JPH10287438A - ガラス板の冷却装置 - Google Patents

ガラス板の冷却装置

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JPH10287438A
JPH10287438A JP9413097A JP9413097A JPH10287438A JP H10287438 A JPH10287438 A JP H10287438A JP 9413097 A JP9413097 A JP 9413097A JP 9413097 A JP9413097 A JP 9413097A JP H10287438 A JPH10287438 A JP H10287438A
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plate
glass
cooling
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謙 野村
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良春 飯島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス板の湾曲状態を部分的に修正する。 【解決手段】ガラス板1搬送方向に並ぶチャンバ11〜
13、21〜23が形成された一対の風箱2、3に、ガ
ラス板1へ向って空気流を噴出する多数の空気噴出ノズ
ル26を設け、搬送方向最上流寄りのチャンバ11、2
1を分割板59〜61によって区分し、区分された区画
への空気流の流量を調整して、ガラス板1の表層部分に
温度差を生じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱炉によって軟
化点以上に加熱されたガラス板を冷却する装置に関し、
特に、軟化点以上の加熱されたガラス板に冷却風を吹き
付けてガラス板を急冷する冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のサイドウインドやリヤウインド
には、該サイドウインドやリヤウインドの開口部に応じ
た展開平面形状を有するガラス板を、軟化点を超過する
温度に昇温して自動車の車体形状に合致するように曲げ
成形した後、冷却用空気流によりガラス板を急冷して強
化処理を行ったものが用いられている。
【0003】図6はガラス板曲げ成形装置の一例を示す
概念図、図7は図6における冷却装置の概略斜視図であ
る。
【0004】ガラス板曲げ成形装置は、図6および図7
に示すように、ガラス板1を軟化点を超過する温度領域
に昇温して曲げ成形する加熱炉Aと、該加熱炉Aにおい
て曲げ成形したガラス板1を急冷する冷却装置Bと、ガ
ラス板1を装置外部から加熱炉A、冷却装置Bへ順次送
給しかつ冷却装置Bから装置外部へ送出する移動機構C
とによって構成されている。
【0005】ガラス板曲げ成形装置の加熱炉Aは、ガラ
ス板1がほぼ水平に搬送されるガラス板搬送経路Gの直
下にガラス板1の搬送方向に直列に配置された複数のハ
ースベッド51と、ガラス板搬送経路Gの直上にガラス
板1の搬送方向に直列に配置された複数のバーナ群52
と、ハースベッド51およびバーナ群52を一体的に取
り囲む加熱炉構造体53とを備えている。
【0006】ハースベッド51は、ガラス板1の搬送方
向から見ると上面が水平面に対して上方へ突出する円弧
を描く凸湾曲面をなすように形成されている。これらの
ハースベッド51は、ガラス板1の搬送方向下流側に位
置するものほど曲率が大きくなって、凸湾曲面の形状が
ガラス板1の仕上り状態に近似するようになっている。
【0007】また、ハースベッド51の上面には、加熱
ガス供給源(図示せず)からハースベッド51の内部へ
送給される加熱ガス流を、ガラス板搬送経路Gに沿って
移動するガラス板1の下面へ噴出するための多数のガス
流噴出孔54(図7参照)が穿設されている。
【0008】バーナ群52は、ガラス板搬送経路Gに沿
って移動するガラス板1の上面へ加熱ガス流を噴出する
ように構成されている。
【0009】ガラス板曲げ成形装置の冷却装置Bは、上
