JPH0671702A - 樹脂成形用金型のエジェクト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】装置の複雑化を招来することなく、干渉による
エジェクタピンの損傷を確実に防止すること。 【構成】本発明に係る樹脂成形用金型のエジェクト装置
では、型板１０，１１を互いに拡開させた状態で成形機
のエジェクタロッド１６を駆動し、該エジェクタロッド
１６の延長域に配設されたエジェクタプレート２３を可
動側型板１１に対して進出移動させることにより、この
エジェクタプレート２３に配設されたエジェクタピン２
５，２６を介して樹脂成形品１４の突出しを行うように
した樹脂成形用金型のエジェクト装置において、上記エ
ジェクタロッド１６にプラグ１６ｄを形成するととも
に、上記エジェクタプレート２３に、上記プラグ１６ｄ
に対して着脱されるソケット３０を配設している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、射出成形等において適
用される樹脂成形用金型から成形品の突出しを行う装置
に関するもので、詳しくは、型板を互いに拡開させた状
態で成形機のエジェクタロッドを駆動し、該エジェクタ
ロッドの延長域に配設されたエジェクタプレートを一方
の型板に対して進出移動させることにより、このエジェ
クタプレートに配設されたエジェクタピンを介して樹脂
成形品の突出しを行うようにしたエジェクト装置の改良
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、射出成形等の樹脂成形におい
ては、図５（ａ）に示すように、型板１，２を互いに拡
開させた状態で図示していない射出成形機のエジェクタ
ロッド３を駆動し、該エジェクタロッド３の延長域に配
設されたエジェクタプレート４を一方の型板２に対して
進出移動させることにより、このエジェクタプレート４
に配設されたエジェクタピン５を介して樹脂成形品６の
突出しを行っている。

【０００３】この種のエジェクト装置では、通常上記エ
ジェクタプレート４にリターンピン７が配設されてお
り、型板１，２を互いに閉塞させる場合に、上記エジェ
クタロッド３を縮退させた状態で上記リターンピン７を
他方の型板１に当接させることにより、該リターンピン
７を介して上記エジェクタプレート４および上記エジェ
クタピン５をそれぞれ一方の型板２に対して縮退移動さ
せるようにしている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、樹脂成形品
６にアンダーカット処理等を施すため、一方の型板２に
スライドブロック８を配設した金型においては、上記の
ようなエジェクト装置を適用した場合、型板１，２を互
いに閉塞させる際に、図５（ｂ）に示すように、リター
ンピン７が完全に作動する以前にスライドブロック８と
エジェクタピン５とが互いに干渉し（図中のＡ部）、こ
れらスライドブロック８およびエジェクタピン５が相互
に損傷する虞れがある。

【０００５】このため従来では、一方の型板とエジェク
タプレートとの間にバネを介在させ、該バネの弾性押圧
力により、エジェクタロッドが縮退した時点でエジェク
タプレートおよびエジェクタピンをそれぞれ一方の型板
に対して縮退移動させるようにしたものや、一方の型板
とエジェクタプレートとの間にシリンダアクチュエータ
を介装させ、該シリンダアクチュエータの作動により、
エジェクタロッドが縮退した時点でエジェクタプレート
およびエジェクタピンをそれぞれ一方の型板に対して縮
退移動させるようにしたエジェクト装置が提供されてい
る。

【０００６】しかしながら、バネを用いたエジェクト装
置にあっては、カジリが発生するなどしてエジェクタピ
ンの作動抵抗が増大した場合に、該バネの押圧力による
エジェクタピンの縮退動作が不確実になる虞れがあり、
一方、シリンダアクチュエータを用いたエジェクト装置
にあっては、該シリンダアクチュエータの作動を制御す
るための回路が必要となり、装置が著しく複雑となる。

