JPH0665789A - 高速シーム溶接性、耐食性、耐熱性および塗料密着性に優れた溶接缶用材料 - Google Patents

高速シーム溶接性、耐食性、耐熱性および塗料密着性に優れた溶接缶用材料

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JPH0665789A
JPH0665789A JP22311192A JP22311192A JPH0665789A JP H0665789 A JPH0665789 A JP H0665789A JP 22311192 A JP22311192 A JP 22311192A JP 22311192 A JP22311192 A JP 22311192A JP H0665789 A JPH0665789 A JP H0665789A
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layer
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alloy
plating
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JP22311192A
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Tomoya Oga
智也 大賀
Shigeru Hirano
茂 平野
Takashi Ichikawa
敬士 市川
Toshinori Katayama
俊則 片山
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速シーム溶接性、耐食性、耐熱性および塗
料密着性に優れた溶接缶用材料 【構成】 鋼板表面に片面当たり、150〜2500m
g/m2のNi−Fe合金層あるいはNi−P合金メッ
キ層を有し、その上に粒径0.2〜12.0μのSnメ
ッキ粒子を400〜2800mg/m2で点在したSn
メッキ層、更にその上にクロム換算し1〜50mg/m
2のクロメート被膜を形成させたことを特徴とする高速
シーム溶接性、耐食性、耐熱性および塗料密着性に優れ
た溶接缶用材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速シーム溶接性、耐熱
性、耐食性および塗料密着性に優れた被膜構成を有する
溶接缶用材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スードロニック法に代表されるシ
ーム溶接製缶法の実用化が急速に進展している。この溶
接製缶法の拡大に対処するため、溶接缶用材料として種
々の材料が開発され実用に供されている。これまで開発
された溶接缶材料としては次のものが挙げられる。 (1)鋼板表面に片面当たり150〜2500mg/m
2のNiメッキ層とクロム換算で2〜15mg/m2のク
ロメート被膜層で形成されている溶接缶用材料(特開昭
56−169788号公報) (2)鋼板上に重量比でNi/Ni+Fe=0.02〜
0.50の範囲の組成で厚さ10〜5000ÅのFe−
Ni合金層とその上に100〜1000mg/m 2のS
nメッキ層を設け、リフロー処理を行ってクロム換算料
で5〜20mg/m2のクロメート被膜層を設ける方法
(特開昭60−17099号) 更に、最近では (3)鋼板表面に片面当たり150〜2500mg/m
2のNi−Fe合金あるいはNi−P合金メッキ層を有
し、その上に粒径0.2〜4.0μのSnメッキ粒子を
10〜400mg/m2点在した錫メッキ層、更にその
上に1〜50mg/m2のクロメート被膜を有する溶接
缶用材料も公開されている。
【0003】まず、(1)のNiメッキ/クロメート処
理鋼板は錫を用いないTFS型の溶接缶用材料として、
実用上充分良好な溶接性を有しその優れた耐熱性、塗料
密着性および塗装後耐食性から大量に実用に供されてい
る。また、(2)のNi系の下地処理を有する薄錫メッ
キ型の材料(以下『LTS』と称す)は、より一層の溶
接性の向上を狙い塗装焼き付け後に軟質、低融点の金属
錫(以下『free−Sn』と称す)を確保し、耐食性
はNi系の下地処理により確保でき、最近実用に供され
てきた。これらの材料は、いずれも良好な溶接性と塗装
後耐食性を備えた優れた溶接缶用材料であり、内容物等
使用される用途に応じて使い分けられている。(3)の
粒状Sn/Ni−Feあるいは粒状Sn/Ni−Pメッ
キ鋼板は、良好な溶接性、耐食性、耐熱性、塗料密着性
を有しているが、まだ実用には供されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、さらにより一層
の製缶技術の進歩と製缶コストダウンが相俟って、原板
素材の薄手化と高温短時間での塗装焼き付けおよびシー
ム溶接の高速化が強く要請されている。即ち、原板素材
の薄手化は現状の板厚0.20〜0.24mmから0.
