JPH0662528A - 雷断線防止装置 - Google Patents

雷断線防止装置

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Publication number
JPH0662528A
JPH0662528A JP4066795A JP6679592A JPH0662528A JP H0662528 A JPH0662528 A JP H0662528A JP 4066795 A JP4066795 A JP 4066795A JP 6679592 A JP6679592 A JP 6679592A JP H0662528 A JPH0662528 A JP H0662528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
lightning
lightning disconnection
utility pole
prevention device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4066795A
Other languages
English (en)
Inventor
Chihiro Ishibashi
千尋 石橋
Masato Imai
正人 今井
Susumu Matsuoka
進 松岡
Toshikatsu Iwai
利勝 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Chuo Seisakusho KK
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Chuo Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd, Chuo Seisakusho KK filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP4066795A priority Critical patent/JPH0662528A/ja
Publication of JPH0662528A publication Critical patent/JPH0662528A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電柱に配設された各電線に接続されるスイッチ
機能を有する複数の半導体バルブをケース内に収容して
なり、電柱に支持される雷断線防止装置において、冠雪
量を低減して電柱に対する支持強度を小さくできるよう
にする。 【構成】上記した形式の雷断線防止装置において、各半
導体バルブ13a〜13cをケース11内に上下方向に
所定間隔を保持して配設して、ケース11上の平面積を
小さくして、冠雪量を少なくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電柱に配設された各電
線に接続されるスイッチ機能を有する複数の半導体バル
ブをケース内に収容してなり、前記電柱に支持される雷
断線防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種形式の雷断線防止装置において
は、各電線がケースに装着したブッシングを介して同ケ
ース内に取り込まれて各半導体バルブに接続されるもの
で、各半導体バルブとケース間、および各半導体バルブ
間を絶縁する必要上これらの間に絶縁性支持部材により
所定間隔を保持して配設される。図5および図6には従
来の雷断線防止装置における半導体バルフの配設状態が
示されており、当該雷断線防止装置においては各電線を
ケース1に絶縁的に支持するブッシング2a〜2cが電
柱における各電線の配設状態に対応して水平状に並列配
設されているとともに、これらのブッシング2a〜2c
に対応して各半導体バルブ3a〜3cが多数の支持碍子
4を介して水平状に並列配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種形式
の雷断線防止装置は電柱に沿って支持されるものである
ことから、特に積雪の多い地方の電柱に設置する場合に
はケース1上への冠雪に対する配慮が必要になり、冠雪
に十分に耐える支持強度が必要になる。しかしながら、
従来の雷断線防止装置においては半導体バルブ3a〜3
cが水平状に並列配設されているため、ケース1上の平
面積が大きくなってかなりの支持強度を要求されること
になる。また、ケース1はケース本体1aと蓋体1bと
により構成されているとともに、ケース1内に水分の侵
入を防止するためにケース1内を所定の気圧に保持する
必要があり、ケース1の平面積が大きくなると気密性を
保持のためにはケース本体1aおよび蓋体1bの肉厚を
厚くして強度を高めなければならない。このため、ケー
ス1の重量が大きくなって、この点においても電柱に対
する支持強度を大きくしなければならない。従って、本
発明の目的は、これらの問題を解決することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は雷断線防止装置
に関するもので、電柱に配設された各電線に接続される
スイッチ機能を有する複数の半導体バルブをケース内に
収容してなり、前記電柱に支持される雷断線防止装置に
