JPH11138434A - 心なし研削盤における研削液飛散防止装置 - Google Patents
心なし研削盤における研削液飛散防止装置Info
- Publication number
- JPH11138434A JPH11138434A JP31081897A JP31081897A JPH11138434A JP H11138434 A JPH11138434 A JP H11138434A JP 31081897 A JP31081897 A JP 31081897A JP 31081897 A JP31081897 A JP 31081897A JP H11138434 A JPH11138434 A JP H11138434A
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- JP
- Japan
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- grinding
- work
- cover
- wheel
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- Pending
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- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 研削液の飛沫やミスト等が外部へ飛散するの
を防止する。 【解決手段】 砥石車１及び調整車２の周囲と上方を１
個のカバー１１により覆うとともに、このカバー１１の
上面に、ワーク６を把持したフィンガ５の出入孔１２を
開口し、この出入孔１２を、往復駆動手段１５に連結し
たシャッタ板１４により開閉するようにする。
を防止する。 【解決手段】 砥石車１及び調整車２の周囲と上方を１
個のカバー１１により覆うとともに、このカバー１１の
上面に、ワーク６を把持したフィンガ５の出入孔１２を
開口し、この出入孔１２を、往復駆動手段１５に連結し
たシャッタ板１４により開閉するようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸棒状ワークを心
なし研削盤により研削する際、研削液の飛沫が外部に飛
散するのを防止するようにした装置に関する。
なし研削盤により研削する際、研削液の飛沫が外部に飛
散するのを防止するようにした装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、たとえばエンジンバルブのよう
なワーク（以下単にワークという)の軸部等を研削する
研削盤の要部を略示している。
なワーク（以下単にワークという)の軸部等を研削する
研削盤の要部を略示している。
【０００３】(１)は、矢印方向に回転する砥石車、(２)
は、砥石車(１)の外周面と近接し、かつそれの軸線と平
行をなす軸線回りに矢印方向に回転する調整車、(３)は
ワーク支持具である。砥石車(１)と調整車(２)は、左右
位置(以下、方向は図面についていう)調節可能であり、
また支持具(３)は、上下位置調節可能となっている。
は、砥石車(１)の外周面と近接し、かつそれの軸線と平
行をなす軸線回りに矢印方向に回転する調整車、(３)は
ワーク支持具である。砥石車(１)と調整車(２)は、左右
位置(以下、方向は図面についていう)調節可能であり、
また支持具(３)は、上下位置調節可能となっている。
【０００４】調整車(２)の周面上方には、下端の供給口
(4a)を支持具(３)の直上に臨ませた研削液供給管(４)が
曲設され、供給口(4a)は、調整車(２)とほぼ等幅に拡幅
している。(５)は、ワーク(６)を供給するフィンガであ
る。
(4a)を支持具(３)の直上に臨ませた研削液供給管(４)が
曲設され、供給口(4a)は、調整車(２)とほぼ等幅に拡幅
している。(５)は、ワーク(６)を供給するフィンガであ
る。
【０００５】砥石車(１)と調整車(２)の大部分は、それ
ぞれカバー(７)と(８)により覆われ、両カバー(７)(８)
の対向面は開口して離間している。
ぞれカバー(７)と(８)により覆われ、両カバー(７)(８)
の対向面は開口して離間している。
【０００６】上述の心なし研削盤において、ワーク(６)
をフィンガ(５)により把持して支持具(３)上に乗せ、研
削液供給管(４)より研削液(９)を供給しつつ、砥石車
(１)と調整車(２)を回転させれば、ワーク(６)は研削さ
れる。
をフィンガ(５)により把持して支持具(３)上に乗せ、研
削液供給管(４)より研削液(９)を供給しつつ、砥石車
(１)と調整車(２)を回転させれば、ワーク(６)は研削さ
れる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した心なし
研削盤においては、ワーク(６)の研削に際し、ワークの
研削個所に供給された研削液が、砥石車(１)や調整車
(２)の回転作用によりミストまたは飛沫化し、これが両
カバー(７)(８)の間より外部に飛散して、作業環境を悪
化させたり、周囲を汚染したりする。また、使用後の研
削液は回収して再使用されるが、飛散量が多いため、回