20mm以下の薄手材が要請され、高温短時間焼き付け
では現状の塗料の焼き付け条件200〜210℃×10
minから錫の融点(232℃)以上の温度まで数十秒
で昇温させその間に塗料の焼き付けを行うという高温短
時間焼き付けが強く要請されている。シーム溶接の高速
化は、溶接機のハードの検討により従来の40〜60m
/minのワイヤースピードから70〜100m/mi
nという高速化が計画されている。しかし、これらの薄
手化と高温短時間焼き付けおよび高速シーム溶接と言う
条件に前記の公知技術を適用した場合には、以下のよう
な問題が発生する。
【0005】まず、Niメッキ/クロメート処理鋼板は
板厚の薄手化に伴い、十分な溶接強度と良好な溶接外観
が得られる適正溶接範囲が非常に狭くなるという問題が
ある。これは、溶接電流が増加し十分な溶接強度が得ら
れる前に溶融金属が飛び出し(以下『散り』と称す)、
塗装後耐食性および溶接強度の劣化が生じるという問題
である。高温短時間焼き付けに対しては、Niメッキ/
クロメート処理鋼板はその良好な耐熱性により十分対応
可能であり、良好な塗装後耐食性を確保可能である。一
方、LTS型の材料は薄手化に伴う溶接性の劣化は、缶
内外面相当面の錫メッキ量をコントロールすることによ
り回避できるが、高温短時間焼き付けを行うと塗料の焼
き付け温度が錫の融点を越えるため、表層の錫が熔融し
塗装後耐食性が顕著に劣化するという問題が発生する。
【0006】また、粒状Sn/Ni−Feあるいは粒状
Sn/Ni−Pメッキ鋼板では従来の溶接スピードでは
良好な溶接性を確保可能であるが、溶接スピードが増加
すると適正溶接範囲が狭くなり、シーム溶接の高速化に
は十分対応できない。本発明はこれらの問題に対処する
ため、高温短時間焼き付けを行い高速シーム溶接を行っ
た場合に十分広い適正溶接範囲を有し、かつ良好な塗料
密着性と塗装後耐食性を発揮する溶接缶用材料を提供せ
んとするものである。特に、本発明はメッキ原板として
薄手材を使用した場合に良好な溶接性を確保するのに極
めて顕著な効果を発揮する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは溶接缶用材
料の適正な表面被膜構成について検討した結果、高速溶
接時においても散りの発生がなく十分な溶接強度が得ら
れる広い適正溶接範囲を確保するには溶接極輪/材料界
面および材料/材料界面の接触抵抗を極力低減させるこ
とであることが判明した。接触抵抗を低減させるには塗
装焼き付け後のfree−Sn残留量が最も効果的では
あるが、材料表層の全面にfree−Snが存在する
と、錫メッキ層は耐熱性に劣るため高温短時間焼き付け
を行った場合free−Snが熔融し、良好な塗装後耐
食性を確保することが困難である。
【0008】これらの問題を解決し溶接缶用材料として
実用的な性能を両立させるためには以下のような手段が
最も有効であることが判明した。即ち、高温短時間焼き
付けで錫メッキ層が完全に熔融し塗装後耐食性の顕著な
劣化を招く事なく接触抵抗を低減させるためには、錫メ
ッキ層を粒状で点在させることが大きな効果があること
が判った。この時に高速溶接の際にも優れた溶接性を発
揮させるためには、従来の被膜構成より粒状Snのメッ
キ量および粒径を増大させ、厳密にコントロールするこ
とが重要である。更に、粒状Snメッキ層の下層には耐
熱性および耐食性の良好なNi−Fe合金層あるいはN
i−P合金メッキ層を設けることにより、高温短時間焼
き付けに十分耐えられ良好な塗料密着性と塗装後耐食性
を確保できることを見いだした。つまり、良好な溶接性
と耐食性および高温短時間焼き付けに耐え得る良好な耐
熱性を確保するには鋼板表面にNi−Fe合金層あるい
はNi−P合金メッキ層を施し、その上に粒状の錫メッ
キ層を設けることがポイントとなる。
【0009】また、良好な塗料密着性と塗装後耐食性を
確保するには粒状Snメッキ層の上にクロメート被膜層
を設けなくてはならないが、水和酸化クロム層は絶縁体
であり微量存在する金属クロムは高融点のためクロメー