述した加熱炉Aの後方に設置されている。この冷却装置
Bは、ガラス板1がほぼ水平に搬送されるガラス板搬送
経路Gを挟んで上下に対向配置された一対の風箱2、3
と、該風箱2、3の内部からガラス板搬送経路Gを移動
するガラス板1へ冷却用空気流を噴出する多数の空気噴
出ノズル26とを備えている。
【0010】ガラス板搬送経路Gの下側に位置している
風箱2は、ガラス板搬送経路Gの直下に位置しかつガラ
ス板1の搬送方向から見ると上面が水平面に対して上方
へ突出する円弧を描く凸湾曲面をなす頂板4と、上縁部
が頂板4の左右側部に固着された左右一対の側板5、5
と、上縁部が頂板4の前端部に固着されかつ左右縁部が
左右の側板5の前端部に固着された前端板6と、上縁部
が頂板4の後端部に固着されかつ左右縁部が左右の側板
5の後端部に固着された後端板7と、頂板4、側板5、
前端板6、後端板7によって囲まれる空間を下方から閉
塞する底板8とによって構成されている。底板8は、頂
板4、側板5、前端板6、後端板7の風箱外側面下縁部
に設けたフランジ部にボルト締結されている。頂板4の
凸湾曲面は、加熱炉Aから送出される湾曲したガラス板
1に応じて設定されている。
【0011】風箱2の内部のチャンバ111には、冷却
用空気流を送給するための給気管131の下流端が取り
付けられている。この給気管131の上流端には、圧力
調整弁134を介してブロワ47の空気吐出口が接続さ
れている。
【0012】ガラス板搬送経路Gの上側に位置している
風箱3は、ガラス板搬送経路Gの直上に位置しかつガラ
ス板1の搬送方向から見ると下面が水平面に対して上方
へ窪む円弧を描く凹湾曲面をなす底板14と、下縁部が
底板14の左右側部に固着された左右一対の側板15、
15と、下縁部が底板14の前端部に固着されかつ左右
縁部が左右の側板15の前端部に固着された前端板16
と、上縁部が底板14の後端部に固着されかつ左右縁部
が左右の側板15の後端部に固着された後端板17と、
底板14、側板15、前端板16、後端板17によって
囲まれる空間を上方から閉塞する頂板18とによって構
成されている。頂板18は、底板14、側板15、前端
板16、後端板17の風箱外側面上縁部に設けたフラン
ジ部にボルト締結されている。底板14の凹湾曲面は、
加熱炉Aから送出される湾曲したガラス板1に応じて設
定されている。
【0013】風箱3の内部のチャンバ121には、冷却
用空気流を送給するための給気管141の下流端が取り
付けられている。この給気管141の上流端には、圧力
調整弁144を介してブロワ47の空気吐出口が接続さ
れている。
【0014】空気噴出ノズル26は、送気管と、該送気
管の先端部に取り付けたノズル本体とによって構成され
ている。この空気噴出ノズル26は、送気管の基端部が
頂板4あるいは底板14を貫通して、風箱2のチャンバ
111あるいは風箱3のチャンバ121にノズル本体が
連通するように、風箱2の頂板4、風箱3の底板14の
それぞれのほぼ全面にわたって取り付けられている。下
側の風箱2に取り付けられている空気噴出ノズル26の
ノズル本体と、上側の風箱3に取り付けられている空気
噴出ノズル26のノズル本体との間隔は、冷却すべきガ
ラス板1の厚さよりもやや大きい寸法に設定されてい
る。
【0015】すなわち、図6、図7に示すように、下側
の風箱2に取り付けられた多数の空気噴出ノズル26に
おいては、該空気噴出ノズル26が連通するチャンバ1
11に対応するノズル群129を形成している。同様
に、上側の風箱3に取り付けられた多数の空気噴出ノズ
ル26においては、該空気噴出ノズル26が連通するチ
ャンバ121に対応するノズル群130を形成してい
る。
【0016】ガラス曲げ成形装置の移動機構Cは、図6
に示すように、加熱炉Aの前方側に配置されたスプロケ
ット55と、冷却装置Bの後方側に配置されたスプロケ
ット56と、両スプロケット55、56に巻き掛けられ
た無端状チェーン57と、ガラス板1の一側縁部に接触
し得るように無端状チェーンに取り付けられた搬送部材
58とを備えている。冷却装置Bの後方側のスプロケッ
ト56は、モータ(図示せず)によって駆動されるよう
になっている。
【0017】上述したガラス曲げ成形装置によってガラ
