JPH0673076A - ジアルキル錫酸化物と多価フェノールとの反応生成物 - Google Patents

ジアルキル錫酸化物と多価フェノールとの反応生成物

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JPH0673076A
JPH0673076A JP5108501A JP10850193A JPH0673076A JP H0673076 A JPH0673076 A JP H0673076A JP 5108501 A JP5108501 A JP 5108501A JP 10850193 A JP10850193 A JP 10850193A JP H0673076 A JPH0673076 A JP H0673076A
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polyhydric phenol
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JP5108501A
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Michael Hoenel
ミヒャエル・ヘーネル
Peter Ziegler
ペーター・ツィークラー
Susanne Wehner
スザンネ・ヴェーナー
Klaus Kueper
クラウス・キュパー
Achim Voelker
アーヒム・フェルカー
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/22Tin compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 ジアルキル錫酸化物と、次式 (RはC〜C18−アルキル、好ましくはC〜C
−アルキル、フェニル、C〜C18−アルキルフェル
またはC〜C−シクロアルキルであり、mは1ない
し5であり、aは0ないし4の数であり、aの値は5マ
イナスとの差以下である)で表される多価フェノールと
の反応生成物。 【効果】 これらの反応生成物は、塗料バインダーを硬
化させる性質が改良された触媒として適当である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジアルキル錫酸化物と
多価フェノールとの反応生成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願広告第0 261
486号明細書から、エステル移動反応、アミド移動反
応、ウレタン移動反応によりあるいは末端二重結合の反
応のより硬化、すなわち、架橋するカチオン塗膜バイン
ダーにおいて、触媒としてジアルキル錫酸化物とフェノ
ールとの縮合生成物を使用することは既に知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の縮合生成物が十分に安定とは言えず、触媒活性の低下
を導くことが明らかとなった。
【0004】
【課題を解決するための手段】ジアルキル錫酸化物と多
価フェノールとの反応生成物がこれらの欠点を有してお
らず、加えて際立った触媒活性を有している(長時間に
わたって一定)ということを見出した。
【0005】本発明は、ジアルキル錫酸化物と多価フェ
ノールとの反応生成物およびこれらの反応生成物を含ん
でなる硬化性生成物に関する。これらの反応生成物を製
造するのに好適な化合物は、好ましくは下記式Iないし
Vで表される化合物である。
【0006】
【化9】 式中、RはC1 〜C18−アルキル、好ましくはC1 〜C
4 −アルキル、フェニル、C1〜C18−アルキルフェニ
ルまたはC5 〜C6 −シクロアルキルであり、mは1な
いし5、好ましくは1または2の数であり、そしてaは
0ないし4の数であり、aの値は5マイナスとの差以下
である;
【0007】
【化10】 (式中、nおよびaは1または2であり、Mは式=CH
−またはヘテロ原子、好ましくは窒素原子であり、Aは
直接結合または式
【0008】
【化11】 の基であり、Bは水酸基または式−NH−(CH2 b
−N(R)2 または
【0009】
【化12】 の基であり、bは1ないし4、好ましくは2または3の
数である;
【0010】
【化13】 式中、xは2または3である;
【0011】
【化14】 (式中、nは1または2である;
【0012】
【化15】 式中、yおよびy’は各々0、1または2であり、yと
y’との合計は少なくとも2であり、そしてZは式=C
H−または
【0013】
【化16】 の基である。多価フェノールの例は、以下の化合物であ
る。すなわち、フロログリシトール、ピロガロール、ヒ
ドロキシハイドロキノン、1,4−ジヒドロキシナフタ
レンおよびその位置異性体、例えば1,2−、1,3
−、1,5−および1,6−異性体;2,2’−ジヒド
ロキシビフェニルおよびその位置異性体、例えば4,
4’−および2,5−異性体;3,3’−ジヒドロキシ
−2,2’−ビピリジル、ハイドロキノン、レゾルシノ
ール、ジヒドロキシアントラキノン(例えば、キニザリ
ン、アントラフラブ酸)、ピロカテコール、ビス(2−
ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)メタン、2,2−ビス(2−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン(ビスフェノールA)、4,4−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキ
シフェノール)スルフィドおよび2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)酢酸およびそのアミドが挙げられ
る。
【0014】上記のフェノールは、単独でまたは混合物
において使用することができる。ビスフェノールAおよ
びN,N−ジメチルアミノプロピルビス(4−ヒドロキ
シフェニル)アセトアミドが特に好ましい。
【0015】ジアルキル錫酸化物と多価フェノールとの
反応生成物の製造は、反応体を80ないし200℃、好
ましくは80ないし150℃に水と不混和性または水と
ほんの部分的に混和性であり循環下に反応水を除去する
ための随伴剤として作用する有機溶剤中で加熱すること
によって行われる。反応の終了時に、溶剤を濾過により
除去し、そして反応生成物を更に溶剤で洗浄する。
【0016】好適な循環下に反応水を除去するための随
伴剤は、有機溶剤、例えばベンゼン、トルエン、キシレ
ン(または異性体混合物)、Solvesso;ケト
ン、例えばメチルイソブチルケトン、メチルアミルケト
ンおよびシクロヘキサノンまたは脂肪族溶剤、例えばn
−ヘプタンおよびシクロヘキサンである。
【0017】最終反応生成物を洗浄するのに好適な溶剤
は、使用するフェノールを溶解し、そして200℃以下
の沸点を有するもの、例えばアセトン、酢酸エチル、エ
トキシプロピルアセテート、エトキシエチルプロピオネ
ート、テトラヒドロフラン、メチレンクロライド、ジグ
リコールジメチルエーテル、N−メチルピロリドンまた
はその他に上記に随伴剤として記載した溶剤が好まし
い。
【0018】ジアルキル錫酸化物、好ましくはジブチル
錫酸化物(DBTO)とフェノールとのモル比は、1:
1.2ないし1:0.01、好ましくは1:0.75な
いし1:0.2である。場合により、好ましい二価のフ
ェノールに関しては、1:0.75ないし1:0.2で
ある。ある割合の一価のフェノールも、ジアルキル錫酸
化物とフェノールとの反応生成物の製造に使用してもよ
い。この場合には、モル比(ジアルキル錫酸化物と全て
のフェノールの合計との比率)は、1:1ないし1:
0.4であり、そして多価のフェノールと一価のフェノ
ールとの比率は、3:1ないし0.33:1である。こ
れに関して、多価のフェノール中の全てのフェノール性
OHの量は、一価のフェノールにおけるフェノール性O
Hの量よりも多い。この変更態様は、フェノールがBで
掲載した窒素含有基を持つ場合に式IIで規定されたフ
ェノールに基づいて製造された触媒の製造に特に好まし
い。好適な一価のフェノールは、特にmが0である式I
で表される化合物である。
【0019】金属錫の含有率に換算して、このようにし
て得られた触媒は、バインダーの固形分含有率に基づい
て0.1ないし5重量%、好ましくは0.3ないし1.
