JPH0660217U - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JPH0660217U
JPH0660217U JP138593U JP138593U JPH0660217U JP H0660217 U JPH0660217 U JP H0660217U JP 138593 U JP138593 U JP 138593U JP 138593 U JP138593 U JP 138593U JP H0660217 U JPH0660217 U JP H0660217U
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晃一 正田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分電盤に奥行きの深いボックスを使用して
も、内器の固定作業が容易にできる分電盤の提供 【構成】 ボックス10の底部11に設けられた雄螺子15を
有する4つの支持部材13と、ブレーカ22を含む内器21を
搭載して支持部材に支持されるフレーム20との間に、支
持部材に固定される固定部31とフレームを当接支持する
支持部32と雄螺子と非同軸的に位置して支持部より突出
する固定用螺子部33とを有したフレーム固定部材30を介
在させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ボックスの底部に設けられた支持部材にブレーカ等の内器を搭載し たフレームを固定する分電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、分電盤は他の制御盤等と並設されることがあるが、美観を損なわなく するために、ボックスの奥行き等を同一寸法とする必要がある。しかし、ボック スの奥行きを深くすれば、ブレーカ等の内器を取着する位置も深くなり、もって ボックスとボックスの開口を塞ぐ扉との間に介在する中蓋からブレーカのハンド ルを突出させることができない。このため、ボックスの奥行きが深くなった場合 には、ブレーカ等の内器をボックスの底部からある程度持ち上げる必要がある。
【0003】 そこで、分電盤に奥行きの深いボックス10を使用した場合には、図7に示すよ うに、フレーム20と内器21との間に内器支持部材40を介挿させて内器21を底部11 から持ち上げて固定する。この内器支持部材40は、図8に示すように、固定螺子 41が挿通するための複数の挿通孔45が形成された上下水平片42,43 とこの上下水 平片42,43 を連結する垂直片44にて角筒状に形成されている。
【0004】 このボックス10に内器21を固定するには、先ず、ボックス10の底部11に固定さ れたフレーム20の螺子孔26に、内器支持部材40の螺子孔45と内器21の挿通孔23a とを重合させる。次に、挿通孔23a から螺子孔26に固定螺子41を螺合させること によって行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかして、上述した分電盤にあっては、分電盤に奥行きの深いボックスを使用 した場合に、フレームと内器との間に内器支持部材を介挿させて内器を底部から 持ち上げて固定しているので、フレームから全ての内器を外した後、フレームと 内器との間に内器支持部材を介挿させる必要があり、内器の固定作業が煩わしい という問題があった。
【0006】 本考案は、上記問題点に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、分 電盤に奥行きの深いボックスを使用したときでも、内器の固定作業が容易にでき る分電盤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、請求項1記載の分電盤は、雄螺子を有する複数 の支持部材を設けた底部及びその四周から立設した側部を有するボックスと、ブ レーカを含む内器を搭載して支持部材に支持されるフレームと、を備えた分電盤 において、前記フレームを底部から所定間隔を有して位置させるフレーム固定部 材を、底部とフレームとの間に介在させた構成としてある。
【0008】 請求項2記載の分電盤は、請求項1のもののフレーム固定部材は、雄螺子が挿 通した状態で支持部材に固定される固定部と、フレームを当接支持する支持部と 、雄螺子と非同軸的に位置して支持部より突出する固定用螺子部と、を有してな り、フレームを固定用螺子部に嵌挿して支持部に当接させ、その状態で固定用螺 子部にナットを螺合した構成としてある。
【0009】 請求項3記載の分電盤は、請求項2のもの固定用螺子部は、六角形状を有する 頭部と螺子部よりなるボルトとし、前記固定部と支持部は所定間隔をおいて平行 に位置する第1及び第2水平片により形成し、しかも第2水平片は、螺子部が遊 合しかつボルトがフレームの長手方向に移動可能な長孔を有し、さらに第1及び 第2水平片の少なくとも一方から頭部の回動を規制する回動規制部を連設した構 成としてある。
