JPH0678556B2 - 漂白活性化及び漂白組成物 - Google Patents

漂白活性化及び漂白組成物

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JPH0678556B2
JPH0678556B2 JP2121065A JP12106590A JPH0678556B2 JP H0678556 B2 JPH0678556 B2 JP H0678556B2 JP 2121065 A JP2121065 A JP 2121065A JP 12106590 A JP12106590 A JP 12106590A JP H0678556 B2 JPH0678556 B2 JP H0678556B2
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peroxy acid
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hydrophobic
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    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は改良された漂白活性化及び漂白組成物に関す
る。より詳しくは、本発明は、低温〜中温、例えば20℃
〜50℃で広範な種類の汚れの繊維織物及び編物に対して
効果的及び効率的な総合的漂白性能を提供する新規の漂
白組成物及び/又は洗剤組成物に関する。
背景及び従来技術 高温での洗濯用の洗剤漂白組成物は、当業界で十分公知
である。漂白剤として、該組成物は通常、過ホウ酸,過
炭酸,過燐酸及び過珪酸の各アルカリ金属塩を含む過酸
化水素化物、過酸化尿素等のような水溶液中に過酸化水
素を遊離させる過酸化物化合物を含む。これらの漂白剤
は、高温、即ち0℃から沸点までの漂白液で有効である
に過ぎない。
過酸化物漂白化合物の漂白活性は、しばしば漂白活性化
剤(bleach activator)としても呼称されるペルオキ
シ酸漂白剤前駆体を用いることにより、低い洗濯温度、
例えば40〜60℃で有効となるように改良することができ
ることは公知である。
多数の物質が、有効な漂白活性化剤として当業界で開示
されている。
英国特許第836,988号及び864,798号(UNILEVER)は、こ
の技術を明らかにする分野における初期特許の例であ
る。それらは、p−アセトキシベンゼンスルホン酸ナト
リウム(SABS)及びフェノールスルホン酸ナトリウム
(SBOBS)のベンゾイルエステルを含む数種類のエステ
ルを開示している。
この分野における別の初期特許としては英国特許第855,
735号があるが、これは一般に最も広く用いられるN,N,
N′,N′−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)が
属する広範な種類の『アシルオルガノアミド』を開示し
ている。
Detergent Age中のAllan H.Gilbertによる一連の記事
(1967年6月、18〜20頁;1967年7月,30〜33頁及び1967
年8月,26、27及び67頁)は、さらに種々の漂白活性化
剤化合物類を開示している。
漂白活性化剤を開示するさらに最近の特許としては、例
えば欧州特許出願第0,120,591号、第0,174,132号及び第
0,185,522号、並びに米国特許第4,412,934号、第4,248,
928号、第4,126,573号及び第4,100,095号が挙げられ
る。
一般に、漂白活性化剤として提案され、使用されてきた
物質は、漂白液中で過酸化物漂白剤により生成される過
酸化水素のペルヒドロキシド陰イオン(OOH-)と反応し
て、過酸化物漂白剤単独よりも反応性が高いペルオキシ
酸を形成し、60℃以下の漂白液温度で漂白する有機化合
物である。化学反応機構が存在すれば、漂白活性化剤の
有効性は溶解度、反応性、pKa、及び生成ペルオキシ酸
の種類といった因子によって決定されるし、また、全て
の漂白活性化剤が個々の汚れに対して等しく十分に働く
わけではないということは容易に理解される。例えば、
ある特定のペルオキシ酸前駆対−過酸化水素の組み合わ
せにより効果的に除去される特定の種類の汚れが、別の
ペルオキシ酸前駆対/H2O2系によって効果的に除去可能
であるとは限らない。家庭及び産業上の洗濯実施に際し
ては多くの種類の汚れに遭遇するため、全ての種類の漂
白可能な汚れやしみに有効である単一の漂白活性化剤は
ない。家庭におけるしみは親水性成分及び疎水性成分を
含む。
漂白系を組み合わせることにより広範囲のしみ及び汚れ
に対し繊維織物上での総合的漂白性能を改良するために
種々の試みがなされてきたが、このような試みでは、一
般に、限定的な成功及び/又は特定の欠点が生じただけ
であった。
洗濯温度の継続的低下傾向によってさらに、40℃及びそ
れ以下の温度で実際に効力を有する過酸化物漂白剤に対
する不断の必要性が生じてきた。
欧州特許出願第0,105,690号は、ペルオキシカルボン酸
及びハロゲン化芳香族スルホニル漂白活性化剤から成る
漂白組成物を開示しているが、これらは反応して、漂白
化学種としてアシルペルスルホネートを生成すると考え
られる。