5重量%、特に好ましくは0.5ないし1重量%の量で
利用される。この触媒は、直接バインダーに添加するこ
とができる。しかしながら、先ず触媒を顔料ペースト状
物に導入し、次いでこれを塗膜配合物に添加することも
可能であり、あるいはこの触媒をペースト樹脂に懸濁
し、そしてこのペースト樹脂を塗膜配合物と一緒にす
る。
【0020】硬化性混合物中の好適なバインダーは、こ
の目的に公知の全てのバインダーであり、好ましくは酸
の添加により水溶性または水に乳化性であって、従って
電着塗膜(CED−カチオン性電着)に使用するのに好
ましいようなバインダーである。これらの触媒は、−N
2 、−NH−、−OHまたは−SH基の形態で(これ
らの基はいわゆるブロックポリイソシアネートにより互
いに架橋する)イソシアネート−反応性基を持つCED
バインダーに特に好適である。好適なバインダーは、イ
ソシアネート基と反応性の基、例えば水酸基および/ま
たはアミノ基を含有し、これらの基の少なくとも2個が
1分子当り存在するポリマー、重縮合生成物または重付
加化合物である。
【0021】これらのポリマーの官能価(NH、N
2 、OH)は、アミン価(NHおよびNH2 だけに関
する)および水酸価で表して、例えば100ないし10
00、特に好ましくは100ないし500である。
【0022】OH基を含有する合成樹脂(ポリオール)
の例は、ポリエーテル−ポリオール、ポリアセタール−
ポリオール、ポリエステルアミドポリオール、エポキシ
樹脂ポリオールまたはこれらとCO2 との反応生成物、
フェノール性樹脂ポリオール、ポリ尿素−ポリオール、
ポリウレタン−ポリオール、特にビニルエステルエステ
ル、殊にアセタール化ポリビニルアルコール、の加水分
解ホモ−およびコポリマー、ポリエステル−ポリオール
またはアクリル樹脂−ポリオールである。また、ここで
好適なのは、OH−含有フェノール性尿素またはメレミ
ン樹脂である。かゝるポリオールは、混合物としても使
用できるが、例えばドイツ特許出願公開第31 24
784号明細書およびヨーロッパ特許出願公開1280
880号明細書および同第189 728号明細書に
記載されている。
【0023】好ましいポリオールは、エポキシ樹脂ポリ
オール、ポリエステル−ポリオール、ポリウレタン−ポ
リオール、ポリエーテル−ポリオールおよびアクリレー
ト樹脂ポリオールである。
【0024】水酸基およびアミノ基を含有する合成樹脂
(B)は、例えば参考文献とされているJournal
of Coatings Technology,
Vol.54,No.686,(1982年),第33
〜41頁(“PolymerCompositions
for Cotionic Electrodepo
sitablr Coatings”)に記載されてい
る。ここで記載することができるポリマーは、水酸基お
よび/またはアミノ基を含有するα,β−オレフィン性
不飽和モノマーからなるものである。水酸基および/ま
たはアミノ基の導入は、共重合に対応するモノマー、例
えばα,β−オレフィン性不飽和カルボン酸のヒドロキ
シまたはアミノエステル、例えばヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートまたはアミノアルキル(メタ)ア
クリレートを使用してあるいはジアミンまたはポリアミ
ンと例えばN,N−ジメチルアミノプロピルアミンとの
ポリマー類似反応によりアミド、アミノまたはウレタン
基を形成することによって行われる。更に別の群は、二
量化脂肪酸およびポリアミンから得られるポリアミノポ
リアミンまたは例えばエポキシ樹脂を第1または第2ア
ミンと反応させることによって得られそして特に好適で
あるアミノポリエーテルポリオールからなる。後者は、
例えば第1または第2アミンとポリグリシジルエーテル
とを反応させることによって得られる。ここで存在する
エポキシドの数は、全てのアミノ基が第3アミノ基に転
化するようとすべきである。好ましいポリグリシジルエ
ーテルは、ビスフェノールAおよび同様なポリフェノー
ルのポリグリシジルエーテルである。これらは、例えば
ポリフェノールをエピハロヒドリン、例えばエピクロロ
ヒドリンでアルカリの存在下にエーテル化することによ
って製造することができる。
【0025】ポリグリシジルエーテルの代わりに、その
CO2 との反応生成物を利用することも可能である。こ
れらの生成物は、第1アミンと反応してウレタンを形成
することができる環式カーボネート基を含有している。
ポリグリシジルエーテルとCO2 との比率に依存して、
CO2 との反応により残存するエポキシド基を含有しな
い化合物またはエポキシド基および環式カーボネート基
を含有する化合物が得られる。これらの環式カーボネー
ト基は、これらの基を含有する対応するモノマーを介し
てポリマー鎖に導入することができる。これに関しては
ドイツ特許第36 44 372および同第36 44
373号明細書を参照のこと。環式カーボネート基を
含有するかゝるポリマーとアミンとを反応させていわゆ
