JPH0657554U - 研削盤における研削油飛散防止装置 - Google Patents

研削盤における研削油飛散防止装置

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JPH0657554U
JPH0657554U JP480693U JP480693U JPH0657554U JP H0657554 U JPH0657554 U JP H0657554U JP 480693 U JP480693 U JP 480693U JP 480693 U JP480693 U JP 480693U JP H0657554 U JPH0657554 U JP H0657554U
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JP
Japan
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grinding
cover
opening
scattering
grindstone
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JP480693U
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Fuji Oozx Inc
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Fuji Oozx Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研削盤の砥石車の修整時に、研削油が、砥石
カバーの前面のワーク研削用開口部より飛散するのを防
止する。 【構成】 砥石カバー6の前面における開口部7の上方
にボルト26を突設し、カバー6の周縁部の一部と同形状
の飛散防止カバー21の上端に、先端に通孔を穿設した取
付片24を設け、ボルト26に取付片24を係止して、飛散防
止カバー21を開口部7に吊支したことにより、飛散防止
カバー21は着脱が簡単であり、しかも上下長を研削盤の
他部材に制約されずに長くしうるので、研削油5の前方
への飛散が完全に防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、研削盤の砥石車に付着した研削油が、砥石カバーの前面のワーク研 削用開口部より、周囲に飛散するのを防止するようにした飛散防止装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
研削盤の砥石車は、多数のワークを研削すると次第に摩耗して変形するので、 ダイヤモンド等のドレッサにより定期的に修整する必要がある。 通常、研削作業は、下向に回転する砥石車における外周面の中間部において、 研削油を供給しつつ行ない、また修整作業は、ワークの研削個所と反対個所又は 上方において、同じく研削油を供給しながら行なう。
【0003】 この際、研削作業中の研削油は、下向回転する砥石車により、大部分が基台上 に流下し、遠くまで飛散することはないが、修正作業中の研削油の大部分は、砥 石車の周面に付着して、その接線方向に飛散する。
【0004】 図6は、従来の飛散防止装置を備える研削盤の一例を示すもので、(1)は基台 、(2)は砥石車、(3)は研削用のワーク、(4)は研削油(5)供給用のノズルであ る。
【0005】 (6)は、研削油(5)や切粉の飛散を防止するカバーで、その前面(図面の右面) は、ワーク(3)を研削するための開口部(7)となっている。
【0006】 上述した研削盤において修整作業時は、砥石車(2)の上面に設けたドレッサ( 9)に供給された研削油の大部分が砥石車(2)に付着し、開口部(7)から前方に 相当量飛散して、床面や周囲を汚す。
【0007】 これを防止するため、従来は開口部(7)の前上部に、カバー(6)の周縁部の一 部と同形状の飛散防止カバー(10)を外嵌するとともに、その上端をカバー(6)の 側板(6a)にピン(11)をもって枢支し、飛散防止カバー(10)の側板(10a)中央に穿 設した、ピン(11)を中心とする弧状孔(12)を挿通するボルト(13)により、カバー (6)を側板(6a)の前端に上下に回動可能に取付けていた。
【0008】 ワーク(3)の研削時は、図6の想像線のように、飛散防止カバー(10)を前上方 に回動させ、また修整時は、実線示のように、飛散防止カバー(10)を下限まで下 向き回動させ、開口部(7)の上部を覆って、研削油(5)の前方への飛散を防止し ていた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の飛散防止カバー(10)は、ワーク(3)との干渉を防止す るため、上下方向の寸法が限られており、従って、開口部(7)を下方まで覆うこ とができず、砥石車(2)がドレッシングにより小径になるに従い、カバー(10)と 砥石車(2)との隙間が大となって、研削油が広範囲に飛散する問題があった。
【0010】 また、飛散防止カバー(10)を、砥石車(2)の外径変化に応じて、その都度回動 させて固定する操作が面倒であった。 本考案は、上述の問題点を解決することができるようにした研削油飛散防止装 置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、砥石車を覆う砥石カバーの前面における ワーク研削用開口部の上方に、前記砥石カバーに連続して、下向回転する砥石車 の前面露出部を覆う飛散防止カバーの上端を、着脱自在に係止したことを特徴と している。
【0012】
【作用】 本考案の装置によると、研削作業と修整ドレッシング作業の切替時において、 飛散防止カバーを簡単に砥石カバーに着脱しうるので、飛散防止カバーの上下の 全長を、砥石車の前面を十分覆うように長くしても、ワークや他部材と干渉する ことがなく、修整時の研削油の前方への飛散を完全に防止することができる。
【0013】
【実施例】