【0010】 請求項4記載の分電盤は、請求項3のものの第2水平片の長孔は、その一部に ボルトの頭部が嵌入される大径部を形成してなる構成としてある。
【0011】 請求項5記載の分電盤は、請求項2乃至請求項4記載のものの固定部は、フレ ームの長手方向に雄螺子が挿通される挿通孔を複数個並設してなる構成としてあ る。
【0012】
【作用】
請求項1記載の構成によれば、フレームをボックスの底部に固定すると、フレ ームに搭載された内器全体が底部から所定間隔を有して離れる。
【0013】 請求項2記載の構成によれば、請求項1記載の作用に加え、フレーム固定部材 をボックスの固定する螺子とフレーム固定部材にフレームを固定する螺子とを別 々にすることができる。
【0014】 請求項3記載の構成によれば、請求項2記載の作用に加え、フレームの長手方 向に設けられた長孔内にて頭部を回動させることなくボルトを移動できる。
【0015】 請求項4記載の構成によれば、請求項3記載の作用に加え、ボルトの頭部を大 径部から長孔に嵌入することができる。
【0016】 請求項5記載の構成によれば、請求項2乃至請求項4記載の作用に加え、フレ ーム固定部材に固定するフレームの長手方向の位置を変えることができる。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。なお、従来例と 基本的機能が同様な部材には同じ符号を付している。
【0018】 10はボックスで、雄螺子15を有する4つの支持部材13を設けた底部11及びその 四周から立設した側部12を有して、一面に開口を備えた箱状に形成さている。支 持部材13は、断面大略凸状に形成され底部11に溶接等の方法にて固着するととも に、上面に大径部及び2つの小径部を有する支持部材本体14と、この大径部から 嵌入し小径部にて頭部の回動が規制される雄螺子15とから構成されている。
【0019】 20はフレームで、図1に示すように、ブレーカ22を含む内器21を搭載して支持 部材13に支持される。内器21は、ブレーカ22とブレーカ22を固定するブレーカ固 定部材23とを有している。ブレーカ固定部材23には、フレーム20に固定するため の螺子孔23a が形成されている。このフレーム20は、鉄板等で断面大略逆凹状に 形成され、その上面の長手方向両端に、後述するフレーム固定部材に固定するた めの通孔24及び切溝25を形成するとともに、この通孔24及び切溝25間に、内器21 を固定するための螺子孔26を形成している。
【0020】 30はフレーム固定部材で、鉄板等で側面視を凸状に形成し、雄螺子15が挿通し た状態で支持部材13に固定される固定部31(第1水平片)と、フレーム20を当接 支持する支持部32(第2水平片)と、雄螺子15と非同軸的に位置して支持部32よ り突出する固定用螺子部33(ボルト)とを有し、フレーム20を底部11から所定間 隔を有して位置させるよう、底部11とフレーム20との間に介在させている。この 固定部31及び支持部32とは、回動を規制する回動規制部34にて連設されている。 なお、ここで記述する所定間隔というのは、底部とボックスの開口を塞ぐ扉との 間に介在する中蓋からブレーカのハンドルが突出できる位置に、内器を底部から 離す間隔のことである。
【0021】 固定部31は、フレーム20の長手方向に雄螺子15が挿通される挿通孔35が複数個 並設されている。支持部32は、後述する固定用螺子部33の螺子部が遊合しかつ固 定用螺子部33がフレーム20の長手方向に移動可能な長孔36を形成している。長孔 36は、その中央に固定用螺子部33の頭部が嵌入される大径部36a を形成するとと もに、両端に固定用螺子部33の頭部が係止される小径部36b を形成している。固 定用螺子部33は、六角形状を有する頭部37と長孔36から突出しナット39に螺合す る螺子部38とを有している。
【0022】 このボックス10に内器20を固定するには、先ず、支持部材13の雄螺子15にフレ ーム固定部材30の挿通孔35を挿通させた状態でナットを螺合させてフレーム固定 部材30を固定する。次に、長孔36の大径部36a から固定用螺子部33の頭部37を嵌 入し小径部36b に移動させて固定用螺子部33を装着する。次に、固定用螺子部33 の螺子部37をフレーム20の通孔24及び切溝25に挿通させた状態でナット39を螺合 させてフレーム20を固定する。次に、ブレーカ固定部材23の両端の螺子孔23a を フレーム20の螺子孔26に重合させた状態で、固定螺子(図示せず)をブレーカ固 定部材23の上面からフレーム20に螺合させることとによって行う。
【0023】 なお、フレーム固定部材は4つとは限らず、フレームの長手方向の長さに応じ て適宜数を増やすとよい。また、フレーム固定部材の高さは、ボックスの奥行き に応じて適宜設計すればよい。
【0024】 また、本実施例によれば、固定用螺子部は長孔から嵌入させて装着しているが 、フレームを固定し得るよう螺子部が突出して支持部に固設されていてもよい。 さらに、長孔に大径部を形成せず、支持部と固定部との間に固定用螺子部を移動 自在に装着したものであれば、固定用螺子部が紛失する恐れがなくなる。
