JPH0685076B2 - 画像記録現像装置 - Google Patents

画像記録現像装置

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JPH0685076B2
JPH0685076B2 JP61284471A JP28447186A JPH0685076B2 JP H0685076 B2 JPH0685076 B2 JP H0685076B2 JP 61284471 A JP61284471 A JP 61284471A JP 28447186 A JP28447186 A JP 28447186A JP H0685076 B2 JPH0685076 B2 JP H0685076B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像記録現像装置に関し、一層詳細には、写真
感光材料に画像を記録する画像記録機構と、画像記録終
了後の写真感光材料を自動的に現像する自動現像機構と
を含む画像記録現像装置であって、前記画像記録機構と
自動現像機構との連結部位に振動吸収手段としての弾性
部材を介装し、これによって前記自動現像機構側で生起
される振動を吸収して画像記録機構における画像記録を
正確且つ円滑に行うことを可能とする画像記録現像装置
に関する。
最近、蓄積性螢光体(輝尽性蛍光体)を用いて被写体の
放射線透過像を得る放射線画像記録再生システムが開発
され、特に、医療分野に広汎に普及しつつある。ここ
で、蓄積性螢光体とは、放射線(X線、α線、β線、γ
線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネ
ルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射する
ことにより蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光する蛍
光体をいう。
前記の放射線画像記録再生システムはこの蓄積性螢光体
を利用したもので、人体等の放射線画像情報を一旦蓄積
性螢光体からなる層を有するシートに記録し、この蓄積
性螢光体シートをレーザ光等の励起光で走査して輝尽発
光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的に読み取
って画像信号を得、この画像信号の基づき写真感光材料
等の記録材料、CRT等に可視像として出力させるもので
ある。
ここで、一旦蓄積性螢光体シートに蓄積された放射線画
像情報を記録材料に恒久的に記録させる場合には、画像
記録装置、例えば、画像出カレーザプリンタ装置を採用
している。すなわち、この装置は記録材料であるフイル
ムをマガジン等を介して収納し、このフイルムを吸着盤
等の枚葉機構により1枚ずつ取り出して後、蓄積性螢光
体シートから得られた画像信号に基づいて前記フイルム
にレーザ光を照射して所定の画像を記録するよう構成さ
れている。
そこで、このような構成においては、前記新たに画像が
記録されたフイルムは自動現像装置の内部に自動的に搬
送されるのが好ましい。蓋し、人手を介することが不要
となるために経済的であり、且つ前記人手による移送途
上で太陽光あるいは室内光等のノイズ光にフイルム自体
は晒す懸念が払拭されるからである。この観点から本出
願人は画像記録現像装置と自動現像装置とを一体的に構
成した画像記録現像装置を開発し、多数の特許出願を行
っている(特願昭第60-218950号、特願昭第60-232474号
等)。そこで、一般的には、自動現像装置側では、先
ず、前記フイルムを現像液を貯留する現像タンク内に搬
送して現像し、次いで、定着液を貯留する定着タンク内
を通過させて定着処理して後、水洗水を貯留する水槽内
に搬送し、あるいは、スプレー等で水洗水を直接フイル
ムに吹き付けることにより処理液を除去して前記フイル
ムの現像処理作業を行っている。
次いで、このフイルムはスクイズ部を構成するローラ等
で前記フイルムに付着する水を絞った後、乾燥部に搬送
されて温風(約55℃)を吹き付けることにより乾燥し、
その後、所定の場所に保管され、必要に応じて医療診断
等に供される。
ところで、前記画像記録現像装置において、画像記録装
置と自動現像装置とを連結する際に当該画像記録機構と
自動現像機構とを連通する通路の整合性を確保すると共
に、画像記録装置から自動現像装置へと搬送されるフイ
ルムに太陽光等のノイズ光が照射されないように確実に