ト被膜は溶接性にはマイナス要因である。そのため、ク
ロメート被膜は良好な塗料密着性と塗装後耐食性を確保
できる必要最少量に規制しなければならない。本発明者
らはこれらの考え方を基本に詳細に検討した結果、薄手
材で高温短時間焼き付け可能な溶接缶用材料として優れ
た溶接性、塗料密着性、塗装後耐食性を有する溶接缶用
材料が得られることを知見した。本発明はその知見に基
づいてなされたもので、その要旨は鋼板表面に片面当た
り、150〜2500mg/m2のNi−Fe合金層、
あるいはNi−P合金メッキ層を有し、その上に粒径
0.2〜12.0μのSnメッキ粒子を400〜280
0mg/m2で点在したSnメッキ層、更にその上にク
ロム換算で1〜50mg/m2のクロメート被膜を形成
させた高速シーム溶接性、耐食性、耐熱性および塗料密
着性に優れた溶接缶用材料を提供することにある。
【0010】
【作用】以下に本発明について詳細に説明する。本発明
において、メッキ原板としては特に規制されるものでは
なく、通常容器材料として使用される鋼板を用いる。メ
ッキ原板の製造法、材料などに特に規制されるものでは
なく、通常の鋼片製造工程から熱間圧延、酸洗、冷間圧
延、焼鈍、調質などの工程を経て製造される。更に、こ
のメッキ原板は必要とされる缶体強度および板厚に応じ
て冷間圧延後焼鈍を行ってから再冷間圧延(即ち2CR
法)する製造工程で製造してもよい。まず、良好な耐熱
性、耐食性、塗料密着性を発揮する被膜構成について述
べる。前述したように求められている耐熱性は、錫の融
点以上まで数十秒で昇温する高温短時間での塗料焼き付
けであり、この焼き付け条件に耐えて良好な塗装後耐食
性を確保するには、少なくとも錫よりも高い融点を有す
る金属のメッキを施さなくてはならない。また、耐熱性
のみではなく良好な耐食性、塗料密着性と粒状錫メッキ
層により確保した良好な溶接性を損なわない特性も備え
ておかなくてはならない。
【0011】本発明者らは種々の検討を重ねた結果、N
i−Fe合金属あるいはNi−P合金メッキ層を施すこ
とによりこれらの問題点を解決することができることが
判明した。即ち、Ni−Fe合金あるいはNi−P合金
の高い融点を有効に活用することにより、高温短時間焼
き付けに耐え得る良好な耐熱性が発揮でき、良好な塗装
後耐食性と溶接性が確保できることが判った。特に、溶
接性については上層の粒状錫により得られる良好な溶接
性を損なう事なく、更にNi−Fe合金あるいはNi−
P合金メッキ層の優れた鍛接性により良好な溶接性を発
揮することが判明した。鍛接性とは溶接時に完全に金属
が熔融して強い溶接強度を発揮するほかに、金属が完全
に熔融することなく高温時の加熱圧着により強い接合強
度が得られる特性であり、Ni−Fe合金層あるいはN
i−P合金メッキ層は鍛接性が優れている金属である。
【0012】また、Ni−Fe合金層あるいはNi−P
合金メッキ層は良好な耐食性を確保するという観点から
も重要である。Ni金属自体は極めて良好な耐食性を示
すが、鋼板上にNiメッキを施す場合にはメッキ層のピ
ンホール部でFeとNiの局部電池を形成し、Feが溶
解するため鋼板に孔食が発生する。しかし、Ni−Fe
合金あるいはNi−P合金メッキ層の場合は、電位がN
i金属に比べてベーシック(卑)なので合金層のピンホ
ールが存在しても、地鉄とメッキ層の間で局部電池を形
成して鋼板に孔食が発生する程度は少ない。つまり、N
i−Fe合金あるいはNi−P合金メッキ層のほうがN
iメッキ層に比べて耐食性は向上する。
【0013】更に、塗料密着性に関しては粒状Snが析
出していないNi−Fe合金層あるいはNi−P合金メ
ッキ層にクロメート被膜が生成した部分で良好な密着性
が確保可能である。粒状Sn析出部で良好な塗料密着性
が確保しにくい理由は、塗料焼き付け時に脆弱な酸化錫
が生成し、それが製缶加工等のダメージにより破壊され
塗膜剥離の原因になるからである。Ni−Fe合金層あ
るいはNi−P合金メッキ層ではそのような脆弱な酸化
膜は生成せず良好な塗料密着性を確保することができ
