JPH0690360B2 - 倍率変換式逆ガリレオフアインダ− - Google Patents

倍率変換式逆ガリレオフアインダ−

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JPH0690360B2
JPH0690360B2 JP60113642A JP11364285A JPH0690360B2 JP H0690360 B2 JPH0690360 B2 JP H0690360B2 JP 60113642 A JP60113642 A JP 60113642A JP 11364285 A JP11364285 A JP 11364285A JP H0690360 B2 JPH0690360 B2 JP H0690360B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、コンパクトカメラ等に用いられる逆ガリレオ
型ファインダー、特に倍率切換えが可能なファインダー
の収差補正に関する。
(発明の背景) 焦点距離可変の対物レンズを有するカメラにおいては、
撮影レンズの画角変化に伴ってファインダー内での撮影
範囲が切換えられることが望まれている。撮影範囲を切
り換える手段としては、視野枠の大きさを変える方法
と、ファインダーの倍率を切り換える方法とが従来より
知られている。視野枠の大きさを変える方法では、画角
が狭くなると見掛けの視野が小さくなって観察しにくく
なり迫力に欠けるという欠点があった。また、ファイン
ダーとしての倍率を変える方法では、撮影範囲の見掛け
視界を一定に保つことが可能であり、実際の撮影画面に
近い感覚での観察が可能となるが、変倍のためのレンズ
の移動量が大きいという問題があった。そして、倍率切
換式ファインダーとして、例えば、米国特許第2,755,70
1号明細書や特開昭53−63014号公報には、逆ガリレオフ
ァインダーにおいて物体側の負屈折力対物レンズが正レ
ンズと負レンズとで構成され、負レンズが移動すること
によって倍率変換を行う構成が開示されているが、この
ような構成において負レンズの変位量を小さくするため
には、この負レンズの屈折力を極度に強くすることが必
要であり、その結果生じがちな収差の劣化を防ぐために
は、ファインダーの全長を長くせざるを得なくなり、小
型な構成のファインダーを実現することは困難であっ
た。
また、カメラ用ファインダーでは、カメラボディの厚さ
に比べてファインダーの全長をこれと同等か又は、短め
に設定することが望まれている。近年のファインダーで
は、視野枠や測距範囲指示枠、撮影距離表示、露光量適
否等の多くの情報を視野内に同時に表示することが望ま
れるために、アルバダ系や光像枠採光用の半透過鏡等の
スペースを要する部材を加えることが多く、限られた全
長内では、対物レンズの光軸方向の占める空間を極力小
さくすることが望まれている。しかしながら、小型な形
状を維持しつつ変倍の範囲を大きく、また変倍のために
要するレンズの移動量を小さくしよとすると、レンズの
屈折力が大きくなり、これに伴って収差の発生が著しく
なる傾向にあるため、小型でありながら変倍による諸収
差の発生が少なく常に優れた性能を保つことは極めて困
難であった。
(発明の目的) 本発明の目的は、以上の状況の下で、前記のごとき欠点
を解消し、倍率変換に伴うレンズの移動量が小さく、特
に各種視野内表示のための接眼レンズ側空間を大きく確
保しつつ、小型で諸収差が良好に補正された倍率変換可
能な逆ガリレオファインダーを提供することにある。
(発明の概要) 本発明は、基本的には、本願と同一発明者により先に特
願昭59−22565号及び特願昭59−22566号として開示した
倍率変換式逆ガリレオファインダーに基づいており、こ
の形式のファインダーにおいて変倍の各状態における諸
収差を良好に補正し得るための適切な条件を見出したも
のである。
即ち、上記の先願に開示した逆ガリレオファインダー
は、第1A図(低倍率状態:広角レンズ用)及び第1B図
(高倍率状態:望遠レンズ用)に示す如く、物体側から
