JPH0625853Y2 - 分電盤の分岐回路しや断器装置 - Google Patents
分電盤の分岐回路しや断器装置Info
- Publication number
- JPH0625853Y2 JPH0625853Y2 JP1985016821U JP1682185U JPH0625853Y2 JP H0625853 Y2 JPH0625853 Y2 JP H0625853Y2 JP 1985016821 U JP1985016821 U JP 1985016821U JP 1682185 U JP1682185 U JP 1682185U JP H0625853 Y2 JPH0625853 Y2 JP H0625853Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- branch circuit
- circuit breaker
- branch
- insulating
- breaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B1/00—Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
- H02B1/015—Boards, panels, desks; Parts thereof or accessories therefor
- H02B1/04—Mounting thereon of switches or of other devices in general, the switch or device having, or being without, casing
- H02B1/056—Mounting on plugboards
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は絶縁取付台上に複数の分岐回路しや断器を並
設した分電盤の分岐回路しや断器装置、特に隣接する分
岐回路しや断器間の絶縁の強化に関する。
設した分電盤の分岐回路しや断器装置、特に隣接する分
岐回路しや断器間の絶縁の強化に関する。
第６図は分電盤の分岐回路しや断器の電気接続図、第７
図は従来の分岐回路しや断器の斜視図、第８図は従来の
分岐回路しや断器装置の部分断面正面図である。図にお
いて、(1)は主回路しや断器、(2)は主回路しや断器(1)
の一側に接続された電源側導体、(3)は主回路しや断器
(1)の他側に接続されたブスバー、(4)はブスバーに接続
された分岐導体、(5)は分岐回路しや断装置、（５１）
はそれぞれ並設された分岐回路しや断器、(L)は負荷で
ある。
図は従来の分岐回路しや断器の斜視図、第８図は従来の
分岐回路しや断器装置の部分断面正面図である。図にお
いて、(1)は主回路しや断器、(2)は主回路しや断器(1)
の一側に接続された電源側導体、(3)は主回路しや断器
(1)の他側に接続されたブスバー、(4)はブスバーに接続
された分岐導体、(5)は分岐回路しや断装置、（５１）
はそれぞれ並設された分岐回路しや断器、(L)は負荷で
ある。
次に第８図について分岐回路しや断装置(5)の構成につ
いて説明する。（５２）は絶縁取付台であつて所定の間
隔を置いて設けられた支持台（５３）を有し、これらの
支持台（５３）の間に分岐導体(4)の端子（４１）が延
入している。一方、各分岐回路しや断器（５１）は分岐
導体の端子（４１）と接続される端子（５１１）を有す
る。しかして、各分岐回路しや断器（５１）は支持台
（５３）上に互いに密接して並置され、端子（５１１）
が分岐導体(4)の端子（４１）に接続される。なお、
（５１２）は分岐回路しや断器（５１）の排気口であ
る。
いて説明する。（５２）は絶縁取付台であつて所定の間
隔を置いて設けられた支持台（５３）を有し、これらの
支持台（５３）の間に分岐導体(4)の端子（４１）が延
入している。一方、各分岐回路しや断器（５１）は分岐
導体の端子（４１）と接続される端子（５１１）を有す
る。しかして、各分岐回路しや断器（５１）は支持台
（５３）上に互いに密接して並置され、端子（５１１）
が分岐導体(4)の端子（４１）に接続される。なお、
（５１２）は分岐回路しや断器（５１）の排気口であ
る。
分岐回路しや断器（５１）はこれを流れる電流が所定値
を越えると動作して負荷(L)への回路をしや断する。か
かるしや断時、アークが生じてその周囲のガスがイオン
化され、このようにイオン化されたガスは排気口（５１
２）から排出され、一部は分岐回路しや断器（５１）の
底部と支持台（５３）との間に侵入する。
を越えると動作して負荷(L)への回路をしや断する。か
かるしや断時、アークが生じてその周囲のガスがイオン
