JPH0668356A - 釣銭精算機 - Google Patents

釣銭精算機

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JPH0668356A
JPH0668356A JP21890992A JP21890992A JPH0668356A JP H0668356 A JPH0668356 A JP H0668356A JP 21890992 A JP21890992 A JP 21890992A JP 21890992 A JP21890992 A JP 21890992A JP H0668356 A JPH0668356 A JP H0668356A
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JP
Japan
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amount
coins
coin
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Prior art date
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JP21890992A
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English (en)
Inventor
Toshisuke Yoshikawa
捷右 吉川
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KYOWA GIKEN
KYOWA GIKEN KK
Original Assignee
KYOWA GIKEN
KYOWA GIKEN KK
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Publication date
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Publication of JPH0668356A publication Critical patent/JPH0668356A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精算金額と受取金額とを入力することによ
り、釣銭金額を自動的に算出して払い出すことができ、
会計係の仕事の負担を減少させて釣銭の計算及び手渡作
業の効率を向上させ、会計のための行列の待ち時間を減
少させることができる。 【構成】 商品の代価として支払う精算金額及びこの精
算金額を支払うために客から受け取った受取金額の入力
によって、精算金額及び受取金額の差額である釣銭金額
を算出する演算回路70と、この演算回路70により算
出された釣銭金額に相当する紙幣,硬貨のうち必要とさ
れる紙幣,硬貨の払出枚数の計数をする払出枚数計数手
段71と、この払出枚数計数手段71により決定された
払出枚数にしたがって各々の紙幣,硬貨を払い出す払出
部10乃至17とを有して形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲食店及びスーパーマ
ーケット等の会計において、精算金額と受取金額とを入
力することにより釣銭金額を自動的に算出し、払い出す
釣銭精算機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、飲食店及びスーパーマーケット等
における会計では商品の代価として支払う精算金額を金
銭登録機に入力して合計し、その後、客から受け取った
受取金額を入力すると、精算金額と受取金額との差額が
釣銭金額として表示されていた。この表示された釣銭金
額を見た会計係は金銭登録機の下部に設けられた紙幣及
び硬貨の貯留部から釣銭に相当する金額の紙幣及び硬貨
を取り出し、客に手渡していた。また、特に近年におい
ては夫々の品物にバーコードが付され、このバーコード
をバーコードリーダーによって読み取ることにより精算
金額を自動的に集計するような金銭登録機も提供されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな金銭登録機を用いた場合であっても受取金額を別途
入力し、且つ差額である釣銭金額を表示された金額にし
たがって別途客に手渡す作業は依然として残っていた。
また、この従来の釣銭に相当する金額の紙幣及び硬貨を
金銭登録機の下部から取り出し、客に手渡す作業は正確
