JPH0678209U - ラベル貼り付け機におけるジェットエアー吹付け制御機構 - Google Patents

ラベル貼り付け機におけるジェットエアー吹付け制御機構

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JPH0678209U
JPH0678209U JP2534993U JP2534993U JPH0678209U JP H0678209 U JPH0678209 U JP H0678209U JP 2534993 U JP2534993 U JP 2534993U JP 2534993 U JP2534993 U JP 2534993U JP H0678209 U JPH0678209 U JP H0678209U
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JP
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label
jet air
suction
jet
flow path
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Application number
JP2534993U
Other languages
English (en)
Inventor
長谷川照芳
Original Assignee
日本電子科学株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 この考案は、連続印字処理が可能なように連続台紙上に
連続的に貼り合わせてあるラベルRを、印字処理後、一
枚づつ剥がし取りながら、所望のラベル貼り付け対象物
上に貼り付けるようになしたラベル貼り付け機に適用さ
れるもので、ラベル吸着板2と、このラベル吸着板2に
おけるスリット開口列6に連通して吸引流路8を形成す
るチェンバー構造体3とを備え、前記チェンバー構造体
3における吸引流路8中に、吸着支持されているラベル
Rに対して、ジェットエアーを吹き付けるためのジェッ
トエアー吹き出し流路手段4を設け、ラベル吸着板2に
おけるスリット開口列6を介してジェットエアーを吹き
出すものにおいて、ジェットエアー吹き出し口を選択的
に閉塞するジェットエアー吹き出し口閉塞手段17を備
えており、それによって無負荷のジェットエアーの吹き
出しを防止するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、連続印字処理が可能なように連続台紙上に連続的に貼り合わせて あるラベルを、印字処理後に、一枚づつ剥がし取りながら、所望のラベル貼り付 け対象物上に貼り付けるようになしたラベル貼り付け機において、吸着後、吹き 付けによってラベルをラベル貼り付け対象物に貼り合わす際、ラベルの大きさ並 びに形状に応じて、ジェットエアー吹き出し口を選択的に閉塞しようとするジェ ットエアー吹付け制御機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、各種産業分野における情報伝達の一手段として、ラベルによる 情報表示処理が多用されている。この種のラベルは、一般的に、コンピュータ等 のプリンター装置において、連続的な印字処理が可能なように連続台紙上に連続 的に貼り合わされていて、印字処理後に連続台紙から一枚づつ剥がし取られ、目 的とする対象物上に貼り付けられるようになっている。
【0003】 このように、プリンター装置等で集中的に印字処理されたラベルを、連続台紙 から一枚づつ剥がし取って、対象物上に貼り付けるための装置として、各種のラ ベル貼り付け機が開発され提供されてきている。この種のラベル貼り付け機は、 連続台紙から剥離されるラベルの送り状態により、ラベルへの吹き付け状態が変 化するため、あるいは対象物の性質(ラベル貼り付け面の凹凸形態、対象物が壊 れやすいものである場合)等に対して、区別なく適合するものでなければならな い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のラベル貼り付け機は、連続台紙上からラベルを一枚づつ剥がし取り、剥 がし取ったラベルを一旦吸着支持し、しかる後、吸着力より強力なエアーの吹き 付けによって、その吹き付け力でラベルを対象物のラベル貼り付け面に貼り付け ている。この従来のラベル貼り付け機は、ラベルの大きさ並びに形状にかかわり なく比較的大きなラベルを吸着して貼り付け処理可能なように比較的大きなラベ ル吸着板によって構成されている。この場合、処理するラベルが比較的小さなも のであったり、あるいはラベルがラベル吸着板の形状と大きく異なる形状のもの であったりすると、ジェットエアー吹き出しの際、その吹き出しジェットエアー の一部(ラベルの外側部分)が無負荷でラベル貼り付け対象物に直接的に吹きつ けられてしまい、ラベル貼り付け対象物に支障をきたすという大きな問題点とし て指摘されていた。