【０００７】本発明の目的は、上記実情に鑑みて、装置
の複雑化を招来することなく、干渉によるエジェクタピ
ンの損傷を確実に防止することのできる樹脂成形用金型
のエジェクト装置を提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明に係る樹脂成形用
金型のエジェクト装置では、型板を互いに拡開させた状
態で成形機のエジェクタロッドを駆動し、該エジェクタ
ロッドの延長域に配設されたエジェクタプレートを一方
の型板に対して進出移動させることにより、このエジェ
クタプレートに配設されたエジェクタピンを介して樹脂
成形品の突出しを行うようにした樹脂成形用金型のエジ
ェクト装置において、上記エジェクタロッドと上記エジ
ェクタプレートとの間に、これらエジェクタロッドおよ
びエジェクタプレートを互いに着脱可能に連係させる連
係手段を配設している。

【０００９】

【作用】上記構成によれば、エジェクタロッドとエジェ
クタプレートとが連係手段によって互いに連係されるた
め、該エジェクタロッドの一方の型板に対する縮退移動
の際にエジェクタプレートおよびエジェクタピンをそれ
ぞれ連動して縮退移動させることができる。

【００１０】

【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳細に説明する。図１は、本発明に係るエジェクタ装置
を適用した樹脂成形設備を示したものである。ここで例
示する樹脂成形設備は、固定側型板１０から可動側型板
１１に向けて突設されたアンギュラピン１２と、該可動
側型板１１にスライド可能に配設されたスライドコア１
３との協働により、型開閉方向（図中の矢印Ｘ方向）に
対して横方向に窪む凹部１４ａを有した射出成形品１４
を成形する際に適用されるもので、可動側ダイプレート
１５にエジェクタロッド１６を備えている。エジェクタ
ロッド１６は、図４（ａ）に示すように、その先端部
に、基端部よりも細径に形成された嵌合部１６ａと、該
嵌合部１６ａの基端から漸次外径が増大する態様で膨出
され、上記基端部と同一の外径に形成された環状の係合
突部１６ｂと、この係合突部１６ｂに隣接して設けら
れ、上記嵌合部１６ａと同一の外径に形成された環状の
係合凹部１６ｃとから成るプラグ（連係手段）１６ｄを
有しており、上記可動側ダイプレート１５に形成された
ガイド孔１５ａ内に、型開閉方向Ｘに沿って進退可能に
配設されている。なお、図には明示していないが、上記
エジェクタロッド１６の基端部には、該エジェクタロッ
ド１６を上記ガイド孔１５ａの軸心に沿って進退移動さ
せるアクチュエータが接続されている。

【００１１】一方、図１に示すように、上記射出成形設
備に適用される射出成形用金型では、上記固定側型板１
０が中間プレート１７を介して固定側取付板１８に取り
付けられる一方、上記可動側型板１１が受け板１９およ
びスペーサブロック２０を介して可動側取付板２１に取
り付けられており、これら取付板１８，２１を介して型
板１０，１１を互いに閉塞させた場合に、上記固定側型
板１０に設けられたキャビティ１０ａと上記可動側型板
１１に設けられたコア１１ａおよび上記スライドコア１
３との間に製品キャビティ２２が画成される。なお、上
記のように型板１０，１１を互いに閉塞させた状態にお
いては、上記アンギュラピン１２がスライドコア１３に
形成されたガイド傾斜孔１３ａに嵌合し、該スライドコ
ア１３が図中の最右方に占位することにより、その突部
１３ｂが製品キャビティ２２における射出成形品１４の
凹部１４ａに対応した位置に配置されることになる。

【００１２】また、この射出成形用金型は、上記可動側
取付板２１と上記受け板１９との間にエジェクタプレー
ト２３を備えている。エジェクタプレート２３は、型開
閉方向Ｘに向けて分割される一対のプレート構成要素２
３ａ，２３ｂから構成され、該型開閉方向Ｘに沿って移
動可能に配設されており、上記受け板１９に対向した面
における上記製品キャビティ２２の画成域外にスプルロ
ックピン２４を備え、かつ該製品キャビティ２２の画成
域に対応する部位の適宜箇所、たとえば実施例において
は上記スライドコア１３に対向する部位および射出成形
品１４の平坦部に対応する部位にそれぞれエジェクタピ
ン２５，２６を備えているとともに、上記可動側取付板
２１に対向する面にソケット（連係手段）３０を備えて
いる。

