JPH0671056U - 砥石車用カバー - Google Patents

砥石車用カバー

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Publication number
JPH0671056U
JPH0671056U JP1815593U JP1815593U JPH0671056U JP H0671056 U JPH0671056 U JP H0671056U JP 1815593 U JP1815593 U JP 1815593U JP 1815593 U JP1815593 U JP 1815593U JP H0671056 U JPH0671056 U JP H0671056U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
grinding wheel
cover
opening
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP1815593U
Other languages
English (en)
Inventor
久志 植田
准司 中山
孝雄 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oozx Inc filed Critical Fuji Oozx Inc
Priority to JP1815593U priority Critical patent/JPH0671056U/ja
Publication of JPH0671056U publication Critical patent/JPH0671056U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 砥石車より研削液が飛散することを防止す
る。 【構成】 一側面が開口するカバー本体の後端に、その
開口面を閉塞する覆板11の後端を蝶番12をもって枢着す
るとともに、ボルトをもって固定して砥石車１のほぼ全
体を覆い、かつ前面中央に設けた研削口４の直上に研削
液の給液管５の先端を臨ませたことにより、供給された
研削液の外部への飛散は最小限となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、砥石車により研削液を供給しつつワークを研削する際、研削液が周 囲に飛散するのを防止するようにした砥石車用カバーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えばエンジンバルブは、その各部を研削盤により研削して仕上げられること が多く、この場合、砥石車の研削部に研削液を供給して行われる。 この際の研削液は、砥石車を覆うカバーのワーク加工部を大きく開放し、その 外方の供給管により供給しているのが一般的である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、カバーにおけるワーク加工部を大きく開放し、かつその外方 の供給管より研削液を供給すると、砥石車及びワークに付着した研削液が、遠心 力により飛散し、作業台や周囲の床面を汚すという問題点があった。
【０００４】 本考案は、研削液の飛散を最小限に抑えることができるようにした砥石車用カ バーを提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、砥石車のほぼ全体を、一側面が開口する カバー本体と、該カバー本体の端部に側方開閉可能として枢着した覆板とをもっ て覆うとともに、カバー本体と覆板との前面に、ワークの被研削部を挿入しうる 研削口を切設し、かつ前記カバー本体内における研削口の直上に、研削液の給液 管の先端開口部を臨ませたことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】
本考案によると、カバー本体と覆板とにより、研削口を除いた砥石車の大部分 が覆われており、しかも給液管の先端開口部をカバー内における研削口の直上に 臨ませてあるので、研削液は外部に殆んど飛散することがない。
【０００７】
【実施例】
図面は、本考案の一実施例を示すもので、砥石車(１)は、図２における右方の 駆動装置カバー(２)内のモータ(図示略)により図１の矢印方向に回転する。
【０００８】 砥石車(１)は、駆動装置カバー(２)の左方に並設した左側面が開口するカバー 本体(３)により、その右側面と外周面とが覆われている。カバー本体(３)の外周 面の前部(図１の右部)中央には、砥石車(１)が余裕をもって回転しうる、前方に 向かって円弧状に湾曲する狭幅部(3a)が形成されている。
【０００９】 狭幅部(3a)の正面中央には、ワークの被研削部を挿入しうる程度の研削口(４) が切設されている。研削口(４)の直上には、カバー本体(３)の上面及び狭幅部(3 a)の外周面に沿って配管された研削液の給液管(５)が、その先端開口部を、狭幅 部(3a)内における砥石車(１)の外周面と近接するようにして設けられている。( ６)は研削液の流量調節バルブである。
【００１０】 カバー本体(３)の後部の広幅部(3b)の内面４角部には、側方を向く固定ナット (７)が固着され、同じく下端には、集液部(８)が形成されている。集液部(８)に は、排液管(９)が接続されている。(10)は脚である。
【００１１】 広幅部(3b)の後端には、カバー本体(３)の左方の開口面を覆いうる大きさと形 状の覆板(11)の後端(図１の右端)が、蝶番(12)をもって側方回動可能に枢着され 、上記各固定ナット(７)に対応する個所には、それぞれ通孔(13)が穿設され、ま た上記研削口(４)に対応する個所には、方形の切欠(14)が切設されている。
【００１２】 覆板(11)は、常時はカバー本体(３)の開口面に重合して、通孔(13)を挿通する ボルト(図示省略)を固定ナット(７)に螺締することにより、開口部を閉塞してお り、図示するように開口面を開放することにより、摩耗した砥石車(１)を簡単に 交換しうるようになっている。
【００１３】 上述の装置は、覆板(11)を閉じて砥石車(１)を回転させ、給液管(５)より研削 液を注下しつつ、たとえば想像線で示すエンジンバルブ(15)のようなワークを、 チャックあるいは上下の支持ローラ(ともに図示省略)等の把持装置により把持し て、研削口(４)より挿入した傘部(15a)を研削すれば、研削液は殆んど外部に飛 散することなく、集液部(８)に滴下して、排液管(９)より回収することができる 。
【００１４】
【考案の効果】
本考案によれば、砥石車は研削口を除いて完全に覆われており、しかもカバー 本体内の研削口の直上に給液管の先端を臨ませているので、研削液は外部に殆ん ど飛散することがなく、従って周囲の床面等を汚すのが防止されるとともに、研 削液を無駄なく回収することができる。 また、摩耗した砥石車は、覆板を開いて容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を、覆板を開いて示す側面図
である。
【図２】図１の正面図である。
【符号の説明】 (１)砥石車 (２)駆動装置カバ
ー (３)カバー本体 (3a)狭幅部 (3b)広幅部 (４)研削口 (５)給液管 (６)流量調節バル
ブ (７)固定ナット (８)集液部 (９)排液管 (10)脚 (11)覆板 (12)蝶番 (13)通孔 (14)切欠 (15)エンジンバルブ(ワーク) (15a)傘部(被研削
部）

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 砥石車のほぼ全体を、一側面が開口する
    カバー本体と、該カバー本体の端部に側方開閉可能とし
    て枢着した覆板とをもって覆うとともに、カバー本体と
    覆板との前面に、ワークの被研削部を挿入しうる研削口
    を切設し、かつ前記カバー本体内における研削口の直上
    に、研削液の給液管の先端開口部を臨ませたことを特徴
    とする砥石車用カバー。
JP1815593U 1993-03-19 1993-03-19 砥石車用カバー Pending JPH0671056U (ja)

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JP1815593U JPH0671056U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 砥石車用カバー

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JP1815593U JPH0671056U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 砥石車用カバー

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JPH0671056U true JPH0671056U (ja) 1994-10-04

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ID=11963729

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JP1815593U Pending JPH0671056U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 砥石車用カバー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20101458A1 (it) * 2010-08-02 2012-02-03 Tenova Spa Dispositivo di protezione per una mola a disco

Cited By (3)

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ITMI20101458A1 (it) * 2010-08-02 2012-02-03 Tenova Spa Dispositivo di protezione per una mola a disco
WO2012016611A1 (en) * 2010-08-02 2012-02-09 Tenova S.P.A. Automatically adjustable protection device for a grinding wheel
CN103052469A (zh) * 2010-08-02 2013-04-17 特诺恩股份公司 用于研磨轮的可自动调节的保护设备

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