図1〜図5は、本考案の一実施例を示すもので、上述した従来例と同一の各部 材には、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0014】 本考案においては、上記飛散防止カバー(10)に代えて、図3と図4に示すよう な飛散防止カバー(21)を着脱可能に装着したものである。
【0015】 すなわち、飛散防止カバー(21)の本体(22)は、縦長コ字形をなす耐油ゴム板製 で、その内面上端には、カバー(6)の周縁部に外嵌しうる金属製のU字形をなす 保形板(ブラケット)(23)が固着され、その中央に上向連設した取付片(24)の上端 には、通孔(25)が穿設されている。
【0016】 飛散防止カバー(21)は、砥石車(2)の修整作業時には、図1に示すように、取 付片(24)の通孔(25)を、カバー(6)の外周面(6b)の前部における開口部(7)の若 干上方に突設したボルト(26)に係止して、ナット(27)を螺締すれば、保形板(23) がカバー(6)の端部に外嵌して固定される。
【0017】 これにより本体(22)は、砥石車(2)の外周面を囲むようにして垂下し、砥石車 (2)の前面を下方まで覆うことにより、修整時に上方のノズル(4)より供給され た砥石油(5)の前方への飛散が防止される。
【0018】 ワーク(3)の研削時は、図5に示すようにナット(27)を外せば、飛散防止カバ ー(21)を容易に上方に取り外すことができるので、本体(22)の長さを比較的長く しても、特に問題とならない。
【0019】 なお、上述の実施例においては、飛散防止カバー(21)の本体(22)をゴム板とし たが、これを合成樹脂板とし、あるいは飛散防止カバー(21)を、保形板(23)を省 略して、本体(22)と取付片(24)が一体の金属板としてもよい。
【0020】 また上述においては、取付片(24)の通孔(25)をカバー(6)のボルト(26)に係止 して、ナット(27)を螺締することにより、飛散防止カバー(21)をカバー(6)に着 脱容易に取り付けたが、カバー(6)のボルト(26)に相当する個所に上向フックを 設けて、飛散防止カバー(21)の通孔(25)を着脱自在に係止してもよい。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば、飛散防止カバーを他部材に邪魔されずに容易に上方に取り外 すことができ、しかも長さがワークや他部材により制約されないので、砥石車の 前方を十分覆いうるように長くして、研削油の前方飛散を完全に防止することが できる。
【0022】 また、本考案の装置は構成が簡単であるため、容易かつ安価に製作することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した研削盤の修整時の側面図であ
る。
【図2】同1のA−A線矢視図である。
【図3】本考案の飛散防止カバーの中央縦断側面図であ
る。
【図4】同じく平面図である。
【図5】本考案を適用した研削盤のワーク研削時の側面
図である。
【図6】従来の装置を備える研削盤の修整時の側面図で
ある。
【符号の説明】
(1)基台 (2)砥石車 (3)ワーク (4)ノズル (5)研削油 (6)カバー (6a)側板 (6b)周面 (7)開口部 (9)ドレッサ (10)飛散防止カバー (10a)側板 (11)ピン (12)弧状孔 (13)ボルト (21)飛散防止
カバー (22)本体 (23)保形板 (24)取付片 (25)通孔 (26)ボルト (27)ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石車を覆う砥石カバーの前面における
    ワーク研削用開口部の上方に、前記砥石カバーに連続し
    て、下向回転する砥石車の前面露出部を覆う飛散防止カ
    バーの上端を、着脱自在に係止したことを特徴とする研
    削盤における研削油飛散防止装置。
JP480693U 1993-01-25 1993-01-25 研削盤における研削油飛散防止装置 Pending JPH0657554U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP480693U JPH0657554U (ja) 1993-01-25 1993-01-25 研削盤における研削油飛散防止装置

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JP480693U JPH0657554U (ja) 1993-01-25 1993-01-25 研削盤における研削油飛散防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0657554U true JPH0657554U (ja) 1994-08-09

Family

ID=11594012

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP480693U Pending JPH0657554U (ja) 1993-01-25 1993-01-25 研削盤における研削油飛散防止装置

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JP (1) JPH0657554U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100748125B1 (ko) * 2001-09-27 2007-08-10 주식회사 포스코 연삭기의 연삭칩 유도장치
KR101630423B1 (ko) * 2014-12-22 2016-06-24 주식회사 포스코 드레싱 비산물질 차단 장치 및 이를 포함하는 시편 연마기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100748125B1 (ko) * 2001-09-27 2007-08-10 주식회사 포스코 연삭기의 연삭칩 유도장치
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