JPH0668598B2 - エンコ−ダの位置調整可能なカメラ用アクセサリ - Google Patents

エンコ−ダの位置調整可能なカメラ用アクセサリ

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JPH0668598B2
JPH0668598B2 JP60006572A JP657285A JPH0668598B2 JP H0668598 B2 JPH0668598 B2 JP H0668598B2 JP 60006572 A JP60006572 A JP 60006572A JP 657285 A JP657285 A JP 657285A JP H0668598 B2 JPH0668598 B2 JP H0668598B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/20Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly in accordance with change of lens

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカメラ用アクセサリに関し、詳しくはカメラに
選択的に装着される交換レンズの撮影距離調節環や焦点
距離調節環,絞り設定環またはストロボ装置の発光角度
調整機構等のカメラアクセサリの被駆動部の設定位置を
エンコーダの出力により表わすようにしたアクセサリに
おいて、エンコーダの位置を調整可能としたカメラ用ア
クセサリに関するものである。
従来技術 たとえば、カメラの交換レンズにエンコーダとROMを
取り付けて、そのエンコーダのデータによってROMを
アクセスし、そのROMから交換レンズに関する種々の
データをカメラに送るようにしたものが知られている。
このような交換レンズにおいては交換レンズの製造時に
おいて、交換レンズに取付けられたエンコーダから正確
なデータを得るように、エンコーダと交換レンズの被駆
動部(例えば焦点距離調節環)との相対位置、換言すれ
ば交換レンズの鏡胴に固着されたエンコーダのパターン
と該パターンに接触するブラシとの相対位置を正確に調
整する必要がある。しかるに、この種の調整を目視によ
り行うと、エンコーダのパターンが小さいことなどの関
係からパターンとブラシとの位置精度は出ないという欠
点がある。あるいは調整のためのみに別パターンを設け
て、この別のパターンから電気信号を得るようにする方
法においては、調整のためのパターンのため余分なラン
ドを必要として、スペースを小さくできない。また調整
のための治具を組立途中のレンズ鏡胴に組み入れなけれ
ばならないし、また調整後これらの治具や配線を取外さ
なければならないなどの理由により作業が煩雑になり、
時間を要するなどの欠点を有する。
発明の目的 本発明は、上述の欠点を除くためになされたものであっ
て、カメラ用アクセサリの被駆動部とエンコーダとの間
の相対位置関係を、容易にかつ小スペースで、しかも正
確に調整可能なカメラ用アクセサリを提供することを目
的とする。
発明の構成 本発明はカメラに選択的に装着されるアクセサリの被駆
動部に設けられ、多数に分割されたパターンにより該被
駆動部の位置を示すコードデータを生じるエンコーダで
あって、上記コードデータ発生用パターンの1つが該エ
ンコーダの被駆動部に対する位置調整用のパターンとし
て兼用されるエンコーダと、エンコーダからのデータに
よって被駆動部とエンコーダとの相対位置関係を示す信
号をカメラに向けて出力する信号出力手段とを、上記位
置調整用パターンは該部分から異なるデータが出力され
るように複数に分割されていることを特徴とする。
実施例 本発明の一実施例を、交換レンズの焦点距離調節環用エ
ンコーダの位置調整に用いた場合を例として、以下に説
明する。
この種のシステムにおいて、まず交換レンズのROMに
固定記憶されている情報の内容について説明する。
レンズのROMに固定記憶されている情報は、例えば
「不完全装着チェックコード」,「開放F値」,「最小
F値」,「開放測光誤差補正量」,「焦点距離」,「レ
ンズ繰出量交換係数」,「AF用開放F値」,本発明に
係かる「ズームエンコーダ調整情報」の合計8種類であ
る。
ここで「不完全装着チェックコード」は一番最初にカメ
ラから読み出され、正規のコード、たとえば“1010
1010”が読み出されたときには、カメラ本体は、レ
ンズが正しく装着されているものと判断し、続いて読み
出されるレンズからの情報が有効であるとする。正規の