収率が低下し、研削液の消費量が増大するという問題も
ある。
研削盤においては、ワーク(６)の研削に際し、ワークの
研削個所に供給された研削液が、砥石車(１)や調整車
(２)の回転作用によりミストまたは飛沫化し、これが両
カバー(７)(８)の間より外部に飛散して、作業環境を悪
化させたり、周囲を汚染したりする。また、使用後の研
削液は回収して再使用されるが、飛散量が多いため、回
収率が低下し、研削液の消費量が増大するという問題も
ある。
【０００８】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れもので、研削液の外部への飛散をほぼ完全に防止しう
るようにした装置を提供することを目的としている。
れもので、研削液の外部への飛散をほぼ完全に防止しう
るようにした装置を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、砥石車と調整車との間に支持した棒状ワークを、
研削液を供給しつつ研削する心なし研削盤において、前
記砥石車及び調整車の周囲と上方を１個のカバーにより
覆うとともに、このカバーの上面に、ワークを把持した
フィンガの出入孔を開口し、この出入孔を、往復駆動手
段に連結したシャッタ板により開閉するようにしたこと
により解決される。
題は、砥石車と調整車との間に支持した棒状ワークを、
研削液を供給しつつ研削する心なし研削盤において、前
記砥石車及び調整車の周囲と上方を１個のカバーにより
覆うとともに、このカバーの上面に、ワークを把持した
フィンガの出入孔を開口し、この出入孔を、往復駆動手
段に連結したシャッタ板により開閉するようにしたこと
により解決される。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は、本発明を適用した心なし
研削盤を示すもので、従来の研削盤と同一の各部材に
は、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
研削盤を示すもので、従来の研削盤と同一の各部材に
は、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【００１１】本発明を適用した心なし研削盤において
は、砥石車(１)と調整車(２)、およびそれに付属する付
近の部材の周囲と上方が、１個のカバー(11)により覆わ
れている。
は、砥石車(１)と調整車(２)、およびそれに付属する付
近の部材の周囲と上方が、１個のカバー(11)により覆わ
れている。
【００１２】カバー(11)の上面におけるワーク支持具
(３)と対向する部分には、ワーク(６)を把持したフィン
ガ(５)が遊通しうる長方形状の出入孔(12)が切設され、
その両側には、左右方向を向いて互いに平行をなす１対
の案内板(13)が設けられている。
(３)と対向する部分には、ワーク(６)を把持したフィン
ガ(５)が遊通しうる長方形状の出入孔(12)が切設され、
その両側には、左右方向を向いて互いに平行をなす１対
の案内板(13)が設けられている。
【００１３】両案内板(13)間には、出入孔(12)を余裕を
もって開閉しうるシャッタ板(14)が遊嵌され、その左端
には上向片(14a)が曲設されている。
もって開閉しうるシャッタ板(14)が遊嵌され、その左端
には上向片(14a)が曲設されている。
【００１４】カバー(11)の上面におけるシャッタ板(14)
の左方には、右方を向くエアシリンダ(15)が載設され、
そのピストンロッド(15a)の先端は、シャッタ板(14)の
上向片(14a)に接続されている。これによりシャッタ板
(14)は、エアシリンダ(15)の伸縮運動により左右方向に
移動させられ、出入孔(12)を開閉するようになってい
る。
の左方には、右方を向くエアシリンダ(15)が載設され、
そのピストンロッド(15a)の先端は、シャッタ板(14)の
上向片(14a)に接続されている。これによりシャッタ板
(14)は、エアシリンダ(15)の伸縮運動により左右方向に
移動させられ、出入孔(12)を開閉するようになってい
る。
【００１５】カバー(11)の左側面には、ミスト吸引管(1
6)が接続され、その先端は、サイクロン式のミスト除去
装置（図示省略）に接続されている。
6)が接続され、その先端は、サイクロン式のミスト除去
装置（図示省略）に接続されている。
【００１６】フィンガ(５)により把持されてきたワーク
(６)を、エアシリンダ(15)により開口された出入孔(12)
を通して、ワーク支持具(３)に載置した後、出入孔(12)
を閉塞し、砥石車(１)によりワーク(６)を研削すれば、
砥石車(１)や調整車(２)等の周囲がカバー(11)によりほ
ぼ全閉されているので、研削時に発生するミスト等が周
囲に飛散することはなく、ミスト吸引管(16)により吸引
されて、回収、除去される。
(６)を、エアシリンダ(15)により開口された出入孔(12)
を通して、ワーク支持具(３)に載置した後、出入孔(12)
を閉塞し、砥石車(１)によりワーク(６)を研削すれば、
砥石車(１)や調整車(２)等の周囲がカバー(11)によりほ
ぼ全閉されているので、研削時に発生するミスト等が周
