JP2002080143A - 転写位置への転写材ガイド装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増やすことなく、転写材が像担持
体に当たり転写位置に進入する際のショックを十分に低
減してショックジタの発生を未然に防止し、画像品質を
格段と向上させることを目的とする。 【解決手段】 転写材Ｐを案内部材１１でガイドして転
写位置６へと導く、画像形成装置における転写位置への
転写材ガイド装置において、転写材Ｐの搬送方向と直交
する方向にあって、案内部材１１の一部に突部４０を設
けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電子写真
式の画像形成装置において、用紙やＯＨＰ（オーバ・ヘ
ッド・プロジェクタ）用フィルム等の転写材を案内部材
で案内して転写位置へと導く転写材ガイド装置、及びそ
れを用いた複写機・ファクシミリ・プリンタやそれらの
複合機などの画像形成装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、画像形成装置に用いられる転写位
置への転写材ガイド装置として、例えば特開平８−１６
６７３１号公報等に開示されているようなものが知られ
ている。

【０００３】この転写材ガイド装置は、例えば図９に示
すように、図中ほぼ中央にドラム状の像担持体1を回転
自在に設け、この像担持体１に転写ベルト２が駆動ロー
ラ３Ａ、従動ローラ３Ｂ及び印加ローラ４によって張架
されてなる転写ベルトユニット５を隣接する。

【０００４】そして、この転写ベルトユニット５は、図
示しない付勢機構によって像担持体１に付勢され、駆動
ローラ３Ａの駆動力により転写ベルト２における転写位
置、つまりニップ部６での速度が像担持体１の表面速度
と略等速となるように駆動されている。

【０００５】一方、転写材であるシートＰは、搬送経路
上流に配設されるレジストローラ対７によって搬送さ
れ、その搬送方向をニップ部６へとガイドするために配
設される下ガイド部材８と、上ガイド部材９とによりニ
ップ部６に導かれ、像担持体１上に形成された静電潜像
を転写された後、転写ベルト２によって搬送経路下流に
配設される定着装置（図示せず）へと搬送される。

【０００６】この転写材ガイド装置では、上ガイド部材
９を設けることにより、シートＰの先端をその上ガイド
部材９に当接させて後、像担持体１の表面に沿ってニッ
プ部６に導くようにしているため、シートＰが像担持体
１に当接することによる衝撃に起因して、書込部での像
乱れを生じるいわゆるショックジタを低減する一定の効
果をあげている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな転写材ガイド装置では、書込部で生じるショックジ
タを低減するために上ガイド部材９を設けていたため、
部品点数が増加し、コストを上げる問題があった。

【０００８】また、搬送するシートＰに厚みがある場
合、その剛性も強いことから、シートＰが像担持体１に
当たりニップ部６に進入する際のショックを十分に低減
することが困難であり、結果として像担持体１の書込部
で位置ずれを生じてショックジタを発生させる未だ不十
分な問題があった。

【０００９】さらに、この転写材ガイド装置では、シー
トＰが下ガイド部材８に摺動しながらニップ部６に進入
することから、この下ガイド部材８が帯電し、そこを通
過するシートＰを帯電させ、ニップ部６で転写むらによ
る画像乱れを生じさせる原因となるおそれがあった。

【００１０】そこで、この発明の第１の課題は、上記し
た事情に鑑み、部品点数を増やすことなくコストを抑
え、転写材が像担持体に当たり転写位置に進入する際の
ショックを十分に低減し、この衝撃に起因した書込部で
のショックジタの発生を未然に防止し、かくして画像品
質を格段と向上させることにある。

【００１１】また、その際、転写材全般に不自然な歪み
を生じさせたり、スキューやしわを発生させることな
く、転写位置へとガイドすることが第２の課題であり、
案内部材と転写材とが接触する面積を少なくし、転写材
の搬送性を向上することが第３の課題である。

【００１２】さらに、第４の課題は、転写材が下ガイド
部材を通過する際に帯電してニップ部で転写むらに起因
した画像乱れを生じるのを回避し、画像品質の劣化を未
然に防止することにある。

