JPH0676223B2 - ガラス強化方法および装置 - Google Patents

ガラス強化方法および装置

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JPH0676223B2
JPH0676223B2 JP59120863A JP12086384A JPH0676223B2 JP H0676223 B2 JPH0676223 B2 JP H0676223B2 JP 59120863 A JP59120863 A JP 59120863A JP 12086384 A JP12086384 A JP 12086384A JP H0676223 B2 JPH0676223 B2 JP H0676223B2
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ルタン ベルナール
コルモン ダニエル
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サン―ゴバン ビトラージュ
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • C03B27/04Tempering or quenching glass products using gas
    • C03B27/0404Nozzles, blow heads, blowing units or their arrangements, specially adapted for flat or bent glass sheets

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気によるガラスの強化、より詳しく述べると
「横形(フラットタイプ)」即ちガラスが水平に移動す
る強化装置に係り、特に薄いガラスシート(厚さ2mmま
たはそれ以下のガラス)を強化するのに適している。
従来の技術と問題点 現在、自動車窓ガラスの規則(特に自動車用部品の統一
規格および検査に関する国際連合の合意に基づく規則4
3)を充分に満足するようにガラスを強化することは、
ガラスの厚さが3mm以下でなければ、可能である。
この規則によれば、ガラスの破損後、衝撃点から7.5cm
以上の距離で5cm×5cm角に含まれるガラスの破片の数が
40〜350個であり、破片が3cm2の面積を超えてはなら
ず、衝撃点の周囲半径7.5cm内で長さが7.5cmを越える長
尺状の破片が存在してはならない。
この条件を満たすために、水平状態で通過する高温のガ
ラスシートに分当りガラスシートの平方メートル当り12
00Nm3の流量で200m/sの速度にて空気を吹き付ける。
強化の性能を改良するために空気の流量を増加すること
が追求されたが、単純に空気を吹き付けるだけでは不十
分であり、処理する窓ガラスの寸法にかかわらず、吹き
付けた空気を、吹き付け自体に影響を与えることなく排
気しなければならないので、そのような流量の増加には
制約がある。実際、公知の装置ではガラスを支持するロ
ーラあるいは車、ノズル、その他の装置が塞ぐガラスの
表面積は全表面積の約60%を占め、ガラスに吹き付けら
れて衝突する空気が約5%の面積を占めるので、残り35
%の表面積が空気を排気すると共にガラスから熱を除去
するために自由になるだけであり、この35%の割合は排
気が不足で吹き付けが乱れて冷却が不十分になることが
ない最低限である。吹き付ける空気の量を増加すると、
ノズルおよび衝突する空気が嵩高になって空気を排気す
るために利用できる表面積が減少する一方、排気すべき
空気の量は増大する。
同様に、空気の噴流(ジェット)の時間と場所を変更す
ること(噴流のパルス化、吹き付け装置の振動)あるい
は特定の帯域で吹き付け密度を増加すること(高温のス
トリップと低温のストリップを交換することによる)が
望まれた。これによって針状破片、即ち長さ7.5cmを超
える破片を生じない信頼度の高い窓ガラスの製造が可能
になるが、より複雑な装置が必要になる。
一方、空気と冷却すべきガラスとの間の熱交換は空気の
速度にほぼ比例することが知られているので、より高速
の空気を得るためにノズルへの供給圧力を高める試みも
なされた。音速および超音速を可能にする圧力が利用さ
