ガイド部材の一部で行うことができ、
無駄な部品を設けることなく、スムーズな手差しが実現
できた。また、手差し給紙口65を使用しない時もガイ
ドの収納や折り畳みなどの面倒な作業も省くことができ
た。 〈第2の発明の実施例2〉図18から図20に実施例2
の断面図を表わした。
【0060】Uターンガイドの一部となっている外側ガ
イド部材69は、ヒンジ72にて回動可能であり、通常
のUターン部のジャム処理は図19のように行う。ヒン
ジ72にて、外側ガイド部材69は取り外し可能であ
り、図20に示したように、外した外側ガイド部材69
の先端を本体取付部73にマグネットにて吸着あるいは
圧入等で取り付け、手差しガイドとして使用可能とす
る。この方式によると、簡単な一部品のみで、本体側に
もほとんど追加の部品もなく、簡単な構成でUターンガ
イドと手差しガイドを兼用させることができコストダウ
ンとなる。 〈第2の発明の実施例3〉図21、図22に実施例3を
図示する。
【0061】実施例2に示したような取付方法の外側ガ
イド部材69のUターンガイドを形成している部分を可
動部69bとする。図22に示すように、Uターン部を
ガイド面とし、Uターン部の可動部69bをシートの邪
魔にならない位置へ動かせばスムーズな給紙が得られる
のはもちろんのこと、手差しシートのサイドガイドの役
割も果たすことができる。これによって、なお一層使い
勝手の良い、手差し給紙機構が得られる。
【0062】また、図23に図示するように、手差し部
に給紙ローラ76、下ガイド77等を有するマルチ給紙
機構を備えても、そのトレイとして、Uターンガイド部
を用いることは前述の例からして容易である。また、外
側ガイド部材69の開閉に連動してカセット給紙及び手
差し給紙へ切換わるセンサを設けることで、操作部での
給紙方式の選択を行わずとも、給紙方式を切換えられ
る。これをセンサでなくとも、駆動系を切換える構成で
あっても、外側ガイド部材69の開閉によって給紙方式
を簡単に切換えることが可能である。このセンサの切換
えあるいは駆動の切換えを行う例を図25〜図27に示
した。
【0063】固定された接点81に対してスイッチ80
は、支点79によって揺動自在に装着されている。軸6
0を介して開閉可能な外側ガイド部材69の先端には、
スイッチ80の一方端に係脱する係合部78が形成され
ている。外側ガイド部材69を閉鎖すると(図25)、
係合部78がスイッチ80に係合し、スイッチ80は接
点81から離反する。シート材Pは、このときは、給紙
ローラ57によってカセット51から給紙される。一
方、外側ガイド部材69を解放して(図26)、給紙ガ
イドとなるその背面をほぼ水平にすると、係合部78と
スイッチ80との係合が解かれ、これにより、スイッチ
80が接点に係合し、給紙方式をカセット給紙から手差
し給紙に切り替える。
【0064】図27は、上述の切換えを機械的に行うも
のである。外側ガイド部材69の先端に切換え部69c
を形成する。さらに連結部材82によってローラ対8
3,83を支持し、別の連結部材85によってローラ対
86,86を支持する。両連結部材82,85は、外側
ガイド部材69の切換え部69cに係脱するとともに、
矢印方向に揺動自在に装着されている。外側ガイド部材
69を解放すると(図27の実線)切換え部69cは、
連結部材85に係合し、連結部材82側のローラ83が
給紙ローラ対61に係合して、給紙方式は手差し給紙側
にセットされ、反対に外側ガイド部材69を閉鎖すると
(同図の点線)ローラ対86を介して、カセット給紙側
に切り替えられる。 〈第3の発明の実施例1〉図28は、本発明の実施例1
に係る画像形成装置(複写機)の全体構成を示し、図2
9は同画像形成装置の主要部の構成を示す。
【0065】なお、本画像形成装置において、前述の従
来例の画像形成装置と同一の部材には同一符号を付すと
共に、機能的、構成的に変わらないものについてはその
説明を省略する。以下、実施例2、3、4、5、6も同
様とする。
【0066】本画像形成装置において、給紙トレイ10
2及び排紙トレイ103はそれぞれ一体的に形成され、
画像形成装置で使用される最大サイズのシート材を積載
できるサイズを有している。そして、この給紙トレイ1
02及び排紙トレイ103は、画像形成装置本体101
に対して、シート材搬送方向(矢印A,B方向)に移動
可能に取り付けられている。
【0067】給紙トレイ102及び排紙トレイ103
は、画像形成装置本体101内の給紙側と排紙側にそれ