【００１３】

【課題を解決するための手段】従って、請求項１に記載
の発明は、第１の課題を解決するため、転写材を案内部
材でガイドして転写位置へと導く、画像形成装置におけ
る転写位置への転写材ガイド装置において、転写材の搬
送方向と直交する方向にあって、案内部材の一部に突部
を設けることを特徴とするものである。

【００１４】請求項２に記載の発明は、第２の課題を解
決するため、請求項１に記載の発明において、転写材の
搬送方向と直交する方向にあって、案内部材の中央に突
部を設けることを特徴とするものである。

【００１５】請求項３に記載の発明は、第３の課題を解
決するため、請求項１又は２に記載の発明において、案
内部材に、転写材をガイドするガイドリブを複数設け、
それらのガイドリブのうち、他のガイドリブより大きな
ものを突部とすることを特徴とするものである。

【００１６】請求項４に記載の発明は、第２の課題を解
決するため、請求項１、２又は３に記載の発明におい
て、突部を別体に形成して案内部材に出入り自在に設
け、突出する方向に付勢することを特徴とするものであ
る。

【００１７】請求項５に記載の発明は、第４の課題を解
決するため、請求項１、２、３又は４に記載の発明にお
いて、突部に導電性を保有することを特徴とするもので
ある。

【００１８】請求項６に記載の発明は、第１の課題を解
決するため、画像形成装置が請求項１に記載の転写位置
への転写材ガイド装置を備えることを特徴とするもので
ある。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態について詳述する。図１には、この発明に係
る転写位置への転写材ガイド装置を備えた画像形成装置
である、レーザ複写機の内部機構の概略構成を示す。図
中符号１０は、複写機装置本体である。

【００２０】装置本体１０内には、ドラム状等の像担持
体１を設け、そのまわりに帯電器１２、現像器１３、転
写材ガイド装置１４、クリーニング器１５などを配置す
る。それらの上部には、レーザ書込み器１６を設ける。
レーザ書込み器１６には、図示しないが、公知のとお
り、レーザダイオード等の光源、走査用の回転多面鏡、
ポリゴンモータ、ｆθレンズ等の走査光学系などを備え
てなる。

【００２１】クリーニング器１５の図中左側には、定着
器１７を設ける。定着器１７には、ヒータを内蔵する定
着ローラ１８と、その定着ローラ１８に下方から押し当
てる加圧ローラ１９を設ける。

【００２２】また、装置本体１０内の上部には、原稿読
取装置２０を備える。原稿読取装置２０には、光源ａ、
複数のミラーｂ、結像レンズｃ、ＣＣＤ（Charge Coupl
ed Device）等のイメージセンサｄなどを設ける。

【００２３】一方、装置本体１０内の下部には、両面ユ
ニット２２と給紙カセット２３を上下二段に備える。両
面ユニット２２および給紙カセット２３からは、各々、
像担持体１の下方へとのびる給紙路２４へと通ずる排紙
路を設ける。両面ユニット２２へは、定着器１７出口か
らのびる排紙路２５途中から分岐して反転路２６を形成
してなる。

【００２４】そのような装置本体１０の上面には、従来
と同様に、コンタクトガラス２７を設置する。そのコン
タクトガラス２７を被うように、装置本体１０上には、
自動原稿給紙装置２８を開閉自在に取り付けてなる。

【００２５】ところで、装置本体１０の右側面には、手
差しシートを給紙路２４に案内する手差しトレイ２９を
開閉自在に設ける。他方、装置本体１０の左側面には、
排紙路２５を通して排出するシートを受けるソータ３０
を取り付ける。そして、装置本体１０を給紙テーブル３
１上に載置してなる。給紙テーブル３１内には、給紙カ
セット２３を多段に備える。