れた。多量のエネルギーを用いて、強化の性能をいくら
か改善し、厚さ2.5mmのガラスシートを満足に強化する
ことが達成されたが、厚さ3mm未満のガラスシートを正
確に強化すること、即ち、自動車用の規則を適切に充足
することは常に可能というわけではなく、さらに工業的
操作に適合する経済的条件下では不可能である。
発明が達成しようとする課題 本発明は上記の如き問題を解決し、工業的製造に適合す
る製造コストで2mmまたはそれ以下のオーダーの小さい
厚さのガラスシートを正確に強化することを意図してい
る。同様に、本発明は2mmより大きい厚さのガラスシー
トを従来の強化よりも有利な経済的条件下で正確に強化
することも意図している。
課題を達成する手段 本発明では、ガラスに向かう自由末端をクローズ(clos
e)して狭い口径のオリフィスだけを開口し、ガラスと
接近して配置し、かつ相互に小間隔で配列した、ノズル
によって、高圧、特に、少なくとも音速を可能にする圧
力で気体(一般に空気)をガラスに吹き付ける。
こうして配置したノズルはその自由末端で最大の圧力降
下を有し、そこで衝撃波、できれば1回以上の衝撃波を
発生する。これによって、冷却速度を高くするために必
要な高速度の空気流をガラスの位置において有効に形成
し、また、空気をノズルに供給するために用いるエネル
ギーが配置の悪さによる圧力損失や多重衝撃波間の干渉
によって不必要に膨張しないようにすることが保証され
る。
有利にするために、様々の手法によって吹き付け空気の
逃散の可能性を増加することが可能である。とりわけ、
ガラスを支持する公知のローラをより小さい嵩の車で置
き換えたり、より長いチューブ形ノズルを用いたり、強
化ステーションの幅を広くしたり、単位表面積当りの空
気量を大きくしたりできる。
本発明によれば、自動車用として充分な強化を施した厚
さ2mm以下の非常に薄い窓ガラスならびにそれより厚い
窓ガラスを良好な経済的条件下で得ることができる。
実施例 図面を参照して本発明を説明する。
第1図は本発明による横形のガラスシート強化装置を概
略的に示す。再加熱炉あるいはフロート浴のような上流
の装置2で650℃のオーダーの高温に加熱されてから配
送されるガラスシート1は強化ステーション3において
下側シャシ6で支持された回転駆動される軸体5に装着
した一連の車4の上を水平に通過する。下側シャシ6に
関して高さを調整可能な上側シャシ7は、ガラスシート
を保持する車9を装着した回転可能軸体8を支持する。
操作位置において上側シャシ7を第1図に示すように降
下させ、下側の車4と上側の車9の間にガラスシート1
が通過するのに必要な間隔だけを残し、上側の車9がガ
ラスシートを下側の車4に対して押し付けて保持する。
下側および上側のシャシの軸体5,8および車4,9の間に吹
き付けノズル10を鉛直に配置して挿入する。吹き付けノ
ズル10には加圧下のボックス11に接続したいろいろのダ
クトによって加圧気体(一般に空気)を供給する。これ
らのノズル10は第2図に示すタイプのものが有利であ
る。すなわち、約4〜6mmの直径、直径の少なくとも8
倍好ましくは10〜25倍の長さの中空円筒状チューブであ
って、ガラスに近く位置する自由末端はクローズされ
(狭められ)、小さい口径、例えば1.5mmのオリフィス1
2だけを開口し、オリフィスの端部に傾斜をつけて、1
に近い絞り係数にしたものである。
ノズルの長さは空気流を安定化するのに十分な長さを残
して変更することができる。ノズルの長さを長くするこ
とによって、ボックス11という空気排気の障害物をガラ
スからより遠ざけ、ガラスに衝撃した後の空気のノズル
間からの排気を改良することができる。ノズルの長さ
は、大きいガラスシートを強化するために強化ステーシ
ョンがより大きい、特に幅がより広いほど、そして(ま
たは)吹き付け空気の供給量が多いほど、より長くなる
であろう。
これらのノズル10は、空気がガラスに衝突する速度が大
きくかつノズルからの噴出速度にできるだけ近く保たれ
るように、ノズルの自由末端をガラスに近く、好ましく
は噴出オリフィス12の径の6倍のオーダーの間隔で配置
する。ガラスの上下両方とも、ノズルの自由末端からガ
ラスまでの距離として5〜15mm、好ましくは5〜8mmを
利用する。
チューブ形ノズルは横の列の一部あるいは全部さえも、
