JPH0677032B2 - ガス絶縁開閉装置用光計器用変流器 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置用光計器用変流器

Info

Publication number
JPH0677032B2
JPH0677032B2 JP2247390A JP24739090A JPH0677032B2 JP H0677032 B2 JPH0677032 B2 JP H0677032B2 JP 2247390 A JP2247390 A JP 2247390A JP 24739090 A JP24739090 A JP 24739090A JP H0677032 B2 JPH0677032 B2 JP H0677032B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
current transformer
light emitting
sensor detection
insulated switchgear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2247390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04127068A (ja
Inventor
武司 沢
潔 黒澤
岳志 横田
昌幸 小坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2247390A priority Critical patent/JPH0677032B2/ja
Publication of JPH04127068A publication Critical patent/JPH04127068A/ja
Publication of JPH0677032B2 publication Critical patent/JPH0677032B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ファラデー効果を用いた光計器用交流器でガ
ス絶縁開閉装置の主回路導体近傍の変流器センサ検出部
から光情報を密閉容器内の絶縁ガス空間に伝送するガス
絶縁開閉装置用光計器用変流器に関する。
(従来の技術) 従来、この種のガス絶縁開閉装置用光計器用変流器とし
て、次に述べる第3図の例(第1の例)と、第4図の例
(第2の例)と、第5図の例(第3の例)がある。
第3図は、密閉容器1内の絶縁ガス空間Sに配設されて
いる高圧主回路導体2に、変流器ガラスセンサ検出部3
をガラスセンサ検出部保持座4により支持し、変流器ガ
ラスセンサ検出部3と対向する位置における密閉容器1
の壁面に発光受光ヘッド5が貫通固定されている。この
場合、発光受光ヘッド5と変流器ガラスセンサ検出部3
との間は、光空間伝送路6を構成している。なお、8は
発光受光ヘッド5にガス密閉ファイバ端子7を介して接
続された発光側光ファイバ、9は発光受光ヘッド5にガ
ス密封ファイバ端子7を介して接続された受光側光ファ
イバである。
第4図および第5図は、いずれも第3図のような構成に
おいて、ガス絶縁開閉装置に設けられている開閉器の振
動の影響を強く受けて、光空間伝送路6において光軸ず
れに基づく光変流器の誤差が問題となる用途に使用され
る場合の例である。すなわち、第4図はテーパ状の絶縁
筒10の一端に変流器ガラスセンサ検出部3を保持し、絶
縁筒10の他端を密閉容器1の内壁面に固定し、これによ
り発光受光ヘッド5と光空間伝送路6の光軸の関係が変
動しないようにした例である。第5図は中空ポスト形絶
縁スペーサ11の一端に変流器ガラスセンサ検出部3を保
持し、絶縁スペーサ11の他端を設置電位側の密閉容器1
の内面に固定し、これにより発光受光ヘッド5と光空間
伝送路6の光軸の関係が変動しないようにした例であ
る。
(発明が解決しようとする課題) 第3図に示す例では、光変流器ガラスセンサ検出部3と
発光受光ヘッド5との間の光空間伝送6の光軸を一致さ
せて取り付けることから、次のような問題がある。
地震時の振動、開閉器の操作振動でセンサ検出部3を
取り付けた主回路導体2がたわみ、発光受光ヘッド5と
センサ検出部3の間の光軸がずれ、これによって、光変
流器出力に誤差が発生する。
主回路導体2に大電流の事故電流が流れた時に、その
電磁機械力で主回路導体2がたわみ、発光受光ヘッド5
との間の光軸がずれ、これによって、光変流器出力の誤
差が発生する。
主回路導体2にセンサ検出部3を採り付ける際に、セ
ンサ検出部3と発光受光ヘッド5との間の光軸の調整に
手間がかかる。
一方、第4図のおよび第5図にあっては、センサ検出部
3が絶縁筒10および中空ポスト形絶縁スペーサ11の一端
に保持され、この他端が発光受光ヘッド5との間の剛体
である密閉容器1の内壁面に固定されるので、光空間伝
送6の光軸の一体化が図れ、前述した第3図の問題点を
解決できる。
しかし、第4図および第5図は、センサ検出部3と発光
受光ヘッド5からなる光変流器を設けるために、特別に
絶縁筒10、中空ポスト形絶縁スペーサ11を設けなければ
ならない。また、絶縁筒10、中空ポスト形絶縁スペーサ
11を設ける以外に、密閉容器1内部に沿面絶縁耐力を維
持するために、密閉容器1と主回路導体2の間には、図
に示すような絶縁寸法L1が確保できれば十分であるが、
光変流器を設けるために絶縁寸法L1より長い絶縁寸法L2
を確保する必要があり、このため実際には光変流器を挿
入する部分の密閉容器1の外形が大きくなるという問題
点がある。
そこで、本発明は地震や開閉器の操作振動等による光空
間伝送路の光軸ずれに伴う光変流器の出力誤差をなく
