JPH067189Y2 - 自動車用のドアアウトサイドハンドル - Google Patents
自動車用のドアアウトサイドハンドルInfo
- Publication number
- JPH067189Y2 JPH067189Y2 JP1987044234U JP4423487U JPH067189Y2 JP H067189 Y2 JPH067189 Y2 JP H067189Y2 JP 1987044234 U JP1987044234 U JP 1987044234U JP 4423487 U JP4423487 U JP 4423487U JP H067189 Y2 JPH067189 Y2 JP H067189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- handle
- knob
- automobile
- inclined surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車のドアアウトサイドハンドルに関す
る。
る。
従来の技術 第4−6図を参照する。ある種のツードアの自動車1で
は、ドアのアウタパネル2の外側にハンドル3を付ける
ことなく、アウタパネルの内方側にハンドルを配し、自
動車のボデー4に設けたくぼみ5より手を入れ、ドアの
開放側となる横方向からハンドル3を操作するアウトサ
イドハンドルが使用される。この場合、ハンドルレバー
6の略中央を、ドアのアウタパネル2の内側のブラケッ
ト8にピン7を用い回転自在に支承させる。一方、ドア
の内部のブラケット8に、一端が公知のドアロック機構
(図示せず)に連結された作動レバー9を回転自在に支
承し、この作動レバー9の他端をハンドルレバー6の端
部に当接させる。
は、ドアのアウタパネル2の外側にハンドル3を付ける
ことなく、アウタパネルの内方側にハンドルを配し、自
動車のボデー4に設けたくぼみ5より手を入れ、ドアの
開放側となる横方向からハンドル3を操作するアウトサ
イドハンドルが使用される。この場合、ハンドルレバー
6の略中央を、ドアのアウタパネル2の内側のブラケッ
ト8にピン7を用い回転自在に支承させる。一方、ドア
の内部のブラケット8に、一端が公知のドアロック機構
(図示せず)に連結された作動レバー9を回転自在に支
承し、この作動レバー9の他端をハンドルレバー6の端
部に当接させる。
この種のアウトサイドハンドルを有するドアの開操作に
際しては、先ずは、ハンドル3を上方に押上げ、ハンド
ルレバー6をピン7を中心に、第6図でみて、反時計方
向に回動させ、ハンドルレバー6の端部で、作動レバー
9の端部を押下げる。この作動レバー9の動きは、操作
レバー9の他端に押下げることになり、この押下げが、
図示しないドアロック機構を開錠とし、ハンドルを手前
に引けば、ドアの開操作を可能とする。
際しては、先ずは、ハンドル3を上方に押上げ、ハンド
ルレバー6をピン7を中心に、第6図でみて、反時計方
向に回動させ、ハンドルレバー6の端部で、作動レバー
9の端部を押下げる。この作動レバー9の動きは、操作
レバー9の他端に押下げることになり、この押下げが、
図示しないドアロック機構を開錠とし、ハンドルを手前
に引けば、ドアの開操作を可能とする。
本考案が解決しようとする問題点 前述した如き従来のドアアウトサイドハンドルでは、ド
アを開とする際には、先ず、ハンドル3を上方に押下げ
てドアロック機構を開錠とし、次いで、ハンドルを手前
に引いて、ドアを開けるという操作を必要とする。即
ち、上向きにハンドルを動かし、次いで、手前にハンド
ルを引くという、方向の異なるハンドル操作を、ドア開
操作時、必要としている。しかし、これは、二つの作業
を必要とすることになり、煩しいこととなっている。さ
らに、従来のものは、車の後方側へと延出するハンドル
の一部が、ボデーのくぼみ内に位置し、外部に露出する
形となっている。従って、ドア部分の見栄えが悪い。
アを開とする際には、先ず、ハンドル3を上方に押下げ
てドアロック機構を開錠とし、次いで、ハンドルを手前
に引いて、ドアを開けるという操作を必要とする。即
ち、上向きにハンドルを動かし、次いで、手前にハンド
ルを引くという、方向の異なるハンドル操作を、ドア開
操作時、必要としている。しかし、これは、二つの作業
を必要とすることになり、煩しいこととなっている。さ
らに、従来のものは、車の後方側へと延出するハンドル
の一部が、ボデーのくぼみ内に位置し、外部に露出する
形となっている。従って、ドア部分の見栄えが悪い。
それ故に、本考案は、前述した従来技術の操作性と見栄
へという不具合を解消することを解決すべき問題点とす
る。
へという不具合を解消することを解決すべき問題点とす
る。