欧州特許出願第0,106,584号(HARTMANに対する米国特許
第4,671,981号と同じ)は、ハロゲン化ペルオキシ安息
香酸とカルボニル炭素原子を含む漂白活性化剤との混合
物(これらはジアシルペルオキシドを形成する)、又は
ジペルオキシドデカン二酸のようなペルオキシカルボン
酸と長鎖アシルを含有する漂白活性化剤との混合物(こ
れらはジアシルペルオキシドを形成する)を含有する漂
白組成物を開示している。
欧州特許出願第0,257,700号明細書(UNILEVER)は、過
化合物(percompound)及び、TAEDとノナノイルオキシ
ベンゼンスルホン酸ナトリウムとの混合物を含有する漂
白剤系の使用を開示している。
欧州特許出願第0,068,547号明細書(PROCTER & GAMB
LE)は、親水性及び疎水性ペルオキシ酸漂白剤の混合物
を含有する洗濯用漂白剤組成物を開示しているが、典型
的な具体例は、過ラウリン酸とジペルオキシドデカン二
酸との混合物である。
依然として、これらの従来技術の漂白系の性能は理想か
らはほど遠く、ジアシルペルオキシドは少なくとも疑わ
しいし、またハロゲン化スルホニルは比較的不安定な傾
向がある。
発明の説明 本発明は、40℃又はそれ以下の漂白液温度で良好なバッ
クグラウンド白色度(background whiteness)を与え
る広範囲のタイプの汚れを取り除くのに非常に有効な改
良された漂白組成物を提供する。
過酸化物漂白化合物と、 i)疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆体及び ii)陽イオン性又は両性ペルオキシ酸漂白剤前駆体の混
合物を含む漂白活性化剤系とを包含する漂白組成物は、
40℃又はそれ以下の漂白液温度で良好なバックグラウン
ド白色度を与え、広範囲のタイプの汚れを取り除くに際
して非常に有効であることが判明している。
或いは、一態様において、本発明は、 i)疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆体及び ii)陽イオン性又は両性ペルオキシ酸漂白剤前駆体の混
合物を含有する、過酸化物漂白化合物と一緒に使用する
ための漂白活性化剤系を提供する。
別の態様では、本発明は、疎水性ペルオキシ酸漂白剤前
駆体と陽イオン性又は両性ペルオキシ酸漂白剤前駆体と
の混合物を含む漂白活性化剤系及び過酸化物漂白化合物
から成る漂白組成物を提供する。
したがって、本発明の漂白組成物は、水性媒質中に溶解
して疎水性及び陽イオン性ペルオキシ酸の混合物を与え
るものである。
これらの各ペルオキシ酸は溶解時にその場で形成される
のが好ましいけれども、漂白組成物中にそれ自体を取り
込ませることも可能である。
したがって、本発明は、以下の混合物: (a)疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆体と陽イオン性又
は両性ペルオキシ酸漂白剤前駆体との混合物; (b)疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆体と陽イオン性ペ
ルオキシ酸との混合物; (c)疎水性ペルオキシ酸と陽イオン性又は両性ペルオ
キシ酸漂白剤前駆体との混合物;並びに (d)疎水性ペルオキシ酸と陽イオン性ペルオキシ酸と
の混合物 のいずれかを含有する漂白組成物を包含する。
非常に好ましい実施態様では、本発明の漂白組成物は洗
剤組成物である。
ペルオキシ酸と全く同じように、漂白活性剤は、1)親
水性活性又は2)疎水性活性又は3)中間の活性を有す
るものに分類することができる。
親水性活性を有する漂白活性化剤(親水性ペルオキシ酸
前駆体)は、紅茶、果汁、ワイン等のような親水性の漂
白可能な汚れに有効である。
疎水性活性を有する漂白機活性化剤(疎水性ペルオキシ
酸前駆体)は、皮脂及び一般的な身体の汚れ(これらは
脂肪酸/トリグリセリドをベースとしている)、リコピ
ン及びカロチン(これらは、例えばトマト及びスパゲッ
ティソース中のオレンジ色色素である)を含むケチャッ
プ及びソースによる汚れのような疎水性の漂白可能な汚
れに有効でる。
中間的な漂白活性化剤は、親水性活性と疎水性活性を共
に有するが、その活性度は1)又は2)の区分の漂白活
性化剤よりも低い。
疎水性ペルオキシ酸前駆体 本発明に用いる疎水性ペルオキシ酸漂白活性化剤は、過
酸化水素の供給源、例えば過ホウ酸ナトリウムのような
過酸化物化合物を含むアルカリ性溶液中でペルオキシ酸
を生じさせるカルボニル基を含有する反応性有機化合物
として定義されるが、この親酸(parent acid)は1.6
〜4.5のlogP値(ここでPはオクタノール/水の分配係
数である)を示す。
疎水性は、親酸のlogP値の低下に伴なって減少する。親
酸のlogP値が1.6を下まわるペルオキシ酸漂白剤前駆体
は、過度に親水性になるので不適当である。大きい値の
logPは前駆体−過酸の溶解性による制限を受け、4.5を
上まわるlogPを有するペルオキシ酸漂白活性化剤は実用
には余り適していない。
本明細書中に記載の有用な疎水性ペルオキシ酸漂白剤前
駆体は、一般式: [式中、Rは直鎖又は分枝鎖の場合、場合により置換さ
れた炭素数6〜20のアルキル基又はアルキレン基、総炭
素数10〜22の置換もしくは未置換の芳香族基、環式アル