し、さらに光変流器検出部支持のための特別な絶縁筒や
中空ポスト形絶縁スペーサを設ける必要がなく、全体を
小形化できると共に、構成の簡素化が図れるガス絶縁開
閉装置用光計器用変流器を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成するため、円筒状の密閉容器
内に絶縁ガスを充填すると共に、主回路導体を、円錘円
盤状の絶縁スペーサの中心部に有する導体接続部により
電気的に接続し、かつ機械的に支持し、前記主回路導体
の通電電流を測定するため発光受光ヘッドと光変流器セ
ンサ検出部を備え、磁界光学効果の中でファラデー効果
を用いて被測定電流の磁界を測定する光電流センサで測
定可能にしたガス絶縁開閉装置用光計器用変流器におい
て、 前記光変流器センサ検出部を前記絶縁スペーサの中心部
に設けられている導体接続部に取り付け、前記発光受光
ヘッドを前記光変流器センサと対向する位置における光
空間伝送路を介して前記密閉容器の壁面に貫通固定する
ように構成したものである。
(作用) 本発明によれば、光変流器センサ検出部が、主回路導体
を支持する円錘円盤状の絶縁スペーサに直接固定されて
いるので、光変流器センサ検出部と発光受光ヘッドとの
間の光空間伝送の光軸ずれに伴う光変流器の出力誤差を
なくすことができ、さらに光変流器センサ検出部を支持
するために従来特別に必要としていた絶縁筒や通空ポス
ト形絶縁スペーサを設ける必要がなく、全体を小形化で
きると共に、構成の簡素化が図れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。第1図は本発明の一実施例の要部のみを示す縦断面
図、第2図は第1図のII−II線に沿って切断し矢印方向
に見た断面図である。ここでは、第3図〜第5図と同一
部分には同一符号を付して説明する。ガス絶縁開閉装置
は、主回路導体2を支持すると共に、電気的に接続する
ために図に示すような絶縁スペーサ20が設けられてい
る。この絶縁スペーサ20は、円錘円盤状であって、その
中央部に形成されている貫通穴20aに導体接続部21が埋
設され、またその周縁部には複数のボルト挿入穴20bが
形成されている。密閉容器1を構成する例えば2個の円
筒体からなる容器ユニット1A,1Bは、それぞれ端部にフ
ランジ1Af,1Bfが形成されており、このフランジ1Af,1Bf
には、絶縁スペーサ20に形成されているボルト挿入穴20
hに対応する位置にボルト挿入穴1Afh,1Bfhが形成されて
おり、フランジ1Af,1Bf間に絶縁スペーサ20の周縁部が
挟まれ、これらのボルト挿入穴1Afh,1Bfh,20hにはボル
ト22が挿入され、このボルト20の突出端部にはナット23
を螺合され、これにより容器ユニット1A,1Bと絶縁スペ
ーサ20が一体に連結されている。
しかして、導体接続部21の一方の端面に、有底筒状の導
体接続座24が固定または固着されている。導体接続座24
の内部に主回路導体2Bの先端に形成されている先細部2B
aが軸方向にスライド可能に構成され、この先細部2Baの
外周面と接触する導体接続座24の内周面には、環状の通
電接触子25を挿入するための接触子挿入溝24aが形成さ
れている。前記導体接続座24の外周面に、ガラスセンサ
検出部保持座4が設けられ、これにより光変流器ガラス
センサ検出部3が支持固定されている。
そして、ガラスセンサ検出部3と対向する容器ユニット
1Bの壁面に、開口部1Bwが形成され、この開口部1Bwには
発光受光ヘッドカバー26が固定され、この発光受光ヘッ
ドカバー26には発光受光ヘッド5が固定され、かつガス
密封ファイバ端子7が貫通固定され、この密封ファイバ
端子7には発光受光ヘッド5の発光側光ファイバ8と、
受光側光ファイバ9が挿通されている。絶縁スペーサ20
の他方の端面には、主回路導体2Aの端部が固定されてい
る。
この様に構成されていることから、通電接触子25は主回
路導体2Bと柔軟に接触しているだけなので、主回路導体
2Bで発生する機械的振動や機械的応力から、ガラスセン
サ検出部3が独立している。また、絶縁スペーサ20は、
容器ユニット1A,1Bのフランジ1Af,1Bfで密閉容器1に強
固に固定されているため、密閉容器1に固定されている
発光受光ヘッド5とガラスセンサ検出部3との間の光空
間伝送軸関係は強固に保持され、光軸ずれに伴う受光量
変動によって発生する光変流器の出力誤差は完全に抑制
することが可能となる。
[発明の効果] 以上述べた本発明によれば、光変流器センサ検出部が、
主回路導体を支持する円錘円盤状の絶縁スペーサに直接
固定されているので、光変流器センサ検出部と発光受光
ヘッドとの間の光空間伝送の光軸ずれに伴う光変流器の
出力誤差をなくすことができ、さらに光変流器センサ検
出部を支持するために従来特別に必要としていた絶縁筒
や中空ポスト形絶縁スペーサを設ける必要がなく、全体
を小形化できると共に、構成の簡素化が図れるガス絶縁
開閉装置用光計器用変流器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス絶縁開閉装置用光計器用変流器の
一実施例の要部のみを示す縦断面図、第2図は第1図の
II−II線に沿って切断し矢印方向に見た断面図、第3図
〜第5図はいずれも従来のガス絶縁開閉装置用光計器用
変流器のそれぞれ異なる例を示す要部断面図である。 1……密閉容器、2……主回路導体、3……光変流器ガ
ラスセンサ検出部、5……発光受光ヘッド、6……光空
間伝送路、20……絶縁スペーサ、21……導体接続部、24