化され、このようにイオン化されたガスは排気口（５１
２）から排出され、一部は分岐回路しや断器（５１）の
底部と支持台（５３）との間に侵入する。
従来の分岐回路しや断装置は前述のように構成されてお
り、イオン化ガスによつて雰囲気の絶縁性能が低下し、
排気口周辺あるいは分岐回路しや断器の底部を通して隣
接する分岐回路しや断器との間に絶縁破壊がしばしば生
じる問題点があった。
り、イオン化ガスによつて雰囲気の絶縁性能が低下し、
排気口周辺あるいは分岐回路しや断器の底部を通して隣
接する分岐回路しや断器との間に絶縁破壊がしばしば生
じる問題点があった。
この考案はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、しや断時にも隣接する分岐回路しや断器との間に絶
縁破壊を起こすことのない、あるいは少なくともその危
険性が軽減された分岐回路しや断装置を提供することを
目的とするものである。
で、しや断時にも隣接する分岐回路しや断器との間に絶
縁破壊を起こすことのない、あるいは少なくともその危
険性が軽減された分岐回路しや断装置を提供することを
目的とするものである。
この考案に係る分岐回路しや断装置は隣接する分岐回路
しや断器の間をしや断すると共に分岐回路しや断器の排
気口より外方に突出する絶縁隔離板を絶縁取付台に設け
ると共に分岐回路しや断器の側面に絶縁隔離板を嵌装す
る凹所を設けたものである。
しや断器の間をしや断すると共に分岐回路しや断器の排
気口より外方に突出する絶縁隔離板を絶縁取付台に設け
ると共に分岐回路しや断器の側面に絶縁隔離板を嵌装す
る凹所を設けたものである。
絶縁隔離板は隣接する分岐回路しや断器の排気口と底部
を電気的に互いに隔離することにより、分岐回路しや断
器の排気口周辺および底部を通しての絶縁破壊を防止
し、あるいは少なくとも絶縁破壊の危険性を低減させ
る。
を電気的に互いに隔離することにより、分岐回路しや断
器の排気口周辺および底部を通しての絶縁破壊を防止
し、あるいは少なくとも絶縁破壊の危険性を低減させ
る。
第１図はこの考案の一実施例を示す断面正面図、第２図
が第１図の実施例における分岐回路しや断器の斜視図で
あり、図において、(6)は絶縁取付台（５２）の支持台
（５３）に一体的に形成した絶縁隔離板であり、左右対
称の台形をなしている。分岐回路しや断器の側面（５１
３）には絶縁隔離板(6)の厚さのほぼ半分の深さを有し
かつ絶縁隔離板(6)の長さ方向の半分を嵌装収容する大
きさおよび形状の凹所（５１４）が形成されている。し
かして絶縁隔離板(6)に凹所（５１４）を合致させて分
岐回路しや断器（５１）を第１図および第２図に示すよ
うに組立てた時に絶縁隔離板(6)の残り半分は排気口
（５１２）より外方に突出することになる。
が第１図の実施例における分岐回路しや断器の斜視図で
あり、図において、(6)は絶縁取付台（５２）の支持台
（５３）に一体的に形成した絶縁隔離板であり、左右対
称の台形をなしている。分岐回路しや断器の側面（５１
３）には絶縁隔離板(6)の厚さのほぼ半分の深さを有し
かつ絶縁隔離板(6)の長さ方向の半分を嵌装収容する大
きさおよび形状の凹所（５１４）が形成されている。し
かして絶縁隔離板(6)に凹所（５１４）を合致させて分
岐回路しや断器（５１）を第１図および第２図に示すよ
うに組立てた時に絶縁隔離板(6)の残り半分は排気口
（５１２）より外方に突出することになる。
このように分岐回路しや断器（５１）を組立てた時に
は、隣接する分岐回路しや断器（５１）の排気口は絶縁
隔離板(6)の外方突出部によつて隔離され、排気口（５
１２）周辺を通しての絶縁破壊は防止されあるいは少な
くともその危険性は大幅に低減する。また、分岐回路し
や断器（５１）の底部と支持台（５３）との間を通して
の絶縁破壊も絶縁隔離板(6)が支持台（５３）に一体的
に形成されているため有効に防止される。分岐回路しや
断器（５１）の底部と支持台（５３）との間を通しての
絶縁破壊を有効に防止しあるいはその危険性を大幅に低
減させるには、第３図に示すように絶縁隔離板(6)の下
縁（６１）の奥行、即ち凹所（５１４）に嵌まる長さ
（）は絶縁破壊を生じやすい分岐導体(4)の端子（４
１）を越えて延びるようにするのが良い。
は、隣接する分岐回路しや断器（５１）の排気口は絶縁
隔離板(6)の外方突出部によつて隔離され、排気口（５
１２）周辺を通しての絶縁破壊は防止されあるいは少な
くともその危険性は大幅に低減する。また、分岐回路し
や断器（５１）の底部と支持台（５３）との間を通して
の絶縁破壊も絶縁隔離板(6)が支持台（５３）に一体的
に形成されているため有効に防止される。分岐回路しや
断器（５１）の底部と支持台（５３）との間を通しての
絶縁破壊を有効に防止しあるいはその危険性を大幅に低