キル基又は複素環式基であり;nは0〜1の整数であり;m
は1〜5の整数であり;Lは電子吸引効果を発揮する任意
の適当な離脱基であり得るが、この場合L上に形成され
る陰イオンの共役酸は約4〜約13の範囲のpKaを有する
が、これは過化合物の加水分解(per-hydrolysis)時に
式: のペルオキシ酸を生じる]を有する化合物が挙げられ
る。
好ましい疎水性ペルオキシ酸前躯体は、上記(I)式の
ものであるが、この場合Rは上記と同義であり、Lは: (式中、R1は炭素数が5〜約17のアルキル基であり;R2
は炭素数1〜8のアルキル鎖であり;R3はH又はR2;並び
にZはH又は可溶性基である。Zが可溶性基である場
合、これは−SO3 -M+;−CO2 -M+;−SO4 -M+;−N+(R3
3X-;−NO2;−OH及びO N(R2、並びにこれらの混
合物から選択してもよいが、ここでM+は前駆体に溶解性
を与える陽イオンであり、X-は前駆体に溶解性を与える
陰イオンである。好ましい可溶性基は、−SO3 -M+及び−
CO2 -M+であって、Mは好ましくはナトリウム又はカリウ
ムである)から選択される。
特に好ましい疎水性ペルオキシ酸前駆体は、(I)式
(式中、Rは炭素数8〜18の直鎖又は分枝鎖アルキル基
であり、Lは芳香族環を含み、好ましくはn=0および
m=1〜2である)のものである。適当な疎水性ペルオ
キシ酸前駆体の特定例としては:p−線状オクタノイルオ
キシベンゼンスルホン酸ナトリウム又はカリウム;p−線
状ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム又は
カリウム(SNOBS);3,5,5−トリメチルヘキサノイルオ
キシベンゼンスルホン酸ナトリウム又はカリウム(STHO
BS):4−ノナノイルオキシ安息香酸ナトリウム又はカリ
ウム;1−メトキシ−2−デカノイルオキシベンゼン−4
−スルホン酸ナトリウム又はカリウム;及び1−メチル
−2−ノナノイルオキシベンゼン−4−スルホン酸ナト
リウム又はカリウムが挙げられる。疎水性ペルオキシ酸
前駆体の他の具体例は、欧州特許出願第0,098,021号及
び欧州特許出願第0,120,591号明細書に開示されてい
る。
陽イオン性又は両性ペルオキシ酸前駆体 陽イオン性又は両性ペルオキシ酸漂白剤前駆体は、それ
らの分子構造に結合された少なくとも1つの陽イオン基
を有する漂白剤前駆体として定義される。例えば、それ
らの前駆体としては一般式: (式中、R1、R2及びR3の各々は、場合により置換された
アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、
シクロアルケニル、アルカリル、アリール、フェニル、
ヒドロキシアルキル、1〜総数24個の炭素原子を含有す
るポリオキシアルキレン及びR4OCOLから成る群から選択
される基であるか; あるいはR1、R2及びR3のうちの2つ又はそれ以上がQ原
子と一緒に場合により置換されたQ−含有複素環式環系
を形成するか; あるいはR1、R2及びR3のうちの2つがR4の及びQ原子と
一緒に場合により置換されたQ−含有複素環式環系を形
成し; Qは窒素又は燐であり; R4(R1及び/又はR2及び/又はR3と一緒に複素環式環系
を形成しない場合)は、炭素数1〜20のアルキレン、シ
クロアルキレン、アルキレンフェニレン、フェニレン、
アリーレン、及びポリアルコキシレンから選択される架
橋基であり、これらはC1〜C20のアルキル、アルケニ
ル、ベンジル、フェニル、及びアリール基で置換可能で
あって; m=0又は1;m=1又は2;Z-は塩化物、臭化物、水酸化
物、硝酸塩、メト硫酸塩、重硫酸塩、酢酸塩、硫酸塩、
クエン酸塩、ホウ酸塩、及び燐酸塩から選択される1価
又は多価陰イオンであり、これらは存在してもあるいは
存在しなくてもよく; Lは脱離基であって、その共役酸は4〜13、好ましくは
8〜10の範囲のpKaをもつ)を有する化合物が挙げら
れ、これらの化合物は加水分解時に次式: のペルオキシ酸を生成する。
多数の及び種々の脱離基構造が、特許文献中に記載され
ており、(II)式のLとして用いることができる。
例えば、米国特許第4,412,934号及び第4,483,788号、欧
州特許出願第170,386号、欧州特許出願第166,571号、及
び欧州特許出願第267,046号明細書は、所望の脱離基の
具体例を提供している。
脱離基構造Lの例は、以下の基: (式中、X1及びX2の各々は、個別にH又は、−SO3 -M+,
−COO-M+,−SO4 -M+,(−N+R1R2R3)Z-,−NO2及びC1〜C8
アルキル基から選択される置換基であり;R5はC1〜C12
ルキル基であり;R6はH又はR5であり、並びにYはH又
は、−SO3 -M+,−COO-M+,−SO4 -M+,(−N+R1R2R3)Z-
しくは−NO2であり、Mは水素、アルカリ金属アンモニ
ウム陽イオン又はアルキル−もしくはヒドロキシアルキ
ル−置換アンモニウム陽イオンであって、これらは存在
してもあるいは存在しなくてもよい)から成る基、 及び−ONR7(式中、NR7はコハク酸イミド、フタルイミ
ド、ピリジニウム、4−フェニルピリジニウム又は−N
=C(CH3である)から選択されるものである。
これらのうち、最も好ましい基は、 であり、特にフェノール−スルホン酸塩型、例えば、4