る。このNi−Fe合金層あるいはNi−P合金メッキ
量については、適正メッキ量として150〜2500m
g/m2に規制される。Ni−Fe合金層あるいはNi
−P合金メッキ量が150mg/m2未満では、メッキ
層のピンホールが多く良好な耐食性を確保することがで
きなく、良好な耐熱性も確保することができない。ま
た、それらのメッキ量が2500mg/m2を越えると
メッキ層のピンホールが減少することによる耐食性およ
び耐熱性の向上効果が飽和すると共に経済的なディメリ
ットが発生する。
【0014】合金組成に関しては、特に規制するもので
はないが以下の範囲が好ましい範囲である。Ni−Fe
合金層では合金層中のFe%は重量%で10〜80%が
好ましい。Fe%が10%未満では、電位的にNiメッ
キ層と変わらないためピンホール部から孔食の懸念があ
る。また、Fe%が80%を越えるとNi金属の効果が
失なわれ耐食性が劣化する傾向にある。従って、Ni−
Fe合金層のFe%は10〜80%が好ましい。更に、
Ni−P合金層に関しても、P%は重量%で0.1〜1
0%が好ましい。P%が0.1%未満では、Pの効果が
失われるため電位的にNiメッキ層と変わなくなり、ピ
ンホール部からの孔食が懸念される。一方、P%が10
%を越えると合金層が硬くなり製缶加工によりクラック
が発生しやすくなり耐食性の劣化をもたらす傾向にあ
る。よって、Ni−P合金メッキ層中のP%は、0.1
〜10%が好ましい。
【0015】Ni−Fe合金層を施す方法としては特に
規制しないが、以下の方法が適当である。 (1)通常実施されている硫酸浴、塩化物浴等から合金
メッキする方法。 (2)ワット浴、硫酸浴、塩化物浴等からNiメッキ層
を行い、加熱処理によりNi金属を地鉄中に拡散させN
i−Fe合金層を形成させる方法。 (3)(1)で得られたNi−Fe合金メッキ層を更に
加熱処理をして拡散層を得る方法。 (2)、(3)の方法は、拡散工程と焼純工程を兼ねれ
ばより経済的なメリットが発揮できる。Ni−Pに関し
ても特に規制するものではなく、以下の方法が適当であ
る。 (1)硫酸浴、塩化物浴等から電解でNi−P合金メッ
キする方法。 (2)硫酸浴、塩化物浴等に次亜リン酸ソーダを添加し
無電解でNi−P合金メッキをする方法。
【0016】次に、良好な溶接性を発揮する被膜構成の
作用効果について述べる。溶接性は散りの発生がなく、
十分な溶接強度が得られる適性溶接範囲が広ければ広い
ほど溶接性は良好と評価される。シーム溶接性の向上に
は電極/材料界面および材料/材料界面での接触抵抗の
低減が最も効果がある。その理由は、電極/材料および
材料/材料界面での接触抵抗が高いと溶接時に電流が集
中するため、局部的な発熱が起こり散りが発生する。つ
まり、溶接強度を確保するために溶接電流を増加させて
いった場合、十分な溶接強度が得られる前に局部発熱が
起こった場所で散りが発生するため、適正溶接範囲が存
在しなくなり溶接性は不良と評価される。これに対し、
電極/材料および材料/材料界面の接触抵抗が低い材料
の場合には、電流が集中するために起こる局部的な発熱
が起こりにくく、散りの発生なく十分な溶接強度が得ら
れるため溶接性は良好と評価される。
【0017】このようなシーム溶接性の傾向は、特に溶
接スピードが増加した高速溶接の際に顕著に現れる。つ
まり、従来のワイヤースピードで40〜60m/min
という溶接スピードでは、接触抵抗がそれほど低くなく
ても適正溶接範囲は存在する。しかし、70〜100m
/minと溶接スピードが増加すると単位時間当たりの
溶接入熱量が多くなるため『散り』が発生しやすくな
り、適正溶接範囲は狭くなる。高速溶接時にも広い溶接
範囲を有するためには、接触抵抗のよりいっそうの低減
が必要となってくる。このように電極/材料および材料
/材料界面の接触抵抗を低減させるにはこれまでの公知
技術であるNiメッキ後クロメート処理を施すという被
膜構成のみでは不十分であり、Niメッキ層の上層に錫
メッキ層を粒状で付与することが接触抵抗の低減には非
常に有効であることが判明した。つまり、良好な溶接性