るアミノウレタンを生成する反応は、例えばEP第23
4 395号明細書および同第247 506号明細書
およびドイツ特許第36 44 370号明細書に記載
されている。
【0026】ポリフェノールのポリグリシジルエーテル
またはそれらのCO2 との反応生成物は、そのままアミ
ンとの反応に供されるが、フィルム性を改善するために
反応性エポキシド基のいくつかを変性材料と反応させる
のがしばしば有利である。特に好ましいのは、エポキシ
ド基とポリオール、ポリカルボン酸またはポリアミンと
の反応である。この変性は、ポリグリシジルエーテルま
たはそのCO2 との反応生成物と第1または第2アミン
との反応の前に行うのが好ましい。しかしながら、過剰
のエポキシド基が存在するような出発原料として使用さ
れるグリシジルエーテルとアミンとの比率を選択するこ
とも可能である。次いで、エポキシド基をポリカルボン
酸またはポリオールと反応させることができる。残存す
るエポキシド基を含有しない最終生成物を水酸基とグリ
シジルエーテルとを反応させることによって更に変性す
ることも可能である。
【0027】電着塗装に使用するために、バインダー注
の塩基性の基の数は、酸媒体中の水げの適当な希釈性を
保証するように選択すべきである。これらのバインダー
の硬化は、いわゆる部分的にブロックされたポリイソシ
アネートの形態の硬化剤との反応によって行われる。
【0028】使用するポリイソシアネートは、ポリウレ
タンおよび/または塗装分野に公知のもののいずれでも
よく、例えば脂肪族、脂環式または芳香族ポリイソシア
ネートである。使用するポリイソシアネートの代表例
は、2,4−または2,6−トルイレンジイソシアネー
ト、キシレンジイソシアネート、ジフェニルメタン4,
4’−ジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソ
シアネート、ポリフェニルポリメチルイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネートおよびトリ−およびテ
トラメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,
4−(2,4,4−)−メチルシクロヘキシルジイソシ
アネート、イソフォロンジイソシアネート、ジシクロヘ
キシルメチルジイソシアネート、ジエチルフマロヘキシ
ルイソシアネート、ビス(3−メチル−4−イソシアナ
トシクロヘキシル)メタン、2,2−ビス(4−イソシ
アナトシクロヘキシル)プロパン、リシンジイソシアネ
ートのメチルエステル、ヘキサメチレンジイソシアネー
トのビウレット、ダイマー酸のジイソシアネート、1−
メチルベンゼン2,4,5−トリイソシアネート、ビフ
ェニル2,2,4’−トリイソシアネートおよび16%
のNCO含有量を有する3モルのヘキサメチレンと1モ
ルの水とのトリイソシアネートである。
【0029】これらの単一ポリイソシアネートに加え
て、イソシアネート基をラジカル結合するヘテロ原子を
含有するものも好適である。これらの例は、カルボジイ
ミド基、アルファナート基、イソシアヌレート基、ウレ
タン基、アシル化尿素基またはビウレット基を含有する
ポリイソシアネートである。
【0030】最後に、好適なポリイソシアネートはま
た、特に上記の単一ポリイソシアネート、特にジイソシ
アネートを過剰量のイソシアネート基に対して反応性で
ある少なくとも2個の基を有する有機化合物と反応させ
ることによって得られる末端イソシアネート基を含有す
るプレポリマーも包含する。更に好適なポリイソシアネ
ートは、例えばドイツ特許第36 44 372号明細
書に記載されている。種々のポリイソシアネートの混合
も使用することができる。
【0031】好適なブロック剤は、脂肪族、脂環式また
はアルキル芳香族(一価)アルコール、例えば低級脂肪
族アルコール、例えばメチルおよびエチルアルコール、
種々のプロピルアルコール、ブチルおよびヘキシルアル
コール、ヘプチルアルコール、オクチルアルコール、ノ
ニルアルコールおよびデシルアルコール等並びに更に不
飽和アルコール、例えばプロパラジルおよびアリルアル
コール、脂環式アルコール、例えばシクロペンタノール
およびシクロヘキサノール、アルキル芳香族アルコー
ル、例えばベンジルアルコール、メチル−およびp−メ
トキシ−およびp−ニトロベンジル−アルコール、α−
ヒドロキシアルキルピリジン、フルフリルアルコールお
よびグリコールのモノエーテル、例えばエチレングリコ
ールモノエチルエーテルおよびモノブチルエーテル、メ
トキシプロパノール、3−メチル−3−メトキシブタノ
ール等である。更に別のブロック剤は、ケトオキシム、
好都合には3ないし20個、好ましくは3ないし10個
の炭素原子を有するもの、例えばアセトンオキシム、,
メチルエチルケトンオキシム(=ブタノンオキシム)、
ヘキサノンオキシム(メチルブチルケトンオキシムとし
て)、ヘプタノンオキシム(メチル−n−アミルケトン