減させるには、第３図に示すように絶縁隔離板(6)の下
縁（６１）の奥行、即ち凹所（５１４）に嵌まる長さ
（）は絶縁破壊を生じやすい分岐導体(4)の端子（４
１）を越えて延びるようにするのが良い。
なお、上述のように、凹所（５１４）の深さを絶縁隔離
板(6)の厚さの半分にすることにより、分岐回路しや断
器(6)は従来と同様、互いに密接して並設することがで
き、装置が大型化することはない。
板(6)の厚さの半分にすることにより、分岐回路しや断
器(6)は従来と同様、互いに密接して並設することがで
き、装置が大型化することはない。
前記実施例において、絶縁隔離板(6)を左右対称とし、
その半分を凹所（５１４）に嵌装するようにしているの
は、第２図において図示の分岐回路しや断器（５１）に
対向して同じ型の別の分岐回路しや断器を配列すること
を意図しているためで、第３図において分岐導体(4)の
端子（４１）が分岐回路しや断器（５１）からはみ出し
ているのもこれを前記の別の分岐回路しや断器に対して
共用するためである。しかし、この考案はこのような二
列配列のものに限定されるものではない。
その半分を凹所（５１４）に嵌装するようにしているの
は、第２図において図示の分岐回路しや断器（５１）に
対向して同じ型の別の分岐回路しや断器を配列すること
を意図しているためで、第３図において分岐導体(4)の
端子（４１）が分岐回路しや断器（５１）からはみ出し
ているのもこれを前記の別の分岐回路しや断器に対して
共用するためである。しかし、この考案はこのような二
列配列のものに限定されるものではない。
なお、前記実施例では絶縁隔離板(6)は支持台（５３）
に一体的に形成したが、第４図に示すように支持台（５
３）に溝（５３１）を形成し、これに嵌装するようにし
ても良いし、第５図に示すように絶縁隔離板(6)と支持
台（５３）とを一体的に形成し、絶縁取付台（５２）に
溝（５２１）を形成し、これに嵌装するようにしても良
い。また、この考案は支持台（５３）がないものにも同
様に適用しうるこというに及ばない。
に一体的に形成したが、第４図に示すように支持台（５
３）に溝（５３１）を形成し、これに嵌装するようにし
ても良いし、第５図に示すように絶縁隔離板(6)と支持
台（５３）とを一体的に形成し、絶縁取付台（５２）に
溝（５２１）を形成し、これに嵌装するようにしても良
い。また、この考案は支持台（５３）がないものにも同
様に適用しうるこというに及ばない。
〔考案の効果〕 以上説明したようにこの考案は絶縁取付台に分岐回路し
や断器の間をしや断しかつ分岐回路しや断器の排気口よ
り外方に突出する絶縁隔離板を設けたので隣接する分岐
回路しや断器間の絶縁破壊を防止しあるいは少なくとも
かかる絶縁破壊の危険性を大幅に低減する効果を奏し、
しかも分岐回路しや断器の側面に絶縁隔離板を嵌装する
凹所を設けたので、絶縁隔離板を設けてもその分だけ装
置が大きくなるということはない。
や断器の間をしや断しかつ分岐回路しや断器の排気口よ
り外方に突出する絶縁隔離板を設けたので隣接する分岐
回路しや断器間の絶縁破壊を防止しあるいは少なくとも
かかる絶縁破壊の危険性を大幅に低減する効果を奏し、
しかも分岐回路しや断器の側面に絶縁隔離板を嵌装する
凹所を設けたので、絶縁隔離板を設けてもその分だけ装
置が大きくなるということはない。
第１図はこの考案の一実施例の断面正面図、第２図は第
１図の実施例における分岐回路しや断器の斜視図、第３
図はこの考案の好ましい形態を説明するための絶縁隔離
板の部分の側面図、第４図および第５図はそれぞれこの
考案の他の実施例の一部分の拡大断面図、第６図は分電
盤の分岐回路しや断器の電気的接続図、第７図は従来の
分岐回路しや断器の斜視図、第８図は従来の分岐回路し
や断器装置の断面正面図である。 図中、(4)は分岐導体、（４１）は分岐導体の端子、
（５１）は分岐回路しや断器、（５１２）は排気口、
（５１３）は側面、（５１４）は凹所、（５２）は絶縁
取付台、（５２１）は溝、（５３）は支持台、（５３
１）は溝、(6)は絶縁隔離板である。 なお、図中同一符号は同一または相当部を示す。
１図の実施例における分岐回路しや断器の斜視図、第３
図はこの考案の好ましい形態を説明するための絶縁隔離
板の部分の側面図、第４図および第５図はそれぞれこの
考案の他の実施例の一部分の拡大断面図、第６図は分電
盤の分岐回路しや断器の電気的接続図、第７図は従来の
分岐回路しや断器の斜視図、第８図は従来の分岐回路し
や断器装置の断面正面図である。 図中、(4)は分岐導体、（４１）は分岐導体の端子、
（５１）は分岐回路しや断器、（５１２）は排気口、
（５１３）は側面、（５１４）は凹所、（５２）は絶縁
取付台、（５２１）は溝、（５３）は支持台、（５３