遮光状態を得べく、前記画像記録装置と自動現像装置と
を強固に結合させている。
この場合、前記自動現像装置には、前述したように、現
像処理を施されたフイルムを乾燥させるために、前記フ
イルムに温風を吹き付ける送風器等が配設されており、
この送風器等により前記自動現像装置は相当な振動を生
起する。
この振動は当該自動現像装置に強固に連結される画像記
録装置に伝達され、前記画像記録装置の画像記録作業に
悪影響を与える虞がある。すなわち、前記画像記録工程
を遂行中、当該画像記録装置側が振動すると、フイルム
に画像を記録するレーザ光が乱れ、フイルムに対して所
定の位置に当該レーザ光を照射することが出来ず、結
局、所望の画像を得ることが不可能になるという不都合
が露呈する。しかも、前記画像が医療診断等に供される
ものである場合、その画像情報によって診断しようとす
ると誤診等を行う可能性も不定出来ない。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、画像記録機構と自動現像機構とから構成される
画像記録現像装置において、前記画像記録機構と自動現
像機構とを連結する際に当該画像記録機構と自動現像機
構との間に振動吸収手段としてのゴム、ウレタン等の弾
性体を介装し、しかも、前記弾性体に嵌合するボルト等
によって前記画像記録機構と自動現像機構とを正確な位
置に固定するように構成し、これによって、前記画像記
録機構と自動現像機構とを連通する通路の整合性を確保
し且つ自動現像機構が生起する振動を画像記録機構側に
伝達するという不都合を可及的に回避して前記画像記録
機構による画像記録工程を正確且つ円滑に行うことを可
能とする画像記録現像装置を提供することを目的とす
る。
前記の目的を達成するために、本発明は、写真感光材料
に画像情報を有するレーザ光を照射して所定の画像を記
録する画像記録機構と、 前記画像記録機構が配設された第1ケーシングと、 画像記録終了後の写真感光材料を自動的に現像する自動
現像機構と、 前記自動現像機構が配設された第2ケーシングと、 前記第1、第2ケーシングの相互に対向する外壁面の間
に介装され、前記第1ケーシングと第2ケーシングとを
一体的に結合する振動吸収機構と、 を備え、前記振動吸収機構は弾性体を含み、前記弾性体
は、前記第1、第2ケーシングの所定距離離間する外壁
面に夫々対応して画成される一対の凹部内に嵌合される
ことを特徴とする。
次に、本発明に係る画像記録現像装置について好適な実
施例態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第1図並びに第2図において、参照符号10は本発明に係
る画像記録現像装置を示し、当該画像記録現像装置10は
画像記録機構12と自動現像機構14とを含み、前記自動現
像機構14はフイルム処理部16とフイルム乾燥部18とから
基本的に構成される。
前記画像記録機構12の前面上部にはフイルム装填口20が
設けられ、さらに、前記画像記録機構12の上部にはフイ
ルム集積部22が形成される。画像記録機構12内に画成さ
れた室24は前記フイルム装填口20を介して外部に連通
し、前記画像記録機構12にはこのフイルム装填口20から
フイルムマガジン26が着脱自在に装着される。
フイルムマガジン26内には複数枚のフイルムFが積層し
て収納されており、前記フイルムマガジン26に設けられ
たフイルム取出開口部27は室24内に開放自在である。こ
の場合、前記開口部27に臨む吸着盤28を含む枚葉機構が
前記室24内に設けられ、この吸着盤28の下方にはローラ
対29を配設すると共に、前記ローラ対29の下方にはフイ
ルムFを搬送する二組のローラ対30と31とが設けられ
る。前記ローラ対31の鉛直方向下方にはドラム32が配設
され、このドラム32に一組の並設されたローラ34,36が
鉛直方向に対峙して配設される。また、前記ドラム32の
下方から鉛直方向上方に延在してエンドレス状の搬送ベ
ルト38が設けられる。
この場合、前記搬送ベルト38の上部並びに下部側は夫々
水平方向に且つ互いに反対方向に屈曲して延在してお
り、前記搬送ベルト38の下部屈曲部にローラ39が当接す
る。さらに、前記搬送ベルト38にはエンドレス状の搬送
ベルト40が摺接する。前記搬送ベルト40の上端部側は水
平方向に屈曲して延在し、隣接する自動現像機構14と連
通するフイルム搬出口42に臨ませておく。
このフイルム搬出口42は実質的に画像記録機構12側に設