【００２６】さていま、このレーザ複写機を用いてコピ
ーを取るときは、自動原稿給紙装置２８に原稿をセット
し、または自動原稿給紙装置２８を開いてコンタクトガ
ラス２７上に直接原稿をセットする。そして、不図示の
スタートスイッチを押し、自動原稿給紙装置２８を駆動
してコンタクトガラス２７上に搬送した原稿を、または
あらかじめコンタクトガラス２７上にセットしてある原
稿を、原稿読取装置２０で画素単位で読み取る。

【００２７】同時に、適宜の給紙ローラ３３を回転し、
装置本体１０および給紙テーブル３１内に多段に備える
複数の給紙カセット２３中の対応する給紙カセット２３
内から転写材であるシートを繰り出し、給紙路２４に入
れて搬送ローラ３４で搬送し、レジストローラ対７に突
き当てて止める。そして、像担持体１の回転にタイミン
グを合わせて該レジストローラ対７を回転し、像担持体
１の下方へと送り込む。

【００２８】または、手差し給紙部にある給紙ローラ３
６を回転し、開いた手差しトレイ２９上にセットした手
差しシートを給紙路２４へと入れ、同じくレジストロー
ラ対７で像担持体１の回転にタイミングを合わせて該像
担持体１の下方へと送り込む。

【００２９】他方、不図示のスタートスイッチを押した
とき、同時に像担持体１を図中時計方向に回転する。そ
して、その像担持体１の回転とともに、まず帯電器１２
で表面を一様に帯電し、次いで上述した原稿読取装置２
０で読み取った読取り内容に応じてレーザ光を照射して
レーザ書込み器１６で書込みを行い、像担持体１の表面
に静電潜像を形成し、その後現像器１３でトナーを付着
してその静電潜像を可視像化する。

【００３０】それから、上述したごとく像担持体１の下
方へと送り込んだシートに、転写材ガイド装置１４でそ
の可視像を転写する。画像転写後の像担持体１上の残留
トナーはクリーニング器１５で除去して清掃し、次の同
様な画像形成に備える。

【００３１】一方、画像転写後のシートは、転写材ガイ
ド装置１４によって定着器１７に搬送され、定着ローラ
１８及び加圧ローラ１９で熱と圧力とを加えられること
により転写画像を定着する。その後シートは、排紙路２
５を通してソータ３０に仕分けして排出される。

【００３２】なお、この複写機を用いてシートの裏面に
も記録を行うときには、シートの片面に記録後、反転路
２６を通して両面ユニット２２へと入れ、そこで反転し
て再び像担持体１の下方へと送り込み、別途像担持体１
上に形成した画像を同様に裏面にも転写してから、シー
トをソータ３０に排出する。

【００３３】ここで、転写材ガイド装置１４は、図９と
の対応部分に同一符号を付した図２に示すように、図中
ほぼ中央にドラム状の像担持体1を回転自在に設け、こ
の像担持体１に転写ベルト２が駆動ローラ３Ａ、従動ロ
ーラ３Ｂ及び印加ローラ４によって張架されてなる転写
ベルトユニット５を隣接する。

【００３４】そして、この転写ベルトユニット５は、図
示しない付勢機構によって像担持体１に付勢され、駆動
ローラ３Ａの駆動力により転写ベルト２における転写位
置であるニップ部６での速度が像担持体１の表面速度と
略等速となるように駆動されている。

【００３５】一方、転写材であるシートＰの搬送経路上
流には、レジストローラ対７と、その搬送方向をニップ
部６へとガイドするための下ガイド部材８とが配設さ
れ、これによりシートＰは、ニップ部６に導かれ、像担
持体１上に形成された静電潜像を転写された後、転写ベ
ルト２によって搬送経路下流に配設される定着装置（図
示せず）へと搬送されるようになされている。

【００３６】実際上、この下ガイド部材１１は、図３に
示すように、シートＰと接触する一面１１Ａ上にあって
当該シートＰの搬送方向ａと直交する方向ｂの一部にリ
ブ状等でなる突部４０を設けてなる。