囲に飛散することはなく、ミスト吸引管(16)により吸引
されて、回収、除去される。
【００１７】
【発明の効果】本発明を適用した研削盤によると、砥石
車及び調整車の周囲と上方とが、ほぼ完全に覆われてい
るので、ワークの研削時に発生する研削液の飛沫やミス
ト等が飛散して、周囲の床面を汚したり、空気中に漂っ
て作業環境を悪化さたりすることがなくなる。
車及び調整車の周囲と上方とが、ほぼ完全に覆われてい
るので、ワークの研削時に発生する研削液の飛沫やミス
ト等が飛散して、周囲の床面を汚したり、空気中に漂っ
て作業環境を悪化さたりすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を適用した心なし研削盤の一部切欠正面
図である。
図である。
【図２】従来の心なし研削盤の正面図である。
(１)砥石車 (２)調整車 (３)ワーク支持具 (４)研削液供給管 (4a)供給口 (５)フィンガ (６)ワーク (９)研削液 (10)飛沫 (11)カバー (12)出入孔 (13)案内板 (14)シャッタ板 (14a)上向片 (15)エアシリンダ (15a)ピストンロッド (16)ミスト吸引管
Claims (1)
- 【請求項１】 砥石車と調整車との間に支持した棒状ワ
ークを、研削液を供給しつつ研削する心なし研削盤にお
いて、前記砥石車及び調整車の周囲と上方を１個のカバ
ーにより覆うとともに、このカバーの上面に、ワークを
把持したフィンガの出入孔を開口し、この出入孔を、往
復駆動手段に連結したシャッタ板により開閉するように
したことを特徴とする心なし研削盤における研削液飛散
防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31081897A JPH11138434A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 心なし研削盤における研削液飛散防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31081897A JPH11138434A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 心なし研削盤における研削液飛散防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11138434A true JPH11138434A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18009791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31081897A Pending JPH11138434A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 心なし研削盤における研削液飛散防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11138434A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002103225A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-09 | Toyoda Mach Works Ltd | 研削装置 |
| JP2014083633A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Amada Machine Tools Co Ltd | 複合加工機及び加工方法 |
-
1997
- 1997-11-12 JP JP31081897A patent/JPH11138434A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002103225A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-09 | Toyoda Mach Works Ltd | 研削装置 |
| JP2014083633A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Amada Machine Tools Co Ltd | 複合加工機及び加工方法 |
| US20150239081A1 (en) * | 2012-10-24 | 2015-08-27 | Amada Machine Tools Company, Ltd. | Combined working machine and combined working method |
| US9895780B2 (en) * | 2012-10-24 | 2018-02-20 | Dmg Mori Co., Ltd. | Combined working machine and combined working method |
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