けられる第1の開口部42aと、自動現像機構14側に設け
られる第2の開口部42bと、前記画像記録機構12と自動
現像機構14との間に介装され且つ前記第1開口部42aお
よび第2開口部42bに対応する開口部を有する遮光用の
弾性部材42cとからなる。前記フイルム搬出口42には搬
送されてくるフイルムFの有無を検知する検出センサ43
を配設すると共に、搬出口閉塞手段、すなわち、シャッ
ター部材44が配設される。
なお、ローラ対29と30の間、ローラ対31とドラム32との
間およびドラム32と搬送ベルト38との間には、例えば、
ガイド板等を設けておけば、フイルムFの搬送を好適に
行うことが出来る。
さらにまた、画像記録機構12内にはドラム32に搬送され
たフイルムFにローラ34、36の間からレーザ光を照射す
るためのレーザ光学系46が設けられる。前記レーザ光学
系46は、基本的には、レーザ管48と光変調器50と光偏向
器52と走査レンズ54と反射用ミラー56、58とからなる。
このようにして構成される画像記録機構12には、前記画
像記録機構12と自動現像機構14との駆動制御を行う制御
部60が配設されている。
一方、自動現像機構14を構成するフイルム処理部16内に
は、搬送ベルト40の上端部側に近接してフイルム用検出
部66が設けられる。前記検出部66は挿入ローラ68と検出
ローラ70とマイクロスイッチ72とを含み、前記検出ロー
ラ70は搬送されてくるフイルムFがこの検出ローラ70と
挿入ローラ68との間に挿入さた際に、鉛直方向上方に変
位するよう構成されている。マイクロスイッチ72は検出
ローラ70と挿入ローラ68との間に1枚のフイルムFが挿
入されたことを検出する。
前記検出部66に近接して第1のラック74が設けられる。
前記第1ラック74は湾曲するガイド板を含み、前記検出
部66を通過するフイルムFをその進行方向を90°偏位さ
せて現像部76に送り出すように機能する。
前記現像部76を構成するタンク78内には現像液が貯留さ
れており、複数のローラ並びにガイド板からなる現像ラ
ック80がこのタンク78内に設けられている。前記現像ラ
ック80の終端部にはローラとガイド板とからなる第2の
ラック82が設けられ、前記第2ラック82の出口側は定着
部84を構成し、複数のローラとガイド板とを有する定着
ラック86に近接している。前記定着ラック86はタンク88
に貯留される定着液中に取り付けられており、前記定着
ラック86の終端部にはローラとガイド板とからなる第3
のラック90が配設される。前記第3ラック90の出口側に
は水洗部92を構成する水洗ラック94が配置され、前記水
洗ラック94はタンク96内に貯留される水洗水内に浸漬さ
れてその出口側をスクイズ部98に臨ませている。前記ス
クイズ部98はローラとガイド板とからなり、水洗部92か
ら鉛直方向上方に搬送されるフイルムFをその方向を変
位させてフイルム乾燥部18に搬送するよう機能する。
第2図に示すように、前記フイルム乾燥部18はフイルム
処理部16の上部に配設されてこのフイルム処理部16の開
口部99を閉塞している。フイルム乾燥部18の上面部は後
方に指向するに従い下方向に傾斜し、前記フイルム乾燥
部18の後部両側部に支持ピン100a、100bを係着してこの
フイルム乾燥部18をフイルム処理部16に対して揺動可能
に軸支している。なお、前記フイルム乾燥部18は、画像
記録機構12側に対し鉛直方向上方に傾斜しているが、回
転中心である支持ピン100a、100bを図示する位置から所
定距離だけ上方に配置すれば、このフイルム乾燥部18を
フイルム集積部22から水平方向に延在するように設ける
ことも可能であることは容易に諒解されよう。
前記フイルム乾燥部18にはフイルムFの一面側に接触す
る複数のローラからなるローラ群102aと、前記フイルム
Fの他面側に接触し、前記ローラ群102aと交互に配設さ
れる複数のローラからなるローラ群102bとが画像記録機
構12側に指向して鉛直方向に傾斜するように配設され
る。前記ローラ群102a側にはローラ群102bの夫々のロー
ラに対峙する複数の空気吹出管104aを設けると共に、ロ
ーラ群102b側には前記ローラ群102aのローラに対峙する
複数の空気吹出管104bを配設している。この場合、前記
空気吹出管104a、104bには、ローラ群102a、102b間を搬
送されるフイルムFに指向して温風を噴出するスリット
状の乾燥風吹出用開口部106a、106bが形成される。