−スルホフェノール基であって、M+がナトリウム、カリ
ウム又はアンモニウム陽イオンであるものである。
(II)式における対イオンとしての(Z-)及び(M+)の
存在は不可欠ではなく、並びにこれらの対イオンのない
化合物及び両性の性質をもつものも可能性があり、本発
明の範囲内であると認識すべきである。
前駆体(ii)を命名するための陽イオン性及び両性とい
う用語は、交換可能的に用い得る。例えば のように、第四アンモニウム基と陰イオン性可溶性置換
基を含有する脱離基とを有する化合物は、(Z-)及び
(M+)が存在しない場合も可能であり、このとき両性と
呼ぶことができる。
一方、SO3 -置換基を有していない類似の式の化合物、即
は真に陽イオン性である。
種々の陽イオン性及び両性ペルオキシ酸前駆体化合物が
文献、例えば米国特許第4,397,757号及び第4,751,015
号、欧州特許出願第284,292号及び第331,229号(1989年
9月6日公告)明細書に記載されている。これらの前駆
体化合物はいずれも本明細書中での使用に適している
が、にもかわらず、この中には他のものよりも好ましい
化合物もある。本明細書で用いることができる別の種類
の陽イオン性ペルオキシ酸前駆体は、欧州特許出願第30
3,520号明細書に記載されている。好適な具体例は、式
(CH33N+−CH2−CNのトリメチルアンモニウムアセト
リルである。
適する陽イオン性/両性ペルオキシ酸漂白剤前駆体のい
くつかの特定の具体例を次に示す: これらのうち化合物(1)、即ちSPCCが特に好ましい。
組成物 本発明に使用される漂白活性化剤系は、疎水性ペルオキ
シ酸前駆体(i)対陽イオン性又は両性ペルオキシ酸前
駆体(ii)の有効モル比が約5:1〜1:5、好ましくは3:1
〜1:3の範囲の任意の種類の上記各前駆体化合物で構成
され得る。
本発明の範囲の漂白組成物は、低温で非常で有効であ
る。上記組成物は、広範な種類に汚れに対して、繊維織
物及び編物に優れたレベルの漂白性能を与えるが、これ
は、従来、当業界のいずれのペルオキシ漂白剤系によっ
ても成し遂げられなかった。
比較していえば、上記の引用技術の中で提案されたよう
な漂白剤系併用の総合的漂白性能は良くも悪くもないと
いうにすぎない。
疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆体と過酸化物化合物漂白
剤のみを含むか又は、陽イオン性/両性ペルオキシ酸漂
白剤前駆体と過酸化物化合物漂白剤のみを含む漂白組成
物は、広範囲のタイプの汚れに対して、優れたレベルの
漂白性能を与えるわけではない。
疎水性ペルオキシ酸前駆体のみを含有する漂白組成物
は、疎水性の汚れ例えばリコピンに対してのみ、最も良
いところで優れたレベルの漂白性能を与える。過酢酸の
ような親水性ペルオキシ酸又はTAEDのようなその前駆体
のみを含有する漂白組成物は、汚れの種類にかかわら
ず、40℃及びそれ以下では優れたレベルの漂白性能を与
えない。陽イオン性又は両性ペルオキシ酸前駆体のみを
含有する漂白組成物は、親水性の汚れ例えば紅茶、ワイ
ン及び果汁に対して、最も良いところで優れたレベルの
漂白性能を与える。
意外なことに、本発明の組成物のみで、広範な種類の汚
れに対して、40℃及びそれ以下で繊維織物及び編物に実
際に優れたレベルの漂白性能を提供するが、適切な条件
下でのこの効果は、2つの漂白剤前駆体の加法的精神で
はなく明らかに相乗的性質のものである。
陽イオン性前駆体をSNOBSのような陰イオン性疎水性前
駆体と混合した場合に予測されるような拮抗的相互作用
ではなくむしろ相乗作用が観察される、ということは意
外である。拮抗作用は、 (i)ペルオキシ酸の自己分解は共に拡散する2つの過
酸分子に依るものであるという理論に基づいて、第四級
アンモニウムペルオキシ酸上の正電荷と疎水性ペルオキ
シ酸の負電荷との相互作用によってペルオキシ酸の自己
分解が増大し、そのために漂白力が低減する; (ii)第四級アンモニウムペルオキシ酸上の正電荷と負
に荷電した疎水性ペルオキシ酸との相互作用によって沈
澱が生じ、そのために漂白力の持続性が低減する という2つの理由のために予期される。
いかなる理論とも結びつけるのが望ましくなければ、本
発明の組成物は、溶液中の2種類の共働作用するペルオ
キシ酸、即ち 1)式R(O)nCO3Hの疎水性ペルオキシ酸、及び 2)式R1R2R3Q+−R4−(O)n−CO3Hの陽イオン性ペル
オキシ酸 の形成及び存在によって機能すると考えられる。
したがって、 1)式R(O)nCO3Hの疎水性ペルオキシ酸(その親
酸、即ちR(O)mCO2Hは1.6〜4.5のlogP値を有する)
と、 2)式R1,R2,R3−N+−(R4)−(O)n−CO3Hの陽イオ
ン性ペルオキシ酸と の混合物から成る漂白及び洗浄溶液を提供することは、
本発明の範囲内である。
このような洗浄及び漂白溶液は、特定はペルオキシ酸漂
白前駆体の混合物からなる組成物からだけでなく、疎水
性ペルオキシ酸漂白前駆体と陽イオン性ペルオキシ酸と
の混合物;疎水性ペルオキシ酸と陽イオン性又は両性ペ
ルオキシ酸漂白剤前駆体との混合物;あるいは特定のペ
ルオキシ酸自体の混合物からも製造できるということを
認識する必要があり、これらは全て、本発明の範囲内に
含まれる。
これらの全ての場合において、5:1〜1:5、好ましくは3:
1〜1:3の範囲の同様の有効モル比が適用できる。
好ましい組成物は、疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆体と
陽イオン性又は両性ペルオキシ酸漂白剤前駆体との混合
物から成るものであって、これらの組成物は疎水性ペル
オキシ酸と陽イオン性又は両性ペルオキシ酸漂白前駆体
との混合物を包含する。
本明細書で用いることができる疎水性ペルオキシ酸の特
定例として、n−ペルオキシノナン酸、iso−ペルオキ
シノナン酸、及び好ましくはフタロイルアミノペルオキ
シヘキサン酸(PAP)が挙げられる。後者のものは、
式: を有するペルオキシ酸であって、これは欧州特許出願第
0,325,289号明細書に記載された化合物の種類に属す
る。
上記に説明したように、水溶液中で過酸化水素を発生さ
せることができる過酸化物漂白剤化合物を必須成分とし
て必要とする漂白及び/又は洗剤組成分中に、全く異な
る漂白活性化剤系を混合してもよい。
過酸化水素源は、当業界では十分公知である。その具体
例としては、アルカリ金属過酸化物、過酸化尿素のよう
な有機過酸化物漂白化合物、並びにアルカリ金属の過ホ
ウ酸塩、過炭酸塩及び過燐酸塩のような無機過酸塩漂白
化合物が挙げられる。2種以上のこのような化合物の混
合物が適していることもある。好ましい化合物は、過炭
酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム・四水和物、及び特
に過ホウ酸ナトリウム・一水和物である。優れた貯蔵安
定性を有する一方、水性漂白液中で非常に迅速に溶解す
るために、過ホウ酸ナトリウム・一水和物がその四水和
物よりも好ましい。迅速に溶解することにより、表面漂
白性能を増強する高レベルの過カルボン酸が形成される
と考えられる。
一般に、過酸化水素(又は当量のH2O2を発生する過酸化
物化合物)対前駆体のモル比は0.5:1〜約20:1、好まし
くは1:1〜10:1、最も好ましくは2:1〜6:1の範囲であ
る。
過酸化物化合物と本発明の新規の漂白活性化剤系とを含
有する洗剤配合物は、通常、界面活性物質、洗剤ビルダ
ー、及びこのような配合物で公知のその他の成分をも含
有する。
このような配合物においては、ペルオキシ酸漂白剤前駆
体の総量は、約0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量
%、特に1〜7.5重量%の範囲であってもよく、過酸化
物漂白化合物、例えば過ホウ酸ナトリウム・一水和物又
は四水和物は、約1〜40重量%、好ましくは約2〜30重
量%、特に約3〜25重量%の範囲内のレベルで存在して
もよい。
界面活性剤は、石鹸のような天然の物質でもよく、ある
いは陰イオン性、非イオン性、両性、双イオン性、陽イ
オン性の活性剤及びその混合物から選択される合成物質
であってもよい。多数の好適な活性剤が市販されてお
り、また文献、例えば「界面活性剤及び洗剤 Surface
Active Agents and Detertgents」(第I巻及び第
II巻、Schwart、Perry及びBerch共著)に十分に記載さ
れている。界面活性物質の総量は、組成物の50重量%ま
で、好ましくは1〜40重量%、最も好ましくは4〜25重
量%の範囲である。
合成陰イオン界面活性剤は、通常、炭素数約8〜約22の
アルキル基を有する有機硫酸塩及びスルホン酸塩の水溶
性アルカリ金属塩であって、アルキルという用語は、高
級アリール基のアルキル部分を含めて用いる。
好適な合成陰イオン洗剤化合物の具体例としては、アル
キル硫酸ナトリウム及びアンモニウム、特に例えば獣脂
又はヤシ油から製造された高級(C8〜C18)アルコール
を硫酸化することによって得られるもの;アルキル(C9
〜C20)ベンゼンスルホン酸ナトリウム及びアンモニウ
ム、特に線状第二アルキル(C10〜C15)ベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム;アルキルグリセリルエーテル硫酸ナト
リウム、特に獣脂又はヤシ油から得られる高級アルコー
ル及び石油から誘導される合成アルコールのそれらのエ
ステル;ヤシ油脂肪酸モノグリセリド硫酸及びスルホン
酸のナトリウム塩;高級(C9〜C18)脂肪アルコールア
ルキレンオキシド、特にエチレンオキシド反応生成物、
の硫酸エステルのナトリウム塩及びアンモニウム塩;イ
セチオン酸でエステル化され及び水酸化ナトリウムで中
和された、ヤシ脂肪酸のような脂肪酸の反応生成物;メ
チルタウリンの脂肪酸アミドのナトリウム塩及びアンモ
ニウム塩;α−オレフィン(C8〜C20)と重亜硫酸ナト
リウムとの反応によって得られるもの、及びパラフィン
とSO2及びCl2を反応させ、次いで塩基で加水分解して無
作為なスルホン酸塩を生成することによって得られるも
ののようなアルカンモノスルホネート;C7〜C12ジアルキ
ルスルホコハク酸のナトリウム塩及びアンモニウム塩;
並びにオレフィンスルホネート(この用語は、オレフィ
ン、特にC10〜C20のα−オレフィンとSO3を反応させ、
次いでその反応生成物を中和及び加水分解することによ
って生成される物質を記すのに用いる)が挙げられる。