ス板1の曲げ成形を行う際には、加熱ガス供給源より送
給される加熱ガス流を、加熱炉Aのハースベッド51お
よびバーナ群52から噴出させ、ブロワ47より送給さ
れる冷却用空気流を、冷却装置Bの風箱2のノズル群1
29および風箱3のノズル群130から噴出させる。ま
た、スプロケット56をモータにより回転させて、無端
状チェーン57を周回させる。
【0018】次いで、移動機構Cの搬送部材58が曲げ
成形すべきガラス板1の一側縁部に接触するように、該
ガラス板1を加熱炉構造体53に挿入する。加熱炉構造
体53に挿入されたガラス板1は、ハースベッド51か
ら噴出する加熱ガス流を受けて浮揚した状態となり、無
端状チェーン57の周回により搬送部材58とともに加
熱炉構造体53の内部を搬送方向下流側へ向って移動す
る。
【0019】加熱炉構造体53の内部を移動するガラス
板1は、ガス流噴出孔54およびバーナ群52から噴出
する加熱ガス流によって上下両面から加熱されて軟化点
を超過する所定の温度領域に昇温し、自重によりハース
ベッド51の上面の曲率に応じて湾曲する。ガラス板1
の湾曲は、搬送方向下流側へ進むほど、ハースベッド5
1の形状によって仕上り状態に近くなる。
【0020】さらに、曲げ成形されたガラス板1は、無
端状チェーン57の周回により搬送部材58とともに加
熱炉Aから冷却装置Bの風箱2、3の間へ挿入される。
風箱2、3の間に挿入されたガラス板1は、風箱2のノ
ズル群129から噴出する冷却用空気流を受けて浮揚し
た状態となり、搬送部材58とともに風箱2、3の間を
搬送方向下流側へ向って移動する。
【0021】風箱2、3の間を移動するガラス板1は、
風箱2のノズル群129および風箱3のノズル群130
から噴出する冷却用空気流によって順次冷却されて、最
終的には軟化点以下の温度に急冷され、ガラス板1表層
部分に圧縮応力を具備させる強化処理が行われることに
なる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】近年、自動車のデザイ
ンの多様化に伴って、種々の曲率分布を有するガラス板
1を効率よく製造することが要求されている。しかしな
がら、図6に示す従来のガラス板曲げ成形装置の加熱炉
Aにおいては、粘弾性挙動を呈する温度領域に昇温した
ガラス板1を、自重によって湾曲させているので、単に
ハースベッド51の上面形状を変更しただけでは、所望
の曲率分布となるようにガラス板1を曲げ成形できない
ことがある。そこで、加熱炉Aと冷却装置Bとの間に別
途冷却風吹付装置を設け、該冷却風吹付装置からガラス
板1へ噴出する冷却用空気流の圧力(流量)を調整し
て、ガラス板1が粘弾性挙動を呈する軟化点を超過した
温度領域で、ガラス板1の上面と下面との間に温度差を
生じさせ、ガラス板1の湾曲状態を修正することが検討
されている。
【0023】すなわち、軟化点を超過した温度領域で、
凸面(上面)のほうが凹面(下面)側よりも温度が低く
なるように、上述した冷却風吹付装置を用いてガラス板
1に温度差を生じさせた後、ノズル群129、130か
ら噴出する冷却用空気流によって、ガラス板1の両面を
軟化点以下の温度に急冷すると、温度が軟化点以下にな
るときの温度変化量は、凸面側よりも凹面側のほうが大
きくなる。これにより、温度変化量の大きいガラス板1
の凹面側表層部が縮み、ガラス板1の曲率がより大きく
なる。
【0024】また、軟化点を超過した温度領域で、凹面
(下面)のほうが凸面(上面)側よりも温度が低くなる
ように、上述した冷却風吹付装置を用いて、ガラス板1
に温度差を生じさせた後、ノズル群129、130から
噴出する冷却用空気流によって、ガラス板1の両面を軟
化点以下の温度に急冷すると、温度が軟化点以下になる
ときの温度変化量は、凹面側よりも凸面側のほうが大き
くなる。これにより、温度変化量の大きいガラス板1の
凸面側表層部が縮み、ガラス板1の曲率が小さくなる。
【0025】しかし、実際には冷却風吹付装置を別途に
設けるほどのスペースは、加熱炉Aと冷却装置Bとの間
にはない。また、仮に冷却風吹付装置を設けることがで
きたとしても、冷却用空気流がガラス板搬送経路Gを水
平に横切る方向に対してほぼ均等に噴出するので、ガラ