さとスピードとを要求され、会計係の仕事の中でかなり
負担のかかるものであった。
【0004】更に、近年、消費税実施とあいまって、飲
食店及びスーパーマーケット等における会計では、1円
単位の細かい精算金額が精算されることとなった。これ
により、特に大型スーパーマーケット等の会計では釣銭
の計算及び手渡作業が増加して、客は会計の前に行列す
る結果となり、大変煩わしい状況を呈していた。このた
め、客側においては行列の待ち時間が増加するという問
題点があり、店側においては行列の待ち時間を減少させ
るために新たな会計ラインの増設による設備費及び人件
費の増加等の問題点があった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、請求項1記載の発明は精算金額と受取金額
とを入力することにより、釣銭金額を自動的に算出して
払い出すことができ、会計係の仕事の負担を減少させて
釣銭の計算及び手渡作業の効率を向上させ、会計のため
の行列の待ち時間を減少させることができる釣銭精算機
を提供することを目的とする。
【0006】更に、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の目的に加えて客から支払われた紙幣又は硬貨
を客への釣銭に充当するために自動的に仕分けて釣銭の
払出部に送り込むようにして、客から受け取った金額に
相当する紙幣,硬貨の整理及びストックを容易とし、会
計係の負担の軽減を図った釣銭精算機を提供することを
目的とする。
【0007】更に、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明又は請求項2記載の発明の目的を有していると
共に、精算金額の入力手段の合理化を図り、会計係の負
担の更なる軽減を図った釣銭精算機を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためのものであり、請求項1記載の発明は、商品の
代価として支払う精算金額及びこの精算金額を支払うた
めに客から受け取った受取金額の入力によって、精算金
額及び受取金額の差額である釣銭金額を算出する演算回
路と、この演算回路により算出された釣銭金額に相当す
る紙幣,硬貨のうち必要とされる紙幣,硬貨の払出枚数
の計数をする払出枚数計数手段と、この払出枚数計数手
段により決定された払出枚数にしたがって各々の紙幣,
硬貨を払い出す払出部とを有して形成したことを特徴と
する。
【0009】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の構成に加えて、紙幣を投入する紙幣投入部と、
この紙幣投入部から投入された紙幣を金種により振り分
ける紙幣振分部と、この紙幣振分部により振り分けられ
た紙幣を金種毎に収納する紙幣収納部と、硬貨を投入す
る硬貨投入部と、この硬貨投入部から投入された硬貨を
金種により振り分ける硬貨振分部と、この硬貨振分部に
より振り分けられた硬貨を金種毎に収納する硬貨収納部
とを設け、前記紙幣収納部及び前記硬貨収納部の紙幣,
硬貨を前記払出部によって払い出し可能に形成したこと
を特徴とする。
【0010】また請求項3記載の発明は、請求項1記載
の発明又は請求項2記載の発明の構成に加えて、精算金
額の入力として、商品に精算金額を示すバーコードを付
し、このバーコードを読み取るバーコードリーダーを設
け、このバーコードリーダーにより前記バーコードを読
み取ることによって行う入力としたことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の釣銭精算機では、商品の代価と
して支払う精算金額及びこの精算金額を支払うために客
から受け取った受取金額の入力によって、精算金額及び
受取金額の差額である釣銭金額を算出する演算回路を有
しているので、精算金額と受取金額とを入力すると、演
算回路が精算金額と受取金額との差額である釣銭金額を
算出することができる。
【0012】また、この釣銭金額に相当する紙幣,硬貨
のうち必要とされる紙幣,硬貨の払出枚数の計数をする
払出枚数計数手段を有しているので、前記演算回路によ
り算出された釣銭金額に相当する紙幣,硬貨の払出枚数
の計数をすることができる。更に、この払出枚数にした
がって各金種の紙幣,硬貨を払い出す払出部を有してい
るので、各々の紙幣,硬貨を払い出すことができる。
【0013】このように、精算金額と受取金額とを入力
すると、演算回路がそれらの差額である釣銭金額を自動
的に算出して、払出枚数計数手段がこの釣銭金額に相当