１）は溝、(6)は絶縁隔離板である。 なお、図中同一符号は同一または相当部を示す。
Claims (6)
- 【請求項１】絶縁取付台上に複数の分岐回路しや断器を
並設した分電盤の分岐回路しや断器装置において、前記
分岐回路しや断器の側面に凹所を設け、前記絶縁取付台
に前記凹所に嵌まると共に隣接する分岐回路しや断器の
間をしや断しかつ分岐回路しや断器の排気口より外方に
突出する絶縁隔離板を設けたことを特徴とする分電盤の
分岐回路しや断器装置。 - 【請求項２】絶縁隔離板を絶縁取付台に一体的に形成し
た実用新案登録請求の範囲第１項記載の分電盤の分岐回
路しや断器装置。 - 【請求項３】絶縁取付台に溝を形成し、この溝に絶縁隔
離板を嵌装した実用新案登録請求の範囲第１項記載の分
電盤の分岐回路しや断器装置。 - 【請求項４】絶縁取付台が分岐回路しや断器を支持する
支持台を有するものにおいて絶縁隔離板を前記支持台と
一体的に形成し、これを前記絶縁取付台に形成した溝に
嵌装した実用新案登録請求の範囲第１項記載の分電盤の
分岐回路しや断器装置。 - 【請求項５】分岐回路しや断器側面の凹所の深さが絶縁
隔離板の厚さの約半分である実用新案登録請求の範囲第
１項記載の分電盤の分岐回路しや断器装置。 - 【請求項６】絶縁隔離板の下縁が分岐回路しや断器の端
子に接続される分岐導体の端子を越えて延びる奥行きを
有する実用新案登録請求の範囲第１項記載の分電盤の分
岐回路しや断器装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985016821U JPH0625853Y2 (ja) | 1985-02-07 | 1985-02-07 | 分電盤の分岐回路しや断器装置 |
| GB8529822A GB2169449B (en) | 1984-12-04 | 1985-12-04 | Power distribution board |
| GB8811022A GB2203289B (en) | 1984-12-04 | 1988-05-10 | Power distribution board |
| US07/196,775 US4825336A (en) | 1984-12-04 | 1988-05-18 | Power distribution board with improved mounting arrangement for circuit interrupters |
| HK375/91A HK37591A (en) | 1984-12-04 | 1991-05-16 | Power distribution board |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985016821U JPH0625853Y2 (ja) | 1985-02-07 | 1985-02-07 | 分電盤の分岐回路しや断器装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61132637U JPS61132637U (ja) | 1986-08-19 |
| JPH0625853Y2 true JPH0625853Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=30503949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985016821U Expired - Lifetime JPH0625853Y2 (ja) | 1984-12-04 | 1985-02-07 | 分電盤の分岐回路しや断器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625853Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5003882B2 (ja) * | 2007-05-18 | 2012-08-15 | Ｎｏｋ株式会社 | トーショナルダンパ |
| JP2012139031A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Tempearl Ind Co Ltd | 住宅用分電盤 |
-
1985
- 1985-02-07 JP JP1985016821U patent/JPH0625853Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61132637U (ja) | 1986-08-19 |
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