ぞれ形成された上下のガイド117A,117Bに移動
可能に挟持されており、このガイド117A,117B
間をシート材搬送方向にスライドさせると、画像形成装
置本体101内に設けられた収納部119内に収納する
ことができ(このとき、トレイ外端面は画像形成装置本
体101の側面101A,101Bと同一面にある)、
また、この収納部119から機外に引き出すことができ
るようになっている。つまり、給紙トレイ102と排紙
トレイ103とは、装置本体101内の収納部に対し、
出入り自在に装着されている。
【0068】図29に示すように、装置本体101内に
は、給紙側と排紙側の各ガイド117B部分に配置され
たプーリ120,121に回転可能に巻き掛けられた無
端ベルト(連動機構)122が水平状に設置されてい
る。
【0069】給紙トレイ102及び排紙トレイ103の
内端部はそれぞれ連結部材123,125を介して無端
ベルト22に連結している。連結部材123,125は
下駄形をなしており、上下の各歯部126A,126B
に形成した溝を無端ベルト122の上側部分122Aと
下側部分122Bに嵌込む構造になっている。各歯部1
26A,126Bに形成された溝は、ベルト122がス
ライド可能な大きさに設定されている。なお、連結部材
123,125の両歯部126A,126Bの溝を無端
ベルト122の上側部分122Aと下側部分122Bに
嵌込むのは、無端ベルト122への取付安定性を高める
ためである。
【0070】給紙トレイ102を連結する連結部材12
3は、上側の歯部126Aを無端ベルト122の上側部
分122Aにビス127で固定し、排紙トレイ103を
連結する連結部材125は、下側の歯部126Bを無端
ベルト122の下側部分122Bにビス127で固定し
ている。
【0071】給紙トレイ102及び排紙トレイ103の
内端部には連結軸129,130が設けられており、こ
の各連結軸129,130を、無端ベルト122に装着
された連結部材123,125の長円穴123A,12
5Aに回転可能に嵌込んで、給紙トレイ102及び排紙
トレイ103を連結部材123,125を介して無端ベ
ルト122に連結している。
【0072】このようにして、装置本体101の対向側
面101A,101Bに取り付られた給紙トレイ102
及び排紙トレイ103は、画像形成装置を所定の収納場
所に収納する際、装置本体101内の収納部119に収
納することができるが、この収納を行うとき、いずれか
一方のトレイを装置本体101内に押し込むと、他方の
トレイが無端ベルト122によって連動して装置本体1
01内に入り込むようになる。
【0073】したがって、給紙トレイ102及び排紙ト
レイ103を装置本体101内の収納部119に収納す
るとき、あるいは収納部119から引き出すとき、一方
のトレイを押し込むだけで、給紙トレイ102及び排紙
トレイ103の双方が同時に収納でき、また、一方のト
レイを引き出すだけで給紙トレイ102及び排紙トレイ
103の双方を同時に引き出すことができる。なお、給
紙トレイ102及び排紙トレイ103が収納方向及び引
出し方向に連動するのは、無端ベルト122を回転させ
ると、その上側部分122Aと下側部分122Bが相反
する方向に移動することによる。 〈第3の発明の実施例2〉図30は本発明の実施例2に
係る画像形成装置の主要部構成を示す。
【0074】本画像形成装置は上記実施例1の画像形成
装置の構成を一部変更したものである。
【0075】本画像形成装置においては、無端ベルト1
22を各プーリ120,121に対して8の字状に巻き
掛ける(たすき掛け)とともに、各プーリ120,12
1の一側にギヤ(ピニオン)120A,121Aを一体
的に設けて、この各ギヤ120A,121Aに、給紙ト
レイ102及び排紙トレイ103の各下面に形成したラ
ック102A,103Aを噛み合わせている。
【0076】この構成の場合、給紙トレイ102及び排
紙トレイ103の各ラック102A,103Aが噛み合
っている各ギヤ120A,121Aは相反する方向に回
転するので、給紙トレイ102及び排紙トレイ103は
収納方向及び引出し方向に連動するようになる。 〈第3の発明の実施例3〉図31は本発明の実施例3に
係る画像形成装置の主要部構成を示す。
【0077】本画像形成装置においては、給紙トレイ1
02及び排紙トレイ103を、装置本体101(不図
示)に対し中央部の支軸131を中心に回転可能に取付