傾斜した端部を有する所定の寸法の狭いスロットとして
形成した出口オリフィスを有し、かつ強化気体の圧力降
下の最大が狭い出口の末端にあるような寸法特性を持
つ、スロットノズルで置き換えることができる。これら
の寸法特性、即ち、ノズル本体の幅、ノズルの高さと出
口スロットの幅の関係、スロットの幅、およびガラスか
らの距離はチューブ形ノズルと同じタイプであろう。す
なわち、例えば、ノズル本体の幅は4〜6mm、高さは幅
の少なくとも8倍、好ましくは10〜25倍、スロット幅は
1.5mm、ガラスからの距離は出口における噴流気体の幅
の6倍を超えない、である。このようなスロットノズル
によれば、吹き付け空気の逃散可能性はチューブ形ノズ
ルによるよりも僅かに小さいが、他方において僅かに少
ない量の空気を供給することが可能であり、これは強化
ステーションの最初の部分において特に望ましいことが
ある。
音速の空気噴射を可能にするためにこれらのチューブ形
ノズル10またはスロットノズルに少なくとも0.9バール
のゲージ圧力で空気を供給する。
より高い圧力を利用してこれらのノズルの出口において
超音速の空気流速度を得ることは勿論可能であるが、エ
ネルギーの浪費を避けかつ干渉するおそれのある多重波
の形成を防止するために、音速を利用し、ボックス11に
供給するゲージ圧力を約1バールに限ることが好まし
い。
強化ステーションにおいてチューブ形ノズルを軸体5,8
および車4,9の間に装着するのを促進するために、第3
図に示すように、強化ステーションの幅を持つ3A,3B,3
C,3Dのようなシリーズに、ノズルを所定の間隔で組み付
ける。
チューブ形ノズルはより大きい径、例えば内径20mm、外
径27mmのチューブ13に横に並べて設置し、チューブ13自
身はダクト14に接続される。ダクト14は第3図の態様で
はチューブ13のノズル10と反対側に継がるがチューブ13
の末端に継ってもよい。これらのダクト14は空気供給ボ
ックス11に可撓性パイプ(図示せず)を介して接続す
る。
各シリーズ3A〜3Dは全長に沿って溝を設けた2本のバー
15,16に固定する。このバーによって各シリーズを下側
のシャシ6または上側のシャシ7に固定し、ノズルのノ
ーズとガラスの間の所望の距離はシリーズ3A〜3Dを溝に
沿って滑らすことによって得られる。各シリーズの隣り
合うノズル10の距離は、車4,9の間に挿入しようと意図
する3Aおよび3Cのようなシリーズにおけるチューブ形ノ
ズル10を省略して車のための自由空間を残す特定の場所
を除いて、強化ステーションの横方向において規則的で
ある。横方向に隣接するチューブ形ノズル10間の距離は
一般にノズルの自由末端のオリフィス12の位置における
噴流の径の3倍より小さい。縦方向におけるノズル10間
の距離も、車4,9を支持する軸体5,8に対応するための必
要性を考慮に入れた上でできるだけ規則的なものであ
り、かつ出口オリフィス12における噴流の径の3倍より
決して小さくない。
3A〜3Dのように各々異なるノズル間距離を有しかつバー
15,16によって下側シャシ6および上側シャシ7に容易
に取付け可能なチューブ形ノズルのシリーズを特定数配
置することによって、チューブ形ノズル10の位置および
間隔に関して異なる配列態様を有する広範な種類の強化
ステーションを構成することが可能である。
特に非常に薄いガラスシートのために、強化ステーショ
ンの最初により高密度にノズルを設け、従って縦および
横方向のノズルの間隔を小さくノズルを配置して、ガラ
スシートの中心部と表面に温度差を創出し、次いでノズ
ルの間隔を大きくしてより低密度にノズルを配置して、
ガラスシートの中心部と表面の温度差を単に維持するこ
とさえも可能である。こうして、排気のために利用する
表面の割合が減少していない帯域を直ぐ後に設ける限
り、僅かに排気を低減するにすぎない短かい距離で吹き
付けを増加することが可能である。
このように配列態様の場合、空気の逃散容易性が低下す
るのを避けるためにノズル10を長くすることが望ましい
こともあろう。
強化ステーションの最初の方の横の列のチューブ形ノズ
ルの全部または一部をクローズした(狭めた)自由末端
のスロットノズルで置き換えることによって強化ステー
ションの最初の方で非常に強い急激な冷却を達成するこ