を発揮できる被膜構成としては鋼板表面にまずNi−F
e合金層あるいはNi−P合金メッキ層メッキを施し、
その上に粒状錫メッキを施し、更にクロメート被膜を設
けるという被膜構成が適正である。
【0018】Ni−FeあるいはNi−P合金メッキ層
の上層に粒状錫メッキ層を設けることにより、接触抵抗
が低減でき良好な溶接性が確保できる理由は以下のよう
に考えられる。 (1)軟質な錫金属がNiメッキ層の下層に存在するこ
とにより、溶接時に極輪から加えられる加圧力により極
輪/材料および材料/材料間での接触面積が広がり、接
触抵抗が大幅に低減できる。 (2)錫金属が低融点のため溶接時の発熱により容易に
溶解し、極輪/材料及び材料/材料間の接触面積を広げ
る効果が大であり、溶接抵抗が減少するため溶接時の局
部的な電流の集中が防げる。
【0019】上記の作用効果を少ない錫メッキ量で得る
ためには錫メッキ層は通常の平滑なメッキ層では困難で
あり、錫メッキ層を粒状にすることが重要である。それ
は、平滑な錫メッキ層では高温短時間塗装焼き付け時に
錫メッキ層が全て合金化するため、軟質低融点のfre
e−Snが残留しなくなり接触抵抗の低減効果が発揮で
きなくなる。錫メッキ層の合金化は鋼板と錫メッキ層の
界面で高さ方向に進行するため、粒状錫メッキ層であれ
ば高温短時間焼き付け後においても良好な溶接性を発揮
するfree−Sn残留量を確保可能である。従って、
良好な溶接性を得るために粒状錫メッキ層が施される
が、そのメッキ量は400〜2800mg/m2に規制
される。これは、粒状錫メッキ量が400mg/m2
満では高温短時間焼き付け時に合金化が進行し、fre
e−Sn残留量が十分確保できないため特に単位時間当
たりの入熱量の大きな高速溶接時に良好な溶接性を発揮
できない。
【0020】また、粒状錫メッキ量が2800mg/m
2を越えると、free−Sn残留効果が飽和すると共
に、低融点のfree−Snが多く残留し過ぎるため、
後述するように上層にNiメッキ層を設けても錫の融点
を越える温度まで達する高温焼き付けを行うと、錫金属
が熔融し耐食性が顕著に劣化する。つまり、高温焼き付
けに耐え得る耐熱性が確保できなくなる。更に、粒状錫
メッキのサイズは粒経0.2〜12.0μに規制され
る。これは、粒径が0.2μ未満では高温短時間焼き付
けにより、高さ方向への合金化の進行によりfree−
Snが残留しなくなり、良好な溶接性が確保できなくな
る。また、その粒径が12.0μを越えると溶接性向上
効果が飽和し経済的メリットがなくなると共に、耐熱性
が劣化するため高温焼き付けにより、錫金属が熔融し塗
装後耐食性が劣化するからである。このように、良好な
溶接性と耐熱性を両立させ得る粒状錫メッキ層の適正か
つ経済的なメッキ量とその粒径は400〜2800mg
/m2および0.2〜12.0μである。鋼板上に粒状
錫メッキ層を施す方法は特に規制しないが、以下のよう
な方法が好ましい。Sn2+イオンの希薄な酸性水溶液中
で低電流密度により錫メッキを行えば、鋼板上に粒状錫
メッキ層が形成可能である。例えば、Sn2+イオン量は
1〜400g/lの酸性溶液中で0.1〜30A/dm
2の電流密度で錫メッキを行うことが好ましい。
【0021】さらに、このような被覆層を有したメッキ
鋼板に、塗料密着性、塗装耐食性の向上からクロメート
処理を施す。クロメート被膜は缶内面に対しては缶内容
物が塗膜を通過して塗膜下で腐食が進行するアンダーカ
ッティングコロージョンの防止、缶外面に対しては貯蔵
時に塗膜下で発生する糸状錆いわゆるフィリフォームコ
ロージョンなどの耐錆性の向上に非常に効果がある。こ
のようなクロメート被膜が形成されていることにより、
長時間にわたり塗膜の密着性が劣化せず、良好な耐食
性、耐錆性が保持される。また、クロメート被膜は硫黄
化合物を含む食品、例えば魚肉畜産物などの場合に見ら
れる鋼板の表面の黒変即ち硫化黒変を防止する効果が大
きい。このように、クロメート被膜は特に塗装されて用
いられる場合には性能向上に効果が大きいが、溶接性に
対してはマイナス要因である。ここで言うクロメート被