られたクロスリンク(連動機構)132の両端部に軸
(連結ピン)133,135を介して結合している。こ
の場合、各軸133,135はクロスリンク132の端
部の長円穴132A,132Bにスライド可能に嵌込ま
れている。
【0078】この構成の場合、給紙トレイ102及び排
紙トレイ103の何れか一方のトレイを想像線図示のよ
うに押し込むと他方のトレイがクロスリンク132によ
り引込まれ、いずれか一方のトレイを引き出すと他方の
トレイがクロスリンク132により押し出されるので、
給紙トレイ102及び排紙トレイ103は収納方向及び
引出し方向に連動するようになる。 〈第3の発明の実施例4〉図32は本発明の実施例4に
係る画像形成装置の主要部構成を示す。
【0079】本画像形成装置は上記実施例1の画像形成
装置に一部の構成を付加したものである。
【0080】本画像形成装置においては、給紙トレイ1
02の1側端面に、使用するシート材サイズに対応する
複数のV字状のクリック溝136,137,139,1
40を設け、装置本体101(不図示)側に、この各ク
リック溝136,137,139,140に係脱可能な
ストッパ部(仮固定部材)141を設けている。
【0081】ストッパ部141は、ばね性を有した構造
のもので、板状の操作ツマミ141Aと三角形状の係合
爪141Bとを備えている。
【0082】給紙トレイ102はシート材搬送方向に伸
縮移動が可能であるから、使用するシート材サイズに応
じて給紙トレイ102を伸縮移動させて、そのシート材
サイズに対応するクリック溝136,137,139,
140に操作ツマミ141Aを用いてストッパ部141
の係合爪141Bを係合させると、給紙トレイ102
は、使用するシート材サイズとほぼ同じサイズ(長さ)
になる。
【0083】そして、排紙トレイ103は給紙トレイ1
02の伸縮移動に連動して伸縮移動するので、排紙トレ
イ103も同時に使用するシート材サイズとほぼ同じサ
イズになる。
【0084】例示の場合、クリック溝137にストッパ
部141の係合爪141Bを係合させると、給紙トレイ
102(及び排紙トレイ103)は葉書サイズになり、
クリック溝139に係合爪141Bを係合させると給紙
トレイ102はB5サイズになり、クリック溝141に
係合爪141Bを係合させると給紙トレイ102は最大
サイズになるように設定されている。
【0085】また、給紙トレイ102を装置本体101
内の収納部119(不図示)に収納したとき、クリック
溝136に係合爪141Bを係合させると、画像形成装
置を運ぶとき、給紙トレイ102が装置本体101外へ
の飛び出しを防止できるようになっている。
【0086】このように構成された本画像形成装置にお
いては、給紙トレイ102及び排紙トレイ103を、そ
のいずれか一方のトレイを伸縮移動させることによって
使用するシート材サイズに変更することができるので、
最大サイズのシート材以外のシート材を使用する場合
に、使用するシート材サイズに応じて画像形成装置の占
有面積を変えることができ、画像形成装置を小さなスペ
ースにも設置できるようになる。
【0087】なお、ここでは、給紙トレイ102側にク
リック溝136,137,139,140を設けたが、
排紙トレイ側に設けてもよい。 〈第3の発明の実施例5〉図33は本発明の実施例5に
係る画像形成装置の主要部構成を示す。
【0088】本画像形成装置は上記実施例4の画像形成
装置の構成を一部変えたものであり、ここでは、給紙ト
レイ102(または排紙トレイ103)の下面に、クリ
ック溝136,137,139,140を設けている。 〈第3の発明の実施例6〉図34及び図35は本発明の
実施例6に係る画像形成装置の主要部構成を示す。
【0089】本画像形成装置において、給紙トレイ10
2及び排紙トレイ103はそれぞれ、中空状の固定トレ
イ部142A,143Aと平板状の可動トレイ部142
B,143Bとで構成されている。固定トレイ部142
A,143Aは装置本体101の側面101A,101
Bに支軸145,146により上下方向に回転可能に取
り付けられている。また、可動トレイ部142B,14
3Bは固定トレイ部142A,143Aに伸縮移動可能
に嵌込まれている。
【0090】固定トレイ142A,143A内の一側の
前後端部にはそれぞれギヤ147,149が水平設置さ
れている。これらのギヤ147,149の上面にはプー
リ147A,149Aが一体的に形成されている。そし
て、各ギヤ147,149は、そのプーリ147A,1