【００１３】スプルロックピン２４およびエジェクタピ
ン２５，２６は、それぞれ型開閉方向Ｘに沿って延設さ
れており、個々の先端部を上記受け板１９を介して上記
可動側型板１１から出没させる態様で、該可動側型板１
１内に移動可能に支承されている。

【００１４】ソケット３０は、図４（ａ）に示すよう
に、上記エジェクタプレート２３に固着され、その中心
部に上記エジェクタロッド１６の先端部を収容させる嵌
合孔３１ａが形成されたソケット本体３１と、このソケ
ット本体３１における上記エジェクタロッド１６の係合
凹部１６ｃに対応する部位の複数箇所に、該ソケット本
体３１の外周面および内周面からそれぞれ交互に出没す
る態様で移動可能に支承されたロックボール３２，３２
…と、その内周面に環状のリブ３３ａが形成された円筒
状を成し、該リブ３３ａを上記ソケット本体３１の外周
面に摺接させる状態でその軸心方向に沿って移動可能に
配設されたスライダ３３と、これらスライダ３３および
ソケット本体３１間に介装され、該ソケット本体３１に
対して上記スライダ３３を常時エジェクタプレート２３
から離反する方向に押圧するスプリング３４とを備えて
おり、上記嵌合孔３１ａの軸心を型開閉方向Ｘに合致さ
せる態様で上記エジェクタプレート２３に配置されてい
る。なお、図中の符号３５は、上記ソケット本体３１に
対するスライダ３３の脱落方向への移動を規制し、該ス
ライダ３３のリブ３３ａを上記ロックボール３２，３２
…の配設域に合致させることにより、これらロックボー
ル３２，３２…をそれぞれ上記嵌合孔３１ａの内周面か
ら突出した状態に保持するストッパリングである。

【００１５】さらに、上記射出成形用金型は、図１に示
すように、上記可動側取付板２１における上記エジェク
タプレート２３のソケット３０に対向する部位に貫通孔
４０を有している。貫通孔４０は、図４（ａ）に示すよ
うに、上記エジェクタプレート２３側から形成され、上
記ソケット３０のスライダ３３よりも太径に形成された
太径部４０ａと、この太径部４０ａに対して同心上に配
置され、上記ソケット３０のスライダ３３よりも細径
で、かつ該ソケット３０のソケット本体３１および上記
可動側ダイプレート１５のガイド孔１５ａよりもそれぞ
れ太径に形成された細径部４０ｂとから構成されてお
り、その軸心を型開閉方向Ｘに合致させる態様で配設さ
れている。

【００１６】なお、図１中の符号４１は、エジェクタプ
レート２３と可動側取付板２１との間に介在され、これ
らエジェクタプレート２３および可動側取付板２１との
間に所定の間隙を確保するストッパピンである。

【００１７】上記のように構成された射出成形設備で
は、まず図１に示す状態、すなわち上記可動側取付板２
１を介して可動側型板１１を上記固定側型板１０に対し
て閉塞させ、かつエジェクタプレート２３を該可動側型
板１１に対して最も縮退させた状態で、射出成形を行う
べく製品キャビティ２２に溶融樹脂が射出される。この
とき、エジェクタプレート２３に配設されたソケット３
０においては、図４（ａ）に示すように、スライダ３３
の先端面が可動側取付板２１における貫通孔４０の太径
部４０ａと細径部４０ｂとの会合部に形成される段部４
０ｃに圧接され、該スライダ３３がスプリング３４の押
圧力に抗して縮退移動されており、そのリブ３３ａがロ
ックボール３２，３２…の配設域外に占位されている。

【００１８】溶融樹脂を射出した後、適宜保圧、冷却す
ることによって該溶融樹脂が製品キャビティ２２内で固
化されると、図２（ａ）に示すように、上記可動側型板
１１が上記固定側型板１０に対して拡開移動され、さら
にこの状態からエジェクタロッド１６がエジェクタプレ
ート２３に対して進出移動することにより、該エジェク
タロッド１６のプラグ１６ｄが上記ソケット３０におけ
るソケット本体３１の嵌合孔３１ａに嵌合される。