とが可能である。
0.2〜0.5秒のオーダーで短かい期間である必要がある
が、空気の逃散が低下した後、ガラスの前進方向におい
てスロットノズルの後に空気の逃散を促進する吹き付け
手段、特に長いチューブ形ノズルを用いて空気の逃散を
補償する必要がある。これらスロットノズルを取り付け
る条件はチューブ形ノズルと同じである。特にスロット
の幅はチューブ形ノズルのオリフィスの径と同じであ
り、ガラスからの距離は同じであり、ノズル間隔は同じ
である、等々。
強化ステーションの入口に、ノズル本体自体より狭いス
ロットを有して最大の圧力降下がノズルの末端で起き、
チューブ形ノズルと同じ仕方で音速の噴射速度を許容す
る圧力で気体の供給を受け、かつ強化ステーションの内
側に向って傾斜したスロットノズルを配置すると有利で
ある。
例えば、3A,3B,3C,3Dの4つのノズルシリーズで異なる
強化ステーションを構成し、それを用いて1.6mmまでの
厚さのガラスシートを正確に強化することが可能であっ
た。これらの異なる強化ステーションは概略的には4A,4
B,4C,4Dとして示される。これらの強化ステーションに
おいて車を支持する軸体5,8は直径17mmであり、車4,9は
直径60mmであり、かつ車4,9は隣接する軸体間で位置ず
らせて配置する。
ノズルの間隔は、シリーズ3Aでは11mm、11mm、23mm、11
mm、11mm、23mm…であり、23mmは車4,9に適応する。シ
リーズ3Bではノズルの間隔は22.5mmで一定である。シリ
ーズ3Cでは19.5mm、19.5mm、22mm、11.5mm、11.5mm、22
mm…である。シリーズ3Dでは11.25mm、11mm、11.25mm、
11mm…である。第4A図に示す強化ステーションでは車4,
9を支持する軸体5,8はガラスシートの前進長手方向にお
いて間隔90mmで一方が他方に続くように配置する。2つ
の軸体5(または8)の間に、軸体5(または8)から
15mmにシリーズ3A、次に30mmにシリーズ3B、次に30mmに
シリーズ3Cが来るように連続的に配置し、次に15mmでも
う1つの軸体5(または8)が来て、それから15mmにシ
リーズ3A、シリーズ3B、シリーズ3Cの組が始まる。この
強化ステーション4Aは表面積dm2当り約19個のノズルを
有するので1個のノズルは約5cm2の面積に作用する。
強化ステーション4Bでは、軸5,8は120mm離れており、シ
リーズ3A,3B,3Cは40mmの間隔であるので、表面積dm2
り約15個のノズルであり、各ノズルからの空気は約6.5c
m2のガラスに作用する。強化ステーション4Cでは、軸体
5,8はやはり120mmの間隔で、シリーズ3A,3D,3B,3D,3Cが
この順序でそれぞれ24mmの間隔で続く。これは表面積dm
2当り約27〜28個のノズルであり、1個のノズル当り3.5
cm2の面積である。強化ステーション4Dでは、2つの軸
体5(または8)の間に4Cのほかにシリーズ3Dを更に2
つ挿入する。従って、ノズルシリーズは次の順序であ
る。軸5(または8)から15mmにシリーズ3A、それから
それぞれ15mmの間隔でシリーズ3D、もう1つシリーズ3
D、シリーズ3B、シリーズ3D、更にシリーズ3D、シリー
ズ3C、そして更に15mmに軸体5(または8)である。こ
れは表面積dm2当り約40個のノズルであり、1個のノズ
ルはガラス2.5cm2に作用する。
すべての場合、ノズルの密度は大きい(10個/dm2より
大きい)。ノズルの列の間隔は小さい(50mmより小さ
い)。
厚さ2.6mmのガラスを強化するために4Aの配列を持つ強
化ステーションを用い、音速を可能にする圧力でノズル
に空気を供給する。640℃に再加熱したガラスを10cm/秒
の速度で輸送し、450mmの長さの強化ステーションで4.5
秒間強化する。ガラスの中心部で測定した応力は730kg/
cm2のオーダーであり、破壊後5×5cm角に366個の破片
が数えられる。
強化ステーション4Aでは吹き付け表面、即ち、ノズルの
出口における空気噴流の合計面積は強化ステーションの
全面積の約0.37%にすぎず、車、軸体およびノズルで占
められる面積は40%のオーダーであり、約60%の面積が
ガラスと接触して加熱された空気を排除するために残さ
れている。