【００３７】因みにこの突部４０は、こぶ状であっても
よく、またその形成位置は、下ガイド部材１１の一面１
１Ａ上の両端部や、中央部などが考えられるが、ガイド
するシートＰに、スキューやしわが生じるのを回避する
ための考慮から、下ガイド部材１１の一面１１Ａ上のほ
ぼ中央部に形成するのが望ましい。

【００３８】このようにして、この転写材ガイド装置で
は、下ガイド部材１１に突部４０を設けることにより、
図４に示すように、ガイドするシートＰを、その中央部
を僅かに盛り上げた状態でニップ部６に進入させること
から、このシートＰの先端部の中央部と両端部とが僅か
に時間差を設けて像担持体１に当接するため、シートＰ
が像担持体１に与える衝撃を十分に低減することがで
き、これに起因した書込部でのショックジタの発生を未
然に防止することができる。

【００３９】また、下ガイド部材１１は、図５に示すよ
うに、一面１１Ａ上におけるシートＰの搬送方向と直交
する方向に等間隔で複数のガイドリブ４１を設け、これ
らガイドリブ４１のうち、他のガイドリブ４１よりも大
きなものを突部４０としてもよい。

【００４０】さらに、図６（Ａ）に示すように、突部５
０を下ガイド部材１１と別体に形成すると共に、この下
ガイド部材１１に孔１１Ｂを穿設し、この孔１１Ｂに突
部５０をピン５０Ａを回転中心に出入り自在に設ける。
また、下ガイド部材１１の内側にある内壁１１Ｃと突部
５０との間に弾性体５１を配設し、この弾性体５１によ
って突部５０を突出する方向に付勢するようにしてもよ
い。

【００４１】これにより、突部５０は、シートＰの先端
部が進入するときのみ、その中央部を盛り上げ、それ以
外は図６（Ｂ）に示すように、シートＰの自重によって
下がるため、突部５０を理想とする高さで形成した場合
においても、シートＰの先端が通過した後は、シートＰ
全般に不自然な歪みを生じさせたり、スキューやしわ等
を発生させることなく、シートＰの先端部における中央
部と両端部とにより一層時間差を設けてニップ部６へと
案内することができ、かくして、シートＰが像担持体１
に与える衝撃を十分に低減することができる。

【００４２】さらに、図７（Ａ）及び（Ｂ）に示すよう
に、突部６０をカーボン含有の樹脂材料等の導電性材料
を用いて下ガイド部材１１と別体に形成し、下ガイド部
材１１に嵌め込むようにして脱着自在に設けるようにし
てもよい。因みに、下ガイド部材１１は、全体を導電性
材料を用いて形成してもよい。

【００４３】これにより、突部６０を摺動しながらガイ
ドされるシートＰが帯電して、ニップ部６で転写むらに
よる画像乱れを生じさせるのを未然に回避することがで
きる。

【００４４】この場合、図８に示すように、下ガイド部
材１１と突部７０とを絶縁性のモールド材等を用いて一
体に形成し、その一面１１Ａ上に導電性材料や、界面活
性材料等を用いてコーティングすることにより帯電防止
層７１を設け、突部７０が帯電するのを防止するように
しても同様の効果を得ることができる。因みに帯電防止
層７１は、突部７０部分のみに限定して設けるようにし
てもよいことは明らかである。

【００４５】

【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、案内部材に突部を設けることにより、ガイドする転
写材を僅かに盛り上げた状態で転写位置に進入させるこ
とから、転写材がその先端部に僅かな時間差を設けて像
担持体に当接するため、部品点数を増やすことなくコス
トを抑えて、転写材が像担持体に当接する際に生じる衝
撃を十分に低減し、この衝撃に起因した書込部でのショ
ックジタの発生を未然に防止することができ、かくして
画像品質を格段と向上させることができる。

【００４６】さらに、請求項２に係る発明によれば、突
部を案内部材における転写材の搬送方向と直交する方向
のほぼ中央に設けるようにしたことにより、突部を案内
部材の搬送方向と直交する方向の両端に設けた場合に比
べて、案内部材がガイドする転写材に、スキューやしわ
が生じるのを回避することができる。

