JPH0685853A - パルス変調発振回路 - Google Patents

パルス変調発振回路

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Publication number
JPH0685853A
JPH0685853A JP26322692A JP26322692A JPH0685853A JP H0685853 A JPH0685853 A JP H0685853A JP 26322692 A JP26322692 A JP 26322692A JP 26322692 A JP26322692 A JP 26322692A JP H0685853 A JPH0685853 A JP H0685853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillation
modulation
circuit
signal
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP26322692A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Miyamae
龍一 宮前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0685853A publication Critical patent/JPH0685853A/ja
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発振変調回路の圧電発振素子のQが高い場合
でも、より高い周波数の変調パルス信号での変調を可能
にしたパルス変調発振回路を提供する。 【構成】 発振変調回路10の圧電発振素子11の発振
周波数と同一周波数の高周波信号RFを連続して出力す
る外部発振回路20を更に設けて、これからの高周波信
号RFを発振変調回路10のトランジスタ16のベース
に供給するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばVHF帯やU
HF帯電波を用いたリモートコントローラの送信機等に
使用されるものであって、高周波信号をキャリアとし、
これを変調パルス信号で変調するパルス変調発振回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のパルス変調発振回路の従来例を
図3に示す。このパルス変調発振回路は、発振用のトラ
ンジスタ16と、そのベースに接続された圧電発振素子
11とを含む発振変調回路10から成り、このトランジ
スタ16のベースバイアス電圧を変化させることによ
り、発振の駆動、停止を制御するようにしている。即
ち、トランジスタ16のベースに抵抗12を経由して変
調パルス信号PSを供給するようにしており、それによ
って、圧電発振素子11の発振周波数の高周波信号をキ
ャリアとし、それを変調パルス信号PSで断続変調した
高周波信号RSが出力として得られる。13はベースバ
イアス抵抗、14、15は発振条件を満たすためのコン
デンサ、17はエミッタ抵抗、18は結合コンデンサで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記パルス変調発振回
路においては、キャリアの周波数を決める圧電発振素子
11のQが高いほど、発振は安定するが、発振の立ち上
がりが遅くなり、変調パルス信号PSの周波数を高くで
きないという問題がある。
【0004】これを詳述すると次のとおりである。即
ち、発振回路を物理的なモデルで考えた場合、周知のよ
うに、一端が固定されたバネとその他端に接続された質
量とで表すことができ、Qはこの質量で表される。この
質量即ちQが大きいほど発振させるのに時間はかかる
が、一旦発振すると外的要因に対し安定して発振(振
動)する。
【0005】ところが、発振の立ち上がりが遅いと、例
えば図2中の従来例に示すように、変調パルス信号PS
の周波数が高くなってそれに伴ってパルス幅も狭くなる
と、変調された高周波信号RSが所定の振幅まで立ち上
がる前に変調パルス信号PSが立ち下がるため、その時
点で高周波信号が切られてしまい、十分な変調が得られ
なくなる。
【0006】そこでこの発明は、上記のような発振変調
回路の圧電発振素子のQが高い場合でも、より高い周波
数の変調パルス信号での変調を可能にしたパルス変調発
振回路を提供することを主たる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のパルス変調発振回路は、前記発振変調回
路の圧電発振素子の発振周波数と同一周波数の高周波信
号を連続して出力する外部発振回路を更に設けて、これ
からの高周波信号を前記発振変調回路のトランジスタの
ベースに供給するようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記のようにして、外部発振回路からの上記の
ような高周波信号を発振変調回路のトランジスタのベー
スに連続して供給しておくと、当該発振変調回路におい
て変調パルス信号の立ち上がり後の発振の立ち上がりが
従来例に比べて格段に速くなる。その結果、圧電発振素
子のQが高い場合でも、より高い周波数の変調パルス信
号での変調が可能になる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係るパルス変
調発振回路を示す回路図である。図3の従来例と同一ま
たは相当する部分には同一符号を付し、以下においては
当該従来例との相違点を主に説明する。
【0010】この実施例のパルス変調発振回路は、前述
したような発振変調回路10に次のような外部発振回路
20を付加したものである。
【0011】外部発振回路20は、発振用のトランジス
タ26、そのベースに接続された圧電発振素子21およ
びこの圧電発振素子21に直列接続されたトリマコンデ
ンサ29を含んでおり、このトリマコンデンサ29で発
振周波数を調整して、発振変調回路10の圧電発振素子