空気の速度が速く、排気可能性が改良され、そしてノズ
ルの間隔が規則的であるために吹き付けの効率が高いの
で、厚さ2.6mmのガラスシートをガラスの各表面で80Nm3
/m2/分のオーダーのより少ない空気流で強化すること
ができる。
4Bの配列態様では軸体間のより大きい間隔(120mm)お
よびノズルの列の間隔40mmで長さ450mmにおいて厚さ2.9
mmのオーダーのガラスを10cm/秒の速度で動かして強化
する配置が提供される。
もっと薄いガラスを強化するためにはノズルの密度を増
加する必要があり、4Cまたは4Dの配列態様を持つ強化ス
テーションが必要である。しかしながら、この高密度の
ノズルは強化ステーションの最初の方に約30cmの距離に
おいてだけ使用することが可能であり、強化ステーショ
ンの残りのノズルはより低密度である。こうして、例え
ば、厚さ2.1mmのガラスを強化するために、配列態様4C
を長さ240mmにわたって次に配列態様4Bを長さ36cmにわ
たって、それから間隔120mmで冷却を補償するために低
い圧力(485mm水柱ゲージ)の空気を供給する公知のタ
イプのスロットノズルを設置する。
ノズルの長手方向の間隔をこうして短縮すると10cm/秒
のガラス輸送速度のままにすることができる。厚さ2mm
のガラスを強化するためには、ノズルの密度を僅かに増
加し、配列態様4Cを360mmにわたって、次いで配列態様4
Bを240mmにわたって用い、第2の低い圧力の吹き付けを
後続させる。ガラスシートは約650℃に加熱し、強化ス
テーションの上下のノズル床の間を5〜30cm/秒の速
度、例えば10cm/秒で通過させる。ノズルのノーズはそ
れぞれガラスの表面から約5mm離れて、音速の空気を配
送する。ガラスを破壊した後、50×50mm角に322個の破
片が数えられ、中心部応力740kg/cm2のオーダーに相当
する。後者の配列態様ではノズル、車等によって占めら
れる表面積の割合はガラスの全表面積の39%のオーダー
であり、吹き付け面積は0.5%であり、約60%の自由な
面積が吹き付けた空気を排気するために残されている。
厚さ2mm未満のガラスを強化するためには、さらにさえ
高密度のノズルを用いる必要があり、ノズルの密度約40
個/dm2の配列態様4Dを利用する。この配列態様を120cm
にわたって配置し、次に低い圧力(485mm水柱ゲージ)
の空気を供給する慣用のスロットノズルを設置する。こ
の配置では厚さ約1.6mmのガラスを強化することが可能
であり、ガラスの輸送速度は約20cm/秒より速い速度で
ある。前に述べたように、強化の最初の方で高密度の吹
き付けを実現するためにチューブ形ノズルの横の列の全
部または一部を音速で操作可能なスロットノズルで置き
換えることが可能である。
このスロットノズルはチューブ形ノズルを単純に置換
し、ガラスからの距離、長手方向の間隔等々の条件はチ
ューブ形ノズルと同じである。
すべての場合、音速で噴射される空気の流量はガラス表
面について150Nm3/m2/分であり、強化に必要な時間は
10秒より短かい。ガラスの通過速度Vは常に5〜30cm/
秒である。空気の逃散のための表面積は全表面積の50%
より大きい。吹き付けの効率は、より高いにもかかわら
ずエネルギーの消費量は公知の強化方法による場合より
も2〜3倍少ない。ノズル10の下を通過するガラスの速
度はP/e2より大きく、2P/e2に近いことが好ましいこと
が見い出された(式中、Pはノズルの列の間隔であり、
eはガラスの厚さである)。
従来の技術では、各ノズルがガラスの大きい面積、約30
cm2をカバーするが、ここに説明した方法では、ノズル
の数はより多く(10より多く)、好ましくはガラスの各
表面にノズル15〜40個/dm2であり、そのために1個の
ノズルからの空気は2〜7cm2のより小さい面積に作用
する。
これらの低い供給速度、高速でのより大きい冷却速度、
ノズルとガラスの近さ、ガラス上で音速の空気を保証す
るノズルの形状、吹き付け手段の小さい嵩、そして、吹
き付けた空気がガラスに当った後で逃散するための大き
い面積(全表面積の50%より大きい、一般に約60%)
は、強化の性能を改良し、より薄いガラスを自動車用の
要件に答えて強化し、あるいはより厚い(3mmまたは4mm
以上)のガラスをより容易に強化することを許容する。