順に、負屈折力を有する対物レンズ群と該対物レンズ群
から所定の間隔で配置された正屈折力の接眼レンズLeと
を有するものであって、この対物レンズ群は、負レンズ
成分Lbを有する低倍率用の第1対物レンズL1と、負レン
ズ成分Lcとその物体側に前記低倍率用の第1対物レンズ
に対して付加される正レンズ成分Laとを有する高倍率用
の第2対物レンズL2から成っている。高倍率用の第2対
物レンズL2の合成負屈折力は低倍率用の第1対物レンズ
L1の負屈折力よりも小さい。そして、前記低倍率用第1
対物レンズL1が前記接眼レンズLeと同一光軸上に配置さ
れる低倍率状態と、前記高倍率用第2対物レンズL2が前
記接眼レンズLeと同一光軸上に配置される高倍率状態と
が選択的に構成されるというものであった。
そして、このような基本構成によれば、第1B図の如く、
高倍率用の第2対物レンズL2が正レンズ成分Lと負レ
ンズ成分Lとで構成されているため、接眼レンズLeと
の間に大きな軸上間隔を確保しつつ実質的に従来の高倍
率用対物レンズL0として機能することができる。従っ
て、変倍に際してファインダー内の接眼レンズ側空間を
従来のものよりも大きく確保することができ、ファイン
ダーの視野内に種々の表示を行うことが可能になるとい
うものであった。
尚、倍率変換に当たっては、低倍率用の第1対物レンズ
L1と高倍率用の第2対物レンズL2とを変換可能に設けれ
ばよいが、低倍率用第1対物レンズ中の負レンズ成分Lb
を、高倍率用の第2対物レンズ中の負レンズ成分Lcとし
て兼用し、この負レンズ成分を接眼レンズ側に移動する
と共にその物体側に正レンズ成分Lを配置することに
よって高倍率状態を達成することもできる。
以下この基本的構成について簡単に説明する。いま、高
倍率状態のファインダー倍率をβ、高倍率用対物レン
ズL0の焦点距離をf、接眼レンズLeの焦点距離を
、高倍率用対物レンズL0と接眼レンズLeとの主点間
隔をd1とするとき、簡単のためにファインダー系がアフ
ォーカル系を成すと仮定して、 β=−f/f d1=f+f が成り立つ。
次に、低倍率状態のファインダー倍率をβ、低倍率用
対物レンズL1の焦点距離をf1、低倍率状態における対物
レンズと接眼レンズとの主点間隔をd2とするとき、 β=−f1/f 但し、β>β d2=f1+f とより、 に、、を代入することにより、 の値は、式に式を代入することにより、 式により、 となる。ここで、 0<β<1,β1>1 の条件の下では、d2−d1>0であり、ファインダーの倍
率比β1を一定に定めれば、βの値を小さくする
程、すなわち、低倍率状態のファインダー倍率を小さく
する程、d2−d1が小さくなる。逆に、対物レンズの光軸
方向の占有空間に影響の大きいd2−d1の値が、ある値以
下に制約されれば、βの値が規定されてしまい、従来
はβの値の小さい従って見掛け視野の小さいファイン
ダーでしかなかったのである。また、′式はファイン
ダー倍率比β1の値が大きくなれば、一層d2−d1
増大することも表しており、従来技術の延長でファイン
ダー倍率比をより大きくすれば、さらにβの値を小さ
くする必要が高まり、見掛け視野が小さくならざるを得
ない。
本発明の基本構成では、第1B図に示す如く、高倍率時に
は負レンズ成分Lcとその物体側に配置される正レンズ成
分Lとによって対物レンズを構成するため、同一倍率
の従来の構成に比べて、接眼レンズと対物レンズとの間
の空間を大きくできることが明らかである。
いま、図示の如く、高倍率用対物レンズ中の正レンズ成
分Lの合成焦点距離をf、負レンズ成分Lの焦点
距離をf、高倍率用対物レンズとしての合成焦点距離
をf0とし、正レンズ成分Lと接眼レンズLeとの主点間
隔をd3、正レンズ成分Lと負レンズ成分Lとの主点
間隔をd4とし、高倍率用対物レンズの像側焦点F0と負レ
ンズ成分Lとの距離をa、負レンズ成分Lと高倍率
対物レンズとしての主点位置(図中LOの位置)との距離
をbとするとき、 となり、これを整理して、 となる。また、負レンズ成分Lについての結像関係よ