49Aに巻き掛けられた無端ベルト150によって連結
されている。
【0091】各固定トレイ部142A,143Aに嵌込
まれた可動トレイ部142B,143Bの一側にはラッ
ク151A,151Bが形成されており、このラック1
51A,151Bが後端側の各ギヤ149,149と噛
み合っている。
【0092】装置本体101内には、各固定トレイ部1
42A,143Aの前端側のギヤ147,147と噛み
合うギヤ152,153が設置されている。これらギヤ
152,153の上面にはプーリ152A,153Aが
一体的に形成されている。そして、各ギヤ152,15
3はそのプーリ152A,153Aに8の字状に巻き掛
けられた(たすき掛け)無端ベルト155によって連結
されている。
【0093】この実施例の場合、各固定トレイ部142
A,143Aに設けたギヤ147,149と、それらを
連結する無端ベルト150、及び装置本体101に設け
たギヤ152,153と、これらを連結する無端ベルト
155が給紙トレイ102の可動トレイ部142Bと排
紙トレイ103の可動トレイ部143Bを連動させる連
動機構を構成している。
【0094】いま、給紙トレイ102の可動トレイ部1
42Bを固定トレイ部142A内に押し込める(縮小移
動)と、ラック151Aと噛み合う後端側のギヤ149
が時計方向に回転し、この回転が無端ベルト150を介
して前端側のギヤ147に伝えられる。
【0095】ギヤ147の回転は装置本体101内のギ
ヤ152に伝えられ、このギヤ152の回転が無端ベル
ト155を介してギヤ153に伝えられる。
【0096】ギヤ153の回転は排紙トレイ103の固
定トレイ部143Aの前端側のギヤ147に伝えられ、
このギヤ147の回転が無端ベルト150を介して後端
側のギヤ149に伝えられる。このとき、ギヤ149は
反時計方向に回転することになり、これによって排紙ト
レイ103の可動トレイ部143Bは給紙トレイ102
の可動トレイ部142Bに連動して同じ量、固定トレイ
部143A内に入り込む(縮小移動)。
【0097】このときの、給紙トレイ102側の無端ベ
ルト150と、装置本体101側の無端ベルト155
と、排紙トレイ103側の無端ベルト150の回転方向
を矢印で示す。
【0098】一方、給紙トレイ102の可動トレイ部1
42Bを固定トレイ部142Aから引き出す(伸長移
動)と、固定トレイ部142Aのギヤ149は反時計方
向に回転し、これに対し、排紙トレイ103の固定トレ
イ部143Aのギヤ149は時計方向に回転することに
なるので、排紙トレイ103の可動トレイ部143Bは
給紙トレイ102の可動トレイ部142Bに連動して同
じ量、固定トレイ部143Aから出てくる(伸長移
動)。
【0099】なお、排紙トレイ103の可動トレイ部1
43Bを伸縮移動させた場合にも同様に給紙トレイ部1
02の可動トレイ部142Bが連動して伸縮移動する。
【0100】給紙トレイ102の可動トレイ部142B
の他側には、使用するシート材サイズに対応する複数の
V字状のクリック溝156,157,159,160が
形成されている。
【0101】また、給紙トレイ102の固定トレイ部1
42Aには、可動トレイ部142Bの各クリック溝15
6,157,159,160に係脱可能なストッパ部
(仮固定部材)162が一体的に形成されている。
【0102】このストッパ部162は、ばね性を有した
構造のもので、板状の操作ツマミ162Aと三角形状の
係合爪162Bとを備えている。
【0103】本画像形成装置の場合も上記実施例4の画
像形成装置と同様に、給紙トレイ102の可動トレイ部
142Bを伸縮移動させて、クリック溝157にストッ
パ部162の係合爪162Bを係合させると給紙トレイ
102(及び排紙トレイ103)は葉書サイズになり、
クリック溝159に係合爪162Bを係合させると給紙
トレイ102はB5サイズになり、クリック溝160に
係合爪162Bを係合させると給紙トレイ102は最大
サイズになる。そして、クリック溝156に係合爪16
2Bを係合させると固定トレイ部142Aに収納された
可動トレイ部142Bの飛び出しが防止できる。
【0104】図34において、給紙トレイ102及び排
紙トレイ103の各可動トレイ部142B,143Bは
最大サイズにセットされている場合をを示している。ま
た、想像線は葉書サイズにセットされている場合を示し
ている。、なお、本画像形成装置の場合、収納場所に収
納する際には、給紙トレイ102及び排紙トレイ103