おいて、前記各半導体バルブを前記ケース内に上下方向
に所定間隔を保持して配設したことを特徴とするもので
ある。
【0005】
【発明の作用・効果】かかる構成の雷断線防止装置にお
いては、従来の装置に比較して縦長になるがケース上の
平面積は小さくなり、冠雪量が従来に比較して少なくて
電柱に対する支持強度を小さくすることが可能となり、
支持金具を小型かつ簡単にすることができる。また、装
置が縦長になって蓋体の面積が小さくなるため、ケース
の内圧に対する強度が小さくてよく、このためケースの
重量を小さくし得て電柱に対する支持強度を一層小さく
することができる。さらにまた、装置が縦長であること
から電柱に設置した場合には装置が電柱に沿って配設さ
れて水平方向への出っぱりが少なく、電柱の外観を向上
させることが可能である。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明するに、図1および図2には本発明に係る雷断線防止
装置を電柱に設置した状態が示されている。当該雷断線
防止装置10は上下一対の支持金具21,22により電
柱23に支持されて、各電線31a,32a,33aお
よび開閉器24の下方に位置している。各電線31a〜
33aに接続された各リード線31b,32b,33b
は開閉器24内のスイッチ類に接続され、かつ各スイッ
チ類に接続されたリード線31c,32c,33cが開
閉器24から導出されている。これら各リード線31c
〜33cは雷断線防止装置10のケース11におけるケ
ース本体11aに配設された各ブッシング12a,12
b,12cを介してケース11内へ導入されている。
【0007】雷断線防止装置10は図3および図4に示
すように、ケース11内に3つのサイリスタバルブ13
a,13b,13cと低圧回路部14を収容してなるも
ので、ケース11はケース本体11aと同ケース本体1
1aを覆蓋する蓋体11bにて構成されている。ケース
本体11a内においては、底部に低圧回路部14が固定
して配設されており、低圧回路部14の上方に3つのサ
イリスタバルブ13a〜13cが層状に配設されてい
る。各サイリスタバルブ13a〜13cにおいて、W層
である第1サイリスタバルブ13aは低圧回路部14上
に4個の碍子15aにより所定間隔を保持して支持され
ており、V層である第2サイリスタバルブ13bは第1
サイリスタバルブ13a上に4個の碍子15bにより所
定間隔を保持して支持されており、かつU層である第3
サイリスタバルブ13cは第2サイリスタバルブ13b
上に4個の碍子15cにより所定間隔を保持して支持さ
れている。
【0008】一方、ケース本体11aの側部には3個の
ブッシング12a,12b,12cが貫通して支持され
ている。各ブッシング12a〜12cは各リード線31
c〜33cを支持してケース本体11a内に導入するも
ので、各リード線31c〜33cは導入されて各サイリ
スタバルブ13a〜13cに接続されている。かかる状
態のケース本体11aは蓋体11bにより覆蓋されてお
り、蓋体11bは4個の碍子15dを介してケース本体
11aの上端開口部に気密的に取付けられている。な
お、ケース11内は所定の気圧に調整されているととも
に、各サイリスタバルブ13a〜13cはY結線されて
おり、また低圧回路部14には電線に配設した光電流セ
ンサ16が接続されている。
【0009】かかる構成の雷断線防止装置10において
は、各電線31a〜33aに異常に高い高圧電流が流れ
るとその瞬間に光電流センサ16がこれを検出して検出
信号を低電圧回路部14に伝達する。これにより、各サ
イリスタバルブ13a〜13cが動作して高圧電流を吸
収して、各電線31a〜33a間の短絡状態の発生を阻
止する。かかる機能は従来の雷断線防止装置と同様であ
る。
【0010】ところで、当該雷断線防止装置10におい
ては各サイリスタバルブ13a〜13cが上下方向に配
設されているため、、従来の装置に比較して縦長になる
がケース11上の平面積、すなわち蓋体11bの平面積
は小さくなり、蓋体11bに対する冠雪量が従来に比較
して少なくて電柱23に対する支持強度を小さくするこ
とが可能となり、支持金具21,22を小型かつ簡単に
することが可できる。また、雷断線防止装置装置10が
縦長になって蓋体11bの面積が小さくなるため、ケー
ス11の内圧に対する強度が小さくてよく、このためケ
ース11の重量を小さくし得て電柱23に対する支持強
度を一層小さくすることができる。さらにまた、雷断線
防止装置10が縦長であることから電柱23に設置した
場合には装置10が電柱23に沿って配設されて水平方
向への出っぱりが少なく、電柱23の外観を向上させる
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る雷断線防止装置の電柱
への設置状態を示す正面図である。
【図2】同雷断線防止装置の電柱への設置状態を示す側
面図である。
【図3】同雷断線防止装置におけるサイリスタバルブの
配設状態を示す縦断面図である。
【図4】同雷断線防止装置におけるサイリスタバルブの
配設状態を示す横断面図である。
【図5】従来の雷断線防止装置におけるサイリスタバル
ブの配設状態を示す図3に対応する縦断面図である。
【図6】同雷断線防止装置におけるサイリスタバルブの
配設状態を示す図4に対応する横断面図である。
【符号の説明】
10…雷断線防止装置、11…ケース、11a…ケース