吹き付ける空気の量が従来の技術で一般に用いられるよ
り少なく、かつ空気の逃散に利用できる表面積がより大
きいので、吹き付ける空気の衝突する噴流と除去すべき
「用済み」の空気の間の相互干渉がおきる可能性が少な
い。従来の技術において大きいこの相互干渉は、衝突噴
流の使用効率を悪化させ、発生する空気を排気する困難
が強化すべきガラスが厚くなるほど大きくなる。本発明
の方法によればこれらの問題はより小さく作用する。
本発明で用いる装置は従来技術の装置より使用が簡単で
ある。空気の供給は自動的に平均して分布され、そのた
めに強化ステーションの全体を通して等しい強化が達成
される。例えばより狭い幅のシートを強化するために、
強化ステーションの面積を小さくしたい場合、エネルギ
ーを節約するために、必要でないノズルを封鎖し、使用
するノズルの圧力および吹き付け量を再分布させる。
ノズル10の出口に形成される断熱的条件のために、空気
が単純に押し出される空気より冷たくなり、冷却効果が
大きくなる。
薄いガラスを強化するためには、ガラスの前進の長手方
向に一定の間隔を持つノズルの列を配置しかつ空気を音
速を許容する圧力で供給する強化ステーションを不可欠
的に使用する。厚さ4mmのオーダーのより厚いガラスを
強化することを望む場合には、長手方向に一定の間隔を
持つノズルによる既存の横形強化ステーションを単純に
使用し、低い圧力ノズルに空気を供給することが可能で
ある。
「横形の強化」に関連して説明してきたが、本発明によ
る技術、特に音速を許容する圧力での空気の供給、およ
びノズルの自由末端で空気の圧力降下を最大にするノズ
ルの使用は縦形の強化にも利用できることが認められよ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図は横形強化装置の概念図、第2図は吹き付けノズ
ルの断面図、第3A〜3D図は一群のノズルからなるノズル
シリーズを表わす模式図で、3Aは車の間に挿入すること
を本質的に意図するシリーズ、3Bは正規のシリーズ、3C
は車の間に挿入することを意図とするもう1つのシリー
ズ、3Dはもう1つの密な正規のシリーズのそれであり、
第4A〜4D図は強化ステーションの配列態様を表わす模式
図、4Aは厚さ2.5mm以上のガラスシートの強化を許容す
る配列態様、4Bは上記と同じノズルシリーズを用いるが
ガラスを支持する手段の間隔が異なる配列態様、4Cは吹
き付けノズルの密度を増加した配列態様、4Dは厚さ1.6m
mのガラスシートの強化を許容する配列態様のそれであ
る。 1……ガラスシート、2……上流装置、3……強化ステ
ーション、4,9……車、5,8……軸体、6,7……シャシ、1
0……吹き付けノズル、11……ボックス、12……オリフ
ィス、13……チューブ、14……ダクト、15,16……バ
ー、3A,3B,3C,3D……ノズルシリーズ、4A,4B,4C,4D……
ノズル配列態様。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラスシートの両表面にノズルで気体を吹
    き付けてガラスシートを強化する方法において、ノズル
    の気体通路を気体の最大の圧力降下がノズルの自由末端
    で起きるように形成し、かつノズルに供給する圧力をノ
    ズルの出口での気体の流速が少なくとも音速になるよう
    に選択することを特徴とするガラスシートの強化方法。
  2. 【請求項2】ノズルの末端をガラスシートから、ノズル
    の出口における気体噴流の直径(幅)の6倍を越えない
    短かい距離で配置する特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  3. 【請求項3】ノズルを、ノズルの出口における気体噴流
    の直径(幅)の3倍より小さくない短かい規則的な距離
    の特定パターンに配置する特許請求の範囲第1項又は第
    2項までのいずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】ガラスシートがノズルの間を通過する速度
    がP/e2(式中、Pはガラスシートの進行の長手方向にお
    けるノズルの間隔、eはガラスシートの厚さを表わ
    す。)より大きく、好ましくはP/e2に近い特許請求の範
