JPH0661832U - ロータリ・パーツフィーダ - Google Patents

ロータリ・パーツフィーダ

Info

Publication number
JPH0661832U
JPH0661832U JP645293U JP645293U JPH0661832U JP H0661832 U JPH0661832 U JP H0661832U JP 645293 U JP645293 U JP 645293U JP 645293 U JP645293 U JP 645293U JP H0661832 U JPH0661832 U JP H0661832U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
component
parts feeder
flange portion
rotary parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP645293U
Other languages
English (en)
Inventor
輝雄 長
拓巳 井上
Original Assignee
神鋼電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
Priority to JP645293U priority Critical patent/JPH0661832U/ja
Publication of JPH0661832U publication Critical patent/JPH0661832U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)
  • Jigging Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 構造が簡単で重量及び高さが小なるロータリ
・パーツフィーダを提供すること。 [構成] ほぼ逆円錐形状の回転体51を超音波モータ
駆動部Mにより回転駆動する。部品mは遠心力で部品ガ
イド部材57の面に沿って移送され、フランジ部51a
においても遠心力を受けるが、側壁形成部材58に押圧
されながら移送され、ベルトコンベヤBへと1個宛供給
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は部品を一個宛次工程に供給するためのロータリ・パーツフィーダに関 する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
図3は従来例のロータリ・パーツフィーダを示すが、全体として1で示され、 ボウル状の回転体2の底壁部はベアリング10により支持されており、これはモ ータ8の回転力をベルト9により図4で示すb方向に回転駆動される。
【0003】 回転体2の底壁部の中心部には開口2bが形成されており、これにシャフト3 が挿通しており、この先端部には取付け部材5により円板4が固定されている。 又、円板4はモータ6によりカップリング7を介して図4においてa方向に回転 するように構成されている。回転体(以下、ボウルと呼ぶ。)2の外周にはフラ ンジ部2aが形成されており、これが図4に示すようにb方向に回転するのであ るが、この内周縁部にはワイヤー12がトラック形成材として貼着されており、 この外周縁部には側壁部11が部材13を介して静止部に取り付けられている。 従来例のロータリ・パーツフィーダ1は以上のように構成されるが、次にその作 用について説明する。円板4上には多数の部品mが収容されているのであるが、 このa方向における第1の回転速度により遠心力を受けて、この円板4の上端縁 部からこの外周に配設されているボウル2のフランジ部2a上に載り移る。更に 部品mは第2の回転速度でb方向に回転しているボウル2の回転とともに、且つ ワイヤー12及び側壁部11により画成されるトラックの延在方向に規制されて 搬送される。このトラックの排出端部にはベルトコンベヤ15が配設されており 、ベルト部16に載って図4に示されるc方向に移送され、次工程に一個宛供給 される。従来例のロータリ・バーツフィーダ1は以上のように構成されているの であるが、図3からも明らかなようにボウル2の下方には2つのモータ6、8が 配設され、又これらの回転力を円板4及びボウル2に伝達するための機構が配設 されなければならないので、ボウル2の下方には以上のような複雑な機構のみな らず、これらが相当な高さを必要とするために装置全体の高さを大とし、且つモ ータ6、8を備えているので、このロータリ・パーツフィーダ1全体の重量が大 きくなり、その取り扱いは不便であった。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は上述の考案に鑑みてなされ、ボウル、すなわち回転体の下方の構造を 簡素なものとし、また重量を大巾に軽減させることのできるロータリ・パーツフ ィーダを提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
以上の目的は、上端部に水平なフランジ部と、ほぼ逆円錐形状で多数の部品を 収容する部品受部とを備え、その中心軸のまわりに回転可能に支持された回転体 と、該回転体を回転駆動する超音波モータ駆動部と、前記フランジ部の外周縁部 に近接して配設された弧状の側壁部と、前記部品受部の内壁に近接して配設され 、静止部に固定された弧状の部品ガイド部材とから成るロータリ・パーツフィー ダによって達成される。
【0006】
【作用】
部品受部に収容された部品は、この部品受部の回転によりこの内壁面に沿って 径外方向に上昇するが、このときこれに近接して配設された部品ガイド部材に当 接しながら移動しフランジ部に載る。又、このフランジ部も回転しており、部品 は遠心力を径外方向に受けるが、側壁部に案内されて次工程へと一個宛導かれる 。
【0007】
【実施例】
以下、本考案のロータリ・パーツフィーダについて図面を参照して説明する。 尚、本考案によれば超音波モータの回転駆動部を採用しているので、この原理に つき図5を参照して簡単に説明する。超音波モータは圧電素子、弾性体、動体の 3要素から構成されており、圧電素子から発生する超音波振動で弾性体を励振す ると、弾性体は固有の振動数で振動し、その振動波が弾性体を連続的に進行する 。この時の弾性体表面上の質点は楕円運動となり、ちょうど波が物体を運ぶよう に動体は推力を受け、回転する。
【0008】 このような方式で圧電素子と弾性体をはり合わせ、リング状にすれば「回転型 超音波モータ」、直線状にすれば「リニア型超音波モータ」となる。また、印加 電圧と電流の向きを換えることにより、回転の正逆の切換も簡単に行える。