ス板1の湾曲状態を部分的に修正することができない。
【0026】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、軟化点を超過する温度領域で曲げ成形されたガラス
板の湾曲状態を部分的に修正し得る、ガラス板の冷却装
置を提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載したガラス板の冷却装置で
は、加熱炉A内で加熱されたガラス板1を搬送するガラ
ス板搬送経路Gを挟んで対向する一対の風箱2、3を備
え、該風箱2、3内のチャンバからの冷却用空気流を、
前記風箱2、3のガラス板搬送経路Gに対峙する部分の
ほぼ全面にわたって設けられた多数の空気噴出ノズル2
6からガラス板1に向けて噴出するガラス板の冷却装置
であって、前記風箱2、3の内部には、該風箱2、3内
部をガラス板1の搬送方向に所定の間隔を隔てて区分す
る仕切板9、10、19、20が設けられてガラス板1
の搬送方向に並ぶ複数のチャンバ11、12、13、2
1、22、23が形成されており、該複数のチャンバ1
1、12、13、21、22、23のうちの搬送方向最
上流寄りのチャンバ11、21は、ガラス板1が通過す
る間にガラス板1の温度を軟化点まで冷却しないように
冷却用空気流をガラス板1に向けて噴出するように構成
している。
【0028】また、本発明の請求項2に記載したガラス
板の冷却装置では、本発明の請求項1に記載のガラス板
の冷却装置の構成に加えて、少なくとも一方の風箱2、
3の内部に、ガラス板搬送経路Gを横切る方向にほぼ水
平に所定の間隔を隔てて区分する分割板59、60、6
1が設けられて、ガラス板1の搬送方向最上流寄りのチ
ャンバ11、21がガラス板搬送経路Gを横切る方向に
並ぶ複数の区画に分割されている。
【0029】また、本発明の請求項3に記載したガラス
板の冷却装置では、本発明の請求項2に記載したガラス
板の冷却装置の構成に加えて、ガラス板1の搬送方向最
上流寄りに位置する仕切板9、19に、分割板59、6
0、61により区分されるチャンバ11、21の各区画
と当該チャンバ11、21に隣接する他のチャンバ1
2、22とを連通する空気孔67が穿設され、該空気孔
67の開口率調整手段68、69、70が設けられてい
る。
【0030】本発明の請求項1に記載したガラス板の冷
却装置においては、空気噴出ノズル26へ供給すべき冷
却用空気流の圧力を、風箱2、3の内部のチャンバ1
1、12、13、21、22、23ごとに、該チャンバ
11、12、13、21、22、23に送給すべき冷却
用空気流の圧力を異なる値に設定し、チャンバ11、2
1を経て空気噴出ノズル26から噴出する冷却用空気流
によって、ガラス板1を軟化点を超過した温度領域を保
つように、かつガラス板1の表裏面に温度差が生じるよ
うに冷却し、その後、チャンバ12、13、22、23
を経て空気噴出ノズル26から噴出する冷却用空気流に
よって、ガラス板1を軟化点以下の温度に急冷して、ガ
ラス板1の湾曲状態を修正する。
【0031】また、本発明の請求項2および請求項3に
記載したガラス板の冷却装置のいずれにおいても、空気
噴出ノズル26へ供給すべき冷却用空気流の圧力を、風
箱2、3の内部のチャンバ11、21を分割板59、6
0、61によって区分した区画ごとに、該区画に送給す
べき冷却用空気流の圧力を異なる値に設定し、前記の区
画を経て空気噴出ノズル26から噴出する冷却用空気流
によって、ガラス板1を軟化点を超過した温度領域を保
つように、かつガラス板1の表裏面の温度差がガラス板
搬送経路を横切る方向で部分ごとに異なるように冷却
し、その後、チャンバ12、13、22、23を経て空
気噴出ノズル26から噴出する冷却用空気流によって、
ガラス板1を軟化点以下の温度に急冷して、ガラス板1
の湾曲状態を部分的に修正する。
【0032】さらに、本発明の請求項3に記載したガラ
ス板の冷却装置においては、仕切板9、19に穿設され
た空気孔67の開口率を開口率調整手段68、69、7
0によって増減し、仕切板9、19のガラス板1の搬送
方向下流側のチャンバ12、22から仕切板9、19の
ガラス板1の搬送方向上流側のチャンバ11、21を分