オキシムとして)、オクタノンオキシムおよびシクロヘ
キサノンオキムであり。また、好適なのは、各々エステ
ル基中に1ないし4個の炭素原子を有するCH−酸化合
物、例えばアルキルマロネート、アセトアセテートおよ
びシアノアセテート、NH−酸化合物、例えばカプロラ
クタムおよびアミノ−アルコール、例えばジメチルエタ
ノールアミンまたはジエチルエタノールアミンである。
これらのアミノ−アルコールは、例えば上記のその他の
ブロック剤との混合物、例えば混合物に基づいて25モ
ル%まで、特に6〜12モル%までの量での混合物とし
て使用することもできる。公知のブロック剤フェノール
は、特に反応生成物が非水溶性塗装に使用される場合に
利用することができる。
【0032】硬化剤とバインダーとの比率は、所望の架
橋密度により決定され、そして硬化剤の官能性(すなわ
ち、架橋剤、ブロックしたイソシアネート基の全量、そ
の割合はまたバインダーを介して導入することもでき
る)およびバインダーの官能性(水酸基および/または
アミノ基の価数)に依存する。一般に、硬化剤の量は、
硬化剤とバインダーとの合計に基づいて5ないし85重
量%、好ましくは25ないし48重量%である。
【0033】通常の塗料溶剤が好適な希釈剤である。し
かしながら、場合により有機溶剤との混合物で水がこの
目的に好ましい。電着塗装として使用するのが好ましい
この種の水性系に関して、約3ないし9の浴pHで水溶
液から電着することができる塗装配合物を得るために塩
基性アミノ基を部分的にまたは完全に中和するのが有利
である。塩基性の基の中和は、一般には水溶性の酸、例
えば蟻酸、酢酸、乳酸または燐酸あるいは対応する混合
物を使用して行われる。個々の場合の酸の量は、使用す
る樹脂の性質に依存し、そして中和は、樹脂が可溶化ま
たは安定な水性エマルジョン(または分散液)に転化す
るまでしか行われない。これは、一般には20ないし7
0%の中和度(DN)が必要である。
【0034】電着塗膜の固形分含有量は、一般に10な
いし30重量%である。本発明による硬化性の混合物に
存在し得、そしてここで記載することができる常套の添
加剤は、−特定の用途に依存して−常套の塗装用添加
剤、例えば顔料(酸化鉄、酸化鉛、珪酸鉛、二酸化チタ
ン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、亜硫酸亜鉛、フタロシア
ニン錯体等)、顔料ペースト状物、酸化防止剤、(U
V)安定剤、均捺剤および濃縮剤、発泡防止剤および/
または湿潤剤、反応性希釈剤、フィラー(タルク、マイ
カ、カオリン、チョーク、クオーツ粉末、アスベスト粉
末、スレート粉、種々の珪酸、珪酸塩等)等である。こ
れらの添加剤は、場合により加工する直前にしか混合物
に添加することができない。
【0035】
【実施例】全ての量は、重量部(部)で示される。 実施例1 有機錫化合物の製造: 実施例1.1 498部のジブチル錫酸化物* を228部のビスフェノ
ールA(1モル)および484部のメチルイソブチルケ
トンと混合し、そしてゆっくりと90℃に加熱する。こ
の混合物は、均一かつ非常に粘稠となる。生成した反応
水(18部)を循環にて除去し、そして温度を100な
いし20℃に上昇すさせる。反応が終了した際に、混合
物を冷却し、そして反応混合物が微細粉末を溶剤から遊
離しそして数回全量300部の酢酸エチルで洗浄した際
に得られる。 収率:98%;金属錫の含有量(灰分残渣を介してSn
2 として測定):30±0.3%;m.p.=200
℃まで変化なし。* (ATO−Chem,Doutschkand Gm
bH,Duesseldorf製のFascat 42
01,約47.7%の金属錫) 実施例1.2 実施例1.1と同様にして318部のメチルイソブチル
ケトン中の249部のジブチル錫酸化物(1モル)およ
び228部のビスフェノールA(1モル)を反応せしめ
(18部のH2 O)、そして後処理した。 収率:72%;金属錫の含有量:33.5±0.3%。
【0036】実施例1.3 A) 102部のN,N−ジメチルプロパン−1,3−
ジアミン(1モル)をゆっくりと230部のメチルイソ
ブチルケトン中の244部の2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェノール))酢酸(1モル)に冷却しながら20
〜35℃で添加する。次いで、温度を100〜120℃
に上昇させ、そして反応水(18部)を循環下に除去す
る。反応が終了した際に、バッチを20〜25℃に冷却
する。 B) 実施例1.4A)で得られた反応生成物を、79
0部のメチルイソブチルケトン、188部のフェノー
ル、次いで996部のジブチル錫酸化物(4モル)を添
加した後に90〜100℃に加熱する。生成した反応水
(36部)を循環下に除去し、そして最終層における温
度を約120℃に上昇させる。次いで、この混合物を冷
却し、MiBKを除去し、そして600部の酢酸エチル
で少量づつ洗浄する。 収率:92%;金属錫の含有量:32±0.3%;m.