【００１９】プラグ１６ｄがソケット３０に嵌合した状
態で上記エジェクタロッド１６がさらに進出移動する
と、エジェクタプレート２３を介してエジェクタピン２
５，２６がそれぞれ可動側型板１１に対して進出移動さ
れ、図２（ｂ）に示すように、これらエジェクタピン２
５，２６によって射出成形品１４の突出し動作が行われ
る。

【００２０】その際、アンギュラピン１２およびガイド
傾斜孔１３ａの作用によって上記スライドコア１３が図
中の左方に移動し、その突部１３ｂが射出成形品１４の
凹部１４ａから抜け出るため、可動側型板１１から射出
成形品１４を容易に取り出すことができる。

【００２１】またこの間、図４（ｂ）に示すように、エ
ジェクタプレート２３が可動側型板１１に対して進出移
動され、上記ソケット３０におけるスライダ３３の先端
面が可動側取付板２１における貫通孔４０の段部４０ｃ
から離反されると、スプリング３４の押圧力によって該
スライダ３３が進出移動され、その先端部がストッパリ
ング３５に圧接された状態に保持される。

【００２２】この状態においては、図４（ｃ）に示すよ
うに、上記スライダ３３のリブ３３ａがロックボール３
２，３２…の配設域に合致され、該ロックボール３２，
３２…がそれぞれ上記嵌合孔３１ａの内周面から突出し
てエジェクタロッド１６の係合凹部１６ｃ内に臨んだ位
置に保持されるため、該エジェクタロッド１６の上記ソ
ケット３０から離反する方向への移動が阻止されてい
る。したがって、この状態から次の射出成形を行うべく
上記エジェクタロッド１６を可動側型板１１に対して縮
退させれば、図３（ａ）に示すように、ソケット３０を
介してエジェクタプレート２３およびエジェクタピン２
５，２６がそれぞれ上記エジェクタロッド１６に連動し
て縮退されるため、型板１０，１１が互い拡開した状態
でこれらエジェクタプレート２３およびエジェクタピン
２５，２６を可動側型板１１に対して最も縮退した位置
に配置することができる。

【００２３】エジェクタプレート２３が可動側型板１１
から最も縮退した位置に配置されると、図４（ａ）に示
すように、再びソケット３０におけるスライダ３３の先
端面が可動側取付板２１における貫通孔４０の段部４０
ｃに圧接することにより、該スライダ３３がスプリング
３４の押圧力に抗して縮退移動され、そのリブ３３ａが
ロックボール３２，３２…の配設域外に占位される。

【００２４】このため、上記の状態からさらにエジェク
タロッド１６が縮退移動されると、図３（ｂ）に示すよ
うに、上記ロックボール３２，３２…がエジェクタロッ
ド１６の係合凹部１６ｃから逸脱されることになり、該
エジェクタロッド１６とソケット３０との連係状態が解
除される。

【００２５】この間、可動側取付板２１を介して上記可
動側型板１１が固定側型板１０に対して閉塞する方向へ
移動され、上記アンギュラピン１２がガイド傾斜孔１３
ａに嵌合することにより、スライドコア１３が製品キャ
ビティ２２に臨んだ所定の位置、すなわちその突部１３
ｂが製品キャビティ２２における射出成形品１４の凹部
１４ａに対応した位置に復帰移動される。

【００２６】この型板１０，１１の互いに閉塞する方向
への移動の際、上述したようにエジェクタピン２５，２
６が可動側型板１１に対して最も縮退した位置に配置さ
れているため、該エジェクタピン２５がスライドコア１
３に干渉する事態が発生することはない。

