JPH0662584U - ケース開閉蓋ロック機構 - Google Patents

ケース開閉蓋ロック機構

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JPH0662584U
JPH0662584U JP1038593U JP1038593U JPH0662584U JP H0662584 U JPH0662584 U JP H0662584U JP 1038593 U JP1038593 U JP 1038593U JP 1038593 U JP1038593 U JP 1038593U JP H0662584 U JPH0662584 U JP H0662584U
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JP
Japan
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lock member
opening
case
engaging claw
spring
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JP1038593U
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JP2584223Y2 (ja
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敦士 中本
逸夫 児島
隆司 三宅
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Furuno Electric Co Ltd
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Furuno Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 一方を開いている間は他方の蓋が誤っても開
くことのない安全なケース開閉蓋ロック機構を提供す
る。 【構成】 隣接して開設した二つの開口を閉じる開閉蓋
2、2の互いに対向する辺2A、2Bに係合用爪片3
A、3Bを突設し、二つの開口間のケース内面4には、
バネ5Aにより開閉蓋2の一方の係合用爪片2Aに係合
する方向に弾撥付勢した第一のロック部材6Aを摺動可
能に取り付ける。ケース内面4には第一のロック部材6
Aのストッパ7Aを前記バネ5Aの弾撥付勢方向の端に
突設し、開閉蓋2の他方の係合用爪片3Bに係合する第
二のロック部材6Bを第一のロック部材6A上に摺動可
能に取り付け、かつ第二のロック部材6Bを他方の係合
用爪片3Bに係合する方向に弾撥付勢するバネ5Bを第
一のロック部材6Aと第二のロック部材6Bとの間に設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ケース開閉蓋ロック機構に関し、詳しくはハンディターミナル、 ハンディプリンタ、ノートパソコンなどの小型電子機器類のケースに設けられる 二つ以上の開閉蓋のロック機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハンディターミナル、ハンディプリンタ、ノートパソコンなどの小型電子機器 類のケースには、通常バッテリ収納部、フロッピディスク収納部、さらにはプリ ンタ用巻紙の収納部などが設けられ、通常の使用状態においては上記収納部の開 口を蓋閉めした状態で使用される。 また、これらの収納物は機器の機能上不可欠であり、作動中にこれらの一つが 脱落すると直ちに機能不良となるものばかりであるので、収納物が不用意に脱落 せぬようこれら収納部の蓋には、ロック機構が設けられるのが普通である。
【0003】
【従来技術の問題点】
ところで、これら開閉蓋のロック機構としては、例えば図5に示すように窓孔 Aを有するロック部材BをケースC内面に摺動可能に取付け、バネDによって係 合方向に付勢し、この窓孔Aに蓋Eの爪Fを挿入して係合させるものなどが一般 に使用されるが、従来ではこのロック機構を蓋E毎に対応させて設けていたため 蓋Eが複数にわたる場合、ケース内面にはこれらロック機構の数に応じたスペー スを要し、装置の小型化を難しくする原因となっていた。
【0004】 また、機器類の操作者にとっては、狭い範囲に近接して設けられた数種の蓋の 開閉を行う際、どのロック機構が目的の蓋に対応するかにわかに判断できず、プ リンタ用巻紙を交換するつもりでバッテリケースの蓋を開け、バッテリを落とし て折角の入力データを消去してしまったり、あるいはフロッピケースの蓋を錯誤 により開けてしまい、入力したデータを破壊あるいは消去する事故となる問題が あった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記問題点に鑑み、二つの開口が隣接しそのそれぞれに開閉蓋が設 けられているケースにおいて、そのロック機構が一つで済み、取付けスペースが 著しく省略できると共に、二つの蓋の開閉が選択的に行え一方が開の時は他方が 必ず閉となり、一方を開いている間は他方の蓋が誤っても開くことのない安全な ケース開閉蓋ロック機構を提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、この考案のケース開閉蓋ロック機構は、隣接して開設された二つの開口 を閉じる開閉蓋2、2の互いに対向する辺2A、2Bに係合用爪片3A、3Bが 突設され、二つの開口間のケース内面4には、バネ5Aにより開閉蓋2の一方の 