p.=200℃まで変化なし。 C) 実施例1.4B)で得られた反応生成物を339
部のブチルグリコールと一緒に攪拌し、そして248部
の乳酸水溶液(25%濃度)(50.8=meq)で少
しづつ処理する。次いで、1450部の脱イオン水をゆ
っくりとよく攪拌しながら30〜50℃で添加する。得
られた40%水性エマルジョンは、安定であり、そして
実質的に透明である。(金属錫の含有量:40%分散液
中12.8±0.2%)。
【0037】実施例2 顔料ペースト状物の製造 実施例2.1 比較目的のため ペースト状バインダーをAT特許第380 264号明
細書の実施例2に従って製造した。この目的のため、3
20部のポリプロピレングリコールに基づくエポキシ樹
脂(当量約320)を反応容器中で75ないし80℃で
134部のターロー脂肪アミンおよび52部のジエチル
アミノプロピルアミンと0のエポキシドまで反応させ
る。30部のパラホルムアルデヒド(91%)の添加に
続いて、19部の反応水を鉱物酒精(沸点=80〜12
0℃)を使用して抜取り、そしてこの随伴剤を引き続い
て真空蒸留により除去する。次いで、バッチをブチルグ
リコールで55%の固形分含有量に調整する(1時間、
125℃)。
【0038】次いで、このようにして得られたペースト
状樹脂をドイツ特許出願第P 3726 497.4号
明細書および39 40 781号明細書に記載の方法
に従って以下の処方のその他の成分で加工して顔料ペー
スト状物とする(ペーストA〜D)。
【0039】 A B C D 0.5% Sn/ 1.0% Sn/ 1.5% Sn/ 対照 b.s(浴) b.s(浴) b.s(浴) ブランク ─────────────────────────────────── 1. 顔料ペースト状樹脂/55% 14.29部 14.29部 14.29部 14.29部 2. 酢酸/50%水性 0.85部 0.85部 0.85部 0.85部 3. スルホニル 104/sec- 1.50部 1.50部 1.50部 1.50部 ブタノール(1:1) 4. ジブチル錫酸化物 1.24部 2.47部 2.70部 − 5. 珪酸鉛 EP 202 4.04部 4.04部 4.04部 4.04部 6. カーボンブラック 0.41部 0.39部 0.37部 0.37部 Printex 202 7. TiO2 RSE 50 41.45部 40.22部 38.99部 42.69部 8. 脱イオン水 36.22部 36.22部 36.22部 36.22部 ─────────────────────────────────── 100.00部 100.00部 100.00部 100.00部 固形分含有量(1時間,125℃)=55%,PBR=
6:1 b.s.=バインダー固形分 PBR=顔料/バインダー比 アイテム1を、容器に配置し、次いでアイテム2ないし
4を攪拌しながら(ディスロバー)添加し、そしてこの
混合物を少なくとも8時間40〜50℃で攪拌する。次
いで、アイテム5〜8を添加し、少なくとも8時浸漬さ
せる。引き続いて、SAZビーズ(直径2mm)を添加
し、そしてバッチをジャケット(冷却可能)付き容器中
で<2μmの平均粒径に到達するまで粉砕する(約1〜
2時間)(温度<60℃)。
【0040】実施例2.2 実施例1.1〜1.4.B
に記載の本発明による触媒による):実施例2.1と同
様にして、そしてそこに記載の顔料ペースト状物を使用
して、以下の処方に従う顔料ペースト状物を製造した。
【0041】 A B C 0.5% Sn/ 1.0% Sn/ 1.5% Sn/ b.s(浴) b.s(浴) b.s( 浴) ──────────────────────────────────── 1. 顔料ペースト状樹脂/55% 14.29部 14.29部 14.29部 2. 酢酸/50%水性 0.85部 0.85部 0.85部 3. スルホニル 104/sec- 1.50部 1.50部 1.50部 触媒 ブタノール(1:1) 実施例 4. 錫触媒 a 1.76部 a 3.52部 a 5.28部 1.1 b 1.76部 b 3.52部 b 5.28部 1.2 c 1.59部 c 3.19部 c 4.78部 1.3 d 1.84部 d 3.69部 d 5.53部 1.4B) 5. 珪酸鉛 EP 202 4.04部 4.04部 4.04部 6. カーボンブラック 0.41部 0.39部 0.37部 Printex 202 7. TiO2 RSE 50 a 40.93部 a 39.19部 a 37.45部 b 40.93部 b 39.19部 b 37.45部 c 41.10部 c 39.52部 c 37.95部 d 40.85部 d 39.02部 d 37.20部 8. 脱イオン水 36.22部 36.22部 36.22部 ─────────────────────────────────── 100.00部 100.00部 100.00部 100.00部 固形分含有量(1時間,125℃)=55%,PBR=
6:1 アイテム1を、容器に配置し、次いでアイテム2ないし
4を攪拌しながら(ディスロバー)添加し、そしてこの
混合物を少なくとも8時間40〜50℃で攪拌する。次
いで、アイテム5〜8を添加し、少なくとも8時浸漬さ
せる。引き続いて、SAZビーズ(直径2mm)を添加
し、そしてバッチをジャケット(冷却可能)付き容器中
で<2μmの平均粒径に到達するまで粉砕する(約1〜
2時間)(温度<60℃)。
【0042】次いで、全てのペースト(実施例2.1お
よび2.2)は、篩を使用してビーズを除去され、そし
て塗料配合物に使用する前にPerlon篩(メッシュ