コードが読み出されないときには、続いて読み出される
レンズROM情報が無効であるとする。
「開放F値」、「最小絞り値」は既知のFNOを式AV=
2×log2FNOでAv値に交換し、1/8EV単位でレン
ズのROMに記述される。たとえば、FNO=1.68の
場合、AV=1+4/8、すなわち、“0000 1100”と
記述され、FNO=32の場合、AV=10+0/8、すな
わち“0101 0000”と記述される。
「開放測光誤差補正量」は、交換レンズごとの開放測光
特性とカメラの測光回路との補正を行なうためのデータ
であり、「開放F値」,「最小F値」と同じく1/8E
V単位でレンズのROMに記述される。
「焦点距離」は、Fl=8×log2(f/6.25)の形で対数
圧縮されて記述されている。たとえば、f=50mm、1
00mm、200mmの場合、各々Fl=24→“0001 100
0”、Fl=32→“0010 0000”、Fl=40→“0010
1000”と表わされる。すなわち、焦点距離が2倍にな
るごとに、焦点距離の変換値Flは8増加する。
「レンズ繰出量変換係数」は、カメラ本体におかれた測
距回路の出力より得られるフイルム等価面における被写
体像のピントのずれ量、すなわち、デフォーカス量Δと
レンズの繰り出し量Δdの比ΔL/Δdに比例する値で
あり、実際に、レンズを制御する場合には、カメラ本体
内のレンズ駆動用AFモータの回転に基づくレンズの繰
り出し量を検出するための検出系の出力パルス数と像面
でのデフォーカス量の比が用いられ、その単位はpulse
/μmが用いられる。
「ズームエンコーダ調整情報」は、ズームレンズ内にお
けるズームエンコーダの出力情報と、実際の焦点距離が
正しく対応するように、ズームエンコーダの位置と、ズ
ーミング操作環に連動するブラシの位置との調整を行な
うために、レンズのROMに固定記憶されている。
調整すべき望ましい位置に、エンコーダとブラシが位置
するときには、“0000 0001”がROMより出力され、
望ましい位置にないときには“0000 0000”がROMよ
り出力される。
上述のようなカメラシステムの構成を第6図,第7図を
もとにして説明する。第6図はカメラ本体およびレンズ
の回路状態を示したものであり、第7図はカメラの動作
シーケンスを示している。
カメラの電源スイッチONされると、CPU36は初期
設定動作を行う。その後測光スイッチ11をONすれ
ば、CPU36はレンズのデータの読み取りシーケンス
に入る。まず、バッファ43を経由してレンズに対して
カメラBの電源電圧Vccの給電を開始する。その後、リ
セット端子RESをLowからHighにすることにより、
レンズ側回路のリセット動作を行なう。リセット動作完
了後、CPU36はクロックパルスCPの送り出しを開
始する。3ビットバイナリーカウンタ37−1はクロッ
クパルス8個に対して、1個のパルスを次段の3ビット
バイナリーカウンタ37−2に送出する。3ビットバイ
ナリーカウンタ37−2は、3ビットバイナリーカウン
タ37−1により送られるパルスに応じて順次Lなる
信号を発生し、アドレスデコーダ37−3に送り出す。
3ビットバイナリーカウンタ37−2の入出力について
は、表1にまとめる。
アドレスデコーダ37−3は、Lの情報に基づいて、
ROM37−0のアドレス指定のための信号Lおよび
を発生する。
はアドレス8ビットのうちの上位3ビットを指定
し、またLはアドレス8ビットのうちの下位5ビット
を指定するものである。
さらに、ROM37−0の下位5ビットは外部信号L
によっても設定可能である。Lは焦点距離調節環の操
作によって設定され焦点距離に対応する信号であり、ブ
ラシ37aとズームエンコーダパターン37bにより発
生される。ROM37−0の下位5ビット指定情報
,Lの切換えは、アドレスデコーダ37−3の出
力Lによって入力切換回路37−4の内部で行なわ
れ、入力切換回路37−4の出力LがROM37−0
のアドレス下位5ビットを最終的に決定する。
表2にアドレスデコーダ37−3の入出力および入力切
換回路37−4の入出力関係についてまとめる。
すなわち、L=“00”であれば、L=Lとな
り、L=“01”であればL=Lとなり、アドレ
スの下位5ビットを夫々指定する。
表3にROMのデータ種別とアドレスの関係を示す。
ズームエンコーダパターン37bは、第6図に示すよう
に、焦点距離に応じて1乃至8に分割され、焦点距離ま
たはズームエンコーダ調整情報を読むためのROMのア
ドレスを表わすデータを発生するようになっている。