係合用爪片2Aに係合する方向に弾撥付勢された第一のロック部材6Aが摺動可 能に取り付けられ、かつケース内面4には第一のロック部材6Aのストッパ7A が前記バネ5Aの弾撥付勢方向の端に突設され、開閉蓋2の他方の係合用爪片3 Bに係合する第二のロック部材6Bが第一のロック部材6A上に摺動可能に取り 付けられ、かつ第二のロック部材6Bを他方の係合用爪片3Bに係合する方向に 弾撥付勢するバネ5Bが第一のロック部材6Aと第二のロック部材6Bとの間に 設けられ、かつ前記第一のロック部材6A内面には第二のロック部材6Bのスト ッパ7Bがバネ5Bの弾撥付勢方向端に突設され、さらに第二のロック部材6B と係合する係合用爪片3Bには、第一のロック部材6Aの摺動移動Sを許容する 深さの係合溝3Cが設けられ、前記第二のロック部材6Bにケース外方へ突出す る操作つまみが8設けられて構成されたことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】
次にこの考案の実施例を説明する。 図1はこの考案の実施例の裏面図、図2は図1のZ−Z線断面図、図3は第一 のロック機構の解除状態を示す裏面図、図4は第二のロック機構の解除状態を示 す裏面図である。
【0008】 この考案のケース開閉蓋ロック機構1は、隣接して開設された二つの開口を閉 じる開閉蓋2、2の互いに対向する辺2A、2Bに係合用爪片3A、3Bが突設 され、二つの開口間のケース内面4には、引張バネ5Aにより開閉蓋2の一方の 係合用爪片2Aに係合する方向に弾撥付勢された第一のロック部材6Aが摺動可 能に取り付けられ、かつケース内面4には第一のロック部材6Aのストッパ7A がバネの弾撥付勢方向(矢印X方向)の端に突設されている。
【0009】 一方、開閉蓋2の他方の係合用爪片3Bに係合する第二のロック部材6Bが第 一のロック部材6A上に摺動可能に取り付けられ、かつ第二のロック部材6Bを 他方の係合用爪片3Bに係合する方向に弾撥付勢する引張バネ5Bが第一のロッ ク部材6Aと第二のロック部材6Bとの間に設けられ、かつ前記第一のロック部 材6A内面には第二のロック部材6Bのストッパ7Bが引張バネ5Bの弾撥付勢 方向(矢印Y方向)の端に突設され、さらに第二のロック部材6Bと係合する係 合用爪片3Bには、第一のロック部材6Aの摺動移動距離Sを許容する深さの係 合溝3Cが設けられている。
【0010】 そして、第二のロック部材6Bにはケース外方へ突出する操作つまみが8設け られて構構成されている。 上記実施例において、第一及び第二のロック部材6A、6Bはいずれも係合用 爪片3A、3Bに係合させる板状端縁6A’、6B’とされ、鏃状をなす係合用 爪片3A、3Bのくびれ部分3A’、3B’に先端を突入させて係合する構成と される。なお、図1中9はケース内面4に設けられた第二のロック部材6B用の 摺動ガイドを示す。
【0011】
【作用】
この考案のケース開閉蓋ロック機構1は、図3に示すように、ケース外方に突 出した操作つまみ8を支持して第一のロック部材6Aを引張バネ5Aに抗して移 動させる方向に力を加えると、この力は第二のロック部材6Bからストッパ7B を介して第一のロック部材6Aに伝えられ、第一のロック部材6Aが摺動移動し て一方の係合用爪片3Aとの係合を解き、この側の蓋2の開閉が自由となる。
【0012】 このとき、第二のロック部材6Bは、他方の係合用爪片3Bの溝3C内を奥方 へ向かって移動するだけであるので、他方の係合用爪片3Bとの係合は維持され この側の蓋2は開くことがない。
【0013】 次に図4に示すように、第二のロック部材6Bを引張バネ5Bに抗して移動さ せると第一のロック部材6Aはストッパ7で止められているため、第二のロック 部材のみが引張バネ5Bに抗して第一のロック部材6A上で摺動移動し、これと 係合する爪片3Bとの係合を解き、この側の蓋2の開閉が自由となる。
【0014】 このときは、第一のロック部材6Aは全く移動しないので、係合用爪片3Aと の係合は維持されたままであり、この側の蓋2が開くことはない。 なお、実際の使用に際しては、ケース外面に操作つまみ8の移動方向とそれに よって開閉される蓋の種類が表示される。
【0015】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように、ただ一種の操作つまみ8だけで二種類の蓋2 、2の開閉ロックが可能となり、蓋ごとにロック機構を対応させて設ける場合に 較べ取付けスペースが省略されケースの小型化に寄与すると同時に、一方の蓋を 開閉している時は、必ず他方の蓋のロックは維持されたままであるので、両方の 蓋が誤って開いてしまうことが無く、例えばバッテリケースとフロッピケースが 隣接しているときなど、一方を交換するとき他方の脱落事故が完全に防止でき安 全であるといった利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の裏面図である。
【図2】図1のZ−Z線断面図である。
【図3】第一のロック部材6Aの解除状態を示す裏面図
である。
【図4】第二のロック部材6Bの解除状態を示す裏面図
である。
【図5】従来例の要部斜視図である。
【符号の説明】
1…ケース開閉蓋ロック機構 2…開閉蓋 2A、2B…互いに対向する辺 3A、3B…係合用爪片 3C…係合溝 4…二つの開口間のケース内面 5A、5B…バネ 6A…第一のロック部材 6B…第二のロック部材 7A、7B…ストッパ 8…操作つまみ S…第一のロック部材6Aの摺動移動距離