膜とは水和酸化クロム単一の被膜即ち本来のクロメート
被膜と、いま一つは下層に金属クロム層、上層に水和酸
化クロム層の二層よりなる被膜の二つの場合を指してい
る。水和酸化クロム被膜は電気的に絶縁体のため電気抵
抗が非常に高く、金属クロムも融点が高くかつ電気抵抗
も高いので、両者とも溶接性を劣化せしめるマイナス要
因である。
【0022】そのため、良好な塗装性能と実用的に溶接
性を劣化せしめない適正なクロム付着量が非常に重要と
なる。本発明においてはクロム付着量は金属クロム換算
で片面当たり1〜50mg/m2が選定される。即ち、
クロム付着量が1mg/m2未満では、塗料密着性の向
上、アンダーカッティングコロージョンなどの塗膜下腐
食の防止に効果が得られないので、1mg/m2以上の
クロム付着量が望ましい。一方、50mg/m2を越え
ると接触抵抗が著しく増加し、局部的な発熱による散り
が発生し易くなり溶接性が劣化する。そのため、クロム
付着量は50mg/m2以下に規制される。クロメート
処理は各種のクロム酸のナトリウム塩、カリウム塩、ア
ンモニウム塩の水溶液による浸漬処理、スプレイ処理、
電解処理などいずれの方法で行っても良いが、特に陰極
電解処理が優れている。とりわけ、クロム酸にSO4 2-
イオン、F-イオン(錯イオンを含む)あるいはそれらの
混合物を添加した水溶液中での陰極電解処理が最も優れ
ている。クロム酸の濃度は特に規制しないが、20〜2
00g/lの範囲で充分である。
【0023】添加するアニオンの量はCr6+の1/30
0〜1/25好ましくは1/200〜1/50の時、最
良のクロメート被膜が得られる。アニオンの量がCr6+
の1/300以下では均質かつ均一で塗装性能に大きく
影響する良質のクロメート被膜が得られない。また、1
/25以上では、生成するクロメート被膜中に取り込ま
れるアニオンの量が多くなり、塗装性能特に塗料二次密
着性が劣化する。添加されるアニオンは硫酸、硫酸クロ
ム、弗化アンモン、弗化ソーダの化合物などの形態でク
ロム酸浴中へ添加される。浴温は特に規制するものでは
ないが、30〜70℃の範囲が作業性の点から適切な温
度範囲である。陰極電解電流密度は5〜100A/dm
2の範囲で充分である。処理時間は、前記処理条件の任
意の組み合わせにおいて、クロム付着量が前記に示した
1〜50mg/m2の範囲に入るように設定する。
【0024】そして、上記付着量の範囲において二層型
クロメート皮膜における金属クロム層と水和酸化クロム
層の比は特に規制しないが0.6≦水和酸化クロム/金
属クロム≦3の範囲が好ましい。即ち、金属クロムに対
して水和酸化クロムの量が少ない場合、金属クロム層上
の水和酸化クロム層の均一被覆性が劣るため塗料密着性
が劣化する傾向にある。一方、金属クロム層に比べ水和
酸化クロム層が多い場合、水和酸化クロム層中に含有さ
れるアニオンおよびCr6+イオンが多くなり、塗装後高
温環境にさらされた場合にこれらイオンの溶出が起こ
り、塗膜下で微小膨れ(いわゆるブリスター)が発錆し
易くなるので好ましくない。従って、水和酸化クロムと
金属クロムの構成比率を上記のごとく0.6〜3の範囲
に設定するのが好ましい。
【0025】以下に本発明の実施例について述べ、その
結果を表1に示す。冷間圧延もしくは焼純後の2回圧延
により、所定の板厚に調整したメッキ原板を5%苛性ソ
ーダー中で電解脱脂し水洗後10%硫酸中で電解酸洗
し、表面活性後表面処理を行った。まず、(1)−
(A)〜(D)に示す条件でNi−Fe合金層あるいは
Ni−P合金メッキ層を形成させた。この際、Ni−F
e拡散合金層を形成させる場合は、冷間圧延材を使用し
拡散処理工程と焼純処理工程を兼ねた。次に(2)に示
す条件で粒状錫メッキを施し、引き続き(3)−(A)
〜(C)に示す処理浴でクロメート被膜を生成させたも
のを作成した。
【0026】 (1)Ni−Fe合金層あるいはNi−P合金メッキ条件 (A)Ni−Fe合金メッキ メッキ浴組成 NiSO4・6H2O 75g/l NiCl2・6H2O 140g/l FeSO4・7H2O 30〜150g/l (合金組成に応じて調整) H3BO3 30g/l メッキ浴温 50℃ 電流密度 20A/dm2(電解時間はメッキ量に応じて調整)