    囲第1項から第3項までのいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】ガラスシートの速度が5〜30cm/秒である
    特許請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 【請求項6】ガラスシートの進行の長手方向において強
    化ステーションの最初の方が最後の方よりも間隔がより
    短かくなるパターンでノズルを配置して、気体をガラス
    シートに強化の最初の方でより多く吹き付ける特許請求
    の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】ガラスシートの各表面において50%より多
    くの面積を、吹き付けた気体を排気するために自由にす
    る特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれかに記
    載の方法。
  8. 【請求項8】ガラスシートの各々の側にdm2当り15〜40
    個のチューブ形ノズルを配置する特許請求の範囲第1項
    から第7項までのいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】強化ステーションの最初の方のチューブ形
    ノズルの全部または一部分を、チューブ形ノズルと同じ
    仕方で気体を供給される末端をクローズ(close)した
    スロットノズルで置き換えて、ガラスシートに最大時0.
    5秒間、一般に約0.2秒間スロットノズルで吹き付ける特
    許請求の範囲第8項記載の方法。
  10. 【請求項10】ガラスシートの面積当りの空気供給量が
    150Nm3/m2/分より少ない特許請求の範囲第1項から9
    項までのいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】自動車用窓ガラスの規則を満たすために
    厚さ2.6mmのガラスシートを強化するに当り、強化ステ
    ーションにおいてガラスシートの進行の長手方向に長さ
    約45cmにわたって間隔約30mmの列でdm2当り19個の割合
    で配置し、かつガラスシートから5〜8mmのオーダーの
    距離に開口を有する複数のノズルに、空気を少なくとも
    0.91バールの圧力で供給し、かつガラスシートを約10cm
    /秒の速度で移動することによって、ガラスシートの各
    表面に約80Nm3/m2/分の空気を吹き付ける特許請求の
    範囲第1項から第10項までのいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】自動車用窓ガラスの規則を満たすために
    厚さ2.1mmのガラスシートを強化するに当り、ガラスシ
    ートの各表面側に、ガラスシートの進行の長手方向に長
    さ約24cmにわたって間隔24mmの列でdm2当り約27個のチ
    ューブ形ノズル、次に長さ約36cmにわたって間隔40mmの
    列でdm2当り約15個のチューブ形ノズルを、各ノズルの
    開口がガラスシートから約5〜8mmの距離に位置するよ
    うに配置し、ガラスシートを約10cm/秒の速度で移動さ
    せ、かつ485mm水柱の圧力で気体を供給される公知のタ
    イプのスロットノズルを次に設置する特許請求の範囲第
    1項から第10項までのいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】自動車用窓ガラスの規則の要件を満たす
    ために厚さ2mmのガラスシートを強化するに当り、ガラ
    スシートの各表面側に、ガラスシートの進行の長手方向
    に長さ約36cmに間隔24mmの列でdm2当り約27個のチュー
    ブ形ノズル、次に長さ約24cmにわたって間隔40mmの列で
    dm2当り約15個のチューブ形ノズルを、ノズルの開口が
    ガラスシートから5mm距離に位置するように配置し、ガ
    ラスシートを10cm/秒の速度で移動させ、かつ485mm水柱
    の圧力で気体を供給する公知のタイプのスロットノズル