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接して開設された二つの開口を閉じる
    開閉蓋2、2の互いに対向する辺2A、2Bに係合用爪
    片3A、3Bが突設され、二つの開口間のケース内面4
    には、バネ5Aにより開閉蓋2の一方の係合用爪片2A
    に係合する方向に弾撥付勢された第一のロック部材6A
    が摺動可能に取り付けられ、かつケース内面4には第一
    のロック部材6Aのストッパ7Aが前記バネ5Aの弾撥
    付勢方向端に突設され、開閉蓋2の他方の係合用爪片3
    Bに係合する第二のロック部材6Bが第一のロック部材
    6A上に摺動可能に取り付けられ、かつ第二のロック部
    材6Bを他方の係合用爪片3Bに係合する方向に弾撥付
    勢するバネ5Bが第一のロック部材6Aと第二のロック
    部材6Bとの間に設けられ、かつ前記第一のロック部材
    6A内面には第二のロック部材6Bのストッパ7Bがバ
    ネ5Bの弾撥付勢方向端に突設され、さらに第二のロッ
    ク部材6Bと係合する係合用爪片3Bには、第一のロッ
    ク部材6Aの摺動移動Sを許容する深さの係合溝3Cが
    設けられ、前記第二のロック部材6Bにケース外方へ突
    出する操作つまみが8設けられて構成されたことを特徴
    とするケース開閉蓋ロック機構。
JP1038593U 1993-02-15 1993-02-15 ケース開閉蓋ロック機構 Expired - Fee Related JP2584223Y2 (ja)

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JPH0662584U true JPH0662584U (ja) 1994-09-02
JP2584223Y2 JP2584223Y2 (ja) 1998-10-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998030074A1 (fr) * 1996-12-26 1998-07-09 Sony Corporation Dispositif electronique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998030074A1 (fr) * 1996-12-26 1998-07-09 Sony Corporation Dispositif electronique

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