【0027】 (B)Ni−Fe拡散合金層 Niメッキ条件 メッキ浴組成 NiSO4・6H2O 70g/l NiCl2・6H2O 160g/l H3BO3 30g/l メッキ浴温 50℃ 電流密度 20A/dm2(電解時間はメッキ量に応じて調整) 加熱処理 500℃〜800℃の温度で10〜40秒の熱処理を拡
散程度に応じて実施した。
【0028】 (C)Ni−P合金メッキ(電解処理) メッキ浴組成 NiSO4・6H2O 60g/l NiCl2・6H2O 120g/l 亜リン酸 20〜100g/l (合金組成に応じ調整) H3BO3 30g/l メッキ浴温 常温〜70℃ 電流密度 20A/dm2(電解時間はメッキ量に応じて調整)
【0029】 (D)Ni−P合金メッキ(無電解処理) メッキ浴組成 NiSO4・6H2O 60g/l NiCl2・6H2O 120g/l 次亜リン酸ソーダ 20〜100g/l (合金組成に応じ調整) H3BO3 30g/l メッキ浴温 常温〜80℃ 浸漬時間 5〜60秒(浸漬時間はメッキ量に応じて調整)
【0030】 (2)粒状錫メッキ処理 メッキ浴組成 SnSO4 10〜30g/l H2SO4 60g/l メッキ浴温 60℃ 電流密度 0.1〜30A/dm2 (電解時間はSnメッキ量に応じて調整) 錫メッキの粒径はSnSO4量および電流密度により調整
【0031】 (3)クロメート処理浴 (A) CrO3 100g/l SO4 2- 0.6g/l (B) Na2Cr27 24g/l pH 4.5 (C) CrO3 80g/l SO4 2- 0.05g/l Na2SiF6 2.5g/l NH4F 0.5g/l
【0032】上記処理材について、以下に示す(A)〜
(G)の項目について実施しその性能を評価した。 (A)接触抵抗の測定 シーム溶接性に大きな影響を与える接触抵抗値をCF型
電極のスポット溶接機を用いて測定した。測定用試験片
は、高温短時間での塗装焼き付けを想定して310℃ま
で20secで昇温する条件でbakingを行った。
CF型電極を用いた静抵抗測定方法を以下に示す。用い
た電極はクロム銅製で先端径4.5mmφのものであ
る。試験片2枚を電極間に配置し、エアーシリンダーに
より200kgfに加圧した状態で電極間に1Aの定電
流を通電し、その時の電極/電極間、電極/鋼板間、鋼
板/鋼板間の電圧降下をナノボルトメーターで測定する
ことで、冷間での静抵抗を求めた。
【0033】(B)シーム溶接性 試験片は、高温短時間での塗装続き付けを想定して32
0℃まで23secで昇温する条件でbakingを行
い、次の溶接条件でシーム溶接性を評価した。ラップ代
0.5mm、加圧力45Kgf、溶接ワイヤースピード
80m/minの条件で、電流を変更して溶接を実施
し、十分な溶接強度が得られる最小電流値と『散り』な
どの溶接欠陥が目立ち始める最大電流値からなる適正電
流範囲の広さ、および溶接欠陥の発生状況から総合的に
判断して評価した。
【0034】(C)碁盤目テスト 試験片の缶内面に相当する面にエポキシフェノール系塗
料を55mg/dm2塗布し、更に缶外面に相当する面
にクリヤーラッカーを40mg/dm2塗布し、290
℃まで15secで昇温する焼き付け条件で乾燥硬化し
た。引き続き、各々の面に1mm間隔でスクラッチを入
れ、計100個の碁盤目を作成し速やかにテープ剥離
し、その剥離状況を評価した。
【0035】(D)UCC(アンダーカッティングコロ
ージョン)評価テスト 缶内面に相当する面の塗装後耐食性を評価するため、缶
内面側に相当する面に缶用エポキシフェノール(フェノ
ールリッチ)塗料を片面当たり50mg/dm 2塗布
し、310℃まで18secで昇温する条件で焼き付け
を行った。その後塗装板の鉄面に達するようにスクラッ
チを入れ、1.5%クエン酸〜1.5%食塩の混合液で
ある試験液中に大気開放下で55℃×4日間浸漬した。