    を次に設置する特許請求の範囲第1項から第10項までの
    いずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】自動車用窓ガラスの規則を満たすために
    厚さ2mm未満のガラスシートを強化するに当り、ガラス
    シートの各表面側に、ガラスの進行の長手方向に長さ12
    0cmにわたって間隔15mmの列でdm2当り約40個のチューブ
    形ノズルをノズルの開口がガラスシートから5mmの距離
    に位置するように配置し、ガラスシートを20cm/秒で移
    動させ、かつ485mm水柱の圧力で気体を供給される公知
    のタイプのスロットノズルを次に設置する特許請求の範
    囲第1項から第10項までのいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】強化ステーションの最初の方の横方向の
    列のチューブ形ノズルの全部または一部分を、ガラスシ
    ートが0.5秒まで影響を受けるような距離にわたって、
    チューブ形ノズルと同じ仕方で気体を供給し、隔置し、
    そして配置した末端クローズ形スロットノズルで置き換
    える特許請求の範囲第11項から第14項までのいずれかに
    記載の方法。
  16. 【請求項16】上下に配置したノズルの間を水平方向に
    移動するガラスシートに冷却気体を吹き付けるガラスシ
    ート強化装置において、ノズルが、ガラスに近い自由末
    端において狭い出口オリフィスだけを残してクローズさ
    れ(即ち、狭められ)、よってその末端において圧力降
    下が最大になることを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】ノズルに少なくとも0.91バールのゲージ
    圧力で気体を供給する特許請求の範囲第16項記載の装
    置。
  18. 【請求項18】ノズルオリフィスに端部を傾斜面にして
    1に近い絞り係数にした特許請求の範囲第16項または第
    17項記載の装置。
  19. 【請求項19】ノズルの自由端をガラスシートから5〜
    15mm離れた位置に配置した特許請求の範囲第16項から第
    18項までのいずれかに記載の装置。
  20. 【請求項20】ガラスシートの各表面に吹き付けた気体
    を逃散させるのに利用できる自由表面の面積が少なくと
    も50%ある特許請求の範囲第16項から第19項までのいず
    れかに記載の装置。
  21. 【請求項21】ノズルがチューブ形ノズルであり、かつ
    ノズルの出口における噴流の直径の少なくとも3倍の間
    隔を有するパターンで配置された特許請求の範囲第16項
    から第20項までのいずれかに記載の装置。
  22. 【請求項22】ガラスシートの進行の長手方向における
    ノズルの間隔が50mmより小さくてノズルの密度が10個/
    dm2より大きい、好ましくは15〜40個/dm2である特許請
    求の範囲第21項記載の装置。
  23. 【請求項23】ノズルがその内径の少なくとも8倍の長
    さを有する特許請求の範囲第16項から第22項までのいず
    れかに記載の装置。
  24. 【請求項24】ノズルを、ガラスの進行の長手方向にお
    いて強化ステーションの初めの方に非常に小間隔で高密
    度に配置し、その後にそれより大きい間隔で低密度で配
    置した特許請求の範囲第16項から第23項までのいずれか
    に記載の装置。
  25. 【請求項25】強化ステーションの初めの方の位置のチ
    ューブ形ノズルを、音速の気体噴射を許容する圧力で気
    体を供給される狭いスロットを持つスロットノズルで置
    き換えた特許請求の範囲第24項記載の装置。
  26. 【請求項26】スロットノズルを、ガラスシートが0.5
    秒より長くない時間だけスロットノズルによる気体噴射
    を受けるような距離にわたって配置した特許請求の範囲
    第25項記載の装置。
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