サイズ30μm)。
【0043】実施例3 塗料バインダーの製造 3.1. ブロックポリイソシアネートの製造 A) 124部(1.05モル)のブチルグリコールお
よび0.3部のジブチル錫ラウレート(DBTL)を6
0〜120分間174部のDesmodour(登録商
標名)T 80(80% 2,4−および20% 2,
6−トリレンジイソシアネート;約1モル)に40〜6
0℃で流し込み、次いで約12.8〜13.5の%NC
Oに到達するまでこの温度で保持した。
【0044】B) 42.4部のトリメチロールプロパ
ンを38部のトルエン中の298部の化合物A)に導入
し、そして80〜100℃で実質的に0の%NCOまで
反応させた。次いで、バッチを189部のメトキシプロ
パノールで約60%の固形分含有量に調整した(固形分
に基づいて約51%TDI)。
【0045】実施例3.2 バインダーヒドロキシ成分
の製造 ヨーロッパ特許出願公開第86号明細書の実施例31と
同様にして、エポキシド−アミン付加生成物を以下のと
おりに製造した。
【0046】210部のジエタノールアミン、102部
のN,N−ジメチルアミノプロピルアミンおよび636
部の1モルの2−メチルペンタメチレンジアミンと2モ
ルのVersatic酸グリシジルエステル(Card
ura(登録商標名)E 10)との付加生成物を、2
341部のメトキシプロパン−2−オール中の3400
部のビスフェノールAエポキシ樹脂(当量約480)
(約59%)に添加した。この反応混合物を攪拌しなが
ら60ないし90℃で4時間保持し、次いで120℃で
1時間保持した。 水酸価:1gの固形分当たり約155mgのKOH。 アミン価:1gの固形分当たり約77mgのKOH。
【0047】実施例3.2.1.バインダーアミノ成分
の製造 608部のCardura E 10に基づくカーボネ
ート、2096部の約524の当量(またはエポキシド
基に基づいて480)を有するビスフェノールA樹脂に
基づビスカーボネートを2098部のトルエン中で11
92部の化合物3.1.Aと40〜60℃で<0.2の
%NCOまで反応させた。次いで、バッチを321部の
メトキシプロパノールで希釈し、そして60〜80℃で
632.5部のビスヘキサメチレントリアミン(2.9
モル)と1gの固形分当たり約36mgのKOHとなる
まで反応させた(約35%固形分含有量、約15.5%
TDI)。
【0048】実施例3.3 バインダー分散液の製造 C部のバインダーアミノ成分3.2.1およびA部のバ
インダーヒドロキシ成分/65%(3.2)をB部の硬
化剤溶液/60%(3.1)、5部のTexanol、
2部の2−エチルヘキサノールおよび3.22部の50
%濃度蟻酸水溶液(約35meq)と反応させそして8
0℃までの温度で減圧下に(20mバールまで)85〜
90%の固形分まで濃縮した。引き続いて、139部の
脱イオン水を用いてそしてよく攪拌しながら、約40%
分散液を製造し、そしてPerlon篩(メッシュサイ
ズ 30μm)で濾過した。
【0049】 (%NCO) 実施例 A B C %TDI 脱ブロックウレタン ────────────────────────────────── 3.3.1 118.3 83.5 - 11.80 2.85 3.3.2 77.0 33.3 46.0 14.85 3.58 実施例4 塗料配合物/試験組み合わせ 3000部のバインダー分散液/40%(実施例3.
3.1および3.3.2に記載の通り)を攪拌しなが
ら、1800部の脱イオン水を使用して約25%の固形
分含有量まで希釈した。このクリアコート溶液を109
1部の含有ペースト状物(実施例2.1および2.2に
記載の通り)および12.8部の50%濃度蟻酸と混合
した。次いで、バッチを脱イオン水を使用して約18%
の固形分含有量に調整した(PBR 約0.4:1)。
【0050】塗料配合物4.21の場合、顔料ペースト
状物2..1.Dを添加し、そして蟻酸の添加後、実施
例1.4.Cに記載の通りの100部の触媒エマルジョ
ンを添加した。
【0051】電着塗料としての用途 塗料配合物を開放ガラス容器中で電気泳動付着させた。
使用したカソードは、亜鉛−電気泳動されたスチール鋼
製プレートであり、そしてカソードから5ないし10c
m距離を置いたアノードは、光輝焼き鈍しされたスチー
ル鋼製プレートであった。浴温は、32℃であり、そし
て電着時間は、2分間とした。テフロン被覆マグネティ
ックスターラー棒を使用して攪拌を行った。
【0052】各々の場合に得られた膜厚および電着され
引き続いて硬化されたフィルムの性質(焼き付け条件:
オーブン温度で20分)を要約された形態で以下のの表
に示す。試験組み合わせ: バインダー b.sに基 顔料ペースト 塗料例 分散液 づく%Sn 状物 ─────────────────────────────────── 4.1. 3.3.1 0.5 2.1.A 4.2. 3.3.1 1.0 2.1.B 比較例 4.3. 3.3.1 1.5 2.1.C 4.4. 3.3.2 0.5 2.1.A 4.5. 3.3.2 1.0 2.1.B 4.6. 3.3.2 1.5 2.1.C 4.7. 3.3.1 0.5 2.2.A.a 4.8. 3.3.1 1.0 2.2.B.a 触媒1.1. 4.9. 3.3.1 1.5 2.2.C.a 4.10. 3.3.2 0.5 2.2.A.a 4.11. 3.3.2 1.0 2.2.B.a 4.12. 3.3.2 1.5 2.2.C.a 4.13. 3.3.1 0.5 2.2.A.b 触媒1.2. 4.14. 3.3.1 1.0 2.2.B.b 4.15. 