……導体接続座、25……通電接触子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 岳志 東京都港区芝浦1丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 小坂田 昌幸 東京都港区芝浦1丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の密閉容器内に絶縁ガスを充填する
    と共に、主回路導体を、円錘円盤状の絶縁スペーサの中
    心部に有する導体接続部により電気的に接続し、かつ機
    械的に支持し、前記主回路導体の通電電流を測定するた
    め発光受光ヘッドと光変流器センサ検出部を備え、磁界
    光学効果の中でファラデー効果を用いて被測定電流の磁
    界を測定する光電流センサで測定可能にしたガス絶縁開
    閉装置用光計器用変流器において、 前記光変流器センサ検出部を前記絶縁スペーサの中心部
    に設けられている導体接続部に取り付け、前記発光受光
    ヘッドを前記光変流器センサと対向する位置における光
    空間伝送路を介して前記密閉容器の壁面に貫通固定した
    ガス絶縁開閉装置用光計器用変流器。
JP2247390A 1990-09-19 1990-09-19 ガス絶縁開閉装置用光計器用変流器 Expired - Lifetime JPH0677032B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2247390A JPH0677032B2 (ja) 1990-09-19 1990-09-19 ガス絶縁開閉装置用光計器用変流器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2247390A JPH0677032B2 (ja) 1990-09-19 1990-09-19 ガス絶縁開閉装置用光計器用変流器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04127068A JPH04127068A (ja) 1992-04-28
JPH0677032B2 true JPH0677032B2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=17162720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2247390A Expired - Lifetime JPH0677032B2 (ja) 1990-09-19 1990-09-19 ガス絶縁開閉装置用光計器用変流器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0677032B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5461295B2 (ja) * 2010-05-13 2014-04-02 株式会社日立製作所 ガス絶縁機器用光変流器
CN103647224B (zh) * 2013-11-14 2016-01-20 河南平芝高压开关有限公司 一种连接三相共箱式组合电器的全光学电流互感器装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04127068A (ja) 1992-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4709205A (en) Inductive sensor for current measurement
US4539522A (en) Magnetic detector apparatus with liquid-supported, conductive, sensor-support tube
JPS5919448B2 (ja) 避雷器
US2883489A (en) Encased electrical instrument
US6173611B1 (en) MHD sensor for measuring microradian angular rates and displacements
US5444599A (en) Capacitor having high stability with temperature
JPS63306608A (ja) 電気導体を流れる電流を測定する計器用変成器
JPH0677032B2 (ja) ガス絶縁開閉装置用光計器用変流器
US6717499B2 (en) Transformer for gas insulated electric apparatus
JPH04219909A (ja) ブッシング変流器
JPH0654330B2 (ja) ガス絶縁開閉装置用電流測定装置
JPH09215135A (ja) ガス絶縁機器及び絶縁スペーサ
JP2696614B2 (ja) 電気機器の検電装置
US2823353A (en) Instrument bearing suspension
US5517166A (en) Mercury wetted switch
JP3144137B2 (ja) 蛍光ファイバの固定具と固定方法
JPH06222086A (ja) 単相電圧検出装置
JPH09163528A (ja) 光変流器
JP2009176643A (ja) 電流スイッチ及び電流スイッチ実装構造
JPH0625953Y2 (ja) ガス絶縁コンデンサ
JPH0545384A (ja) 変流器
JPS644203Y2 (ja)
JP2696615B2 (ja) 電気機器の零相電流検出装置
JPH02115771A (ja) ガス絶縁変流器
JPH09261813A (ja) ガス絶縁開閉装置