する紙幣,硬貨の払出枚数の計数を実施し、払出部によ
り払い出すことができる。請求項2記載の釣銭精算機で
は、紙幣を投入する紙幣投入部と、この紙幣投入部から
投入された紙幣を金種により振り分ける紙幣振分部と、
この紙幣振分部により振り分けられた紙幣を金種毎に収
納する紙幣収納部と、硬貨を投入する硬貨投入部と、こ
の硬貨投入部から投入された硬貨を金種により振り分け
る硬貨振分部と、この硬貨振分部により振り分けられた
硬貨を金種毎に収納する硬貨収納部とを設けているの
で、客が商品の代価として支払った紙幣,硬貨を紙幣投
入部,硬貨投入部に投入することができ、投入された紙
幣,硬貨を紙幣振分部,硬貨振分部を用いて金種により
振り分けて、払出部に補充することができ、釣銭金額の
払い出し用として収納することができる。
【0014】これにより、釣銭金額を払い出すのみで
は、釣銭金額払い出し用の紙幣,硬貨が不足して補充し
なければならないが、受取金額の紙幣,硬貨を投入する
ことにより紙幣,硬貨を補充することができ、新たに釣
銭金額払い出し用として紙幣,硬貨を補充する必要がな
い。請求項3記載の釣銭精算機では、精算金額の入力と
して商品に精算金額を示すバーコードを付し、このバー
コードを読み取るバーコードリーダーを設けているの
で、精算金額を入力する際、会計係が商品に付された金
額を読み取り、この読み取った金額を打ち込むことな
く、バーコードリーダーをバーコードに当てるだけで精
算金額を入力することができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例に係る釣銭精算機につ
いて添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、
本発明の実施例に係る釣銭精算機の機能を示すブロック
図、図2は、その概略斜視図である。
【0016】先ず、図2にしたがって、本発明の実施例
に係る釣銭精算機80の外観を説明する。この釣銭精算
機80は、その側面形状が方形の上部角を切り取った6
角形に形成された本体81を備えている。この本体81
の会計係に臨んだ正面上部中央には、数値を打ち込むこ
とにより、金額が入力可能な打ち込みキースイッチ72
が配設されてある。
【0017】また、この打ち込みキースイッチ72の会
計係側から見て右側には紙幣を投入する紙幣投入部40
が配設されてあり、この紙幣投入部40は形状が方形で
その長辺が紙幣の長辺に略相当するように形成されてあ
る。一方、打ち込みキースイッチ72の会計係側から見
て左側には硬貨を投入する硬貨投入部41が配設されて
あり、この硬貨投入部41は上部が開口した4分の1球
状に形成されてある。
【0018】また、紙幣投入部40の下方で本体81の
会計係に臨んだ正面下部には紙幣を排出する紙幣排出口
78が設けてある。この紙幣排出口78は紙幣投入部4
0と同様に形状が方形でその長辺が紙幣の長辺に略相当
するように形成されてある。一方、硬貨投入部41の下
方で本体81の会計係に臨んだ正面下部には、硬貨を排
出する硬貨排出口77が2個設けてある。この硬貨排出
口77は形状が方形でその長辺が硬貨の直径に略相当す
るように形成されてある。
【0019】更に、これら紙幣排出口78及び硬貨排出
口77の下方には、この紙幣排出口78及び硬貨排出口
77から排出された紙幣,硬貨を受ける受け皿74が設
けてある。また、本体81の会計係側から見た左側面中
央にはらせん状のカールコード76の一方の端が接続さ
れている。このカールコード76の他端には、形状がL
形で商品に付された精算金額を示すバーコードを読み取
るバーコードリーダー73が接続されてある。
【0020】更に、本体81の上にはその正面及び背面
において種々の金額を表示する表示部82が設けてあ
る。この表示部82は正面形状が横長台形に形成されて
いる。更に具体的には、この表示部82は、前述のバー
コードリーダー73又は打ち込みキースイッチ72によ
り入力された精算金額を表示する精算金額表示部60
と、打ち込みキースイッチ72により入力された受取金
額を表示する受取金額表示部61と、精算金額及び受取
金額の差額である釣銭金額を表示する釣銭金額表示部6
2とから構成されている。
【0021】この釣銭精算機80は、図2に示した本体
81の内部に、図1に示したような金員収納払出部5
0、演算回路70及び払出枚数計数手段71を備えてい
る。これら金員収納払出部50、演算回路70及び払出
枚数計数手段71等を図1に示したブロック図と共に更
に詳しく説明する。ここで金員収納払出部50は、図2