は、その固定トレイ部142A,143Aの支軸14
5,146を中心に上方に回動させて装置本体101の
側面101A,101Bに折り畳むようにする。
【0105】
【発明の効果】
〈第1の発明の効果〉以上説明したように、第1発明に
よると、給紙トレイ上のシート材をガイドする可動な側
面ガイドと、該側面ガイドのガイド面の直近内側配置し
たシート材検知手段とを備え、シート材検知手段がシー
ト材を検知した場合に限って給紙トレイからシート材を
給紙することによって、給紙されたシート材は、側面ガ
イドを介して、常に所定位置にセットされていることを
保証されるから、例えば、原稿、感光ドラム、シート材
等の相対位置関係を正確に維持し、感光ドラムからシー
ト材に転写されるトナー像をシート材の好適な位置に転
写することができる。つまり、原稿の画像の一部がシー
ト材に転写されなかったり、シート材に余分なトナーが
転写されたりすることを有効に防止する。 〈第2の発明の効果〉また、第2の発明によると、移動
可能な切換え部材を第1ポジションと第2ポジションと
の間で移動させることによって、それぞれ一方の給紙手
段のシート材搬送経路の一部として利用し、また他の給
紙手段の給紙ガイドとして利用することができるので、
部品点数を減らして全体構成を簡略化するとともに、不
要時の給紙ガイドが邪魔になったりすることをよく防止
する。 〈第3の発明の効果〉さらに第3発明によると、給紙ト
レイ及び排紙トレイを収納する収納部を装置本体に設
け、かつ両トレイの間にこれらの出入り動作を連動させ
る連動機構を介装することによって、これらのトレイ
を、使用するシート材サイズに応じて出し入れし、専有
面積を少なくすることができる上、一方のトレイを移動
させるだけで他方のトレイを自動的に移動させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例1の給紙トレイ近傍の平面
図。
【図2】同じくシート材検知手段の動作を示す縦断面
図。
【図3】同じく実施例2のシート材検知手段の正面図。
【図4】同じく実施例3のシート材検知手段の平面図。
【図5】同じく実施例4の画像形成装置の縦断面図。
【図6】同じく転写ドラムの構成を示す斜視図。
【図7】従来の画像形成装置の縦断面図。
【図8】同じく感光ドラムとシート材との位置関係を示
す斜視図。
【図9】同じく従来の給紙トレイの斜視図。
【図10】同じく感光ドラムとシート材との位置関係を
示す斜視図。
【図11】従来の他の画像形成装置の縦断面図。
【図12】同じく感光ドラムとシート材との位置関係を
示す斜視図。
【図13】同じく感光ドラムとシート材との位置関係を
示す斜視図。
【図14】同じく感光ドラムとシート材との位置関係を
示す斜視図。
【図15】第2の発明の実施例1の切換え部材を示す縦
断面図。
【図16】同じく図15の動作説明図。
【図17】同じく15の動作説明図。
【図18】同じく実施例2の切換え部材を示す縦断面
図。
【図19】同じく図18の動作説明図。
【図20】同じく図18の動作説明図。
【図21】同じく実施例3の切換え部材を示す縦断面
図。
【図22】同じく図21の動作説明図。
【図23】同じく他の実施例の動作説明図。
【図24】従来の給紙手段の縦断面図。
【図25】切換え部材によって駆動を切り替えるときの
動作説明図。
【図26】切換え部材によって駆動を切り替えるときの
動作説明図。
【図27】切換え部材によって駆動を切り替えるときの
動作説明図。
【図28】第3の発明の実施例1の画像形成装置の縦断
面図。
【図29】同じく連結機構の構成を示す拡大斜視図。
【図30】同じく実施例2の連結機構の構成を示す斜視
図。
【図31】同じく実施例3の連結機構の構成を示す平面
図。
【図32】同じく実施例4の仮固定部材の構成を示す斜
視図。
【図33】同じく実施例5の給紙トレイの構成を示す縦
断面図。
【図34】同じく実施例6の連結機構の構成を示す平面
図。
【図35】同じく給紙トレイの構成を示す縦断面図。
【図36】従来の画像形成装置を示す縦断面図。
【符号の説明】
12 給紙トレイ 23 側面ガイド 23c ガイド面 26 シート材検知手段 59 シート材搬送経路(U字形反転経路) 65 シート材挿入口(手差し給紙口) 69 切換え部材(外側ガイド部材) 101 装置本体 101A 側面 101B 側面 102 給紙トレイ 103 排紙トレイ 119 収納部 122 連動機構(無端ベルト) 141 仮固定部材(ストッパ部) K1 搬送方向 P シート材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙トレイ上に、シート材の搬送方向に
