JPH066251U - 注出バルブ体及び該注出バルブ体を装着した注出ポンプ付キャップ - Google Patents

注出バルブ体及び該注出バルブ体を装着した注出ポンプ付キャップ

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JPH066251U
JPH066251U JP5134192U JP5134192U JPH066251U JP H066251 U JPH066251 U JP H066251U JP 5134192 U JP5134192 U JP 5134192U JP 5134192 U JP5134192 U JP 5134192U JP H066251 U JPH066251 U JP H066251U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液注出時以外は注出口が自然に密閉されて注
出路への空気の進入を阻止し、残留液の固化及び空気に
よる変質を防止する。 【構成】 筒部先端にテーパー状に複数の注出口36が
開口されその先端に円板34を有するプラグ31と、該
プラグ外周部に嵌合して自然状態でその先端が円板外周
部に密着して注出口36を閉塞し、液注出時に液圧によ
りその先端部が広がり注出口を開放するようにゴムで形
成されたノズル32との組合せからなる注出バルブ体3
0をキャップ本体1に設けた注出ポンプの注出ボタン2
5の注出路26先端に嵌着してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シャンプー等の高粘性液注出用に適する注出バルブ体、及び該注出 バルブ体を装着した注出ポンプ付キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シャンプーやリンス等の高粘性液注出用の注出ポンプ付キャップとして 、剛性の容器に装着し容器ヘッドスペース内への空気の流入が可能になった構造 のものと、容器内への空気の流入を遮断する構造で、柔軟なチューブ状容器等に 装着して内容液の注出に伴なって容器内容積が減少するようになっているものと が知られている。これらの注出ポンプ付キャップのポンプ構造は、一般にシリン ダの下方部に設けられた流入側逆止弁と、シリンダの出口側に設けられた吐出側 逆止弁とを有し、注出路が形成された注出ヘッドを押圧し且つ押圧を解除するこ とによりピストンをシリンダ内で摺動させ、両逆止弁の相互作用でシリンダ内の 計量室を負圧にして計量室内に一定量の内容液を吸い上げ、且つ計量室を加圧し て注出ヘッドの注出路を経て外部に内容液を注出するようになっている。そして 、従来のポンプ構造は、注出ヘッドの注出口から吐出側逆止弁までの間は常時開 放されている状態にある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の注出ポンプは、上記のように計量室から吐出される液をピストンシャフ ト及び注出ヘッドの内部を通って注出口から注出するので注出路が長く、該注出 路に付着して残留する内容液量が多い。しかも注出ヘッド先端の注出口は常時開 放された状態であるから、注出路は大気に開放されている状態にあり、注出路に 残留した粘性の高い内容液が固化して付着してしまう欠点がある。また、従来の 注出ポンプ付キャップは、ポンプ構造が複雑であり、コスト高になる欠点があっ た。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点を解消しようとするものであって、液注出時以外 は注出口が確実に密閉されて注出路への空気の進入を阻止し、残留液の固化及び 空気による変質を防止することができる注出バルブ体を得ることを第1の課題と し、該注出バルブ体を装着してポンプ内部及び容器内への空気の流入を阻止し、 内容液が直接空気に触れるのを阻止し、且つ内容液の減少にともなって容器の内 容積が減少して内容液の残量を極力少なくすることができ、しかもポンプ構造が 簡単でコンパクトな注出ポンプ付キャップを得ることを第2の課題とするもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記第1の課題を本発明の注出バルブ体は、筒部、該筒部先端にテーパー状に 配置されて周方向に複数の注出口が開口された注出口部、該注出口部先端に前記 筒部より小径の円板部が一体に形成されてなるプラグと、ゴム等の弾性材で形成 され、自然状態で前記プラグ外周部に嵌合してその先端が前記円板外周部に密着 して前記注出口を閉塞し、液注出時に液圧によりその先端部が広がり前記注出口 を開放するように形成されたノズルとの組合せからなることを特徴とする技術手 段によって解決できた。
【0006】 また、上記第2の課題を解決する本発明の注出ポンプ付きキャップは、容器口 頸部係合壁を有するキャップ本体と、該キャップ本体に設けられたシリンダ、該 シリンダ壁内周に軸方向摺動自在に嵌合したピストン、及び該ピストンによって 前記シリンダ内に形成される計量室と連通する注出路が内部に形成され前記ピス トンを押圧作動する注出ボタンとで構成される注出ポンプとからなり、前記注出 ボタンの前記注出路出口端部に円筒内壁部を形成し、該円筒内壁部に請求項1の 注出バルブ体が嵌着されていることを特徴とする技術手段によって解決すること ができる。