3.3.1 0.5 2.2.A.c 触媒1.3. 4.16. 3.3.1 1.0 2.2.B.c 4.17. 3.3.1 1.5 2.2.C.c 4.18. 3.3.2 0.5 2.2.A.c 4.19. 3.3.2 1.0 2.2.B.c 4.20. 3.3.2 1.5 2.2.C.c 4.21. 3.3.1. 1.0 2.1.D. 触媒1.4.C 試験結果: 焼付温度:165℃, 焼付時間:20分 焼付された塗膜の膜厚:20〜22μm 1週間/4週間 1週間/4週間 1週間/4週間後の アセトン 後の刻み [イン 後の刻み [イン スクリーンオーバ 塗料例 試験[s] チ・ポンド] * チ・ポンド] ** ーサイズ[mg/l] ──────────────────────────────── 4.1. <5 ---/--- ---/--- <5/20 4.2. 15 ---/--- ---/--- 8/28 4.3. >120 100/80 40/4 20/67 4.4. <5 ---/--- ---/--- 6/18 4.5. 30 ---/--- ---/--- 5/33 4.6. >120 100/100 40/10 30/85 4.7. 30 ---/--- ---/--- <5/<5 4.8. >120 140/140 60/60 <5/20 4.9. >120 140/160 60/60 <5/22 4.10 30 ---/--- ---/--- <5/<5 4.11 >120 140/140 60/60 <5/12 4.12 >120 140/160 60/60 <5/15 4.13 30 ---/--- ---/--- <5/15 4.14 >120 100/80 ---/--- 15/38 4.15 <5 ---/--- ---/--- <5/12 4.16 15 ---/--- ---/--- 7/18 4.17 >120 100/80 ---/--- 13/29 4.18 <5 ---/--- ---/--- <5/12 4.19 15 ---/--- ---/--- 5/18 4.20 >120 140/120 ---/--- 12/25 4.21 >120 100/100 60/60 10/28 * ASTM D2794に従って測定;硬化した塗料上
でのみ測定;測定温度: * 20℃(**−20℃);1イ
ンチ・ポンド=1.152・10-2m・kg。
【0053】スクリーンオーバーサイズおよびアセトン
試験は、、各々以下の通りにして測定し、そして行っ
た。 スクリーンオーバーサイズ 1リットルの希釈塗料溶液を秤量されたPerlon篩
(メッシュサイズ 30μm)に注いだ。次いで、この
篩を脱イオン水で濯ぎ、そして乾燥した後(1時間/1
25℃)、秤量した。2つの重さの相違がバッチ100
0ml当たりmgで示したスクリーンオーバーサイズと
して与えられる。
【0054】アセトン試験 被覆したシートを20分間焼付する(循環空気オーブ
ン;温度については実施例を参照のこと)。次いで、塗
膜の表面を20ないし25℃で約1cm3 で綿−羊毛パ
ッドさせ、そしてアセトンで含浸する。蒸発したアセト
ンをピペットを介して補ったが、連続的ではなく短い間
隔で行った(約20ないし30秒)。この処理の際に1
5秒間隔で、フィルムの完全な硬化を指の爪で影響され
た領域において処理する。表示時間は、焼付温度の関数
として損失が最初に表面に対して生じる時間に相当する
(最大試験時間 2分間)。
【0055】ヨーロッパ特許出願広告第0 261 4
86号明細書に従う比較結果 本明細書の特許請求の範囲に記載されたジブチル錫酸化
物とポリフェノールとの反応製との比較として、ヨーロ
ッパ特許出願広告第0 261 486号明細書に記載
された触媒KI(ノニルフェノールを有するDBTO,
26%金属Sn)およびK2(2−エチルヘキサノール
を有するDBTO,24%金属Sn)を製造した。これ
らの触媒を使用して、以下の顔料ペースト状物を配合し
た。
【0056】 A B C 0.5% Sn/ 1.0% Sn/ 1.5% Sn/ K1 b.s(浴) b.s(浴) b.s( 浴) ─────────────────────────────── 顔料ペースト状樹脂/55% 14.29部 14.29部 14.29部 酢酸/50%水性 0.85部 0.85部 0.85部 スルホニル 104/sec- 1.50部 1.50部 1.50部 ブタノール(1:1) 錫触媒K1 2.23部 4.46部 6.69部 珪酸鉛 EP 202 4.04部 4.04部 4.04部 カーボンブラック 0.40部 0.38部 0.36部 Printex 202 TiO2 RSE 50 40.47部 38.26部 36.05部 脱イオン水 36.22部 36.22部 36.22部 A B C 0.5% Sn/ 1.0% Sn/ 1.5% Sn/ K1 b.s(浴) b.s(浴) b.s( 浴) ─────────────────────────────── 顔料ペースト状樹脂/55% 14.29部 14.29部 14.29部 酢酸/50%水性 0.85部 0.85部 0.85部 スルホニル 104/sec- 1.50部 1.50部 1.50部 ブタノール(1:1) 錫触媒K1 2.42部 4.84部 7.26部 珪酸鉛 EP 202 4.04部 4.04部 4.04部 カーボンブラック 0.40部 0.38部 0.36部 Printex 202 TiO2 RSE 50 40.28部 37.88部 35.48部 脱イオン水 36.22部 36.22部 36.22部 これらの顔料ペースト状物およびバインダー分散液3.