の紙幣投入部40に投入された紙幣を金種により振り分
ける紙幣振分部30と、この紙幣振分部30により振り
分けられた10000円紙幣、5000円紙幣及び10
00円紙幣を夫々収納する10000円紙幣収納部2
0、5000円紙幣収納部21及び1000円紙幣収納
部22とを有している。
【0022】更に、金員収納払出部50は、図2の硬貨
投入部41から投入された硬貨を金種により振り分ける
硬貨振分部31と、この硬貨振分部31により振り分け
られた500円硬貨、100円硬貨、50円硬貨、10
円硬貨、5円硬貨及び1円硬貨を夫々収納する500円
硬貨収納部23、100円硬貨収納部24、50円硬貨
収納部25、10円硬貨収納部26、5円硬貨収納部2
7及び1円硬貨収納部28とを有している。
【0023】更に、この金員収納払出部50はこれらの
全収納部20乃至28のうち10000円紙幣収納部2
0を除いた他の紙幣収納部21,22及び硬貨収納部2
3乃至28に連結されている紙幣払出部10,11及び
硬貨払出部12乃至17から構成されている。更にま
た、この紙幣払出部10,11は図2で示した紙幣排出
口78に連通し、硬貨払出部12乃至17は図2で示し
た硬貨排出口77に連通されている。
【0024】また、本実施例に係る釣銭精算機80は、
図2で示したバーコードリーダー73又は打ち込みキー
スイッチ72から商品の代価として支払う精算金額及び
この精算金額を支払うために客から受け取った受取金額
を入力して、精算金額及び受取金額の差額である釣銭金
額を算出する演算回路70を備えている。この演算回路
70は、前述の表示部82内の精算金額表示部60、受
取金額表示部61及び釣銭金額表示部62に接続されて
いる。
【0025】更にまた、釣銭精算機80は前述の演算回
路70により算出された釣銭金額に相当する紙幣,硬貨
のうち必要とされる紙幣,硬貨の払出枚数の計数をする
払出枚数計数手段71を備えている。この払出枚数計数
手段71は、これにより決定された払出枚数にしたがっ
て各々の紙幣,硬貨を払い出す払出部10乃至17に接
続されている。
【0026】このように構成された釣銭精算機80にお
いて、会計係が商品に付されたバーコードにバーコード
リーダー73の先端面を当てることにより、商品の代価
として支払う精算金額を入力することができる。これに
より、精算金額の入力手段の合理化を図り、会計係の負
担を軽減することができる。更に、打ち込みキースイッ
チ72も備えているので、精算金額を客が支払うために
客から受け取った受取金額を打ち込みキースイッチ72
から入力することができる。また、精算金額及び受取金
額の差額である釣銭金額を算出する演算回路70を有し
ているので、精算金額と受取金額とを入力すると、演算
回路70がそれらの差額である釣銭金額を算出すること
ができる。
【0027】また、この釣銭金額に相当する紙幣,硬貨
のうち必要とされる紙幣,硬貨の払出枚数の決定をする
払出枚数計数手段71を有しているので、この釣銭金額
に相当する紙幣,硬貨の払出枚数の決定をすることがで
きる。更に、この払出枚数計数手段71により決定され
た払出枚数にしたがって各々の紙幣,硬貨を払い出す払
出部10乃至17を有している。即ち、各金種の紙幣,
硬貨を払い出す5000円紙幣払出部10、1000円
紙幣払出部11、500円硬貨払出部12、100円硬
貨払出部13、50円硬貨払出部14、10円硬貨払出
部15、5円硬貨払出部16及び1円硬貨払出部17を
有しているので、払出枚数計数手段71により決定され
た払出枚数にしたがって各々の紙幣,硬貨を払い出すこ
とができる。
【0028】このように、精算金額と受取金額とを入力
すると、演算回路70がそれらの差額である釣銭金額を
自動的に算出して、払出枚数計数手段71がこの釣銭金
額に相当する紙幣、硬貨の払出枚数の計数を実施し、払
出部10乃至17により払い出すことができる。また、
紙幣払出部10,11は紙幣排出口78に連通している
ので、この紙幣払出部10,11の作動により所定枚数
の紙幣を紙幣排出口78から外部へ払い出すことができ
る。更に、硬貨払出部12乃至17は硬貨排出口77に
連通しているので、この硬貨払出部12乃至17の作動
により所定枚数の硬貨を硬貨排出口77から外部へ払い
出すことができる。
【0029】更にまた、紙幣排出口78と硬貨排出口7
7との下方には受け皿74を有しているので、外部に排
出された紙幣,硬貨を受けることができる。また、本体
81の上に設けた表示部82の正面及び背面には、夫
々、精算金額表示部60、受取金額表示部61及び釣銭