り、 が成立ち、これをfについて整理して式を代入すれ
ば、 となる。また、 d3=f−a+d4 である。
高倍率状態における接眼レンズ側空間の光軸方向での増
加量は b=−fO−a であり、式と式とからaについて解くと、 a>0につき、 となる。
以上の式から、d21が与えられるた場合は、式
〜によってf1,f,d1,fO,d1−d2が順次定まり、さ
らにd3及びfを与えることによって、式からaが決
まる。そして、式によってd4が、式によってf
が、式によってbの値が計算される。
式に式を代入することにより、 となる。ここで、式を式に代入することにより、a
を消去して、 となる。そこで、f<0,f>0を前提として、高倍
率状態において接眼レンズ側の光軸方向の空間を従来よ
りも大きくするためには、 b>0 であれば良く、そのためには′式より、d4>0である
ことが必要である。即ち、において、右辺の分子が正
となる条件は、 i)f−d3<0又は、 ii)f−d3≧0で、 しかも、4f(f+f−d3>0の場合である。
<0であり、式によって f=d1−f であることから、 4f(f+f−d3)=4f(d1−d3)>0 となるためには、d1<d3であることが必要である。よっ
て、式の右辺の分子が正となる第2の条件は、 d1<d3≦fとなる。
即ち、高倍率状態において接眼レンズ側の光軸方向の空
間を従来よりも大きくするためには、 d1<d3 であれば良い。
d2>d1であることから、d2=d3の時、つまり高倍率状態
と低倍率状態との全長が等しい場合も実現可能である。
また、d2<d3も可能であるから、正レンズ成分Lをフ
ァインダーの前面に外付けすることによって高倍率状態
に変換することも可能である。
以上の説明では、低倍率用の第1対物レンズとしての負
レンズ成分と高倍率用の第2対物レンズ中の負レンズ成
分とを異なるものとしたが、低倍率用の第1対物レンズ
を高倍率用の第2対物レンズの負レンズ成分として用い
ることができる。この場合には、上記の式において、 f=f1 とすれば良いことは言うまでもない。
但し、低倍率用の第1対物レンズL1が、負レンズ成分L
に加えて正レンズ成分等の他のレンズ成分を有してい
て、高倍率用の第2対物レンズL2中の負レンズ成分L
として低倍率用対物レンズL1中の負レンズ成分Lを用
いる場合には、低倍率用の第1対物レンズ中の負レンズ
成分の焦点距離をfとして、上記の各式において、 f=f とすればよい。また、低倍率用対物レンズL1中の他のレ
ンズ成分を高倍率用対物レンズにそのまま用いることも
可能である。
以上が先の出願に開示した基本的構成の概要である。
本発明はこのような基本構成の倍率変換式ファインダー
において、上記と同様に、低倍率用の第1対物レンズL1
の焦点距離をf1、高倍率用の第2対物レンズL2中の正レ
ンズ成分であって低倍率状態の対物レンズに対して付加
される正レンズ成分Laの焦点距離をf、そのシェイプ
ファクターをQとし、該高倍率用の第2対物レンズ中
接眼レンズ側に配置される負レンズ成分Lcの焦点距離を
、そのシェイプファクターをQとするとき、 −70<f1<−19 (1) −50<f<−18 (2) −0.33<f/f<−0.05 (3) 0.8<Q<8.5 (4) −1.2<Q<−0.8 (5) の各条件を満足するものである。
ここで、シェイプファクターQは、そのレンズの物体側
レンズ面及び像側レンズ面の曲率半径をそれぞれR,R
とするとき、 Q=(R+R)/(R−R) で定義されるものとする。
以下に上記の各条件について説明する。
(1)式の条件は、低倍率状態における高次のコマ収差
を補正するためのものである。逆ガリレオファインダー
では接眼レンズの正屈折力成分に比べて対物レンズの負
屈折力がより強いために、対物レンズ部分で収差の発生
が顕著なり易い。この条件の上限を越える場合には、低
倍率用の第1対物レンズとしての負屈折力が強くなり過
ぎ発散性の高次コマ収差が顕著となり、特に、画面周辺
部の像が劣下する。逆にこの条件の下限を外れる場合に
は、高次収差の発生は少なく収差補正上は有利である