問題点を解決するための手段 本考案は、前述した問題点を解決するために、自動車ド
アの開放側側端面を傾斜面とし、この傾斜面に沿ってハ
ンドルノブを摺動自在とし、該ハンドルノブをドアロッ
ク機構に結合させると共に、アウタパネルで遮へいする
技術的手段を用いる。
アの開放側側端面を傾斜面とし、この傾斜面に沿ってハ
ンドルノブを摺動自在とし、該ハンドルノブをドアロッ
ク機構に結合させると共に、アウタパネルで遮へいする
技術的手段を用いる。
作用 ドアの開操作に際しては、ボデーのくぼみに手を入れ、
ハンドルノブを手前に引く。傾斜面に沿うこのハンドル
ノブの動きは、ドアを手前に引く分力を有するので、ド
アロック機構が開錠するや否や、ドアが開くことにな
る。即ち、ハンドルノブに加える力の方向を、ドア開
時、変える必要はなく、ドアの開操作は容易である。
ハンドルノブを手前に引く。傾斜面に沿うこのハンドル
ノブの動きは、ドアを手前に引く分力を有するので、ド
アロック機構が開錠するや否や、ドアが開くことにな
る。即ち、ハンドルノブに加える力の方向を、ドア開
時、変える必要はなく、ドアの開操作は容易である。
実施例 第1−3図を参照する。ドアの開放側側端面10を車の
後方側へと傾斜させ、ボデー4のくぼみ5も、この傾斜
したドア側端面10と対向したボデー4側の傾斜面によ
り画定される。
後方側へと傾斜させ、ボデー4のくぼみ5も、この傾斜
したドア側端面10と対向したボデー4側の傾斜面によ
り画定される。
ドア側端面10に、ドアアウタパネル2により遮へいさ
れた形でハンドルノブ11を固定する。ハンドルノブ1
1は、両側部を断面コの字状に折曲げた部分13を有す
るベース14と、断面コの字部分13と嵌合し且つベー
ス12に沿って摺動自在なノブブロック15を有し、こ
のノブブロック15を、ブラケット14に支持されたサ
ポート16により案内されるケーブル17又はリンクに
結合させる。ケーブル17は、図示しない公知のドアロ
ック機構に接続される。
れた形でハンドルノブ11を固定する。ハンドルノブ1
1は、両側部を断面コの字状に折曲げた部分13を有す
るベース14と、断面コの字部分13と嵌合し且つベー
ス12に沿って摺動自在なノブブロック15を有し、こ
のノブブロック15を、ブラケット14に支持されたサ
ポート16により案内されるケーブル17又はリンクに
結合させる。ケーブル17は、図示しない公知のドアロ
ック機構に接続される。
ブラケット14のベース12に丸みの付いた突部を形成
し、ノブブロック15の底面にこの突部を受ける凹部を
設け、ノブブロック15のベース12に沿う動きをガタ
付きなく円滑にさせるとよい。
し、ノブブロック15の底面にこの突部を受ける凹部を
設け、ノブブロック15のベース12に沿う動きをガタ
付きなく円滑にさせるとよい。
ドアの開操作に際しては、第1図に示すように、指の一
部をアウタパネル2に当て、残りの指の一部をボデー4
のくぼみ5内に入れ、その指先をノブブロック15にか
けて、ノブブロック15をブラケット14に対し摺動さ
せながら手前に引く。この結果、ノブブロック15に結
合されたケーブル17又はリンクが引張られ、図示しな
い公知のドアロック機構が開錠する。ノブブロック15
を手前に引く操作は、ドアを開とさせる分力を有するの
で、ドアロック機構が開錠となると、ドアは直ちに開く
ことになる。
部をアウタパネル2に当て、残りの指の一部をボデー4
のくぼみ5内に入れ、その指先をノブブロック15にか
けて、ノブブロック15をブラケット14に対し摺動さ
せながら手前に引く。この結果、ノブブロック15に結
合されたケーブル17又はリンクが引張られ、図示しな
い公知のドアロック機構が開錠する。ノブブロック15
を手前に引く操作は、ドアを開とさせる分力を有するの
で、ドアロック機構が開錠となると、ドアは直ちに開く
ことになる。
効果 第1図から明らかなように、ドアの開放側側端面を傾斜
面とし、この傾斜面をアウタパネルで遮へいし、且つボ
デーのくぼみをこの傾斜面に沿わせているので、ドアの
前からくぼみを見ると、くぼみは奥までみえず、小さく
みえるので見栄がよい。又、ドアのアウタパネルとノブ
ブロックとを同時につかむことができるので指に力を入
れ易く、操作性がよい。
面とし、この傾斜面をアウタパネルで遮へいし、且つボ
デーのくぼみをこの傾斜面に沿わせているので、ドアの
前からくぼみを見ると、くぼみは奥までみえず、小さく
みえるので見栄がよい。又、ドアのアウタパネルとノブ
ブロックとを同時につかむことができるので指に力を入
れ易く、操作性がよい。
第1図は本考案の一例の平面図、第2図はハンドルノブ
を示す平面図、第3図は第2図の矢視III−IIIよりみた
断面図、第4図はツウドア車の側面図、第5図は従来の
ドアアウトサイドハンドルの平面図、第6図は第5図の