前記フイルム乾燥部18にはダクト108を介して乾燥風送
給部110が接続される。前記乾燥風送給部110はサーモス
タット、電気ヒータ、ファン等を有しており、フイルム
乾燥部18に所定温度(約55℃)の温風を送給するよう構
成されている。この場合、フイルム乾燥部18がフイルム
処理部16に対し揺動可能であるため、ダクト108を、例
えば、ベローズ状の耐熱性樹脂材料で形成するか、ある
いはフイルム乾燥部18の揺動中心部にロータリージョイ
ント等を介して前記ダクト108とフイルム乾燥部18とを
接続するよう構成することが望ましい。
フイルム乾燥部18の出口側には一組のローラ対112が設
けられ、前記ローラ対112が設けられ、前記ローラ対112
に近接してフイルム搬出口114を形成する。なお、前記
フイルム搬出口114は画像記録機構12のフイルム集積部2
2に臨ませておく。
このように構成される自動現像機構14は前記画像記録機
構12に一体的に固着される。この場合、前記自動現像機
構14はこれを作動させている時、当該自動現像機構14に
組み込まれるファン等によって振動を生起し、この振動
を前記画像記録機構12に伝達させてレーザ光の乱れ等を
惹起する虞がある。このため、前記画像記録機構12と自
動現像機構14との接合の際にはその接合部位に弾性体等
からなる振動吸収手段を設けている。
すなわち、前記画像記録機構12側の接合面120に複数個
の凹部122a乃至122dを形成し、前記自動現像機構14の接
合面124には前記凹部122a乃至122dに対応し且つこれと
略同一の形状を呈する凹部126a乃至126dが形成される。
この場合、前記凹部122a乃至122dおよび凹部126a乃至12
6dを画成する端面部には夫々孔部123a乃至123dおよび孔
部127a乃至127dが穿設される。そして、前記凹部122aと
凹部126a、凹部122bと凹部126b、凹部122cと凹部126cお
よび凹部122dと凹部126dとの間に夫々振動吸収手段130a
乃至130dが配設される。
なお、前記振動吸収手段130a乃至130dは略同一に構成さ
れるものであり、従って、ここでは1つの振動吸収手段
130aについて説明し、他の振動吸収手段130b乃至130dに
ついては前記振動吸収手段130aと同一の構成要素に参照
符号b乃至dを付し、その詳細な説明を省略する。
前記振動吸収手段130aは、第3図に示すように、画像記
録機構12側に形成される凹部122aから自動現像機構14側
に形成される凹部126aに至る円筒状の弾性体132aと、前
記凹部126aを画成する端面部に前記自動現像機構14の内
方から一体的に固着されるナット部材133aとを含む。こ
の場合、前記弾性体132aの長さを前記凹部122a、126aの
間の間隙よりも長く選択しておき、画像記録機構12と自
動現像機構14とを接合した時の潰し代とすると共に、こ
れによって前記画像記録機構12側の接合面120と自動現
像機構14側の接合面124との間に若干の間隙を形成す
る。また、前記弾性体132aの略中央部に穿設される孔部
134aは実質的に前記孔部123a、127aと同軸的になるよう
に配設される。
次に、前記孔部123a、127aおよび孔部134aに前記画像記
録機構12側からボルト136aを挿入する。その際、前記ボ
ルト136aの頭部と凹部122aを構成する端面部との間にリ
ング状の弾性部材138aを介装すると共に、前記ボルト13
6aの先端部は前記孔部127aから突出させ、前記ナット部
材133aに螺合緊締させる。この結果、弾性体132aの中央
部は若干円周方向外方へと膨出し、接合面120、124は互
いに弾性体132aの作用下に押圧された状態で、一体化す
ることになる。
なお、前記のように振動吸収手段130a乃至130dを介して
接続される画像記録機構12と自動現像機構14とを一体的
にした状態で搬送する場合には、これらの接合面120と1
24によって形成される間隔に、例えば、金属等で形成さ
れるリング状のスペーサ140を前記振動吸収手段130a乃
至130dの近傍に介装すればよい。すなわち、前記接合面
120、124に夫々孔部142、144を穿設し、これらの孔部14
2、144と前記スペーサ140に形成される孔部とを貫通す
るボルト146とこのボルト146に螺合するナット部材148
によってスペーサー140を介装した状態で搬送すること
が好ましい。この場合、搬送終了後は前記画像記録機構
12および自動現像機構14に形成された孔部142、144は遮