【0025】
【考案の効果】
請求項1記載の分電盤によれば、フレームをボックスの底部に固定すると、フ レームに搭載された内器全体が底部から所定間隔でもって離れるので、内器支持 部材を使用することなく固定でき、もって内器の固定作業が容易なものとなる。
【0026】 請求項2記載の分電盤によれば、フレーム固定部材をボックスの固定する螺子 とフレーム固定部材にフレームを固定する螺子とを別々にすることができ、請求 項1記載の効果に加え、ボックスにフレーム固定部材を固定した後、フレーム固 定部材にフレームを固定することができ、更に内器の固定作業が容易なものとな る。
【0027】 請求項3記載の分電盤によれば、フレームの長手方向に設けられた長孔内にて 頭部を回動させることなくボルトを移動でき、請求項2記載の効果に加え、フレ ームを固定するときフレームの長手方向の微妙な調整ができ、フレームの固定作 業が容易なものとなる。
【0028】 請求項4記載の分電盤によれば、ボルトの頭部を大径部から長孔に嵌入するこ とができ、請求項3記載の効果に加え、ボルトを別体に形成することができ、フ レーム固定部材の製造が容易なものとなる。
【0029】 請求項5記載の分電盤によれば、フレーム固定部材に固定するフレームの長手 方向の位置を変えることができ、請求項2乃至請求項4記載の効果に加え、長手 方向の長さが異なるフレームでも固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1のもののフレーム固定部材を示す拡大正面
図である。
【図3】図2のものの上断面図である。
【図4】図1のもののフレーム固定部材を示す正面図で
ある。
【図5】図4のものの上面図である。
【図6】図1のもののフレームをボックスに固定する方
法を示す分解斜視図である。
【図7】従来の内器をボックスに固定する方法を示す説
明図である。
【図8】図7のものの内器固定部材の斜視図である。
【符号の説明】
10 ボックス 11 底部 12 側部 13 雄螺子 15 支持部材 20 フレーム 21 内器 22 ブレーカ 30 フレーム固定部材 31 固定部(第1水平片) 32 支持部(第2水平片) 33 固定用螺子部(ボルト) 34 回動規制部 35 挿通孔 36 長孔 36a 大径部 37 頭部 38 螺子部 39 ナット

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄螺子を有する複数の支持部材を設けた
    底部及びその四周から立設した側部を有するボックス
    と、ブレーカを含む内器を搭載して支持部材に支持され
    るフレームと、を備えた分電盤において、 前記フレームを底部から所定間隔を有して位置させるフ
    レーム固定部材を、底部とフレームとの間に介在させて
    なる分電盤。
  2. 【請求項2】 前記フレーム固定部材は、雄螺子が挿通
    した状態で支持部材に固定される固定部と、フレームを
    当接支持する支持部と、雄螺子と非同軸的に位置して支
    持部より突出する固定用螺子部と、を有してなり、フレ
    ームを固定用螺子部に嵌挿して支持部に当接させ、その
    状態で固定用螺子部にナットを螺合してなる請求項1記
    載の分電盤。
  3. 【請求項3】 前記固定用螺子部は、六角形状を有する
    頭部と螺子部よりなるボルトとし、前記固定部と支持部
    は所定間隔をおいて平行に位置する第1及び第2水平片
    により形成し、しかも第2水平片は、螺子部が遊合しか
    つボルトがフレームの長手方向に移動可能な長孔を有
    し、さらに第1及び第2水平片の少なくとも一方から頭
    部の回動を規制する回動規制部を連設してなる請求項2
    記載の分電盤。
  4. 【請求項4】 前記第2水平片の長孔は、その一部にボ
    ルトの頭部が嵌入される大径部を形成してなる請求項3
    記載の分電盤。
  5. 【請求項5】 前記固定部は、フレームの長手方向に雄
    螺子が挿通される挿通孔を複数個並設してなる請求項2
    乃至請求項4記載の分電盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438983B1 (ko) * 2002-01-25 2004-07-03 엘지산전 주식회사 철재 분전반의 분기회로구조
JP2014014236A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Panasonic Corp 分電盤の内器用取付部材、分電盤の調整部材、分電盤の筐体、分電盤、及びそれを用いた分電盤システム
KR20160087789A (ko) * 2016-07-11 2016-07-22 이선영 내진장치를 구비하고 수평조절이 용이한 배전반

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