が、所定のファインダー倍率を得るためにはレンズ全長
が長くなり過ぎてコンパクトなファインダーを構成する
ことが困難となる。
条件(2)は、高倍率状態における高次のコマ収差を補
正するためのものである。高倍率状態において、対物レ
ンズの光軸方向での占有空間を小さくするためには、第
1B図に示したaの値を極力小さく成すことが望ましい。
そのためには、前記の式に示される様に負レンズ成分
Lcの焦点距離fが0に近い程、即ち負の屈折力が強い
程有利である。条件(2)の下限を越えて負屈折力が弱
くなった場合、上記の理由により対物レンズの光軸方向
の占有空間を少なく保つ効果が小さくなって本発明の基
本的目的を達し得ない。上限をこえた場合には、対物レ
ンズの必要空間を小さく保つには有利であるが、発散成
分が強くなり過ぎるために、条件(1)で述べたのと同
様に高次のコマ収差が発生し、特に、視野周辺部の像の
悪化が顕著となり、良好なファインダー像を得ることが
難しくなる。
条件(3)は高倍率状態における歪曲収差を補正するた
めのものである。高倍率用の第2対物レンズを構成する
負レンズ成分の物体側に配置される正レンズ成分は、逆
ガリレオファインダーに発生しがちな負の歪曲収差を補
正する効果を有している。負レンズ成分の焦点距離f
に比べて、高倍率時に付加される正レンズ成分Lの焦
点距離fが大きくなって、この条件の上限を越えた場
合には、該正レンズ成分による歪曲収差の補正効果が弱
まり、負の歪曲収差が大きく残存してしまう。逆に、該
正レンズ成分の屈折力が強くなって条件(3)の下限を
外れる場合には、正の歪曲収差が発生して良好な補正が
難しくなる。
条件(4)は、高倍率状態で低倍率状態に対して付加さ
れる正レンズ成分Lの形状を規定するものである。ま
ずこの正レンズ成分LのシェイプファクターQが正
の値であることは、該正レンズの物体側レンズ面が物体
側に凸であり、かつ接眼レンズ側レンズ面の曲率半径の
絶対値が物体側レンズ面のそれよりも大きいことであ
る。また、Qの値が大きくなるに従って、物体側レン
ズ面の曲率半径が小さくなる方向にベンディングされて
いくことを意味している。Qの変化は非点収差の補正
に強い作用を及ぼし、この値が小さくなると該正レンズ
成分Lの接眼レンズ側レンズ面で斜光線の収斂作用が
強くなり、条件(4)の下限を外れる場合には非点収差
が発生して補正し得ない。逆に、上限を越える場合に
は、斜光線の収斂作用が弱くなり過ぎて、逆に傾向の非
点収差が発生して良好な補正をなし得ない。
条件(5)は、高倍率用の第2対物レンズ中の接眼レン
ズ側負レンズ成分Lの形状を規定するものである。こ
の負レンズ成分のシェイプファクターQの値が負であ
ることは、接眼レンズ側レンズ面が物体側に凸で、物体
側レンズ面の曲率半径の絶対値が接眼レンズ側レンズ面
のそれよりも大きいことである。また、Qの値が小さ
くなるに従って接眼レンズ側レンズ面の曲率半径が小さ
くなる方向にベンディングされていくことを意味する。
条件(1)及び(2)でも述べたように、逆ガリレオフ
ァインダーにおける対物レンズの負屈折力が強く、しか
も斜光束が光軸から離れた位置を通過するために、高次
のコマ収差が発生し易い。このため、物体側レンズ面及
び接眼レンズ側レンズ面に斜光束の発散作用を分担させ
ることが高次のコマ収差の発生を防ぐ意味から望まし
い。条件(5)の上限をこえる場合には、物体側レンズ
面での発散作用が強くなり過ぎるために、また下限を外
れる場合には、接眼レンズ側レンズ面での発散作用が強
くなり過ぎるために、何れの場合にも高次のコマ収差が
発生して良好な収差補正を行うことが難しくなってしま
う。
(実施例) 以下、本発明による実施例について説明する。
本発明による第1実施例は、変倍比2.36倍と大きく、か
つ高倍率状態ではファインダー倍率が等倍を上回る例で
ある。第2A図及び第2B図は、それぞれ第1実施例の低倍
率及び高倍率状態のレンズ構成図である。図示の如く、
低倍率用対物レンズL1は物体側に凸面を向けた負レンズ
成分Lbからなり、高倍率用対物レンズL2は物体側に凸面