金額表示部62を有しているので、会計係及び客の両者
共に精算金額、受取金額及び釣銭金額を確認することが
できる。
【0030】上述したように、本実施例に係る釣銭精算
機80において会計係は釣銭金額に相当する紙幣,硬貨
を勘定して取り出す必要はなく、自動的に払い出された
紙幣,硬貨を確認して客に手渡すだけで済み、会計係の
仕事の負担を少なくすることができる。更に、正確な釣
銭金額を容易且つ迅速に客に手渡すことができるので、
釣銭の計算及び手渡作業の効率を向上させ、会計のため
の行列の待ち時間を減少させることができる。
【0031】一方、本実施例に係る釣銭精算機80で
は、紙幣を投入する紙幣投入部40と、この紙幣投入部
40から投入された紙幣を金種により振り分ける紙幣振
分部30と、この紙幣振分部30により振り分けられた
紙幣を金種毎に10000円紙幣、5000円紙幣及び
1000円紙幣の夫々に収納する10000円紙幣収納
部20、5000円紙幣収納部21及び1000円紙幣
収納部22を設けている。更に、硬貨を投入する硬貨投
入部41と、この硬貨投入部41から投入された硬貨を
金種により振り分ける硬貨振分部31と、この硬貨振分
部31により振り分けられた硬貨を金種毎に500円硬
貨、100円硬貨、50円硬貨、10円硬貨、5円硬貨
及び1円硬貨の夫々に収納する500円硬貨収納部2
3、100円硬貨収納部24、50円硬貨収納部25、
10円硬貨収納部26、5円硬貨収納部27及び1円硬
貨収納部28とを有している。このため、客が商品の代
価として支払った紙幣,硬貨を紙幣投入部40,硬貨投
入部41に投入することができ、投入された紙幣,硬貨
を紙幣振分部30,硬貨振分部31によって金種により
振り分けることができ、夫々の収納部20乃至28に補
充して、収納することができる。
【0032】これにより、釣銭金額を払い出すのみで
は、釣銭金額払い出し用の紙幣,硬貨が不足して補充し
なければならないが、受取金額の紙幣,硬貨を紙幣投入
部40,硬貨投入部41に投入することにより紙幣,硬
貨を補充することができ、新たに釣銭金額払い出し用と
して紙幣,硬貨を補充することが少なくなる。このた
め、客から受け取った金額に相当する紙幣,硬貨の整理
及びストックが容易となり、会計係の負担を軽減するこ
とができる。
【0033】なお、上述した実施例においては、払い出
された紙幣,硬貨を受ける受け皿74は、本体81の正
面下部に設けているが、受け皿74の設置箇所は特にこ
れに限定されるものではなく、図2に示す受け皿75の
ように、本体81の背面下部に設けることもできる。こ
のように、受け皿75を本体81の背面下部に設けるこ
とにより、客に臨む側に受け皿75を設けることがで
き、この受け皿75に釣銭を払い出すことができ、釣銭
を会計係が手渡すことなく、客に釣銭を払い出すことが
できる。
【0034】なお、以上の説明において硬貨排出口77
を2つ設けたとして説明した。このようにすると、6種
類ある払い出し用の硬貨を2つに分けて、例えば500
円硬貨、100円硬貨及び50円硬貨を排出するための
硬貨排出口77と、10円硬貨、5円硬貨及び1円硬貨
を排出するための硬貨排出口77とに分けて使用するこ
とができる。もちろん、このようにしなくてもこの硬貨
排出口77を1つだけ設け、この1つの硬貨排出口77
から全ての金種の硬貨を払い出すように形成することも
できる。
【0035】なお、紙幣投入部40又は硬貨投入部41
から投入された紙幣又は硬貨は紙幣振分部30,硬貨振
分部31によって、夫々の金種に振り分けられる。従っ
て、この紙幣振分部30と10000円紙幣収納部2
0、5000円紙幣収納部21及び1000円紙幣収納
部22との間に各々の金種の紙幣の枚数を計測する計測
手段を設け、更に、硬貨振分部31と500円硬貨収納
部23、100円硬貨収納部24、50円硬貨収納部2
5、10円硬貨収納部26、5円硬貨収納部27及び1
円硬貨収納部28との間に各々の金種の硬貨の枚数を計
測する計測手段を設けて、これらの計測手段を演算回路
70に連結させることにより、お客から渡された紙幣,
硬貨を紙幣投入部40,硬貨投入部41に投入するのみ
で自動的にお客から渡された紙幣,硬貨の計数及びその
投入された紙幣,硬貨の金額と精算金額との差額である
釣銭金額の計数等が自動的に行われるようにすることも
可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、精算金額と受取金額とを入力する
ことにより、釣銭金額を自動的に算出して払い出すこと
ができ、会計係の仕事の負担を減少させて釣銭の計算及