好ましい陰イオン洗剤化合物は、(C11〜C15)アルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、(C16〜C18)アルキル
硫酸ナトリウム及び(C16〜C18)アルキルエール硫酸ナ
トリウムである。
好ましくは陰イオン界面活性化合物と一緒に用いること
ができる好適な非イオン界面活性化合物の具体例として
は、特にアルキレンオキシド(通常、エチレンオキシ
ド)とアルキル(C6〜C22)フェノールとの反応生成
物、一般に5〜25EO、即ち1分子当たり5〜25単位のエ
チレンオキシドのもの;脂肪族(C8〜C18)第一又は第
二直鎖又は分枝鎖アルコールとエチレンオキシドとの縮
合生成物(一般に6〜30EO)、並びにエチレンオキシド
と、プロピレンオキシド及びエチレンジアミンの反応生
成物との縮合により生成される物質が挙げられる。その
他のいわゆる非イオン界面活性剤としては、アルキルポ
リグリコシド、長鎖第三アミンオキシド、長鎖第三ホス
フィンオキシド及びジアルキルスルホキシドが挙げられ
る。
多量の両性又は双イオン性界面活性化合物を本発明の組
成物中に用いることがきるが、しかしこれは、それらの
コストが比較的高いために、通常は望ましくない。両性
又は双イオン性洗剤化合物を用いる場合には、より一般
的に用いられる合成陰イオン及び非イオン活性剤をベー
スにした組成物中に通常少量存在させる。
上述したように、好ましくは25重量%未満の量で、石鹸
を本発明の組成物に混入してもよい。石鹸は、非イオン
性化合物もしくは合成陰イオン及び非イオン性化合物の
混合物とともに用いて二成分(石鹸/陰イオン性)又は
三成分混合物となし、特に低レベルの量で有用である。
使用される石鹸は、好ましくは飽和もしくは不飽和C10
〜C24脂肪酸のナトリウム塩、それほど望ましくはない
がカリウム塩、又はその混合物である。これらの石鹸の
量は、約0.5〜約25重量%の間で変化させ得るが、発泡
を制御するために一般に少量即ち約0.5〜5重量%で十
分である。約2〜約20重量%、特に約5〜約10重量%の
量の石鹸は、洗浄力に有益な効果を及ぼす。これは、石
鹸が補充適なビルダーとして作用する場合、硬水中で用
いる組成物中で特に有益である。
本発明の洗剤組成物は、一般に洗剤ビルダーも含有す
る。ビルダー物質は、1)カルシウムイオン封鎖剤、
2)沈澱物室、3)カルシウムイオン交換物質、及び
4)その混合物から選択することができる。
カルシウムイオン封鎖剤の具体例としては、トリポリ燐
酸ナトリウムのようなポリ燐酸アルカリ金属塩;ニトリ
ロトリ酢酸及びその水溶性塩;カルボキシメチルオキシ
コハク酸,エチレンジアミン四酢酸,オキシジコハク
酸、メリト酸,ベンゼンポリカルボン酸,クエン酸の各
アルカリ金属塩;並びに米国特許第41,144,226号及び第
4,146,495号明細書に開示されたと同様のポリアセター
ルカルボキシレートが挙げられる。
沈澱ビルダー物質の具体例としては、オルト燐酸ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム/方解石(calc
ite)、及び長鎖脂肪酸石鹸が挙げられる。
カルシウムイオン交換ビルダー物質の具体例としては、
種々のタイプの水不溶性結晶アルミノシリケート又は無
定形アルミノシリケートが挙げられるが、これらのう
ち、ゼオライトが最も公知の代表物質である。
これらのビルダー物質は、例えば5〜80重量%、好まし
くは10〜60重量%の量で存在させることができる。
既述の成分の他に、本発明の洗剤成分は、このような物
質が繊維製品洗濯洗剤組成物中に通常用いられる量で任
意の慣用添加物を含有し得る。これらの添加物の具体例
としては、アルカノールアミドのような起泡促進剤、特
にパーム核脂肪酸及びヤシ脂肪酸から誘導されるモノエ
タノールアミド、アルキルホスフェート及びシリコーン
のような起泡抑制剤、カルボキシメチルセルロースナト
リウム及びアルキル又は置換アルキルセルロースエーテ
ルのような再沈着防止剤、エチレンジアミン四酢酸のよ
うな他の安定剤、燐酸をベースとしたキレート化剤(例
えば、デクエスト Dequest 型)、繊維製品柔軟剤、
硫酸ナトリウムのような無機塩、並びに一般に少量で存
在させる、蛍光剤、香料、プロテアーゼ,セルラーゼ,
リパーゼ及びアミラーゼのような酵素、殺菌剤及び着色
剤が挙げられる。
本明細書に記載の漂白活性化剤系は、粉末を含む種々の
物質形態で、シート又は他の基材上に、小袋中に、錠剤
中に、あるいは液体非イオン洗剤のような非水性液体中
に加えることができる。
一般に、安定性及び取扱い上の理由により、漂白剤前駆
体は上記漂白剤前駆体及び結合剤又は凝集剤から成る粒
状体の形態で存在させるのが有益である。このような前
駆体粒子を製造する多数の異なる方法が、例えばカナダ
国特許第1,102,966号;英国特許第1,561,333号;米国特
許第4,087,369号;欧州特許出願第0,240,057号;欧州特
許出願第0,241,962号;欧州特許出願第0,101,634号;及
び欧州特許出願第0,062,523号明細書のような種々の特
許文献に記載されている。これらの各方法を選択し、本
発明の漂白剤前駆体に適用してもよい。
本発明の前躯体を混入している粒子は、通常、酵素、無
機過酸素漂白剤及び石鹸水の泡抑制剤のような他の乾燥
混合する成分と一緒に噴霧乾燥される洗剤組成物部分に