を向けた正メニスカスレンズ成分Laとその像側に配置さ
れた負レンズ成分Lcとからなっている。ここで高倍率用
対物レンズ中の負レンズ成分Lcは、低倍率用対物レンズ
としての負レンズ成分Lbを光軸に沿って接眼レンズ側に
移動させることによって兼用することが可能である。第
2A図及び第2B図は、破線にて最大画角の主光線を示し、
EPはアイポイント位置を表す。
以下の表1に、本発明による第1実施例の諸元を示す。
但し、表中、左端の数字は物体側からの順序を表し、屈
折率及びアッベ数は、d線(λ=587.6nm)に対する値
である。また、βは低倍率状態におけるファインダー
倍率、βは高倍率状態におけるファインダー倍率を表
し、E.L.は接眼レンズの最終レンズ面頂点からアイポイ
ントEPまでの距離を表し、l,lはそれぞれ低倍率状
態、高倍率状態でのレンズ系の全長、即ち対物レンズの
最前レンズ面頂点から接眼レンズの最終レンズ面頂点ま
での距離を表すものとする。
さらに、以下の各実施例においては、少なくとも1面の
非球面を設けることによって、収差補正をより良好に達
成しており、この非球面は、レンズ面の頂点を原点と
し、光軸上で光の進行方向をx軸、これと直角方向をy
軸としたとき、 と表されるものとする。但し、C4,C6,C8,C10は各次数に
おける非球面係数である。
また、表1に示す第1実施例について低倍率状態の諸収
差を第3A図に、高倍率状態の諸収差を第3B図に示す。収
差図中、非点収差は無限遠物体の虚像の位置をアイポイ
ントEPを基準としてディオプター(dpt)で表示したも
のであり、また歪曲収差は、ファインダーへの入射角を
θ、射出角をθ′、ファインダー倍率をβとするとき、 で定義されるものとする。
第4A図及び第4B図に示す第2実施例は、対物レンズ群に
ついては第1実施例と同様に、低倍率用対物レンズL1
単一の負レンズ成分Lbで構成され、高倍率用対物レンズ
L2が単一の負レンズ成分Lcとその物体側に配置された物
体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ成分Laから構成
されている。接眼レンズLeは、第1の正レンズ成分Le1
と第2の正レンズ成分Le2とで構成され、第1の正レン
ズ成分Le1の物体側レンズ面はアルバダ反射面として半
透過鏡面に形成されており、第2の正レンズ成分Le2
物体側レンズ面上には、ファインダーの視野内の視野枠
としての光像枠を形成するための枠Fが設けられてい
る。
光像枠F付近に距離表示、ストロボ発光準備表示、等を
入れる場合にアルバダ系の焦点距離をできるだけ大きく
すること必要となり、一般にはアルバダ系の光軸方向空
間を増加するためフィルターの大型化が避けられなかっ
たが、本実施例によれば、高倍率用の第2対物レンズと
接眼レンズとの間に十分な空間を確保しつつもコンパク
トに構成することができた。低倍率状態における第6面
(最終面)はアルバダ系の非点収差を良好に補正するた
めに非球面に形成されている。この例でも低倍率用の第
1対物レンズとしての負レンズ成分を高倍率の第2対物
レンズ中の負レンズ成分として兼用することが可能であ
る。そして、低倍率状態の第2面及び高倍率状態の第1
面は、各倍率状態における非点隔差を良好に補正するた
めに非球面に形成されている。
以下の表2に、表1と同様に、第2実施例の諸元を示
す。
また、第5A図及び第5B図に、第2実施例における低倍率
状態及び高倍率状態の諸収差図を示し、第5C図には視野
枠像の収差図を示す。
第6A図及び第6B図に示す第3実施例は、前記の第1実施
例とほぼ同様の構成によって変倍を行う例である。そし
て、第6C図にはこのファインダーを、採光式のブライト
フレームファインダーとして用いた構成例を示す。第6C
図に示す如く、対物レンズと並列的に配置された視野枠
用の枠Fからの光束は、反射鏡1で反射された後、対物
レンズL2と接眼レンズLeとの間に配置された半透過鏡2
で反射され、接眼レンズに達し、枠Fの虚像が、ファイ
ンダー視野の視野枠として物体像に重複して同一視度で
観察される。