なお、パターン8は本発明によれば、さらに、8,8
および8に分割されている。8乃至8はズーム
エンコーダ調整情報の読取用になり、後述するズームエ
ンコーダの位置調整に使われる。パターン8乃至8
は同一の焦点距離分割域であるため、焦点距離情報につ
いては、下位5ビットLのアドレスが各々異るが、各
アドレスには同一の焦点距離のデータが固定記憶されて
いる。
ROM37−0はL,Lによって指定されたアドレ
スに固定記憶された8ビット並列データを、8ビット並
列・直列変換回路37−5に送り出す。8ビット並列・
直列変換回路37−5はROM37−0より受け取った
8ビット並列データを、たとえば最下位ビットより順次
8ビット直列データに変換するものであるが、そのタイ
ミング制御は、3ビットバイナリーカウンタ37−1の
出力Lに基づいて行なわれる。
表4にその論理を示す。
CPU36はレンズに対して、56個のクロックパルス
CPを送出した後、リセット端子RESをHighにし、
シリアルI/O44から、レンズのROMから7個のデ
ータ、すなわち、「不完全装着チェックコード」から
「変換係数」までの7バイトのデータを読み取る。尚
「ズームエンコーダ調整」は、カメラとしては不要なの
で読み出さない。次に、設定部材42から撮影モードや
設定AV,TVを読み取り、測光部材45により測光を
開始する。A/D変換部46には測光出力と、測光参照
電圧Vrefの2つが入力され、測光出力が量子化され
る。量子化された測光値と、レンズから取り込んだ「開
放F値」,「最小F値」,「開放測光誤差補正量」をも
とに、設定部材42からの撮影モードを考慮して、露出
にかかわる演算を行なう。求められた演算結果は、表示
部材47で表示されるとともに、露出制御部材48に送
られる。この段階でCPU36はレリーズ動作による割
込み禁止の解除を行ない、レリーズ可能な状態になる。
次に、CPU36は自動焦点調整AFの可/不可の状態
測定を行なう。
「AF用開放F値」をチェックしてある一定の明るさよ
りも暗い開放F値のレンズの場合は、AF動作を開始さ
せずに、再び前述のレンズデータ読み込みルーチンにも
どって測光を繰り返し、レリーズ割込みを待つ。ある一
定の明るさよりも明るい開放F値のレンズの場合はAF
の動作を開始させる。測距素子41からの出力に基づく
フィルム面位置でのデフォーカス(defocus)量を算出
し、レンズ情報の「レンズ繰出量変換係数」を求まった
デフォーカス量に乗じて、レンズを駆動するために必要
なパルス数を算出した後、レンズの駆動を開始する。
次に、再びレンズのデータ読み出しルーチンにもどる。
もし、AF動作が完了したならば、レリーズの割込み待
ちになる。レリーズ動作が行なわれると、割込み処理ル
ーチンに入り、巻上げ完了の状態を調べ、AFの動作を
停止した後、露出演算で求められたシャッタースピード
および絞りの制御を制御部材47にて行ない、一連の処
理を完了する。
次に、この交換レンズにおいて、前述のズームエンコー
ダ調整情報を用いてエンコーダの位置調整を行なう場合
を第1図ないし第5図に基づいて説明する。
第1図において、Lは交換レンズ、Tは調整装置を示
す。調整装置Tは第2図に示すように、適宜な筐体10
0の側面に、ボディマウント101を設けて、これに交
換レンズLのレンズマウント103を装着することによ
り、レンズ側の端子JL1〜JL5がボディマウント側
の端子JT1〜JT5と接続されるようにしたものであ
る。筐体100には表示用のLED、スタートスイッチ
SSWが設けられている。第1図の回路において、交換
レンズL側の回路37はすでに説明した第6図の交換レ
ンズ側の回路と構成が同じであり、同じ部分には同じ符
号を付してある。
ENはエンコーダであり、以下第3図と第4図において
エンコーダを詳説すると、31は固定筒で、エンコーダ
パターン37bが鏡胴31の外周に貼り付けられてい
る。32は焦点距離調節環で固定筒31の外周で回動可
能に嵌装され、ブラシ保持部材33が凹部32b内にあ
り、位置調整後接着して固定される。ブラシ保持部材3
3にはブラシ37aがインサート成形により一体化され
ている。焦点距離調節環32には突部32aがあり、固
定筒31の当接部31aとでズーム回動の規制(TEL
E端)を行なう。(WIDE端もあるが不図示)調整完
了後、焦点距離調節環32の外周にゴムリング等の***
作部材を取り付ける。焦点距離調節環32を回動する
と、不図示の光学系が動き所望の焦点距離が得られ、さ
らにブラシ37aがズームエンコーダパターン1乃至8
上を摺動し、この摺動に応じたコードデータによりアド