割板59、60、61によって区分した区画へ送給され
る冷却用空気流の圧力を調整する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明のガラス板の冷却装
置の実施の形態の一例を示す概略斜視図、図2は図1に
おける一対の風箱を上下に離反させた状態を示す概略斜
視図、図3は本発明のガラス板の冷却装置に適用される
冷却用空気流圧力調整手段の横断面図、図4は本発明の
ガラス板の冷却装置に適用される冷却用空気流圧力調整
手段の平断面図、図5は図1に示すガラス板の冷却装置
を適用したガラス板曲げ成形装置の概念図である。
【0034】なお、風箱2、3の基本的な構造は、図6
および図7に示すものと同様であり、図1〜図5におい
て、図6および図7と同一の符号を付した部分は同一物
を表している。
【0035】下側の風箱2の内部には、ガラス板搬送経
路Gをほぼ水平に横切る方向へ延びかつガラス板1の搬
送方向に所定の間隔を隔てて風箱2の内部を区分する2
枚の仕切板9、10が設けられている。これらの仕切板
9、10は、頂板4、側板5の風箱内側面に対して気密
を保持するように固着されかつ底板8に対して密接して
おり、仕切板9、10によって、風箱2の内部にガラス
板1の搬送方向に並ぶ3つのチャンバ11、12、13
が風箱2の内部に形成されている。
【0036】風箱2の内部のチャンバ11、12、13
には、それぞれに対して冷却用空気流を送給するための
給気管31、32、33の下流端が取り付けられてい
る。これらの給気管31、32、33の上流端には、そ
れぞれ圧力調整弁34、35、36を介してブロワ47
の空気吐出口が接続されている。
【0037】上側の風箱3の内部には、ガラス板搬送経
路Gをほぼ水平に横切る方向へ延びかつガラス板1の搬
送方向に所定の間隔を隔てて風箱3の内部を区分する2
枚の仕切板19、20が設けられている。これらの仕切
板19、20は、底板14、側板15の風箱内側面に対
して気密を保持するように固着されかつ頂板18に対し
て密接しており、仕切板19、20によって、風箱3の
内部にガラス板1の搬送方向に並ぶ3つのチャンバ2
1、22、23が風箱2の内部に形成されている。
【0038】風箱3の内部のチャンバ21、22、23
には、それぞれに対して冷却用空気流を送給するための
給気管41、42、43の下流端が取り付けられてい
る。これらの給気管41、42、43の上流端には、そ
れぞれ圧力調整弁44、45、46を介してブロワ47
の空気吐出口が接続されている。
【0039】さらに、下側の風箱2の内部には、ガラス
板搬送経路Gと同方向に延びかつガラス板搬送経路Gを
水平に横切る方向に所定の間隔を隔ててチャンバ11を
区分する分割板59、60が設けられ、上側の風箱3の
内部には、ガラス板搬送経路Gと同方向に延びてチャン
バ21を区分する分割板61が設けられている。
【0040】分割板59、60は、頂板4、側板5の風
箱内側面に対して気密を保持するように固着されかつ底
板8に対して密接しており、分割板59、60によっ
て、チャンバ11がガラス板搬送経路Gを横切る方向に
並ぶ3つの独立したチャンバ62a、62b、62cに
分割されている。これにより、下側の風箱2に取り付け
られた多数の空気噴出ノズル26においては、該空気噴
出ノズル26が連通するチャンバ62a、62b、62
c、12、13に対応する5つの独立したノズル群64
a、64b、64c、29b、29cを形成している
(図2参照)。
【0041】分割板61は、底板14、側板15の風箱
内側面に対して気密を保持するように固着されかつ頂板
18に対して密接しており、分割板61によって、チャ
ンバ21がガラス板搬送経路Gを横切る方向に並ぶ2つ
の独立したチャンバ63a、63bに分割されている。
これにより、上側の風箱3に取り付けられた多数の空気
噴出ノズル26においては、該空気噴出ノズル26が連
通するチャンバ63a、63b、22、23に対応する
4つの独立したノズル群65a、65b、30b、30
cを形成している(図2参照)。
【0042】上述した構成を有するガラス板の冷却装置
により、加熱炉Aにおいて曲げ成形されたガラス板1を
