JPH0680740B2 - 半導体装置の多層配線形成方法 - Google Patents

半導体装置の多層配線形成方法

Info

Publication number
JPH0680740B2
JPH0680740B2 JP22280087A JP22280087A JPH0680740B2 JP H0680740 B2 JPH0680740 B2 JP H0680740B2 JP 22280087 A JP22280087 A JP 22280087A JP 22280087 A JP22280087 A JP 22280087A JP H0680740 B2 JPH0680740 B2 JP H0680740B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
layer
interlayer insulating
insulating film
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP22280087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6464237A (en
Inventor
智之 疋田
▼ 勝利 ▲蔵
雅春 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP22280087A priority Critical patent/JPH0680740B2/ja
Publication of JPS6464237A publication Critical patent/JPS6464237A/ja
Publication of JPH0680740B2 publication Critical patent/JPH0680740B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Local Oxidation Of Silicon (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、多層配線技術を使用する半導体集積回路にお
いて、スパッタ法による高分子樹脂膜上への配線形成の
際、配線のパターニングマスクに用いたレジストパター
ンとパターニングされた配線とをマスクとして、スパッ
タ法により変質した高分子樹脂膜をエッチングすること
により、回路に悪影響を及ぼす高分子樹脂膜の表面変質
層を除去するもので、特にこの高分子樹脂膜の変質によ
り配線間にリークが生じるのを防止しようとする多層配
線の形成方法に関する。
<従来技術> 従来の多層配線層形成方法について第4図を用いて説明
する。
(a),(b)及び(c)は、従来の工程を説明するた
め、多層配線を備えた半導体装置の要部断面図を示した
ものである。
(a)バイポーラ集積回路の一般的製造方法を用いて、
P型シリコン基板21にNPNトランジスタ34を形成し、酸
化膜28を形成する。その後、必要とするコンタクトホー
ルを酸化膜28に開孔し、スパッタ法により配線層を形
成、ホトエッチング技術による所定のパターニングを行
なうことにより、第1配線層29を形成する。第1配線層
29の形成後、層間絶縁膜(高分子樹脂膜)30を形成、ス
ルーホール(接続孔)を開孔、スパッタ法により第2配
線層32を形成する。
(b)上記第2配線層32にホトレジスト層33を全面塗布
し、所定のホトエッチング技術によりパターニングす
る。
(c)上記ホトレジスト層33をマスクとして、第2配線
層32のエッチングを行ない、ホトレジスト層33を除去す
る。
上述のような工程により多層配線を形成する方法が、一
般に行なわれている。
<発明が解決しようとする問題点> 上記従来の多層配線形成方法には、第4図(a)におい
て、スパッタ法による第2配線層32を形成した際、高分
子樹脂からなる層間絶縁膜30の表面が、スパッタクリー
ニングの影響を受けて、導電性の物質に変化するという
欠点があり、この層間絶縁膜30の表面に形成された導電
性変質層31は、該層間絶縁膜30上に第2配線層32を形成
し、所定のホトエッチング技術でパターニングした後
(図(c)参照)も存在し、この導電性変質層31を通じ
て配線間にリーク(例えば図(c)において、第2配線
層と隣接する第2配線層が、導電性変質層を介し
て通電する。)が発生するという問題があった。
<問題点を解決するための手段> 本発明は上述する問題点を解決するためになされたもの
で、半導体集積回路素子上に、絶縁膜と配線とが交互に
複数層を形成して、素子間と外部端子などを接続する多
層配線を備えた半導体装置において、前記素子上に、高
分子樹脂膜を層間絶縁膜として用いて該層間絶縁膜上に
スパッタ法により2層目以降の配線層を形成する際、ス
パッタ法により層間絶縁膜上に上層配線膜を形成する工
程と、前記上層配線膜の所望配線パターン上にレジスト
パターンを形成し、該レジストパターンをマスクして上
層配線膜を配線パターンにパターニングする工程と、前
記レジストパターンと前記上層配線膜配線パターンをマ
スクとして層間絶縁膜を所望量エッチングする工程とを
備えた半導体装置の多層配線形成方法を提供するもので
ある。
また、本発明は上記層間絶縁膜のエッチング法としてO2
プラズマエッチングを用いる半導体装置の多層配線形成
方法を提供するものである。
<作用> 上述の如く、層間絶縁膜上にスパッタした第2配線層
を、レジストパターンをマスクとして用いてパターニン
グした後、前記レジストパターンと第2配線パターンと
をマスクとして、前記層間絶縁膜表面にO2プラズマエッ
チングを施することにより、層間絶縁膜表面に形成され
た配線相互間の導電性変質層が除去されるので、これに
よる配線間リークの問題を防止できるという作用があ
る。
<実施例> 以下、この発明の実施例を説明する。
図1は、多層配線を備えた半導体装置を製造する際にこ
の発明を適用した場合の実施例を工程にそって図示した
ものである。
(a)バイポーラICの一般的製造方法を用いてP型シリ
コン基板1にNPNトランジスタ15を作成し、電極コンタ
クトを取るための接続孔を形成した酸化膜8の上に半導
体素子間などを接続する第1配線層9を形成する。その
後、層間絶縁膜10を形成し、それにスルーホールを開孔
して第2配線層12をスパッタ法にて形成してから、第2
配線パターン領域上にホトレジストパターン13を形成し
たところである。
(b)上記(a)を、ホトレジストパターン13をマスク
として、第2配線層12をエッチングして第2配線パター
ン12aを形成した状態を示す。
(c)ホトレジストパターン13と第2配線パターン12a
をマスクとして、層間絶縁膜10表面のスパッタ法による
第2配線層12形成時に形成された導電性変質層11を所望
量、O2プラズマエッチング除去した状態を示す。エッチ
ング量は、配線間のリーク電流が測定限界(10
-12(A))に達するまでとし、本実施例に於ては、第
2図(O2プラズマエッチング量と配線間リーク電流)に
示すように500Å以上のO2プラズマエッチング量にて、
配線間リーク電流は、使用計測器測定限界の10-12アン
ペアに下がった。リーク電流の測定方法は、第3図に示
すように隣接する配線間に、一定電圧を印加し、その時
流れる電流を測定した。
前記実施例で述べた発明によれば、下記の理由で上記目
的を達成できる。図(c)においてスパッタ法により第
2配線層12を形成したとき形成された層間絶縁膜10表面
の導電性変質層13のうち、配線間に存在するものは、O2
プラズマによって除去することが出来るので、これによ
る配線間リークの問題を防止することができる。
以上、本発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本
発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能である
ことはいうまでもない。
<発明の効果> 以上述べたように、本発明によれば、スパッタ法による
第2配線層形成の際層間絶縁膜表面に形成された導電性
変質層を、第2配線パターンと第2配線パターニング時
に用いたレジストパターンとをマスクとしてO2プラズマ
エッチングすることにより、第2配線間リークに関する
導電性変質層を取り除くことができるので、新たにマス
クを要さず、工程の大幅な増加を招くこともなく、配線
相互間リークを防ぐことができるという効果がある。
このように本発明は、多層配線技術を使用する半導体装
置において、2層目以降の配線相互間リークを容易に防
止でき、多層配線構造を備えた半導体装置の信頼性を向
上させる製造方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は、本発明の実施例を説明するた
めの多層配線を備えた半導体装置の要部断面図、第2図
はO2プラズマエッチング量と配線間リーク電流の関係
図、第3図は配線相互間リーク電流測定模式図、第4図
(a)〜(c)は、従来の工程を説明するための多層配
線を備えた半導体装置の要部断面図である。 1……P型シリコン基板、2……N+埋込層 3……P+埋込層(分離領域) 4……N型エピタキシャル層 5……ベース領域、6……エミッタ領域 7……コレクタ電極取り出し口、8……酸化膜 9……第1配線層、10……層間絶縁膜 11……導電性変質層、12……第2配線層 12a……第2配線パターン 13……ホトレジストパターン、14……半導体素子 15……NPNトランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体集積回路素子上に、絶縁膜と配線と
    が交互に複数層を形成して、素子間と外部端子などを接
    続する多層配線を備えた半導体装置において、前記素子
    上に、高分子樹脂膜を層間絶縁膜として用いて該層間絶
    縁膜上にスパッタ法により2層目以降の配線層を形成す
    る際、 スパッタ法により層間絶縁膜上に上層配線膜を形成する
    工程と、 前記上層配線膜の所望配線パターン上にレジストパター
    ンを形成し、該レジストパターンをマスクとして上層配
    線膜を配線パターンにパターニングする工程と、 前記レジストパターンと前記上層配線膜配線パターンを
    マスクとして層間絶縁膜を所望量エッチングする工程と
    を備えたことを特徴とする半導体装置の多層配線形成方
    法。
  2. 【請求項2】上記層間絶縁膜のエッチング法としてO2
    ラズマエッチングを用いてなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の半導体装置の多層配線形成方法。
JP22280087A 1987-09-03 1987-09-03 半導体装置の多層配線形成方法 Expired - Lifetime JPH0680740B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22280087A JPH0680740B2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03 半導体装置の多層配線形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22280087A JPH0680740B2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03 半導体装置の多層配線形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6464237A JPS6464237A (en) 1989-03-10
JPH0680740B2 true JPH0680740B2 (ja) 1994-10-12