3.1および3.3.2を使用して以下の試験組み合わ
せを配合した。試験組み合わせ: バインダー b.sに基 顔料ペースト 塗料例 分散液 づく%Sn 状物 ────────────────────────── 4.22. 3.3.1 0.5 K1A 4.23. 3.3.1 1.0 K1B 4.24. 3.3.1 1.5 K1C 4.25. 3.3.2 0.5 K1A 4.26. 3.3.2 1.0 K1B 4.27. 3.3.2 1.5 K1C 4.28. 3.3.1 0.5 K2A 4.29. 3.3.1 1.0 K2B 4.30. 3.3.1 1.5 K2C 4.31. 3.3.2 0.5 K2A 4.32. 3.3.2 1.0 K2B 4.33. 3.3.2 1.5 K2C これらの当量実施例を用いて、以下の結果が得られた。
【0057】 試験結果: 1週間/4週間 1週間/4週間 1週間/4週間後の アセトン 後の刻み [イン 後の刻み [イン スクリーンオーバ 塗料例 試験[s] チ・ポンド] * チ・ポンド] ** ーサイズ[mg/l] ──────────────────────────────── 4.22 <5 ---/--- ---/--- <5/16 4.23 15 ---/--- ---/--- <5/23 4.24 >120 80/80 80/4 25/150 4.25 <5 ---/--- ---/--- <5/<5 4.26 30 ---/--- ---/--- 25/29 4.27 >120 100/100 40/20 33/68 4.28 <5 ---/--- ---/--- <5/20 4.29 <5 ---/--- ---/--- 14/25 4.30 30 ---/--- ---/--- 27/75 4.31 <5 ---/--- ---/--- <5/11 4.32 <5 ---/--- ---/--- 10/52 4.33 30 ---/--- ---/--- 15/58 * ASTMに従って測定;硬化した塗料上でのみ測定;
測定温度:* 20℃(**−20℃);各々1週間および
4週間は、エージングした浴に関する。 ASTM D27941インチ・ポンド=1.152・
10-2m・kg。
【0058】得られた結果は、比較生成物または未反応
ジブチル錫酸化物に関して本発明による触媒の著しい利
点を示している。顔料ペースト状物の導入が単純である
こと以外に、この利点は、本発明による錫触媒の有効性
の期間にわたる良好な一貫性およびその改良された効率
すなわち塗料の充分な硬化を達成するための低い適用量
にある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スザンネ・ヴェーナー ドイツ連邦共和国、フィルマー、ホーフア ッカーシュトラーセ、1 (72)発明者 クラウス・キュパー オーストリア国、コティンクブルン、カー ル−ツェラー−ガッセ、13 (72)発明者 アーヒム・フェルカー ドイツ連邦共和国、ヴィースバーデン、リ ューデスハイマー・シュトラーセ、4

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジアルキル錫酸化物と多価フェノールと
    の反応生成物。
  2. 【請求項2】 多価フェノールが式I 【化1】 (式中、RはC1 〜C18−アルキル、好ましくはC1
    4 −アルキル、フェニル、C1〜C18−アルキルフェ
    ニルまたはC5 〜C6 −シクロアルキルであり、mは1
    ないし5、好ましくは1または2の数であり、そしてa
    は0ないし4の数であり、aの値は5マイナスとの差以
    下である)で表される請求項1の反応生成物。
  3. 【請求項3】 多価フェノールが式II 【化2】 (式中、nおよびaは1または2であり、Mは式=CH
    −またはヘテロ原子、好ましくは窒素原子であり、Aは
    直接結合または式 【化3】 の基であり、Bは水酸基または式−NH−(CH2 b
    −N(R)2 または 【化4】 の基であり、bは1ないし4、好ましくは2または3の
    数であり、そしてRは請求項2に記載したのと同じ意味
    を有している)で表される請求項1の反応生成物。
  4. 【請求項4】 多価フェノールが式III 【化5】 (式中、xは2または3である)で表される請求項1の
    反応生成物。
  5. 【請求項5】 多価フェノールが式IV 【化6】 (式中、nは1または2である)で表される請求項1の
    反応生成物。
  6. 【請求項6】 多価フェノールが式V 【化7】 (式中、yおよびy’は各々0、1または2であり、y
    とy’との合計は少なくとも2であり、そしてZは式=
    CH−または 【化8】 の基である)で表される請求項1の反応生成物。
  7. 【請求項7】 ジアルキル錫酸化物と多価フェノールと
    を、反応水を循環中に除去しながら水と不混和性または
    水とほんの部分的に混和性である有機溶剤中で80ない
    し200℃で反応させる請求項1ないし6のいずれか一
    つに記載の反応生成物を製造する方法。
  8. 【請求項8】 バインダー、硬化剤および触媒から本質
    的になる硬化性混合物であって、上記触媒が請求項1な
    いし6の一つまたはそれ以上に記載の反応生成物である
    硬化性混合物。
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