JPH069042Y2 - 人工芝生製運動競技場 - Google Patents

人工芝生製運動競技場

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JPH069042Y2
JPH069042Y2 JP3813591U JP3813591U JPH069042Y2 JP H069042 Y2 JPH069042 Y2 JP H069042Y2 JP 3813591 U JP3813591 U JP 3813591U JP 3813591 U JP3813591 U JP 3813591U JP H069042 Y2 JPH069042 Y2 JP H069042Y2
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sand
fiber
polypropylene
nylon
fibers
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JP3813591U
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源蔵 古川
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Nisshoku Corp
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Nisshoku Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この考案は人工芝生の芝目内に細
かい砂を充填してなる砂入り人工芝生製運動競技場に関
し、特に詳しく言うと、充填された砂の動きを長期間適
度に維持するとともに製造の容易な人工芝生製運動競技
場に関するものである。 【0002】 【従来の技術】砂入り人工芝生は、特性的にも、また、
外観的にも天然芝生に近似しているため、テニスコート
やサッカー場をはじめとして各種の運動競技場に用いら
れている。この人工芝生は、合成樹脂繊維を裏打ち基布
上に例えば20〜30mm程度の長さで植設したものか
らなるが、現在のところ実際に使用されている合成樹脂
繊維としては、ナイロン(ポリアミド)、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニリデン等がある。そして、ナイロンは
耐摩耗性に優れ、かつ、弾性回復力(踏み倒された繊維
が元の直立した状態に回復する性能)にも優れている
が、天然芝生と比べてやや硬い感触をうける。一方ポリ
プロピレンは、ナイロンと比べて柔らかくその感触は天
然芝生に似ているが、耐摩耗性の点に関してはデニール
数にもよるが概してナイロンより劣る。ポリ塩化ビニリ
デンは、ポリプロピレンと同様に柔らかいが、耐候性の
面で難があると言われている。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】一方、これら合成繊維
で構成された人工芝生に砂を充填した場合を観察してみ
たところ、ナイロンは、実際の使用条件下では余りに直
立しすぎてその芝目内に充填されている砂が飛散(動き
過ぎる)するきらいがあるため、人工芝生の全面にわた
って均一に砂を充填しておいても、競技場の足の着地点
やスライディングした時の軌跡上の砂は別の場所に飛散
して、数回の競技で砂の均一性が保てなくなり、砂の均
一性を保とうとすると頻繁に砂均し作業を行なう必要が
あることが判った。またポリプロピレンの場合には、施
工当初は靴底等踏み付けや摩擦により葉先が適度にカー
ルして、そのカールされた葉先にて砂の飛散(動き)は
適度に押えられるが、長期間の使用においては葉先のカ
ールが強くなり、砂の飛散(動き)を押え過ぎるきらい
があり、足の滑りが悪く、加えて着地時に硬い感触にな
ってしまうことが判明した。 【0004】そこでこの考案は、上述したナイロン繊維
とポリプロピレン繊維の特性および砂に対する作用を比
較検討した結果なされたもので、その目的とするところ
は、両繊維を撚り合わせて混合タフトとすることによ
り、耐摩耗性が良好であるとともに、天然芝生とほぼ同
程度の干渉性能を有し、しかも、充填されている砂の飛
散(動き)を長期間適度に維持することができる人工芝
生製運動競技場を提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】すなわちこの考案は、基
盤上に人工芝生を敷設し、その芝目内に砂を充填してな
る人工芝生製運動競技場において、人工芝生をナイロン
繊維とポリプロピレン繊維とを撚り合せた状態で裏打ち