び手渡作業の効率を向上させ、会計のための行列の待ち
時間を減少させることができる釣銭精算機を提供するこ
とができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて客から支払われた紙幣又は硬貨
を客への釣銭に充当するために自動的に仕分けて釣銭の
払出部に送り込むようにして、客から受け取った金額に
相当する紙幣,硬貨の整理及びストックを容易とし、会
計係の負担の軽減を図った釣銭精算機を提供することが
できる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明又は請求項2記載の発明の効果に加えて、精算
金額の入力手段の合理化を図り、会計係の負担の更なる
軽減を図った釣銭精算機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る釣銭精算機を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施例に係る釣銭精算機を示す概略斜
視図である。
【符号の説明】
10;5000円紙幣払出部 11;1000円紙幣
払出部 12;500円硬貨払出部 13;100円硬貨払
出部 14;50円硬貨払出部 15;10円硬貨払出
部 16;5円硬貨払出部 17;1円硬貨払出部 20;10000円紙幣収納部 21;5000円紙幣
収納部 22;1000円紙幣収納部 23;500円硬貨収
納部 24;100円硬貨収納部 25;50円硬貨収納
部 26;10円硬貨収納部 27;5円硬貨収納部 28;1円硬貨収納部 30;紙幣振分部 31;硬貨振分部 40;紙幣投入部 41;硬貨投入部 50;金員収納払出部 60;精算金額表示部 61;受取金額表示部 62;釣銭金額表示部 70;演算回路 71;払出枚数計数手
段 72;打込みキースイッチ 73;バーコードリー
ダー 74;受け皿 75;受け皿 76;カールコード 77;硬貨排出口 78;紙幣排出口 80;釣銭精算機 81;本体 82;表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の代価として支払う精算金額及びこ
    の精算金額を支払うために客から受け取った受取金額の
    入力によって、精算金額及び受取金額の差額である釣銭
    金額を算出する演算回路と、この演算回路により算出さ
    れた釣銭金額に相当する紙幣,硬貨のうち必要とされる
    紙幣,硬貨の払出枚数の計数をする払出枚数計数手段
    と、この払出枚数計数手段により決定された払出枚数に
    したがって各々の紙幣,硬貨を払い出す払出部とを有し
    て形成したことを特徴とする釣銭精算機。
  2. 【請求項2】 紙幣を投入する紙幣投入部と、この紙幣
    投入部から投入された紙幣を金種により振り分ける紙幣
    振分部と、この紙幣振分部により振り分けられた紙幣を
    金種毎に収納する紙幣収納部と、硬貨を投入する硬貨投
    入部と、この硬貨投入部から投入された硬貨を金種によ
    り振り分ける硬貨振分部と、この硬貨振分部により振り
    分けられた硬貨を金種毎に収納する硬貨収納部とを設
    け、前記紙幣収納部及び前記硬貨収納部の紙幣,硬貨を
    前記払出部によって払い出し可能に形成したことを特徴
    とする請求項1記載の釣銭精算機。
  3. 【請求項3】 精算金額の入力として、商品に精算金額
    を示すバーコードを付し、このバーコードを読み取るバ
    ーコードリーダーを設け、このバーコードリーダーによ
    り前記バーコードを読み取ることによって行う入力とし
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の釣銭精
    算機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9698552B2 (en) 2013-08-09 2017-07-04 Autonetworks Technologies, Ltd. Connector

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9698552B2 (en) 2013-08-09 2017-07-04 Autonetworks Technologies, Ltd. Connector

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