加えられる。しかしながら、前駆体粒子が加えられる洗
剤組成物は、それ自体、乾燥混合、凝集押出、フレーク
化等のような種々の方法で製造してもよく、このような
方法は当業者に十分公知であり、本発明の一部を形成し
ない。
本発明の漂白活性化剤系または、洗剤添加物中に混入さ
せ得る。このような添加物質は慣用洗剤組成物の性能を
補充又は増進するように意図されており、このような組
成物の任意の成分を含有させてもよいが、しかしなが
ら、それらには完全に配合された洗剤組成物中に存在す
る全ての成分を包含するわけではない。本発明のこの態
様の添加物質は、一般に、(アルカリ性)過酸化水素源
を含む水溶液に加えられるが、しかしある場合には、ア
ルカリ性過酸化水素源を製品中に含ませることも可能で
ある。
本発明のこの態様の添加物質は、混和性粒状基体、軟質
非粒状基体又は容器(例えばポーチ又はサッシェ)のよ
うな担体と組み合わせて、本発明化合物のみを包含させ
てもよい。
混和性粒状基体の具体例としては、粘土、並びに天然及
び合成起源のゼオライトを含むその他のアルミノシリケ
ートのような不活性物質が挙げられる。その他の混和性
粒状担体物質としては、燐酸塩、炭酸塩及び硫酸塩のよ
うな水和可能な無機塩が挙げられる。
バッグ又は容器中に密閉される添加物質は、乾燥してい
る場合はその内容物の出入を容器が防止し、水溶液中に
浸漬した場合にはそれに順応してその内容物を放出する
ように製造することができる。
さらに特定の実施態様においては、本発明の漂白活性化
剤系は、過酸化物漂白化合物、例えば過ホウ素ナトリウ
ムと一緒に、いわゆる非水性液体洗濯洗剤組成物中に好
適に混入して、本発明組成物製品に、繊維製品及びその
他の基体に及ぼす有効な洗浄及び汚れ除去能力を授け
る。
前駆体化合物を混入させることが可能なペースト様及び
ゼラチン状洗剤組成物を含む非水性液体洗剤組成物は当
該技術において公知であり、種々の配合物が、例えば米
国特許第2,864,770号;第2,940,938号:第4,772,412
号;第3,368,977号;英国特許出願第1,205,711号;第1,
270,040号;第1,292,352号;第1,370,377号;第2,194,5
36号;***特許特許出願第2,233,771号;及び欧州特許
出願第0,028,849号明細書に提案されている。
これらは、通常、組成物中に分散される固相を含有する
か又は含有しない非水性液体媒質から成る組成物であ
る。非水性液体媒質は、液体界面活性剤、好ましくは液
体非イオン界面活性剤;無極性液体媒質、例えば流動パ
ラフィン;場合により低分子一価アルコール(例えば、
エタノール又はイソプロパノール)と組合せる極性溶
媒、例えばグリセロール,ソルビトール,エチレングリ
コールのようなポリオール;あるいはその混合物であっ
てもよい。
固相は、ビルダー、アルカリ、研磨剤、ポリマー、粘
土、その他の固体状のイオン性界面活性剤、漂白剤、酵
素、蛍光剤及びその他の通常の固体洗剤成分であり得
る。
事実、本明細書に記載の漂白組成物は、例えば洗濯洗
剤、洗濯漂白剤、家庭用洗浄剤、便器用洗浄剤、自動皿
洗い用組成物、義歯洗浄剤等のような漂白及び/又は衛
生特性が要求される任意の洗剤中に用いることができ
る。
以下の実施例で、本発明を詳細に説明する: 実施例I 過酸化水素と、種々のモル比のペルオキシ酸漂白前駆体
(i)及び(ii)の混合物とを含有する水性漂白溶液を
用いて、40℃で30分間、恒温洗濯条件下で、Tergotomet
er内の紅茶のしみついた試験布上で漂白試験を実施し
た。
各漂白液はpH8にセットし、12m Mol H2O2を含有さ
せ、前駆体の全濃どを1.2m Molとした。
第1シリーズの実験では前駆体(ii)としてSPCCを、ま
た前駆体(i)としてSTHOBSを用いた。
第2シリーズの実験で、前駆体(ii)としてSPCCを、ま
た前駆体(i)としてSNOBSを用いた。
漂白性能は、4:0;3:1;2:2;1:3及0:4のモル比で、各前駆
体混合物に関し、ΔR460 として測定した。その結果
を、第1図及び第2図のグラフに示す。
第1図は、SPCC/STHOBS比の関数としてのΔRの理論値
(点線)及び実測値を示す。
第2図は、SPCC/SNOBS比の関数としてのΔRの理論値
(点線)及び実測値を示す。
実施例II 実施例Iと同一の条件下で、リコピン(Iycopene)のし
みをつけた試験布上で、前駆体混合物としてSPCC/SNOBS
を用いて漂白試験を実施した。
第3図は、SPCC/SNOBSの関数としてのΔRの理論値(点
線)及び実測値を、リコピンの場合について示す。
実施例III 過酸化水素と、種々のモル比の疎水性ペルオキシ酸PAP
及び陽イオン性ペルオキシ酸漂白剤前駆体から成る系を
含有する水性漂白溶液を用いて、40℃で30分間、恒温洗
濯条件下で、Tergotometer内の紅茶のしみついた試験布
上で漂白試験を実施した。
各漂白液は12m Mol H2O2を含有し、前駆体/過酸の全
濃度は12m Molであった。
第1シリーズの実験では、PAPとSPCCの混合物を、pH
8にセットした漂白液中で用いた。
第2シリーズの実験では、PAPとトリメチルアンモニウ
ムアセトニトリル(TAAN)の混合物を、pH 9にセット
した漂白液中で用いた。