基布に植設されていることを特徴とするものである。 【0006】 【作用】ナイロン繊維とポリプロピレン繊維とは撚り合
せにより混合させこれを基布に植設するため、1本のニ
ードルで植設でき、従来の単繊維の人工芝生と同様に作
ることができる。また、ナイロン繊維が足の着地やスラ
イディング等で曲げられた後に復元する際砂を飛散させ
ようとしても、ナイロン繊維の近傍にポリプロピレン繊
維が位置しているので、このポリプロピレン繊維によっ
てそれら砂の飛散を押えることができる。更に、摩耗が
激しい競技場においてはポリプロピレン繊維とナイロン
繊維との撚り合わせ比率をナイロン繊維を多くし、ポリ
プロピレン繊維を少なくし、摩耗が少ない競技場におい
てはポリプロピレン繊維とナイロン繊維との撚り合わせ
比率をナイロン繊維を少なくし、ポリプロピレン繊維を
多くすればよい。 【0007】 【実施例】 以下、この考案を添付図面に示された実施例を参照しな
がら詳細に説明する。 【0008】図1に示されているように、この人工芝生
製運動競技場は、透水型アスファルト・コンクリートや
栗石、砕石等を敷固めてなる透水構造の基盤もしくは密
細または細粒のアスファルトやコンクリート等からなる
非透水構造の基盤1上に人工芝生2を敷設するととも
に、その人工芝生2の芝目内に例えば硅砂5号ないし8
号程度の細かい砂3を充填することにより形成される
が、この場合、人工芝生2は、便宜的に太線で示されて
いるナイロン繊維4と同じく便宜的に細線で示されてい
るポリプロピレン繊維5とを任意の比率で撚り合わせた
混合タフトで構成されている。この図1においては、ナ
イロン繊維4とポリプロピレン繊維5との撚り合わせ比
率は1:2になっている。 【0009】 このような人工芝生2は、図2に例示さ
れているように、ナイロン繊維4とポリプロピレン繊維
5とを任意の比率で混合して撚り合わせたものを裏打ち
基布6にパイル状にタフティングし、そのループ部分を
図示想像線のようにカッティングすることにより作られ
る。タフティングは1本のニードルで行なうことができ
るので、従来の単繊維による人工芝生と同様に作ること
ができる。この実施例においてはナイロン繊維4とポリ
プロピレン繊維5との撚り合わせ比率は1:1になって
いる。なお、ポリプロピレン繊維5をその先端がカール
する長さを見込んでナイロン繊維4よりも若干長くなる
ようにカッティングすれば、ポリプロピレン繊維5の先
端が靴底等により踏み付けられて適度にカールした際
に、ポリプロピレン繊維5が僅かに高くなるか、または
両繊維4,5がほぼ同一高さとなるため、双方の利点が
相俟って適度の柔らかさと耐磨耗性および過度な砂の飛
散(動き)防止により、長期間にわたり適度な砂の動き
が得られる。なお、ナイロン繊維4とポリプロピレン繊
維5は、モノフィラメントであってもよいし、スリット
ヤーンであってもよい。 【0010】なお、ナイロン繊維4とポリプロピレン繊
維5とを略同じ長さにカッティングしてもよく、この場
合は図3に例示されているように、ポリプロピレン繊維
5の先端は靴底等により踏み付けられて適度にカールし
て砂3の過度な飛散(動き)を防止する一方、ナイロン
繊維4はポリプロピレン繊維5がカールした分だけ突出
してポリプロピレン繊維5の摩耗を防止することにな
る。 【0011】なお、上述した実施例におけるナイロン繊
維4とポリプロピレン繊維5との比率は、ナイロン繊維
4の比率が同等ないしは小さくなっているが、摩耗する
可能性が高いと予想される場合にはナイロン繊維の比率
を大きくして耐摩耗性を強くしてもよく、使用されるヤ
ーンのデニール数、構成あるいは適用される運動競技場
の種類を勘案して、任意に変更することができるが、ポ
リプロピレン繊維5の砂に対するホールド性を考慮する
とポリプロピレン繊維5の撚り合わせ比率は全体を10
0とすると25以上が好ましく、ナイロン繊維4とポリ
プロピレン繊維5との撚り合わせ比率は25:75から
75:25にあればよい。なお、このナイロン繊維とポ
リプロピレン繊維の混合比は、上述各実施例では単位面
積当りの各繊維の本数で設定しているが、各繊維のデニ
ール数を変えて重量比を調整するようにしてもよい。ま
た、撚り合わせに変えて、ナイロン繊維とポリプロピレ
ン繊維の引き揃え糸を使用してよいことは勿論である。 【0012】図4は上述したようなナイロン繊維とポリ
プロピレン繊維とで構成された人工芝生と、従来のナイ
ロン繊維のみおよびポリプロピレン繊維のみで構成され
人工芝生における砂の動きにより凹量を実験により測定
したデータを示すグラフである。実験はナイロン繊維の
みで構成した人工芝生Aと、太いポリプロピレン繊維の
みで構成した人工芝生Bと、細いポリプロピレン繊維の
みで構成した人工芝生C、そしてナイロン繊維とポリプ