冷却する際には、風箱2のチャンバ62a、62b、6
2c、12、13および風箱3のチャンバ63a、63
b、22、23の双方に対して冷却用空気流を送給し、
風箱2のノズル群64a、64b、64c、29b、2
9cおよび風箱3のノズル群65a、65b、30b、
30cのそれぞれから、ガラス板搬送経路Gを移動する
ガラス板1に向って冷却用空気流を噴出させる。これに
より、ガラス板1は、風箱2のノズル群64a、64
b、64c、29b、29cから噴出する冷却用空気流
によって浮揚した状態で、前記の搬送部材58の移動に
伴って風箱2、3の間を搬送方向下流側へ向って移動す
る。風箱2、3の間を移動するガラス板1は、風箱2の
ノズル群64a、64b、64c、29b、29cおよ
び風箱3のノズル群65a、65b、30a、30b、
30cから噴出する冷却用空気流によって順次冷却され
て、最終的には軟化点以下の温度に急冷され、ガラス板
1表層部分に圧縮応力を具備させる強化処理が行われる
ことになる。
【0043】このとき、風箱2のチャンバ62a、62
b、62cへ送給される冷却用空気流の圧力をチャンバ
62a、62b、62cごとに適宜増減すると、搬送方
向最上流側においてガラス板搬送経路Gを横切る方向に
並んだノズル群64a、64b、64cからガラス板1
の下面へ向って噴出する冷却用空気流の流量がノズル群
64a、64b、64cごとに調整される。また、風箱
3のチャンバ63a、63bへ送給される冷却用空気流
の圧力をチャンバ63a、63bごとに適宜増減する
と、搬送方向最上流側においてガラス板搬送経路Gを横
切る方向に並んだノズル群65a、65bからガラス板
1の上面へ向って噴出する冷却用空気流の流量がノズル
群65a、65bごとに調整される。
【0044】このように、図1〜図5に示すガラス板の
冷却装置では、ガラス板搬送経路Gを横切る方向に並ん
だノズル群64a、64b、64cおよびノズル群65
a、65bからガラス板1に向って噴出する冷却用空気
流の流量をそれぞれ別個に調整するので、ガラス板1の
上下両面のそれぞれに対して、ガラス板搬送経路Gを略
水平に横切る方向への温度差を生じさせることにより、
曲げ成形された軟化点を超過する温度のガラス板1の湾
曲状態を部分的に修正することが可能になる。また、図
7に示す従来のガラス板の冷却装置と、図1〜図5に示
すガラス板の冷却装置との相違は、仕切板9、10、1
9、20および分割板59、60、61の有無だけであ
るので、該仕切板9、10、19、20および分割板5
9、60、61を新たに設けるだけで、既存の冷却装置
を図1〜図5に示すものと同等の構成に改造することが
できる。
【0045】ガラス板搬送経路Gを横切る方向に並んだ
チャンバ62a、62b、62c、63a、63bに対
する冷却用空気流圧力調整手段には、チャンバ62a、
62b、62c、63a、63bのそれぞれに対して圧
力調整弁を有する給気管を接続することに替えて、たと
えば、図3および図4のような構造のものを適用するこ
とができる。
【0046】図3および図4は下側の風箱2に冷却用空
気流圧力調整手段を設けた場合を示しているが、上側の
風箱3に冷却用空気流圧力調整手段を設ける場合も基本
的な構成は変わらない。
【0047】図3および図4においては、風箱2の内部
の仕切板9にチャンバ12とチャンバ62a、62b、
62cとを連通する多数の空気孔66を等間隔に穿設
し、該空気孔66と同径同間隔で多数の空気孔67が穿
設された調整板68、69、70を、仕切板9のチャン
バ12寄りの面に設けたガイドレール71に沿ってガラ
ス板搬送経路Gを横切る方向へ摺動し得るように、チャ
ンバ62a、62b、62cごとに設けている。チャン
バ62aに対応する調整板68の空気孔67は、チャン
バ12とチャンバ62aとを連通する空気孔66と同数
に、また、チャンバ62bに対応する調整板69の空気
孔67は、チャンバ12とチャンバ62bとを連通する
空気孔66と同数に、さらに、チャンバ62cに対応す
る調整板70の空気孔67は、チャンバ12とチャンバ
62cとを連通する空気孔66と同数に設定されてい
る。
【0048】風箱2の一方の側板5には、該側板5を摺