この実施例では、第6C図に示す如く、採光式に必須の半
透過鏡2の占める空間が大きいが、ファインダーとして
コンパクトに構成されている。低倍率状態の第3面は、
光像枠の収差により良好に補正するために非球面に形成
されている。この例でも低倍率用の第1対物レンズとし
ての負レンズ成分を高倍率の第2対物レンズ中の負レン
ズ成分として兼用することが可能である。そして、低倍
率状態の第2面及び高倍率状態の第2面は、各倍率状態
における非点隔差を良好に補正するために非球面に形成
されている。また、高倍率状態では、正レンンズ成分に
高分散の素材を用いたことにより、倍率の色収差をより
一層良好に補正することが可能となっている。
以下の表3に、第3実施例の諸元を、前記実施例と同様
に示す。
そして、第7A図及び第7B図に、第3実施例の諸収差図を
示し、第7C図には視野枠像の諸収差を示す。
以下に説明する第4〜第7実施例は、いずれも低倍率状
態において最も物体側に正レンズ成分が配置されてお
り、高倍率状態と低倍率状態との変換において、この正
レンズ成分は固定されて、低倍率用対物レンズと高倍率
用対物レンズとに共用されるものである。
第8A図及び第8B図には、本発明による第4実施例の低倍
率状態及び高倍率状態におけるレンズ構成図をそれぞれ
示す。低倍率用の第1対物レンズL1は、物体側に固定さ
れた正レンズ成分L1aと負レンズ成分Lbとで構成されて
いる。高倍率用の第2対物レンズL2は、低倍率状態と兼
用される最も物体側の正レンズ成分L1aと、低倍率状態
に対しして付加される第2の正レンズ成分La及び負レン
ズ成分Lcとで構成される。即ち、高倍率用の第2対物レ
ンズL2の正レンズ成分Lが2つの正レンズL1aとLaと
で構成されている。高倍率状態の負レンズ成分Lcは低倍
率状態の負レンズ成分Lbを光軸に沿って移動することに
よって兼用することが可能である。
低倍率状態での第4面及び高倍率状態での第6面(共
に、負レンズ成分の接眼レンズ側の面)は、各状態にお
ける非点隔差をより良好に補正するために非球面に形成
されている。
上記の如き第4実施例の諸元を、前記実施例と同様に、
以下の表4に示す。また、低倍率状態及び高倍率状態で
の諸収差図をそれぞれ第9A図及び第9B図に示す。
第10A図及び第10B図は第5実施例の低倍率状態及び高倍
率状態のレンズ構成図である。この実施例では、低倍率
用の第1対物レンズL1及び高倍率用の第2対物レンズL2
の構成は、前記第4実施例とほぼ同様に構成されてい
る。また、接眼レンズLeは前記の第2実施例と同様に2
つの正レンズ成分からなっており、アルバダ式のブライ
トフレームファインダーとして構成されているものであ
る。即ち、低倍率状態において第7面に光像枠Fを設
け、第5面を半透過鏡面としており、このアルバダ系は
低倍率状態と高倍率状態とに共用される。低倍率状態に
おける第8面(最終面)はアルバダ光学系の非点収差を
より良好に補正するために非球面に形成されている。ま
た、低倍率用の第1対物レンズL1中の負レンズ成分は、
高倍率用の第2対物レンズL2中の負レンズ成分として兼
用する事が可能である。そして、低倍率状態における第
4面及び高倍率状態における第6面(共に、負レンズ成
分の接眼レンズ側の面)は、各状態における非点隔差を
より良好に補正するために非球面に形成されている。
上記第5実施例の低倍率状態及び高倍率状態の諸収差図
をそれぞれ、第11A図及び第11B図に示す。また、アルバ
ダ光学系における視野枠像についての諸収差図を第11C
図に示す。
第12A図及び第12B図に示す第6実施例は、前記の第5実
施例とほぼ同様の構成によって変倍を行う例である。そ
して、第12C図にはこのファインダーを、第6C図に示し
た第3実施例と同様に、採光式のブライトフレームファ
インダーとして構成した例を示す。第12C図に示す如
く、対物レンズと並列的に配置された視野枠用の枠Fか
らの光束は、反射鏡1で反射された後、対物レンズL2
接眼レンズLeとの間に配置された半透過鏡2で反射さ
れ、接眼レンズに達し、枠Fの虚像が、ファインダー視