【００４７】さらに、請求項３に係る発明によれば、案
内部材に、転写材をガイドするガイドリブを複数設ける
ことにより、案内部材と転写材とが接触する面積を少な
くして転写材をよりスムーズに転写位置へとガイドし、
案内部材における転写材の搬送性を向上することがで
き、それらのガイドリブのうち、他のガイドリブより大
きなものを突部とすることにより、上述のような転写材
が像担持体に当接する際に生じる衝撃を十分に低減する
ことができる。これによって、その衝撃に起因した書込
部でのショックジタの発生を未然に防止することがで
き、かくして画像品質を格段と向上させることができ
る。

【００４８】さらに、請求項４に係る発明によれば、突
部を別体に形成して案内部材に出入り自在に設け、突出
する方向に付勢することにより、突部が転写位置に転写
材の先端部が進入するときのみ、転写材の一部を盛り上
げ、それ以外は、転写材の自重によって下がるため、突
部を理想とする高さで形成した場合においても転写材全
般に不自然な歪みを生じさせたり、スキューやしわを発
生させることなく、転写材がその先端部により一層時間
差を設けて像担持体と当接することができる。

【００４９】さらに、請求項５に係る発明によれば、突
部に導電性を保有せしめることにより、この突部を摺動
してガイドされる転写材が突部との摩擦で帯電して、転
写位置で転写むらによる画像乱れを生じさせるのを未然
に回避することができ、画像品質の劣化を防止すること
ができる。

【００５０】さらに、請求項６に係る発明によれば、請
求項１に記載の転写位置への転写材ガイド装置を用いる
ことにより、上述の請求項１に係る発明の効果を有する
画像形成装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施の形態によるレーザ複写機の内部機構を
示す概略構成図である。

【図２】その転写材ガイド装置を示す概略断面図であ
る。

【図３】その下ガイド部材を示す概略斜視図である。

【図４】その下ガイド部材によってシートがガイドされ
る様子を示す概略斜視図である。

【図５】他の下ガイド部材を示す概略斜視図である。

【図６】他の下ガイド部材を示す概略斜視図である。

【図７】他の下ガイド部材を示す概略斜視図である。

【図８】他の下ガイド部材を示す概略斜視図である。

【図９】従来の転写材ガイド装置を示す概略断面図であ
る。

【符号の説明】

１ 像担持体 ２ 転写ベルト ５ 転写ベルトユニット ６ ニップ部（転写位置） １１ 下ガイド部材（案内部材） １１Ａ 一面 ４０ 突部 ５０ 突部 ６０ 突部 ７０ 突部 ４１ ガイドリブ ５１ 弾性体 ７１ 帯電防止層 Ｐ シート（転写材）。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 転写材を案内部材でガイドして転写位置
   へと導く、画像形成装置における転写位置への転写材ガ
   イド装置において、 上記転写材の搬送方向と直交する方向にあって、上記案
   内部材の一部に突部を設けてなる、転写位置への転写材
   ガイド装置。
2. 【請求項２】 上記転写材の搬送方向と直交する方向に
   あって、上記案内部材の中央に上記突部を設けてなる、
   請求項１に記載の転写位置への転写材ガイド装置。
3. 【請求項３】 上記案内部材に、上記転写材をガイドす
   るガイドリブを複数設け、それらのガイドリブのうち、
   他のガイドリブより大きなものを上記突部としてなる、
   請求項１又は２に記載の転写位置への転写材ガイド装
   置。
4. 【請求項４】 上記突部を別体に形成して上記案内部材
   に出入り自在に設け、突出する方向に付勢してなる、請
   求項１、２又は３に記載の転写位置への転写材ガイド装
   置。
5. 【請求項５】 上記突部に導電性を保有せしめてなる、
   請求項１、２、３又は４に記載の転写位置への転写材ガ
   イド装置。
6. 【請求項６】 請求項１に記載の転写位置への転写材ガ
   イド装置を用いてなる、画像形成装置。