試験終了後、速やかにスクラッチ部および平面部をテー
プ剥離して、スクラッチ部近傍の塗膜下腐食状況、スク
ラッチ部のピッティング状況および平面部の塗膜剥離状
況を判定して総合的に評価した。
【0036】(E)耐硫化黒変性テスト 缶内面側に相当する面に(E)と同様の塗装を行い、1
t曲げを施した試験片を市販の鯖水煮を均一化したもの
の中に入れ、115℃×90minのレトルト処理を行
った。試験後、曲げ加工部および平面部の硫化黒変状況
を評価した。 (F)フィリフォームコロージョンテスト 缶外面側に相当する面の糸状錆び性を評価するため、ク
リヤーラッカーを40mg/dm2塗布し、280℃ま
で17secで昇温する焼き付け条件で乾燥硬化した。
引き続き、ナイフで鉄面に達するスクラッチを入れ、3
5℃で5%の塩水噴霧を1時間施し、速やかに水洗乾燥
後25℃で相対湿度85%で2週間放置し、糸状錆び性
を評価した。
【0037】(G)実缶テスト 試験片の缶内面側に相当する面にエポキシフェノール系
塗料を55mg/dm 2散布し、更に缶外面に相当する
面にクリヤーラッカーを40mg/dm2塗布した後、
320℃まで22secで昇温する焼き付け条件で乾燥
硬化した。引き続き、シーム溶接機を用いて、缶胴を製
作し溶接部をエポキシ系樹脂で補修を行い、オレンジュ
ースとコーラを充填後#25ブリキ製の缶蓋を巻き絞
め、38℃で12ヶ月保管した。試験終了後、内容物を
取り出し鉄溶出量および缶内面側(平坦部と溶接部)の
腐食状況を観察評価した。 これらの結果を表に纏めて示すように、本発明が限定す
る範囲の溶接缶用材料は、本発明の範囲から逸脱したN
i系合金メッキ量、Snメッキの粒径とそのメッキの量
の比較材料に較べ、溶接性、塗装後の耐食性など溶接缶
用材に要求される特性が安定して得られている。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によって高速
シーム溶接性、耐食性、耐熱性および塗料密着性に優れ
た溶接缶用材料を得ることが出来た。
フロントページの続き (72)発明者 片山 俊則 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板表面に片面当たり、150〜250
    0mg/m2のNi−Fe合金メッキ層あるいはNi−
    P合金メッキ層を有し、その上に粒径0.2〜12.0
    μのSnメッキ粒子を400/2800mg/m2で点
    在したSnメッキ層、更にその上にクロム換算で1〜5
    0mg/m2のクロメート被膜を形成されたことを特徴
    とする高速シーム溶接性、耐食性、耐熱性および塗料密
    着性に優れた溶接缶用材料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103014681A (zh) * 2012-12-12 2013-04-03 西安科技大学 一种Ni-P合金梯度涂层的制备方法
CN104123988A (zh) * 2014-08-14 2014-10-29 国家电网公司 一种具有良好抗疲劳性能的钢芯铝绞线
CN110846643A (zh) * 2019-11-22 2020-02-28 中国电子科技集团公司第五十八研究所 一种增强平行缝焊封装盐雾可靠性的方法

Cited By (4)

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CN103014681A (zh) * 2012-12-12 2013-04-03 西安科技大学 一种Ni-P合金梯度涂层的制备方法
CN103014681B (zh) * 2012-12-12 2014-08-13 西安科技大学 一种Ni-P合金梯度涂层的制备方法
CN104123988A (zh) * 2014-08-14 2014-10-29 国家电网公司 一种具有良好抗疲劳性能的钢芯铝绞线
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