【0009】 超音波モータには「定在波型」と「進行波型」がある。定在波型は超音波振動 を駆動エネルギー源として、振動片などにより動体の一部を突くことで、動体を 動かす方式である。この方式は変換効率を大きくすることはできるが、動体の移 動方向が一定になること、それから接触点が同一箇所になるため、その箇所の摩 耗が激しくなり耐久性にすぐれない。一方、進行波型は圧電素子を弾性体にはり 合わせることにより弾性体に起こる縦波と横波の合成された進行波で動体を動か す方式である。この方式は定在波型に比べ現状では変換効率は低くなっているが 、回転の正逆の切換が簡単であることや摩耗が少ないため、耐久性にすぐれてい る。
【0010】 図1において、ロータリ・パーツフィーダの全体は50で示されており、すり ばち形状の回転体51は合成樹脂でなり、その中央部は陣笠状に突起した受部5 1cとして形成され、この部分で支柱52上にベアリング54を介して回転自在 に支持されている。すなわち、支柱52の上端部に固定した支軸53がベアリン グ54のインナーレースに固定され、このアウターレースが回転体51に固定さ れている。
【0011】 回転体51の上端部はフランジ部51aとして形成され、これは水平であるが この径外方縁部に近接して環状の側壁形成部材58がリング状の支柱59にボル ト60により固定されている。又、リング状の支柱59上には環状の超音波モー タ駆動部Mが配設され、回転体51のフランジ部51aに当接している。超音波 モータ駆動部Mは電線64で接続されている圧電素子駆動部55から高周波電力 が供給されるように構成されている。又、回転体51はその部品受部51bによ り多量の部品mを収容するように構成されており、この部品受部51bの内壁面 に近接して(図1では当接しているように記載しているが、実際には僅かな隙間 を開けている。)部品ガイド部材57が支持部56を介して静止部Sに固定され ている。フランジ部51aは図2で示されるようにd方向に回転しているのであ るが、この一部でベルトコンベヤBが接続されている。又、ベルトコンベヤBの トラック上には、一対のトラック画成部材66、67が形成されている。
【0012】 本考案の実施例は以上のように構成されているが、次にその作用について説明 する。
【0013】 図5及び上述した超音波モータの原理に基づいて、回転体51は超音波モータ 駆動部Mによりf方向に回転するのであるが、回転体51内に収容されている部 品mは遠心力を受け、その部品受部51bの内周壁面に沿って上方へと移動する が、部品ガイド部材57が図2に示すように、部品受部51bの内周壁面に近接 して弧状に形成されており、部品mはこの壁面に当接しながらg方向に沿って径 外方へと移送され、ガイド部材57の上端部57aからフランジ部51aへと転 送される。フランジ部51aに至った部品mは、ここでも遠心力を受けるが側壁 形成部材58により規制されて、部品mはd方向に沿って移送される。尚、かり に部品mが径内方向に向かう力を、例えば相前後する部品mにより押されて受け たとしても、フランジ部51aの内側縁部に取り付けられたワイヤー61により 回転体51内に戻されることなく再び側壁形成部材58の内周壁面に沿って移送 されるようになっている。更に部品mは、回転体51のフランジ部51aとベル トコンベヤBとの接続部に至ると、ベルトコンベヤBのトラック上に形成された トラック画成部材66、67にガイドされて、ベルトコンベヤBへと転送される 。ベルトコンベヤBでは、そのベルト65上を部品mは移送され、次工程へ1個 宛供給される。
【0014】 以上、本考案の実施例について説明したが、勿論、本考案はこれに限定される ことなく、本考案の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0015】 例えば、以上の実施例では部品ガイド部材57は図2に示すように構成されて いるが、このようなガイド部材57を複数個、近接して設けるようにしても良い 。この場合には、これらの端部からフランジ部51aに転送される部分は複数箇 所となるが、問題なくベルトコンベヤB上に1個宛転送することが可能である。
【0016】 又、以上の実施例では超音波モータ駆動部Mは完全なリング状として構成され ているが、これを分割してM1 、M2 、・・・・として構成するようにしてもよ い。例えば4個の超音波モータ駆動部を90度間隔で配設してもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によるロータリ・パーツフィーダによれば、駆動部 の構造が簡単で、全体の重量を軽減し且つその高さを小とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるロータリ・パーツフィー
ダの側断面図である。
【図2】本考案の実施例による同平面図である。
【図3】従来例のロータリ・パーツフィーダの側断面図
である。
【図4】従来例の同平面図である。
【図5】超音波モータの原理を説明するための模式図で
ある。
【符号の説明】
51 回転体 57 部品ガイド部材 M 超音波モータ駆動部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部に水平なフランジ部と、ほぼ逆円
    錐形状で多数の部品を収容する部品受部とを備え、その
    中心軸のまわりに回転可能に支持された回転体と、該回
    転体を回転駆動する超音波モータ駆動部と、前記フラン
    ジ部の外周縁部に近接して配設された弧状の側壁部と、
    前記部品受部の内壁に近接して配設され、静止部に固定
    された弧状の部品ガイド部材とから成るロータリ・パー
    ツフィーダ。
JP645293U 1993-01-29 1993-01-29 ロータリ・パーツフィーダ Pending JPH0661832U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP645293U JPH0661832U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ロータリ・パーツフィーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP645293U JPH0661832U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ロータリ・パーツフィーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0661832U true JPH0661832U (ja) 1994-09-02