【0005】 そこで、この考案は、上記する従来のラベル貼り付け機にみられる欠点並びに 問題点を解消しようとするものであって、処理すべきラベルの大きさ並びに形状 煮応じて不要なジェットエアーの吹き出しを制御しようとするものであり、ジェ ットエアー吹き出し口を選択的に閉塞し得るようになしたラベル貼り付け機にお けるジェットエアー吹付け制御機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、プリンター装 置等によって連続的印字処理が可能なように連続台紙上に連続的に貼り付けてあ るラベル群を、印字処理後、前記連続台紙から一枚づつ剥がし取り、剥がし取っ たラベルを、一旦、ラベル吸着手段によって吸着支持し、これを前記ラベル吸着 手段における吸着力より強力な空気加速型のジェットエアーの吹き付けによって 所望のラベル貼り付け対象物上に貼り付けるようにしたラベル貼り付け装置であ って、 前記ラベルを吸着支持するためのラベル吸着面を有し、前記ラベル吸着面に向 けて開口する複数のスリット開口列を有するラベル吸着板と、 前記ラベル吸着板におけるスリット開口列に連通して吸引流路を形成するチェ ンバー構造体とを備え、 前記チェンバー構造体における吸引流路中に、前記ラベル吸着面に吸着支持さ れているラベルに対してジェットエアーを吹き付けるためのジェットエアー吹き 出し流路手段を設け、前記ラベル吸着板におけるスリット開口列を介してジェッ トエアーを吹き出すようにしたラベル貼り付け機において、 処理すべきラベルの大きさ並びに形状に応じて、前記ジェットエアー吹き出し 流路手段におけるジェットエアー吹き出し口を選択的に閉塞するためのジェット エアー吹き出し口閉塞手段を設けてなるラベル貼り付け機におけるジェットエア ー吹付け制御機構を構成するものである。
【0007】
【実施例の説明】
以下、この考案の適用になるラベル貼り付け機におけるジェットエアー吹付け 制御機構について、図面に示す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明する。 図1A、図1Bおよび図1Cは、この考案になるラベル貼り付け機の基本構成 を示すもので、図1Aは、ラベル貼り付け機の概略的な側断面図、図1Bは、図 1AにおけるB−B線に沿った概略的な断面図、図1Cは、半部を破断して内部 を示す概略的な底面図である。また、図2は、これをテストスタンドに実装した 状態を示す概略的な側断面図である。さらにまた、図3は、ジェットエアー吹付 け制御機構の詳細を示す概略的な部分破断側面図である。
【0008】 図に示す実施例において、ラベル貼り付け機1は、基本的には、ラベル吸着板 2と、チェンバー構造体3と、ジェットエアー吹き出し流路手段4とからなって いる。前記ラベル吸着板2は、ラベルRを吸着支持するラベル吸着面5を有し、 前記ラベル吸着面5に向けて開口する複数のスリット開口列6を有するものから なっている。前記ラベル吸着面5は、平坦な面によって構成されており、前記ス リット開口列6は、互いに平行にのびる幅寸法wの溝開口であって、離間距離L を隔てて設けたものからなっている。一方、前記チェンバー構造体3は、一端側 3aに、吸引源に接続される吸引源接続口7を備えていて、前記ラベル吸着板2 におけるスリット開口列6に連通する吸引流路8を形成するものである。
【0009】 さらに、この考案になるラベル貼り付け機1において、前記ジェットエアー吹 き出し流路手段4は、前記チェンバー構造体3における吸引流路8中にあって、 前記ラベル吸着面5に吸着支持されているラベルRに対してジェットエアーを吹 き付けるためのものである。前記ジェットエアー吹き出し流路手段4は、空気を チェンバー構造体3内に導入する空気導入部材9と、導入した空気をジェットエ アー化し、ベンチュリー効果を発生させる中間ノズル部材10とからなっている 。前記空気導入部材9は、空気導入管部分11と、前記空気導入管部分11から 分岐する分岐管部分12とを有し、前記分岐管部分12には複数のジェットエア ー吹き出しノズル13が設けてある。
【0010】 前記中間ノズル部材10は、複数のツインコーン状ノズル開口14を備えてい る。前記ツインコーン状ノズル開口14は、中央部分において細くくびれた細径 部15と、前記細径部15の軸方向両端側にあって、外方向にテーパー状に拡が る拡大部16、16とからなっている。この中間ノズル部材10におけるツイン コーン状ノズル開口14によれば、該ツインコーン状ノズル開口14を通過する 流体は、前記細径部15で圧力が最少、速度が最大となり、前記拡大部16で圧 力を回復し、所謂ベンチュリー効果を発生させる。前記ベンチュリー効果により 圧力回復したジェットエアーは、前記ラベル吸着板2におけるスリット開口列6 を介して、前記ラベル吸着板2に吸着支持されているラベルRに均一的に吹き付 けられるようになっている。
【0011】 この考案になるラベル貼り付け機1において、前記前記ラベル吸着板2におけ るスリット開口列6、前記分岐管部分12におけるジェットエアー吹き出しノズ ル13、前記中間ノズル部材10におけるツインコーン状ノズル開口14とは、 一軸上に配列形成されている。
【0012】 一方、この考案は、ジェットエアー吹き出し口を選択的に閉塞するためのジェ ットエアー吹き出し口閉塞手段17を備えている。このジェットエアー吹き出し 口閉塞手段17は、栓部材18と位置決めプレート19とからなっている。前記 栓部材18は、例えば、ゴム栓でなり、前記位置決めプレート19の孔に着脱自 在に嵌め合わすことができ、嵌め合わせて取り付けることにより、一方の端部で ジェットエアー吹き出しノズル13を閉じ、他方の端部でツインコーン状ノズル 開口14を閉じて、結果的に前記ジェットエアー吹き出し流路手段4におけるジ ェットエアー吹き出し口を選択的に閉塞することができるようになっている。