矢視VI−VIよりみた図である。 図中:2……アウタパネル、4……ボデー、5……くぼ
み、10……ドア開放側側端面、11……ハンドルノ
ブ、14……ブラケット、15……ノブブロック、17
……ケーブル。
を示す平面図、第3図は第2図の矢視III−IIIよりみた
断面図、第4図はツウドア車の側面図、第5図は従来の
ドアアウトサイドハンドルの平面図、第6図は第5図の
矢視VI−VIよりみた図である。 図中:2……アウタパネル、4……ボデー、5……くぼ
み、10……ドア開放側側端面、11……ハンドルノ
ブ、14……ブラケット、15……ノブブロック、17
……ケーブル。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車用の回転ドアの開放側側端面を傾斜
面とし、傾斜面に固定されるブラケット及びドアロック
機構に結合されると共にブラケットに対して摺動自在な
ノブブロックを有するハンドルノブを傾斜面に沿って配
し、ハンドルノブをドアのアウタパネルで遮へいし且つ
ハンドルノブのノブブロックの手前への引き寄せにより
ドアを回転させながら開とすることを特徴とする自動車
用のドアアウトサイドハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987044234U JPH067189Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 自動車用のドアアウトサイドハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987044234U JPH067189Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 自動車用のドアアウトサイドハンドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63151666U JPS63151666U (ja) | 1988-10-05 |
JPH067189Y2 true JPH067189Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=30861848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987044234U Expired - Lifetime JPH067189Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 自動車用のドアアウトサイドハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067189Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012109557A1 (de) * | 2012-10-09 | 2014-05-15 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Türöffnungsvorrichtung einer ein Außenblech aufweisenden Tür eines Kraftfahrzeugs sowie Tür eines Kraftfahrzeugs mit einer derartigen Türöffnungsvorrichtung |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58186821A (ja) * | 1982-04-26 | 1983-10-31 | Oi Seisakusho Co Ltd | 操作装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931013U (ja) * | 1972-06-19 | 1974-03-18 |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP1987044234U patent/JPH067189Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58186821A (ja) * | 1982-04-26 | 1983-10-31 | Oi Seisakusho Co Ltd | 操作装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63151666U (ja) | 1988-10-05 |
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