ロピレン繊維を交互に植設し、その混合比が1:1の人
工芝生Dとを作った。各繊維の高さは20mmに揃える
とともに、人工芝生の葉先まで(20mm)砂を充填し
た。このように構成されそれぞれ大きさが300×50
0mmの人工芝生上に、150×60mmの55Kgの
鉄板で、裏面に幅5mmの溝を持つゴム板を貼付して形
成した垂りを載せ、各人工芝生の端から端まで往復動さ
せ、溝によって各繊維がなぎ倒された際に移動して減少
する砂の量を砂の深さ方向の減少値で取り出し、これを
砂の動きの凹量とした。この図4のグラフからわかるよ
うに、ナイロン製の人工芝生Aの場合は垂りを40回行
き来されると約4mmも砂が移動し、200回の行き来
では約6mmも砂が減ってしまう。これに対し、ポリプ
ロピレン製の人工芝生B,Cは垂りを40回行き来させ
ても、砂の減少は1mm前後である。200回の垂りの
行き来でもBの場合は、約2mmであり、Cの場合でも
約3mmの減少に止まっている。これに対してナイロン
とポリプロピレン製の人工芝生Dにおいては、約40回
の垂りの行き来ではポリプロピレン製の人工芝生とほぼ
同じの約1mmであり、その砂の動きによる凹量は少な
い。一方、200回の垂りの行き来では3mm以下に減
少してしまい、ポリプロピレンのみの人工芝生に比べ
て、砂の動きによる凹量は多くなる。 【0013】しかしながら、200回の垂りの行き来に
よっても砂の移動量が少ないということは、上述したよ
うにポリプロピレンの場合は踏み付けや摩擦によって葉
先がカールし、砂をホールドして移動を阻止しているこ
とであり、競技者の足の滑りが悪くなり、着地感触は硬
くなってしまうことを意味している。これに対し、ナイ
ロンとポリプロピン製の人工芝生においては、ナイロン
部分において砂の移動が行なわれていることを示し、足
の適度な滑りと柔らかい着地感触を得ることができる。
この実験例はナイロン繊維とポリプロピレン繊維を交互
に植設しており、これら2つの繊維を撚り合わせあるい
は引き揃え糸として植設しているものではないが、2つ
の繊維の相乗効果を理解するために示している。 【0014】 【考案の効果】上述した実施例の説明から明らかなよう
にこの考案は、ナイロン繊維およびポリプロピレン繊維
の各特性およびこれら繊維の砂に対する作用を考察し、
ナイロン繊維とポリプロピレン繊維とを撚り合せた状態
で裏打ち基布に植設しており、撚り合わせのため基布に
は1本のニードルで植設でき、従来の単繊維の人工芝生
と同様に作ることができる。また、ナイロン繊維が足の
着地やスライディング等で曲げられた後に復元する際砂
を飛散させようとしても、ナイロン繊維の近傍にポリプ
ロピレン繊維が位置しているので、このポリプロピレン
繊維によってそれら砂の飛散を押えることができ、適度
な柔らかさと過度な砂の飛散(動き)防止効果により長
期間にわたり適度な砂の動きが得られる人工芝生製運動
競技場が提供される。
【図面の簡単な説明】 【図1】この考案に係る人工芝生製運動競技場の一実施
例を示す一部断面図である。 【図2】ナイロン繊維とポリプロピレン繊維とを裏打ち
基布にタフティングする状態を示す図である。 【図3】この考案の他の実施例を示す一部断面図であ
る。 【図4】ナイロン、ポリプロピレンそしてナイロンとポ
リプロピレンの混合の場合の砂の移動状態を実験データ
で示すグラフである。 【符号の説明】 1 基盤 2 人工芝生 3 砂 4 ナイロン繊維 5 ポリプロピレン繊維 6 裏打ち基布

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基盤上に人工芝生を敷設し、その芝目内に砂を
    充填してなる人工芝生製運動競技場において、前記人工
    芝生はナイロン繊維とポリプロピレン繊維とを撚り合せ
    た状態で裏打ち基布に植設されていることを特徴とする
    人工芝生製運動競技場。 (2) 仕上がり状態における前記ポリプロピレン繊維
    の実質高さが、前記ナイロン繊維の実質高さより僅かに
    高いことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の人工芝生製運動競技場。
JP3813591U 1991-04-25 1991-04-25 人工芝生製運動競技場 Expired - Lifetime JPH069042Y2 (ja)

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JPH04112909U JPH04112909U (ja) 1992-10-01
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