【0007】 前記注出ポンプ付キャップにおいて、キャップ本体の頂壁に弁孔を形成し、該 弁孔が内方に位置するように前記シリンダが前記キャップ本体頂壁から外方に突 出形成し、前記弁孔上面に該弁孔を開閉するディスク及びディスクホルダーとか らなる流入側逆止弁を設けることによって、より構成が簡単な注出ポンプ付キャ ップを得ることができる。 また、ディスクホルダーが前記キャップ本体の頂壁に固定され、下方端にディ スクの上昇位置を規制するディスク規制面を有し、上方にピストン最上昇位置で 該ピストンの中心部に形成された吐出口に嵌合する径大部が形成されてなる弁棒 を有するように構成することによって、より単純で確実な流入側逆止弁を得るこ とができる。さらに、前記ディスクは前記ディスクホルダーに上下動又は揺動可 能に一体に連結することによって、より確実に流入側逆止弁が作用する。
【0008】
【作用】
注出バルブ体のノズルは、ゴム等の弾性材で形成されているので、自然状態で は注出バルブ体のノズル先端部はプラグの円板部外周に密着しており、注出口を 密閉している。そして、加圧された内容液がプラグの注出口に押し出されるとそ の吐出圧により該注出口をテーパー状に覆っているノズル先端部を押し広げ、円 板部外周とノズル先端内周部との間が環状に開き液は外部に注出される。注出口 部がテーパー状になっているので、ノズルの開閉が容易であり、注出が確実に行 われる。液の注出が終了すると内容液によるノズル先端の加圧がなくなるとノズ ル先端部はその弾性により復元し、流出口を密閉し内部への空気の流入も遮断す る。そして、注出口部先端が密閉されるので、粘度の高い内容液であっても、液 切れが良い。
【0009】 また、該注出バルブ体を装着したポンプ付キャップは、液注出後ボタンの押圧 を解除することによってピストンがバネ力により復帰し、ピストンの復帰に伴っ て計量室内は負圧になり、内容液が計量室内に吸い出され、次の注出に備えられ る。この状態では、注出バルブ体の注出口を密閉されていると共に、弁棒の径大 部はピストンの吐出口に閉塞して計量室を密閉し、計量室内の液が注出路に吐出 することを防止している。したがって、この状態ではポンプ内及び容器内は完全 に密閉されている状態にあり、外気が遮断されて内容液の変質を防ぐことができ ると共に、流出路に付着して残留している液が乾燥することもなく、常に良好な 状態を保てる。 また、該キャップを装着することによって、容器内への空気の流入がなく、負 圧により内容液の減少につれて容器内容積も減少していくので、容器空間は常に 内容液が満杯の状態を維持して内容液の注出を最後まで行うことができ、残留内 容液の無駄を無くすことができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図2は、本考案の注出バルブ体を装着した注出ポンプ付キャップの一実 施例を示している。 図中、1はプラスチックで成形されたキャップ本体であり、容器口頸部に螺合 する螺子が形成された容器口頸部係合壁3と、その外方にスカート壁4とが頂壁 5から下方に形成されている。頂壁5の中央部には弁孔6が形成され、その上方 には該弁孔6を開閉するディスク7が載置されている。そして、弁孔6を中心と して頂壁5の上面からシリンダ壁8が上方に突出して後述するシリンダと共に計 量室9を形成している。10はディスクホルダーであり、頂壁5の上面に形成さ れた環状壁11に嵌着する円筒壁12を有し、該円筒壁頂部から支持片13によ って支持された弁棒14が支持されている。弁棒の下端は弁孔6の中心部上方に 位置しており、液吸上げ時のディスク7の上昇位置を規制するディスク規制面1 5となっており、且つその上端は径大部16となっていて後述するピストン20 が上昇端に位置している場合その天壁21の中心部に形成された吐出口22に嵌 合して該吐出口を閉塞するようになっている。前記ディスク7とディスクホルダ ー10とで容器から計量室に流入のみを許す流入側逆止弁を構成している。 ピストン20は、ゴム等の弾性体で形成され、吐出口22が形成された天壁2 1から垂下してシリンダ壁8の内周面に摺接するスカート壁23を有し、天壁2 1とキャップ本体の頂壁5との間にスプリング24によって、上昇方向に付勢さ れている。
【0011】 25は内部に注出路26が形成されている注出ボタンであり、上記ピストン2 0をスプリング24に抗して押下することができるように配置されている。27 は注出ボタン25の外周部に形成された案内用の円筒外壁であり、キャップ本体 の頂壁に形成された円筒外壁17の内周面に摺動自在に嵌合され、その下端外周 部に形成された係合突部と円筒外壁17の内周上端部に形成された係合突部とが 係合することによって上昇位置が規制され、キャップ本体からの離脱が防止され る。28は注出路26を形成する円筒内壁であり、その下端がピストン20の天 壁21の上面と当接している。注出ボタン25の注出路26の出口端部には、後 述する注出バルブ体30を嵌着する円筒内面を有する注出バルブ体嵌着溝29が 形成されている。