野の視野枠として物体像に重複して同一視度で観察され
る。
この実施例でも、第1対物レンズL1中の負レンズ成分Lb
を第2対物レンズ中の負レンズ成分Lcに兼用することが
可能である。第12C図に示す如く、採光式に必須の半透
過鏡2の占める空間が大きいが、ファインダーとしてコ
ンパクトに構成されている。低倍率状態の第4面及び高
倍率状態の第6面(共に負レンズ成分の接眼レンズ側の
面)は、各状態での非点隔差を良好に補正するために非
球面に形成されている。
上記のごとき第6実施例の諸元を、以下の表6に示す。
また、第13A図及び第13B図に、第6実施例の諸収差図を
示し、第13C図には視野枠像の諸収差を示す。
第7実施例は、上記第6実施例と同一の低倍率状態を持
ち、高倍率状態への変換に当たって、第14図の如く、フ
ァインダーの物体側に、物体側に凸面を向けた正メニス
カスレンズ成分Laを付加するものである。そしてこのと
き、低倍率用の第1対物レンズ中の負レンズ成分Lbが接
眼レンズ側に移動する。この実施例の如く、正レンズを
付加して高倍率状態に変換する場合には、ファインダー
系全長を小さく構成するための制限は主に低倍率状態で
あり、高倍率状態での制約はあまりない。
第7実施例の諸元を、第7表に示す。また、この実施例
の高倍率状態における諸収差図を第15図に示す。尚、低
倍率状態の諸収差図は、第13A図と同一である。
以上の各実施例においては、ファインダーとしての長さ
をカメラボディの厚さに適合させるために、低倍率状態
におけるファインダー光学系の全長lを、 20<l<47 として構成することが望ましい。また、高倍率状態にお
いて物体側に付加される正レンズ成分は、接眼レンズ側
の負レンズ成分から離れる程、接眼レンズ側の空間を大
きくするのに有利であり、このため、ファインダー全長
の高倍率状態と低倍率状態との比l/lは、0.8以上
であることが望ましい。
以上の実施例においては、何れも低倍率用の第1対物レ
ンズ中の負レンズ成分を、高倍率用の第2対物レンズ中
の負レンズ成分として兼用することが可能であるが、兼
用する場合には各倍率状態における収差補正の自由度が
少なくなり、兼用しない場合には、各倍率ごとに最適負
レンズ成分を構成することができるため、設計の自由度
は高い。尚、一般に、ファインダーの物体側又は接眼レ
ンズ側には、平行平面板の固定窓を設ける場合が多い
が、ファインダーはほぼアフォーカル系であるため収差
の変化がほとんどないので、上記の各実施例においては
これらについて触れていない。必要に応じて、平行平面
板の窓を設ければよいことはいうまでもない。
(発明の効果) 以上の如く、本発明によれば、倍率切換に必要な接眼レ
ンズ側空間を大きく確保しつつ、コンパクトで、各倍率
状態において諸収差が良好に補正された逆ガリレオファ
インダーを実現することが可能である。従って、ファイ
ンダーの視野内に種々の情報表示を明瞭に行うことがで
き、小型でありながら鮮明な視野を持つファインダーを
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基礎となる倍率変換の構成を示す光
学系の原理説明図、第2A図及び第2B図は第1実施例の低
倍率状態及び高倍率状態におけるレンズ構成図、第3A図
及び第3B図は第1実施例の低倍率状態及び高倍率状態に
おける諸収差図、第4A図及び第4B図は第2実施例の低倍
率状態及び高倍率状態におけるレンズ構成図、第5A図及
び第5B図は第2実施例の低倍率状態及び高倍率状態にお
ける諸収差図、第5C図は第2実施例におけるアルバダ系
の視野枠についての諸収差図、第6A図及び第6B図は第3
実施例の低倍率状態及び高倍率状態におけるレンズ構成
図、第6C図は採光式とした第3実施例の構成図、第7A図
及び第7B図は第3実施例の低倍率状態及び高倍率状態に
おける諸収差図、第7C図は第3実施例における採光枠式
による視野枠についての諸収差図、第8A図及び第8B図は
第4実施例の低倍率状態及び高倍率状態におけるレンズ