光のため、図示しないテープまたは他の栓部材等で閉塞
しておく。
本実施態様に係る画像記録現像装置は基本的には以上の
ように構成されるものであり、次にその作用並びに効果
について説明する。
先ず、フイルムマガジン26をフイルム装填口20から画像
記録機構12に挿着すると、このフイルムマガジン26の開
口部27は室24内に開放される。次いで、制御部60の駆動
作用下に吸着盤28を含む枚葉機構を駆動して、前記吸着
盤28によりフイルムFを1枚ずつフイルムマガジン26か
ら取り出す。前記取り出されたフイルムFはローラ対2
9、30、および31により搬送されてドラム32とローラ3
4、36とに挟持されるに至る。
ここで、制御部60には、予め、図示しない画像読取部に
おいて蓄積性螢光体シートから得られた画像信号が送給
されており、この画像信号に基づいて前記制御部60の駆
動作用下にレーザ光学系46が好適に作動する。すなわ
ち、前記画像信号によりレーザ管48から照射されるレー
ザ光は光変調器50により画像情報に基づいて変調され、
変調されたレーザ光は光偏向器52に至り主走査偏向さ
れ、さらに走査レンズ54により集光されて後、反射用ミ
ラー56、58を介してローラ34と36との間からフイルムF
に照射される。その際、光偏向器52、走査レンズ54並び
に反射用ミラー56、58等が所定の変位を行ってフイルム
F上には所定の画像が記録される。
画像記録終了後のフイルムFは搬送ベルト38と40とに挟
持されて画像記録機構12の下部側から鉛直方向上方に移
送されて後、画像記録機構12と自動現像機構14との間に
形成されたフイルム搬出口42を通過して検出部66に至
る。
次いで、検出センサ43によりフイルムFを検出し、シャ
ッター部材44を駆動して前記フイルム搬出口42を開放す
る。また、前記検出センサ43がフイルムFの通過完了を
検出した時、すなわち、フイルムFが自動現像機構14側
に完全に搬送された時、シャッター部材44が再び閉塞さ
れる。このようにして、画像記録機構12と自動現像機構
14とは必要時以外は隔絶されることになる。
検出部66はフイルムFが通過することにより、マイクロ
スイッチ72がON動作して前記フイルムFが自動現像機構
14内に搬入されたことを判別する。そして、前記検出部
66を通過したフイルムFは制御部60の駆動作用下に第1
ラック74を介して鉛直方向下方に移送され、次いで、現
像ラック80に挟持されてタンク78内の現像液内に浸漬さ
れる。さらに、前記フイルムFはこのタンク78内におい
てその進行方向を180°偏位させて第2ラック82側に搬
送される。前記第2ラック82に至ったフイルムFはその
内部に設けられるガイド板並びにローラを介して進行方
向を180°偏位させて定着ラック86に移送され、定着部8
4内のタンク88に貯留される定着液内に導入される。そ
して、前記フイルムFは現像部76と同様に鉛直方向上方
に移送され、さらに第3ラック90を介して鉛直方向に搬
送されて後、水洗ラック94を介して水洗部92のタンク96
内で水洗される。水洗終了後のフイルムFはスクイズ部
98に搬送されてこれに付着する水分を絞られて後、フイ
ルム乾燥部18に導入される。
この場合、フイルムFは両側面部をローラ群102a、102b
に摺接して移送され、その途上において複数個の空気吹
出管104a、104bの乾燥風吹出用開口部106a、106bから噴
出される約55℃の温風により前記フイルムFの両面部に
付着する水分は全て蒸発する。従って、最終的にローラ
対112を介してフイルム搬出口114からフイルム集積部22
に搬送される際には、前記フイルムFは好適に乾燥され
ていることになる。
ところで、前記自動現像機構14は前記フイルムFを現
像、定着、水洗および乾燥させる工程を遂行する際に、
当該自動現像機構14内に組み込まれる図示しない駆動系
およびファン等により発生するこの振動は、前記のよう
に、フイルムFに対するレーザ光学系46の画像記録に不
都合を与える。そこで、本実施態様によれば、前記自動
現像機構14と画像記録機構12とは振動吸収手段130a乃至
130dによって連結されている。このため、前記振動を当
該振動吸収手段130a乃至130dを構成する弾性体132a乃至
132dおよび弾性体138a乃至138dによって吸収することが
出来る。従って、前記画像記録機構12には不要な振動が
伝達されることなく、レーザ光学系46による画像記録工
程を正確に営むことが可能である。