【0012】 注出バルブ体30は、プラグ31とノズル32の組合せから構成されている。 プラグ31は、図1に示すように注出バルブ体嵌着溝29の内周面との間にノズ ル32が嵌合する間隙を有して嵌合する筒部33を有し、該筒部先端にテーパー 状に配置されて周方向に複数の注出口36が開口された注出口部37が形成され 、さらに該注出口部先端に筒部33の外径より小径の円板部34が一体に形成さ れている。ノズル32は、ゴム等の弾性材で形成され、自然状態で前記プラグ3 1の外周部に嵌合して密着するように形成され、前記注出口36を密封している 状態にある。
【0013】 本実施例の注出バルブ体及び該注出バルブ体を装着したポンプ付キャップは、 以上のように構成され、内容積が変化できる容器40の口頸部に螺合され、該容 器に充填されたリンス等粘性の高い内容液の定量注出用キャップとして適用され る。図1は、計量室9に内容液が貯留されている自然状態でのポンプの状態を示 している。この状態では、注出バルブ体30のノズル先端部はプラグ31の円板 部外周部に密着しており、注出口36を密閉している。また、弁棒14の径大部 15はピストンの天壁21に形成されている吐出口22に嵌合して計量室9を密 閉し、計量室内の液が注出路に吐出することを防止している。したがって、この 状態ではポンプ内及び容器内は完全に密閉されている状態にあり、外気が遮断さ れて内容液の変質を防ぐことができると共に、流出路に付着して残留している液 が乾燥することもなく、常に良好な状態を保てる。
【0014】 この状態からボタン25をスプリング24に抗して押圧してピストン20を下 降させることによって、弁棒の径大部16が吐出口22から抜けて開放すると共 に、弁孔6はディスク7で閉鎖されているのでピストンが内容液を加圧し、内容 液は吐出口22から注出路26を通ってプラグ31内に押し出される。加圧され た内容液はプラグの注出口部に形成されている注出口36を通ってその吐出圧に より該注出口をテーパー状に覆っているノズル先端部を押し広げ、図2及び図3 (b)に示すように円板部外周とノズル先端内周部との間が環状に開き液は外部 に注出される。液の注出が終了すると内容液によるノズル先端の加圧がなくなり 、ノズル先端部はその弾性により復元し、流出口を密閉する。
【0015】 内容液の注出が終わりボタン25を押し下げた状態(図2の状態)から押圧を 解除するとスプリング24によりピストン20は上昇する。その際、注出口は密 閉されている状態であるから計量室9は容積増大分だけ負圧になり、ディスク6 が吸い上げられて弁孔6が開口し、容器内の粘性液が吸引されて計量室内に所定 量の内容液が吸い上げられる。一方、容器内には外部からの空気の流入がないた め、内容液の減少にともなって容器はしぼむのでヘッドスペースは発生しない。 この状態から、再びボタンを押圧することによって、前記のように計量室から内 容液が吐出して、注出バルブ体から注出される。このようにして、内容液の注出 を繰り返して内容液の減少につれて、その減少分容器内容積も減少していくので 、内容液の注出を最後まで行うことができ、容器内の残留内容液を非常に少なく することができ、無駄を無くすことができる。
【0016】 図3及び図4は、本考案の他の実施例であり、本実施例では、前記実施例のも のと比較して流入側逆止弁のディスク及び弁棒の構造を変えて両者を一体構造に しているが、その他の基本的構造は前記実施例と同様であるので、同様な部材は 同一符号を付し、詳細な説明は省略する。 本実施例における流入側逆止弁44は、その詳細を図6に示すように、ディス クホルダー45の円筒壁46の内周部に図6(b)に示すように遊びを有してバ ネ効果を持たせるようにした複数個の薄肉連結片47によってディスク48を支 持している。従って、この実施例によればディスクは、計量室の負圧になった場 合は薄肉連結片の遊びにより上昇して吐出口を開口することができるが、ボタン の復帰が終了すると連結片の弾性によりより効果的に復帰し、吐出口を閉塞する ことができる。そして、ディスクは横方向への遊動が薄肉連結片47によって規 制されるので、弁孔の開閉がより確実に行なわれる。また、本実施例では弁棒4 9の径大部50は吐出口の上面外周部に接触することによって、吐出口を密封す るようにしているが、もちろん前記実施例と同様に構成しても良い。