    対して交差方向に移動可能な側面ガイドを配設し、該側
    面ガイドのガイド面によって、シート材の側端を外側か
    ら規制してシート材の左右方向の位置決めを行うシート
    給紙装置を備えた画像形成装置において、 前記側面ガイドのガイド面に、該側面ガイドとともに移
    動可能で、かつシート材の側端近傍を検知可能なシート
    材検知手段を配設し、 該シート材検知手段が前記側面ガイドに規制されたシー
    ト材を検知したときに限り、前記給紙トレイからの給紙
    を可能とした、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2系統の給紙手段を有し、一
    方の給紙手段のシート材搬送経路と他方の給紙手段のシ
    ート材挿入口とが近接して設けられたシート材給紙装置
    を備えた画像形成装置において、 前記シート材搬送経路の一部を形成する第1ポジション
    と、前記シート材挿入口から給紙するシート材をガイド
    する第2ポジションと、の間を選択的に移動可能な切換
    え部材を有する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 装置本体の、相互に対抗する側面に、そ
    れぞれ給紙トレイと排紙トレイとを配置してなる画像形
    成装置において、 前記装置本体に、前記給紙トレイと前記排紙トレイとを
    収納可能な収納部を設け、該収納部に対して前記給紙ト
    レイと前記排紙トレイとを出入り自在に装着するととも
    に、該給紙トレイと排紙トレイとの間にそれぞれの収納
    動作を連動させ、または引き出し動作を連動させる連動
    機構を介装してなる、 ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記給紙トレイと前記排紙トレイとの少
    なくとも一方に係脱する仮固定部材を配設し、該仮固定
    部材によって前記給紙トレイと前記排紙トレイとの少な
    くとも一方をシート材サイズに対応した位置に仮固定す
    る、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
JP18997092A 1992-06-24 1992-06-24 画像形成装置 Pending JPH069068A (ja)

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JP18997092A JPH069068A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 画像形成装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089955A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Tohoku Ricoh Co Ltd シート給送装置および画像形成装置
US8083530B2 (en) 2007-08-22 2011-12-27 Autonetworks Technologies, Ltd. Circuit board connector
US9126782B2 (en) 2013-07-12 2015-09-08 Fuji Xerox Co., Ltd. Transporting device, and image forming apparatus

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JP2010089955A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Tohoku Ricoh Co Ltd シート給送装置および画像形成装置
US9126782B2 (en) 2013-07-12 2015-09-08 Fuji Xerox Co., Ltd. Transporting device, and image forming apparatus

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