なお、このようにして、当該画像記録現像装置10を所定
時間動作した後、定期的に、自動現像機構14を構成する
ラック82、90、スクイズ部98等の保持管理が施される。
この場合、前述したようにフイルム乾燥部18がフイルム
処理部16に対して揺動可能に構成されており、従って、
前記フイルム乾燥部18を矢印A方向に持ち上げれば、フ
イルム処理部16の開口部99が外部に開放される。そこ
で、各ラック82、90およびスクイズ部98に付着する現像
液、定着液やその他の汚れを除去すればよい。また、こ
の時、現像液、定着液および水洗水の補充または交換も
必要に応じて行うことが出来る。
このようにして前記作業が終了すると、フイルム乾燥部
18を矢印B方向に揺動しフイルム処理部16上に載置す
る。
以上のように、本発明によれば、画像記録機構と自動現
像機構とからなる画像記録現像装置において、前記画像
記録機構と自動現像機構とを一体的となるように連結す
る際に、当該画像記録機構と自動現像機構との間に振動
吸収手段を構成する弾性体を介装し、前記画像記録機構
と自動現像機構とが直接的に当接しないようにしてい
る。また、前記振動吸収手段が配設される部位には前記
画像記録機構並びに自動現像機構に夫々これらの内方に
指向する凹部を設け、この凹部に前記弾性体を係合して
確実に位置決めするようにしている。このため、前記画
像記録機構と自動現像機構とを連通する通路の整合性を
確保し且つ当該画像記録現像装置が占有するスペースを
小さくして狭小な空間を効果的に利用出来るばかりでな
く、前記自動現像機構に配設される駆動系並びにファン
等の駆動に起因して発生する振動を前記振動吸収手段で
可及的に吸収することが出来る。この結果、前記画像記
録機構には前記振動が伝達されることなく、従って、レ
ーザ光等の乱れを惹起することなく正確に画像記録工程
を遂行することが可能となるという利点が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像記録現像装置の斜視図、 第2図は本発明に係る画像記録現像装置の断面図、 第3図は本発明に係る画像記録現像装置の要部を示す一
部省略断面説明図である。 10……画像記録現像装置、12……画像記録機構 14……自動現像機構、18……フイルム乾燥部 20……フイルム装填口、22……フイルム集積部 26……フイルムマガジン、46……レーザ光学系 60……制御部、66……検出部 76……現像部、84……定着部 92……水洗部、110……乾燥風送給部 122a〜122d、126〜125d……凹部 132a〜132d……弾性体、138〜138d……弾性部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真感光材料に画像情報を有するレーザ光
    を照射して所定の画像を記録する画像記録機構と、 前記画像記録機構が配設された第1のケーシングと、 画像記録終了後の写真感光材料を自動的に現像する自動
    現像機構と、 前記自動現像機構が配設された第2のケーシングと、 前記第1、第2ケーシングの相互に対向する外壁面の間
    に介装され、前記第1ケーシングと第2ケーシングとを
    一体的に結合する振動吸収機構と、 を備え、前記振動吸収機構は弾性体を含み、前記弾性体
    は、前記第1、第2ケーシングの所定距離離間する外壁
    面に夫々対応して画成される一対の凹部内に嵌合される
    ことを特徴とする画像記録現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、振動吸収機
    構は弾性体を貫通するボルト部材と、前記ボルト部材に
    螺合するナット部材とを有することを特徴とする画像記
    録現像装置。
JP61284471A 1986-11-29 1986-11-29 画像記録現像装置 Expired - Lifetime JPH0685076B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60185974A (ja) * 1984-03-05 1985-09-21 Canon Inc 現像装置
JPS616845U (ja) * 1984-06-20 1986-01-16 富士写真フイルム株式会社 自動現像機のフイルム供給装置

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