動可能に貫通するロッド72、73、74を有するシリ
ンダ75、76、77が装着されている。シリンダ75
のロッド72は、調整板68に固着したブラケット78
に連結され、シリンダ76のロッド73は、調整板69
に固着したブラケット79に連結され、シリンダ77の
ロッド74は、調整板70に固着したブラケット80に
連結されている。
【0049】従って、シリンダ75、76、77を作動
させて、調整板68、69、70の空気孔67の一部分
が仕切板9の空気孔66の一部分に重なり合うように、
調整板68、69、70を移動させると、チャンバ12
に送給される冷却用空気流の一部がチャンバ62a、6
2b、62cへ流入する。また、チャンバ12からチャ
ンバ62a、62b、62cへの冷却用空気流の流入量
は、空気孔66と空気孔67との重なり合う部分が多く
なるほど増大し、空気孔66と空気孔67とが完全に重
なり合った状態において、チャンバ12からチャンバ6
2a、62b、62cへの冷却用空気流の流入量が最大
になる。さらに、シリンダ75、76、77を作動させ
て、調整板68、69、70の空気孔67が仕切板9の
空気孔66に全く重なり合わないように、調整板68、
69、70を移動させると、チャンバ12に送給される
冷却用空気流がチャンバ62a、62b、62cへ流入
しなくなる。すなわち、調整板68、69、70を適宜
移動させることにより、先に述べたノズル群64a、6
4b、64cからガラス板1へ向って噴出する冷却用空
気流の流量をノズル群64a、64b、64cごとに個
々に調整でき、ガラス板1の湾曲状態をより微細に修正
することが可能になる。
【0050】なお、本発明のガラス板の冷却装置は、上
述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え得
ることは勿論である。
【0051】たとえば、図1〜図5では、下側の風箱2
のチャンバ11を3つに区分し、上側の風箱3のチャン
バ21を2つに区分しているが、チャンバ11、21は
少なくとも一方がガラス板搬送経路Gを横切る方向に区
分されてあればよく、風箱2、3のチャンバ11、21
の区分数を増加させた場合には、ガラス板1の湾曲状態
をより微細に修正することが可能になる。
【0052】図1では、冷却装置の上流側の加熱炉がガ
ラス板1の搬送手段にハースベッド51を用いるガスハ
ース方式ものであるが、本発明に基づく冷却装置は、ガ
スハース方式の加熱炉に限らずにガラス板1の搬送手段
にローラを用いるローラハース方式の加熱炉やその他の
構造の加熱炉の下流側に設けてもよい。また、加熱炉の
下流側にガラス板1を成形型によって曲げ成形する成形
ゾーンを備えた曲げ成形装置のさらに下流側に、本発明
に基づく冷却装置を設けることもできる。
【0053】さらに、放射温度計やガラス板1の移動手
段である搬送部材58の通過を機械的に検出するリミッ
トスイッチなどを用いて、加熱炉からのガラス板1の送
出を検知し、当該ガラス板1の送出に合せてシリンダ7
5、76、77により調整板68、69、70を移動さ
せるような構成とすれば、多数の空気噴出ノズル26か
らガラス板1の平面形状に応じて冷却用空気流を噴出す
ることができる。
【0054】さらにまた、仕切板9、調整板68、6
9、70に空気孔66、67を穿設することに替えて、
仕切板9、調整板68、69、70に同形状同間隔でス
リットを穿設し、仕切板9のスリットと調整板68、6
9、70のスリットとの重なりによって、チャンバ12
から分割板59、60、61で区分される区画へ流入す
る冷却用空気流の圧力調整を行うようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のガラス板の
冷却装置では、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
【0056】(1)本発明の請求項1に記載したガラス
板の冷却装置においては、風箱2、3の内部にガラス板
1の搬送方向に並ぶ複数のチャンバ11、12、13、
21、22、23を形成しているので、搬送方向最上流
寄りのチャンバ11、21から空気噴出ノズル26を経
てガラス板1に噴出する冷却用空気流を調整することに