【0017】 なお、上記実施例ではディスクを遊びを有する複数個の薄肉連結片でディスク ホルダーの円筒壁に連結支持しているが、図7に示す流入側逆止弁51のように 、ディスク52をディスクホルダー53の円筒壁54に1個の連結片55のみで 保持し、ディスクは連結片をヒンジとして弁孔を開閉できるようにすることも可 能である。 以上、本考案の一実施例を示したが、本考案の注出バルブ体が装着できるキャ ップは、上記のような構造のものに限らず、ポンプ作用により内容液を注出する ものであれば、種々の形式のポンプ付キャップに適用することができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、次のような格別の効果を奏する。 注出バルブ体は、液注出時以外は弾性により密着して注出口を封止しているの で、注出路内に残留している液や計量室内の液が外部の空気と接触するのを防止 し、固化や変質を防止することができる。そして、注出が終了すると直ちに注出 口部先端が密閉されるので、液切れが良い。 請求項2記載の注出ポンプ付キャップによれば、さらに容器内には外部からの 空気の流入がないため、内容液の減少にともなうヘッドスペースは発生がなく、 容器内容積も減少していくので、内容液の注出を最後まで行うことができ、容器 内の残留内容液を非常に少なくすることができ、無駄を無くすことができる。 請求項3〜5の構成によれば、ポンプ構造特に計量室の弁孔及び吐出口を開閉 する弁構造が簡単であり、且つ確実に開閉することができる。 請求項4の構成によれば、さらに輸送中等不使用状態では弁棒の径大部がピス トンの吐出口を閉塞して計量室を密閉し、計量室内の液が注出路に吐出すること を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る注出バルブ体を装着した
ポンプ付キャップを容器に装着した状態での横断面図で
ある。
【図2】図1の注出ポンプ付キャップの液注出状態での
横断面図である。
【図3】(a)は図1の状態(自然状態)での注出バル
ブ体の正面図、(b)は図2の状態(注出状態)での注
出バルブ体の正面図である。
【図4】他の実施例に係るポンプ付キャップを容器に装
着した状態での横断面図である。
【図5】図4の注出ポンプ付キャップの液注出状態での
横断面図である。
【図6】図4の実施例における流入側逆止弁を示し、
(a)はその平面図、(b)はその底面図、(c)は
(a)のA−A断面図である。
【図7】流入側逆止弁の他の実施例を示し、(a)はそ
の平面図、(b)はその底面図である。
【符号の説明】
1 キャップ本体 3 容
器口頸部係合壁 4 スカート壁 6 弁
孔 7、48、50 ディスク、 8 シ
リンダ壁 9 計量室 10、45、53 デ
ィスクホルダー 14 弁棒 16
径大部 20 ピストン 22
吐出口 25 注出ボタン 26
注出路 30 注出バルブ体 31
プラグ 32 ノズル 33
筒部 34 円板 35
注出口部 36 注出口 40
容器 44、51 流入側逆止弁 47
薄肉連結片 55 連結片

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒部、該筒部先端にテーパー状に配置さ
    れて周方向に複数の注出口が開口された注出口部、該注
    出口部先端に前記筒部より小径の円板部が一体に形成さ
    れてなるプラグと、ゴム等の弾性材で形成され、自然状
    態で前記プラグ外周部に嵌合して密着して前記注出口を
    閉塞し、液注出時に液圧によりその先端部が広がり前記
    注出口を開放するように形成されたノズルとの組合せか
    らなることを特徴とする注出バルブ体。
  2. 【請求項2】 容器口頸部係合壁を有するキャップ本体
    と、該キャップ本体に設けられたシリンダ、該シリンダ
    壁内周に軸方向摺動自在に嵌合したピストン、及び該ピ
    ストンによって前記シリンダ内に形成される計量室と連
    通する注出路が内部に形成され前記ピストンを押圧作動
    する注出ボタンとで構成される注出ポンプとからなり、
    前記注出ボタンの前記注出路出口端部に円筒内壁部を形
    成し、該円筒内壁部に請求項1の注出バルブ体が嵌着さ
    れていることを特徴とする注出ポンプ付キャップ。
  3. 【請求項3】 前記キャップ本体の頂壁には弁孔が形成
    され、該弁孔が内方に位置するように前記シリンダが前
    記キャップ本体頂壁から外方に突出形成され、前記弁孔
    上面に該弁孔を開閉するディスク及びディスクホルダー
    とからなる流入側逆止弁が設けられていることを特徴と
    する請求項2の注出ポンプ付キャップ。
  4. 【請求項4】 前記ディスクホルダーは、前記頂壁に固
    定され、下方端に前記ディスクの上昇位置を規制するデ
    ィスク規制面を有し、上方にピストン最上昇位置で該ピ
    ストンの中心部に形成された吐出口を閉塞する径大部が
    形成されてなる弁棒を有することを特徴とする請求項3
    の注出ポンプ付キャップ。
  5. 【請求項5】 前記ディスクは前記ディスクホルダーに
    上下動又は揺動可能に一体に連結されていることを特徴
    とする請求項3または4の注出ポンプ付きキャップ。
JP1992051341U 1992-06-30 1992-06-30 注出ポンプ付キャップ Expired - Lifetime JPH0739816Y2 (ja)

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