本体、11b…蓋体、12a,12b,12c…ブッシ
ング、13a,13b,13c…サイリスタバルブ、1
4…低電圧回路部、15a,15b,15c,15d…
碍子、21,22…支持金具、23…電柱、31a,3
2a,33a…電線。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種形式
の雷断線防止装置は電柱に沿って支持されるものである
ことから、特に積雪の多い地方の電柱に設置する場合に
はケース1上への冠雪に対する配慮が必要になり、冠雪
に十分に耐える支持強度が必要になる。しかしながら、
従来の雷断線防止装置においては半導体バルブ3a〜3
cが水平状に並列配設されているため、ケース1上の平
面積が大きくなってかなりの支持強度を要求されること
になる。また、ケース1はケース本体1aと蓋体1bと
により構成されているとともに、ケース1内に水分の侵
入を防止するためにケース1内を密封する必要があり、
ケース1の平面積が大きくなると気密性を保持のために
はケース本体1aおよび蓋体1bの肉厚を厚くして強度
を高めなければならない。このため、ケース1の重量が
大きくなって、この点においても電柱に対する支持強度
を大きくしなければならない。従って、本発明の目的
は、これらの問題を解決することにある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】雷断線防止装置10は図3および図4に示
すように、ケース11内に3つのサイリスタバルブ13
a,13b,13cと低圧回路部14を収容してなるも
ので、ケース11はケース本体11aと同ケース本体1
1aを覆蓋する蓋体11bにて構成されている。ケース
本体11a内においては、底部に低圧回路部14が固定
して配設されており、低圧回路部14の上方に3つのサ
イリスタバルブ13a〜13cが層状に配設されてい
る。各サイリスタバルブ13a〜13cにおいて、W相
である第1サイリスタバルブ13aは低圧回路部14上
に4個の碍子15aにより所定間隔を保持して支持され
ており、V相である第2サイリスタバルブ13bは第1
サイリスタバルブ13a上に4個の碍子15bにより所
定間隔を保持して支持されており、かつU相である第3
サイリスタバルブ13cは第2サイリスタバルブ13b
上に4個の碍子15cにより所定間隔を保持して支持さ
れている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】かかる構成の雷断線防止装置10において
は、各電線31a〜33aに異常に高い高圧電流が流れ
るとその瞬間に光電流センサ16がこれを検出して検出
信号を低電圧回路部14に伝達する。これにより、各サ
イリスタバルブ13a〜13cが動作して三相短絡し、
各電線31a〜33a間の地絡短絡アークを消弧する。
かかる機能は従来の雷断線防止装置と同様である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 進 愛知県名古屋市天白区表山3丁目150番地 (72)発明者 岩井 利勝 岐阜県岐阜市粟野西5丁目339番地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電柱に配設された各電線に接続されるスイ
    ッチ機能を有する複数の半導体バルブをケース内に収容
    してなり、前記電柱に支持される雷断線防止装置におい
    て、前記各半導体バルブを前記ケース内に上下方向に所
    定間隔を保持して配設したことを特徴とする雷断線防止
    装置。
JP4066795A 1992-03-25 1992-03-25 雷断線防止装置 Pending JPH0662528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4066795A JPH0662528A (ja) 1992-03-25 1992-03-25 雷断線防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4066795A JPH0662528A (ja) 1992-03-25 1992-03-25 雷断線防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0662528A true JPH0662528A (ja) 1994-03-04

Family

ID=13326162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4066795A Pending JPH0662528A (ja) 1992-03-25 1992-03-25 雷断線防止装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0662528A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102136715A (zh) * 2011-01-24 2011-07-27 浙江大学 无源式避雷线融冰控制器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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