【００２７】以下、上述した作用が順次繰り返され、次
の射出成形が行われる。

【００２８】このように、上記射出成形用金型のエジェ
クト装置によれば、プラグ１６ｄおよびソケット３０を
介してエジェクタロッド１６とエジェクタプレート２３
とが互いに連係され、該エジェクタロッド１６の可動側
型板１１に対する縮退移動の際にエジェクタプレート２
３およびエジェクタピン２５，２６をそれぞれ連動して
縮退移動させることができるため、装置の複雑化を招来
することなく、スライドコア１３との干渉によるエジェ
クタピン２５の損傷を確実に防止することが可能とな
る。

【００２９】なお、上記実施例では、固定側型板にアン
ギュラピンを備えるとともに、可動側型板にスライドコ
アを備え、これらアンギュラピンおよびスライドコアの
協働により、型開閉方向に対して横方向に窪む凹部を有
した射出成形品を成形する際に適用される射出成形用金
型のエジェクト装置を例示しているが、本発明はこれに
限定されず、たとえば固定側型板にスライドブロックを
備えた樹脂成形用金型やその他の形状の樹脂成形品を成
形するための金型にももちろん適用することができる。

【００３０】また、上記実施例では、連係手段としてエ
ジェクタロッドの進退移動によって互いに着脱されるソ
ケットとプラグとを例示しているため、これらエジェク
タロッドおよびエジェクタプレートを容易に連係させる
ことができるが、本発明は、たとえばピンおよび孔等、
その他の構成からなる連係手段を採用してももちろんよ
い。なお、ソケットとプラグからなる連係手段を採用す
る場合、実施例においては、エジェクタプレートにソケ
ットを配設するとともに、エジェクタロッドにプラグを
構成しているが、逆の態様であっても構わない。さら
に、エジェクタロッドの進退移動の際に、都度エジェク
タロッドとエジェクタプレートと間の連係手段を着脱さ
せるようにしているが、本発明では、段取り替え時等に
おいて取付板を介して型板をダイプレートに着脱させる
際にのみ、これらエジェクタロッドとエジェクタプレー
トとの間の連係手段を着脱させ、成形中においては常時
連係手段を互いに連係させるようにしてもよい。

【００３１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る樹脂
成形用金型のエジェクト装置によれば、エジェクタロッ
ドとエジェクタプレートとが連係手段によって互いに連
係されるため、該エジェクタロッドの一方の型板に対す
る縮退移動の際にエジェクタプレートおよびエジェクタ
ピンをそれぞれ連動して縮退移動させることができるた
め、装置の複雑化を招来することなく、干渉によるエジ
ェクタピンの損傷を確実に防止することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明に係る成形品のエジェクト装置
を適用した樹脂成形用金型を示す断面図である。

【図２】図２（ａ）および図２（ｂ）は、本発明に係る
エジェクト装置を概念的に示した拡大断面図である。

【図３】図３（ａ）および図３（ｂ）は、本発明に係る
エジェクト装置を概念的に示した拡大断面図である。

【図４】図４（ａ）乃至図４（ｃ）は、本発明に係る成
形品のエジェクト装置に適用される連係手段の作用を概
念的に示した断面図である。

【図５】図５（ａ）および図５（ｂ）は、従来の樹脂成
形用金型のエジェクト装置を概念的に示した断面図であ
る。

【符号の説明】

１０，１１…型板 １４…樹脂成形品 １６…エジェクタロッド １６ｄ，３０…連係手段 ２３…エジェクタプレート ２４，２５…エジェクタピン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 型板を互いに拡開させた状態で成形機の
   エジェクタロッドを駆動し、該エジェクタロッドの延長
   域に配設されたエジェクタプレートを一方の型板に対し
   て進出移動させることにより、このエジェクタプレート
   に配設されたエジェクタピンを介して樹脂成形品の突出
   しを行うようにした樹脂成形用金型のエジェクト装置に
   おいて、 上記エジェクタロッドと上記エジェクタプレートとの間
   に、これらエジェクタロッドおよびエジェクタプレート
   を互いに着脱可能に連係させる連係手段を配設したこと
   を特徴とする樹脂成形用金型のエジェクト装置。