構成図、第9A図及び第9B図は第4実施例の低倍率状態及
び高倍率状態における諸収差図、第10A図及び第10B図は
第5実施例の低倍率状態及び高倍率状態におけるレンズ
構成図、第11A図及び第11B図は第5実施例の低倍率状態
及び高倍率状態における諸収差図、第11C図は第5実施
例におけるアルバダ系の視野枠についての諸収差図、第
12A図及び第12B図は第6実施例の低倍率状態及び高倍率
状態におけるレンズ構成図、第12C図は採光式とした第
6実施例の構成図、第13A図及び第13B図は第6実施例の
低倍率状態及び高倍率状態における諸収差図、第13C図
は第6実施例における採光枠式による視野枠についての
諸収差図、第14図は第7実施例の高倍率状態におけるレ
ンズ構成図、第15図は第7実施例の高倍率状態における
諸収差図である。 〔主要部分の符号の説明〕 L1……低倍率用の第1対物レンズ L2……高倍率用の第2対物レンズ Lb……第1対物レンズを構成する負レンズ成分 L……第2対物レンズを構成する正レンズ成分 La……第2対物レンズ中の正レンズ成分で低倍率状態に
対して付加される正レンズ成分 Lc……第2対物レンズを構成する負レンズ成分 Le……接眼レンズ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−62023(JP,A) 特開 昭60−57329(JP,A) 特開 昭59−23330(JP,A) 特開 昭53−63014(JP,A) 特開 昭56−101132(JP,A) 特開 昭57−624(JP,A) 特開 昭50−87027(JP,A) 実開 昭59−168738(JP,U) 実開 昭60−8935(JP,U) 特公 昭37−484(JP,B1) 特公 昭41−10754(JP,B1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側から順に、負屈折力を有する対物レ
    ンズ群と該対物レンズ群から所定の間隔で配置された正
    屈折力の接眼レンズLeとを有し、該対物レンズ群は負レ
    ンズ成分Lbを有する低倍率用の第1対物レンズL1と、負
    レンズ成分Lcとその物体側に配置され前記第1対物レン
    ズに対して付加される正レンズ成分Laとを有する高倍率
    用の第2対物レンズL2とで構成され、該高倍率用の第2
    対物レンズL2の合成負屈折力は前記低倍率用の第1対物
    レンズL1の負屈折力よりも小さく、前記低倍率用第1対
    物レンズL1が前記接眼レンズLeと同一光軸上に配置され
    る低倍率状態と、前記高倍率用第2対物レンズが前記接
    眼レンズLeと同一光軸上に配置される高倍率状態とが選
    択的に構成される逆ガリレオファインダーにおいて、 前記低倍率用の第1対物レンズL1の焦点距離をf1、前記
    高倍率用の第2対物レンズL2中の正レンズ成分であって
    前記低倍率用の第1対物レンズに対して付加される正レ
    ンズ成分Laの焦点距離をf(単位はmm)、該第2対物
    レンズ中の接眼レンズ側の負レンズ成分Lcの焦点距離を
    (単位はmm)とし、該高倍率用の第2対物レンズ中
    の正レンズ成分として前記低倍率用の第1対物レンズに
    対して付加される正レンズ成分Laのシェイプファクター
    をQ、該第2対物レンズ中の接眼レンズ側負レンズ成
    分LcのシェイプファクターをQとするとき、 −70<f1<−19 (1) −50<f<−18 (2) −0.33<f/f<−0.05 (3) 0.8<Q<8.5 (4) −1.2<Q<−0.8 (5) の各条件を満足することを特徴とする倍率変換式逆ガリ
    レオファインダー。 但し、レンズのシェイプファクターQは、該レンズの物
    体側レンズ面及び像側レンズ面の曲率半径をそれぞれ
    RO,RIとするとき、 Q=(RI+RO)/(RI−RO) で定義されるものとする。
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