レスを指定する。
ブラシ37aの図上最右寄り位置に対応して、調整用の
導電性のパターン8と8が設けられ、両パターン8
と8との間にパターン部8が形成され、結果的に
この調整用パターンは3分割され、ブラシ37aがこの
パターン部8に対面しているときにエンコーダENは
交換レンズ上に正しく設定されたことを表わすように構
成される。
調整装置Tに被検レンズLを取り付けて位置調整を行う
に先立って、突部32aを当接部31aに当てて焦点距
離調節環32をTELE端にしておき、ブラシ37aの
接触部がエンコーダパターン37bの81,ないし8
位置にくるようにブラシ37aを固定されたブラシ保持
部材33をセットする。8はブラシ37aの接触部の
巾よりわずかに大きいだけにしておくと精細な調整が行
える。
なお、パターン8,8,8によって、エンコーダ
ENから得られるデータは、8については1011
0、8については10111、8については101
01である。
これらのコードデータによってレンズ回路37のROM
部37−0のアドレスが指定されるが、パターン8
基づいて指定されるアドレスのROMに“0000 0001”
が、他のパターン1〜7,8,および8に基づいて
指定されるアドレスのROMに“0000 0000”がそれぞ
れ記憶されている。
再び第1図において、調整装置Tにおいて1はエンコー
ダパターン37bとブラシ37aとの相対位置を調整す
るためのマイクロコンピュータを用いたCPUであり、
出力ポートP0〜P2、入力ポートP3およびシリアル
I/0を有している。
シリアルI/0の入力ポートP1、SCK、SINはそれ
ぞれ端子JT2,JT3,JT4と交換レンズLの端子
JL2,JL3,JL4を介して、3ビットカウンタ3
7−1,37−2、8ビット並列・直列変換回路37−
5にそれぞれ接続される。
一方、CPU1の出力ポートP0はトランジスタTR1
のベースに接続され、このトランジスタTR1のコレク
タは端子JT1,JL1を介して交換レンズ側の回路3
7の電源ラインに接続され、トランジスタTR1をオン
とすることによって、交換レンズ側の回路37に電源V
ccを供給する。
一方、出力ポートP2はトランジスタTR2のベースに
接続され、このトランジスタTR2を通してLEDに電
圧が印加され、後述のようにブラシ37aとエンコーダ
パターンとの相対位置が正しいときにLEDが点灯する
ようになっている。
入力ポートP3には調整時に人手によりオンとされるス
タートスイッチSSWが接続されている。CPU1には
以下に述べるようなプログラムが記憶されている。
いま、エンコーダENを取り付けた検査しようとする交
換レンズLのレンズマウント103を調整装置Tのボデ
ィマウント101に装着する。
エンコーダパターン37bとブラシ37aの位置を調整
するためにはCPU1はまず電源が投入されると#1の
ステップで、LED制御用出力ポートP2に“High”
を書込む。次に、#2のステップレンズ側への給電用出
力ポートP0およびレンズ側回路セレクト用出力ポート
P1にHihgを書込む。この段階では、レンズ側の回路
37は能動状態にはならない。
次に、調整を開始させるためのスイッチSSWが作業者
によって操作され、ONされるまでCPU1はステップ
#3で入力ポートP3の状態をチェックしながら待ち続
ける。入力ポートP3がLowになれば、ステップ#4で
まず出力ポートP0に“Low”を書き込み、トランジス
タTR1をONさせる。トランジスタTR1がONされ
れば、レンズ側回路37に電源が供給される。続いて、
出力ポートP1に“Low”を書き込み、レンズ側回路3
7を能動状態にする。次にレジスタポインタKの内容を
“0”にする。このレジスタポインタKは、シリアルI/
0より読み込んだレンズのデータを記憶・保存するため
のレジスタR0〜R7の1つを選択するためのものであ
る。出力ポートP1がLowになると、この信号は端子J
T2,JL2を介して、レンズ回路37に送られる。
次に、CPU1は直列入出力動作を行ない、端子JL
4,JT4を介して、データ入力端子SINに入力され
てくるレンズからのデータを、クロック出力端子SCK
から出力するクロックと同じクロックのタイミングで順
次読み出し、読み取ったデータをレジスタRKに設定
し、レジスタポインタKに“1”を加える。そして、レ
ジスタポインタKの内容が“8”になっているかどうか
を判定し、“8”になっていなければステップ#7にも
どって次のレンズからのデータの読み取りを行なう。
“8”になっていれば交換レンズLのすべてのデータが
調制装置Tに読み取られたことになり、ステップ#10