漂白性能は、0:4;1:3;2:2;3:1及び4:0のモル比の各PAT/
前駆体混合物に関して、ΔR460 として測定した。
その結果を次表に示す: 上記実施例はすべて、溶液中に疎水性ペルオキシ酸と陽
イオン性過酸との混合物を供給する系を用いて、相乗的
漂白現象を実証している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、SPCC/STHOBS比の関数としてのΔRの理論値
(点線)及び実測値を、紅茶のしみの場合について示
す。 第2図は、SPCC/SNOBS比の関数としてのΔRの理論値
(点線)及び実測値を、紅茶のしみの場合について示
す。 第3図は、SPCC/SNOBS比の関数としてのΔRの理論値
(点線)及び実測値を、リコピンのしみの場合について
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:32) (72)発明者 ジヨン・オークス イギリス国、シー・ダブリユ・7・1・エ ル・エイチ、チエシヤー、ウインスフオー ド、ダーンホール・スクール・レーン、フ アーム・バンガロー(番地なし) (72)発明者 デイビツト・ウイリアム・ソーンスワイト イギリス国、エル・64・3・エス・エフ、 チエシヤー、ネストン、レイトン・ロー ド、ローリエン(番地なし) (56)参考文献 特開 昭59−22999(JP,A) 特開 昭59−206498(JP,A) 特開 昭63−258447(JP,A) 特開 昭63−315666(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】0〜50重量%の界面活性物質、0〜80重量
    %の洗剤ビルダー、及び (a)疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆体と陽イオン性も
    しくは両性ペルオキシ酸漂白剤前駆体との混合物; (b)疎水性ペルオキシ酸漂白剤前駆体と陽イオン性ペ
    ルオキシ酸との混合物; (c)疎水性ペルオキシ酸と陽イオン性もしくは両性ペ
    ルオキシ酸漂白剤前駆体との混合物; (d)疎水性ペルオキシ酸と陽イオン性ペルオキシ酸と
    の混合物; から成る群から選択される混合物を含み、水性媒質中に
    溶解すると、 (i) 式: (式中、Rは、場合により置換されていてもよい炭素数
    6〜20の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル又はアルキレン
    基、場合により置換されていてもよい総炭素数10〜22の
    芳香族基、環式アルキル基もしくは複素環式基である) を有する疎水性ペルオキシ酸と、 (ii) 式: (式中、 R1〜R3の各々は、場合により置換されていてもよい炭素
    数1〜24のアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロ
    アルキル、シクロアルケニル、アルカアリール、アリー
    ル、フェニル、ヒドロキシアルキル及びポリオキシアル
    キレンから成る群から選択され、 R4は炭素数1〜20のアルキレン、シクロアルキレン、ア
    ルキレンフェニレン、アリーレン及びポリアルコキシレ
    ンから成る群から選択される架橋基であり、これらは炭
    素数1〜20のアルキル、アルケニル、ベンジル、フェニ
    ルまたはアリール基で置換され得、 nは0〜1の整数である) を有する陽イオン性ペルオキシ酸と の混合物を生ずる漂白組成物であって、前記混合物
    (a),(b),(c)または(d)において各成分が
    5:1〜1:5のモル比で存在することを特徴とする漂白組成
    物。
  2. 【請求項2】前記疎水性ペルオキシ酸漂白前駆体が、p
    −線状オクタノイルオキシベンゼンスルホン酸、p−線
    状ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸、3,3,5−トリ
    メチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸、4−ノ
    ナノイルオキシ安息香酸、1−メトキシ−2−デカノイ
    ルオキシベンゼンスルホン酸及び1−メチル−2−ノナ
    ノイルオキシベンゼンスルホン酸のナトリウム及びカリ
    ウム塩から成る群から選択されることを特徴とする請求
    項1記載の漂白組成物。
  3. 【請求項3】前記陽イオン性もしくは両性ペルオキシ酸
    漂白剤前駆体が2−(N,N,N−トリメチルアンモニウ
    ム)エチル ナトリウム−4−スルホフェニルカーボネ
    ートクロライドであることを特徴とする請求項1または
    2記載の漂白組成物。
  4. 【請求項4】前記疎水性ペルオキシ酸がフタロイルアミ
    ノペルオキシヘキサン酸であることを特徴とする請求項
    1記載の漂白組成物。
  5. 【請求項5】前記モル比が3:1〜1:3であることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の漂白組成物。
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