より、冷却初期段階でガラス板1の温度を軟化点まで冷
却しないように冷却用空気流をガラス板1に向けて噴出
することが小スペースにおいて実現でき、また、曲げ成
形された軟化点を超過する温度のガラス板1の湾曲状態
を部分的に修正することが可能になる。
【0057】(2)本発明の請求項2および請求項3に
記載したガラス板の冷却装置のいずれにおいても、空気
噴出ノズル26からガラス板1へ向って噴出する冷却用
空気流の流量を、チャンバ11、21を分割板59、6
0、61によって区分した区画ごとに調整することがで
きるので、冷却初期段階でガラス板1の上下両面のそれ
ぞれに対して、ガラス板搬送経路Gを横切る方向への温
度差を生じさせることによって、曲げ成形された軟化点
を超過する温度のガラス板1の湾曲状態を部分的に修正
することが可能になる。
【0058】(3)本発明の請求項3に記載したガラス
板の冷却装置においては、仕切板9,19に穿設された
空気孔67の開口率を開口率調整手段68、69、70
によって増減するので、チャンバ11、21を分割板5
9、60、61によって区分した区画から空気噴出ノズ
ル26を経てガラス板1へ噴出する冷却用空気流の流量
を容易にかつ確実に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス板の冷却装置の実施の形態の一
例を示す概略斜視図。
【図2】図1の一対の風箱を上下に離反させた状態を示
す概略斜視図。
【図3】本発明のガラス板の冷却装置に適用される冷却
用空気流圧力調整手段を示す横断面図。
【図4】本発明のガラス板の冷却装置に適用される冷却
用空気流圧力調整手段を示す平断面図。
【図5】図1に示すガラス板の冷却装置を適用したガラ
ス板曲げ成形装置の概念図。
【図6】従来のガラス板曲げ成形装置の一例を示す概念
図。
【図7】図6における冷却装置の概略斜視図。
【符号の説明】
1:ガラス板 2:風箱 3:風箱 9:仕切板 10:仕切板 11:チャンバ 12:チャンバ 13:チャンバ 19:仕切板 20:仕切板 21:チャンバ 22:チャンバ 23:チャンバ 26:空気噴出ノズル 59:分割板 60:分割板 61:分割板 67:空気孔 68:調整板(開口率調整手段) 69:調整板(開口率調整手段) 70:調整板(開口率調整手段) G:ガラス板搬送経路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱炉内で加熱されたガラス板を搬送する
    ガラス板搬送経路を挟んで対向する一対の風箱を備え、
    該風箱内のチャンバからの冷却用空気流を、前記風箱の
    ガラス板搬送経路に対峙する部分のほぼ全面にわたって
    設けられた多数の空気噴出ノズル)からガラス板に向け
    て噴出するガラス板の冷却装置であって、前記風箱の内
    部には、該風箱内部をガラス板の搬送方向に所定の間隔
    を隔てて区分する仕切板が設けられてガラス板の搬送方
    向に並ぶ複数のチャンバが形成されており、該複数のチ
    ャンバのうちの搬送方向最上流寄りのチャンバは、ガラ
    ス板が通過する間にガラス板の温度を軟化点まで冷却し
    ないように冷却用空気流をガラス板に向けて噴出するも
    のであることを特徴とするガラス板の冷却装置。
  2. 【請求項2】少なくとも一方の風箱の内部に、ガラス板
    搬送経路を横切る方向にほぼ水平に所定の間隔を隔てて
    区分する分割板が設けられて、ガラス板の搬送方向最上
    流寄りのチャンバがガラス板搬送経路を横切る方向に並
    ぶ複数の区画に分割されたことを特徴とする請求項1に
    記載のガラス板の冷却装置。
  3. 【請求項3】ガラス板の搬送方向最上流寄りに位置する
    仕切板に、分割板により区分されるチャンバの各区画と
    当該チャンバに隣接する他のチャンバとを連通する空気
    孔が穿設され、該空気孔の開口率調整手段が設けられた
    ことを特徴とする請求項2に記載のガラス板の冷却装
    置。
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