へと進む。ここで、レジスタR7にはズームエンコーダ
調整情報が書き込まれている。
ステップ#10,#11では、レジスタR7の内容をC
PU1のアキュムレータにロードし、その内容を判定す
る。
レジスタR7の内容が“0000 0000”であれば、ブラシ
37aとエンコーダパターン37bの位置関係が望まし
い位置(即ち、ブラシ37aがパターン部8に対面す
る位置)に来ていないので(第4図)、LED制御のた
めの出力ポートP2に“High”を書き込んでトランジ
スタTR2をOFFし、ステップ#2にもどる。
レジスタR8の内容が“0000 0001”であれば、ブラシ
37aとエンコーダパターン37bの位置関係が望まし
い位置(第3図)に来ているので、LED制御のための
出力ポートP2に“Low”を書き込んでトランジスタT
R2をONさせ、LEDを点灯させる。
作業者はLEDの点灯を確認しながら、ブラシ37aと
エンコーダパターン37bの位置を以上の操作を繰り返
し行なうことにより、容易に、かつスピーディに位置の
調整および確認を行なうことができる。
以上では、焦点距離情報を発生するエンコーダの調整に
ついて述べたが、これに限られるものではなく、例えば
距離情報や、絞り情報を発生するエンコーダにおいて
も、本発明は適用可能である。
なお、上述の実施例においては、エンコーダENのデー
タでのROMのアドレスを指定して、ROMから所要の
データを得るようにしたので、調整装置Tにはシリアル
データを送ることができ、調整のための特別の回路は不
要とすることができる。
また、調整用のパターン8〜8を3分割により構成
してパターン部8にブラシがあるとき正しい位置とす
るようにしているので、正確な位置決めが可能である。
なお、この発明は交換レンズに限らず、たとえばストロ
ボ装置の光放射板の角度調整用のエンコーダなど、種々
のカメラアクセサリにも適用できるものである。
発明の効果 以上のように、この発明はカメラアクセサリの被駆動部
に設けられ、多数に分割されたパターンにより被駆動部
の位置を示すコードデータを発生するエンコーダにおい
て、上記多数に分割されたコードデータ発生用パターン
の一つを、複数に分割して、エンコーダの被駆動部に対
する位置調整用パターンとし、エンコーダと被駆動部と
の相対位置を示す信号を出力するようにしたので、特に
調整のためのパターンからの配線の施工や調整後の配線
の撤去も不要となり、それだけ調整作業が迅速化され、
また配線用のランドを不要としてパターンを小型化でき
るとともに、パターンとブラシから得られる電気信号に
よって、エンコーダが正しい位置に設定されているか否
かを判断できるから、目視によって位置調整をする方法
に比べて、設定精度を向上できる。またアクセサリ側に
調整用のパターンとそのデータの取出回路もアクセサリ
の組立完了後も有しているので、アクセサリの組立完了
後でもアクセサリを調整装置に接続して、エンコーダと
ブラシの位置の正誤を確認できるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は交換レンズと調整装置を示す斜視図、第3図と第4図
は第1図の実施例に用いられるエンコーダを示す図、第
5図は第1図の実施例の動作を示すフローチャート、第
6図は交換レンズとカメラとの関係を示すブロック図、
第7図は第6図の回路の動作を示すフローチャートであ
る。 1……CPU、81,82,83……調整用パターン、 37……レンズ側回路、37−0……ROM、37−4
……入力切換回路、L……交換レンズ、T……調整装
置、EN……エンコーダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラに選択的に装着されるアクセサリの
    被駆動部に設けられ多数に分割されたパターンにより該
    被駆動部の位置を示すコードデータを生じるエンコーダ
    であって、上記コードデータ発生用パターンの1つが該
    エンコーダの被駆動部に対する位置調整用のパターンと
    して兼用されるエンコーダと、エンコーダからのデータ
    によって被駆動部とエンコーダとの相対位置関係を示す
    信号をカメラに向けて出力する信号出力手段とを備え、
    上記位置調整用パターンは該部分から異なるデータが出
    力されるように複数に分割されていることを特徴とする
    エンコーダの位置調整可能なカメラ用アクセサリ。
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