【0013】
【考案の効果】
以上の構成になるこの考案のラベル貼り付け機におけるジェットエアー吹付け 制御機構は、ラベルのサイズ、ラベルの厚み、ラベルの紙質、並びに対象物の形 状や距離などの変動するラベル貼り付け状態に対して、変更なく極めて効果的に 作用し、熟練した技術者並びに熟練した作業者を必要としない点、さらに、ラベ ルの大きさ並びに形状にかかわりなくラベル貼り付け時に、無負荷のジェットエ アーの吹き出し防止し、ラベル貼り付け処理の確実性をなし得た点において極め て有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1A、図1Bおよび図1Cは、この考案にな
るラベル貼り付け機の基本構成を示すもので、図1A
は、その概略的な側断面図、図1Bは、図1Aにおける
B−B線に沿った概略的な断面図、図1Cは、半部を破
断して内部を示す概略的な底面図である。
【図2】図2は、これをテストスタンドに実装した状態
を示すものであって、主要部を断面で示す概略的な側断
面図である。
【図3】図3は、ジェットエアー吹き出し口閉塞手段の
詳細を示す概略的な部分破断側面図である。
【符号の説明】
1 ラベル貼り付け機 2 ラベル吸着板 3 チェンバー構造体 4 ジェットエアー吹き出し流路手段 5 ラベル吸着面 6 スリット開口列 7 吸引源接続口 8 吸引流路 9 空気導入部材 10 中間ノズル部材 11 空気導入管部分 12 分岐管部分 13 ジェットエアー吹き出しノズル 14 ツインコーン状ノズル開口 15 細径部 16 拡大部 17 ジェットエアー吹き出し口閉塞手段 18 栓部材 19 位置決めプレート R ラベル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンター装置等によって連続的印字処
    理が可能なように連続台紙上に連続的に貼り付けてある
    ラベル群を、印字処理後、前記連続台紙から一枚づつ剥
    がし取り、剥がし取ったラベルを、一旦、ラベル吸着手
    段によって吸着支持し、これを前記ラベル吸着手段にお
    ける吸着力より強力な空気加速型のジェットエアーの吹
    き付けによって所望のラベル貼り付け対象物上に貼り付
    けるようにしたラベル貼り付け装置であって、 前記ラベルを吸着支持するためのラベル吸着面を有し、
    前記ラベル吸着面に向けて開口する複数のスリット開口
    列を有するラベル吸着板と、 前記ラベル吸着板におけるスリット開口列に連通して吸
    引流路を形成するチェンバー構造体とを備え、 前記チェンバー構造体における吸引流路中に、前記ラベ
    ル吸着面に吸着支持されているラベルに対してジェット
    エアーを吹き付けるためのジェットエアー吹き出し流路
    手段を設け、前記ラベル吸着板におけるスリット開口列
    を介してジェットエアーを吹き出すようにしたラベル貼
    り付け機において、 処理すべきラベルの大きさ並びに形状に応じて、前記ジ
    ェットエアー吹き出し流路手段におけるジェットエアー
    吹き出し口を選択的に閉塞するためのジェットエアー吹
    き出し口閉塞手段を設けてなることを特徴とするラベル
    貼り付け機におけるジェットエアー吹付け制御機構。
JP2534993U 1993-04-16 1993-04-16 ラベル貼り付け機におけるジェットエアー吹付け制御機構 Pending JPH0678209U (ja)

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JPH0678209U true JPH0678209U (ja) 1994-11-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010040009A1 (de) * 2010-08-31 2012-03-01 Bizerba Gmbh & Co. Kg Etikettiervorrichtung

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5412320A (en) * 1977-06-28 1979-01-30 Sumitomo Chem Co Ltd Preparation of 2-acetyl-3, 3-dimethyl-4-pentenoic acid ester
JPH021217U (ja) * 1988-06-14 1990-01-08

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US8596325B2 (en) 2010-08-31 2013-12-03 Bizerba Gmbh & Co. Kg Labelling apparatus

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