Family

ID=11638824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP645293U Pending JPH0661832U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ロータリ・パーツフィーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0661832U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018128133A1 (ja) 2017-01-04 2018-07-12 株式会社トーショー 薬剤フィーダ
US10486889B2 (en) 2013-07-25 2019-11-26 Tosho, Inc. Drug feeder
CN111747039A (zh) * 2019-03-27 2020-10-09 昕芙旎雅有限公司 工件搬运装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10486889B2 (en) 2013-07-25 2019-11-26 Tosho, Inc. Drug feeder
WO2018128133A1 (ja) 2017-01-04 2018-07-12 株式会社トーショー 薬剤フィーダ
US10828238B2 (en) 2017-01-04 2020-11-10 Tosho, Inc. Drug feeder
CN111747039A (zh) * 2019-03-27 2020-10-09 昕芙旎雅有限公司 工件搬运装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60180452A (ja) 電動機
JPS59117473A (ja) 振動波モ−タ
WO1987005166A1 (en) Ultrasonic motor
JPH0241677A (ja) 超音波モータ
JP2004519984A (ja) 圧電駆動装置
JPH0661832U (ja) ロータリ・パーツフィーダ
US3788449A (en) Novel vibratory conveyor
JPH0661833U (ja) ロータリ・パーツフィーダ
JPH0661837U (ja) ロ−タリ・パーツフィーダ
JPH0744853B2 (ja) 表面波モ−タ
KR0178735B1 (ko) 2이상의 회전수를 갖는 초음파모터
JPH04340382A (ja) 超音波モータ
JPS6122778A (ja) 圧電モ−タ
JPS6185076A (ja) 振動波リングモ−タ−
JPS61191278A (ja) 超音波モ−タ
JP2663164B2 (ja) 超音波モータ
JP2625691B2 (ja) 超音波モータ
JPS60183981A (ja) 超音波モ−タ
JPS61116978A (ja) 超音波駆動モ−タ
JPS62126873A (ja) 圧電モ−タ
JPH0744849B2 (ja) 超音波モータ
KR200149142Y1 (ko) 2중구조의 초음파 모터
JPS59204479A (ja) 超音波モーター
JPS6455081A (en) Piezo-electric motor
JPS63257473A (ja) 超音波モ−タ