Family

ID=16788096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22280087A Expired - Lifetime JPH0680740B2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03 半導体装置の多層配線形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0680740B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2757618B2 (ja) * 1991-09-27 1998-05-25 日本電気株式会社 半導体装置の製造方法
KR101838533B1 (ko) 2010-01-19 2018-04-26 카네카 코포레이션 경화성 조성물
JP6144003B2 (ja) 2011-08-29 2017-06-07 富士通株式会社 配線構造及びその製造方法並びに電子装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6464237A (en) 1989-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3436611A (en) Insulation structure for crossover leads in integrated circuitry
JPH0529483A (ja) 半導体集積装置
JPH0680740B2 (ja) 半導体装置の多層配線形成方法
US8247289B2 (en) Capacitor and manufacturing method thereof
KR940002757B1 (ko) 바이폴라형 반도체장치
JP3135968B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JPH06163666A (ja) 半導体装置とその製造方法
JPH05175428A (ja) 集積回路装置
KR950003221B1 (ko) 반도체장치 제조방법
JPH01134269A (ja) コンタクト抵抗測定装置
JPH05235275A (ja) 集積回路装置
JP4284748B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
JP2004273925A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPS60177652A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04188850A (ja) コンタクトホール及びその製造方法
JPH0595048A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JP2534496B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3497608B2 (ja) 半導体装置
JPH04116827A (ja) 半導体装置
KR100216730B1 (ko) 반도체 금속막 식각공정
JPS6043845A (ja) 多層配線部材の製造方法
JPS6153744A (ja) 多層配線半導体装置
JPH10209521A (ja) 磁気抵抗素子を有する半導体装置
JPS6024039A (ja) 半導体装置
JPH1174271A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term