11と同一の周波数で、しかも発振変調回路10とは違
って連続して発振させるようにしている。22、23は
ベースバイアス抵抗、24、25は発振条件を満たすた
めのコンデンサ、27はエミッタ抵抗、28は結合コン
デンサである。
【0012】そして、この外部発振回路20(より具体
的にはその結合コンデンサ28)からの発振変調回路1
0の発振周波数と同一周波数の高周波信号RFを、発振
変調回路10のトランジスタ16のベースに連続して供
給するようにしている。
【0013】上記のようにして、外部発振回路20から
の上記のような高周波信号RFを発振変調回路10のト
ランジスタ16のベースに連続して供給しておくと、当
該発振変調回路10において、変調パルス信号PSの立
ち上がり後の発振の立ち上がりが従来例の場合に比べて
格段に速くなる。
【0014】これは次のような理由によるものと考えら
れる。即ち、発振回路における発振開始の原理は、ノイ
ズ(電源の投入によるノイズ等)が発生し、それを種に
条件に合う信号だけが増幅されて発振が起こると考えら
れている。従ってこの実施例のように、発振変調回路1
0にその発振周波数と同一周波数の高周波信号RFを予
め注入しておけば、発振に非常に都合の良い種が既に存
在しているので、発振すべき条件が整ったときの(即ち
この例では変調パルス信号PSが立ち上がったときの)
発振の立ち上がりは非常に速くなる。
【0015】従って、発振変調回路10における圧電発
振素子11のQが高い場合でも、図2中の実施例に示す
ように、変調パルス信号PSが立ち上がると発振変調回
路10から出力される変調された高周波信号RSも即刻
立ち上がるので、変調パルス信号PSの周波数が高くな
ってそれに伴ってパルス幅が狭くなっても、変調パルス
信号PSが立ち下がる前に、変調された高周波信号RS
は所定の振幅まで立ち上がることができ、従って十分な
変調を得ることができる。
【0016】このように、上記パルス変調発振回路で
は、より高い周波数の変調パルス信号PSでの変調が可
能になるので、これを例えば前述したリモコン等の信号
伝送に用いた場合、ビット伝送速度(ビットレート)を
高めることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、上記の
ような外部発振回路を設けたので、発振変調回路の圧電
発振素子のQが高い場合でも、同発振変調回路における
発振の立ち上がりが非常に速くなり、従ってより高い周
波数の変調パルス信号での変調が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るパルス変調発振回路
を示す回路図である。
【図2】変調パルス信号と、変調された高周波信号の波
形の例を示す図である。
【図3】従来のパルス変調発振回路の一例を示す回路図
である。
【符号の説明】
10 発振変調回路 11 圧電発振素子 16 トランジスタ 20 外部発振回路 21 圧電発振素子 26 トランジスタ PS 変調パルス信号 RS 変調された高周波信号 RF 高周波信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振用のトランジスタと、そのベースに
    接続された圧電発振素子とを含む発振変調回路における
    トランジスタのベースバイアス電圧を変調パルス信号に
    よって変化させて発振の駆動、停止を制御し、それによ
    って圧電発振素子の発振周波数の高周波信号をキャリア
    とし、それを変調パルス信号で断続変調するようにした
    パルス変調発振回路において、前記発振変調回路の圧電
    発振素子の発振周波数と同一周波数の高周波信号を連続
    して出力する外部発振回路を更に設けて、これからの高
    周波信号を前記発振変調回路のトランジスタのベースに
    供給するようにしたことを特徴とするパルス変調発振回
    路。
JP26322692A 1992-09-03 1992-09-03 パルス変調発振回路 Pending JPH0685853A (ja)

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JP26322692A JPH0685853A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 パルス変調発振回路

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JPH0685853A true JPH0685853A (ja) 1994-03-25

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ID=17386535

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JP26322692A Pending JPH0685853A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 パルス変調発振回路

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JP (1) JPH0685853A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001512634A (ja) * 1997-01-16 2001-08-21 シュレフリング.ウンド.アパラテボー.ゲゼルシャフト.ミット.ベシュレンクテル.ハフツング 電気エネルギーまたは電気信号の非接触伝送のシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001512634A (ja) * 1997-01-16 2001-08-21 シュレフリング.ウンド.アパラテボー.ゲゼルシャフト.ミット.ベシュレンクテル.ハフツング 電気エネルギーまたは電気信号の非接触伝送のシステム

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